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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。






2001年分

●3月10日
 長崎県ハウステンボス、。4月22日までチューリップ祭をしている。入 場料は4200円。「ホテル・ヨーロッパ」船ででもチェックインできる。 329部屋。豪華ホテル。総支配人・総領事長・総料理長・上柿元勝さん。 ロビーは豪華、照明などもヨーロッパ風。今回は531号室。中は落ち着い た雰囲気。ソファーなどもオランダ、イタリアなど製。ダブルベッド。壁や ドレパリーカーテンなど一室一室全部違う。1室55000円(税サ別)。
 夜のイベントがある。花火もすごい!が531号室からだと目の前で見る ことができる。
 夕食はデ・アドミラル。生ハムとフルーツ、リ・ド・ヴォー(子牛のアゴ の部分)とピーマンのマリネ、赤座エビのクリームスープ、鯛のオリーブ油 焼き、牛フィレ肉のグリエ・トリュフソース、デザートはワゴンサービスで 食べ放題。コース料理13000円(税サ別)
 電話 0956-58-1111 JRハウステンボス駅から徒歩5分。長崎空港からは 西肥バス「佐世保」行き「ハウステンボス」下車すぐ。ある程度のところだ とホテルから送迎あり。

●3月17日
 長崎県雲仙温泉、半水慮(はんずいりょ)。玄関は和風の自動ドア。中は 少し洋風。3年かけて作って、平成4年オープン。庭も広い。全てはなれ。 14部屋5000坪。「桜草」玄関も8畳、中は4畳、廊下があって戸を開 けると8畳、10畳、4畳、地下に2畳、6畳、8畳、4畳、4畳。80坪 の部屋。2人で泊まって1人1泊2食付5万円(サ込・税別)。露天風呂は 乳白色で、石が赤くなっている。4つのお風呂(男女別)。
 食事専用の部屋がある。ヒラメとカラスミのきぬた。春野菜のおひたし、 お造り(石鯛、イカ、カンパチ)は天然塩にダイダイをつけて。八寸(ウニ の煮こごり、セキサバのお寿司)、焼きフグ、甘鯛と菜の花の煮物、焼物( ふろ鯛の木の葉焼き)、長崎牛のモロミ、かぶらのふろふき、早掘りのたけ のこ、島原石花蒸し(カキの雑炊)、椿餅がデザート。
 電話 0957-73-2111 長崎空港から車で90分。諫早駅から車で60分。 雲仙行きのバスで雲仙下車、そこから送迎あり。

●3月24日
 三重県鳥羽国際ホテル。ロビーの向こうに鳥羽湾が見える。37年前、辰 の年に建ったので龍の落とし子がいる。全て洋室の85部屋で全てオーシャ ンビュー。557号室。ソファーセットの部屋とベッドルーム。1泊2食付 き一人25000円〜(サ込・税別)。歩いて3分のところに和風別館の潮 路亭がある。1泊2食付21800円〜。差鳥羽の湯(どちらに泊まっても 無料)
 食事処「もんど岬」で、前菜はもずくと真珠貝の貝柱。地元の海草と野菜 、お造り(石鯛、ブリ、サザエ、ミル貝)、お好みあわび料理(刺身かステ ーキか○焼き)、鳥羽の貝塚仕立て(大あさり)。車海老の石蒸し焼きはこ このホテルの名物!ですごくおいしいらしい!すごい湯気!初カツオの手こ ね寿司、抹茶のチーズケーキ。
 電話 0120-108-593 予約センター。JRまたは近鉄鳥羽駅から送迎バスで 5分。

●3月31日
 兵庫県有馬温泉、「欽山」。純和風の風格ある入口。超高級旅館風だが、 ロビーは洋風。昭和4年創業、7年前にリニューアル。庭も素晴らしいし、 自然の川が流れている。夏にはホタルも飛ぶらしい。40部屋は全て和風。 今回は渡月703号室、玄関のマ、3畳、4畳半、10畳くらい、ソファー セット、ガラス窓が広いので、有馬の町が見渡せる。1泊2食付き5万円( サ込・税別)〜。透明の銀泉、赤い金泉の2つの源泉。露天風呂もある。金 泉は鉄分が多いので赤い。お風呂上りには泥エステも可能。エステコースは 1.3万〜5.5万円。
 お部屋で夕食。桜リキュール酒が食前酒。前菜、湯葉このわた和え、若草 豆腐、お造り(鯛、とろ、アワビ)、季節の炊き合わせ、特選神戸牛ヘレ石 焼き(フォアグラソース)、伊勢海老と春雨の中華風土鍋、季節の酢の物、 焼きマンゴ・タピオカ・イチゴ。
 電話 078-904-0701 神戸電鉄有馬線・有馬温泉駅から徒歩3分。予約する と送迎あり。車だと西宮北ICから。

●4月7日
 静岡県伊豆・河津温泉、浜辺の小さな旅亭「佳遊亭(かゆうてい)」。小 さくないけど。目の前は浜辺。12部屋で全て和室。今回は「紫紺」。6畳 、8畳、ソファーセットも6畳くらい?、浜がきれいに見える。専用の露天 風呂付き。1泊2食付きで3.7万円(サ込・税別)〜。男女別のお風呂を 見ながらの露天もあり、大浴場もある。目の前が海水浴場なので、女性はバ スタオルを巻いた方がいいかも。
 夕食は部屋で懐石。先付(セリのごま和え)、ひらめのお寿司、前菜(ア ワビ、イカなど)、お造り(鯛、ムツ、アオリイカ)、伊勢海老、伊勢海老 の若狭焼き、金目鯛の姿揚げ、桜鯛の吸い物、黒米饅頭、さざえの炊き込み ご飯、水菓子。
 電話 0558-34-1777 伊豆急行河津駅から歩いて6分。駅から送迎あり。

●4月14日
 静岡県伊豆・堂ヶ島温泉、小松ビューホテル。48部屋、ロビーも広い。 一つ一つの部屋に入口に屋根がついている。玄関、8畳、ソファーセット、 景色がすごくいい。全室オーシャンビュー。1泊2食付き25000円(サ 込・税別)〜。男女それぞれ3つ。屋上の露天は大きい。内湯もガラス張り で海がよく見える。男女混浴の波打ち際露天風呂もある。夕暮れ時が一番! 海に入っているような雰囲気。女性専用の波打ち際露天風呂もある。
 食事は部屋で。懐石。前菜、サヨリ・赤貝の酢の物、海鮮サラダ、船盛り (ヒラメ、イカ、ウニ、など)、アワビのしゃぶしゃぶ、鯛と伊豆牛の洋皿 、宝楽焼き(サザエ、エビ、貝柱など)、アジの桜葉寿司。
 電話 0558-52-1101 伊豆箱根鉄道修善寺駅から東海バス80分「堂ヶ島」 下車徒歩5分。

●4月21日
 兵庫県淡路島福良港の休暇村「南淡路」あわじファームパークはイングラ ンドの丘(800円)古いイギリス。パン工房1000円。
 「南淡路」は昭和38年創業、75部屋、和室。今回は409号室、8畳 +ソファセット分の大きさ?大鳴門橋も見える。1泊2食付き7500円( サ込・税別)〜。南淡温泉「潮騒の湯」展望大浴場、海が見渡せる。小さな 露天もある。橋も見える。夜は屋上の天文台で星を見る。土星もリングまで 見える。
 レストラン・プラネットで鯛づくし。鳴門鯛はすごくおいしいらしい。鼻 の先にコブがあるのが特徴。タイ王国1泊2食付き13000円〜(5月末 まで)。先付、お造り(鳴門鯛、ボタンエビ、サザエ)、鯛シャブ、タイで もこれくらいおいしいっていうくらいおいしいらしい。あら煮、鯛の宝楽焼 き。
 電話 0799-52-0291 神戸三宮から高速バスで福良まで。そこから送迎バス で7分。

●4月28日
 徳島県鳴門市、リゾートホテル「モアナコースト」。8部屋。平成元年に オープンした。モアナはハワイ語で美しいという意味。廊下は可愛い! 207号室。インテリアもおしゃれ。机とイスもあり、キッチンもあるし、 冷蔵庫もある。ベッドカバーも青と橙色。階段があって上には二人用の ジャグージが露天になっている。でも水着で入ってください。ジャグージと は、もともとお風呂ではなく、話をするための場所らしいから。 1泊2食付で15000円(税サ別)〜。
 食事は2Fのイタリア料理でコース料理。前菜は、アブラメのカルパッチ ョ、地アナゴのフリット(バルサミコ風味)、じゃがいものニョッキ、鳴門 鯛と伊勢海老のマルサ風味、オレンジのプリュレ。
 電話 088-687-2255。「高速鳴門」バス停で下車、送迎あり。

●5月5日
 沖縄県名護市、「ザ・ブセナテラス」ロビーは天井高く豪華!ハワイのよ うな感じ。ソファに座ってチェックイン。テラスで海を見ながら。400室 で少しスペイン風。今回は813号室。ジェージュ系でのツインで可愛い部 屋。ソファ付き、ベランダもあり、海も見える。ルームチャージ42000 円(税サ別)。コテージタイプもある。スィートは13万円。アクティビテ ィも充実。プライベートビーチに近い感じ。海中展望台も近い。魚が多く見 える。サンセットクルーズにもでかけてみた。3000円(税サ別)
 メインダイニング「ファヌアン」もお勧め。海を見ながらコンチネンタル 料理を食べる。「サーオンとピーマンのテリーヌ・カニ肉のサラダ添え」、 「ココナッツとチキンのクリーミースープ・レモングラスの香り」、「メカ ジキのグリル・アボガドバターとトマトのサラダ添え」、「子牛のガーリッ クスープ・キノコと子牛のソースを添えて」、「青リンゴとシナモンのムー ス」。コール8000円(税サ別)。
 電話 0980-51-1333 那覇空港から車で75分。バスだと名護バスターミナ ル行きに乗って約2時間。
http://www.Terrace.co.jp/

●5月12日
 沖縄県・八重山諸島・小浜島、「ヤマハリゾート・はいむるぶし」ゲート をくぐった瞬間からリゾート!広い!入口の壁もサンゴ。ロビーも明るい。 コテージタイプで120室。部屋へはカートで行く。133号室。リゾート らしい部屋で明るい。4人まで泊まれる。外のバルコニーも広い。日差しが 強いので、入らないように屋根が長い。季節によって料金は異なるが、1泊 朝食付きで13200円(税サ別)〜。プライベートビーチではいろいろな マリンスポーツを楽しめる。ロデオボート10分1000円。10月いっぱ いまで楽しめる。
 夕食はバイキング形式のレストランか、ダイニングスタイルのレストラン で、今回は後者。前菜は「琉球珍味味盛り」、お造り(グルクン、タマン、 マグロ)、青パパイヤ冷製スープ(おいしいらしい)、西表ガザミ(蟹)釜 揚げ、ミーバイの姿蒸し、石垣牛ロティ・和風ソース、南国フルーツとアイ スクリーム。コーヒーが変わっている。リキュールとオレンジの香りが入っ ている。コース料理12000円(税サ別)
 古酒(クース)バーはあわもりの入ったオリジナルカクテルも楽しめる。 電話 09808-5-3111 人口500人の島。フェリーでないと行けない。石垣空 港から石垣港までタクシーで10分、そこから小浜港までフェリーで30分 、そこから送迎バスで10分。

●5月19日
 長野県昼神温泉・伊那谷、「石苔亭・いしだ」。門はすごい。入口はつい たてがある。ロビーの向かいに能舞台もある。定期的に能が上演されている 、平屋で2000坪で21部屋。庭にはわき水。302橋姫の部屋。2000年 の6月にオープンした部屋。4畳、6畳、10畳、ソファーセット、4畳半 くらいの部屋で円柱型のマイ露天風呂もある。1泊2食付き45000円( サ込・税別)。大浴場も男女別にある。岩風呂。
 夕食は部屋で懐石。前菜、養老豆腐(山芋使用)、貝柱のしんじょう、う なぎの古代米蒸し、お造り(中とろ、アオリイカ、すずき)、サーモンの木 の芽焼き、牛タンのくんせい、エビのはさみ揚げ、信州牛のわらび鍋、筍ご はんと野沢菜。
 電話 0265-43-3300 JR飯田駅からタクシーで30分、送迎あり。

●5月26日
 長野県蓼科高原、女神湖の湖畔の「四季の森ホテル」。木立の中にあって 温かみのある木を基調としたホテル。12部屋。部屋の中も木がベース。ロ フトがあってベッドが2つ。ベランダの外は森なので爽やか。鳥の声が聞こ える。鳥の声で目覚めるらしい。1泊2食付き平日1万円(税サ別)〜。森 を見渡せながら入れる大きなジャグージもある。水着着用のこと。
 夕食は本館から歩いてすぐのところにある中華レストラン「上海外灘(シ ャンハイバンド)」。内装はレトロ。佐久鯉の上海風刺身、イカの子の辛味 スープ、地元山菜の牛肉炒め、芝海老のチリソース炒め、車海老の春巻き、 タケノコと牛タンの煮込み、中国キノコとタラバガニ蒸し煮、レタスと卵の チャーハン、イチゴ入り白玉。他にフレンチもあるし、BBQもある。
 電話 0267-55-6339 長野新幹線・佐久平駅から「白樺湖」行きバスで1時 間、蓼科牧場バス停下車、徒歩5分。

●6月2日
 岡山県倉敷市、旅館「御園(みその)」しっとりした和風。大正末期に建 てられた。25部屋。今回は「せん」の部屋。大正の時代の雰囲気?8畳、 6畳?、ソファーセット。1泊2食付き、25000円(サ込・税別)〜。 女性の湯では季節によって花風呂が楽しめる。陽がくれてくるとロウソクで ライトアップ。月に1度、コンサートがある。
 食事は部屋。八寸、鯛のわた、白子豆腐。鯛そうめん(5人前)はおいし いらしい。お造り(サヨリ、車エビ、赤貝、サクラ)、太刀ウオのチーズ焼 き、渡蟹、ママカリのにぎり、炊き合わせ(山菜、鯛の子)、タコ団子の天 ぷら、じゃこ飯。
 電話 086-422-3618 倉敷駅から徒歩8分。予約すれば送迎もある。

●6月9日
 静岡県熱海温泉、「金城館」。外は熱海だが、ロビーもゆったりして奥が ゆったりしている。中は3つの建物で、和風。今回は五葉館の182号室。 4畳半、12畳?、ソファーセット。景色がいい!花火大会も目の前で花火 が開くとか。1泊2食付き25000円(サ込・税別)〜。大浴場は今年、 リニューアルされていい感じ。お風呂上りにアロマテラピー・フットマッサ ージは4000円〜。
 食事は部屋で懐石風。前菜、ひじきの白和え、鯛のとろろ汁、おつくり( マグロ、タイ、イカ、カンパチ)、イサキの青竹焼き、伊勢エビの鬼殻焼き 、鯛とトマトのサラダ、アワビ鍋、ホタテの水貝、くだものとコーヒーゼリ ー。食後には夜景を見ながらのバー。熱海カクテル1000円。
 電話0557−81−6261.熱海駅から送迎がある。

●6月16日
 神奈川県箱根。「元湯場・沙羅亭」玄関は近代的、ロビーは橙色、平成 元年にリニューアルオープン。2000坪に10部屋。入口は屋根がついて いる。今回は「元湯場」。玄関入ると茶室もある。8畳、8畳、3畳、4畳 半の部屋。庭も自然を生かした庭園きれい。一人1泊2食付で55000円 (サ込・税別)〜。温泉は乳白色の源泉である。露天もある。
 食事はお部屋で、前菜(京都の和菓子みたい)、じゅんさい水晶寄せ、ホ タテ真丈の椀(車海老入り)、お造り(車エビ、マグロ、タコ)、イサキの 塩焼き、焼き甘鯛の着せつけ豆腐(山芋入り)、名物の近江牛の豆乳しゃぶ しゃぶ、あげ煮おろし(ハモ入り)、水菜俵にぎり。
 電話 0460-4-8656 箱根登山鉄道の箱根湯本駅から「コジリトウゲンダイ 」行きバスで25分仙郷楼前下車、徒歩1分。

●6月23日
 北海道・美瑛町、お花がとてもきれい。「エルミタージ」フランス語で 隠れ家という意味。素朴な感じ。可愛い感じの入口。3年前に作られた。6 部屋しかない。十勝岳が真正面に見える。シンプルだけど明るくて、壁が白 のお部屋。1泊2食付き12000円〜(税別)。家族風呂として区別して お風呂に入れる。
 夕食は窓際の席でいただいた。美瑛産アスパラと根室産ホタテのカルパッ チョ。スズキのポワレ・レンズ豆と麦の軽い煮込み添え、羊のロースト・ロ ーズマりー風味。バナナとパイナップルのフランペと自家製のミントシャー ベット。
 電話0166−92−0991。旭川空港から富良野バス「富良野」行き 15分で「美瑛」バス停下車、車で5分。送迎あり。またはJR美瑛駅から 送迎がある。

●7月7日
 北海道帯広に行く。花畑牧場に田中義剛さんは住んでいる。今回はホテル 「大平原」。ロビーは広い。ワイン色の絨毯。170部屋。652号室。意 外と和室と思いきや、奥にベッドルーム。ベランダからの眺めはすごい! 1泊2食付2万円〜(サ込・税別)。温泉の大浴場があり、10種類以上の お風呂がある。ウォータースライダーもある(笑)。日本にここしかないと いう植物性の温泉。ぬるぬるしているのは植物性のものらしい。おかみさん がパイロットの熱気球ツアーもあるフリーだと1名2万円(税込)、係留と いうつながった分は1名1500円!
 部屋でもレストランでも食べられる。今回はレストラン Sinla。フレンチ 風。海の幸と自家製野菜のオードブル、自家製じゃがいものヴィシッソワー ズ(キャビア、温泉卵入り)はおいしいらしい。十勝牛ロースのグリル。時 鮭のポアレ。シェフデザート。
 電話055?−46−2121。十勝空港からバスでJR「帯広駅バス停」 経由、十勝バスで「十勝川温泉」行き「十勝川温泉南」下車、徒歩1分。

●7月14日
 秋田県・鹿角市・大湯温泉「龍門亭、千葉旅館」。ロビーは大人の漢字。 明治の初期に創業。書を中心に飾ってある。今回は203号室。明るい部屋 で、池も見える。敷地は1000坪。25部屋。お庭がきれい。1泊2食付 、18000円〜(サ込・税別)。温泉の大浴場はお勧めで、特に、夜は庭 がライトアップされてきれい。露天もいい。源泉を薄めずに使っている。 美人の湯。
 夕食は部屋。予約時に食品の好き嫌いを聞くらしい。まず、湯葉とじゅん さいの前菜、お造り(鯉の洗い、ナタデココ、馬刺し)、酢の物(クラゲ、 もずくのオレンジ釜)、温泉セイロ蒸し(伊勢エビ、牛肉など)、フカヒレ 茶碗蒸し、おこげのあんかけ、きりたんぽ鍋(地鶏を使っている)。
 夕食の後はラウンジバー。美人バーテンダーがオリジナルカクテルを作っ てくれました。
 電話0186−37−2211。JR十和田南駅からJRバス「十和田湖 」行きで20分「大湯温泉」下車。徒歩5分。

●7月21日
 青森県黒石市、落合温泉「花禅の庄」。入口にねぶたの飾りがある。 全て畳敷き。女性客には浴衣選びがある。昭和38年創業で18の部屋があ る。今回は「二人静か504号室」。スッキリしている部屋。1泊2食付き 23000円〜(サ込・税別)。美人の湯と名高い温泉がある。サラリとし ているが肌触りが柔らかいらしい。露天から緑色がきれいに見える。
 夕食は部屋か炉辺のある食事処。お造り(ホタテ磯辺巻き、ヒラメのウニ 包み、マグロ)、アボガド豆腐のとんぶり和え(めんたいこ、じゅんさい入 り)、アイナメの葛打ち、フカヒレのもろこしスープ、八甲田牛の鍋物、 イワナの塩焼き(炭火)、イカの一夜干し、竹の子寿司(あわび、いくら入 り)、焼きおにぎり、けの汁。
 電話0172−54−8226。JR弘前駅と弘開鉄道・黒石駅からは 予約すると送迎がある。青森空港から車で40分。

