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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。


テレビ番組「にじいろジーン 地球まるごと見聞録 タヒチ」

 2010年8月28日放送。

●タヒチ
 エア・タヒチ・ヌイでタヒチへ到着。南太平洋に広がる118のフランス領ポリネシアの島々。その玄関口がタヒチ島。美しい海に囲まれた常夏の楽園。
 タヒチ島の中心地、フレンチ・ポリネシアンの首都パペーテ。町にはフランスの影響を感じさせる洗練された雰囲気が漂う。
 このタヒチに魅せられたのが、ポール・ゴーギャン。晩年の12年間ここで暮らし、人々を描いた。ポール・ゴーギャン博物館がある。
 独特のリズムで踊るタヒチアン・ダンスも旅気分を盛り上げてくれる。

 にじいろガイドはキャンディスさん(30歳)。市場(マルシェ)をのぞけばタヒチの食生活がよくわかるという。タヒチでは生魚を食べる習慣があり、マグロは一番ポピュラーな食べ物。刺身が並んでいます。
 町のレストラン「スナック・マド Snack Mado 」を訪れ、代表的なマグロ料理「ポワソン・クリュ」約850円をいただいた。一口サイズのマグロに切り、キュウリを加え、塩とライムで味付けし和えていく。仕上げにココナッツ・ミルクをたっぷりかけてある。
 ちょっと変わったマグロのメニューとして教えてくれたのは、マルシェに並ぶ謎の瓶を使ったもの。これは海水に魚の身とヒレを1週間漬け込んで発酵させたダシ汁「ファファル Fafaru 」約900円で、マグロにつけて食べる。強烈なニオイながらマグロを1時間浸すと独特な風味が味わえる。ファファルは普通のココナッツ・ミルクと発酵させたココナッツ・ミルクを両方つけて食べるとさらに美味しくなる。例えていえば、マグロにブルーチーズをつけて食べてる感じだという。

 タヒチ島にはパパラなどの有名なサーフスポットが数多く点在している。

●モーレア島
 フェリーで約40分。片道約1400円。ゴーギャンが中世のお城のようだと称えた雄大な山並みを持つ島。フランス領ポリネシアンの中でも最も美しい島の一つとして人気がある。白いビーチからのぞむ透明度の高い海は、訪れる人々に究極の癒しを与える。
 ボートで沖に出れば、そこに広がる息を呑むほど美しい幻想的な自然。エイの大群がいました。触れ合うこともできる。とても温厚なツマグロザメもいますが、安全だそうです。モツピクニック(小島めぐり)2時間約8000円。
 この島では一面にパイナップル畑が広がっている。独特の品種「クイーン・ポマレ」は、一回り小振りで、一年中収穫されている。島の工場「ジュ・ドゥ・フルイ・ドゥ・モーレア」では、島特産として人気のあるこのパイナップルを使用し、毎日2万リットルのジュースが生産されている。ジュースは1リットル約350円。

●タヒチ島
 ティアレという白い花から作る「モノイオイル Monoi Oil 」は日焼けケアに使われる。作り方は、ココナッツの実を機械で細かく削り、そこに花を入れて軽くかき混ぜ、1週間以上日当たりのよい場所で保管するだけ。香りもよく肌がしっとりするからお勧めとか。120mLで約350円。

 「ガネシャ Ganesha 」というお店には、木の皮からできた「タパ」という布があった。昔はこの布を使って服を作ったそうで、現在そのセンスを生かした代表的なファッションが「パレオ」となっている。
 とてもオシャレなパレオの店「ブティック・ル・ティアレ」では、パレオはすべて手書きで一点モノ。フランスから移住してきたパトリス・ロマノさんとアーネル・ペティオさんもお店にパレオを提供している人気アーティスト。スポンジを改良した筆を使って描いていました。1つ約5500円〜。
 パレオは巻き方でいろいろなドレスに変身できる。

 ダンス教室「ヴァへアナ・ダンススクール」で、パレオの巻き方を習った。レッスン料は1時間約1800円。一番ポピュラーなのは、「ホルター・ネック・スタイル」で、布を前でクロスして、先をねじって、首の後ろで結ぶだけ。次は「バック・オープン・スタイル」で、布の先端を首の後ろで結び、さらした布の先をミニスカートの丈に合わせて固定する。次は1枚の布だけどセパレートに見える巻き方「セパレート・スタイル」で、布を前で結び、おなかの位置から布をねじり、再び腰の高さで広げて結ぶ。

 住むための物件を紹介してくれました。やってきたのは、パペーテの山の手にある賃貸マンション「Residence DIVA-NUI 」。2LDK120平方mで、白を基調としたインテリアで、リゾート気分たっぷりの家具は備え付け。ポイントはバルコニーで、モーレア島まで見渡せる景色。家賃は1ヶ月19万パシフィック・フラン(約19万円)。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん タヒチ」

 2009年7月11日放送。

●パペーテ
 日本から11時間。海の中には熱帯魚がいっぱい。首都パペーテは人口2.6万人。大きくて立派な体格の人が多い。この国では大きいのはいいこと。紙幣もコインも大きい。30cmのサンドイッチもある。夜の屋台で人気なのは、大きなステーキ。
 海岸沿いでタヒチアン・ダンスを練習している人がいた。太鼓の音にあわせて踊っている。タヒチアン・ダンスはフラ・ダンスの原型と言われるほとに歴史がある。激しい腰使いが特徴。

●モーレア島
 隣の島に行く。高速船で30分。人口1.4万人で、ゴーギャンが絵に描いたような庶民的な町。自然豊かで素朴。美しいビーチは観光客が少ないので、タヒチの穴場。
 この島で一番人気のツアーに船で参加。イルカがいました。船から海に下りてシュノーケリング。エイの餌付けとかキスとかしてました。
 レイフォン・ジュリアンさん(19歳)が紹介してくれたのは、リゾート・ホテル「モーレア・パール・リゾート&スパ」。開放的なロビーで天井が高い。まずはパイナップル・ジュースとおしぼり。全94室。一番人気は水上バンガロー。ベッドにはハートのマーク。テーブルの下はガラス張りで魚も見ることができる。窓の外は美しい海。1泊8.6万円〜?
 ホテル自慢の水中マッサージ「ルミアヴァイ?」もお勧め。体温に近いお湯につかりながら、マッサージやストレッチをするととても効果的らしい。80分2万円?

●パペーテ
 沖合いでタヒチ定番の休日の過ごし方をしている。海の真中で立ったまんまでバーベキューをしていた。陸から100mから離れたこの浅瀬は周囲をサンゴに囲まれているので、波がほとんどない。貸切船をチャーターすれば観光客も気軽の楽しめる。

 新婚さんの朝ごはん。リゾートホテルのような白いマンションに住むレイアナ・レイトンさん(27歳?)はタヒチの空港で働いている。1品目「タイオロのポワソン・クルー」。カジキマグロを一口大に切り、キュウリも同じく切り、ボウルの中に入れる。タイオロというココナッツの実を発酵させた、ヨーグルトのような味の調味料を入れる。混ぜて、塩で味を整え、ネギとレモンを添える。
 2品目「プヌ・プアトロ」。コーンビーフにたまねぎを加え、炒める。削ったココナッツの実をふきんで絞って、ココナッツ・ミルクを作る。炒めたものをココナッツ・ミルクにつけて食べる。
 3品目「バナナ・フランベ」。バナナを縦に半分に切り、大目に油を敷いたフライパンで焼く。砂糖をふりかけながら、両面焼いてからお皿にのせ、タヒチ名産のラム酒をたっぷりかける。これに火をつけてフランベ。最後にココナッツの実をかける。
 4品目「パパイヤ・ヨーグルト」。パパイアを切り、ヨーグルトにのせる。さらに上からヨーグルト。さらにグアバのジャムをかけて、お手軽デザートの完成。


テレビ番組「びっくり法律旅行社 タヒチ」

 2009年2月12日放送。児玉清、黒崎めぐみ、タカアンドトシさんが司会。東ちづる、有吉弘行、優木まおみさんがゲスト。

●タヒチ
 成田空港から11時間。平均気温27度。時差は日本より5時間先。挨拶は「イア・オラナ」は覚えておくこと。「あなたが健康でありますように」で朝でも昼でも夜でも「こんにちは」として使う。  水上コテージで過ごした後に、朝食は「カヌー・ブレックファスト」として。花でデコレーションしたカヌーで運んでくる。
 町では「まぐろの刺身」は「Sashimi」。シェフのパトリック・ユーエルさんが説明。マスタードとみじん切りのにんにく、ショウガ、オイスター・ソース、醤油、オリーブオイルを入れて混ぜたものをソースに使う。「プラソン・クリューアツレ」はアジの刺身。丸ごとアジにレモンをかけて手掴みで食べる。
 タヒチアン・パールは今までは1g20円の税金がかかっていたが、2008年の年末から撤廃。

 観光協会局長のダニィー・パネロさんが自然の豊富なタヒチをPR。

●パペーテ
 タヒチで唯一都会を感じることができる町。カテドラル、カフェなどが揃っている。乗合バスのル・トラックもタヒチ名物。
 ファアア警察署のアルド・スタージオスさんの仕事に同行させてもらった。警察の仕事は、町を守ること。お年よりの護衛。銀行のATMで現金を下ろしたお年よりを家まで送った。信号が少ないので交通整理をする。横断歩道は絶対歩行者優先。止まらなかったら、15000CFP(15000円)の罰金。住宅街のパトロール。洗濯物を外から見える場所に干してはいけない。景観を損ねるため。
 ピーラエ郵便局では、お勧めのお土産がある。タヒチの切手は人気が高い。郵便の配達が不定期なので、みんな私書箱を持っている。年間2000円。なので郵便ポストが家の前にはない。しかし、赤い箱がある。これはフランスパンを入れるもの。朝と夕方に配達のサービスがある。値段が法律で決まっていて、1本51CFP(51円)。

 タヒチアン・ダンスのルール。衣装は全て天然でなければならない。髪の毛は長くなくれはいけない。カツラは禁止。

●モーレア島
 タヒチ島の北西約18kmにあり、映画「南太平洋」の舞台になった。ガイドはアルベルト・ハーリングさん。バギーで出発。まずフルーツ工場で美味しいジュースをいただく。絶景ポイントのトアテアの展望台。
 住所の書き方が違う。「PK 22.4 (mer) Papetoni 」とかいてあったら、空港がゼロ・ポイントで、外周に沿って22.4km離れた場所で、道路の海側。山側だと mont です。

 水上コテージのルール。チップの習慣がないので、あげたい時は枕元に包んで置いておく。水上コテージからの飛び込みは禁止。深さが2mのため。また釣りは禁止。サンゴに触るのも禁止。大声禁止。


テレビ番組「ホンモノの伊東一家は海外嫌い!? 第7弾 今年は楽園タヒチ」

 2009年1月25日放送。2007年に放送されたものの再放送らしい。伊東四朗(69歳)、孝明(35歳)が旅をした。エアー・タヒチ・ヌイで11時間でファアア国際空港に到着。ここでプロペラ機に乗り換えて50分でボラボラ島に到着。TV朝日製作。

●ボラボラ島
 南太平洋の真珠とも呼ばれる。世界の新婚カップルが憧れる最後の楽園。周囲を飾るブルーラグーンは、まさにサンゴのネックレス。人口7000人、島の外周は27km。
 ボラボラ空港はポリネシアンの森の感じ。ロビーではレイをかけてくれて、タヒチアン・ダンスも踊ってくれました。空港長のスタンリー・エラコットさんが挨拶。空港にはタクシー乗り場はない。ホテルとの間は送迎ボートが頻繁に行き来している。エラコットさんのボートでホテルに移動。ラグーンとよbれる水深が浅い海が広がる。ボラボラ島の象徴のオテマヌ山が見えてきた。

