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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。


テレビ番組「ピン子と壽賀子の北極ふたり旅」

 2009年7月25日放送。橋田壽賀子、泉ピン子さんが旅した。2003年は北欧(ノルウェー、デンマーク、スコットランド)、2005年はカナダとニューヨーク、2007年東欧(トルコ、クロアチア、バルセロナ)。今回は北極点。TBS製作。

●ヘルシンキ
 フランクフルトから到着。6年ぶりの市場は懐かしい。

●ロシアのムルマンスク港
 北極圏に位置する世界で最大の都市。夜11時でも明るい。船はクォーク・エクスペディション社の「50 years of victory 」号で世界最大・最新・最強の破氷船。本来撮影禁止の軍港だが、「おしん」の作家が!と言ったら特別に許可が出た。ロシアでも有名らしい。
http://www.quarkexpeditions.com/japanese

●クルーズ
 まず船からプレゼントはごつい防寒ジャケットのパルカ?。2日目にスタッフと乗客みんな揃っての自己紹介。1週間の共同生活。ピン子さんは台湾の人にもてていた。「おしん」のママだったかららしい。
 緊急時の避難方法の説明。緊急避難ボート「ゾディアック」に乗る避難訓練もした。また毎日講義が行なわれる。同時通訳もあります。この日は北極点への到達の歴史でした。翌日は北極圏の鳥。実は今回のツアーが一般客を乗せて走る処女航海でした。
 この船は実は戦後50年を記念して建造されたのだが、経済状況などの悪化で、12年後の2007年に完成。原子力による7.5万馬力。
 砕氷船はプロペラで一度氷の上に乗り上げ、船の重みで氷を押しつぶして進む。

 3日目、エンジン・ルームなどを見学。夜はサロンがディスコに変身。かつての旅では、バルト海クルーズでは「コスタ・ロマンチカ号」、大西洋では「セブンシーズ・ナビゲーター号」、黒海では「飛鳥II」。
 船長のバレンティン・タベティアンツさんと話をした。その時、流氷が見えてきたという放送があった。流氷にはいくつかの種類がある。大陸や川の氷が海に落ちたもの、海水が凍ってできるもの。北極の氷は長い年月をかけてできたもので、その厚さは3m。

 4日目、風が強い朝。朝6時半に北緯82度だった。とても寒く、流氷の量がかなりになった。波はやたら静か。船は氷を砕きながら進む。船の先端からまっすぐに氷に亀裂が走る。この時、船の中では震度3〜5程度の縦揺れが続く。
 ここでピン子さんは矢沢永吉のトラベリング・バス?を歌って踊りました。船内に戻り朝9時半から北極グマについての講義に参加。氷は厚すぎても薄すぎても到達はかなわないらしい。お昼前に北緯83度。残り770km。
 北極グマがいた。氷の割れ目にいるアザラシを狙うらしい。1匹食べると11日もつそうです。
 今回の料理はオーストリア出身のシェフが腕をふるったもの。この船には日本人としては、阿部さん、工藤さんという人が乗っていました。
 北極点まで220km。3m級の氷を砕きながら船は進む。緑のヒゲをつけたネプチューンに扮した人から、氷を砕くためのコルク・スクリューみたいなものを受け取った。北極点に上陸許可は、鼻に赤いしるしを付けられた人。

 5日目、いよいよ近づいた。かつては直前で断念したこともあった。北緯89度58分。夜10時頃?全くの白夜の中、乗客に召集がかかった。船に乗ったまま90度になりました。みんなシャンパンで乾杯。
 6日目、短い休息の後に氷の上へ。パーティ会場の設定がしてあった。朝9時、お客が船から氷に下りてきた。気温は1度、風はない。北緯90度の赤い旗があった。北極点に立っているのが不思議な気がすると語っていました。少女時代からの夢がかないました。旗を囲んで輪になった。それからその輪に沿って、世界一周(笑)
 このツアー名物の北極点水泳をした人がいました。ピン子さんはスピード社の水着を着て飛び込みました。上がってすぐにウォッカを飲む。海の中は針で刺されているように痛かったそうです。特に上がる瞬間が寒いとか。番組のスタッフたちも飛び込みました。
 次はバーベキュー大会。パンにサラダ、お肉、スープ。前回までのツアーでは、ロブスターが出たそうです。橋田先生はここの氷で「氷あずき」を作って、ピン子さんたちにプレゼント。とても美味しいそうです。
 太陽がでた。北極で太陽がでるのはとても珍しいそうです。さらに、水たまりの中を歩いた。この水たまりが水色。
 ここからヘリコプターに乗って、空から見学。

 7日目、南下する。長年北極点を見てきたBBCのプラネット・アース製作カメラマンのダグ・アランさんは、気候は変わってきていると語った。
 8日目、ヘリで空中散歩。
 9日目、ヘリで空中散歩。フランツ・ヨーゼフ・ランド巡り。191の島からなる火山群島で、その大部分が人類未踏。1873年、オーストリアとハンガリーのチームにより発見された。その中のジャクソン島のミル岬に降りる。年間を通して溶けることの無い永久凍土の島。島での滞在は1時間。海藻みたいな苔が生えていました。
 次の島に行く間、北極グマがアザラシを待ち伏せしているのに出会った。
 フッカー島では切り立った崖に海鳥が巣をつくり子育てをしている。出迎えてくれたのはセイウチ。
 島の反対側には、ソ連が作った島の観測基地がある。今は野鳥の住みか。
 ノースブルーク島フローラ岬には、黄色い花などが咲いていました。ここで海鳥が多く繁殖している。
 北極グマがいました。ピン子さんは人間のエゴによる地球温暖化から孤独になったと思う北極グマに涙。


テレビ番組「絶景!北欧しあわせ食堂」

 2009年7月18日放送。グッチ裕三、ナガオカケンメイさんが案内。しあわせの食卓、北欧デザインの姿を紹介する。

●スウェーデン北部ビョークウッデン
 トッベ・オーバリーさん(43歳)は先住民族サーメ人の末裔。彼らは2000年以上も前からこの地に暮らす。人口は7人。電力は近くの水力発電でまかなっていて、都会の生活と全く同じ。男性は漁業、女性の中には勤めている人もいる。獲った魚ヒメマスやイワナなどは薫製にして保存食にする。味がいいので、遠くからも注文がある。彼らがここを離れ内のは、食べ物も理由の一つ。ここの水はとてもよい。庭にはコケが生えている。コケモモもある。トナカイはサーメ人の蛋白源となっていたが、コケが食べ物。
 夜9時、白夜のディナーが始まった。メインはトナカイの肉。味付けは塩だけ。トナカイの血とジャガイモと小麦粉を混ぜた伝統料理「ブロードパルト」。えぐ味を文明人は取り除いていったというのが理解できました。トナカイの肉は注文が多いらしいが、断っているそうです。
 サーメの水、トナカイの肉を選びました。

●ストックホルム
 12世紀の香りが漂う旧市街。「森の墓地」は世界遺産で、市民の憩いの場ともなっている。市立図書館には円形の壁一面に書物が所蔵されている。エーリック・グンナール・アスプルンド(Erik Gunnar Asplund)の作品。自然が取り入れられている。
 COOPで買い物をする。マスタード Senap は29.9スウェーデン・クローネ(3600円)だが、使い終わると、普通のグラスとして使えるようになっている。

●北欧のエコ生活
 森永卓郎さんが紹介。ストックホルムのコロニー・ガーデンは、都会住まいの市民がレンタルできる庭。100坪で年間3万円。
 ストックホルムのテルス?幼稚園では、子供たちへのエコ教育も盛ん。ゴミ分別の野外訓練をしていました。生ゴミはコンポストに入れている。
 スウェーデンではエコとアートのコラボレーションが盛ん。「インタラクティブ・インスティテュート」の「フラワー・ランプ」は、電気の消費量が少ないほどランプの傘がきれいに広がる。電気の延長コードも電気の流れる量によって色が変化する。
 オスロでは、水素ガスで走る車が注目されている。供給ステーションは現在国内に5ヶ所。2015年までには45箇所までに増やし、ノルウェー全土に広げる。炭素税もかからないし、法律で公共の駐車場も水素自動車は無料になっている。マツダもこのプロジェクトに参加している。MAZDA RX-8 Hydrogen RE が紹介されました。

●ノルウェー最北の都市ベルレボーグ
 見える海は北極海。空港に人がいない状態。人口1200人。漁港があり、サケ、タラ、カニなどが獲れる。タラバガニが獲れていた。北海道のものよりも大きい?
 からベルレボーグ男性合唱団の声が聞こえた。世界的にも有名なグループでした。2001年に製作されたドキュメンタリー映画「歌え!フィッシャーマン」がある。合唱団集会場のキッチンで歓迎会が開催された。オーゲ・ヨハンセンさんなどが歓迎してくれました。名物はタラで、内臓まで全部食べるのが伝統。舌は焼いて食べる。レバーはスープにするが、あん肝に近いようです。まず乾杯の歌「♪グラスを上げて さあ乾杯」。最初は「サーモン入り海鮮クリームシチュー」からいただく。塩気が多いようです。みんなで「漁歌 Snurrevad shanty 」、「何もないけど Ailt Stampa 」を歌う。陽気だけど、声がよくて、とてもうまい!