●7月28日
 愛知県渥美半島「休暇村・伊良湖」。黒川きしょうさんが設計した。今回 は360号室。シックな感じ、豪華じゃないけど、ゆったりできそう。目の 前には松林。1泊2食付き8000円〜13000円(サ込・税別)。コテ ージもある。キッチンもついていて同額。温泉ではないが、大浴場もある。 メロン狩り(1玉)+食べ放題は宿泊料金に800円を追加するだけでOK。 別の場所で好きなだけ食べることができるので、とってもお得。11月10 日までやっている。
 夕食はレストラン。例えば、じゅんさいのどろ酢、お造り、あわび、鯛、 はも湯引き、たこ、寿司、ほうらく焼(タイ、さざえ、車えび)、天婦羅、 デザート。
 電話0531−35−6411。JR豊橋駅から豊橋鉄道バス「休暇村経 由伊良湖行き」80分。休暇村下車。

●8月4日
 富山県氷見市、ひみ阿尾の浦温泉「元湯・永芳閣」、入口にいけすがある が、宿がやっている魚屋さん。これを食べたいと言われると、それを調理し てくれる。本当の玄関は絨毯がちゃんとある。今回は381号室。広い! 洋室のベッドルームと和室が2部屋?12.5畳。と洋室が1つ。富山湾が 一望できる。天気がいいと立山連峰が見えるらしい。新館は1泊2食付きで 31000円〜(サ込・税別)。お風呂は2つあって、露天もある。男女の 入れ替え制度になっている。露天の外には富山湾、景色がいい。
 夕食はお部屋で。地酒もたっぷり。八寸は日本海の海の幸。カジキマグロ の燻製。お造り(ハマチ、ヒラメ、サザエ、甘エビ、マグロ)、コチ姿造り は別注で4800円、岩ガキ、アカイカの石焼き(お茶のいい香り)、ウナ ギと蓮根の蒸し物、アイナメのウニ挟み焼き、ウニの吸い物。
 朝食はカブス朝食(宿泊料金に1500円プラス)、カニと小魚をたっぷ りつかったお味噌汁。七輪があって、それで何かを焼くらしい。
 電話0766−74−0700。JR氷見駅から予約すれば送迎がある。

●8月25日
 高知県「雲の上のホテル」相当近代的な建物が森の中にある。フロントも 変わった感じ。今回は107号室。すごくさわやか、南国のリゾートホテル 風。3ベッド。ベランダから外を見ると山と庭の緑がドンと入ってくる。 1泊2食付き一人13000円(サ込・税別)2名利用料金。さらに高台を 上がるとコテージもある。こちらは1泊で一人14000円(2名利用の場 合)でキッチン付き。お風呂もインテリアが近代的。外がきれいに見える。  隣には雲の上の温泉がある。一般の人も利用可能で、露天もいい感じ。 プールもある。宿泊客は両方無料。
 夕食はレストランで。鯛・イカ・土佐赤牛の刺身、八寸盛、四万十の鮎、 土佐鰹のタタキ、キジ肉と米茄子のクリームシチュー、キジそうめん、米茄 子の海老しんじょはさみ揚げ・キス天婦羅、土佐赤牛のステーキ、手作りチ ーズケーキと果物。
 電話0889−65−1100。JR須崎駅からバスで70分、

●9月8日
 群馬県・草津温泉。湯畑が有名。匂いがすごい。毎分5000リットル。 湯もみ実演、入場料500円。
 ゆけむりの里・料亭旅館「つつじ亭」。高級感。5000坪で10部屋。 渡り廊下でつながっている。今回は囲炉裏の間。玄関、8畳の床の間にいろ りがある。12畳、3畳、8畳?の間があり?、雪見風呂というマイ露天 風呂もある。1泊2食付1名45000〜円(2人1室、サ込、税別)。 熊野の間だと同様で32000〜円。展望風呂は「うららの湯」湯の花もつ いている。
 夕食は部屋で。先付、食前酒。群馬の地酒、小雪は1本無料。菊花仕立て (レンコン、焼きハモ、松茸、梅干)、お造り、伊勢エビ白ソース焼き、 生湯葉と百合根の冷製スープ・すっぽんの煮こごり。牛肉八丁味噌煮込み、 きじ肉卵とじご飯。デザート(焼き芋チョコレートなど)。
電話0279−88−9321.JR長野原草津口駅からJRバスで25分、 草津バスターミナル下車、徒歩13分(送迎あり)。

●9月15日
 群馬県の四万温泉、「四万やまぐち館」。和風。ロビーは町作りで売店に なっている。無添加の石鹸、化粧水などを作っていて、女性に大人気。部屋 は全部で60。部屋は「4丁目401番地・山吹」ふすまも山吹色。見晴ら しがいい。下にはしま川。2名利用で一人1泊2食付きで19000円〜( サ込・税別)。1階は洋風で2階は和風(16000円〜)。
 自慢のお題目大露天風呂。一番奥の岩に南無妙法蓮華経と書いてある。 風呂のすぐ横は川。
 今回は部屋食で1泊2食付き21000円のコースの場合。万宝膳という らしい。最初に食前酒、前菜、造り(伊勢エビ)、上州牛治部鍋(くずこを まぶしてしゃぶしゃぶ風)、合鴨ワイン蒸し、上州小田寿し(うどん)、 松茸陶板焼、など品数が多い。
 食後、紙芝居がある。おかみさんが読む。電話0279−64−2011 。JR中之条駅から吾妻観光バス「四万温泉」行きに乗ってやまぐちバス停 下車すぐ。

●9月22日
 長野県の天竜川のライン下りは大人2900円。断崖の上にある宿「割烹 旅館・峡泉(きょうせん)」純和風に思える玄関。庭もいい!11年目らし い。細長い廊下。片側は山、片側は川。ベランダの下が川。ムササビとかも いるらしい。1泊2食付き2名利用で一人28000円(サ込・税別)。 温泉は天然ラドン?夕食はお部屋で。初秋の彩、先付け(ナス)、前菜、 満月丸十蜜煮、松茸の土瓶蒸し、お造り、鶏肉焼浸し(金粉まぶし)、煮物 、酢の物、揚げ物、きのこ焼きおにぎり・止め椀、別注料理としては信州牛 ロース朴葉味噌焼き(2200円)。別注料理で焼松茸(1万円〜)、馬刺 (1500円)。食事だけでも可能。
 電話0265−27−3332。JR天竜峡駅から徒歩5分。

●9月29日
 長野県の開田高原。二八そばも有名。つたや季(とき)の宿「風里( かざり)」。明るいひのきを豊富に使った建物。外を歩く時は提灯を使う。 香りがいいらしい。105号室「勿忘草」、やはり木が主張している。1泊 2食付(2名利用)一人2万円〜(サ込・税別)。明るいが落ち着く部屋。 特別室「瑠璃草」は3万円〜。部屋付きの露天風呂は釜でした。全体の内湯 的なのは木曽御岳温泉「ふる里の湯」。露天の釜もある。
 夕飯は味香房「季楽々(きらら)」。梢の秋・前菜(アセロラ、栗など)、 萩真丈・清汁仕立て(松茸)、川鱒の高原サラダ(コスモスをイメージ)、 炊き合わせ(ごぼう、れんこん、海老)、焼き松茸、豚の角煮、焼目鱧の 蒸し物、長イモの冷やしあんかけ、信州牛のヒレステーキ(サービス品)、 酢橘のシャーベット、豆乳のムース(女性のみ)。
 電話0264−42−1188。JR木曽福島駅から送迎バス20分 (要予約)。

●10月6日
 大分県湯布院。街から車で5分森の中の「山荘わらび野」。昔の建物風。 部屋は全てはなれ。地下水をくみあげた小川。今回は「花いかだ」という 部屋。次の間でも6畳。品のある和室。結構広い。1泊2食付き3.8万円 (サ込・税別)全ての部屋にマイ露天風呂付き。全部で10部屋ある。2.7 万円の部屋もある。敷地内にはすてきなギャラリーもある。新潟から移築 した建物。地元の作家の作品が飾ってある。
 もうひとつの特徴は「かやぶき屋根の脱衣所のある露天風呂」岩の中に あって、朝のお風呂はすごく幻想的かも。
 夕食は部屋で。前菜「季節の五種盛り」、笹なばというきのこは特徴的。 造り「紅葉鯛重ね盛り」竹の器に入っている。替皿「山吹き和え」栗、あけ び、あわびのアケビソースかけなど。美的!焼物「落ち鮎塩焼」。中皿「 豊後牛のステーキ」。揚げ物「蕎麦クレープ・富貴よせ」。留椀「だんご汁 」。
 電話0977−85−2100。JR由布院駅からタクシー5分。

●10月13日
 熊本県・阿蘇山の周辺の小国町にはコスモス畑。入園料500円。 黒川温泉の奥黒川「野の花」。和風だが、センスがいい。野の花が飾ってあ る。全て離れで6つ。今回は紫苑(しおん)の部屋。4部屋くらい?マイ 露天風呂付き。1泊2食付き25000円(サ込・税別)。敷地内には他に も大露天風呂「ぎんねずの湯」がある。自然の中にある感じ。横には川が。 冬には雪が降って水墨画のような景色になるらしい。
 食事は6つの場所がある。先付けと前菜「子持ち鮎焼煮」「菊花なます」 。「生湯葉」は地元のわさびで。馬刺し。山女魚(やまめ)笹蒸し。ひろう す含め煮。こんにゃく彩々(さしみこんにゃく)。肥後あか牛・溶岩焼。 まいたけ・松茸入り釜飯し。
 電話0967−44−0595。JR阿蘇駅から杖立て温泉行きのバスで 60分「小国ゆうステーション」下車。そこから送迎あり。

●10月20日
 宮城県仙台市秋保(あきう)温泉、茶寮宗園(さりょうそうえん)入口は 高級感がある。ロビーから床の板がすごい!(高貴なお客様が集まるところ という意味らしい)。入口を入ってからまた廊下があってお部屋。今回は、 「泰山」という部屋。相当広い!数部屋ある。1泊2食付き(税サ別)一人 12万円!(2名利用の場合)。2階もある!(お茶室になっている)。 8000坪のすごい日本庭園を見れる。スタンダードな部屋で一人3.8万 円〜。お風呂は雅な感じ。庭園風呂で露天。
 向付(ほっき貝と蛸の菊香和え)、造り(まぐろ、いか、平目、うに、水 前寺海苔)、焼八寸(アカボタケのみぞれ和えなど)、海老ベーコン巻、 松茸炭火焼、まいたけ飯。
 電話022−398−2311。JR仙台駅から車で30分。宮城交通バ スだと「秋保温泉行き」で50分、薬師下車、徒歩5分。

●10月27日
 宮城県・鳴子温泉はモミジの名所でもある。「うなぎ湯の宿・琢e(たく ひで)」。お湯にとろみがあるのでうなぎ湯というらしい。「松島の間」は 1泊2食付きで一人3万円(税サ別:2名利用)。目の前が山で紅葉すると すごいらしい。コテージタイプの部屋もある。1人3万円。内湯と露天が2 つ。雨だと傘をかぶって入る。全身にリンスをしているような感覚らしい。
 八寸、まいたけ土瓶蒸し、つくり(マグロ、サザエ)、松茸網焼き、活け タコ薄造り、吉次なべ、鳴子牛ステーキ、まいたけご飯、いもこ汁。 電話0229−87−2216。JR中山平温泉駅から徒歩15分。予約を すれば送迎バスもある。

●11月3日
 香川県の休暇村「讃岐五色台」瀬戸大橋の端から端まで見える。ここまで 見えるのはここだけらしい。標高400mにあるから。ラウンジから見える 景色もすごい!休暇村としては女性初の支配人のお宿で、平均年齢は一番若 いらしい。
 50x号室は和室、10畳。洋室は4つのみ。大パノラマ。1泊2食付き 7500円〜(サ込・税別)。安い!讃岐うどん造りに挑戦。つるつるして いるけど、コシがすごくあるとってもおいしいうどん。予約すれば無料! 展望大浴場は備長炭のお風呂で炭が中に入っている。大きいお風呂みたい。
 11月1日から12月20日まで食べることができる「とれとれぴちぴち カツオ祭り」の料理(1泊2食付き一人5980円〜:サ込・税別)。料理 長も30歳!若い!先付け・酒盗豆腐、お造り、たたき、カツオとレンコン のすりおろし鍋。レンコンがカツオに密着しているとか。カツオまき寿司。 カツオ豪快汁、豆乳プリン、栗甘露煮。
 電話0877−47−0231。JR鬼無駅から送迎バスで20分(要 予約)。

●11月10日
 香川県小豆島。二十四の瞳映画村がある。昔の家並みが残してある。 「もろみの島宿・真里(まり)」。近くの醤油の匂いがしている。醤油倉を イメージした感じ。醤油倉で使われていた「ひし」という部屋。昔の日本の 家のような感じ。マイ露天風呂もある。二階はベッドルーム。1泊2食付で 2名利用で1名27000円〜(サ込・税別)。「も」の間は18000円 〜。他には、「て」、「な」、「し」の間がある。お風呂がいい。竹のお風 呂で、醤油樽をイメージしたお風呂。また、竹の上を歩く。
 食事は食事処で醤油懐石。もろみ醤油、たまり醤油につけて食べる。胡麻 豆腐、いいタコのテンプラ、天然八町の南蛮漬、お造り(しま鯛、太刀魚、 しまあじ、オード海老、水烏賊)、焼物は畑の茄子の二色田楽、紋ふぐの寄 鍋。あいなめの唐揚げ、水引き素麺、うまみ出汁、栗おこわ、さつま芋のア イスクリーム。
 電話0879−82−0086。大阪の天保山港からフェリーで2時間 20分。小豆島の坂手港から車で5分。予約をすると送迎バスがある。

●11月17日
 岐阜県・下呂温泉。中心地を眺める高台にある「みやこ」。落ち着いた感 じ。入口は昔の家のように和風だが、中に入ると絨毯、ソファなどがある。 大正ロマン風。今回は2階の特別室「白扇」。マイ露天風呂付き、1泊2食 付き1名28000円〜(税サ別:子供はダメ)。他の部屋は16000円 〜(税サ別:子供もOK)。大浴場には露天もある。貸切露天風呂が2つあ る(無料)。貸切露天風呂で30分1000円の有料のものもある。
 夕食は部屋で。先付け、前菜、酢の物、お造り、煮物、飛騨牛陶板焼き、 お吸い物(しんじょの中にはカキが隠れていた)、蒸し物(カブのそぼろあ んかけ)、古地鶏チーズ焼き、うなぎ飯笹焼き、天婦羅、デザート。
 電話0576−25−3181。JR下呂駅から下呂温泉バスで5分「 合掌村前」下車、徒歩すぐ。予約すると駅からの送迎もある。

●11月24日
 岐阜県中津川市は中山道の出発点。夜がらす山荘「長多喜(ながたき)」 は旅籠の雰囲気があるかも。料亭風。先祖代々の旅籠らしい。昔、今の天皇 陛下がお泊りになったこともあるらしい。9戸の古い家を離れとして宿泊部 屋としている。裏には夜がらす山。400年前の民家に泊まる。いろりもあ る部屋と大正くらいの和室?もある。庭がとってもいい雰囲気。1泊2食付 で1人1.5万円〜(税サ別)。茶室のついた部屋もある。お風呂も離れ。 レトロな感じなお風呂。
 夕飯はいろりのあるのとは別棟の部屋。紫マイタケと柿の白和え、本しめ じの土瓶蒸し、まぐろの自然薯掛け、蟹のかぶら蒸し菊花あん掛け、さわら の西京焼き、芋捏(いもご)ね、八寸、老茸(ろうじ)、石垣むかご、鴨鍋 、なめ茸雑炊、洋梨蜜煮・子キウイ。
 電話0573−65−3133.JR中津川駅から車で5分。6名以上だ と送迎あり(要予約)。

●12月8日
 福井県三方町・水月湖に面した三方町営観光ホテル「水月花」。入口はお 洒落。全室レイクビュー。洋室も和室もある。窓も大きいので湖が目の前。 とても静かで落ち着く。お風呂も全部窓。朝、幻想的な景色の中でレイク・ クルーズ(1000円)もあって、中で朝食を食べることも可能。
 夕食はレストラン。かにコースでは1泊2食付きで16000円〜(税・ サ別)冬季限定(11月〜3月)。ふぐコースも同じ値段。今回はふぐコー ス。てっさ、唐揚げ、焼きふぐ、ひれ酒、てっちり(ぞうすい付き)。
 電話0770−47−1234。JR三方駅から車で15分。予約をすれ ば送迎あり。

●12月15日
 京都・料理旅館「吉川」。錦市場の近く。町屋造りの御宿。庭もきれいで 奥行きが広い。部屋も当然和風。1泊2食付き、一人27000円〜(税・ サ別)
 御宿の中に天婦羅屋を開いている。夕食は先附(たらの子)、前菜、吸物 (貝柱真蒸、薄氷蕪)、鴨鍋、天婦羅(車海老、下仁田葱、茄子、三度豆) 、天婦羅(蟹爪、若さぎ、烏賊紫蘇、蓮根、青唐)。
 電話075−221−5544。JR京都駅⇒地下鉄烏丸御池駅から徒歩 8分。富小路御池下がる。

●12月22日
 石川県・山代温泉「あらや・滔々庵(とうとうあん)」は源泉のすぐ近く にある。加賀藩の殿様から湯番をまかされていた。今回は「御陣」。中は赤 壁。創業800年で前田の殿様も泊まったとか。今18代目。1泊2食付き 一人35000円(サ込・税別)。有栖川山荘は明治天皇が泊まるために建てら れ、今はバーラウンジとして使われている。露天も源泉。
 夕食は酒菓(加賀山海五種類)、甘鯛と蕪の蒸し物、鱈・白子・幽庵焼き 、酢のもの(香箱蟹、酢ゼリー)、お造り(寒ブリ、ずわい蟹洗い、あしら い)、生ずわい蟹炭火焼き(レア気味がおいしいらしい)。
 電話0761−77−0010。JR加賀温泉駅から車で15分。予約す れば送迎あり。

●12月29日
 京都市左京区大原、「野むら山荘・鳥亭」昭和初期の呉服問屋の家を移設 した。1日2組しか受けない。椿と楓などの4部屋。和室。庭がどの部屋か らも見える。8000坪。お風呂は地下水を汲み上げた湯。今回は柚子を入 れてもらった。
 食事はいろりの部屋で、地鶏を使ったコース料理。近江しゃも、東京しゃ も、名古屋コーチン、畿内鳥から好きなものを選べる。今回は東京しゃも。 笹身の昆布締め唐墨和え、鶏スープ、東京軍鶏の造り。レバーも臭みがない ので食べやすいとか。砂肝も食べやすいらしい。岩魚に竹で温めたお酒をか けて骨酒。東京軍鶏の田舎鍋(味噌風味)は6時間かけて煮込んだもの。地 鳥のコース、1泊2食付きで25000円〜(税サ別)。
 電話 075-744-3456 JR京都駅から京都バスで70分。バス亭から徒歩 10分。
●12月29日
 群馬県奥利根、水上町・湯の小屋温泉「御宿・りゅう花」男性同士の客は 断っている。6部屋。洋室。高い天井で声が響く。1Fは和室、2Fは洋室 の部屋。サロンは24時間オープンでワインやビールなどが無料!巨石、 せきれい、沙羅、尾瀬などの5つの違う露天風呂を貸切でカップルなどで楽 しめる。ボタンを押すとしゃぼん玉が舞った。1泊1名3.5食付5万円 (税サ込)。24時間滞在できて、昼食と軽い夜食もついている。隣の龍洞 の貸切露天風呂も使える。貸切の露天風呂が16個ある!
 夕食はオープンキッチンで季節の創作・懐石料理。八寸、先付(とり貝と 菜の花の粕漬)、珍味(牡蠣の塩辛叩き山芋)、お造り(鹿刺、湯葉、赤コ ンニャク)、焼物(牛朴葉味噌焼)、強肴(青竹チーズグラタン)、温物( 甘鯛蓮蒸し)、鍋物(岩魚と水菜のシャブ)、酢の物(甘海老・マスカット のおろし酢かけ)、揚げ物(海老芋煎り出し)、ご飯(穴子ちらし風)、汁 物(岩魚つみれ汁)、甘味(豆腐ババロア)。
 電話 0278-75-2626 上越新幹線上毛高原駅からバスで80分「湯の小屋」 下車、徒歩2分。