 宿泊は「インターコンチネンタル・ボラボラ・リゾート&タラソ・スパ」で、きれいな設備でぴっかぴか。美しい海の上にある客室は水上ヴィラ。ホテルのカートでフロントに向かう。キーをもらい部屋に入る。今回は124号室。スイート・ルーム並。30坪で、海洋深層水を利用したエコロジーな冷房システム。窓の外は美しいラグーンとオテマヌ山。海に下りる階段とあがった時の水をかける水道付き。室内のガラステーブルの下にブルーラグーンと熱帯魚を見ることができる。夜はライトアップされ、さらに幻想的になる。ダイヤモンド水上ヴィラは1泊15万円〜。

 モアナ・ジェット・ボート・ツアーのピエール・サンさんのボートに乗る。かなりスピードが出ます。時速80−100kmでてました。最初のシュノーケリング・ポイントは外洋に近いので深くて海の色も濃い。餌を投げ入れるとツマグロザメが登場。体長1.5〜2m程度の人懐っこいサメだそうです。
 次のシュノーケリング・ポイントに行く。ここは深さ1.2m程度で、エイが泳いでいました。餌付けされているので人間に慣れている。エイよりサメの方がよかったそうです(笑)

 ホテル内の「ディープ・オーシャン・スパ」に行く。14以上のトリートメント施設を備え、深海深層水によるトリートメントやエステを体験でき、女性の宿泊客に大人気。日本人好みの畳の間もある。エステシャンのオスティーノ・アンジェリンさんが、マッサージしながら、海藻の成文の入ったクリームを塗る。全身にラップを巻いて、37度のお湯に入る。その後ジャクジーに入る。

 不動産巡り。エラコットさんの息子のサンディーさんが案内。ボラボラ島には不動産屋さんがない。物件は口コミだそうです。小さな島丸ごとで1万平方m。4部屋、納戸、リビング、ダイニング、キッチンの4SLDKで、水道もあり、発電システムもある。ゲストハウスもある。椰子もなっていて、魚もいきなり30cmのものが釣れたらしい。ポワソン・クルーを作ってくれた。アジの切り身をレモンとココナッツ・ミルクで和えたタヒチの人気料理。名称「Motu Haapiti 」は空港からボートで5分。27億円。
 ちなみに物価としては、一番人気のお店「スナック・マティラ」では、エビカレー(2200円)、オムレツ1300円、マルゲリータ・ピッツァ1800円。

 本島の船着場から200mの物件。土足厳禁。ログハウス風の高い天井と広いリビング。キッチン、寝室、ロフトがついて、ゲスト用のバンガローも隣に建っている。庭の前はプライベート・ビーチ。これはエラコットさんの自宅でした。2億円です。

 仕事を探しに行く。手作りパレオのお店「ギャラリー・アランリンダ」。パレオはタヒチの民族衣装。女性だけでなく男性も使う。パレオ・デザイナーのアラン・ジャノーさんは元々はフランスに住んでいたが、新婚旅行で来たタヒチに魅了され移住、1978年からパレオのデザインと店での販売をしている。
 まず特殊な染料で輪郭を描き、背景の色を塗る。天日に30分当てる。特別な品なので、アランさんは2万フラン(2.5万円)だそうです。

 タヒチアン・ダンスを海辺で練習していた。ダンサーのパトリック・タウアロフさんが説明してくれました。打楽器、踊りに参加しました。ファイアー・ダンスも見せてもらい、挑戦しました。

●タヒチ島
 激しい波が海岸線に打ち寄せ、サーフィンなどのマリン・スポーツも盛ん。サーフィン発祥の地とも言われる。女性たちはみんなお花の素敵な髪飾りをつけている。
 パペーテ市内は旅行者用の土産物屋さんも多くある。不動産屋さんに行くと、ロビー・バイラントさんが説明してくれました。海がよく見える賃貸物件。市内から車で15分?3LDK、1LDKの建物が並ぶ。テラスは24平方mで、美しいモーレア島が見える。72平方m、2LDK、家具や電化製品はついていて、駐車場もある。月19.8万円。

 人気ランチ・スポット「マルシェ(市営市場)」。マグロは5人分くらい?が1300円。「シェ・フランシス」はフランスパンの店。焼きそばパン1個、春巻き2個で合計470円。飲み物を買って2階で食べる。
 モダンな回転寿司の店「バーラムンディ」に行く。マグロの赤身、サーモンなどが人気。一皿580F(770円)、480F、680Fなど。アボカド・ロールもある。

 黒真珠の店「タヒチ・パール・マーケット」に行く。自分だけのオリジナルを作ることが可能。気に入った黒真珠が見つかったら、台座を選び、穴を開け、接着して乾くのを待つだけ。最短で1時間。ネックレスで1玉で2.5万円。

 宿泊は「ラディソン・プラザ・リゾート・タヒチ」。波の音を聞きながらゆったり過ごせるリゾート。花が散りばめたジャクージ付きの部屋でした。テラスの前の前が海。3万F?。ゲスト用に様々な体験レッスンが用意されている。タヒチアン・ダンス、プールの中で行なうアクア・ジム、初心者も参加できる海岸でのサーフィン・レッスン。
 夜はホテルのレストランで「ポリネシア・ダンス・ショー&ビュッフェ」6000F?。
 地元の人のお勧めディナーはパペーテ港の「フェリー埠頭」に出現する屋台。トラックを改造した屋台レストランが30台ほど並ぶ。ピッツァ、中華料理、分厚いお肉のグリルなど。中華料理の「ラバイハウ」は写真付き。エビ・チャーハンを注文。ワンタン麺1300円。ステーキ1200円。

 一般家庭の生活を見せてもらう。島の南西にある、ダンスの先生をしているマベール・クロードさんのお宅。庭さきにあるタロ芋、椰子の実を採る。タロ芋は切って、茎の部分を同じ場所に埋める。おもてなし料理を作る際は男性が作る。椰子の実を割り、中の白い部分だけを専用の道具で削り取る。白い部分を布に包んで絞るとココナッツ・ミルク。タロ芋は皮をそぎ取るだけ。これを熱した石の上で蒸し焼きにする。子豚1頭も。出来上がるまで3時間。その間、カヌーをしにいく。帰り道に道路脇でカツオを売っていた。50cmくらいで1尾1500F(1800円)。持ち帰ってカツオを5枚におろした。串にさして直火であぶる。氷水ですぐに冷やし、タタキが完成。
 伝統的儀式にのっとって、音楽を演奏して、料理をいただいた。


テレビ番組「世界!弾丸トラベラー 光浦靖子さんでタヒチ」

 2008年11月8日放送。タヒチは素敵なビーチ・ウェディングを挙げたいというカップルに大人気。日本人も年間200組くらいいる。光浦靖子さん(37歳)が下見に行く。エア・タヒチ・ヌイのTN0077便、TN416便で日本から12時間でパペーテからボラボラ島に到着する。絶景ビーチでウェディングを挙げる0泊3日の旅。

●予定
 1日目、11:30、成田空港発、エア・タヒチ・ヌイのTN0077便、TN416便。
 2日目、6:30、パペーテ空港着。7:10、ボラボラ空港着。7:30、ボラボラ空港から島の中心のヴァイタペに向かう。8:00、事務所で結婚式打ち合わせ。9:30、朝食。10:45、ボートでホテルに。11:10、ホテルにチェックイン。12:00、スパ。13:00、メイク・ドレス着付け・ヘアセット。14:00、南国の楽園タヒチで結婚式。19:10、ボラボラ空港発。
 3日目、1:30、パペーテ空港発、8:25、成田空港着。

●ボラボラ島
 今回は滞在時間は12時間。空港で現地ガイドのマーラーさんに出会う。あまり日本語はできません。船でヴァイタペの町に向かう。20分で到着。ヴァイタペはパレオや黒真珠などのお土産屋が並ぶ。現地ガイドのテリーさん(26歳)とロメオさん(24歳)が結婚式の花婿をしてくれます。今回はテリーさんでお願いしました。
 9:00、「ブティック・ボラボラ」で買い物。パレオが豊富にある。テリーさんがパレオの着方を教えてくれました。青いマンタの絵柄のパレオを2800フラン(3600円)で購入。
 朝食の店「スナック・マティラ」まで車で20分。海を見ながら白身魚の「マヒマヒ・バーガー」850フラン(1100円)をいただいた。
 結婚式を挙げるホテル「インターコンチネンタル・リゾート&タラソ・スパ」に船で移動。海の色が水色に近い青で、透明度がすごい。普通は水上コテージに宿泊だが、今回は結婚式の控え室として11痔10分にチェックイン。とても豪華で、2,3室ある感じ。ベッドには赤い大きな花が30個ぐらい散りばめてあった。
 光浦さんはシュノーケリングが趣味なので、早速泳ぎました。体長1mのエイ(アカエイの一種)の姿を楽しんだ。
 12:00からディープ・オーシャン・スパで1時間エステ。目線の先には床下の海と魚たちが見えました。1.1万フラン(1.5万円)。
 13:00から、ウェディング・コーディネーターのオベル・ネリーさんが来て、メイクをしてドレスを着させてくれました。
 14:00、テリーがコテージにカヌーでお迎え。カヌーに乗って水上チャペルに到着。ウクレレ楽団の演奏が始まり、結婚式の始まり。司祭?さんの案内で2人でチャペルに入ると、床は透明で海が見える。誓いの儀式を行なう。指輪でなくレイの交換をして、誓いのキスをしました。チャペルの外に出ると盛大な拍手でお出迎え、フラワー・シャワーで祝福。水上チャペルから隣のビーチにウクレレ楽団と桟橋をパレード。いろいろな人が祝福してくれました。パーティ会場に到着。ビーチでウェディング・ケーキとシャンパン。37歳独身というのを完全に忘れさせてくれる夢の一時でした。みんながタヒチアン・ダンスで祝福してくれました。みんなが祝福の握手をしてくれました。費用は水上チャペル、楽団、ダンサー、ケーキとシャンパン、その他で30.6万フラン(40万円)。
 ここからテリーがどうしても光浦さんに見せたい景色があるというので、ヘリでツバイ島を空から見る。本当にこの環礁は内部の海がハート型ですね。この島を恋人同士で見れば、永遠の愛を手に入れることができると言われている。

 お菓子はタヒチ特産のバニラを使ったババロア「アタフェティッイ」をいただいた。ノニ・ジュース入りでした。


テレビ番組「楽園クルーズ ポール・ゴーギャンの愛した島々」

 2008年4月20日放送。フレンチ・ポリネシアンを客船「ポール・ゴーギャン号」に乗ってクルージングの旅にでる。今回はタヒチ島からモーレア島の横を通過し、ライアテア島を巡る7泊8日の旅。後期印象派の巨匠ポール・ゴーギャンが1891年41歳でタヒチに渡り、通算6年を過ごした。Japan Vision 製作。

●船
 その名をもらった客船は乗客320名、乗組員は211名、客室160、全長166.5m、全幅24.6m、重量19200トン。1つしかないオーナーズ・スイート。グランド・スイート、ベランダ付きステートルーム、バルコニー付きステートルームが紹介されました。

●タヒチ島
 フレンチ・ポリネシアンの中心的な存在。ヨーロッパの文化が溶け込み、近年近代化が進んだ。水上バンガローにはポリネシアンらしい風景がある。海の青、あぶしい光、木々の緑。アラホホの潮吹き穴、ファアルマイの滝もある。
 パペーテは人口2.6万人。フレンチ・ポリネシアンで一番大きな町。マルシェ(市場)は1階は生鮮食品、2階はお土産屋など。ランブータン、マンゴスチン、アナニ(オレンジ)などがある。
 午後10時にパペーテの港から出航。歌でのもてなし。
 1日目の夜はゴーギャンのキャプテンのイボン・ラロッジさんと乗客との写真撮影がある。ウェルカム・ディナーショーでは、スタッフが紹介された。

●ライアテア島
 2日目の朝に山が見え、朝食後、次第に近づいた。島のまわりはサンゴ礁がある。サンゴ礁のすぐ近くまで船は近づいた。錨を下ろし、みんなで歓迎のポリネシアン・ダンスを踊った。そして「マウルール、マウルールロア」という歌を歌った。ありがとうという意味。
 小さなボートでウツロアに上陸。ここでボートを乗り継いで島の周囲を巡るクルージング・ツアー。一番広い川ファアロア川に入る。現地の子供たちが元気にお出迎え。
 以前はこの島がポリネシアンの中心的な島だった。その名残を残すのが、ウツロアの港からおよそ35km離れた「タプタプアテアのマラエ」。マラエとは神殿のこと。ポリネシアの島々から人々が巡礼にやってきたという言い伝えも残っている。夜になると火が灯されていた。モアイのような石像もある。