●コペンハーゲン郊外の工場
 「P.P.モブラー」社の木製のイス。一見普通だが、座り心地がとてもよい。この会社のイスはケネディ大統領が使ったことでも知られている。つけられた名前は「The Chair 」。値段は60万円。社長のソーレン・ペーターゼンさんに話を聞いた。全てが手作業で、何十年ももつイスを作ることが大事。地下倉庫には在庫ならぬ財産が置いてある。ラッセ・プリスデンセンさんも誇りを持って働いていました。お客さんが一生使うということを忘れたことはないそうです。
http://www.pp.dk/

●ノルウェーのベルゲン
 市場に行って食材を買う。中でも香草ディルだけは盛り付けに欠かせない。ここからフロム鉄道に乗って3時間。

●ソグネ・フィヨルド
 絶景の中に食卓が置いてある。サーモンで「ノルウェー風三平汁」を作る。サーモン、カニ、ジャガイモ、タマネギ、カブ、人参等を煮込み、コクを出すためにバターを加える。豪華だから、「四平汁」と命名。これに加えて、タラバガニは焼きガニにした。タラはお酒のつまみとして、フィッシュ&チップスに。トナカイはシンプルな「ロースト・トナカイ」に。肉には醤油、砂糖のつけ汁をしみこませる。
 午後10時、これをいただきました。


テレビ番組「世界ふれあい街歩き コペンハーゲン」

 2008年7月31日放送。2009年5月31日再放送。

●コペンハーゲン
 市庁舎よりも高いビルは建てられない。市庁舎前の広場。自転車で出勤している人が多い。自転車の人がうまくフリーペーパーを受け取っていました。インタビューした人は片道16km走っていると語った。
 デンマーク自転車協会のイェンス・ラスムセン会長が説明してくれました。コペンハーゲンは世界一自転車に乗りやすい町。1970年代に自転車の優遇政策が始まった。ヒッピー文化が自動車に頼らない暮らしを訴え、自転車の流行を促進した。三輪自転車、サイドカー付き自転車などが生まれた。現在市民の自転車通勤率は36%。2015年までに50%を目指している。
 カラフルな建物の通り。パン屋さんがある。デニッシュはデンマーク生まれ。お客さんはギフル(丸パン)とクロワッサンを買っていた。この店は1652年創業だそうです。子供が3人乗った自転車がきた。シートベルト付きです。
 大通りを兵隊さんが行進していた。女王を守る衛兵で、12時に交代があるためでした。
 ガンメルストランド水路(運河)にボートが並ぶ。ボートで絵を描いている人がいた。
 Magstraede (厠通り)という通りがある。400年くらい前はここは海で、排泄物を捨てていて、溜まって建物が建つようになった。角の赤い建物が一番古くて300年前のもの。1728年にコペンハーゲンで大火事があったが、船の帆で火事からこの家を守ったそうです。
 チボリ公園の広報のエレン・デイルさんが説明してくれました。1843年に開園し、世界で最も古い遊園地と言われている。冬は営業していません。
 コペンハーゲン市公園管理課のイェンス・ペーター・ムンクさんが説明してくれました。市内には像が600もある。まずアンデルセン。みんな膝に乗って記念撮影をする。次は人魚姫で、1913年に彫刻家のエリクセンが作った。最近、人魚姫に妹ができた。現代アートの作品だが、あまり知られていない。
 王宮の西に行ったところで、自転車でカプチーノを販売している人がいた。その場で作ってくれます。昔からコーヒー売りがいたそうです。黄色い壁で赤い屋根の同じ建物が並ぶ場所がある。何百年も前にクリスチャン4世が作った建物らしい。水兵だけのための建物。犬の置物が真っ白だったら、夫が海にでていて、置物に色がついていたら、夫が家にいますというしるしだという。
 運河沿いの建物はカラフル。ここに跳ね橋がある。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん ストックホルム」

 2009年1月17日放送。

●ストックホルム
 スカンジナビア航空でコペンハーゲン経由で成田から到着。スウェーデンの首都。湖と海に囲まれた美しい景観を誇る。14の島で構成される。王宮をはじめ、古い建物と近代的な建物が見事に融合している。数々の流行を発信。IKEAはインテリア・メーカー。他にもスヴェンスク・テンなどカラフルなデザインの会社もある。
 カーリン・ヴェーグシューさん(40歳)のお宅を訪問。ご主人は建築家のペーテル・ウルスタッドさん。2LDK130平方mに息子1人と3人暮らし。白を基調としたインテリア。スウェーデンのシンボルの木彫りの馬「ダーラヘスト」。スウェーデンでは馬は幸運をもたらすとされていて、この馬は300年前から親しまれている。専門店「ルンステネン」には手作りの品が並ぶ。
 ノーベル博物館に行く。館内には発明に関する様々な展示もある。ここに併設されているカフェのイスには、ここを訪れた歴代受賞者たちのサインが書かれていて、小柴昌俊さん、田中耕一さんのサインもありました。
 赤レンガの重厚な建物「ストックホルム市庁舎」では受賞を祝して晩餐会が行なわれる。
 午前11時と午後4時に行なわれるのがフィーカというスウェーデンの伝統的なコーヒー・ブレイク。家庭だけでなく職場でもあり、この時間は電話もつながりにくい。

 フェリーに乗って水辺の風景を見る。北欧のベニスとも賞賛される。
 国立科学技術博物館 Tekniska Museet に行く。スウェーデンが世界に誇る発明品が展示されている。1914年の卓上電話機、1892年のモンキーレンチ、1980年のパソコンのマウス、1913年のファスナー、1959年のシートベルト、1951年のテトラパックなど。最新の品の中には女性用の携帯トイレがあった。立ったまま足の間にはさんで使用するそうです。
 車のドアに青葉のマークがある。これはバイオガスやエタノールで走るエコタクシーのマーク。町で走る3割がエコカーだそうです。
 円形の形がユニークなのは「ストックホルム市立図書館」。360度本に囲まれているというユニークな形。市民に愛されている憩いの場所でもある。スウェーデンの国民的作家アストリット・リンドグレンの「長くつ下のピッピ」。

 夕食はスウェーデンの伝統的な料理「ヤンソンさんの誘惑」。たまねぎを切り炒める。バターを塗ったグラタ○○○にたっぷりのジャガイモ、先ほどのたまねぎ、アンチョビを何度も重ねてお皿いっぱいになるまで敷き詰めていく。そこに生クリームとミルクを加え、アンチョビの残り汁をかけ、最後にパン粉をふりかける。これをオーブンで焼く。オペラ歌手のヤンソンさんがこれをふるまって、食べた人を虜にしたことから名前がついた。


テレビ番組「にじいろジーン 世界ぐるぐるジーン フィンランドのロヴァニエミ」

 2008年12月20日放送。

●ロヴァニエミ
 北極圏内のラップランド地方にあり、この時期は雪に覆われる。12月は平均気温は最高でマイナス8度、最低でマイナス13度。
 サンタクロースの住む町として知られ、人口5万人の町に世界中から観光客が訪れる。朝9時でも暗い。
 ニナ・アスペグレンさん(36歳)のお宅を訪問した。子供は1男3女の6人家族。5LDK165平方m。
 クリスマスに欠かせない飾り用のジンジャー・クッキーを作る。父親はクリスマス・ツリーを準備。もみの木ではなく松ノ木。
 一晩置いて作ったバケツ型の氷の内部に熱湯を注いで空洞にし、形ができたらお湯を捨てる。空洞になった部分にロウソクを灯すだけで、氷でできたキャンドル・シェイドの完成。11月から1月は太陽がでない「カーモス」の時期なので、キャンドルに火を灯してロマンチックに過ごす。朝日が出るのは10時頃で、日没が2時頃らしい。フィンランドはキャンドルの消費量が世界一。
 車で30分、トナカイ牧場に到着。トナカイのソリを楽しむ。
 「スノーランド」は人気のレストラン。12月になると突然現われる雪と氷でできたレストラン。ランチに注文したのは、サーモンとジャガイモのスープ。レストラン内の室温はマイナス3度。それでも外よりは温かい。
 ガラスのアーケードみたいなところに行く。実は「アルクティクム」という博物館。北極圏の文化や歴史の資料が展示されている。
 ここに住む特権はオーロラを見ることができること。