●12月29日
 静岡県伊豆・稲取は金目鯛で有名。食べるお宿「浜の湯」おしゃれな作り で、和室。窓からの海の景色がすごい!天気がいいと伊豆大島も見える。和 室は1泊2食付23000円〜(税サ別)。お風呂も展望がいい!
 夕食はすごい量!波路コース。金目鯛の刺身、サザエのつぼ焼き、冬瓜饅 頭の煮物、金目鯛とワタリガニの鍋、ロブスターのマヨネーズ焼き、あわび の踊り焼き、金目鯛の煮付け。3名以上で泊まると伊勢エビ1匹プレゼント してくれるらしい。 朝食も船盛!ここに泊まるときはビールを抜いてきて くださいということでした。量が多い!
 電話 0557-95-2151 伊豆急行・伊豆稲取駅から送迎バス5分。


2002年分

●1月5日
 静岡県伊豆・稲取温泉。「伊豆に隠れ宿・水生(みぶ)の庄」高台にあり 周りは静か。海抜200m。広い敷地に8部屋。離れの「室生の間」。3室 で天井にも絵がある。ベランダに相当する縁側?もある。1万坪。全ての部 屋にマイ露天風呂がついている。部屋には香を焚くサービスもある。露天風 呂からは海も山も見おろせる。入浴後、アロマテラピーでリフレッシュ。足 つぼコースで5000円。それ以外もあるし、男性も可能。1泊2食付きで 2名利用で1名35000円(税サ別)
 夕食は部屋で。食前酒は自家製山桃酒。酢の物(梅あわずがけ)。お造り (金目鯛など)、煮物(まだらの子の煮付け)、お椀(焼き卵豆腐、エビ、 オクラ)、牛肉タタキ・コチジャンソース、金目鯛信州蒸し(茶そば)、伊 勢海老山椒焼き、金目鯛そぼろめし、苺ゼリー、あとサービス品として伊勢 海老姿造りか金目鯛姿煮(誕生日とか記念日とか)。
 電話0557−95−2228。伊豆急行・伊豆稲取駅から車で7分。予 約すれば送迎あり。

●1月12日
 静岡県・熱海温泉の中心から車で10分。「かじか荘・和楽亭」入口から 庭がきれい。和風。杉玉がかかっているのは、建物を高山からもってきたか ららしい。まず炉辺でお抹茶をいただく。600坪。庭がきれい。はなれで 今回は「飛騨」、入ると階段を上がる。広い!囲炉裏もある。1泊2食付き で1名5万円〜(サ込・税別)。スタンダードだと35000円〜。お風呂 は露天、内風呂。露天は頼めば貸し切りにしてくれるらしい。
 夕食は炭火で温めながら。水菜糸がき和え、鮭の白子ぽんず、前菜(ほた て、鮭、うずら、など)、向付(伊勢海老、タイ、黒ムツなど)、焙烙蒸し (伊勢海老、あわび、さざえ)、甘鯛かぶら蒸し、焼物(まいたけ)、角煮 雪しぐれ、帆立ホワイトソースかけ、揚げ物、酢の物、蛤すまし汁。
 電話0557−81−5223。JR熱海駅から車で10分。または伊豆 箱根バスで山田入口バス亭すぐ。

●1月19日
 山形県鶴岡市・湯田川温泉「湯どの庵」。外観は大正時代のような感じだ が中は木がメインの「居心地のいい住宅」に改装した。ドアもすだれの感じ で、和風の雰囲気のベッドスタイル。センスのよいリゾートっていう感じ。 ツインルームで1泊2食付き1人14500円(サ込・税別)〜。木のお風 呂の温泉もいい感じ、天井の太いハリもいい感じ。
 御食事処もお洒落。ニュー和風。先附(柚子釜蒸し:中にはカニ、白子、 エビ)、(カルパッチョのように見える)造り(刺身紅白見立て、マグロが 赤、タイ・ヒラメなどが白)、小鯛ムース射込み(中はヒラメ)、煮物(三 元豚のロールキャベツ煮、敷大根)、五目御飯、どんがら汁(鱈、白子)。
 電話0235−35−2200.JR鶴岡駅から庄内交通バスで湯田川温 泉行きに乗り30分、湯田川温泉下車すぐ。

●1月26日
 山形県上山温泉、「かみのやま温泉・葉山館」。純和風。若女将さんが可 愛い。今回は「しののめ」の部屋。次の間4.5畳、8畳くらいの部屋。堀 こたつ、彫り抜き風呂もついている。2名利用で1泊2食付1名22000 円(サ込・税別)〜。お風呂も源泉そのままなので、少し温度は高め。
 八寸(牛肉のミソつけなど)、鯉うす切り(ポン酢で)、三元豚角煮、寒 鱈白子石焼き(目の前で石焼)、焼きリンゴ利休射込み(リンゴの器の中に はごま豆腐)、かまくら盛り(酢の物)、米沢牛しゃぶしゃぶ、ラフランス のムース。朝食も名物で、洋食を選ぶと焼きたてのパンをいただける。
 電話023−672−0885。山形新幹線・かみのやま温泉駅から車で 5分。

●2月2日
 沖縄県琉球村。ブーゲンビリアやハイビスカスも咲いている。那覇空港か ら車で北へ50分走ったところに石川市がある。「ココガーデンシゾート・ オキナワ」。ロビーに鳥が飛んでいる!カートに乗って部屋に移動。運転手 の人は半そで!今回はコテージ。ベージュ系の部屋で天蓋付きベッド!1泊 朝食付きで一人13000円〜(サ込・税別)。スタンダードツインも同じ 値段。低層なので落ち着いた雰囲気。
 レストラン&バー「マカンマカン」では香港飲茶食べ尽くし一人3500 円(税サ別)。50種類あって食べ放題。ゴーヤの牛肉詰め、ほうれん草餃 子、黒砂糖蒸しケーキ、鶏肉の黒豆ソース炒め、牛肉のオイスターソース炒 めなど。
 電話098−965−1000。

●2月9日
 福井県芦原温泉「べにや」中に入ると香がたいてある。雪の庭がとてもき れい。昭和31年に大火事で芦原温泉は全焼したらしい。庭を楽しめるよう につくりなおしたという。1泊2食付き1人35000円〜。総檜作りの家 族風呂。
 先付(ずぼ蟹)、八寸(たらのめなど)、イワシにぎり専用、三国港揚が り五種盛り(氷見寒ブリのたたきなど)、宝楽あわびから盛り、若狭牛味噌 漬け、ズワイ蟹しゃぶしゃぶ、大野自然薯麦とろご飯。
 電話0776−77−2333。JR芦原温泉駅から京福バス10分。京 福芦原湯の町下車徒歩5分。予約するとJRの芦原温泉駅から送迎あり。

●2月16日
 沖縄県名護市「ザ・ブセナテラス」。リゾートホテルでチェックインも外 に面したテラス。海が見渡せてとても気持ちがよい。813号室。明るい色 あいで素敵な部屋。ダブルベッドが2つ!室料42000円(税サ別)。 海がとてもきれい!
 夕食はメインダイニング「ファヌアン」。「前菜」サーモンと赤ピーマン のテリーヌ・カニ肉のサラダ添え、「スープ」ココナッツとチキンのクリー ミースープ・レモングラスの香り、メカジキのグリル・アボガドバターとト マトのサラダ添え、仔牛のガーリックハーブ・キノコと仔牛のソースを添え て、「デザート」青リンゴとシナモンのムース。コース料金は8000円( 税サ別)。
 電話0980−51−1333

●2月16日(2つめ)
 沖縄県本部町・貸しペンション「キャナック」はログハウス。オーナーが 喜屋武(きゃん)さん。普通の家みたい。基本定員6名で3万円、1名増え る毎に1000円追加(税サ込)、15名までOKという。その向かいにあ る琉球の民家も同じ値段「琉球瓦家」。
 テラスでバーベキューセット。一人前1300円(税込)!安い!
 電話0980−47−2233

●2月16日(3つめ)
 沖縄県・小浜島ヤマハリゾート「はいむるぶし」。ゲートからがリゾート で、カートでお部屋に向かう。3−4名程度泊まれる部屋で、1泊朝食付き で13200円〜(税サ別)。日差しが強いので屋根が長くテラスが広い。
 夕食はレストランで。「前菜」琉球珍味盛り、「お造り」グルクン、タマ ン、マグロ、「スープ」青パパイヤの冷製スープ、「カニ」西表ガザミ釜揚 げ、「魚」ミーバイの姿蒸し、「肉」石垣牛ロティ・和風ソース、「デザー ト」南国フルーツとアイスクリーム。コース料理12000円(税サ別)。
 電話0980ー85−3111

●2月23日
 石川県辰口温泉・「まつさき」。門をくぐると玄関まで池の上の回廊をず っと歩く。歴史は古く、泉鏡花さんもいたらしい。今回は「十姉妹」という 部屋。3−4部屋あり広い。1泊2食付き一人45000円〜(サ込・税別 )。このタイプの部屋は10部屋ある。マイ露天風呂もある。気持ちのよい ロッキングチェアがある。スタンダードな部屋は一人22000円〜(サ込 ・税別)。露天風呂はついていない。家族風呂はある。大浴場の露天風呂も あって広い。あっさりタイプの温泉。
 夜になると白鷺が来る。夕食は懐石料理。前菜、向附、お造り、鱈絹田巻 、白魚鍋、のどぐろ塩焼き、酢物(カニ)、カニご飯。
 電話0761−51−3111。JR小松駅から車で20分。予約をすれ ば送迎もある。小松空港からも予約をすれば送迎がある(20分)。

●3月9日
 北海道・登別温泉「御やど清水屋(きよみずや)」。入口は和風だが、入 ると絨毯。お花が活けてある。606号室。和室8畳、洋室でベッドで休む ことができる。1泊2食付一人2万円〜(税込・サ別)。温泉はにごり湯。
 食事は和室で、お造り(いか、ほたて、ぼたん海老、かれい、貝柱)、カ キ味噌グラタン、蟹のディクセル(クリームコロッケ)、鱈鍋(あん肝入り )、噴火湾パイ包み焼き、いくら御膳。
 電話0143−84−2145。JR登別駅から道南バス13分登別温泉 下車徒歩10分、送迎あり。

●3月16日
 北海道・洞爺湖温泉「洞爺・湖畔亭」湖畔にある。有珠山がよく見えるし 、遊覧船もいい感じ。玄関は洋風でホテル。ロビーからのレイクビューはす ばらしい。廊下は和の雰囲気。818号室。ベッドルームだが、奥には畳の 部屋がある。1泊2食付で1名18000円〜(税サ別)。部屋からも雄大 な湖が見える。天気がよいと羊蹄山も見える。デラックスタイプの部屋は、 1名25000円〜。露天風呂は大きくないが、ほとんどパノラマ的に見え る。
 大海老ふき海苔和え、前菜(たらの芽、菜の花)、どびん蒸し(たらば蟹 入り)、お造り(海老、貝など)、焼物(にしん、ほたて)、サーモンとろ ろ酢、タラバ蟹カニ酢、煮物(たらこ、ワラビ、筍)、白魚柳川。
 電話0142−75−2211。JR洞爺駅から道南バスで「洞爺湖温泉 」行きに乗り「元町」バス停下車すぐ。

●3月23日
 鹿児島県指宿温泉「白水館」。5万坪の敷地。ロビーは広く洋風。庭は芝 があるが和風。4つの客室棟。今回は新館の「離宮」。とっても雅な感じ。 「さくらの間」入口は押して開く自動ドア。しかし和風。鏡台もさくら。窓 もふすま風で開閉式。いろいろなところにさくらが散りばめてある。1泊2 食付で1名3万円〜(サ込・税別)。ベッドのある洋室タイプもある。元禄 風呂は豪華。江戸時代の様子を再現した。砂蒸し風呂は大人一人1000円 だが、宿泊者限定。
 食事は薩摩屋敷という別の部屋で食べる。前菜、お吸い物はそら豆がベー スだった。お造りはトロ、ひらめなど。炊き合わせは桜島大根とフカヒレ。 焼物はさざえのつぼ焼き、揚げ物はさつまいもの素揚げ、薩摩黒豚のしゃぶ しゃぶ。酢の物(カツオのたたき)、別注で酒寿司10人前15000円。 2人前かららしい。
 電話0993−22−3131。JR指宿駅から車で5分。

●3月30日
 鹿児島県・霧島温泉は坂本龍馬が新婚旅行した場所としても有名。「さく らさくら温泉」は入るとレストランのような感じ。温泉が非常に有名。敷地 の中に点在しているので、車で移動。今回はコテージタイプの「さくらの村 」。西洋畳で8名まで泊まれる。夜騒いでも他にはあまり迷惑がかからない くらいの距離がある。2名利用の時に1人1泊2食付きで15000円から (サ込・税別)。他にはペンションさくら館があり、1泊2食付きで一人 8500円〜(サ込・税別)。温泉は女性用は「美人湯」で、白く濁ってい る泥湯。泥パック可能。薄く塗って外で乾かしてから流すらしい。湯船?の 中でも塗れるらしい。
 コテージでの夕食は運んでくれる。前菜は屋久島産のトビ魚のさつま揚げ と地鶏の塩焼き、さくらさくら焼鍋(伊勢えび、カニ、黒毛和牛、黒豚、ト ビ魚のつみれなどが入っている)。最後にはちゃんぽん麺や雑炊も楽しめる のがいい。
 電話0995−57−1227。JR霧島神宮駅から車で15分。送迎あ るが要予約。

●4月6日
 静岡県下田市・蓮台寺温泉「清流荘」。大富豪の別荘のような入口で、大 きい石灯篭がある。カーター大統領も訪れたことがある。今回は「青恋の間 」で、次の間は茶室風。淡い色で広い。1泊2食付き1人55000円(サ 込・税別)〜。庭もいい感じ。リーズナブルなタイプの部屋は1泊2食付き で一人35000円(サ込・税別)〜。冬も入れる温泉プールがある。露天 も大きい。湯量は豊富。
 夕食は部屋で。前菜は魚介類が中心。吸い物は油目黄身焼き、造りもアワ ビなど。タイはワサビの茎と食べる。金目鯛煮物(たまご付き)、焼き物は 筍・天城シャモ。笠子唐揚げは手でパリッと2つに割って食べる。
 電話0558−22−1351。伊豆急行の蓮台寺駅下車、徒歩5分。

●4月13日
 静岡県城が崎海岸「シーサイドリゾート・月のうさぎ」。入口は竹の中で 和風。民家を改造していて屋根は合掌造りで、土壁。チェックインすると、 竹林が見えるところで喫茶ときりたんぽ。はなれに案内される。全てはなれ になっている。2階建て。電灯が丸い。マイ露天風呂も!その向こうは海! 屋根付きで、伊豆大島が見えて、とても広い感じ。寝湯もある! 2階がベッドルームでカバーは草木染め。今回は十三夜の間で1泊2食付き で一人29000円〜(税・サ別)。
 夕食は母屋の御食事処。前菜「波うさぎのお出迎え」(可愛い!)。地魚 のお造り(グラス?などで:ひらめとか)、煮物「鯛のさくら蒸し」、焼き もの「月のうさぎの陶板焼き」、地鶏の宝焼き(フォアグラ付き)、変わり 茶漬け。大人の料理らしいです。
 電話0557−52−0033。伊豆急行・川奈駅から車で5分。

●4月20日
 静岡県小山町は富士山の麓。「オーベルジュ・ブランシュ富士」はフラン ス風の建物。お城みたい?ロビーが吹き抜け風だし、お洒落。チェックイン は座って行う。今回は302号室?結構広くソファーセットもある。この部 屋が一番広いらしい。部屋はとても明るい。部屋から富士山が見える。ジュ ニア・スィートで1泊2食付き一人2万円〜(サ込・税別)。一般の部屋は 16000円〜。
 夕食は「食前のお楽しみ」、「2種類の酢めし・梅シソソースサラダ仕立 て」(湯葉の中に入っている、アボガドとオマールエビ、鳥)、あさりの野 菜ブイヨンスープ、国産あわびの白ワイン蒸し、特選和牛バラ肉の赤ワイン 煮、最後にデザートワゴン。フランス料理の中に和風を取り込んでいる。水 は富士山の伏流水。
 電話0550−75−3711。JR御殿場駅から富士急行バスで「東富 士リサーチパーク入口」下車、徒歩2分。当然食事だけでも可能。

●4月27日
 神奈川県・箱根湯元温泉、仙景別館「山家(やまが)荘」このあたりには 1軒しかなくなってしまった。入口は萱葺き。庭も落ち着きがある。全室6 部屋しかないが全部はなれ。昭和初期に建てられた。今回は「苅萱」。茶室 だったらしい。ちょっと違う雰囲気。天然温泉の内風呂つき。お湯は無色。 下には玉砂利が敷いてある。1泊2食付き一人25000円〜(サ込・税別)
 夕食は部屋で。先付、前菜、お造り、パブリカ釜黄味酢揚げ、春子鯛けん ちん焼き、筍まんじゅう、白魚鍋、きす俵揚げ、めばるのお吸い物。
 電話0460−5−5355。箱根登山鉄道・箱根湯元駅から徒歩10分

●5月4日
 新潟県村上市・瀬波温泉「くつろぎの宿・旅館静雲荘」。海のまん前。純 和風で1泊2食付きで一人24000円〜(サ込・税別)。夕陽が沈むとこ ろを見れるのが最高。お風呂からでも見える。目の前は海水浴場。
 部屋で夕食。タコの子、造り(キスも)、赤むつ、のど黒姿造り、村上牛 巻寿司、ずわい蟹、渡り蟹甲羅揚げ、石焼き、酒盗(カツオの内蔵の塩辛) で味をつけて焼いた魚介類。みず蛸のしゃぶしゃぶ、筍ごはん。
 電話0254−52−1766。JR村上駅から車で5分。

●5月11日
 新潟県豊浦町・月岡温泉「ホテル泉慶・華鳳」はびっくりするくらい広く て豪華。お城みたいな感じ。ロビーも豪華だが、しっとり感もある。角部屋 だったが、窓が広い!景色もすごい。お部屋のジャグジー風呂からも景色が すごい!この部屋で1泊2食付き28000円〜(サ込・税別)、ジャグジ ーがない部屋で1泊2食付きで一人25000円〜(サ込・税別)。
 ハーブ園もある。庭を見ながらハーブティをいただける喫茶もある。お風 呂は「美人の湯」。硫黄泉でお湯が豊富。露天もすごい。庭は6000坪。 高台にあるので、景色は余計によい。
 夕食は御食事処。前菜もヒュージョンタイプ、刺身(ウニがすごい)、石 焼き、活ズワイガニ、鯛カブト煮、鮑の踊り焼き(海水で焼く)、豚しゃぶ しゃぶ仕立て、秘伝豆腐(枝豆で作った豆腐)。
 電話0254−32−1515。JR豊栄駅から専用シャトルバスで20 分。

●5月18日
 長野県・白骨温泉「小梨の湯・笹屋」。入口は民家の感じ。純和風。江戸 時代末期の民家を移動したらしい。山の中なので、静かで白樺の中。「椿」 の間は1泊2食付き1人22000円(サ込・税別)。「名月」の間は15 000円。30分程度は貸切も可能。白い濁り湯。露天は白樺に囲まれてい て、予約なしで入れるところと2箇所ある。
 いろりの間で夕食。またたびの山椒味噌。岩魚の卵。そばがき。えごま豆 腐。あけびの新芽。山のものいろいろ(やませりのおひたし、わらびのサー モン巻きなど)。馬刺し。信州牛せいろ蒸し。山うどの煮物。岩魚の笹巻。 山菜の天婦羅。そばの実アイスクリーム。
 電話0263−93−2132。松本電鉄・新島々駅から松本電鉄バス 「白骨温泉行き」約60分。「泡の湯」下車。