テレビ番組「旅サラダ 2008年1月は坂本三佳さんでタヒチ」

 日本から南へ1万キロ。フレンチ・ポリネシアンが正式な名前。南太平洋に浮かぶ118の島が集まっている。18世紀にイギリス人に発見されて以来、南海の楽園と呼ばれている。「タヒチ観光局」は http://www.tahiti-tourisme.jp/
 航空会社はエアー・タヒチ・ヌイで行きました。
http://www.airtahitinui.co.jp/

●ボラボラ島 BoraBora
 タヒチ島からエアー・タヒチの飛行機で45分(タヒチ〜ボラボラ:往復で31500CFP(4.25万円)3月末までなら28400CFP)。最初に生まれた島という意味。中央にそびえるオテマス山とその周囲の美しいラグーンが特徴。
http://www.airtahiti.pf/

 宿泊は「ル・メリディアン・ボラボラ Le Meridien Bora Bora 」(住所:Motu Tape, BP190, BoraBora、Tel:(689-60-51-51)で、水上バンガロータイプのホテル。ボラボラ島は水上バンガロー・タイプのホテル発祥の地と言われている。Overwater Bungalow は1泊83250CFP(11.2万円)〜。床一面が大きなガラス張りで、ベッドは天蓋付きで、ハートの花飾りがお出迎え。夜はライトアップされるので、床の下から明るくなるとか。
http://www.lemeridien-borabora.com/

 コテージには朝食を運ぶカヌーがやってきた。カヌー・ブレックファスト Canoe breakfast は、2名分1.8万CFP(2.43万円)。豪華な朝食でバンガローで海を見ながらいただけます。

 ここのホテルのラグーンでは絶滅の危機に瀕しているアオウミガメが保護されている。ルーシー・エスノーさんがガイドしてくれました。タヒチでは食用としていたので減ってしまったそうです。周辺で生まれたウミガメをホテル内のラグーンで4年間育て、海に返している。小亀と一緒に泳ぐこともできる。亀の餌付けは無料で、毎朝10時半〜。

 ラグーンにボートで案内してもらった。ガイドはマタイ・テファナさん(74歳)、船長はファレルラ・テアフイ Farerura Teahuiさん。昔はホラ貝で連絡を取ったそうです。アウティという大きな葉は魔よけに使う。冠を作ってかぶせてくれて、「アイタペアペア」と言ってくれました。アイタペアペアは全て問題ない、何も気にしないという意味。ウクレレで歌を歌ってくれました。毎朝あるポイントにエイが餌を求めて集まってくる。それに餌をやる。気がつけば、餌を求めてやってきたたくさんのツマグロザメに囲まれていましたが、人には危害を加えないので大丈夫です。アカエイとキスをしました。近くの無人島で一休み。パフアと呼ばれるオオシャコガイを取ってきてくれて、レモンを絞って食べさせてくれました。大きくなると1mくらいになるとか。カヌーガイドは1人6000CFP(8100円)で9時〜12時。Tel :(689)-25-54-15。

 浜辺で夕方、軽快なリズムが聴こえてきた。地元の若者「アマナフネ・グループ Amanahune Group」が音楽の練習。トエレという木をくり抜いただけの打楽器、ウクレレなどによる演奏で、ボラボラの歌を歌って、踊ってくれました。

 バイタペはボラボラ島の9000人のうちのほとんどが住む村。一般的なお宅のお庭にお邪魔した。ジゼル・パーカーさんはグレープフルーツを取っていた。どこの家庭でも庭で果物を作っている。他にもスターフルーツ、マンゴーなどもある。

 近くのティアパリ・ノエさんの農園を訪ねた。タヒチの国花のティアレ・タヒチ Tiare Tahiti という白い花を右の耳に飾ってくれましたが、右は未婚、左は既婚を示す。左側には心臓があるかららしい。ノエさんはこの花を育て、首飾りなどを作っている。つぼみの状態で収穫し、針と糸でつないで首飾りを作る。冠も作ってもらったが、愛する人へのプレゼントとして使うそうです。

●ツバイ島
 ボラボラ島の隣にこの首飾りに似た島がある。北に16km。ヘリコプター・ツアー(Tel:(689)-67-62-59)は1人27170CFP(約36640円)。要予約で、ル・メリディアン・ボラボラのアクティビティデスクから予約は可能。飛行は4名揃ってから。
 遠くからでもハートの形をした姿が見えます。天空のオープンハート。ボラボラでは人が亡くなって魂が立ち寄る場所だと言われている。見る角度で全く違う形に見える。この島を一緒に見ると恋に落ちるとも言われている。
http://www.polynesia-helicopter.com/


●タヒチ島パペーテ
 日本から飛行機で11時間。楽園の入口。パペーテの人口は2.6万人。フレンチ・ポリネシア最大の都市。
 マルシェ(パペーテ公営市場 Le Marche:営業時間:月〜土 7am〜5pm頃、日:3am-9am )に行ってみました。色とりどりの花、果物、野菜、魚が並ぶ。マグロの刺身は特定のソースをつけて食べる。1皿1000CFP(1400円)。醤油と油とニンニクとハチミツを混ぜるそうです。タバスコをいれてもおいしいとか。パイナップルは200CFP(270円)。花で冠を作っているおばあさんもいた。

 本場のタヒチアン・ダンスを教えてもらえるというホテル「ラディソン・プラザ・リゾート・タヒチ Raddison Plaza Resort Tahiti 」(住所:PK7 BP 14170-98710 Arue、Tel:(689)-48-88-88)にチェックイン。4年前にオープンしたホテルで、タヒチには珍しく都会的で洗練された雰囲気。オーシャンビュー・ジャクージ Ocean View Jacuzzi で、1泊39900CFP(5.4万円)〜。
http://www.radisson.com/tahiti

 このホテルでは週に2回、無料でタヒチアン・ダンスのレッスンをしている。火、木曜日の午後5時からパレオをまとい、自然と音楽を愛するタヒチアン・ダンスをみんなで習う。教師は有名なダンスグループのメンバー、テロロトゥア・ケリーさん。タヒチアン・ダンスは気持ちを込めて、愛する人のために踊る。文字を持たなかったタヒチの人の意思を伝える手段でもあった。

 庶民の足「ル・トラック」に乗り込んで移動。トラックの荷台を改造した乗合トラックで料金は130CFP(180円)。午後6時以降だと200CFP(270円)となる。冷房も暖房もないので、常にドアも窓もあいている。ドライバーに言えば、好きな所で降ろしてもらえる。

 120年前にここに楽園を求めてやってきたのは印象派の画家ポール・ゴーギャン。ゴーギャンの愛した豊かな自然とタヒチの人々。12年の滞在で数多くの傑作を残した。最後の大作は「我々はどこから来たのか?我々は何者か?我々はどこへ行くのか?」。

 「聖ジョン・バプティスト教会 Eglise St-Jean-Baptiste 」(住所:PK44 Matiea Tahiti)はゴーギャンも礼拝に訪れた、タヒチ島南海岸の珊瑚と石で築造された由緒ある教会。タヒチ語で歌われる「イアオラナ・マリア(アヴェマリア)」。この歌からゴーギャンの傑作「マリア賛歌(イアオラナ・マリア)」(1891年 )が生まれている。描かれたのはタヒチアンの聖母マリア像。ゴーギャンの見たタヒチの理想像なのでしょうか?
 近くにゴーギャンのお孫さんが住んでいた。タイ・マルセル Tai-Marcel さんはゴーギャンの直系のお孫さん。特別に自宅を見せてもらった。ここにはゴーギャンの複製画が150点。タヒチにはゴーギャンの作品が1点も残されていないので、友人の画家に頼んで描いてもらったそうです。額縁は家具職人だったマルセルさんの手作り。尊敬の気持ちを持って15年間作り続けているそうです。祖母のパウッラさんはゴーギャンの絵のモデルにもなっている人物。大切にしているのは木の形をした家系図。現在タヒチに住むゴーギャンの子孫は100名を超えるそうです。絵を揃えることで心が豊かになったそうです。祖父からもらった精神を大切にしたいと語りました。

 ゴーギャンが愛した泉を訪ねた。「神の日」という作品に描かれている。水はきれいで気持ちのいい場所でした。

●モーレア島
 ゴーギャンがまるで古城のようだと表し、愛した島がある。タヒチ島から高速船で30分。古いタヒチの面影を残す島。天空を刺すように伸びる山から、ミュージカル映画「南太平洋」の楽園バリハイのモデルとなった。
 パペーテの海の色と少し色が違う。タヒチ島と比べてずっと素朴な島。週末には多くの人が癒しを求めてやってくる。

 「インターコンチネンタル・リゾート&スパ・モーレア InterConinental Resort & Spa Moorea 」(住所:B.P.1019 Tiahura - 98729 Moorea、Tel:(689)-55-19-19 )には、世界中から注目されている人気のスパ「エレン・スパ」がある。ホテルとしては、モダンな部屋から、スイート、水上バンガローなどの様々な部屋がある。
http://www.moorea.intercontinental.com/

 うっそうとした森に囲まれた「エレンスパ Helene Spa 」(住所:上記ホテル内、Tel:(689)-55-19-70 )は、タヒチの天然素材を使っている。伝統的なトリートメント。
 今回はまず「トラディショナル・スクラブ Traditional Scrub 」(25分)11500CFP(15500円)。細かく削ったココナッツでマッサージ。続いてサンゴの入った白砂とオイルで足をスクラブ。続いて「ベジタブル・ラップ Vegetable Wrap 」(25分)17400CFP(23500円)。ノニやココナッツの入ったオリジナル・トリートメントでパックし、バナナの葉で全身を包み込む。ぽかぽかしてくるそうです。バナナの葉の香りがよもぎのような香りだとか。続いて温かい「レイン・シャワー Rain Shower 」(20分)8400CFP(11300円)で洗い流し、再びマッサージ。最後は驚きの「フレッシュ・フラワー・バス Fresh Flower Bath 」(20分)11500CFP(15500円)で花の中に埋もれてバスに入ります。至福の一時を過ごせる隠れ家です。
http://www.helenespa.com/

 タヒチの伝統を守るアーティストを訪ねた。伝統的なタヒチアン・キルト Tifaifai の人気作家ミリ・テトゥアヌイ・ヴィダル Miri Tetuanui Vidal さん。ミリさんは若い頃はモデルとして世界を旅した。現在はモーレア島に移住し、創作活動を続けている。タヒチアン・キルトは、18世紀末にヨーロッパの宣教師が持ってきた布の「はぎれ」を継ぎ合わせて作ったのが始まり。モチーフはタヒチの色鮮やかで力強い自然。ベッドカバー、冠などを見せてもらいました。普通のキルトとは違い、綿を入れずに2枚の布を縫い合わせていく。ティファイファイには自然への敬意と家族への愛情がつなぎ合わされているそうです。


●ツアモツ諸島
 タヒチ島から飛行機で1時間。真珠の首飾りのような島が70以上も連なる。サンゴ礁でできた海抜の低い島々は環礁とも言われている。その中で一番大きいのがランギロア島。

●ランギロア島 Rangiroa
 エアー・タヒチ(Tel:(689)-47-44-40)でタヒチ〜ランギロア間は往復で3.2万CFP(43200円)。タヒチから1時間で到着。
http://www.airtahiti.pf/

 島の周囲は220kmで、東京23区が全て入ってしまう大きさ。ランギロアとは広い空という意味。椰子の木よりも高い建物はない。

 宿泊は5星ホテルの「ホテル:キア・オラ Hotel Kia Ora 」(住所:B.P.1 Tiputa Rangiroa、Tel:(689)-93-11-11 )。ランギロア島に最初にできた30年以上の歴史を持つホテル。人気の水上バンガロー Overwater Bungalow の料金は1泊6.8万CFP(9.2万円)。太平洋を見下ろす、水上バンガローの並ぶ高級ホテル。水上バンガローのガラスのデスク?からは魚に餌をやれる。プライベート・デッキからは、ラグーンに降り出して、昼夜かまわずカラフルな熱帯魚たちと戯れて、泳ぐことができる。
http://www.hotelkiaora.com/