 サンタクロース村に行く。サンタクロース郵便局には世界197カ国から60万通もの手紙が届く。日本からは1万通。サンタクロースさんと一緒に写真も撮れます。

 夕食の準備。ヘラジカ肉の塊をスライスし、バターで炒める。鍋に入れ、たまねぎを丸ごと入れ、窯で煮込む。数時間で完成。マッシュポテトに肉をトッピングした「ヘラジカ肉のソテー」を、クランベリーのソースで食べる。


テレビ番組「びっくり法律旅行社 スウェーデン」

 2008年12月18日放送。児玉清、黒崎めぐみ、タカアンドトシさんが司会。中尾彬、AKB48の大島麻衣と板野友美、西川史子さんがゲスト。

●ストックホルム
 ヘルシンキ経由で焼く15時間の旅。平均気温7度。日本との時差はマイナス8時間。
 ガムラ・スタン大広場でのクリスマス市。ショーウィンドーを眺めながら歩くのも楽しい。
 クリスマスにはいろいろなサービスがある。タクシー・トムテン(サンタ・タクシー)はクリスマス・イブに限られるサービスで、サンタの恰好をしたタクシーがプレゼントを届けてくれる。毎年1日100件もの依頼がある。通常は黄色と水色のポストが12月はユールポストという赤になる。これはクリスマス・カード専用ポスト。
 クリスマスのおもてなし料理「ユールボード」はレストランや各家庭で楽しめる。前菜からデザートまで100種類の料理が一斉に並ぶ。カウンター、椅子、グラスまで氷のバー。体感温度マイナス5度の冷気に包まれながらカクテルを飲める。
 2009年1月15日オープン予定のホテル。ジャンボ・ジェット機を改造して作られたホテルで、空港のすぐ傍にできたジャンボ・ホテル。

 スウェーデンの人たちに聞いた「嬉しい公共サービス」ベスト5。5位、同棲カップルも立派な家族。サムボ法(同棲法)は、結婚した夫婦と同様に財産分与などの権利が保証されている。  4位、父親にも出産・育児休暇がある。両親休暇法は、父親の出産休暇は10日間。育児休暇は両親で450日間保証されている。
 3位、大家族にお得な公共の乗物。SLサービス規定(ストックホルム・ローカル・トラフィック)は、電車、地下鉄、バスの運賃が、金曜日12時〜日曜日深夜0時まで間、18歳以上の成人と一緒だったら11歳以下の子供は何人連れていても無料になる。
 2位、学費・給食費がタダ。学校法で、義務教育(9年間)の学校は授業料はかからないものとする。教科書、筆記用具、道具及びその他の補助品の費用はかからないものとする。生徒は費用負担なく給食を支給されるものとする。
 1位、男女平等の国。男女平等法で、社会生活において男性も女性も同等に扱われなければならない。新しい横断歩道の標識は女性が歩く姿。

 スウェーデンではサンタさんは玄関から入ってくる。クリスマスは家族がみんなでクリスマス・ツリーを飾りつける。ミルクがゆに砂糖やシナモンをかけてみんなで食べる。サンタさんは毎朝食べるのが決まり。ミルク粥の中に1粒だけアーモンドを入れておいて、あたった人は願いことをすることができる。願い事の内容は声に出してはいけない。終わった後にクリスマス・ツリーの片付け方は、1月13日「ユールグラーンス・プルンドリング」として、ツリーを囲んでダンスを踊り、飾りを外し、ベランダにでてツリーを放り投げる。

●モーラ
 ストックホルムから北西に車で5時間。1984年、サンタクロースが住む町として全世界に公式発表された町。このモーラ市郊外にある Tomteland に住んでいる。

●世界のびっくりサンタ
 フィリピンではサンタ・コップという警官が出動。プレゼントを配りながら防犯パトロールをする。  韓国では、サンタクロース・マラソンがある。3000人程度参加するらしい。
 オーストラリアのシドニーではレスキュー・サンタ。

 アメリカのメリーランド州アナポリスでは、ヨーロッパの雰囲気が残る町。町のシンボルがメリーランド州議事堂で、アメリカ最古の州議事堂。1783年11月〜1784年8月には、ここにアメリカ合衆国の首都が置かれていた。2005年12月この町でクリスマスに関するある事件が起こった。トナカイはメリーランドに入ってはいけないという法律があるので、サンタさんは来れないと先生が小学校で語った。それを聞いたリッキー・インパラリア君は父親の州議会議員のリチャード・インパラリアさんに頼んだ。州知事のロバート・アーリックさんに意見書を出し、次のような法律が決められた。
 「赤鼻のトナカイを含むすべてのトナカイがメリーランドの上空を2005年12月24日の夜遅くに良い子にプレゼントを運ぶ目的で飛ぶことを許可し、ここに宣言する」。


テレビ番組「北欧デンマークを訪ねて 究極のねむりを探す旅」

 2008年11月8日放送。サンプラザ中野くん、竹中三佳さんが案内。「究極のねむり」を探りに来た。朝日放送製作。

●コペンハーゲン
 コペンハーゲンは「商人たちの港」の意味。デンマークを代表するのは人魚姫像。とあるビール会社のオーナーがバレエの人形姫に感動し、プリマドンナをモデルにこの像を作らせたとか。
 ニューハウンはカフェやレストランが軒を連ねる場所。運河を船で巡る。カラフルなお家が並んでいます。運河から救世主教会の塔も見える。船は60分で一周し、ニューハウンに戻ってきた。このガイドさんは「究極のねむり」は知りませんでした。
 アマリエンボー宮殿は、古き良き北欧のたたずまいが残る。広場を囲むロココ調の宮殿は今でも王室の居城として使用され、衛兵が護衛にあたっている。
 昼食は伝統的なランチ「オープンサンド」が食べられるレストラン「ニュートゥ Nytorv 」に行く。パンの上に好きな具材をのせて楽しむオープンサンド。海老のオープンサンド、じゃがいものオープンサンド、タルタル・ステーキのオープンサンドなどがある。パンを覆いつくすほどたっぷりのせてあるのがデンマーク風。今回はトマトのオープンサンド、サーモンのオープンサンドをいただきました。
 19世紀からデンマーク王室ご用達の「ロイヤル・コペンハーゲン」に行く。店内にはモダンな中に重厚な雰囲気が漂う。1895年以来、毎年欠かさず販売されているイヤープレートの展示もある。ギャラリーとしても楽しめる。お店にはガイドの緑子・ワイスガードさんがいて、日本語で応対してくれます。ブルー・フルーテッドは、1775年の創設当初から作り続けられている人気のシリーズ。フルーテッドは元々ドイツ語で、貝殻の上に文字や絵が書かれていたもの。絵を描いているのは上の工房で見学できました。描いていたのは、デンマークで人気の「ブルー・フルーテッド・メガ」で、部分的に拡大されたもの。また滅多に見られないという高価な品も見せてもらった。アンデルセン設計の「プリンセス・オン・ザ・ピー」で、170万クローネ(3000万円)。
 街中に「ARAI」という文字を見つけた。ブティックを経営するのはアニヤ・ベニコ・アライさんで、母親が日本人だそうです。昔働いていたフトン屋さんが眠りに関係するかもしれないというので紹介してもらった。
 「ブルームーン」は寝具店。クッションがお勧め。これはオーデンセの向こうにあるビルンという町のヨーク&ラーセンという会社で作られている。

●オーデンセ
 可愛らしい町並。また19世紀を代表する童話作家ハンス・クリスチャン・アンデルセンが生まれ育った町でもある。代表作は、みにくいあひるの子、人魚姫など。町中のいたるところにオブジェがある。おやゆび姫。はだかの王様。鉛の兵隊。幼年時代を過ごした生家や、通っていた学校などが今も大切に保存されている。またアンデルセン博物館には、手先が器用だったというアンデルセンの作った切り絵なども展示されている。
 レストラン「みにくいあひるの子」で夕食。