●5月25日
 長野県・白馬リゾートホテル「ラ・ネージュ東館」。フランス風で、中も とてもお洒落。ポプリの香もいいらしい。宿泊棟へ行く。704号室。クリ ーム色でキャノピー付きで可愛いベッド。女性に人気とか。木に囲まれてい るので、気持ちが癒される感じ。バスは森を見ながら入れるジャクージ。 デラックスツインで1泊2食付き一人26000円〜(税・サ別)。ジェッ トバス付きのツインだと一人2万円〜。センス、色使いがいい。
 オーベルジュでもある。創作のフランス料理をいただく。安曇野黒豚とリ ンゴのコンポート。信濃雪鱒のマリネ、レモン風味。エスカルゴのパイ包み 焼き、スープ添え。佐久鯉のフリット、ジンジャソース。牛フィレ肉の山葵 (わさび)風味焼き。さくらの冷たいスープ。日本酒のガトー取り合わせ。 バーも充実。
 電話0261−72−7111。JR白馬駅からタクシーで7分。予約す れば送迎あり。

●6月1日
 長崎県ハウステンボスホテルズ「フォレスト・ヴィラ」。コテージタイプ で車で木立の中を移動。105戸ある。別荘のようです。窓の外には運河が あり、ハウステンボスが見える。ウッドテラスがあり白鳥も来た。2階には ツインベッドルームが2室で、ルームチャージは38000円〜(税サ別) 4名利用だと44000円〜。ハウステンボス入場料は別。レンタサイクル でハウステンボスまで行ける(1000円)。花畑のカフェでお茶をした。
 夕食はオランダ・レストラン「ロード・レーウ」。鰻のスモークと帆立貝 のサラダ仕立て。エルトンスープ。ノルウェー産のサーモンのグリル。特選 肥前牛のポワレ、温野菜添え。自家製アイスクリーム、フルーツ添え。この スペシャルコースは8000円(税別)。
 電話0956−27−0011。JRハウステンボス駅から徒歩5分。

●6月8日
 佐賀県富士町・古湯温泉「吉花亭」。静かな山あいにある。和風だが、 モダン。603号室。目の前に山の緑が。1泊2食付き1人18000円〜 (サ込・税別)。美肌効果のある古湯温泉が人気。湯だくさんというお風呂 は別棟。檜風呂、足湯、箱蒸し風呂もあるし、大浴場も広い。別料金だが砂 むし温泉は1000円。昼食とお風呂のセットもあるがすごい人気らしい。
 夕食は食事処「季味(きみ)」。季節の七種盛り、枇杷とろろ酢、豆腐味 噌付けあぶり、伊佐木姿造り、佐賀牛霜降りロース、佐賀蓮根豆腐(これは 凝っている)、ところ天、ブリ照り焼き、赤米うどん、加茂茄子オランダ・ 薄くずあん仕立て、水菓子。
 電話0952−51−8111。JR佐賀駅から昭和バス「古湯温泉」行 きに乗り45分「天河(あまご)橋」下車、すぐ。

●6月15日
 栃木県鬼怒川温泉・「やすらぎのお宿・山家」女将さんと料理長の二人で やっている。女将の絵や写真が素晴らしい。今回は27号室。自宅みたいに くつろげる部屋。1泊2食付き1一人22000円〜(税別)。庭も木々が いっぱい。庭の中にお風呂がある。檜風呂。源泉100%。お湯はトラック で運ぶらしい。
 食事は料理長さんが東京の高級割烹で腕を磨いていたというので凄い。 八寸、刺身湯葉、お造り、カニ鍋、鴨茄子田楽、鰊そば、那須牛ヒレステー キ(相当高級なお肉らしい)、黒米ごはん、山家特製・青梅。量が多いらし い。正直者の宿という感じがする。リピーターが多いらしい。
 電話0288−76−3388。東武・鬼怒川温泉駅から東武ダイアルバ スで7分「東武ワールド・スクウェア園外」下車、2分。 月曜・木曜が定休日。

●6月22日
 栃木県那須高原・「二期倶楽部」。入口が公園みたいでわかりにくいがと てもいい!美術館みたいな感じ。オーベルジュ。お洒落。ロビーにはフロン トカウンターがなくて、バーやライブラリーがある。宿泊ははなれ形式。 ガラスの使い方がすごい!庭には木々が!お風呂からも緑が楽しめる。ルー ムチャージ5万円〜(税サ別)。レストランで出す野菜も無農薬で作ってい る。ハーブも栽培している。森の中に露天風呂がある。アロママッサージも 女性に人気。フルボディ・トリートメント120分15000円〜(税別) 緑の中で癒しの宿のようです。
 夕食は創作料理。前菜の盛り合わせ。新牛蒡のスープにフォアグラのソテ ーを浮かべて。ホワイトアスパラガスと八洲鱒のポワレ。トマトとローズマ リーのグラニテ。那須牛のグリル、色とりどりの温野菜添え。山菜ちらし。 デザートは好きなだけ。二期オリジナルコースで12000円〜(税サ別) レストランは銀座にも六本木にもある。
 電話0287−78−2215。那須塩原駅から車で25分。予約すれば 送迎あり。

●7月6日
 十和田ホテル。湖を望む森の中、クラシックなイメージ。昭和13年に建 築された。木造だが、凝りに凝っているのは宮大工さんが作ったからで、本 館は釘を1本も使っていない。今回は朝顔の部屋。天井は昔のままで壁など は新しくなっている。山と湖が望める。目の前は緑。和室スタンダードで、 1泊2食付き1名13000円〜(サ込・税別)。新館だと12000円〜 展望風呂は十和田湖が一望できる。サウナやジャクージもある。
 夕食はレストラン「ダイニング真木」。前菜は十和田湖畔散策盛り合わせ (十和田エビ、じゅんさいとか)、洋風刺身カルパッチョ(南蛮エビ等)、 十和田風ポトフ、岩魚塩焼き、しじみ辛味噌鍋、稲庭そうめん、小坂山葡萄 シャーベット。
 電話0176−75−1122。十和田ICから車で50分。青森空港か ら2時間。JR盛岡駅から高速バス十和田湖号で約2時間半で「十和田湖」 下車。ここから15分。予約すれば送迎がある。秋田県小坂町。

●7月13日
 青森県・八甲田ホテル。大きなログハウス。環境庁の指導で高い建物は建 てられない。カナダからもってきた杉の木らしい。部屋にはブナ林を抜けて いく。空気がおいしいらしい。107号室で洋室。ここはスィートで1名1 泊2食付き42000円〜(サ込・税別)。スタンダードツインは1名 28000円〜。温泉は森の中で入っているっていう感じ。酸性?。世界遺 産のブナ林も近い。
 食事はレストラン・メドーで。前菜は陸奥湾産ホタテのタルタル・山菜添 え。スープはフォアグラのフラン、コンソメスープ仕立て。平目のズワイ蟹 パートフィロ包み、バルサミコソース。県産和牛ロースのロースト、レフォ ールソース。デザートはフルーツフランペ、バニラのアイス添え。
 電話017−728−2000。青森空港からは車で40分。JR青森駅 からJRバス「十和田湖行き」で1時間、「スカイ温泉」下車、徒歩15分 で予約すればバス停から送迎がある。

●7月20日
 北海道小樽。オーベルジュ「セ・ラ・セゾン」。螺旋階段の明るい吹き抜 け。客室は5部屋。203号室。石狩湾が見える。意外に広い部屋でアメリ カの家具。ルームチャージで33000円〜(サ込・税別)。この部屋が一 番大きな部屋で他は25000円〜。
 夕食はフレンチ。道内産新鮮魚介のサラダ。ニセコ産グリーンアスパラガ スの冷製スープ。活鮑のソテー、クレソン風味のクリームソース。レモン バームのグラニテ(シャンパンをかける)。家鴨のロティ、ハスカップ風味 のソース。ラベンダー風味のシブースト。今回のコース料理は1万円。 HPによるとコース料理は5500円〜。
 電話0134−62−3200。JR銭函駅下車、タクシーで5分 (送迎なし)

●7月27日
 北海道定山渓・「定山渓グランドホテル瑞苑」。豊平川の上流。準和風の 作り。定山渓温泉は1860年代にできた。今回は1127号室。玄関が広 く、和室8畳?、ソファ6畳の感じで、窓の外には山と豊平川。1泊2食付 1人12000円〜(サ込・税別)。庭園露天風呂は広いし、お湯は多いし 庭がきれい。砂取りの湯(砂湯)などいろいろある。
 食事は部屋で7−8月限定メニュー。男女別。男性は太郎膳。前菜、すず きのたて葉焼き、すっぽん鍋、煮物、うなぎ茶碗蒸し、サザエ替わり揚げ、 自家製ところてん。女性は花子膳でヘルシーにしてあるとか。前菜、台の物 (三色そうめん、はも、あわびなど)、牛ヒレの石焼き、白魚の柳川鍋、煮 物、すっぽんの玉じめ、アボカドと貝柱サラダ仕立て、山河豚(こんにゃく )そうめん。
 電話011−598−2211。JR札幌駅からじょうてつバスで1時間 「定山渓車庫前」下車。徒歩2分。予約すると札幌駅の近くから送迎あり。

●8月3日
 静岡県熱海・「大観荘」。伝統と格式がある。建物は昭和13年頃で、 創業54年。横山大観が好んだという。庭の一角にあるはなれが大観が好ん だという間。こちらは1泊5万円。今回は「漁火」の間で明るく海も見える。 全室マッサージチェアーがついている。1泊2食付で28,000円〜(サ 込税別)。「山王の湯」と名づけられた半露天風呂。相模湾が眺められる。 滝をイメージした露天風呂もあるし、ひのき風呂もあるし、ジャクージをイ メージしたものもある。
 夕食はお部屋で懐石。7月のメニューで、前菜、お造り、蒸しあわび、 ウニ入り真蒸、焚き合せ、焼物(あゆ、太刀魚)、あわびシャブシャブ、 かき揚げ丼。
 電話0557−81−8137。JR熱海駅から車で5分。予約なしでも 送迎あり。

●8月24日
 群馬県軽井沢「ホテル軽井沢11.30」。入口は近代的なホテルの感じ。11. 30は標高を示すらしくて1130m。凝っている建物。部屋も広くリビング セットもある。56平方m。目の前には浅間山が見える。1泊2食付きで1 人18000円〜(サ込・税別)。陶芸教室もあるが一人5000円。韓国 式あかすりエステは50分9000円〜。足つぼマッサージは30分400 0円〜。夜10時までできる温水プールは大人1000円。子供500円。 お風呂も鬼おし温泉の源泉をひいているらしい。露天風呂もある。
 食事は洋食レストラン「ラ・ペリエール」。前菜は「夏野菜のシャルロッ ト、才巻とアワビのマリネ」、「温製フレッシュフォアグラ」、「キンキの フィレ・ソティ、オマール海老の褄恋産キャベツ包み」、「上州牛背肉ポワ レ」、「パッション・フルーツのムース、マール酒のアイスクリーム」。
 電話0279−86−6111。軽井沢駅からホテルのシャトルバスで約 40分。要予約。

●9月7日
 鹿児島県・霧島高原「牧水荘」。和風。今回は高千穂の部屋。1泊2食付 2万円(税サ別)。檜風呂まで部屋についている。どこでも緑が見える。お 風呂でも!他の部屋だと15,000円〜からもある。
 夕食は部屋で和会食。先付、焼八寸、造り、黒豚の豚骨(ポテトソース) 、天婦羅、伊勢エビサラダ、吸い物(ハモボタン、松茸)、地鶏と野菜の煮 こごり(酢のもの)、黒毛和牛の石焼。
 電話:0995−78−2421。JR霧島神宮駅から、林田バス「林田 温泉」行30分「丸尾」バス停下車すぐ。

●9月14日
 宮崎県青島・「地蔵庵」庵の感じ。入口は土間ですね。わざとこういう風 にレトロに建てたらしい。本館に3部屋、はなれに5部屋?。今回は「蔵間 」で1泊2食付き一人23000円(税サ別)。「空」だと15000円。 まず地蔵餅を食べる。お風呂は岩風呂。凝った建物にある。ここは女性客が 多いので、優しいらしい。
 前菜から豪華。お造り、酢の物(タコ、ハモ、ホタテ)、魚うどん、煮物 、冷鉢(グリーンピースで作った葛餅)。
 電話0985−65−0039。宮崎空港から車で15分。JR「こども の国」駅から徒歩7分。

●9月21日
 岡山県湯原温泉・「八景(はっけい)」。意外と洋風でもある。今回は2 12号室。部屋は和風。天井が変わっていて、木の香りがある。この部屋に はマイ露天風呂がある。無料の湯原温泉名物の砂湯が見える。1泊2食付き 一人23000円〜(サ込・税別)。一般の部屋は17000円〜。大浴場 もあるが、屋上の露天風呂「山の湯」もいい。
 「花ぐるま」で食べる。調理したものをすぐ食べる。先付三種「茶豆どう ふ」など、「松茸土瓶蒸し」、「秋刀魚たたき」、「焚き合せ」、「あまご 塩焼き」、「地鶏ロース煮、加茂茄子、トマトソース」、「五色かきあげ」 、「地鶏だんご味噌鍋」、「梨シャーベット」。料理長は「料理の鉄人」に 出たらしい。
 電話0867−62−2211。JR・中国勝山駅から中鉄バス「湯原温 泉」行・約30分で「湯原温泉」下車、徒歩5分。またはバス停より送迎あ り(要予約)

●9月28日
 鳥取県はわい温泉「千年亭」。東郷湖の中にある。若女将は29歳。 1階の角部屋はすごい!すぐ下は湖。水上コテージのような感じ。1泊2食 付き一人15000円〜(サ込・税別)。角部屋は早い者勝ちらし。温泉は 湖の底から湧き出している。総ひのき風呂の大浴場と露天も素晴らしい。
 夕食は銀茶寮でいただいた。懐石料理。お造り、東郷湖の天然うなぎの蒲 焼、松茸土瓶蒸し、天婦羅、カニ、ロブスター具足煮(これは絶品?)、 松茸すき焼き、名泉そば、パイナップル・シャーベット。
 電話0858−35−3731。JR倉吉駅から日交バス「はわい温泉」 経由「青谷」行又は「石脇車庫」行に乗って20分、「はわい温泉」バス停 下車、徒歩3分

●10月5日
 福島県・磐梯熱海温泉「熱海荘」。和風。ロビーの横に談話室もあり、室 は10室だが、敷地面積は1000坪。今回は「天河の間」。かなり広い。 木や壁の色が落ち着いていていい感じ。目の前に緑があり、真下に川が流れ ている。1泊2食付き1人45000円〜(税サ別)。「柊」の間は220 00円〜。露天風呂もいい感じ。
 部屋で夕食。前菜、ざく煮、向付、本めじ鮪、かますと松茸のはさみ焼、 穴子棒鮨、揚げ物、車海老俵揚げ、たらば蟹東寺揚げ、菊蕪海老真じょう射 込み、地鶏と本しめじの炊き込み御飯。
 電話024−984−2101。JR磐梯熱海駅から徒歩5分。送迎もあ る。

●10月12日
 福島県湯野上温泉「藤龍館(とうりゅうかん)」。渓谷の中にあり絶景。 自分の好きな浴衣を選べる。今回は「龍月」。内風呂と露天風呂までついて いて広い!1泊2食付き二人用で一人5万円(サ込・税別)。露天風呂では 女性用が見えるかも!(爆)普通の部屋だと一人38000円〜。松茸がな いと25000円〜
 夕食は部屋で。先付(木の子のおろし和え)、前菜、土瓶蒸し、造り(岩 魚)、焚き合せ、岩魚深山味噌焼き、焼き松茸、揚げ物。
 電話0241−68−2888。JR「会津若松」駅から会津鉄道「湯野 上温泉」駅下車。徒歩10分。予約すると東北新幹線の新白河駅から送迎が あります。10月下旬から11月中旬が紅葉が見頃。

●10月19日
 長野県・戸倉上山田温泉「芳千閣・しげの家」入口は和風。宿の中に自然 がある感じ。今回は「水車」の部屋。1泊2食付一人22000円(サ込・ 税別)窓からは紅葉が見える。普通の部屋は「菊」で足元を鯉が泳ぐ。一人 18000円〜。内風呂は硫黄の匂い、露天は木々の中、下には鯉。
 部屋で夕食。先付(栗豆腐)、柿なます、松茸の土瓶蒸し。きのこは板長 さんが朝採りにいったもの。焼物「鰆と松茸」、百合根饅頭、お造り(信濃 雪鱒)、鍋物。
 電話026−275−1713。長野新幹線「上田」駅から、しなの鉄道 15分「戸倉」駅下車、予約すると送迎あり5分。

●10月26日
 長野県松本市「旅館・すぎもと」閑静なたたずまい。大正時代のような感 じ。美ヶ原温泉の源泉「束間の湯」(つかまのおんゆ)が中庭から湧き出る お宿。今回は「桂」の部屋で、いろりもある。民芸調で1人1泊2食付で2 万円〜(サ込・税別)。源泉を使用。さらりとしている湯。夜になると石臼 でそばをする音が聞こえる。
 食事に行く時は竹で囲まれた地下通路を通る。夕食は山菜の盛り合わせ、 イワナのなめろう、しゃぶしゃぶ(イワナ、松茸、たらば蟹)、馬刺し(の りに巻いて食べる)、渡り蟹の甲羅焼き、信州牛(石焼)。手打ちそばは1 枚1100円。そばは着いてから注文しないといけない。
 電話0263−32−3379。JR松本駅から松本電鉄バス「美ヶ原」 行で「美ヶ原温泉」下車、徒歩3分

●11月2日
 鹿児島県屋久島・ホテル「あかつき」。今年4月にオープン。山の中にあ るが、リゾートかと思わせるロビー。海が見える。ヴィラにはカートで行く 。ヴィラは12棟あり、木の床で広い部屋でテラス付き。原生林と海が見え る。バスルームは総タイル敷き。今回はヴィラ・スィートで1泊朝食付きで 1名2万円〜(税サ別)。本館の「スパ・アズゥー」では、各種マッサージな どが楽しめる。タイ古式マッサージ(2時間)女性は2万円、男性は2.5 万円。タイ式ハーブボールマッサージは30分4000円。夕方ではプール サイドでトロピカルドリンクをいただきながら夜空を眺めることができる。
 レストラン「紫式部」で「ディナーコース」1人1万円をいただく。穴子 とこんにゃくの屋久島キャビア(トビウオの子)。車海老カクテルソース。 サーモンと活タコのキャビア添え。メインロブスターの島みかん風味。飛魚 の替り揚げ。鹿児島黒牛スパイシー焼き(海老味噌をつけて、野菜を巻いて 食べる)。トロピカル・チャーハン。他には5000円、8000円コース などがある。
 電話 09974−7−2422。「屋久島」から車で25分。または、 鹿児島から高速船で2時間半、安房港から車で約10分。

●11月9日
 鹿児島県「旧島津邸・重富荘」館内はおごそかな雰囲気。島津の家紋も多 い。旅館らしくない。島津の別邸を旅館にした。150年前の建物が残って いる。8室らしい。「桐の間」は島津久光公が使用していた部屋。予約すれ ば見せてもらえるらしい。今回は新館だが和風の「九重」。広いし庭も広い し、向こうに桜島。1泊2食付一人25000円〜(サ込・税別)。一般の 部屋は23000円〜。
 夕食は部屋で。前菜(きびなご、子持ち昆布)、小鉢、土瓶蒸し(松茸・ 海老)、甘鯛・うちわ海老の焼物、お造り、黒豚豚骨・黒芋・??の焚き合 せ、薩摩揚げ(さつまいもが多いとか)、黒豚しゃぶしゃぶ、酢の物(きび なご、旭蟹塩蒸し)、別注で酒寿し10人前15000円。お寿司の上から お酒をかけたもの。
 電話099−247−3155 JR鹿児島駅から車で5分。

●11月16日
 山口市湯田温泉「松田屋ホテル」。由緒正しい旅館ホテル。入口は香が香 る。創業1675年で330年の歴史がある。幕末の志士も多く滞在した。 伊藤博文、高杉晋作、坂本竜馬、西郷隆盛なども泊まった。今回は大正時代 の「はぎの間」茶室付き。庭も江戸中期に出来て、素晴らしい。1泊2食付 きで河豚コースで一人47000円(サ込・税別)〜。「松陰」は一人32 000円〜。新館は22000円〜。150年前の石の風呂「維新の湯」も ある。
 懐石料理。柿釜、前菜(サーモン、太刀魚の甘露煮、松茸)、ふぐさし、 ふぐひれ酒(1320円)、ふぐ唐揚げ、ふぐちり、ふぐ雑炊。雑炊に少し ひれ酒を追加するといい。
 電話083−922ー0125。JR湯田温泉駅下車、徒歩1分。