 「ブルードルフィン Blue Dolphins 」(住所:BP141 Avatoru Rangiroa 98775、Tel:(689)-96-03-01 )体験ダイビングに参加。料金は初心者で1名9900CFP(1.34万円)で要予約。ランギロア島は映画「アトランティス」の撮影が行われた程有名なダイビングスポット。最初に出迎えてくれたのはヒメフエダイ。前が見えないほどでした。マダラトビエイ、タイマイというカメ、バタクーダの群れ、マンタ(オニイトマキエイ)、などがいました。そこでイルカ・ウォッチングを体験できる。
http://www.bluedolphins.jp/

 この島にはタクシーもバスもない。可愛いデザインの四輪バギー「ファンカー」を借りて島を走る。2人乗り4時間で6500CFP(8800円)でガソリン代込み。条件は16歳以上であること。申し込みは「ホテル・キア・オラ」内のアクティビティ・デスク。Tel:(689)-96-03-28 。

 島の中心アバトル村(人口2000人)。人々は穏やかでのんびり。
 村の近くにイルカがやってくると聞いて行ってみた。ドルフィヌォッチは4750CFP(6400円)。最低4名以上で催行。申し込みは「ホテル・キア・オラ」内の申し込みデスク。野生のバンドウイルカの家族と一緒に泳ぎました。大きくなると4mにもなるバンドウイルカはこの島には約40頭生息しているそうです。イルカはバラクーダを引き連れていました。

 子供たちが凧上げをしていました。カラフルなカイトです。凧上げはタヒチに昔からある遊びだそうです。

 村の片隅に可愛いお店を見つけた。村に1軒しかない洋服屋さん「ランギスタイル Rangi style 」(住所:BP244 Avatoru, Rangiroa、Tel:(689)-96-83-20、営業時間:平日9:00〜12:00 14:00〜17:00、土曜:8:30〜11:30、定休日:日曜、祭日)。パイエア・ルイーズ・ウラトゥアさんが作っている。ドレスのフルオーダーはタヒチではごく一般的なこと。たくさん柄があります。パレオやカーテンなどの生地を使ったリメイクのドレスなども手がける。わずか15分でタヒチアン・ドレスのオーダーは完了。翌日できるそうです。料金は加工代3500CFP(4700円)+生地代1500CFP(2000円)など。素敵なワンピース?ができていました。

 タヒチが世界一の生産量を誇る黒真珠。お土産としても人気No.1。「ゴーギャンズ・パール Gauguin's Pearl 」(住所:B.P.191 Avatoru、Tel:(689)-93-11-30、営業時間:平日 8:30〜17:30、土日 9:00〜12:00 & 15:00〜17:00 )は見学と購入が可能。工房を見学させてもらいました。高価なものは1粒で4万円以上もする。黒蝶貝の中には、もう一つの宝物がある。「コロリ」と呼ばれる真珠の貝柱を試食してみた。コリコリしていて甘いそうです。
 こちらの養殖所では購入もできる。バロックパールと呼ばれるいびつな形の真珠を購入しました。3500CFP(4700円)〜でした。これにプラチナのドルフィンの飾りをつけたペンダントにしてもらって、プラス24000CFP(3.2万円)の合計3.7万円でした。

 ポリネシアで唯一のワイナリー「ドメイン・ドミニック・オロワ Domaine Dominique Auroy 」(住所:BP40003-98713 Papeete、Tel:(689)-96-04-70 )は、10年以上の研究の末に5年前に「ヴィン・ドゥ・タヒチ Vin de Tahiti 」が完成した。1年に2回5月と10月に収穫できるランギロアのブドウ。サンゴの積み重なった石灰質の土はミネラルが豊富。独特の味わいを持つワインを生み出す。セバスチャン・セバニエールさんが注いでくれました。カリニヨンという品種のブドウを使い、サンゴで育った白ワイン「ブラン・ドゥ・コライル Blanc de Corail 」(3000CFP:4100円)をいただいた。本国フランスでも販売されている。香りがいいのは、サンゴの香りがワインの中に溶け込んでいるからだそうです。サンゴで育ったワインは刺身や寿司に合うそうです。他にも「イレヴン・フッ・ドゥ・シェン Eleve'en fut de chene 」(赤:3000CFP)、「ロゼ Rose 」3000CFPもある。
http://www.vindetahiti.pf/

 プヌア・タマエフ Punua Tamaehu さんは、タヒチ王朝の子孫。プヌアさんの持つ無人島に連れて行ってもらった。ウクレレ奏者でもある。専用の生け簀もある。水深の浅い生け簀の中には、アカエイ、ツマグロザメがいるが、観賞用。白い魚バルビオンが今日のおかず。採った魚はその場でさばく。刺身をご馳走してくれました。
 プヌアさんの無人島に上陸。刺身とワインで食事を楽しみました。


●ヒバオア島 Hiva Oa
 タヒチ島から北東へ1200km。飛行機(エア・タヒチ Air Tahiti)で往復64300CFP(86800円)で、3時間半。マルケサス諸島にある。
http://www.airtahiti.pf/home.php

 切り立つ断崖がどこまでも続いている。ガイドのテマタイ・コーディエさんに案内してもらった。人口は2300人。今なお素朴な生活が営まれている。道路は舗装されていない。島の反対側のプアマオ村まで3時間。
 プアマウ村 Puamau にはゴーギャンの子孫が暮らしている。島に40人いるらしい。ペレ・フィウさんはゴーギャンの孫の孫で警察官。ゴーギャンは1901年に53歳でこの島に来て、この島で亡くなった。かつて島の主食だったパンノミを取ってくれ、火にくべて30分で焼きあがった。蒸しパンのような味で、サツマイモの感じだそうです。ヤギの肉はココナッツ味、ペレという魚、ポポイなどをいただいた。フィウさんが自慢の馬を見せてくれました。海岸で馬のレースをしたが、ゴーギャンもこの光景を絵にしている。

 イポナ遺跡 Ipona Site に案内してもらった。古代ポリネシアの神殿跡。守り神ティキは、神様が作った最初の人間をかたどった像といわれる。イースター島のモアイ像もこのティキを起源とするのではないか?という説もある。“妊婦”と呼ばれる珍しい形の石像などがある。

 宿泊は高台に造られた高級リゾート「ヒバオア・ハナケエ・パールロッジ Hiva Oa Hanakee Pearl Lodge 」(住所:Hiva Oa Island BP 80 Atuona Hiva Oa、Tel:689-927-587)で、客室は全て離れのバンガロー。プレミアム・オーシャンビュー・バンガローは1泊3.5万CFP(47300円)。海を見下ろす部屋からはヒバオアの絶景のオーシャンビューが楽しめる。プールも気持ちいい。
http://www.pearlresorts.com/hiva/main.php

 夕暮れと共に島に響く踊りと歌。伝統を守るために、定期的に集まって踊りの練習をしている。神に捧げる鳥のダンス。かつては戦いの前に踊ったらしい。

 ゴーギャンの身の回りのお世話をしたのでもらった「足踏みミシン」をヴァイマア・ルファレさんが持っている。おやつにと果物を採ってくれた。カヴァというライチに似た実です。味はメロンみたいだそうです。

 アツオナ村にはゴーギャンが通っていた商店もそのまま残っている。日用品は全てこの店でそろえたという。
 「ゴーギャン文化センター」の敷地内にあるゴーギャンのアトリエ「愉しみの家 Maison du Jouir 」(住所:Commune de Hiva Oa BP 18 ATUONA 98741、Tel:689-927-897、営業時間:月〜木曜 8:30〜11:00 & 14:00〜17:00、土曜 8:30〜11:30、日曜日定休)は、ゴーギャンが病気と戦いながら、最後の2年間を過ごしたアトリエ。建っていた場所に忠実に復元されている。家の扉には、「神秘的であれ、恋する女であれ、そうすれば幸せになれる。」と書いてある。作品は穏やかな絵で、天使が描かれていた。庭にはゴーギャンの井戸がある。3年前に井戸の中から油絵の具、お酒の瓶、食器、注射器などが出てきた。入園料1100CFP(1500円)。問い合わせは「ゴーギャン文化センター Espace cultural Paul Gauguin 」まで。

 村と海を見下ろす「アツオナ墓地 Cimetiere de Atuona 」にゴーギャンが眠っている。お墓には花が絶えない。「Ovir」と題されたブロンズ像は、生前お墓の横に置いてほしいと頼んだもの。タヒチ語で野性を意味する Oviri 。最後の自画像には、それまでの苦悩はなく、穏やかさがただよっている。

 楽園は与えられるものではなく、自分たちで築いていくものだとわかった。


テレビ番組「クジラの親子と出逢った!タヒチ・ルルツ島 碧の楽園の物語」

 2008年1月2日放送。ダイビングの得意な野久保直樹、松元恵さんが案内。水中カメラマンは古島茂さん。フランス人ガイドを含め12人の撮影チーム。タヒチ・ルルツ島の沖ではクジラの踊りが見られる。世界で最もクジラに近づける場所。楽園とも聖地とも呼ばれる。海中に響き渡るホエール・ソング。環境危機が近づいていた。今回の目的はクジラの水中でのダイナミックな動きを撮影すること。今回はタヒチ政府から特別な許可を得ている。テレビ東京製作。

●ルルツ島 Rurutu
 タヒチ島から2時間。周囲38kmの小さな島。青い海と緑の山。3つの村があり、2000人が暮らしている。1769年にキャプテン・クックによって発見された。島民は農業を中心とした昔ながらの生活を送っている。
 漁船をチャーターした。6月〜10月下旬に南極海のクジラが出産、子育て、求愛のために訪れる。シャチやサメなどの天敵がいないので、子育てに適している。3艘ある船は予約でいっぱい。9月下旬でも10頭近くのクジラが回遊しているという情報があった。1時間もしないうちに10mを越すザトウクジラがいて、船の下を通過した。続々集まってきた。クジラにとって泡は脅威なので、素潜りが要求される。今回は20kgを越えるリフリーザーという酸素を循環する装置を使った。トラブルがある可能性があるので、必ずアシスタントと潜る。泡がでないので、クジラは逃げない。この時期はクジラは餌を食べない。意外と止まっている時間が長い。見事な映像が取れました。
 松元さんは競技用のモノフィンで泳ぐ。クジラのお腹の下を潜った。

 この日はクジラが海上で何度もジャンプしてくれた。2頭が並行しながら15回以上ブリーチングをした。それから他のクジラも急に暴れだした。クジラは5000万年前に陸から海に戻った哺乳類で、自分たちの体を周囲に適応するように進化させてきた。ザトウクジラは10−15分息が続く。そして息をする。ブリーチングを水中カメラで撮影できた。海面に垂直に向かい体をひねりながらヒレを使ってジャンプしていた。胸ビレは長いもので4mあり、今回は何度も振ってくれた。体が白いのでホワイトと名づけた。松元さんもアプローチしたら、両手で包み込むような動きを見せた。松元さんは1時間一緒に泳いだ。松元さんの話では、人間と同じようにクジラは個性が強く、近づいても嫌がるのも、短気なのもいるそうです。
 太陽が沈む際のグリーンフラッシュという自然現象が見えた。

 翌日、海は荒れていて、野久保さんは船酔い。クジラは同様に出てきた。日曜は島民は正装して教会に出かける。ルルツは50年前までは捕鯨をしていた。歴史に詳しいタアリア・パレ・ウォルカーさん(76歳)が説明してくれた。捕鯨をしていたご主人が写真を多く撮っていた。年1度5月の祭りの時に行なわれていたそうです。捕鯨をしていたテイヤラウ・モエアウさん(80歳)にも話を聞いた。彼らは捕鯨をフランスに申請しているが、許可は下りていない。伝統が廃れるのが嫌だそうです。ルルツでは取る対象から観光資源に変わった。