●ビルン
 レゴ・ブロック発祥の町。世界中から多くの観光客が訪れる。
 またこの町には「ラブリンクス Lovelinks 」のアクセサリーのお店がある。日本でも大人気らしい。これはジュエリー・ショップ「ギム」に売っていました。宝石っぽい感じのアクセサリーです。店員のハンナ・ストックルンさんはラブリンクスの専門家。ラブリンクスは昔からヨーロッパでグッドラック・アクセサリーとして親しまれてきたものだそうです。ベネチアン・グラスを使っています。1つ1つの模様に意味があるそうです。500種類以上あるチャームにはそれぞれメッセージがこめられている。「オール・サーブル」はゴールドラッシュ、「ヘブンズ・ドロップ」には天からの力、「マロンカレ」は静寂、「ジューシー・ドロップ」は伝わる思い、「リッシュ」はセレブリティ、「ノーザンライツ」は包み込む力などで、デザインだけでなく、メッセージで購入していく人も多いとか。ブレスレットだけでなく、ネックレス、ピアス、携帯用のストラップなどにも使えます。4−5万円みたいです。

 ヨーク&ラーセン社 Jorck & Larsen を訪問する。1918年創業以来の老舗の寝具のトップ・ブランド・メーカー。歓迎してくれたのは、社長のレナート・ラーセンさん。工場を見学させてもらった。同じポリエステルでもここの会社のフィベールは羽毛のように作ってある。ここのはすぐにペチャンコにならないそうです。ポリエステルを空気と一緒にふとんの中に吹き込むそうです。
 お勧めの製品は「キャメル」で、天然素材であり、柔らかくて温かく、湿気の放出性がいいそうです。寒暖差が40度もある内モンゴルなどにいるフタコブラクダの毛が使用されている。季節の変わり目に抜け落ちた毛を人間の手で丁寧に拾い集めている。オスだと年間5kg、メスだと2−3kg取れるという。現在、非常に手に入りにくくなっていて、希少価値が高まっている。キャメルという製品は今年で製造が中止になるそうです。またふとんがずれ難い設計になっています。31290円〜41790円程度だそうです。
 エオーレという商品は肌触りがよくて気持ちいい。抗ストレス布地を使用しているので、シルクのような肌触りでとても軽い。洗濯機で丸洗いできるそうです。これを1晩借りることになった。掛け布団は22575円〜29925円だそうです。
 ノンバクテル・ピローという抗菌枕も借りました。バクテリアが増殖しないので、嫌な匂いがしないそうです。洗濯機で丸洗いできます。7140円。

 ホテル「Scandic Silkeborg 」で使用してみたがとてもよかったそうです。
購入希望の人は
http://shop.asahi.co.jp/nakamuraya/


テレビ番組「世界!弾丸トラベラー 加藤ローザさんでノルウェー」

 2008年10月4日放送。加藤ローザさん(23歳)はノルウェーでヨーロッパ最大の氷河の上を歩きたいという。

●予定
 1日目、21:55成田空港発エールフランス(AF277便)。
 2日目、7:20シャルル・ド・ゴール空港発(AF1240便)、9:40アムステルダム空港発AF8293便で合計17時間、11:20ベルゲン空港着。12:30ブリッゲンにてランチ&お買い物。15:58、ベルゲン駅からベルゲン急行でミュールダール駅へ。18:29、ミュールダール駅からフロム鉄道でフロム駅へ。19:25フロム駅着、ガイドと待ち合わせ。22:00ホーフスルンド・ホテル宿泊。
 3日目、5:30ホテル出発、8:30ヨーロッパ最大の氷河を歩く。12:00ニーガルス氷河発、12:10ヨーロッパ最大の氷河を空から見る。15:30ベルゲン空港発AF8296便、20:50アムステルダム空港発AF2241便、23:35シャルル・ド・ゴール空港発AF278便。
 4日目、18:00成田空港着。

●ベルゲン
 ノルウェー第二の都市が氷河の玄関口。漁業で栄えた町は、中世ヨーロッパの街並みを今も残す。空港からSASのバスで市内に向かう。
 市内に着くと魚のにおいがするそうです。フィッシュ・マーケットに行く。ノルウェーは海産物が豊富で、新鮮な魚介が多数集まる。パンにサーモンをのせたオープンサンドを購入。30クローネ(660円)。塩分濃度が日本と違うそうです。まずレインボーの帽子などを物色し、白いニット帽を99クローネ(2180円)で購入。
 世界遺産ブリッゲンに行く。伝統的な木造の北欧建築が今も残る町で、13世紀の貿易商人たちの倉庫群。カラフルです。できすぎと名づけた三脚で自動シャッターを使い記念写真を撮った。靴下を59クローネ(1300円)で購入。
 ベルゲン駅から電車に乗る。ベルゲン鉄道は首都オスロとベルゲンを結ぶノルウェーの自然を満喫できる鉄道。ベルゲンからミュールダールまでは運賃は240クローネ(5300円)。18:00ミュールダール駅に到着。一気に温度が下がったそうです。

●フロム
 18:29フロム山岳鉄道で山を下る。高低差864mを1時間でつなぐ世界一急勾配の鉄道。ショスの滝に到着。氷河や雪解け水が流れ落ちる高さ約100mの滝。マイナスイオンがすごい絶景です。フロム駅に19:25到着。現地ガイドはハンサムなアスピヨンさん(23歳)。車でソグンダールに向かう。途中、国道をつなぐ国道フェリーで海?を渡る。フェリー運賃は173クローネ(3800円)。きれいな夕陽を見ました。雰囲気はよかったが、アスピヨンさんにはガールフレンドがいるそうです。22:00、三角屋根のホーフスルンド・ホテルに到着。ホテル代1395クローネ(3.1万円)。

●ニーガルス氷河
 ヨーロッパ最大級の氷河で、氷の厚さ400mにもなるヨステダール氷河の支流。5:30にホテルを出発し、一緒に登る人たちと合流し、氷河の近くまで船で移動。アイゼンをつけて8:30氷河を登り始める。足元にはクレバスがある。青色がとてもきれいです。穴の中に入れます。2時間登って目的地に到着。ここの氷は数千年前の氷。これで鹿児島の芋焼酎「黒丸」を飲む。入れるとパチパチいっている。これは氷の中に太古の空気の粒があり、溶ける時に音を発するため。ブルー・アイス・ウォーク200クローネ〜(4000円〜)。
 ヘリコプターで空から氷河を見る。空〜見る氷河は人間の小ささを感じさせます。氷河の大きさに大感動。グレイシャー・サイトシーイング15分3200クローネ(70400円)。


テレビ番組「エクソン・スペシャル 地球の歩き方 北欧ノルウェー世界遺産の旅」

 2008年9月28日放送。黒川芽以、寺田有希、吉村和敏さんが旅をした。吉村さんは世界中のブルー・モーメントを撮影する気鋭の写真家。ブルーモーメントとは、日が昇る直前と、夜日が落ちた直後に空が青くなる神秘の光景。通貨1NOK=22円程度。テレビ朝日製作。

●ベルゲン
 ノルウェー第二の都市。北緯60度。1000年前に築かれた歴史ある港町。ノルウェー沿岸には暖かいメキシコ湾流が流れこんでいるため、港が凍ることはない。そのため北欧有数の貿易港として栄えてきた。
 大通りにはバイキングの像がある。魚市場 Fisketorget にはいろいろな海産物が並ぶ。一番有名なのは「巨大な魚の干物」でタラ。かつては究極の保存食としてヨーロッパじゅうで高値で取引されていた。例えば100年前。干して重さが4分の1となり運搬しやすかった。バイキング時代は「海の牛肉」とよばれていた。25年は普通にもつそうです。

 世界遺産ブリッゲンは中世の姿をそのまま今に残す。13世紀から15世紀頃のもの。建物は全て木造でカラフルで、独特の三階建の建物が並ぶ。ブリッゲンとは「埠頭」の意味。内部は歴史を実感できる。ブリッゲン財団のアイナー・モオルクさんに説明してもらった。ロープがぶら下がっているのは、リフトで昔「干しダラ」を持ち上げていたもの。干しダラは23等級に分けられていて、最高級のものは3階にある特別な倉庫に運び込まれていたため。ちなみにこの町を作り上げたのは、ドイツからやってきた商人たちで、彼らの紋章には「ハンザ同盟」と干しダラが半分ずつ描かれている。
 しかしこの建物は1702年の火災で全て燃えてしまったが、再建された。いたんできていて、傾いているものも多い。ブリッゲン修復大工のラスムス・ニコールさんが説明してくれた。修復に使うのは、一度海水に浸した松の木で、これはバイキング時代からの伝統の技。現在修復に携わる大工は9人しかいない。釘は使わない。見習中のマロ・アルノさん(21歳)は1年前から。