●11月23日
 山口県美祢郡「湯遊の郷・天宿」。御宿っぽくない。明るい雰囲気。明る い光が差し込む。今回は「あやとり」1泊2食付き一人13000円〜(サ 込・税別)。天井が高く、明るい。池が見えるが鴨がいる。女将さんは面白 い人で、30種類以上の芸を持っている。露天風呂は可愛い。たらい風。ま わりは山。屋根付き。お風呂だけ入ることも可能。ランチバイキングもある らしい。
 夕食は豆腐づくしの豆腐懐石。白子豆腐、鮪市松生湯葉巻き、湯葉山椒煮 、釜揚げ豆腐(絶対にかき混ぜないこと)、グラタン、蟹焼売、もろこし饅 頭、茶碗蒸し、よもぎ・あわ田楽、揚げ豆腐、鮭カルパッチョサラダ、山菜 ご飯、豆乳ムース。
 電話08396−5−0088。JR小郡駅から防長バス「秋芳洞」行き で「湯の口温泉」下車、徒歩5分。

●12月7日
 滋賀県近江八幡市「休暇村・近江八幡」。琵琶湖の湖畔にある。昭和37 年創業の休暇村第一号だが、昨年建て替えた。今回は517号室。すっきり した和室。窓を開けると目の前は琵琶湖と沖島。今回は、「近江牛いい肉プ ラン」で1泊2食付きで、11290円〜(税込み、サービス料なし)。通 常だと8500円〜。沖島まで定期便が1日8便。大浴場は見晴らしがよく て琵琶湖が見える。他にも鴨鍋プラン、カニすきプランとかもある。
 夕食は2階のレストラン。近江牛づくし。近江牛たたき、茶碗蒸し、菊菜 の白和えがあって、あとはすきやきかしゃぶしゃぶかを選ぶ。
 電話0748−32−3138。JR「近江八幡駅」から近江鉄道バス 「休暇村」行きで約35分、 終点「休暇村近江八幡」バス停下車すぐ。 送迎があるが要予約。

●12月14日
 新潟県岩室温泉の老舗旅館「綿々亭・綿屋」。明治時代の建物の感じを残 す。堅餅が吊り下げられている。ロビー近くに囲炉裏とかもある。お部屋は 「龍泉」古い日本の部屋。落ち着く感じ。こじんまりした中庭。特徴的な松 が植えられている。1泊2食付で一人22000円〜(サ込・税別)。新館 だと一人19000円〜。最上階の展望露天風呂。大浴場もある。お風呂上 りのサービスとしてプチかき氷サービスがある(3pm-6pm)。
 夕食はお部屋で、3つのコースから選択する。今回は慈しみだったので、 一人6000円プラスらしい。佐渡牡蠣真丈のお吸い物、自家製からすみ・ くわい煎餅、芹・鯨・しめじ茸、めじ鮪・南蛮海老・赤貝・小のど黒のお刺 身、八寸(焼き栗、銀杏、子持ち昆布など)、ちらし寿司、里芋と身欠き鯨 の焚き合せ、のど黒塩焼き、甚句かれい宝船揚げ、茹でずわい蟹。
 電話0256−82−2030。JR弥彦駅か岩室駅下車、車で約8分。

●12月21日
 新潟県関川村。川の中州にあるので釣り橋を渡っていく「鷹の巣館」。 建物は新しい。ロビーは土間と床で、木が新しい。一戸建てのはなれ形式。 今回は「藤」。一般家庭の雰囲気。広い。目の前は川。雪景色もきれいらし い。今回の部屋は1泊2食付1人35000円〜(税・サ別)。ここは露天 風呂がついている。山と川を眺めながら温泉に入れる。別注でお酒と食べ物 がある(露天風呂セット1500円)。本館には大浴場もある。他には、1 万5000円〜というのもある。
 夕食はお部屋で。八寸(セロリを生ハムで巻いたもの、ブリ焼霜と菜の花 の胡麻酢和えなど)、活ずわい蟹、ハチメ・平目・のど黒・南蛮海老のお刺 身、ブリと安肝の焼物、腹子汁(いくら入り)、雲子(くちこ)と海老真丈 、蕪と蟹のスープ仕立て。
 電話0254−64−1009。JR「越後下関」駅から新潟交通バス 「鷹の巣」行きで約20分。終点の「鷹の巣」下車すぐ。

●12月28日
 滋賀県木之本「想古亭源内」階段を上ったところにある山の中の庵という たたずまいだが、日本風の戸が自動ドア!びっくり。天井はかやぶき。建物 は200年経っているらしい。今回は「唐堀の間」ではなれにあるが、母屋 からつながっている。和風の庭が眼下にある。1泊2食付きで一人1800 0円〜(税サ別)。貸切で利用する「懐古の湯」は薬石「光明石(こうみょ うせき)」を泉源体とする人工温泉となっていて、2つある。桶の中で半分 蒸し風呂チックなのもある。楽しいお風呂です!
 夕食は御食事処「郷愁イロリの間」でいただく。鴨すき。あい鴨じゃない から赤が濃い。鮒の子まぶし、自家製柚子こんにゃく、別注料理として、鮒 の味噌むし(1500円)もある。
 電話0749−82−4127。JR「木之本」駅下車、車で約5分。ま たは予約すればロンドンタクシーの送迎あり


2003年分

●1月4日
 静岡県中伊豆土肥温泉「杜の庄ななくさ庭やましろ」さん、お洒落な和風 で、入口は細いが奥行きは180m、新館の長い廊下の先にはなれ形式の7 つの部屋。古い建物は大正時代らしい。今回は「はぎ」の間。現代和風で、 内湯と露天風呂付き。1泊2食付1人28000円(サ・税別)〜。菊一の 間は一人19000円〜。大浴場もあり、露天風呂もある。原泉そのまま。
 夕食は、先付、前菜(とこぶしなど)、お刺身(鯛、金目鯛、目鯛)、伊 勢海老には金粉付き、ズワイガニ、宝楽焼き、串揚げ(自分で揚げる)、酢 のもの、あわびの踊り焼き、煮物、あんこう(肝)絹目巻き。
 電話:0558−98−1059。JR三島駅から伊豆箱根鉄道「修善寺 」下車、東海バス「松崎」行きで約50分、「馬場」バス停下車、徒歩2分

●1月11日
 静岡県修善寺「新井旅館」。建物は明治5年、文化財で、歴史を感じ させる。ロビーの大きな石も。横山大観の「腰忘帯」という言葉も印象的。 今回は「桐三」池の上に建っている。1泊2食付(サ込・税別)35000 円〜。他の部屋は2.5万円〜。お風呂も超豪華。天平大浴堂!豪華なお風 呂です。これも文化財。
 夕食はお部屋で。箸付、小菜、落花生豆腐(うにとキャビア)、数の子白 和え、御椀、造り、鮪初雪、煮物・冬大根含め煮、焼物・茄子館田楽、油物 ・雲子東寺巻、酢の物。
 電話:0558−72−2007。JR修善寺駅下車、伊豆箱根(東海) バスで約7分、「修善寺温泉場」下車すぐ。

●1月18日
 栃木県那須高原「那須高原の宿・山水閣」。和モダンという感じ。今回は 「延寿」和風。信楽焼きのマイ露天風呂付き。1泊2食付き1人25500 円〜(サ込・税別)。普通の部屋だと一人16000円〜。貸切露天風呂も 3つあり、桶から出るお湯がいい感じ。ハウスマッサージが素晴らしかった そうです。佐藤さんという方がいいのかも?フットマッサージ(アロマオイ ル何とかバー付き)30分7500円。
 夕食は御食事処「森の庵」。箸付は菊子と柴蒸しと柿なます、酒菜、竹盛 り、豆乳しゃぶしゃぶ、岩魚塩焼き、近江蕪(柚子味噌)、酔カニ。器も凝 っています。
 電話:0287−76−3180。東北新幹線「那須塩原」駅から、東野 (とうや)バス「那須湯本温泉」行で約35分、「つつじヶ丘」バス停下車 、徒歩3分。「那須塩原」駅から送迎バス有り・要予約。

●1月25日
 栃木県鬼怒川温泉「若竹の庄」。竹が迎えてくれる。和風。今回は「豊後 」の間。1泊2食付き24000円(サ込・税別)〜。景色がのどかな落ち 着いた感じ。目の前は鬼怒川。露天風呂は単純泉で岩風呂。大浴場は木、益 子陶芸風呂という陶器のお風呂もある!
 料亭街というお食事処で夕食。先付は蟹はりはり和え、前菜は湯葉など、 合鴨摘み入れ、向付(お造り)、黒米お寿司、牛舌柔煮(コーンスープ)、 焼物(タラなど)、長藻とろろ、油物(白身魚などの揚げ物)、牡蠣南波寄 せ。
 電話0288−76−3000。東武鬼怒川線「鬼怒川公園」駅下車徒歩 5分。

●2月1日
 京都府木津温泉「村の宿 月亭」。入口は変わったドアです。木をうまく 使っている。和モダン。今回は「なでしこ」。ピンクの小さい部屋です。田 んぼが目の前。1泊2食付一人1.7万円〜(税・サ別)。1250年前に 湧き出したという温泉。さらりとした湯。6室しかない。
 夕食は御食事処「満月」。かに特別コース。カニ刺し、焼きがに、ゆでが に、かにすき。最後にかに雑炊。サービス品の蒸しがき。11月1日〜3月 31日まで。カニは1人2杯らしい。
 電話:0772−74−1288。北近畿タンゴ鉄道宮津線「木津温泉」 駅下車、徒歩2分。

●2月8日
 京都府宮津市・天橋立の近くの運河沿いの「ワインとお宿・千歳CHITOSE」 和風のような洋風。和風オーベルジュでそばもうっている。創業は250年 前だが、3年前にリニューアルされた。今回は「黎明」の部屋。すごくシッ クで、畳にベッド。リビングが付いていて変わっているが、センスがいい。 窓からは廻船橋が見える。1泊2食付1人24000円〜(税・サ別)。全 8部屋のうち、朱雀の間は2万円〜。安いのは1.4万円〜。温泉がある。 御宿の前から入れると750年の歴史があるらしい。
 夕食は、天橋立ワイン3000円から。宮津の魚介と柿のサラダ、やわら か海老ムース、宮津のとれたてお造り、黒米のお吸い物、地野菜と甘鯛のポ ワレ、但馬牛のロースト・ホワイトソース、手打ちそば、手作りアイスとフ ルーツのカクテルソース。
 電話:0772−22−3268。北近畿タンゴ鉄道宮津線「天橋立」駅 下車、徒歩5分。

●2月15日
 秋田県乳頭温泉郷「鶴の湯別館 山の宿」秘湯です。今回は「えんじゅの 間」。1泊2食付一人15000円(サ込税別)。冬季のみ暖房費を1部屋 1000円追加。露天風呂・美人の湯。雪の中の露天風呂で白濁。貸切にで きる。男女別々の内風呂もある。さらに送迎バスで5分のところにもある、 鶴の湯温泉本館の露天風呂にも行ける。ここは混浴露天風呂。
 夕食は御食事処「庵」で。「なめこの菊和え」、「オカラと根曲り菊の和 え物」、「こごみのゴマ和え」、「岩魚の塩焼き」、「鹿のユッケ」、「山 の芋のビシソワーズ」、「炭火しょっつる焼き」、「山の芋揚げ団子」、「 山の芋鍋」、「なめこそば」、「山の芋アイスクリーム」。
 電話0187−46−2100。秋田新幹線「田沢湖」駅下車、羽後交通 バス「乳頭温泉」行で約30分、「田沢湖高原温泉」バス停下車。ここから 送迎バスで約10分(送迎バスは要予約)

●2月22日
 秋田県田沢湖「たざわの湯・花心亭しらはま」。田沢湖を一望できる。 和風だが、すっきりしているロビー。秋田の伝統工芸品が飾られている。今 回は517?号室。角部屋で台所もついている。木のぬくもりがある。湖が 眼下に見える。1泊2食付き1人26500円〜(サ込・税別)。スタンダ ードは24000円〜。大浴場がある。貸切家族風呂は8角形。雪景色もい い。
 夕食は部屋で。前菜はみずの実煮浸し、雲子土佐酢掛け、アンコウ肝和え 、椀ものは鱈子新丈、酒菜、ハタハタ蕪蒸し、お造り、鱈香草焼き、平鹿産 和牛石焼、鴨入りきりたんぽ鍋、曲がり筍押し鮨。
 電話:0187−43−0436。秋田新幹線「田沢湖」駅下車、駅より 送迎あるが、要予約。
http://www.hana.or.jp/~sirahama/

●3月1日
 北海道小樽の近くの朝里川温泉「小樽旅亭 蔵群(くらむね)」。入口は 雪の中でアート的。ロビーはモダンな感じ。和洋折衷でデザインが素晴らし い。カフェバーなどの料金も宿泊料金に込み。19部屋、今回は「友二(と もじ)」の部屋。小樽にゆかりの人の名前とか。中に入ると階段!上がると 木の床の和室。寝室は別でかなり広いです。1泊2食付1人35000円( サ込・税別)。温泉は露天風。オールインクルーシブ!お客様がストレスな く過ごせるように。
 夕食はお部屋専用の別室。前菜は引き上げ湯葉・雲丹キャビアのせ、鹿肉 ・味噌ドレッシング、菊子さっと焼き・柚胡椒、刺身(中トロ)、焼物(牛 ヒレ、吉次葱味噌焼き)、根野菜・湯葉・田舎蒸し・柚銀にゃん、牡蠣・オ イスターソース・タイ風、タラバガニ・蕪グラタン(ジェノバ風)、鯨サラ ダ、黒豚角煮、海老芋・カニ・鳴戸巻き香梅揚げ。
 電話:0134−51−5151。JR「小樽築港」駅から中央バスで約 10分、「朝里川温泉」行で約20分、「温泉坂上」バス停下車、徒歩6分 。「小樽築港」駅より送迎あり・要予約。
http://www.kuramure.com/

●3月8日
 北海道・登別温泉「花鐘亭はなや」。和風旅館だが、壁や天井はベージュ 系。「野に咲く小さな花のように」というモットー。今回の「夢」は角部屋 で、和室と洋室の寝室がある。1泊2食付き1人2.5万円(サ込・税別) 。温泉は硫黄の香りがぷんぷんして白濁。
 部屋で懐石料理。前菜(蛤、雲丹和え、蓮根とこごみの白和え)、若竹椀 、造里、鮭・木の芽田楽、酢の物、牛乳しぼり・銀あん、牛ヒレステーキ・ ブラウンソース、蝦夷鍋。
 電話:0143−84−2521。JR「登別」駅から、道南バス「登別 温泉」行・約10分、「花鐘亭はなや前」バス停下車すぐ。
http://www4.ocn.ne.jp/~k-hanaya/

●3月15日
 熊本県天草「石山離宮 五足のくつ」。石の門をくぐってこま犬がいる。 北原白秋などが訪れた。全室はなれ形式で民家風、コテージ風。Collegioは カレッジという意味で、いやしの空間。香の香りがいい。ここでチェックイ ン。今回は民家風。天井が面白い!ポリネシア風だが、木。海がきれいに見 える。寝室は和室でその上に洋服のふとん。A5の間は1泊2食付きで1名 3万円〜(サ込・税別)。部屋付きの露天温泉。海が見えるところは垣根も ないので、前面に見える。他は2.5万円〜。
 個室で夕食。前肴、うちわ海老叩きよせ・青サ仕立て、差身盛り合わせ、 とさかコンニャク、アワビと筍の笹焼き、きびなごの茶碗蒸し、イカのサラ ダ仕立て、煮物、塩さばとご飯・お味噌汁。
 電話:0969−45−3633。天草空港から車で40分。予約をする と送迎がある。
http://www.rikyu5.jp/

●3月22日
 熊本県阿蘇・小田温泉「静寂な森の宿 山しのぶ」雑木林がいい感じ。 ロビーは木が多く、昔の感じ。ゆったりした時間が過ごせる図書室や天体望 遠鏡で夜空を楽しめる。中庭を通ってはなれへ。今回は「蓮華荘」の間、お 家の感じ。こたつもある。1泊2食付1人2万円(サ込・税別)〜。庭は雑 木林。スタンダードな部屋は1.5万円〜。家族風呂もある。貸切にもでき る。檜風呂の露天、岩風呂の露天、五右衛門風呂もある。
 夕食はお食事処。先付、椀物(わらび志の太巻)、旬菜、馬刺し、炭火焼 き(肥後牛・日向鶏)、春菜鍋、ヤマメ塩焼き、合鴨治部煮、春芋含め煮( 長芋)、春のかき揚げ、酢の物、芹と地鶏のまぜご飯。
 電話:0967−44−0188。JR熊本駅から、産交バス「杖立」行 で約2時間、「ゆうステーション」バス停下車、送迎車で約15分(要予約 )。

●4月5日
 静岡県熱海・伊豆山温泉「蓬莱」。入口は竹などの庭があり、外までお香 の香りがするという。和風。ずっと奥に和モダンなロビー。今回は「右近」 の間。窓の外には海!この部屋は1泊2食付きで一人6万円〜(サ込・税別 )。各部屋にはひのき風呂がついている。2月に新築の露天風呂「古古比( こごい)の瀧(ゆ)」は、趣きが違うモダン。他にもある。創業150年。 1泊1人4万円〜のところもある。
 夕食はお部屋で。八寸(まきえび、ほたて、など)、つくしの菜の花から し和え、お椀物(たまご豆腐に白魚を揚げたもの)、サヨリのお造り・骨せ んべい、よもぎもち、野菜焚き合せ(あわび入)、春野菜八方酢、揚げ物( 海老真上、たらの芽)。
 電話:0557−80−5151。東海道新幹線「熱海」駅からタクシー で約5分。
http://www.villa-del-sol.co.jp/hourai/hourai.htm

●4月12日
 静岡県伊豆高原の隠れ宿「花の雲」。入口は民家風。2002年5月オー プン。部屋に入ると玄関がある!土壁で木のハリ。天窓もあり明るい。ベラ ンダには小さいがジャクージもある。まわりは木に囲まれている。今回の部 屋は1泊2食付きで1人25000円〜(サ込・税別)。貸切展望風呂もあ る。
 夕食は1階のお食事処。八寸(わらび、さざえなどで見た目が鮮やか)、 お椀・花びら餅、お造り(カツオやトロにドレッシングをかける)、ズワイ ガニの温石焼き、あわびの素焼き、牛ヒレステーキ(ネギをのせて)、蕪蒸 し(きんめ鯛、ゆり根など)、九条葱和え、サラダ寿し(お寿司にヨーグル トソース)、クリームババロア。
 電話:0557−33−1155。伊豆急行線「伊豆高原」駅からタクシ ーで約5分。
http://www.hananokumo.com/

●4月19日
 京都の八坂神社のすぐ右隣「料理旅亭・京千歳」。外は通りなのに中はと っても静かで和の空間。亭内には祇園を感じさせるものも多い。時代劇スタ ーの貴重な写真もある。今回は「鞍馬」の部屋。1泊2食付き一人2万円〜 (税・サ別)。観光で来る人もいるが、そういう人のために庭園茶寮「京」 もある。喫茶室で、6月からは手作りの京菓子がいただける。今回はプラス 1万円の京料理をいただいた。先付、八寸、向付、煮物椀(油目の葛たたき )、焼物(若狭ぐじの酒焼き)、焚き合せ(たけのこ、鯛の子)、飯蒸。
 電話075−533−0550。JR京都駅から、市バスで20分「祇園 」バス停下車すぐ。
http://www.kyochitose.com/