 漁師のドミニク・モエアウさん(44歳)の漁に同行した。擬似餌で釣るトローリング漁。仕掛けをして待つだけ。30kg近いサワラでした。叩いて殺し、臭みがつかないようにはらわたを取り出す。自分で食べる分と他の人に頼まれた分しか採らない。
 その後に海に出るとクジラが鳴いていた。ホエールソングが聴こえた。鳴くのは大人のオスだけ。鳴き声は場所によっては数百kmも届くという。
 午後に野久保さんがクジラと泳げるチャンスがやってきたが、方向を間違えました。
 海岸を掃除している子供たちに出会った。月に1度親と一緒にビーチを掃除している。

 5頭のクジラが現れた。オス4頭がメスへの主導権を巡って争っているのだと現地のガイドは言う。かなり動きが激しかった。松元さんも一緒に泳ごうとしたがほとんど無視されました。

 最終日が近づいた日。ホワイトが登場。野久保、松元さんは一緒に泳ぎました。

 最終日、生まれたばかりの親子に出会った。生後2−3週間と思われる。体長は4m程度。母親のお腹の下やあごの下にいる。子クジラは数分毎に海上に呼吸をしに行っている。親子は南極海に帰り、オキアミを食べて大きくなって、また帰ってくる。


テレビ番組「遥かなる世界への旅 フレンチ・ポリネシア、タヒチ」

 2007年11月10日放送。フランスが統治する南の楽園。18世紀から多くのヨーロッパ人がロマン、冒険、自然を求めて訪れている。特に広大な大海原にはたくさんの魅力的な海洋生物が住む。製作AMS。

●タヒチ
 サンゴ礁に囲まれた118の島々。日本から直行便が飛んでいて11時間。ファーストクラスはマヒマヒのココナツ・フライなどタヒチアン・テイストが味わえる。ハネムーンで訪れる人が多い。各離島への交通手段も発達している。ボラボラ島などへは毎日4〜10便飛んでいる。
 町の中心にはパペーテ港があり、モーレア島などタヒチ島から近い島にはフェリーを利用できる。

●モーレア島 Moorea
 タヒチ島の北西18kmにあり、シスター・アイランドと呼ばれている。所要時間は30分。かつて画家のゴーギャンはこの島を古城のようだと評した。
 港から30km、車で30分で「モーレア・ビーチコンパー、インターコンチネンタル・リゾート」に到着。フロントデスクのある建物はポリネシアン風の建築。高い天井とひろびとした空間のロビーには爽やかな風が通る。椰子の木が木蔭を作っている。美しい砂浜とラグーン。ビーチガーデン・バンガローが45室、水上バンガローが50室、ホテルタイプの部屋が50室ある。エメラルド・グリーンの海を一望できるのが水上バンガロー。
 アクティビティも充実していて、中でも人気なのがドルフィン・クエスト。イルカに触れ一緒に遊べる。イルカの生態も学べる。

●ボラボラ島
 タヒチ島から西北に260km。フレンチ・ポリネシアンの中でも特に美しい島。空港に降り立つと強烈な太陽とパンダナスの葉のある建物がある。ここからは船でボラボラ本島に向かう。町まで20分のクルーズ。オテマヌ山(727m)、タヒヤ山?(661m)がそびえている。麓にあるバイタペ。この日はボラボラ・フィッシング・クラブの釣り大会の日だった。2m程度の大きなカジキマグロ69kgが釣れました。
 「ホテル・ボラボラ」はバイタペから6km。シャトルボートがホテルと空港を結んでいる。1988年アマン・リゾートの一員となった。贅沢な時間をゆったり過ごせる。VIPゲストのウェルカム・サービスは大きなシャンパン。全室バンガロー・タイプで54室。ブルーラグーンの上に建つのは「水上バンガロー」で、ハネムーナーに人気。ウェルカム・フルーツもある。テラスからは直接海に下りることができる。「プール・ファレ」は陸上で、水上バンガローよりも広い。リビング2室、天蓋付きベッドなど、世界中のアマン・リゾート・ファンの憧れが、このファレ。ファレとはタヒチの言葉で家という意味。プライベート・プールも付いている。

●ランギロア島 Rangiroa
 タヒチ島から東へ350km、直行便で1時間。ランギロアのラグーンは世界で2番目の大きさで、長さ67km、幅23kmもある。ランギロアとタヒチの間はエアー・タヒチが約20便、他の島からもでていて不便は感じない。空港へは各ホテルから送迎用の車が迎えに来ている。今回は Hotel KiaOra の車で、この車はル・トラックと呼ばれている。
 観光客も物価が高いので、スーパーでラーメンなどを買って節約している。島の中心には教会、銀行、郵便局などがある。
 ランギロア島で唯一の5つ星ホテル「ホテル・キアオラ」は空港から5km。高い天井、広い空間がフロントデスク。創業は1973年。10棟ある水上バンガローはほとんどがハネムーナーが利用する。カップルのみが使用できて、1室5.8万CFP(5.8万円)に11%の税金がつく。テーブルのガラスを開けるとお魚が下にいる。デッキは2つあり、1つは海に下りることができる。ビーチバンガローは22棟。ゲストルームは木が多く使われて温かい。デッキにジャクージが備えられている。
 有名ダイビング・スポットがある。「Blue Dolphins 」ではダイビングの機材はスタッフが用意してくれた。イルカたちがお出迎え。ポイントではみんなバックロールでエントリー。透明度が高い。マンタもいました。グラスボトム・ボートもあります。人気があるのはドリフト・シュノーケリングで、ボートも並走しているので安心。
 夕食はマヒマヒ(シイラ)のフライ。とても大きな魚です。「マヒマヒのフレンチ・ポリネシアン・フリッター」。夕陽がとてもきれいです。


テレビ番組「ポカポカ地球家族 世界の本場で頑張ってますスペシャル」

 2007年9月15日放送。過去に紹介してきた、4家族を選出して近況を報告する。スタジオゲストは、初めてのスタジオの宮崎美子さん。ドイツでヨーデル歌手をしている人、スペインの柔道の先生が印象強かったそうです。

 最初の家族は、2004年1月17日放送、インドネシア・バリ島でオリジナルのバリ雑貨を作っている中務朋親さん(当時38歳)・妻の妃呂子さん(当時38歳)、長男の武尊君(6ヶ月)一家。雑貨を薫製にして色をつける。ティッシュボックス5700円など。2003年にオープンしたお店「アチュ・タ・アチュ」も順調にいき、2005年12月に4倍の大きさの2号店が出来た。水草のバッグは4500円で、月に50個売れるとか。お香立て2000円は、灰がきれいに落ちるもので月に80個売れる。アタのバッグ12500円。家族とともに、もっとオリジナルバリ雑貨を広めようと頑張っている。食材は近所のインタラン市場。

2組目の家族は、2005年12月25日に放送、デンマーク・コペンハーゲンで日本人唯一の絵付師大石彰さん(当時47歳)・妻リン(当時42歳)ご夫婦。1986年にデンマークに渡り、2001年に日本人唯一の絵付け師となった。17世紀に作られたデンマーク植物図鑑の挿絵を原画として使っている。まず輪郭を描き、薄く1度目の色をつける。焼いたら2回目は濃く色付けをする。1枚の絵を描くのに8時間かかる。2年が経った今でも日本人唯一の絵付師として頑張っている大石さん。花だけでなく新たなキノコ・シリーズの作品も任されるようになっています。本店に作品が展示されることは職人にとって名誉なこと。大皿27300クローネ(当時54万円)。フローラ・ダニカ・プレート2万円。
 中国人のリンさんは学童施設「ヘレラップ・フリーティス・センター」で先生をしている。

 3組目の家族は、2005年1月29日放送、フランス領ポリネシア・タヒチで黒真珠の養殖をしている中川浩嗣さん(当時45歳)、妻のメラニー(25歳)、長男:天地君(5歳)、長女:浩美さん(4歳)一家。黒真珠はタヒチが全世界の95%を生産する。珠が大きく、形が整ったものが高級品。ネックレスやイヤリングなどに加工される。1990年にタヒチに渡った。養殖場は自宅から船で1時間の別の島で広さ3ヘクタール。年間2000珠を生産する。黒真珠は高級品で盗まれる恐れがあるので、離れられない。真珠の核を黒蝶貝に入れ、水深3−10mで1−2年育てる。当時は幼かった長男と長女も今では、仕事を手伝ってくれるようになり、家族4人で黒真珠作りを頑張っている。宝飾品にならないものを使った指輪2700円、ハートのネックレス1.9万円、チョーカー1.3万円は、近所の露店市や家に来てくれた人に販売している。

 最後に紹介する家族は、2003年12月13日放送、フランス・パリでパティシエの修業をしていた猿舘英明さん(当時29歳)、妻佐智子さん(当時27歳)ご夫婦。知らない人はいない老舗洋菓子店「ストレー」は創業1730年、パリで最初の洋菓子店。25人のスタッフで、修行中の間は給料はもらえなかった。佐智子さんはチョコレート専門店「ラトリエ・ドゥ・ショコラティエ」で働いた。その後3つの店で修行し、ショコラティエとしても腕を磨いた。現在は、日本に戻ってきていて、2006年8月に自分たちのお店「マ・プリエール(私の願い)」を三鷹市に開いた。店内には、猿舘さんが朝7時から作った30種類のケーキに焼き菓子、18種類のチョコレートが並び、夫婦で頑張っています。マ・プリエールは400円。チョコレートにはパリでお世話になった人の名前をつけている。ジルベール、ジョジアンヌなど。


テレビ番組「美と癒しの楽園! タヒチの素顔に逢いたい」

 2007年8月11日放送。中山エミリさんが案内。通貨はフレンチ・パシフィック・フラン(FPF)で1FPF=約1.4円。テレビせとうち製作。

●倉敷市
 大原美術館にポール・ゴーギャンの「かぐわしき大地」(1982年)があり、彼のタヒチに対する思いが込められている。

●タヒチ島
 日本からは Air Tahiti Nui の直行便があり、成田から11時間、関西空港から12時間で到着する。南太平洋の118の島々が点在するフランス領ポリネシア。その中心となるタヒチ島は、ボラボラ島などへの交通の拠点でもある。南側がタヒチ・イティ、北側が首都タヒチ・ヌイでパペーテがある。

●パペーテ Papeete
 1ヶ月にわたる祭りの真っ最中だった。タヒチアン・ダンスを踊っている人たちがいた。子供も大人もダンス・ショーに向けて練習に熱が入る。
 夜、港には移動式の屋台が出て、屋台村となる。人気のクレープのお店で「オレオ・クレープ」500FPF(700円)をいただいた。チョコレートを中にくるみ、アイスがのっている。
 宿泊はシェラトン・ホテル・タヒチ・リゾート&スパ。ロビーの巨大なシャンデリアはタヒチアン・パールの黒蝶貝でできていて、神秘的な輝き。部屋は1部屋3.3万FPF(4.6万円)。プールもいいが、自慢はパノラミック・ビュー・ジャクージで、海に沈むサンセットが楽しめる。

 竹下陽子さんはフランス人の父と日本人の母の間に生まれ、タヒチで暮らしている。街を案内してもらった。まずマルシェ(公共市場)で、最も賑わうスポット。日曜雑貨から食料品まである。硬いバナナ「フェイ」は調理用で、そのままでは食べられない。焼きあがったものも売っている。「ポナペティ」と言って、さっそくいただきました。焼き芋みたいな感じ。
 地元の人にも人気の地ビールの店「レ・トロワ・ブラッスル」では少し変わったビールが楽しめる。運ばれてきたのは色の異なる4種類のビール。「白ビール」、「ハチミツ入りビール」、「モントレ(琥珀)ビール」、「ブロンド・ビール」で、1セット800FPF(1120円)。

 バスは「ル・トラック」で、トラックを改造した乗合バスで運賃は130FPF(180円)。時刻表はあるが、満員になるまで走りださない。みんなそれでも文句は言わない。バス停はないので、降りたいところでボタンを押して降りる。