 人気のショップをのぞいてみた。セーターの老舗「ブリッゲン・フースフリード」は数百年前から続く、格子柄の伝統のデザインを手作りしている。セーター2000NK(1.5万円?)。「ブロンデル・スターズ」はノルウェー南部地区の刺繍のお店。テーブルクロスは500NK。「ベル・ヴィーグラン」は伝統の銀細工の店。指輪は2250NKなど。「ブリッゲロブテ・スチューエナ」は新鮮なシーフードが食べられる地元で人気のレストラン。ベルゲン名物の干しダラ料理「バカラオ」をいただくことにした。水に3日つけて元に戻し、ジャガイモ、トマト、たまねぎとじっくり煮込み、蒸したタラをのせて完成。220NK(5000円?)。続いてバカラオにぴったりのお酒「アクアビット」1杯80NK(1800円)は、ジャガイモからできているがとても強い。巨大なタラに衣をつけてバターでソテーする「タシュケトンガ」という幻の料理もある。値段は時価。

 午後9時、日が沈み始めた。ブルーモーメントの撮影の仕方は、カメラを三脚にしっかり固定し、レリーズを使ってシャッターを開いている時間を調整する。5秒より、10秒、20秒の方が明るい。その中からベスト・ショットを選ぶ。露出を決めてから本番。いいのが取れました。

●フロム鉄道
 ベルゲン駅からフィヨルドの絶景を目指す旅に出る。ミュールダール駅までは135.4km。2時間で到着。標高866mの駅で、ここからフロム鉄道に乗る。フロム鉄道はフィヨルド・ポニーとも呼ばれる。先頭に花輪が飾ってありました。フロム駅まで20km1時間の旅。標高差864mの下りの急勾配が続く。年間60万人以上の観光客で賑わい、ほぼ満席状態が続く。車掌のシェル・ハンムレさんは素晴らしい景色があるからと語る。完成までに20年かかった。トンネルは全部で20箇所、そのうち18箇所は機械を使わなかったそうです。
 落差93mを誇るショースの滝 Kjosfossen で5分間停車。白い水しぶきをあげながら轟音をたてて落ちる滝は圧巻。その滝で水力発電をしていて、フロム鉄道はその発電で動いている。ノルウェーの国内消費電力のほぼ100%は水力発電で賄っている。
 30分で標高343mのベレクバム駅 Berekvam に到着。高いところに滝がいくつも見える。ここで途中下車してフロム鉄道の鉄道写真を撮る。今回は「流し撮り」に挑戦。シャッター・スピードを遅くして、列車を追いかけながらシャッターを切る方法。これだと列車は静止したように写るが、まわりの風景は流れている臨場感溢れる写真となる。初心者のカメラではスポーツモードで撮る。列車が来ましたが、かなり近くで撮りました。雨の中の撮影でかなり濡れたようですね。
 地元で評判のレストラン「ハウゲン・ガードスマット Haugen Gardsmat」に行く。標高1000mの山で自然に育った羊の肉は、ノルウェーで一番美味しいそうです。新鮮なラム肉を塩胡椒、ガーリックで炒める。スペルト小麦は9000年以上前から伝わる古代穀物を使い、天然酵母で作った袋状のパンに野菜を入れ、ラム肉を詰める。これが「天然素材のラム肉サンドイッチ」120NK(2600円)。
 フロム鉄道は単線なので、ポイント切り替えがある。2人はポイント切り替えをさせてもらいました。運転席にも乗せてもらって、出発の合図もさせてもらいました。
 ミュールダール駅から11km、後半に入る。この山岳鉄道には急なヘアピン・カーブが21箇所もあるため、スピードは出せない。時速30kmで渓谷を下る。渓谷を抜けるとフィヨルドに入る。川の流れもゆるやかになった。建物が可愛い。フロム駅に到着。

●フロム
 フィヨルドを見るために、地球の歩き方お勧めの最高の絶景ポイントに行く。アウルラン・フィヨルドが目の前に広がっていました。
 宿泊は創業1885年の「スタルハイム・ホテル」。今回は337号室のジュニア・スイート・ルームで1泊2300NK(5万円)。窓の外には渓谷の大パノラマ。このホテルの人気はトナカイのお肉。ローズマリーの葉をのせてじっくり焼いたもの。「トナカイのもも肉ステーキ、ベリー・ソースがけ」220NK(4800円)。
 午前4時、朝日の昇る前のブルー・モーメントを撮影する。三日月かな?がでていました。
 屋根の上に草が生えている家がある。主人のスゲール・ヴィケスランさんが説明してくれました。これはノルウェー伝統の建物で、夏は太陽の光を遮って涼しく、冬は熱を逃がさないので暖かいそうです。電気代の節約になります。

●ボルグン・スターヴ教会
 フィヨルドの村にあるボルグン・スターヴ教会 Borgund Stav Kirken。1180年に建築された木造建築。高さ14m。瓦まで全て木でできている。現在ノルウェーに28しか残っていない貴重な建物。この教会を30年以上にわたって守っているのが、ホーコン・リーさん。内部を案内してもらった。スターヴとはノルウェー語で丸太を意味する。釘は一切使っていない。バイキング船と同じ作り方で、船をひっくり返した形と同じだそうです。

●フィヨルドの旅
 世界一長いソグネ・フィヨルドの支流アウルラン・フィヨルドから、世界遺産ネーロイ・フィヨルドに続くルートを今回は旅する。終点まで船で2時間の旅。雲が山に綿飴みたいにまとわりついていました。カモメが寄ってきた。ここは海なのです。
 フィヨルドはどうしてできたのか?100万年前の氷河期にノルウェーは厚さ1000mを越える氷に覆われていた。重さのために、1万年くらい前から海に滑り落ちていくようになった。その時谷底や崖を削りとったために、垂直に切り立つ崖ができた。氷河期の終わりに海水が流れ込み、独特の景観が生まれた。このフィヨルドにも地球温暖化の影響がでている。ブリクスダール氷河の後退が止まらなくなっている。氷河の後退は昔から少しずつ進んでいたが、ここ10年ほどの後退は異常だという。
 30分後(12km)、赤い屋根の集落があった。人口わずか130人のウンドレダール村。下船してみた。村に一つしかないお店に行ってみた。ライフ・インゲ・ウンドレダールさんが茶色のチーズを出してきた。ヤギのチーズでノルウェーで一番歴史があって、有名なヤギのチーズの村だそうです。村の広場にはヤギの銅像があった。村一番のチーズ造り名人エレーナ・ウンドレダールさんのお宅を訪問した。一人娘のリンヤネッテさん(21歳)と一緒に毎日チーズを作っています。ヤギは65頭。朝4時と夕方4時に乳しぼりをします。10時間以上煮つめるとキャラメル状になる。これを練ってよく固める。ま四角に固める。リンヤネッテさんは伝統を守ることに努力していました。

 世界遺産のネーロイ・フィヨルドに入ると、風が強く吹いてきた。標高1300m級の崖が両側に続く。ネーロイ・フィヨルドは長さ17km、幅250mで、ヨーロッパで最も狭いフィヨルド。写真家なら誰でも憧れる大自然のミラーショット。鏡のような水面に景色がミラーのように映っていました。
 全長400mのサーグの滝(通称ノコギリ滝)は名所です。このフェリーの名物が、このサーグの滝を長いジョウゴで取って飲めるというサービス。雪解け水でとても冷たいそうです。
 グドヴァンゲンに到着。オーラヴ・ヒーランさんの案内で、世界遺産を山から見下ろすとっておきの絶景ポイントを目指す。標高500mの地元の人しか知らない秘密の場所でした。


テレビ番組「僕らの地球を救え 北欧からのecoメッセージ デンマーク」

 2008年9月23日放送。NPO法人アクアプラネットの会長でもある田中律子さんが案内。辰巳琢郎さんが説明した。地球温暖化により生態系が変化し、我々の生活にも影響が及んでいる。また最近の気温の上昇は急激である。日本から10時間で、環境先進国のデンマークがある。テレビ大阪製作。