●4月26日
 京都府亀岡市湯の花温泉郷「翠泉」。純和風で、香のほのかな香りが漂う らしい。創業13年。庭の水の流れがいい感じ。今回は「初音」の間。1泊 2食付き一人3.4万円〜(サ込・税別)。他には一人3万円〜のベッドタ イプの部屋もある。部屋着も変わっている。庭の奥の露天風呂は貸切にする こともできる。大浴場は総ひのき作り。窓は開き放されている。アロママッ サージもしている。
 限定3組だけカウンターで食べられる。先付、前菜、よもぎしんじょう、 大枝筍の子白子焼き、竹筒盛り、焚き合せ、箸休め(豆乳豆腐、ジュレ)、 稚鮎のうるか仕立て、地鶏のサラダ、くき牛蒡飯。
 電話:0771−22−7575。JR山陰本線「亀岡」から京都交通バ ス「本梅」「八田」行で約20分、「湯の花温泉」バス停下車。徒歩5分。 JR亀岡駅から13:30-16:30間の1時間毎に計4回送迎あり(要予約)
http://www.spa-suisen.co.jp/

●5月3日
 神奈川県奥湯河原「奥湯河原指月(しげつ)」。純和風で普通のおうちっぽ い。香も焚いてある。でも、中は客人をもてなすために建てたもので、5室 だけ。今回の部屋は「唯心」の間で茶室風、枯れた感じのお庭が見える。1 泊2食付きで一人3.5万円(税・サ別)。家族風呂は2つある。
 夕食はお食事処「指月」で、京懐石。筍の木の芽和え、車えびの蒸し物、 おこぜのから揚げ、雲丹、もろきゅう、たいら貝、鴨ロース、おこぜのうす 造り、京たけのこの土佐煮、もろこの山椒焼き、炊き合わせ(あわび、ゆば 、長なす?)、天豆の水煮、ちまき風あいなめのお寿司、はまぐりのお吸い 物。
 電話:0465−63−8686。JR「湯河原」駅からタクシーで約1 5分。

●5月10日
 神奈川県箱根湯元「鶴井の宿・紫雲荘」。岩の間に門があるという感じ。 ロビーは広い。純和風で22室。今回は「山さびの間」今年3月にオープン し、色あいが落ち着いた感じ。つぎの間も豪華!オーナーの描いた絵が壁に ある。マイ露天風呂がついている。早川のせせらぎを聞きながらちゃぶ台が ベランダについている。ここは1泊2食付きで1人3.8万円(税・サ別) 〜。有名な男爵風呂もある。有料の露天風呂「観山の湯」50分800円も ある。お風呂あがりにはビールはロビーで無料。もとは大倉男爵の別荘地だ ったらしい。普通の部屋は2万円〜らしい。
 夕食はオーナーの料理。竹細工をあけると、石鯛、いか、まぐろ。さざえ 汁は500g以上もあるさざえ。大トロあぶり寿し、里芋うに焼き、八寸、 手打ち十割そば(あわび付き)、金目煮付、神戸牛、空豆ごはん。
 電話:0460−5−8511。箱根登山鉄道「塔ノ沢」から徒歩5分。
http://www.shiunso.co.jp/

●5月17日
 岐阜県板取村の神明温泉・湯元「すぎ嶋」。入口から素朴。玄関にはハリ の大きなのがある。150年以上前に建てられた越後のお屋敷を移築した。 今回は「花水木」の間で、灯りとかのアンティークもいい感じ。いろりもほ とんどの部屋につけてある。1泊2食付一人2.4万円〜(サ込・税別)。 スタンダードの部屋は1.7万円〜。離れの土蔵特別室は2.2万円〜。竹 に囲まれた小道を歩いて露天風呂へ。自然の中にあり、杉?の屋根がある。
 夕食はお食事処。先付は山菜のおひたし、八寸(やまうど、あまご寿しな ど)、吸い物(よもぎ豆腐)、岩魚造り(大根とネギの代わりにのびるおろ しが付いている)、板取いも餅、あまご塩焼き、飛騨牛の炭焼き、あまごの チャンチャン焼き、山菜のてんぷら。
 電話0581−57−2532。名鉄新岐阜駅からバスで1時間50分 「板取スイス村」下車。
http://www.sugishima.com/

●5月24日
 岐阜県奥飛騨・福地温泉には宿泊している人が使える「くつろぎ処 舎湯 (やどりゆ)」がある。お寺のような感じ?足湯。景色がいい!
 「隠庵 ひだ路」は素朴な感じ。門から玄関までは石が敷いてある。飛騨 地方の高い屋根の普通の民家のような感じ?熊の毛皮も畳に敷いてあるいろ りでお茶。今回は「敦盛草」深い木の色。堀こたつもある。各部屋に露天風 呂がついている。1泊2食付き1人2万円〜(税・サ別)。  夕食は地元の素材の田舎料理。五穀米寿司、タケノコ木の芽和え、ふきの とう、酢の物、ごま豆腐、漬物、ぜんまい煮つけ、芋の煮ころがし、岩魚塩 焼き、五平餅、刺身(川ます、川フグ(なまず:おいしいらしいです))、 レンコン真じょう、飛騨牛(溶岩焼きにする)。
 電話:0578−9−2462。JR松本駅から濃飛バス「新穂高温泉行 き」で1時間30分、「福地温泉上」下車、徒歩1分。

●6月7日
 千葉県館山市「ホテル洲の崎 風の抄」。海からの風を感じる癒しの宿。 入口は和モダンな感じ?バリアフリーになっている。今回は、「さがにし」 (風の名前)で、1泊2食付き1人2.7万円〜(サ込・税別)。部屋に露 天風呂があり、3人くらいでも入れる。部屋に檜風呂がついたものもある。 日本最大級といわれるみかげ石をくり貫いた露天風呂もある!2003年の 秋には温泉が入る!
 夕食は、前菜、とこぶし、子持ちヤリイカとふきの炊き合わせ、ビーフシ チュー、酢の物、船盛(イサギ、アワビなど)、とうばん焼き(新鮮イカの 肝焼き、ポン酢添え)、白身魚とサザエの蒸し物、磯の夢(マグロのカブト 焼き)、アワビステーキ、カニサラダ。
 電話」0470−29−0301。JR「館山」駅からバス「伊豆」行で 約30分、「洲の崎灯台前」バス停下車、徒歩1分。
http://sunosaki.com/

●6月14日
 千葉県南房総・御宿「民宿マタエム」。郷土料理の店。祖先の廻船問屋の 又衛門さんの名前がゆかり。外の塀は古い感じ。10代目の航太郎君は可愛 い(笑)160年の歴史。今回は隠居部屋だったところ。くみこ障子という 現代では見られないものもある。1泊2食付きで1人12000円(サ込・ 税別)。1日4組まで!
 夕食は付出(蒸しエビ、ゆでアワビなど)、きゅうりとホタテの酢の物、 さんが焼き(アジ)、タイのはらも焼き、アワビのツッツキ貝、ヒラメの唐 揚げ、大皿盛り(あわび、伊勢エビなど)、タイのサラダ、黒マバルの田舎 煮、ご飯。これは料理だけでもすごい!
 電話:0470−68−2366。JR「御宿」駅からタクシーで5分。

●6月21日
 長野県木島平「オーベルジュ・グルービー」山小屋風。入口に熊とかぶと 虫が置いてある。以前は大阪でお店をしていた。客室は7つ。今回は和室。 1泊2食付き一人1.2万円〜。
 馬曲(まぐせ)温泉の望郷の湯に行く。景色も素晴らしい露天風呂。雲の 上の露天風呂。広い!入浴料500円。
 夕食はいろりの前で、岩魚の骨酒と岩魚の串焼きを食べてから、レストラ ンに移動する。自家製の牛タンの燻製、そば粉のコンソメ寄せ・岩魚の卵添 え、モロヘイヤのスープ。巨峰シャーベット。アップル牛のステーキで、ソ ースはリンゴをベースにした特別なソース。紫米ライス、野沢菜、よもぎム ース。
 電話:0269−82−3678。JR飯山駅から車で10分。
http://www.avis.ne.jp/~groovy/

●6月28日
 長野県松本市「貴祥庵(きしょうあん)」。遠くから見ると小さい美術館 のように見えて、格子戸は和風だが、玄関までは近代的、玄関は土壁。ロビ ーはドーム状で広い!池と滝が面白い!音符が踊っているように思える! そこの壁は和紙!部屋は和風と洋風。テラスは洋風、マイ露天風呂付きの 302号室は1泊2食付き一人3.1万円〜(サ込・税別)。バス付きの 301号室は2.5万円〜。お風呂はアートな感じの和風。他にも大風呂、 露天樽風呂、ラディアントバスなどがある。
 夕食は料理茶屋「四季」でいただいた。先付け、前菜、南京摺り流し、お 造り(岩魚の洗いなど)、鯛の揚げ白身と貴祥餅、岩魚の杉板焼き、信州牛 の和風野菜添え、炊き合わせ(にしん、穴子)、蕗(ふき)と蛍烏賊の当座 煮。デザートは変わり杏仁豆腐、マンゴープリン、豆腐シャーベット、びわ のコンポートのうちから一つ。
 電話:0263−46−1150。JR「松本」駅から、松本電鉄バス「 浅間温泉」行で25分、「ホットプラザ浅間前」で下車、すぐ。
http://www.mcci.or.jp/www/kisyouan/

●7月5日
 北海道網走のチミケップ湖の湖畔「チミケップ・ホテル」。石造りの洋風 の大自然の中のホテル。今回は204号室。可愛い部屋で、木目を基調とし ている。アメリカンキルトが各部屋にあり、全部違う。TV、ラジオ、電話 がない。ツインで朝食付室料3.6万円(サ込・税別)。シングル1.5万 円から。
 夕食は、アサリのピザ仕立てブルゴーニュ風、海の幸の出会い(ホタテ、 たらば蟹、つぶ貝)、メンメ(キンキ)のポワレとホッキ ライムの香り、 お口直しのシャーベット、メインは子羊のヴィエノワーズ。とってもおいし かったそうです。
 朝食は表のミッドデッキでもできる。大自然の中で爽快だそうです。
 電話:01527−7−2121。JR石北線「北見」駅から、車で約 40分。女満別空港からは車で1時間。

●7月12日
 北海道・釧路湿原の近くの塘路湖にある「オーベルジュ・ピルカ・トウロ 」。白樺の林に囲まれている。近代的のようであり、木を使っている。光が 降り注ぐような構造になっている。今回は201号室で、すっきりしている 部屋。1泊2食付きで一人1.3万円〜(サ込・税別)。10月から年末ま では5周年特別企画で一人8500円!
アイヌ語でピルカ=「美味しい・良い」
 夕食はフレンチで地元で取れたものを使うのがコンセプト。野菜のテリー ヌ(野菜がすごくおいしいとか)。大統領のステーキ。大統領というとても 大きい椎茸でとてもおいしいとか。さつまいものスープ。サーモンのソテー (バジルのソースなど)。牛フィレ肉のソテー。デザート。
 電話:01548−7−2200。JR釧網本線「塘路」駅から徒歩15 分。予約すると送迎がある。火曜日と水曜日は宿泊定休日。

●7月19日
 島根県玉造温泉の「玉造グランドホテル・長生閣」。正面は5階建の大き な豪華な旅館。今年が創業200年!。和風庭園もすごくて、夏は泳げると か。今回は527号室。庭の眺めが素晴らしい。1泊2食付き(サ込・税別 )で、スタンダード(長生殿)で一人1.58万円〜
 女神の湯は「めのう風呂」。ガウディのお風呂というイメージ(笑)
「神話の湯」もあり、女性限定で人気の「バラ湯」(日・水限定)もある。 創業200年を記念して“光と音のイルミネーション”や“餅つき大会”が 毎夜開催される。
 夕食はお部屋で。おぼろ豆腐、たらのすり身のお吸い物、前菜、お造り、 松葉蟹、島根和牛サイコロステーキ。茶碗蒸し、鰻パイ包み、鮎素麺、海鮮 シュウマイ三種(エビ、カニ、ホタテ)。
 電話:0852−62−0711。JR「玉造温泉」駅から車で6分。
http://www.choseikaku.co.jp

●7月26日
 島根県松江市「松江の湯宿・てんてん手毬」。チェックインの時に自分で お茶をたてられる。浴衣は130種類の中から好きなものを選ぶ。お香は7 種類の中から好きなのを選ぶ。マニキュラも。和室の中に固めのベッド。今 回は107号室で露天風呂付きアジアンルームで、一人2.2万円〜(サ込 ・税別)。102号室はお風呂が畳敷きのところにある!1.8万円〜。 露天風呂は船の形をしている。大浴場は畳に見えるタイル!
 夕食は前菜、冷製コーンスープ。オルゴール付きの手毬寿司。お造り。 海鮮焼き。百合根手毬万頭は見た目もきれい。豚のお茶しゃぶ。鯛ぼてぼて 茶漬け。浦島太郎というデザート。箱を開けるとドライアイスでした。
 電話:0852−21−2655。JR「松江」駅からタクシーで約10 分。
http://www.tententemari.co.jp/

●8月2日
 青森県岩木町・百沢温泉「アソベの森 いわき荘」。岩木山か白神山地を 眺望できる部屋がある。お風呂は青森ヒバを贅沢に使った大浴場と貸切露天 風呂、ナラ原生林に囲まれた天然岩の露天風呂がある。日帰り入浴もできる (7時〜16時)大人500円、こども300円。
 電話:0172−83−2215。JR「弘前」駅から弘南バス「枯木平 」行で約45分「百沢温泉」バス停下車、徒歩約10分。無料送迎シャトル バスあり(要予約)
http://www.iwakisou.or.jp

●8月9日
 青森県浅虫温泉・「津軽藩本陣の宿・柳の湯」。津軽の殿様が狩に来て、 休んだ。江戸時代からの庭、柳という名前も保っている。お風呂は青森特産 のヒバを使用。樽風呂もある。津軽の殿様が入られた「御湯殿」。1泊2食 付きで一人1.3〜1.5万円(サ込・税別)〜。24室。
 夕食は、胡麻豆腐、りんご白和え、ほっき貝とイカの酢の物、あわびの網 焼き、ホタテ網焼き、造り(鯛、エビ、帆立、カンパチ、まぐろ)、帆立元 焼き、雲丹鍋、いくら丼、林檎ゼリー。
 電話:017−752−2023。JR「浅虫温泉」駅下車、徒歩5分。
http://www4.ocn.ne.jp/~yanagiyu/

●8月23日
 熊本県阿蘇・七滝温泉「お宿 華坊」。去年5月にオープン。杉木立に囲 まれた渓流沿いの、はなれ形式の宿。田舎の一軒家のような感じ。今回は「 かわせみの宿」。1泊2食付き(サ込・税別)で一人2.3万円〜。渓流沿 いの露天風呂は大人気。10部屋のはなれには全て露天風呂が付いている。 「古里のわが家」は4LDKの家の感じで、1人2.2万円〜。川沿いの大 浴場は露天風呂で渓流沿いで、開放感でいっぱい。
 夕食は、前菜(山の幸が豊富)、マス平造り、ふろふき大根、ヤマメの塩 焼き、茶碗蒸し(ジュンサイあんかけ)、肥後牛ロースの陶板焼き、道明寺 まんじゅう、山菜の揚げ物、名物・七滝粥、馬刺し、地鶏たたき、五分つき の玄米をお釜で炊いた無農薬のご飯。
 電話:0967−44−0455。JR豊肥本線「阿蘇」駅から車で約 40分。ここの温泉にはこのお宿一軒しかない。

●9月6日
 岡山県総社市、「国民宿舎サンロード吉備路」。今年7月にオープンした 国民宿舎で、ロビーも中級以上のホテルのような感じでピカピカ。真中には 鬼城の西門の柱を復元してある。今回は311号室(和室)。1泊2食付き (税込・サービス料なし)で、一人1.1万円〜。窓から山と田園風景が見 える。館内のベーカリーカフェ「クルール」では焼きたてのパンを食べるこ とができる(1個60−120円)。サンドイッチバイキングもある。自慢 は天然温泉のお風呂。露天風呂も豪華でサウナも充実。
 夕食は今回は、「晴れの国膳」。八寸、土びん蒸し(まつたけ、ハモ、エ ビ)、向付け、お刺身、地魚のブイヤベース仕立、包み紙焼き、牛ロースと 魚介類とフォアグラのソースジャポン(フォアグラなど)。養老玉むし、柿 のグラタン。釜飯(鯛)。朝食はバイキング形式。
 電話:0866−90−0550。JR「総社」駅下車、総社バスで約 10分、「サンロード吉備路」バス停下車すぐ。
http://www.sunroad-kibiji.com/

●9月13日
 岡山県湯郷温泉は武蔵の里の大原町から車で30分。「湯郷プラザホテル 季譜(きふ)の里」。昨年10月1日にリニューアル。玄関から畳敷きの純 和風。庭園を眺めながらお部屋へ。今回は、101号室。浴衣は5つの中か ら選べる。信楽焼きのマイ露天風呂付きで、竹墨やポプリも準備してある。 1泊2食付き一人2.4万円〜(サ込・税別)。スタンダードで一人1.6 万円〜。大浴場もガラス張りで開放的。貸切の庭園露天風呂は2500円( 45分間)。レディースディもある。
 食事処「おくど茶屋・山ぼうし」で夕食。前菜の秋色五色。刺身(太刀魚 )。焙烙焼き(松茸・魚・海老)。土瓶蒸し(松茸、はも、海老)。蒸し物 は白身魚のすり身。天ぷら。柿としめじの酢の物。松茸の釜飯。
 電話:0868−72−1523。JR姫新線「林野」駅下車、車で約7 分。駅から送迎もある(要予約)。
http://www.spa-yunogo.or.jp/hp/plazahotel/

●9月20日
 愛知県蒲郡市西浦温泉「天空海遊の宿 末広」。三河湾で温暖、景色もき れい。ロビーは西洋風+和風。廊下は和風。今回は503号室でバリアフリ ー仕様でベッド。1泊2食付き一人2.2万円〜(サ込・税別)。露天風呂 付きで景色もいいし、朝日がとてもきれいとか。大浴場からも三河湾が見え る。一般の部屋も一人1万円〜。
 夕食は食事処。前菜、お造り、甘鯛のトリュフクリームソース、松茸の土 瓶蒸し、アボガドゼリー寄せ、アワビ陶板焼き、地魚の天麩羅、鯛の温シャ ブ(または三河牛の温シャブ)。
 電話:0533−57−9111。JR「蒲郡」駅から名鉄蒲郡線「西浦 」駅下車。送迎バスで約10分(要予約)
http://www.hotelsuehiro.co.jp/

●9月27日
 愛知県南知多温泉「水軍伝説の風薫る宿・花乃丸」。入るとドラが鳴る。 千賀水軍にちなんでらしい。和+洋風。女性は好みの浴衣が選べる。今回は 407号室。ベランダ?にはマイ露天風呂付きで、伊勢湾が見える。1泊2 食付きで一人2万円〜(サ込・税別)で、このタイプが9部屋ある。大浴場 からも伊勢湾が見える。貸切露天風呂が6つある。女性には、アロマセラピ ーが30分4000円〜、アカスリ30分4000円〜などがある。
 夕食は食事処。八寸七種盛、小鯛の煮付、伊勢海老チリソース煮、あわび 陶板焼、タコのカルパッチョ、貝柱とまぐろ山菜釜飯。
 電話:0569−64−3555 & 3553。名鉄知多新線「内海」 駅下車、送迎バス(要予約)。
http://www.hananomaru.jp/

●10月4日
 静岡県伊東市富戸の海側にある「ホテル海」。すぐ横は海、周りは緑。ロ ビーは洋風で船をイメージ。ロビーの暖炉は白い大理石のイス。目の前の海 の眺めがいい。広い敷地に9部屋。今回は和室。眺めがいいのは和室。双眼 鏡も置いてあって、イルカの群れが見えることもあるとか。段差がつけてあ って座り込める。1泊2食付きで一人1.6万〜2.9万円(税・サ別)、 洋室タイプも同額。家族向けの和洋室タイプで1.75万〜3.05万円。 相模湾に面した露天風呂。さえぎるものがない!感じ。内風呂は24時間利 用できる。
 レストランで夕食。柿の白和え、前菜3品(さつまいものオレンジ風味、 秋刀魚の棒寿司、ジンタの南蛮漬)、松茸と鯛の土瓶蒸し、地魚のお造り、 金目鯛と栗のじょうよ蒸し、伊勢海老と温野菜のクリームソース、いくらご 飯。デザートは暖炉の前で好みのコーヒーや紅茶と。
 電話:0557−51−7300 & 0393。伊豆急行「富戸」駅下 車、徒歩10分。