 タヒチ島の中央にあるマタイエア村。ゴーギャンが最初に住んでいた場所(1891-1893年)。村の教会「サン・ジャン・バティスト教会」は1853年にできたタヒチで一番古い教会。白い部分はサンゴを切りだして作ったらしい。ゴーギャンはあまり教会には行かなかったが、聴こえてくる賛美歌を聞きながら絵を描いたと言われている。
 ゴーギャンの作品はタヒチにはあまり残っていない。しかし、マルセル・タイさんはたくさん持っていると豪語する。ゴーギャンの孫にあたる人。たくさんの絵がアトリエにあるが、多くは友人の画家に描いてもらったものらしい。「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」では、オリジナルには存在していない、ゴーギャンの姿が描かれている。「無題」と「ネバーモア」にはマルセルさんの祖母の絵と亡くなった子供に嘆く祖母の絵がある。

●真珠
 「タヒチ・エデン・ストア」はパール・アクセサリーの専門店。大津アンリさんがいるので、日本語でOK。
 ゴーギャン養殖場オーナーのアナパ・タウルさんの案内で養殖場を見学した。パチンコ玉みたいに箱に入っている。1日に5万個も行うようです。11mmと15mmではやはり大きさがだいぶ違いました。ふるいにかけて選別する。大きなゴミ箱のボックスに真珠が入っていた。真珠の選別作業をしている。これは捨てられる。

●ランギロア島 Rangiroa
 タヒチ島から北東350kmにある島で、ゴーギャン養殖場がある。まず黒蝶貝に真珠の核を入れ(挿核)、ネットに入れて海に戻し、18ヶ月養殖する。取り出す作業は「浜揚げ」という。

●タヒチ島
 老舗のパール専門店「ロバート・ワン・タヒチ」にバスで行った。店内の一角には真珠博物館が設置されていて、歴史や文化に触れることができる。西谷理恵さんがいるので、日本語もOK。真珠は真っ黒とは限らないそうです。お店にある一番高いのは2000万FPF(2800万円)で、マルチカラーのネックレスでかなり大きく重たい。ロバート・ワンは4つの島に10の養殖場を持つ。会って話を聞いた。1990年代に真珠ブームがあり、品質の悪いものも出回ったので、2002年に政府が取り締まった。真珠の養殖は1961年に室井忠六さんが始めたそうです。1962年にボラボラ島でも始めた。その室井さんは今でもタヒチの英雄で、フレンチ・ポリネシアン大統領府で話を聞いた。

●ボラボラ島
 タヒチ島の北西に位置する。大自然の魅力を体験できる。眼下に広がるマリン・ブルーはとても美しい。飛行場からそのままフェリーに乗り込む。船内でチェックインして、20分で「ボラボラ・ヌイ・リゾート&スパ」に到着。桟橋では音楽でお出迎え。足元にはエメラルド・グリーンの海が広がる。カートで移動し、水上ヴィラに泊まる。1部屋6.1万FPF(8.5万円)、水上ヴィラは11万FPF(15.4万円)。天蓋付きのベッドで、テラスからは大海原が見える。裏からすぐに海に入れる。庭もきれいで、海の見えるチャペル「セント・アムール・チャペル」もある。マンダラ・スパは女性に大人気で、室内にはお香の香りが漂う。バリニーズ・アロマセラピー・トリートメントは14500FPF(2万円)。レストラン「イリアタイ」は南国テイストのフレンチ・レストラン。「ポアソン・クリュー」はマゴロの切り身と野菜のココナッツ・ミックス和え。「マヒマヒ(シーラ)の蒸し焼き」。「チョコレートムース」。海の色と一体となった広々したプールもある。

 ボラボラ島ならではの体験をするために、ボートに乗っていく。ホテルから5分にある浅瀬。ジョルダンさんは小魚を取り出し、海に入る。いきなりアカエイが現れた。餌付けすることができる。たくさんいます。キスまでしちゃいました。8000FPF(1.1万円)。
 次はフィッシング。いきなり3匹(ヒメフエダイ、カンモンハタ)釣れました。近くの無人島でBBQ。おじいさんの島だそうです。ココナッツジュースもいただきました。「モナモナ(おいしい)」。

 ホテルでタヒチアン・ダンスショーがある。ファイアーダンスもある。 カヌーで朝食が配布される。カヌー朝食は7500FPF(10500円)。朝食後に島めぐり。一番高い山オテマヌ山は標高800mほど。面白いお店を発見した。タニアさんがアクセサリーやパレオを売っている。パレオは色鮮やかな色彩が特徴の民族衣装。パレオの染色の体験もできる。最後は天日に干して6分で乾く。中山さんも染めてみたが、なかなかの腕でした。

●モーレア島 Moorea
 パペーテに戻り、すぐ西18kmにある島モーレアに船で30分で移動。料金は900FPF(1200円)。ゴーギャンがまるで古城のようだと形容した島。数百万年前に海底火山の噴火によってできた島。海水がとてもきれい。
 パールを使ったアクセサリーの店「タヒア・コリンズ」には、ちょっと違う品物がある。オーナーのタヒア・コリンズさんが説明してくれた。女性の繊細さが感じられる。ハワイ・ジュエラーズ協会の「2007ベスト・デザイナーズ」にも選ばれている。ピンクとグリーンをあしらったハートのアクセサリー。特に奥の仕事場も見せてもらった。タヒアさんは1994年にミス・モーレアに選ばれている。
 タヒアさんの自宅を訪問した。娘のカティアさん(9歳)と息子のナイノア君(2歳)がいた。自宅で海を眺めながらデザインしているそうです。中山さんもデザインを描いてみました。


テレビ番組「ポカポカ地球家族 タヒチ・ボラボラ島」

 2007年2月24日放送。

●ボラボラ島
 「太平洋の真珠」と称えられるボラボラ島、珊瑚に囲まれた遠浅の海岸は世界有数の高級リゾート。水上バンガローに憧れて世界中から観光客が訪れる。床にはガラスが張られ、まるで海の上に浮いているかのような感覚になる。世界中の新婚旅行客が憧れる贅沢な空間。例えば、ボラボラ・ヌイ・リゾート&スパだと1泊79150パシフィック・フラン(以下PF:9.5万円)〜。日本からボラボラ島へはタヒチ島を経由して約12時間。大小118の島からなるフランス領ポリネシアに属する。島の人口は6000人。ボラボラ島の魅力はサンゴ礁で囲まれたラグーンで、世界一とも言われる。穏やかで遠浅なエメラルド色の海が広がっている。ボラボラ島を訪れる日本人は2万人で、9割が新婚旅行。

 4年前に島で唯一の日本人専門の旅行会社「ボラボラ・ディスカバリー」を立ち上げ、活躍しているのは、ベンシ・フキコさん(47歳)、ご主人はフランス人のフレッドさん(43歳)。日本人の新婚旅行客も増えてきた。ここでは、ボートで島を一周するツアーを提供している。1日で16500PF(1.8万円)。フキコさんが企画、フレッドさんもガイドのサポートをしている。コースの中で人気なのがエイとサメの餌付けポイント。海を歩いてエイに近づける。ここのエイは人になれているため、逃げることもない。小型のサメ、ツマグロザメも餌付けされていて、安全。

 「モツ・ロア」という小さな島は、人があまり来ないので、浜辺はツアー客だけで独占できるプライベートビーチになる!!11時、昼食の準備開始。近海で取れるマヒマヒを使った料理「マヒマヒのバーベキュー」はトマトソースで味付け。定番サラダ「ポワソンクリュ」(マグロのココナッツミルク和え)は生のマグロにココナッツミルクがたっぷりかけてある。
 食べる場所は海に浮かんだテーブル。足を水に浸しながらのんびりと食事を楽しめる。夫婦で企画した自慢のランチタイムは、新婚旅行が初めての海外旅行体験という人もいる中で、安心して楽しめるツアーとしてクチコミで評判が上がってきた。

 ポリネシアとフランス料理の店「ラ・ブンティ La Bounty」でフグレさん夫妻と食事。「フォン・デュ・ブルギニョンヌ」4500PF(5500円)は、熱々の鍋料理。角切りした牛肉を油で揚げてお好みの薬味をつけて食べるオリウ・フォンデュ。以前住んでいた時はよく来ていたようです。

 マティラ・ビーチはボラボラ島の中でも最も美しいといわれている。唯一の白砂のビーチ。

 タヒチの人が食べているスィーツとしては、ココナッツを使った「ポエ」は中に焼いたバナナが入っている。「焼きパパイヤのココナッツ・ミルクがけ」は、バター、砂糖、バニラビーンズを入れてオーブンで焼きあげた後に、ココナッツミルクを入れたもの。

●タヒチ島
 ツアー終了後、二人は空港に向かい、自宅のあるタヒチ島に帰る。以前はボラボラ島に住んでいたが、最近引っ越した。飛行機で約45分。人口17万人で、その8割がポリネシア人。首都?パペーテではル・トラックと呼ばれるトラックを改造したバスが活躍。料金は130PF(150円)〜で、ブザーを押せばどこでも降りることができる。
 住んでいるのはパペーテから車で1時間のタラバオ。ボラボラ島より家賃が格安で、3LDK広さ200平方mで、約2000万円。タヒチの人は食べることが好きなので、食べるものやお茶を勧めるそうです。玄関を開けるとすぐキッチン。プールが付いている家が一般的で、水道料が無料?らしい。
 夕方、近くの大きなスーパー「ハイパー・チャンピオン」へ。マグロは952PF(1150円)。物資は空輸されたものが多く、物価が高い。卵12個で357PF(450円)。12個入りのトイレットペーパーは499PF(600円)、洗剤は950PF(1100円)。他にはタクシー初乗りが1100円、使い捨てカメラ3000円。逆にフランスパンは1本50円。
 晩御飯はポワソン・クリュ。生のマグロをぶつ切りにして、タマネギ、トマト、ピーマン、キュウリと混ぜ、塩胡椒し、レモンを加え、ココナッツミルクをかける。

 1992年に音楽の仕事で日本を訪れていたフレッドさんとフキコさんは出会い、2年後に結婚した。レストランやイベント会社も経営し、寝る暇もないぐらいの忙しい日々を送った。のんびりした生活に憧れていて、ボラボラ島に移住して会社を設立した。最初は競争も激しくたいへんだった。こちらでコンドミニアムみたいな集合住宅を作るのが夢だそうです。
 コンドミニアムの建設は友人の建築デザイナーのピエールさんにお願いしていた。珊瑚礁で囲まれたラグーンを目の前に見渡せる絶景ポイントが見つかった。専用の港とプールも考慮。愛するボラボラ島に暮らしたいという夢です。


テレビ番組「2006年4月1日の旅サラダは純名りささんで「タヒチからイースター島へ 」」

 場所はオーストラリアと南米の間にある。最後の楽園タヒチはフランス領ポリネシアが正式名で118の島がある。タヒチへの直行便(11時間、週3便)のエアタヒチヌイで行ったようです。少し物価が高いけど〜っていう感じみたいですね。タヒチに関する情報は、タヒチ観光局のホームページが便利です。
http://www.airtahitinui.co.jp/
http://www.tahiti-tourisme.jp/

●ランギロア島 Rangiroa
 タヒチ語で大きな空を意味する。海の青がとてもきれいです。「ゴーギャンズ・パール Gauguin's Pearl」(住所:B.P.105 Avatoru Rangiroa、Tel:689-96-11-30)は、タヒチで人気のアクセサリー黒真珠のお店。黒蝶貝という貝で養殖する。養殖作業を見学し、併設しているブティック「Gauguin's Pearl Shop」にて黒真珠を1粒ずつから購入することができる。黒っぽいものや、ピンク色などそれぞれ微妙に色が違う。Aランク10mmで25500CFP(3.1万円)、Aランク10.5mmで31000CFP(3.6万円)を純名さんが悩んでいたが、少し安い緑がかったものを購入されました。1000CFP(1200円?)からあります。

 もう一つの黒真珠といわれる話題のもの(ワイン)がある。フィッシャーさんが案内してくれました。ポリネシアで初のものが3年前にできた。ぶどうはカリニヨンで、1年に10月と5月に2回収穫ができるが、世界でここだけでしょう。「タヒチワイン・ワイナリー Vin de Tahiti」(住所:B.P.40 003-98 713 Papeete Tahiti、Tel:689-96-04-70)を訪問した。2004年の赤を試飲させてもらいました。2004年のは1本3000CFP(3700円)でした。