●デンマーク
 デンマークはヨーロッパでも最も古い王室を持つ国。人口543万人、北海とバルト海にはさまれ、広さは九州とほぼ同じ。コペンハーゲンは中世の面影を残す街並み。
 昔はエネルギーの自給率は2%だったが、オイル・ショックを境に、自給率を上げるようにした。再生可能エネルギーの太陽光、水力、バイオマス、風力を利用していった。今は石油36%、天然ガス25%、石炭23%、再生可能エネルギー16%で、再生可能エネルギーは年々高くなっている。ちなみに日本は1%にしかすぎない。気候・エネルギー大臣のコニー・パーダコーさんが説明してくれました。

●コペンハーゲン
 世界的に有名なロイヤル・コペンハーゲンは、今なお職人さんの手作業。最近はデザイン照明や北欧家具なども注目されている。食べ物で有名なのはデニッシュ。
 通勤時間には自転車を見かける。市民のうち3分の1は自転車通勤している。レジャーにもよく使う。「シティ・バイク・プロジェクト」というレンタル自転車がある。お金(20クローネ)を入れて借りて、自転車を返すとお金が戻る。120箇所の駐輪場に2000台の自転車が置いてある。このシステムが始まって15年になるが、交通渋滞が減り、二酸化炭素も減ったそうです。また、500人で50台の車をシェアする「カー・シェアリング・システム」がある。空いているかどうかはPCでチェックする。月会費420クローネ(2500円)で、走行距離に応じて利用料を払う。市も助成しているという。
 ジェンズ・ジョーガン・モラーさん宅を訪問した。奥さんはティナ、娘さんはターニャさん。省エネ冷蔵庫、省エネ・ライトを使用している。トイレの水は雨水を利用。瓶、缶などもリサイクルするが、専用のコンテナに入れる。ガラスは蓋をしたまま出し、再利用する。これらはスーパーに設置してある、赤いFlasker という機械に入れるとお金が戻ってくるのを利用している。1本1〜3クローネ(25〜70円)だそうです。
 市立ブローゴーン図書館に行く。市民は図書館を多く利用し、紙の流通を抑えている。図書館に置いてある本の部数に応じて、国から作家に報奨金が支払われる。
 ホテル「Scandic 」でも、テレビ以外の備品は全てリサイクル品。ゴミを分別しやすいゴミ箱を設置。シャンプーなども補充できる容器にしている。
 スカンジナビア航空でも着陸はグリーン・アプローチという方法を導入。高度1.3万mでエンジンをアイドリング状態にする方法。成田ーコペンハーゲン間のフライトで、200kgの燃料が節約でき、650kgのCO2を削減。

●郊外のフレデリクスソン
 コペンハーゲンから車で40分の農村。ヤンさん、ビアギットさん経営のB&Bに宿泊。1泊およそ7000円。見渡す限りヤンさんの土地。全部で75ヘクタールの土地を1人で耕している。甲子園球場51個分だが、デンマークでは広い方ではない。地産地消の精神です。
 朝、頭の黒い羊にエサをやる。小麦を刈り取った後に、その土地にオイル・ラディッシュを植えて、空気中の窒素を固定化する昔からの方法がある。豚にもエサをやる。日本への輸出品の半分が豚肉。牛は牧草を食べます(笑)家畜から集めた糞尿などを集めて、発酵させたガスで電気を生産し、デンマークの発電量の9%を占めているバイオマス技術が発達している。また太陽熱パネルもある。パネルとタンク合わせて14万クローネ(300万円)。高いが、気持ちが高揚するそうです。太陽熱が少ない場合は、食用に向かない麦を燃やす。
 夕食は、牛肉に塩胡椒、ガーリックパウダーをかけて1時間焼いたもの。主食はじゃがいも。この日はバターとオリーブオイルで炒めたもの。これににんにく、ローズマリーを加えた。

●再生可能エネルギー
 中でも有名なのが風力発電。洋上風力発電所ミドルグロンをはじめ、全国に6500基ある。電気エネルギーの25%は風力。CHPプラントは Combined Heat and Power の略で、天然ガスを使って熱と電力を同時に供給するもの。日本ではコジェネレーションと呼んでいる。もしかすると「人魚姫の向こうに見える工場」かもしれません。
 日本も意外とがんばっている。神戸市の片平さんのお宅では燃料電池が使われている(大阪ガスのFuel Cell Co-generation )。天然ガスを二酸化炭素と水素分子に分解し、これに酸素を反応させて水ができる際に発生するエネルギーを利用している。この熱でお風呂などもまかなう。エネルギー効率が高い。芦屋市にあるモデルハウスでは、天然ガスから電力と給湯用の熱を同時に作るコ・ジェネレーションと太陽光発電を組み合わせたダブル発電が行なわれている。通常の家庭よりも60%CO2発生を削減できる。
 500kmの距離を車で行くとCO2は86Kg、電車は9kg。

●サムソ島
 周辺には風力発電の風車が並ぶ。再生可能エネルギーの自給率が100%の島。島のあちこちにも風力タービンが見られる。
 サムソ・エネルギー・アカデミーを訪問。ジェスパー・ケムズさんが説明してくれました。1997年に計画を立て、11基のメガワット級の風力タービンを設置した。今では電気エネルギーは全て風力で、かつ余っているので、本土に海中ケーブルを使って売っている。熱エネルギーは麦わら、ウッドチップから作る。各農家は麦わらを提供し、お湯を買い取る。太陽熱パネルもズラリと並び、熱水を各家庭に運ばれる。年間1000人もの視察団が訪問するそうです。

●スウェーデン
 人口900万人、面積は日本の1.2倍。

●マルメ
 スウェーデン第三の都市で、スカンジナビアで一番高い建造物「ターニング・トルソー」がそびえ立つ。以前は重工業都市として知られていたが、今は未来型の環境都市へと変貌している。
 ベストラハムネン住宅地は海に近く、自然が残され、土や水を浄化するシステムが取り入れられ、景観までも環境に配慮された次世代型住宅地。住民の意見を町作りに反映させている。太陽光パネルも普及している。屋上緑化が数多く採用されている。アンナ・ベルスタッドさんが説明してくれました。屋根の上に少し盛り上がった山ができている。下は発泡スチロールだそうです。自然が町に戻る効果もあるとか。断熱材効果があり、夏は涼しく、冬は暖かいそうです。一般の断熱材だとかなりぶ厚いものが必要だが、土だと2−3cmで充分とか。


テレビ番組「地球街道 稲垣潤一さんでフィンランドとノルウェー」

 2008年9月20日、27日放送。稲垣潤一さんが案内。フィンランドの北部はラップランドと呼ばれる。先住民族サーメ人の歌うヨイクは魂の歌。ヨイクの歌い手に会いたいそうです。ノルウェーと国境を越えて北極海に至る道を行く。目指すは北緯71度10分、東経25度47分のノールカップ(北岬)、その近くにそのサーメ人が住んでいるという。

●イナリ湖
 湖畔を走る国道4号線は北極海へと続く道。湖畔をゆっくり走るのは楽しいそうです。
 湖の南にあるラッピンレウク Lapinleuku はオーナーのティモ・サルコヤさん(75歳)が何年もかけて手作りで作ったホテル。松の丸太の壁の部屋です。ミニバーもあるという。ミニバーと書いてある表示を横にどけると中にビンがあった。1人1泊朝食付きで60ユーロ。サウナ小屋もある。サウナはフィンランド人にとっては教会みたいなものだとティモさんは語る。白樺の枝で体を叩きます。その後、湖に入って体を冷やす。
 午後8時から夕食。イラクサのスープはティモさんの自慢。メインはトナカイの肉炒め。脂肪分が少なく、栄養価の高い肉。午前0時、真夜中の太陽が山に沈みかけました。
 トナカイが道の真中にいた。時折 Ukonjarvi などと書いたポストがある。路線バスが郵便物の配達を兼ねている。1920年代に始まったそうです。ヤーッコ・パウナさんは
 楽器の作り手エリ・インケリ・エリザベート・ウェストさんに会った。トナカイの皮で作ったシャーマン・ドラム。絵も描いてある。エリさんはトナカイの絵を多く描きます。1つ350ユーロでした。

●テノ川
 国道4号線を横切っているのはテノ川で、その先はノルウェー。この川は極上のキング・サーモンが釣れることで知られている。エサ・カルボスさんは地元でも有名な釣り人。深さは1.5mほどで、20kgのも釣れたことがあるそうです。釣れたサーモンはさばいて、身を板につけあぶる。ロイムという調理法です。30分で完成。クリームソースをかけて食べる。

●ノルウェーのトロルホルムスンド Trollholmsund
 フィヨルドの一角に奇妙な奇岩の風景がある。柔らかい石灰岩の地層が氷結や強風によって砕けてできたという。過酷な自然が作りあげた神秘の造形。