●10月11日
 静岡県熱海市網代・「竹林庵 みずの」。高台の竹林の間にあり、別荘の ような感じ。4000坪の敷地の大庭園もいい感じ。ロビーには「吊るし鄙 」がある。純和風の特別室。ベランダ付きで、目の前には初島が見える。1 泊2食付き1.5万円〜(サ込・税別)。露天風呂付きだと2万円〜。展望 風呂は初島と海が見えて景色がいい風情のある露天風呂。
 元は網元だったので、旬の地魚を使っている。前菜、自家製イカの塩辛、 かぶの野菜あんかけ、船盛り、米なすの田楽、自家製イカ焼亮。このお宿の 名物料理の「オコゼの唐揚げ」は、これ目当てに来る人もいる。おそば。
 電話:0557−67−2643。JR「網代」駅下車、車で8分。送迎 もある。
http://www.mizunoryokan.co.jp/

●10月18日
 長野県・乗鞍高原温泉「にごり湯の宿・山水館信濃」。標高1500mの 高原で、冬はスキーで賑わう。白樺林に囲まれた宿で、山小屋風で、少しモ ダンにいろりとかも置いてある。今回は「すずらん」の間。和室で、とても 広い。1泊2食付き(サ込・税別)2万円〜。スタンダードな部屋も1.5 万円〜。内風呂はにごり湯で香りがぷんぷん、露天風呂は緑の中!で緑色で 泉質が異なる。すぐ隣がスキー場。
 夕食はお食事処。八寸、きのこごった煮、冬瓜そぼろあんかけ、野菜の炊 き合わせ、珍味ニ種、岩魚の玉子、炭のような「牛びて」というキノコ、岩 魚のお造り、土瓶蒸し(大きくておいしいらしい)、岩魚の塩焼き、「秋の 味覚キノコ焼二人前」別注3000円(バター焼きでいただく)、鴨鍋、そ ば掻き、天ぷら、乗鞍手打ちそば。
 電話:0263−93−2301。松本電鉄「新島々」駅下車、バス「乗 鞍高原行き」で1時間、「スキー場前」バス停下車、徒歩8分。
http://www.mcci.or.jp/www/sinano/

●10月25日
 長野県松本市「割烹旅館 桃山」。高台にある立派な数奇屋造りの2階建 て?。緑豊かな土地に作られている。3000坪で、素晴らしい日本庭園「 桃仙園」と建物。滝や池など趣向を凝らした庭園だけを見に来る人もいると か。部屋も広い。今回は、特別室「明神の間」で1泊2食付き一人3万円〜 (サ込・税別)。お風呂がついていて、庭園も見える。スタンダードは1. 5万円〜。庭園の一角にあるはなれの露天風呂からも下界の景色がいい。内 風呂も開放感がある。
 夕食はお部屋で。先付(柿白和え、焼き椎茸黄身おろし、松茸と春菊のお 浸し)、松茸土瓶蒸し、馬刺し、焼き信州茸(松茸は焼いた時は汗が少し出 たくらいの時が一番おいしいとか)、松茸の春巻き、信州牛ひれ石焼き、子 持鮎有馬煮、甘鯛蕪蒸し、茸めし、ごぼう味噌漬け、赤だし汁。さすがは割 烹旅館です。他の料理は部屋によって違うそうです。
 電話:0263−46−1088。JR「松本」駅から車で15分。
http://www.mcci.or.jp/www/momoyama/

●11月8日
 福島県磐梯山の近く磐梯熱海温泉「ほどあいの宿 守田屋」。簡素な木の 門をくぐって古い日本の家屋のイメージだが、ほどよい贅沢ができるという 。今回は「かじか」の間。窓の外には渓流が流れていて、屋根付きのマイ露 天風呂がついている。1泊2食付き2.6万円〜(サ込税別)。さつきの間 だと2.85万円〜などで一般はもっと安いらしい。女性に大人気らしい。
 食事はお部屋で、前菜、椀物(かにのふかし・松茸)、お造り、ほたてお こわ、鍋物(牛タン味噌鍋:トロトロで抜群だそうです)、白身魚杉板焼、 砧巻、揚物、金目鯛ポテト包み、軍鶏朴葉味噌焼き。
 電話:024−984−2620。JR磐越西線「磐梯熱海」駅から徒歩 10分。
http://www.moritaya.org/

●11月15日
 福島県猪苗代町中の沢温泉「御宿 万葉亭」。日本の森の中の民家風の外 観。ドアの中に格子戸がある部屋。今回は「ききょう」で、1泊2食付き2 .5万円(サ込・税別)。窓の外は雑木林。「おみなえし」は1.5万円。 足湯をしながら喫茶。中の沢温泉は湯量が豊富で1分間に1万リットル。お 湯が無茶苦茶いいそうです。酸性泉でつるつる。いつまでも入っていたいお 湯だそうです。竹内さんは4回入りました。日帰り入浴はしていない。
 ききょうの間だと部屋食。網茸とタモギ茸の下ろし和え、岩魚のお造り、 生ハムと無農薬野菜サラダ、和風ミニステーキ、(万葉鍋、きの子鍋、牛し ゃぶ)の中から1つの鍋を選ぶ、会津牛肉の洋風煮物。
 電話:0242−64−3789。JR磐越西線「猪苗代」駅下車、車で 20分。 予約すれば、送迎あり。
http://www.hechima.co.jp/~manyou/

●11月22日
 大分県湯布院「草庵 秋桜」。由布院温泉の中心にあり、ロビーは大正ロ マン溢れる。4年前に建て替えたはなれでは、それぞれ趣の違う露天風呂楽 しめる。今回は「うめばちそう」の間で、1泊2食付き一人3.5万円(サ 込・税別)。「ふくじゅそう」は2万円〜。家族フロは日帰り入浴も可能。 お昼は500円、夜は2000円。
 夕食は湯布院でしか味わえないものにこだわった懐石料理。
 電話:0977−85−4567。JR「由布院」駅下車、徒歩15分。 予約すれば由布院駅より送迎あり。

●11月29日
 大分県九重町・筋湯温泉「旅館秀月」。民家風で、全8室はなれ、全室露 天風呂付き(2人入れる)。2年前にオープンしたお洒落なお忍び系の宿。 まわりは大自然がいっぱい。筋肉の疲れを癒すので筋湯温泉というらしい。 今回は「阿蘇」で、1泊2食付(税別)1.4万円〜。和室で寝室はベッド 。庭がすばらしい。どの部屋も値段は同じで露天風呂が違うだけ。大浴場も あり、切石造りでゆったりしている。12月には近くのスキー場でスキーも 雪山登山も楽しめる。福岡から来る人に2人で5万円で押さえたいというこ とで安くしている。ベッドは上げ下ろしで中居さんが来なくてすむから。
 夕食はお食事処の掘りごたつでいただく。先付け(ごま豆腐、柿なます、 白和え、極楽温鶏・ソバクレープ包み)、お造り(カンパチ、タイ)、松茸 土瓶蒸し、ふろふき大根、やまめの塩焼き、山芋グラタン、豊後牛しゃぶ鍋 、郷土料理・団子汁。
 電話:0973−73−0050。JR九大本線「豊後中村」駅からバス 50分「筋湯温泉」バス停下車、徒歩10分。バス停まで送迎あり。

●12月6日
 兵庫県香住町。JR「柴山」駅の目の前の「三吉◆かに楽座 甲羅戯( こうらぎ)」。この秋オープンしたばかりで、フロントは2階。和風だが、 モダンな感じ。今回は「つきあんこう」の間。1泊2食付き(サ込・税別) 2.9万円〜。窓から柴山港が一望。ここには部屋にお風呂が付いていて、 お風呂の中から漁港も見える。スタンダードな部屋で2.6万円〜。お風呂 は大浴場もある。
 夕食は、いろいろなプランがあるが、今回は甲羅戯プラン。かにみそ豆腐 、イカの麹漬・赤子の塩漬け、イカ・エビの造り。かにさし、かにしゃぶ、 ゆでがに(ばんがにを使用)、焼きがに(陶板焼き)、かにみそ、かにちり 、かに雑炊。プランはカニのランクが違うだけで、料理の内容は一緒。一人 2はい分食べることになるようです。焼きガニがすごく人気があるらしい。
 電話:0796−37−0345。JR山陰本線「柴山」駅下車すぐ。
http://www.kouragi.jp/

●12月13日
 兵庫県北西部の美方町のオーベルジュ「花郷里(はなごうり)」。森の中 に明治風の建物。支配人の川本さんは21歳。内部はヨーロッパのホテル。 かつては保養所だった所を最近改装した。今回の部屋はモダンでマッサージ 機付きの洋風客室。1泊2食付き1人1.8万円(サ込・税別)〜。和室は 1.3万円〜。お風呂も窓が大きくて温泉。
 夕食はレストラン。フォアグラのクレームブリュレ(甘くない)。オード ブル(ハタハタ・ドギ・鹿ビーフの自家製スモーク、サザエのエスカルゴバ ター焼き、イワシのギャレット、松葉ガニと帆立のムース)。カニのポター ジュ。カニのナージュ。但馬牛と冬野菜の煮込み。デザート。
 電話:0796−99−6009。JR山陰本線「八鹿」駅下車、全但バ ス「秋岡」行きで1時間「大谷」バス停下車、徒歩約15分。(バス停から 送迎あり・要予約)
http://www.goshobo.co.jp/hanagohri/

●12月20日
 山口県長門市湯本温泉「大谷山荘」。5−6階建てのホテルで、ロビーは オレンジ色の木調の感じで全体がすっきりした感じの豪華ホテル。お城の中 のようなイメージ?129部屋。今回は537号室。1泊2食付き一人2. 5万円〜(サ込・税別)。ジャクージ付きだと3.5万円〜。露天風呂付き だと4万円〜。お風呂も多い。露天風呂も2つ。エステサロンは15分 1500円〜。夜は天体ドーム(要予約:無料)。
 夕食は、普通はみすず会席「大漁」。今回はふぐフルコースにした。前菜 、白子豆腐蒸し、河豚さし、河豚ちり、河豚唐揚げ、河豚雑炊。この場合、 1泊2食付きで一人3.9万円〜。
 電話:0837−25−3221.JR美祢線「長門湯本」駅下車。徒歩 10分。予約すれば送迎あり。
http://www.otanisanso.co.jp/

●12月27日
 山口県阿知須町「源河の湯 てしま旅館」。外観は最近の民家風。ロビー ?は和モダンでシンプル。ご主人は26歳。光の演出にこだわった造りに、 今年4月にデザイナー6人が関わって大幅リニューアルした。今回は「紫苑 (しおん)」の間。1泊2食付(サ込・税別)1人1.5万円〜。部屋も和 モダン。少し暗いライティングで、間接照明が絶妙。お風呂のライティング も幻想的で素晴らしい。雪はないのに、感じが雪見風呂みたい。夢のような 感じでした。
 夕食も和モダン。前菜、お刺身、宇部産渡り蟹の米蕪焼き付け、水菜と河 豚皮和え、河豚唐のみぞれつゆ、阿知須牛の石焼ランプステーキ。地穴子茶 漬け(だしがおいしいらしい。これだけで充分なくらいおいしいらしい)。
 電話:0836−65−2248。山陽新幹線「新山口」駅から車で約 20分。予約すれば送迎あり。宇部空港からも15分で、予約をすれば送迎 あり。
http://www.c-able.ne.jp/~gengano1/


2004年分

●1月10日
 静岡県・伊豆長岡温泉の「楽山やすだ」。富士山もきれいに見える。ロビーの照明も和モダンの感じ。去年10月にリニューアルして畳をふんだんに使っている。廊下はオープンで畳。今回は楽山風呂付き客室「楽十八」で1泊2食付き一人2.9万円〜(サ込・税別)。畳の間にマイ風呂(4人くらい入れる)がある。湯に濡れても大丈夫な畳だそうです。スタンダードな部屋は一人2万円〜。大浴場もある。自慢の露天風呂は「天神様の秘湯(かくしゆ)」という。
 夕食はお食事処。先付(黒豆、金粉付きからすみ)、前菜(キャビアののった湯葉豆腐、合鴨ロース、あんきもなど)、お造り(まぐろ、伊勢エビ、ひらめ、うに、わさび)、いちおしは炭火焼き(海老、など)、鮎甘露煮、豆乳鍋、鱈場蟹関東揚げ、麦とろ飯。
 電話:055−948−1313。伊豆箱根鉄道「伊豆長岡」駅下車、車で5分。予約すれば送迎あり。
http://www.rakuzan.net/

●1月17日
 静岡県西伊豆・戸田港。「御宿きむらや つわぶき亭」純和風。提灯を持ってお客様をお迎えする。ロビーからも駿河湾の眺めが広がる。館内は江戸時代をモチーフにしている。今回の部屋は「甲府宿」。可愛い和風の窓と駿河湾が見えるガラス窓。この部屋の展望露天風呂は夕陽が素晴らしい。展望露天風呂付客室は1泊2食付きで、1人2.9万円〜(サ込・税別)。千住宿は2.6万円〜。一般客室は2万円〜。大浴場もある。
 夕食はお部屋で。先付はところてん、前菜はほたるいか、エビ、さざえなど。お造りはすごく種類が多い。高足ガニ。本海老直火焼き。穴子寿司。漁師鍋味噌仕立てには、深海のゲホウとかも入っている。煮物は金目鯛と芋。かさごのから揚げはトマトと豆乳をベースにしてソースで頂く.五色野菜酢の物、赤だし。
 電話:0558−94−3062。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バス「戸田」行で50分、戸田バス停下車、送迎車で5分。送迎は要予約。
http://www.tsuwabuki.com/

●1月24日
 福井県三国町、「休暇村 越前三国」。平成8年12月にオープン。ホテル風のロビーで豪華。今回は512号室。窓の外は松林越しに日本海。和室タイプで1泊2食付きで焼きガニコースで一人1.7万円〜。洋室タイプは1000円増し。展望風呂は温泉で、窓の外は日本海。夕方のせり市に出かける。
 夕食は焼きガニコース。ゆでガニ姿造り、豪快に二つに曲げるのがコツ?お造り。焼きガニ。ミニかにすき鍋。カニ雑炊。3月24日まで。カニ懐石コースは1名からOK。
 電話:0776−82−7400。JR「芦原温泉」駅下車、京福バス「松島水族館」経由「東尋坊」行で約30分、「休暇村越前三国」バス停下車
http://www.qkamura.or.jp/echizen

●1月31日
 京都網野町。琴引浜は有名。「海花亭 花御前」。しっとりした感じのお宿で、和風だけど。8年前にオープン?今回は、昨年11月にできたはなれの「花もも」の間、広い。庭もきれいに見える。マイ露天風呂もある。温泉は自家原泉。1泊2食付きで一人2.88万円〜(サ込・税別)。スタンダードな部屋は2.08万円〜。大浴場の露天風呂もある。隣の別館の「紫峰閣」のお風呂「展望大浴場」にも入れる。
 今回はお部屋で「特選かにフルコースプラン」。先付(いくらの醤油漬)、刺身皿盛(さざえ、いか、甘えびなど)、生ガニのせいろ蒸し、カニ刺身、カニ天ぷら、焼きガニ、カニ茶碗蒸し、カニちり、カニ雑炊。
 電話:0772−74−1333。北近畿タンゴ鉄道宮津線「木津温泉」駅から車で10分。予約すれば送迎バスあり。
http://www.kaikatei.net/

●2月7日
 宮城県蔵王町遠刈田温泉。「温泉山荘だいこんの花」ロビーは柔らかい感じの和風の工房風。2003年11月にオープン。梁の見える高い天井と広々とした空間。1万坪の雑木林、渡り廊下でつながっている。今回ははなれの「びょうぶ岳」。床暖房で木がふんだんに使われていて柔らかい感じ。天井も高くて、2階は寝室でベッドとマイ露天風呂。1泊2食付きで一人3万円〜(税サ別)。18部屋のうちほとんどにマイ露天風呂がついている。他には糸とんぼの部屋は2.8万円〜。他に貸切のかけ流しの露天風呂が4つある。雪の雑木林の中で入れました。温泉後はアロマエステがあり、「フルボディ」で1万円。
 夕食は、前菜6品(カリフラワーのムース、だいこんの実、あいなめ、大豆麩・こんにゃく・せり、みずこぶ・ばくらい)は自家農園の新鮮な野菜など。かぶらのスープ。そばの実おやきフォアグラステーキ。蔵王ミルクしゃぶしゃぶ。かぼちゃのフラン仕立て。根菜と鰊(にしん)のかき揚げ。凍み大根とぶりの煮物。せいろ蒸しご飯、芋の子汁。
 電話:0224−34−1155。東北新幹線「白石蔵王」駅から「遠刈田温泉」行きバスで40分、「遠刈田温泉」バス停下車、徒歩約15分。
http://www.ichinobo.com/daikon-no-hana/

●2月14日
 山形県尾花沢市銀山温泉の高台にある「滝と蕎麦の宿 滝見館」。2002年12月にオープン。ロビーには樹齢100年の銀杏の大黒柱がある。館内はモダン和風で人にやさしい感じ。今回は「養神(ようしん)」の間で、中国の先生がインスピレーションで名づけた名前だそうです。窓の外は滝と雪景色。1泊2食付で一人1.6万円(サ込・税別)。露天風呂は雪景色で滝も見える絶景。夜はライトアップされる。
 夕食は「ひな膳」と名づけられている。前菜(蕎麦スープはポタージュ風のお蕎麦)、刺身(大トロ、タイ、海老、ウニなど)、十割そば、白魚柳川鍋、揚げ物(新筍、たらの芽、ふきのとう)、尾花沢牛のサイコロステーキ、酢の物(りごぼう茸、網茸おろし酢)、粒蕎麦入り炊き込み御飯。
 電話:0237−28−3399。山形新幹線「大石田」駅下車タクシーで30分。駅からの送迎は要予約。
http://www.ginzanonsen.jp/takimikan/

●2月21日
 群馬県四万温泉「時わすれの宿 佳元」。女将さんはきれいで可愛いです(笑)。平成5年にオープン。ロビーでは4種類のお酒を味見できて、食事の際のお酒を選ぶ。和風で、今回は露天風呂付き客室「桐」で1泊2食付き1人2.5万円〜(サ込・税別)。駄菓子も数種類置いてあって全部食べてもいいそうです。ウッドテラスになっていて、右手から先にはマイ露天風呂がある。ここまで来ると川が見えるかららしい。ケヤキの部屋は2.4万円〜。もみのお部屋は2.1万円〜。露天がついてない檜の部屋だと1.3万円〜。四万温泉は美肌の湯としても有名。大浴場にも露天があり、去年の12月にできた貸切風呂もある。
 夕食は部屋で、先付け(くるみ豆腐)。酒菜(お酒のおつまみで、合鴨の桜包みなど)。鮭つみれ鍋。お造り。鮭の二見焼(中に帆立が入っている)。甘鯛の道明寺蒸し。海老しんじょう梅花(梅は海老、うぐいすは栗でできている芸術品)。飛龍頭の揚出し(がんもどきですが、これはおいしいそうです)。酢のもの、蕎麦実の山掛け。豚の角煮。おにぎりとけんちん汁。
 電話:0279−64−2314。JR吾妻線「中之条」駅下車、路線バスで35分、終点「四万温泉」バス停下車、徒歩約15分。連絡すると送迎があります。
http://yoshimoto.jp/

●2月28日
 群馬県谷川温泉・「金盛館 せゝらぎ」。和風のしっとりした家屋。ロビーから雪景色、野生の動物(サル、狸)も見ることができる。廊下には数多くの絵画?が飾ってある。今回は「つつじ」211号室。明るい、すっきりした部屋でした。堀ごたつがある。1泊2食付き一人2.2万円〜(サ込・税別)。露天風呂付きのお部屋もあるが、3万円〜。大浴場もあり、川沿いの露天風呂もある。基本的には混浴だが、朝7〜10時は女性専用になる。
 夕食はお部屋で芸術的な料理をいただく。前菜は砧巻き(蟹、菊、菜の花)・錦糸巻き(鮭、きゅうり、卵)の酢の物。お刺身(こんにゃくも)。大根のサラダ(かいわれ、大根、沢庵)。茶鍋(9種類のお茶からダシを取っていて、クィーンポークの豚肉)。壷スープ(はすの実、かぼちゃの種などのお団子)。焼物は次の2種類から選ぶ。「風雷鳥のつくねとササミ」か「山女魚の塩焼き」。舌平目のクリーム煮。先京芋・干し柿・オクラの揚げ物。焼き筍。舞茸ご飯。
 電話:0278−72−3260。JR上越線「水上」駅下車、車で5分。予約すれば送迎あり。
http://www.seseragi.co.jp/