 夕方、島の名人を訪ねた。ポフウエさんはモノイオイル Monoi Oil 作りの名人で、1瓶3000CFP(3700円)。材料は芽が出た椰子の実で、内側を削り、ヤドカリを1,2個入れる。これでオイルが出やすくなり、きれいなオレンジ色になるという。出てきたオイル?に乾燥させたティアレ・タヒチで香りをつけて1年間置くと完成。タヒチの人々の生活に欠かせないもので、強い日差しから肌を守ったり、子供が病気にならないように、寒い時は体に塗って海に入るそうです。マッサージにも使うようです。

 宿泊は「ホテル・キア・オラ Hotel Kia Ora」(住所:B.P.1 Tiputa Rangiroa、Tel:689-93-11-11)で、島で一番人気の5つ星ホテル。椰子の木よりも高い建物はない、高級でのんびりしたホテル。客室はすべて1軒家のバンガローで、一番人気は水上バンガロー(1泊68000CFP:8.3万円)。テーブルの下は海で、魚がいました。海がとてもきれいで、部屋からそのまま海に出られる。昨年10月にオープンした客室ビーチデラックスの54号室Tera に宿泊しましたが、窓が大きくて海が一望できました。ベッドの目の前がすぐ海という開放的なデザインで、バスタブは露天で高い壁に囲まれています。各種マリンスポーツも充実している。
http://hotelkiaora.com/

 翌日はダイビング。「ブルー・ドルフィン・ファンダイビング Blue Dolphins」(住所:B.P.1 Tiputa Rangiroa、Tel:689-96-03-01)は、ホテル・キア・オラ敷地内にあるダイビングセンター。インストラクターの喜田純子さんが常駐している。7700CFP(9500円)。深いブルーでダイバーたちの憧れ。タイマイという海ガメと遊んだ。バラクーダ、グレイリーフ・シャークの群れがいました。マンタもいました。

●タヒチ島
 虹のかかる島という意味。パペーテ Papeete はフレンチ・ポリネシアンの中心で、ヨーロッパのような雰囲気の街並み。町を走る市民の足はル・トラック le truck という古いタイプのバス。料金はパペーテ市内だと130CFP(160円)。どこでも降りたいところでボタンを押す。乗りたい時は手を上げる。
 市場マルシェ Marche にやってきた。街の中心にあり、朝早くから夕方までやっている公共市場で、干しバナナは干しイモみたいな味だそうです。カジキマグロ、キハダマグロなどの赤身も売っている。
 Le Croissant D'OR はフランス領ならではのパン屋さん。物価が高めの時でも大きなフランスパンは1本47CFP(60円)。
 夕方、浜辺でタヒチアン・ダンス Tahitian Dance をメヘリオ・プランシャーさんに教えてもらった。日本語もできます。去年タヒチアンダンスで優勝したチームが踊りを見せてくれました。音楽にあわせて腰を振って踊るタヒチの伝統芸能で、戦いを表す踊り「オテア」や、「手で表現する」の意味の「アパリマ」などがある。純名さんはアパリマを教えてもらい、ティアレタヒチをみんなで踊りました。

●ボラボラ島 Bora Bora
 「ボラボラ」は最初に生まれたという意味。タヒチ島から飛行機で1時間、空港の隣がきれいな海の港で、ホテルの船でホテルに向かう。水上バンガローが並ぶ「ボラボラ・ヌイ・リゾート&スパ Bora Bora Nui Resort & Spa」(住所:B.P.502,98730 Vaitape Bora Bora、Tel:689-60-33-00)は、到着すると音楽でお出迎え。ここはボラボラ島内で最も多くの水上バンガローを持つ。水上バンガローは全室スィートで、1室1泊11万CFP(13.5万円)。ベッドは天蓋付きで、浴室は超豪華です。少し山の中にあるマンダラスパのスパ・トリートメントは50分〜で13500CFP(16500円)〜。
http://www.boraboranui.com/

 島の中心バイタペ Vaitape からミスター・ボラボラのパトリックさんの運転する4WDツアー(8名:5万CFP:6.2万円)に参加。かなりの悪路を行きますが、さらに怖いそうです。
 油絵を描きながら、パレオ作りをしている画家エマニュエル・マッソンさんのアトリエ Paarara mountain artist を4WDで訪ねる。奥さんの画家マイマさんと夫婦でパレオ作りも行っている。ボラボラ島の自然から力をもらっているそうです。1枚2000CFP(2500円)〜。とてもきれいです。
 夜はパトリックさんが素もぐりで取ってくれたロブスターや焼いたパンノミをいただきました。パンノミはウルと呼ばれるパンの木の実で、じゃがいもとサツマイモを混ぜてもちもちさせた感じだそうです。1本の木は50年生息し、年に3回実をつけるそうです。

 ヘリコプター周遊をした。ボラボラ島を空から眺めるヘリコプターツアーで、30分コース(26560CFP:3.25万円)では、青いオープンハート型のツパァイ島まで見ることができる。今回はボラボラ島のオテマヌ山の山頂まできれいに見え、サンゴ礁の様子も見えました。

 ポール・ゴーギャン Paul Gauguin (1848-1903)は1891年にやってきた。光溢れる色彩と現地の美しさに魅せられた。南部のマタイエア地区の聖ジョン・バプティスト教会でタヒチ語の賛美歌「イア・オラナ・マリア」を耳にした。それに触発されてタヒチ人のマリア「イア・オラナ・マリア」を描いた。「ゴーギャン博物館 Musee Paul Gauguin」(住所:Ppeari、Tel:689-57-10-58)は、タヒチ島の観光スポットとして人気で、本物の絵は一枚も無いが、ゴーギャンが彫ったスプーンなどが置かれている。生前にタヒチで絵は認められることはなかった。自殺を図る前に描いた「我々はどこから来たのか、我々は何者か、我々はどこへ行くのか」(1897)はボストン美術館に所蔵されているが、レプリカ?が置いてある。命をとりとめ、タヒチの絵を描き続けた。入館料600CFP(750円)。
 お孫さんのタイ・マセルさんに会った。ゴーギャンの2番目の妻・パウウッラの孫にあたる。パウウッラさんは「ネヴァーモア」、「王の娘」などのモデルとなっている。プナアウイア地区の海辺?はゴーギャン夫妻が暮らした場所。ゴーギャンが古城のようだと言ったモーレア島が見える。


●チリ領イースター島 Easter island
 タヒチからLAN航空の直行便で6時間、イースター島のラパヌイ Rapa Nui (大きな土地の意味)に到着。約1000体のモアイ像が残る神秘の島。
 イースター島唯一の村ハンガロア村 Hangaroa はのんびりしている。宿泊の「ホテル・タハタイ Hotel Taha Tai」(住所:Apina s/n、Tel:56-32-55-11-92)は、アットホームな雰囲気の、海辺に面したホテル。日本人スタッフ最上由生子さんが常駐している。白壁で落ち着く感じ。今回は34号室でいい香りがするそうです。カーテンはオレンジ、ベッドはオレンジと青。民宿っぽいかも?シングル140USドル、ツインは180USドル。
http://www.hotel-tahatai.co.cl/

 郵便局 Correos Chile で切手を買い、記念スタンプを押してもらう。1USドル。3月18日でした。
 市場に行く。土地が痩せているので、サツマイモ、サトイモ、果物などしか作れない。飛行機のスチュワードのシモン・アビラさんはここでも働いていた。漁師もしているそうです。
 お昼は伝統料理をいただいた。テトさんが海辺で、焼いた石で作ってくれたウムという蒸し焼き料理で、バナナの葉と海藻を敷いて、その上に鶏肉、さつまいも、さといも、太刀魚似のよりでかい魚、などを巻いて2時間蒸し焼きにした。出来上がると大地に感謝して取り出す。
 タハイ Tahai という広場にはテントのおみやげ物屋がある。モアイ像はイースター島のラノカウ山の石で作った手作りのもの。10USドル〜。島の人はみんなモアイ像は作れるそうです。
 若者がホコという戦いの踊りをモアイ像の前で見せてくれた。純名さんも一緒に踊りましたが、最後はニュージーランドのマオリ族のハカ Haka にも似ていました。

 1722年4月5日、オランダの提督がイースターの日に発見したのでイースター島と呼ばれる。7世紀から作られ始めたモアイ像は作りかけも含めて1000体ある。15体のモアイが立つアフトンガリキ Ahu Tongariki はイースター島最大の遺跡。アフという台座が先祖を祭る祭壇で、その上にモアイが立っている。歴代の部族の長に似せたモアイが作られた。右から2番目の髪のあるモアイ像「ブカオ」にパワーを感じたそうです。かつては目には瞳が入っていて、それで部族を見守っていたという。手前に何でもないように転がっている岩は実はモアイだった。立っているモアイは全て復元された姿です。
 アフ・バイフ Ahu Vaihu のモアイ像は全て倒れているが、これは部族間の戦いフリ・モアイ(モアイ倒し戦争)によるもの。目に力があると信じられていたので、うつぶせに倒し、目を破壊した。
 ほとんどのモアイが切り出されたラノ・ララク山 Rano Raraku には作りかけのモアイなどが300体ある。戦いのやり方が変わった。ある不思議なレースによって島の実力者を決めるようになった。オロンゴ儀式村 Orongo に残る上半身が鳥、下半身が人の鳥人崇拝による。ここの高いガケから降りて行って、向かいの岩の無人島のその年の最初の海鳥の卵を持ち帰るレースで競ったようだ。
 島に残るカイカイ Kai kai というあやとりみたいなものを、クララさんが説明してくれました。舟、ネコの目などほぼ同じです。
 地球のおへそと言われる岩もあり、頭をつけるとパワーをもらえるそうです。
 モアイのいる素晴らしい夕陽でした。


テレビ番組「旅サラダ」2003年3月18日は浅野ゆう子さんでタヒチ

 118の島からなり、正式にはフレンチ・ポリネシアという。

●ボラボラ島
 遊覧ヘリコプターは、ヘリ・インター・ポリネシー Heli Inter Polynesie 社で、各ホテルのアクティビティデスクから確認して予約しておくこと。料金は15分遊覧(最小催行人員4名)で、1名1.5万CFP(約1.7万円)。天候により中止になる場合があります。

 一昨年の10月にオープンしたばかりのボラボラ・ヌイ・リゾート&スパ。水上バンガローが84もある。天蓋付きのベッドで、天井が高く、海もきれい。全室スィートで、13万CFP(約15.1万円)。朝食のカヌー・ブレックファストは1食7000CFP(約8000円:税別)。アロマテラピーは50分で、12880CFP(約14900円:税別)
http://www.talpacific.com/tahiti/boranui/

 サメ&エイ餌づけツアーに出かけた。(シャーク・ボーイ・オブ・ボラボラ)。ボートで行くとエイがたくさんいる。船からもきれいに見える。餌付けツアーで8800CFP(1万円)。ツマグロという安全なサメも来た。
http://www.boraboraisland.com/todo/adventures.html

 「アクア・サファリ」は酸素の入ったヘルメットをかぶって海中散歩が楽しめる。約30分で1名、7000CFP(8000円:最小催行人員3名)。
http://www.boraboraisland.com/todo/islandfun.html
http://www.fathomtravel.com/Tahiti/borodive/main.htm

 夕食はレストラン「ブラディー・マリーズ」で新鮮な海鮮料理。世界のVIPが来るそうです。入口で好きな魚を選び、好きな料理法で調理してくれる。今回はマヒマヒのホイル焼き3200CFP(3700円)、ロブスターの鉄板焼き6000CFP(7000円)。各料理ともにグリーンサラダ・温野菜・ライス・フレッシュフルーツ付。
http://www.boraboraisland.com/bloodymarys/


●ランギロア島
 ドリフト・シュノーケリングに挑戦。Rangiroa Activities 社。所要時間 約2時間、料金は1名で4500CFP(約5000円:最小催行人員4名)
http://www.tahitigetaway.com/rangiroa.asp

 オーシャン・パッションはキャロリーヌ・グリポワさんの手描きパレオを売っているお店。料金は魚のパレオが5000CFP(約5800円)、イルカのパレオが1万CFP(11500円)。
http://oceanpassion.free.fr/indexuk.htm

 とても美しいブルー・ラグーンを見るツアーに出かけた。料金は昼食付きで、1名9900CFP(約11500円:最小催行人員6名)。
http://www.tahitigetaway.com/rangiroa.asp
http://www.pacific-for-less.com/ficru.shtml

 ブルーラグーンを空から見学した。遊覧ヘリコプターのツアーはランギロア・ヘリコプターズ Rangiroa Helicopteres 。料金は1名で2.35万CFP(約2.6万円:最小催行人員4名)。

 ファンダイビングに挑戦。7150CFP(8300円)。透明度が非常に高く、大物が次から次へと来る。タイマイというカメ、ナポレオンフィッシュ、コバンザメ、マンタ!