●スモール・フィヨルド
 小さな漁港。大きなタラバガニが取れていました。漁師さんが調理してくれたが、食べるのは足だけで塩茹でにします。他は捨てます。ノールカップまであと60km。

●ノールカップの手前40−60km
 この土地に住むことにこだわっているイングン・ウッツィさん(60歳)のお宅を訪問した。絵を描いています。この土地から受けるインスピレーションが大事という。東京に戻っても心が自由であるように、イーグルの羽をプレゼントしてくれました。

●マーゲロイ島
 ノールカップのある島で人口3300人、面積は横浜市とほぼ同じ。島へは全長7kmの海底トンネルを通って行ける。最も深い部分で海面下212m。6分やっと出口に到着。8月中旬のこの日の気温は7度。町を除くとほとんどが岩石とわずかな草だけの風景。道は曲がりくねった道。
 ヨイクの歌い手の家に行く。小さな赤い小屋に住むヨハン・アンデルス・ヴァールさん(43歳)。リレハンメル・オリンピックの開会式でもヨイクを披露した人。しかし本業はトナカイの放牧。トナカイたちは海を渡るそうです。
 ヴァールさんがヨイクを歌ってくれました。稲垣さんはシャーマン・ドラムを叩き、それに合わせてヴァールさんが歌ってくれました。日本からの訪問者を歓迎するための即興曲でした。10分以上続きましたが、ヨイクとは終わることなく続くものだそうです。
 ノールカップまであと3km。海流と大気の関係で霧が多いことでも知られている。この日も濃い霧がたちこめていましたが、断崖みたいです。8月3日です。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん フィンランドのヘルシンキ」

 2008年9月6日放送。

●ヘルシンキ
 人口56万人。バルト海に面した港町。緑が多い。バルト海の乙女とも言われる。カラフルな服を着ている人が多い。フィンランドは冬が暗くて長いから夏がくるとカラフルな服を着て、楽しむそうです。
 「セッコ Secco」は面白いものを使ったアクセサリーなどがあるエコショップ。ボタンで作ったネックレス、チャックで作ったブローチ、電話の形をしたバッグなどリサイクルしているそうです。ペットボトルの底を使ったネックレスもある。
 エテラ港のマーケット広場 Kauppatori にはオレンジ色のパラソルの下に露店が並ぶ。ラズベリーなどが人気とか。焼いたサーモン、ニシンの子供のフライなどがある。お勧めの盛り合わせは野菜と小魚のフライをたっぷり、その上にグリルしたサーモンをのせたもの19ユーロ(3000円)。
 エーンルートゥ・ニクラスさんが紹介してくれたのは、海沿いの「カフェ・ウルスラ Cafe Ursula」のブルーベリー・パイ。
 エスプラナーディ公園 Esplanadi ではみんな日光浴している。子供を育てるにはいい国だそうです。幼稚園から大学院まで学費は全て無料。子供が生まれると「赤ちゃんキット」が贈られてくる。歯ブラシ、絵本、服まで60点入っている。50年前からの制度だそうです。

 1時間かけてフィスカルス村 Fiskars に行く。鉄細工の工房とお店がある。約100人のアーティストが工房とお店を構えていて、自由に見学できる。作る作品もレベルが高いというので注目されている。ジュエリーも美しい。アーティストと直接話しができるし、製作風景を見学できる。

 新婚さんの朝ごはん。街の郊外にある建物に住むビルマ・イハマキさん(22歳)が作っているのは、1品目「カルヤランピーラッカと卵のバターペースト」。カルヤランピーラッカというお米を牛乳で煮詰めたパイのようなものを、オーブンで10分焼く。これにつけるペーストをつくる。ゆで卵を細かくし、たっぷりのバター、ねぎ、塩胡椒で混ぜる。
 2品目「サーモンのクリームソース」。サーモンをフライパンにのせ、ねぎをのせ、塩胡椒、レモン汁で味付けし、両面を焼く。生クリームをたっぷり入れ、サワークリームを加える。しばらく煮込んで完成。
 3品目「夏のイチゴケーキ」。卵と砂糖をあわだて、小麦粉とベーキングパウダーを加えてしっかり混ぜる。それを型に流しこみ、オーブンで30分焼く。その間にバナナとイチゴを切り分ける。ケーキを横から半分にし、真中に生クリーム、バナナ、イチゴをたっぷりのせケーキではさみ、上から生クリームとイチゴをトッピングして完成。


テレビ番組「にじいろジーン 世界ぐるぐるジーンはコペンハーゲン」

 2008年6月21日放送。

●コペンハーゲン
 商人の街を意味するこの街は古くからの貿易港。街のシンボル「人魚姫の像」は作られてから間もなく100年。街のいたるところに運河があり、人々がのんびり過ごしている。
 ロイヤル・コペンハーゲンは230年以上の歴史を誇るデンマークの陶磁器メーカー。手作業で作られる美しいブルーの装飾と白い磁器が日本でも大人気。本店で人気なのは、従来の「ブルー・フルーテッド」ではなく、「ブルー・フルーテッド・メガ」。2000年に学生のカレンさんが発案し大ヒットとなった。
 車で1時間郊外に住むリッケ・ケアさん(39歳)のお宅を訪問した。典型的な赤レンガの家で、4LDK137平方mで、1人息子2人娘の5人家族。内部は白を基調とした部屋。デンマークでは赤ちゃんにも自分の部屋を持たせる家庭が多いそうです。長女はアンデルセンの童話を持っているが、世界的な童話作家です。生涯で150以上の創作童話を書きました。でも本を持っている家庭は少ないそうです。本の値段は1冊4000円以上するので、買わずに図書館で借りるそうです。アンデルセンの本だと9000円以上するそうです。
 家具はデンマーク製で、ご主人はデザイナーズ家具のメーカー「フレデリシア・ファニチャー」に勤めている。
 自転車通勤が目立つが、国会議員をはじめ約4割の人が利用している。車の維持費も高くエコの意識も高いため。
 スーパーマーケット「Super Brugsen 」に行く。タマネギは1kg250円(日本は200円)、ネギは580円(日本590円)、バター250g390円(日本440円)。ウナギも売っているが、ヨーロッパではデンマーク以外ではあまり食べないみたいです。薫製にしてパンにのせて食べます。
 週末にはパンを作る。キッチンでパンを作ることが日常です。家ごとに焼くパンはいわば「おふくろの味」。「デニッシュ・ペストリー」はデンマークの菓子パンの意味で、バターと卵をたっぷり使ったパイ生地が特徴。
 女子ではハンドボールが一番の人気スポーツ。

 都会に住む人が利用するレンタル・コテージは可愛い。借りることができる人は、庭のないマンションの住民だけ。都会に住みながら、庭付きの生活が楽しめる。一度レンタルすると継続も可能で、その契約を子供に相続することも可能。65平方mで、年間賃料は4.3万円。
 チボリ公園に行く。1843年に作られた遊園地で今でも大人気。アンデルセンもここで童話の構想を練ったといわれている。
 夕食はミートボールの入ったデンマーク風カレーでした。たっぷりのバターにカレー粉を入れ、水と牛乳などを加えてスープにし、別に茹でたミートボールをこれに加える。ボウルにライスをのせてカレーをかけて完成。
 この日はヨアヒム王子の結婚式の日でした。国民に身近なデンマーク王室は人気です。


テレビ番組「にじいろジーン 世界ぐるぐるジーン ノルウェーのベルゲン」

 2008年6月7日放送。

●ベルゲン
 フィンランド航空で12時間、オスロを経由して到着。ノルウェー第二の都市。100万年前から氷河が作り出してきたフィヨルド地帯で、その地形から天然の港として発展し、バイキングの拠点が置かれていた。美しい港は観光地としても大人気。ブリッゲンの中世の香りを残すカラフルな木造家屋の街並みは世界遺産。
 高台に住むメイクアップ・アーティストのブリット・セイデルさん(38歳)のお宅を訪問した。娘さんが1人の3人家族で、4LDK116平方m。木製の素材が目立つ。ノルウェー特有の三角屋根の下は屋根裏部屋になっていて、キッチンから天井の階段を下ろして上がります。物置にしているようです。
 朝は夏でも気温が5度以下になることもあるという。厚めのベルギー・ワッフルと比べてノルウェーのワッフルはとてもソフト。1家に1台ワッフル焼き器があるという。キャラメル風味のブラウン・チーズをのせて食べる。
 魚屋さんでサーモンを購入。1kg2600円(日本は2400円)。クジラ赤身は4500円(日本8000円)。フィヨルド・シュリンプは1kg3900円。魚が中心という食事は日本に近い。
 港にある「スターツロード・レームクルー号」はノルウェーで一番大きな帆船。夫のマーカスさんはこの船長。94年前に作られたもの。ノルウェー国王のハラルド5世を乗せたこともあるそうです。今の時期は近くのフィヨルドまで観光クルージングにでているそうです。
 街中は木造の建物が多く、マクドナルドでさえ溶け込んでいる。タラで作ったフィッシュ・ケーキ1個115円を売っている店がある。
 草屋根の建物がある。断熱がよく耐久性もいいそうです。
 伝統衣装。子供はビーズのベルト、大人は金のベルトをしめる。腰から垂らした2本の布は結婚している印。
 夕食は木の実とエビが入ったサラダとサーモンのグリルでした。
 ブリットさんの母アンナさんは伝統工芸のローズ・ペインティングのアーティストでした。


テレビ番組「地球街道 西岡徳馬さんでデンマークの春」

 2008年5月17日放送。西岡さんは玉川学園時代に演劇「夕鶴」を公演するために訪れていた。そのバスで通った道を車で走る。

●コペンハーゲン
 シュラン島の東にある都市で、12世紀に建設された町。
 人魚姫の像。40年前に向こう側に行こうとして海に落ちたそうです。
 40年前に泊まったホテル「ダンホステル・ベラホイ Danhostel Belahoj」に行ってみた。ビアイッテ・シャフナーさんが部屋を見せてくれた。その部屋の窓から見た景色が忘れられないそうです。

●クロンボー城
 コペンハーゲンから北に50km。スウェーデンとの国境にある世界遺産クロンボー城。かつてデンマークの王はこの海峡を通る船から通行税を徴収した。16世紀の北欧ルネサンスを象徴する城。シェークスピアの戯曲「ハムレット」の舞台としても有名。モデルとなった王子は Amleth で最後のHを頭に移動するとハムレットとなる。
 王の間、舞踏の間、王座の装飾、王妃の間が紹介されました。40年間に撮った「旗の掲揚台」にトム・クリステンセンさんが案内してくれました。今は一般の人は行けない場所です。

●ロスキレ大聖堂
 シュラン島の北部中央にある。12世紀に完成した歴代国王の霊廟で、1995年に世界遺産。

●グレートベルト大橋
 シュラン島の西部にあるグレートベルト大橋は1998年に完成した夢の橋。全長18kmでフュン島とを結ぶ。通行料は205クローネ(4500円)。当時はフェリーが運航していた。夕陽に向かってドライブした。横は電車が走っている。

●フュン島
 20分ほどで到着。東京都の1.3倍の面積で、人口45万人。「デンマークの庭園」と呼ばれるのどかな自然が溢れる。
 40年前に一面に菜の花畑が見えた。

●オーデンセ
 フュン島の中心都市で、18万人が暮らすデンマーク第三の都市。落ち着いた昔ながらの街並みが残されている。
 アンデルセンの故郷で、生家がある。再現された部屋もある。アンデルセン博物館もある。本人が使っていた入れ歯もある。
 思い出の劇場「オーデンセ劇場」に行く。40年前に公演を手伝ったピーター・ウィットマーシュさんと出会った。500人収容の3階建の客席。お客さんが拍手でなく、足を踏み鳴らして感動してくれた記憶があるという。


●フォーボー
 パン屋「ヴェンドルフ」でデニッシュをいただいた。この町から440km離れた所に目的地がある。
 西に向かいフュン島から橋を渡るとユトランド半島。その北部のレーソ島に目的地がある。そこまでイタリアから続くヨーロッパ・ハイウェイE45を走る。途中で高速を降りて寄り道。

●アイア・バウネホイ
 ユトランド半島のほぼ中央。小高い丘の上に門のような建物がある。デンマーク語で「デンマーク最高地点」と書いてある。海抜170.95m。門にあがるには5クローネ(110円)。360度何もありません。
 ここから目的地まで240km。

●オールボー
 フォーボーから340km。夜7時でも明るい。酒所としても有名な場所なので、「ソーゴーズ・ブリュクブース Sogaards Bryghus 」でアクアビットとビールと1品を注文した。ヤネ・アナセンさんが持ってきてくれました。アクアビットはジャガイモでできた蒸留酒で45度。今回は「Aalborg Taffel Akvavit」1杯35クローネ(760円)。デンマークでアクアビットといえばオールボー。黒ビールをチェイサーがわりに飲むのがツウだそうです。「牛肉の煮込み」。

●フレデリクスハウン
 オールボーから60kmの港町。ここからカーフェリーでレーソ島に渡るのだが、船は出航した後だった。時間は8:50、12:30、16:50の3便らしい。
 ユトランド半島の最北端に行く。この町から40km北にスケーエンの海岸がある。グレーネン岬の先で奇妙なものが見られるという。右のカテガット海峡からくる波と左のスカゲラク海峡から来る波がぶつかっていた。

 フェリーは乗船料が往復で大人1人車1台で400クローネ(8700円)。12時30分出航。90分で到着。

●レーソ島(レス島)
 平らな島。港から目的地まで10km。東京都の1.2倍の面積で人口は2000人。
 東へと走る。レーソ製塩所があった。ハンネ・オーレセンさんが説明してくれました。海藻が入っている海水をそのまま使っているから茶色になっている。年間100万トン生産していて、500g80クローネ(1700円)。
 東経11度、北緯57度。デンマークの北に広がる荒涼とした風景の中に麦わらの屋根の家がある。さらに先にあるのは、とても不思議な家。左半分はわらぶきで、右半分は海藻。住んでいるのはベアテル・フォブさんとリッシーさん。1700年代に建てられたもので、資材が不足したので、柱などは難破船からのを使い、海藻オールグラスを使った。土地がやせていてわらも取れなかった。1800年代に作ったそのままで海藻が残っている。しかし半分のわらぶきはどうしてか?というと、海藻が取れなくなったため増築した分はわらぶき。海藻屋根の家は今では20軒ほどになったそうです。レーソ博物館もその一つ。
 木を植えて冬でも石油に頼らない生活をしているそうです。
 素晴らしい夕焼けが見られました。


テレビ番組「ヨーロッパ世界遺産の旅 デンマークのイェリング墳墓群、ルーン文字石窟群と教会」

 2008年4月13日放送。Fauna Film製作。

●イェリング墳墓群 Jelling Mounds
 ユトランド半島の中部のイェリングにはバイキングが残したと言われる石碑や墳墓と教会がある。8〜11世紀に大海原を渡り、ヨーロッパを席捲した。ゴーム王はイェリングを中心としてデンマークの統一にのりだした。野心は息子のハーラル王により引き継がれ、スウェーデン南部にまで及ぶ広大な地域を手中に収めた。ハーラル王はキリスト教に改宗した王としても知られている。ハーラル王が都をルスキレに移すまでの100年間は、イェリングがこの地方の中心地だった。
 バイキングの多くは農業や漁業に従事していたが、一部は沿岸地域に出ていって恐れられた。ユトランド半島の東の島にはバイキング船が展示してあるが、屋根がない。イェリングの近郊にはハーラル王が建造したという橋の一部が残っている。
 イェリングにはゴーム王とハーラル王が作ったという墳墓が教会をはさんで南北に2つある。北の墳墓にはゴブレットしかなかった。南の墳墓にも玄室は発見されていない。現時点では北の墳墓はゴーム王とチューラル王妃の墓、南はハーラル王の偉業を称えた記念碑と考えられている。教会の前には大小2つの石碑があり、ルーン文字が刻まれている。1つはゴーム王のもので、妻チューラに捧げると書いてある。1つはハーラル王の偉業が書かれている。石碑のレプリカが博物館にある。
 バイキングは手先が器用だったので、美しい銀製品を数多く残している。ハーラル王は木造の教会を作ったが、現在ある石造りの教会は1100年頃に建てられたもの。ハーラル王の改宗は政治的な意味あいがあったらしい。当時のドイツのオットー1世はキリスト教を広めるために、デンマークに攻め入ろうと画策していた。ハーラル王は改宗することで自国を守ったが、デンマーク全土にキリスト教が浸透したのは11世紀だった。建築当初のフレスコ画は中世に行なわれたずさんな修理で損なわれた。現在のものは描き直されたもの。1970年代に教会の大規模な改修が行なわれ、ゴーム王の遺骨が出土した。
 1994年世界遺産。


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