 宿泊はホテル・キア・オラ Kia Ora。料金は水上バンガローで5.8万CFP(約6.7万円:税別)、ビーチバンガローで4.2万CFP(4.8万円)。
http://www.tahiti.com/english-version/travel-desk/hotels/rangiroa-kiavillage.html

 黒真珠を養殖している。ゴーギャン・パール Gauguin's Pearl 社。料金は、指輪で3.8万CFP(約4.4万円)、ネックレス4万CFP(4.6万円)。黒真珠養殖場のガイドつき見学ツアーは日に3回あり、1回が40分で、無料。英語・フランス語である。日本語での見学・真珠選びを希望される場合は、事前予約が必要。問い合わせ・ご予約は日本語で可。電話(689)96.05.71。
http://clapiluba.free.fr/Polynesie/gb/ferme.htm


テレビ番組・片岡鶴太郎「南洋のタヒチでゴーギャンになる」

2000年7月9日朝日放送制作。再放送らしい。タヒチまで11時間の直行便がある。

●パペーテ
 カフェ・レストラン「ル・レトロ」で休憩。民族衣装パレオの手書きの工房「ル・ティアレ」に行って,鶴太郎もフルーツを描いてみた。
 「ル・トラック」なる乗合バスに乗る。運賃100円。南部のゴーギャン博物館に行く。レプリカのみ置いてある。中でも「我々はどこから来たのか?我々は何者なのか?我々はどこに行くのか?」(1897年)を描いてから自殺を図っている。その絵をじっと見ていた。
 「マタイエア」ゴーギャンが現地妻と住んでいたところに行ってみたが,何もない。
 タヒチ・ビーチ・コマー・パークロイヤルはリゾートホテル。究極の楽園である。沖には珊瑚礁。映画「南太平洋」のモデルになったモーレア島が向かいに見える。プールがいっぱい。海との境もわかりにくいので,続いているように見える。泳ぐのに疲れたらプールサイドのバーで一杯。またホテルの入口には真っ黒な木彫りの男性の像もある。その木彫りの男性のシンボルに女性(小島可奈子ら)がさわっていた。
 マルシェ(市場)。カツオもいる。変わった魚がいたので買う。竹?のトートバッグも買う。その魚の絵をプールサイドで描いていると,水彩画だとさっと乾いてしまうので困ったとか。すると突然のスコール!
 屋台レストラン「ル・ロット」。トラックの荷台を改造してできたレストラン。中華,イタリアン,ステーキまで揃っている。こっちの人は焼きそばが好きらしい。
 国際免許の要らない2人乗りのファンカーに乗って,Moama Art に行く。おみやげを買って,World of Pearls の店に行って黒真珠の製品を見る。1個の首飾りで24500フランくらい。

●ヒバオア島へ
 Faaa空港からセスナでヌクヒバ島経由でヒバオア島へ。7時間。地方の新聞に鶴太郎の記事が出ていた。ヌクヒバで2時間半待ち。エール・モーレアでヒバオアへ。離陸の時室内に煙が出ていた!19人乗りの飛行機。
 車でゴーギャンの住んだというアトゥナ村へ(40分)。木彫りの民族細工を作る人が多い。マヘアさん宅へ行く。庭にウル(パンの実)がある。パンのかわりに食べたからそう言うらしい。20分焼いて皮を蒸し,つぶしてココナッツミルクをかける。おいしいらしい。ホテルに泊まるはずが,ここに泊まることにする。朝食はバナナ,パン,ミロ,卵。
 ゴーギャンの家に行く。「快楽の家」を再現したもの。1901年に来島し,この家の2階のアトリエで絵を描いていた。するとゴーギャンに関するスクープがあるというので管理人が来た。井戸から遺品が出てきたとのことである。3週間前らしい。タヒチでは人間関係はゴーギャンはよくなかったが,ここではとてもよかったらしい。小高い丘にお墓があった。自然の暗い石だった。

●ボラボラ島
 7色に変化するラグーンに囲まれた島。船に乗ってソフィテル・コラリア・モトゥという水上リゾートへ。音楽で出迎え。コテージには穴が開いていて,海が見える。海の色は緑がかった白い青?というかプールの色に近い?シュノーケリングもできる。熱帯魚の群れ。鮫もいるが50センチくらいまで寄ってもどうってことないようだ。50センチよりは近づかないようだ。ここはシャークポイントと呼ばれている。
 次にエイのポイントへ。エイがキスもしてくれる。手に餌を乗せたら,食べてくれる。
 夕食はホテルのレストラン。フランス料理。「前菜」はスモークサーモンのレモンソース・キャビア添え,「魚」はアオブ鯛と野菜のフレッシュトマトソース。「メイン」はビーフステーキとフォアグラのオニオンソース。または,アヒルの胸肉のローストマンゴーソース。とてもおいしいらしい。
 朝食はコテージで。パン,フルーツ,オレンジ,ハムなど。
 浅瀬のラグーンなので,マンタを見に行く。Nemo word の上田さんが案内。マンタ・レイ・ヴァレーというポイント。スキューバで潜ってしばらくするとマンタが来た。
 他にもカヌー,パラセーリング,高さ400mまで行くらしい。ハンモックでお昼寝。

 鶴太郎さん油絵を描きたくなった。そこで Vaitape の店に行くが,油絵は売っていない。そこでマウイ・シーマンさんという油絵を描く人を紹介してもらって,一切を借りた。雄大なパヒア山を描く。

テレビ番組「旅サラダ」2000年4月はシェイプアップガールズの三瀬真美子さんでタヒチ

 成田から11時間で直行便が週に1便。4月から関西空港からも週1便。

●パペーテ
 フランス統治の匂いが残る街。市営市場マルシェに行く。スターフルーツ、パイナップルなどがある。パイナップルは切ってあって100CFP(90円)。「マペ」というおいもが袋に入って売りにきた。1袋200CFP(180円)。
 ル・トラックというトラックを改造したものがバス。運賃は160CFPくらい。

●ビーナス岬
 ル・トラックで来た?人気のあるビーチ。黒砂のビーチ。キャプテン・クックが水星を観測した場所なので、ビーナス岬という。ルロットはトラックを改造した屋台? Chez Jimmy は地元の人に一番人気。カレー味の海老ソテー1450CFP(1305円)が自慢。ハシで食べていた。Creperie Tiki でチョコレート・クリーム・ワッフルを食べる。(大きな店ではない)。360CFP(320円)おいしいらしい。

●ボラボラ島
 タヒチから飛行機で1時間。太平洋の真珠と言われる。ホテルの人が空港にお出迎え。レイをかけてくれた。船で20分の場所にホテル、ル・メリディアン・ボラボラがある。85棟の水上バンガロー。真ん中にはガラスの床があり、海面が見える。夜になるとジュウタンをひいて中が見えないようにしてくれるらしい。ノゾキはダメよ!
 バスからは海も見えて夜は星が見えるかも。1泊76300CFP(68700円)。夜はライトアップされるらしい。
 ダイビング。日本人インストラクターがいる。サンゴ礁や熱帯魚がいる。エサをやるふりをするだけで魚が寄ってくる。マンタが多くて、90%の確率で見えるとか。
 離れた小島に行く。ここでは乗馬もできる。1時間4500CFP(4050円)。

●ランギロア島
 タヒチ島から飛行機で1時間。ボラボラ島からも1時間。ネックレスを広げたような島で、珊瑚礁からなり、まんなかはラグーンになっている。空港にホテルの車が迎えに来ていた。この島で唯一の5つ星ホテルである「キア・オラ・ビレッジ」。水上コテージとビーチバンガローの2種類がある。今回はバンガローでビーチに面したロッジ風である。テラスには、ジャクージ。オレンジ色のベッドルーム。屋根の高い2階にもベッドがありオレンジ色。49000CFP(約44000円)。
 ヨットでサンセットクルーズ。3000CFP(2700)。夕陽がとてもきれい。黄金色。

●ピンクサンドビーチ
 ボートに乗って海へ。透明で本当に透き通っている海は緑水色。ランギロアで一番美しいといわれるピンクサンドビーチ。赤と白の珊瑚からできたビーチなのでピンク色。桜貝の色に近いらしい。砂浜にはサメの小さいのが泳いでいた。地元の人はサメがくわえそうなものを投げ入れて、食いついた分を砂の上に引っ張って脇を両手で持ってカメラに見せていた。すごい!そんなにドウモウでもないようだ。持っている間はぬいぐるみみたいな感じ。

●黒真珠
 海の特産物は黒真珠。ゴーギャン・パールという養殖所へ。ここでは、核を黒ちょう貝に入れて1年半?置くと採れるらしい。黒ちょう貝は元気なのでもう1回入れてやって作らせるとか。西村さん夫妻がここでは活躍していた。黒真珠って Accueil っていうのかな?
 太くて丸くてきれいなものが高いのだが、変形したものとかも安く売っている。涙形のものはバロックと言って、三瀬さんがしていたように1個だけのペンダントに加工することも可能。彼女はセミバロックAを20000CFP(18000円)で購入し、日本に持ち帰って、プラチナのネックレスに加工してもらったとか(加工費用25000円)。

●キア・オラ・ソバージュ
 キア・オラ・ビレッジの別館にボートで向かう。1時間。これは別の島にある。抱きかかえられて上陸。5人の現地の人が歌でお出迎え。ホテルキア・オラ・サバージュは5つのバンガローからなり、10人しか泊めないらしい。柱は木、洗面台は貝殻の大きいの。ここには電気はない!1泊34000CFP(30600円)。
 食材の調達にはゲストも一緒に行ける。ボートで5分のところに貝を採りに行く。バフーと現地の人が言うしゃこ貝。手と同じ大きさの貝。魚のマリネにはココナッツミルクをかけて屋外でたべる。

●モーレア島
 切り立った山々がすごい。映画「南太平洋」で使われたとか。嘘みたいな山。ゴーギャンが古城のようだと言ったという山々。Sate creation というパレオをデザインしている工房。彼の個性的なデザインは素晴らしいし,人気がある。絵具?を塗ったあと1日乾燥してできる。

●モーレア・ビーチコンバー・パークロイヤル
 ここはデラックス/リゾートホテル。プールもいい感じ。海を仕切っているところでドルフィン・クエスト。これはイルカと遊べるもので,曲芸もしてくれる。深さ1mくらいか?イルカがキスもしてくれるし,両手の上に乗ってもくれる。9500CFP(約8550円)。

●ソフィテル・イア・オラ・モーレア
 モーレアで海が一番美しいという。陸と水上にバンガローがある。今回は水上に宿泊。1泊50000CFP(約45000円)。竹を使った家具。海が見えるガラス・テーブル。ここからパンくずを落とすと魚が集まって来る。夕陽もきれい。

●タヒチ島
 ゴーギャン博物館。ここの作品は全て複製。入場料600CFP(540円)。ゴルフコースはタヒチで唯一のゴフルコースというアティマオノ・ゴルフコース。緑がきれい。

●タヒチ・ビーチコンバー・パークロイヤル
 夕陽がきれいで,モーレア島に太陽が沈んでいく。タヒチアン・ダンスショーを見る。

 タヒチへの旅行はメルシージャパンに聞いてね。電話06−6364-0770


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