●3月6日
 北海道・羊蹄山の近くのニセコの昆布温泉。「ホテル甘露の森」。和モダン。確かに自然と融合しています。特別室は和室と寝室が別で、外に半露天風呂でかけ流しです。円形の自動ドア?がユニーク。2部屋だけで、1泊2食付き一人2.5万円〜(サ込・税別)。琉球畳特別室「銀」1.8万円〜。琉球畳デラックスルームは、1.2万円〜(62部屋)。料理も違うそうです。温泉は美人の湯。露天も雪を見ながらいい感じです。
 今回は特別室用の創作会席をレストランでいただいた。前菜(山菜山升漬・蛸スモーク)、豪華なお造り、毛ガニ洗い、蝦夷ばいがい(つぶ貝)はおいしいそうです。雲丹寄せ蒸し。魚介のパピヨット(包み焼き・白ワインとバター)はぽん酢で食べる。白老牛フィレステーキには「大根とフォアグラとじゃがいも」がついていて、とてもおいしいそうです。手毬寿し、天婦羅、山菜と帆立の炊き込み御飯。
 電話:0136−58−3800。JR函館本線「ニセコ」駅下車、車で10分。予約をすれば、送迎有り。
http://www.kanronomori.com/

●3月13日
 北海道千歳市支笏湖温泉「支笏湖第一寶亭留・翠山亭」。湖畔に2002年9月1日オープン。宿の中は和風の落ち着いた雰囲気。今回は露天風呂付特別客室「萌葱(もえぎ)」。24畳の広さ+6畳の次の間。かけ流しの温泉のマイ露天風呂。1泊2食付き一人2.95万円〜(サ込・税別)。この手は4室。他は一人1.9万円〜。別に貸切露天風呂40分3000円、60分4000円もある。大浴場の露天風呂もまだまだ雪見風呂が楽しめる。
 食事処「苔庵(たいあん)」は、いろりや、古木を多く使用した和モダン。前菜は北海道産のものを多く使用。地場産とまとの春野菜添え。お造りは毛蟹洗い・牡丹海老・真ぞい。北寄(ほっけ)と雲丹の柳川風。炊き合わせは桜新丈・鯛の真子・天豆・ふき。帆立焼き霜も色彩がきれい。石焼は活アワビ・平取壷和牛。揚げ物はヒメマス・うど・こごみ。竹炭を入れたご飯。
 電話:0123−25−2323。JR千歳線「千歳」駅から送迎バスで約30分。要予約
http://www.jyozankei-daiichi.co.jp/

●3月20日
 沖縄・八重島諸島の小浜島。周囲16.6km、広大なさとうきび畑が広がる。「Villa Hapira Pana(ヴィラ・ハピラ・パナ)」。南国のリゾートという感じ。ハピラは蝶々、パナは岬。木を多く使ったアジアン・テイスト。ロビーは吹き抜けが気持ちいい。敷地面積120ヘクタール、8つのコテージ、52部屋。高いので3階。今回は3012号室。1泊朝食付き一人1.71万円〜(サ込・税別)。窓からは海がきれいに見える。隣は敷地内のゴルフ場。日本最南端のゴルフ場です(笑)ハイムルミラージュ・カントリークラブ18ホール・乗用カートセルフプレーでひとり10300円〜。
 夕食は懐石コース以外にはブフェ形式の沖縄料理がついている。テラス席でいただいた。お造り(トンボマグロ、カジキマグロ)。天婦羅(パパイヤとか)。今回はバーベキュー1人6300円のコース(サ込・税別)。石垣牛・伊勢エビをおろしポン酢で。
 電話:0980−84−6300。石垣島から定期船で25分、小浜港から送迎車で10分。要予約。
http://www.nanseirakuen.net/

●3月27日
 沖縄県宮古島から高速船で15分の伊良部島。「Villabu Resort」。入口はサンゴの壁の中にあり、平屋建だが、リラックスできそうな感じ。外には海が見えるテラス席。去年の11月に完成し、4月に正式オープン。全室6室で全室ヴィラ、全室スィート。アジアン・スタイルで白が基調。テラスには2x10m程度のプライベートプール付きで広いプールサイド。アメニティもフランス製のロクシタン?。今回は4号棟で1泊朝食付きで一人2.97万円〜(税サ別)。エステはハワイアン・ロミロミマッサージで全身コース70分1.2万円〜(要予約)。
 夕食はレストランでシェフのお勧めディナー。今回は一人7000円〜(税サ別)のコース。近海魚のカルパッチョ、グルクン(沖縄の県魚)のイタリア風フリッター。ハーブサラダ。アロエのコンソメスープ。近海魚のバナナ包み。魚はミーバイ(カンモンハタ)という高級魚。宮古牛のステーキ。食後は地元の方達が演奏する三線ライブ(週2回位)も鑑賞できる。夕飯は3500円〜もあ る。
 電話:0980−78−6777。宮古空港から車約10分で平良港、定期船で約15分、伊良部島の佐良浜港から車で10分。予約すると送迎あり。
http://www.villabu.jp/

●4月3日
 静岡県伊豆市月ヶ瀬温泉の旅館「月ヶ瀬」。元々はある人の別荘だった。近くに浄蓮の滝・旧天城トンネルがある、のどかな場所。月がきれいな名所です。池にはにしき鯉もいる。昔ながらの日本家屋風。50年目だそうです。今回は、「井筒」の間。イスタイプのこたつもある。ウッドテラスも広く、夕涼みに最適。100%かけ流しのマイ露天風呂付き。1泊2食付き一人2.63万円〜(税・サ込み)。標準タイプは1.58万円〜。原泉を3本持っているので、露天風呂、内風呂も豊富。1本はプールに使うそうです。
 夕食はお部屋で。ひすい豆腐(グリーンピースをうらごししている)。前菜はいろいろな野菜とサーモン、子持ち昆布、はまぐり、いくら、など。お造り(まぐろ、いか、たいら貝、鯛、伊勢エビなど)。鴨鍋。牛シチューパイ包み焼き。鰆(さわら)菜の花焼き。桜むし(ウナギ入り)。焚き合わせ。酢の物(さよりのきぬた巻き)。特製のレモンムース。
 電話:0558−85−0230。東海道新幹線「三島」駅乗り換え、伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バスで20分で、「月ヶ瀬温泉」バス停下車、徒歩3分。
http://tabi.joy.ne.jp/tsukigase/

●4月10日
 静岡県東伊豆・稲取漁港のすぐそばの「石花海(せのうみ)」。サブタイトルは「おいしい魚の棲むお宿」。2003年7月にリニューアル。玄関には豪快な海の景色、木の香りの廊下を通って海の展望が広がるロビー。玄関先に「女将の部屋」というのがあり、女将さんの手作りの吊るし雛などの作品が置いてある。今回は2間続きのゆったりした413号室。魚の絵も女将さんの作品。障子を開けるとマイ露天風呂。さざ波の音を聞きながら入るかけ流しの露天風呂は最高。ここは1泊2食付きで一人2.835万円〜(税サ込み)。他にも和風ツインは1.98万円〜。特別室はバリアフリー対応で3.675万円〜。展望露天風呂は見事なオーシャンビューというか、すぐ下が海!内風呂も開放感たっぷり。
 夕食は個室タイプのお食事処。先付けはごま豆腐。青なまこの酢の物。前菜は季節の五点盛り。金目(鯛)のそめあん。魚介類のカルパッチョ。あこうだいの鍋。筍田楽は女性に大人気。舟盛り(まぐろ、さざえ、伊勢エビ、あこうだい、など)。漁師焼き(あわび、伊勢エビ、サザエ)。金目鯛の煮付け。
 電話:0557−95−2231。JR熱海駅乗り換え、伊豆急行「伊豆稲取」駅から送迎車で5分。
http://www.senoumi.jp

●4月17日
 熊本県黒川温泉の高台にある「旅館 こうの湯」。1年半前にオープン。普通の民家が並んでいるような感じの離れというか長屋の続きのような形式。今回は、「やまつばき」の部屋で、1階にはマッサージチェア、露天風呂。全室にこれらはついています。寝室は2階。1泊2食付き一人21150円(税サ込み)〜。お風呂は泥色。立湯で1.5mの深さがある。寝湯のもある。平屋の離れもある。離れの大浴場「森の湯」にも入れるし、小さい洞窟もある。源泉は2種類。 夕食はお食事処2ヶ所ある。今回は喫茶室で。馬刺し、のれそれの紀州和え、筍の木の芽焼き、春芽黄身芥子和え、蛤の当座煮、手長エビの揚げ物、牛蒡の八幡巻き。凍った石の上の刺身(平目、サヨリ、鱒)。豊後牛炭焼きロースト。日向地鶏の参鶏湯風。稲庭うどん。川茸と薄菜の吸酢和え(じゅん菜入りでグラスで飲む)。ご飯と赤出汁。じゃーじー牛乳と地鶏卵のぷでぃんぐ。
 電話:0967−48−8700。JR「阿蘇」駅下車、九州横断バスで1時間、「黒川温泉」バス停下車。ここから送迎車(要予約)で約10分。
http://www.kounoyu.jp/

●4月24日
 熊本県阿蘇・滝壷温泉の「お宿 花風月」。素朴な民家風。全9室はなれで露天風呂付き。古物商の資格をもつご主人。中庭の木々などでうまくプライバシーを保護している。今回は「月」の間。こたつもある。和室だがベッドもあり、2つの露天風呂付き。1泊2食付き一人1.91万円〜(税サ込み)。他にもログハウス風のものもある(一人1.59万円〜)。滝見風呂は滝が目の前でいいです! お部屋にはバスキャンドルが用意されており、露天風呂に浮かべて入浴できる。
 夕食はお食事処。季節乃彩り碗(つくし入り)。前菜はワラビ寿司、海老のカステラ、筍の田楽、のびる白みそぐるぐる巻き、ウドの梅肉和え。わらびとせりの白和え。ぜんまいとたけのこの煮物。ドジョウ南蛮漬。刺身(サーモン、いずみ鯛、甘海老)。馬刺し2種盛り。山女魚塩焼き。四季乃山菜天ぷら。肥後牛しゃぶしゃぶ。自家製地米・なめこ赤出汁。宿オリジナルジャージアイス。
 電話:0967−44−0277。JR「阿蘇」駅下車、九州横断バスで約1時間、「黒川温泉」バス停下車、車で10分。予約すれば送迎あり。

●5月1日
 栃木県那須「那須Resort倶楽部 喜美の森」。建物もロビーもスケールが大きい感じ。吹き抜けは15mなど、木のぬくもりを感じる斬新な造り。今回はスィートの201号室。アジアンテイスト風で、天蓋付きベッド。テラスにはジャクージ。1泊朝食付き1人2.1万円〜(税サ込み)。メゾネットタイプで1人13650円〜。ペットと共に泊まれる204号室は1人9450円〜で犬は1匹約3150円。2匹目は+1050円。女性専用露天風呂はバリ島風。広くて開放的です。男性用は和風。野外にある?露天風呂「義経の湯」は自然の中にありますねぇ。犬とも入れる(笑)キッズルームもある。ゴルフ場も隣接。1コース8000円〜。女性のみのエステは「アクア」アロマオリルマッサージ(30分)4200円。
 レストラン「エルミタージュ」では犬と共に食事が可能。今回はレストラン「アモリール」で「喜美の森Bコース」5250円をいただいた。シェフのおすすめ前菜は山菜系が中心(わらびのムースなど)。春鰹のカルパッチョ。蕎麦の実のスープ。鯛のヴァブール。那須牛ステーキ。デザートはチーズケーキとチョコレートアイス。
 電話:0287−75−2300。東北新幹線「那須塩原」駅下車、送迎バスで約30分(要予約)。
http://www.kiminomori.net/

●5月8日
 栃木県日光・中禅寺湖畔の「眺山の郷 楓雅(ふうが)」。ロビーは鮮やかな色あいの絨毯などを使用。作りが変わっている。廊下も中国の回廊風?今回は「かきつばた」の部屋403号室で、机の上には帯が敷いてあった。5月半ば過ぎまで男体山に雪が見える。1泊2食付きで一人3.5万円〜(税サ込)。人気の貸切露天風呂に入ったが、広い。今後、温泉にする予定だそうです。
 夕食は、料亭「志野(しの)」のお部屋でいただいた。前菜は一つ一つに手がかかっているのがわかる。洋海鮮は八汐鱒(やしおます)。春菊すり流し。那須牛野菜巻・日光湯波巻。蒸し鮑、栃木産冬瓜鍋。カンテキ柏葉焼き。稚鮎清流盛り。鮪ステーキと栃木山菜添えは、絶品!だそうです。湯葉揚げだし・白髪葱添え。白魚と筍の玉子とじ丼。デザート。
 電話:0288−55−1122、0120−626−810。JR「日光」駅または東武「東武日光」駅から、東武バスで約40分、「中禅寺温泉」バス停下車、徒歩10分。日光駅・東武日光駅より予約すれば送迎バスあり。
http://www.nikko-hotelfuga.com/

●5月15日
 山梨県塩山市の「笛吹川温泉 坐忘(ざぼう)」。この温泉に1軒しかない。座って何もかも忘れて〜って意味らしい。渡辺オーナーが遊び心で造った珍しい洞窟風呂がある。本館の裏手には離れがある。今回は離れの金峰。マイ露天風呂付きで、1泊2食付き一人約2万円〜(税サ込み)。本館だと15750円〜。本館の隣には、大浴場。ここは日帰り利用も可能。洞窟風呂は夜に行ってみた。中には仏像が8つも並んでいる通路が30m。洞窟の奥がお風呂。神秘的です。混浴ですが、女性専用の時間もあります。
 夕食はお食事処。豆腐懐石コース。前菜。タラの芽白かけ。鍋で湯葉とお豆腐をつくる。お吸い物。お造り(刺身こんにゅく、湯葉さし)。穴子湯葉蒸し(茶碗蒸し)。焼き物(豆腐の田楽、筍など)。すくい豆富。山菜と豆富の揚げ物。竹の子ご飯。にすることで気軽に宿泊できる。他にも季節の懐石コースもあります。
 電話:0553−32−0015。JR中央本線「塩山」駅下車、車で10分。予約すれば送迎あり。
http://www.fuefukigawaonsen.com/

●5月22日
 山梨県・石和(いさわ)温泉「石和名湯館 糸柳」。駅から徒歩3分。敷地面積3000坪なのに、街中にある。和風の建物。今回は502号室。純和風の部屋で、明るくすっきりしている。1泊2食付き2名利用1人15900円〜(税サ込)。313号室は13800円〜。お風呂は名湯館というだけあって、露天も広い。木でできた古い感じの「奥の湯万葉」に入った。昼は男女兼用だが、夜は貸切にできる。湯質がいいそうです。午後4−7時のお風呂上りには、ワイン・生ビール・ジュースなどのドリンクのサービスもあります。
 お食事処で夕食。先付けはエビとキャビア、フォアグラ、こうしん大根。前菜は筍など。三色そうめん。お造り。洋皿は山梨の郷土料理、煮貝など。煮物はさといもなど。順才酢は、下にずわい蟹の煮こごり。甲州牛石焼きステーキ。鰻の小袖巻き寄せ酢は凝っています。鮎魚女・野菜の天ぷら。信玄地鶏ほうとう鍋(桃入り)。デザートは桃を使ったもの。
 電話:055−262−3141。JR中央本線「石和温泉」駅下車、徒歩3分。
http://www.itoyanagi.co.jp/

●6月5日
 神奈川県箱根温泉・「ホテル・マイユクール祥月」。マイユはフランス語でむすび目、クールは心という意味。今回は「展望風呂付スーペリアルーム」で、暖色系の部屋で、天井が高く、窓も大きくて、外には緑が見える。1泊2食付き1人26250円〜(税サ込み)。総檜造りの展望風呂付きスィートルームは一人25200円〜。ミディアムルームが18900円〜。ジャクージ付きの露天風呂は庭園露天風呂みたい。
 夕食はレストランで。前菜は「鴨の薫製と杏子のサンドイッチ」、「筍、ミニタルト詰めミートソース」、「白ずいき一口にぎり寿司」、「プチオニオン海老のマリネ串打ち」、「栗麩の蒲焼き」。「アーモンドのスープ」。「お造り」。「揚げ物」は湯葉で包んで揚げてある。「一口変わりうどん」はトマト味で、氷の上で冷やしてある。「炊き合わせ」。「イベリコ豚 炭焼き」は、イベリア半島の豚はどんぐりだけを食べていて、余計な脂がなく、しつこくなくうまいそうです。デザートは「黒豆 豆乳 豆腐」で女性に人気。
 夕食後、和風バー「ひとくち」でくつろいだ。樹齢600年の楡の木でできた一枚板のカウンターがある。
 電話:0460−5−5748。箱根登山鉄道「箱根湯本」駅下車、徒歩10分。
http://www.shougetsu.co.jp/

●6月12日
 神奈川県箱根・塔之沢温泉「塔之沢 福住楼」は明治23年創業の文化財の御宿。夏目漱石や島崎藤村などの文人が数多く逗留していたそうです。1号線沿いだが、風格あるたたずまい。今回は「桜一」の部屋で、早川に面していて落ち着いた和室。1泊2食付き一人2.43万円(税サ込み)。「桐三」は川端康成が執筆していた部屋で1人21150円。「桜五」は一人24300円。温泉は名物の檜造り大丸(おおまる)風呂。大正時代からのもので、入ると緑がよく見えるようになっている。下にすのこが敷いてあって、その下から湯が沸きあがってくる。それを湧き水で温度を調節する。
 夕食はお部屋で。前菜をはじめ、最初に6品並んだ。お造り。酢の物は「鰹焼き霜造り」。「足柄牛の焼霜サラダ」。「油かます」についていたしょうがはツバメの形になっていて、間にはほたてがはさんであった。「鯛かぶと煮」。
 電話:0460−5−5301。箱根登山鉄道「塔之沢」駅下車、徒歩10分、または小田急電鉄「箱根湯本」駅下車、観光協会前発着場より共同運行送迎バス(100円)で約5分。
http://www.fukuzumi-ro.com

●6月19日
 新潟県妙高高原・池の平温泉「須弥山の湯 一の宿 元(げん)」。白樺林に囲まれた癒しのお宿。去年の5月にリニューアルされた和モダンな雰囲気。入口にはWelcome back A Gen と書いてあって、洒落ている。ロビーも下は土間。癒された後に元気を与えたいという。Gにこだわっている。ガラスのペン、弦楽器、ここのトイレはGにいいそうです(笑)部屋は落ち着いた感じの和室。全14室の中でマイ露天風呂は3室。これから増やすそうです。今回は「水仙」で1泊2食付き1人26250円〜(税込み)。スタンダードは15750円〜。雪よけをイメージした通路。その先はお風呂。500円ですが、桶に升酒を入れて飲むサービスもある。
 料理は。先付けは「うに入りオクラ饅頭」、前菜はカゴがのってくるのでワクワクします。鰻パイ焼きなど色合いがいい。キス姿造り。つつのめという地元の魚のお刺身。越後根菜もちもち鍋。これにはゆずポン酢を加えたり、オリジナルの味噌をといたり、かんずりというピリ辛のものを加えてもいい。炊き合わせはタコがすごくおいしかったそうです。戸隠手打ち蕎麦。天婦羅。
 朝食は大きなかまどで炊いた新潟産のコシヒカリをいただける。16品のおかずと一緒にいただきます。これがおいしいそうです。
 電話:0255−86−3000。JR信越線「妙高高原」駅下車から車で約5分。予約すれば送迎あり
http://yado-gen.com/

●6月26日
 富山県大沢野町神通峡春日温泉・「神通峡春日温泉 リバーリトリート 雅樂倶」。ロビーの赤い大きなオブジェが印象的。美術館みたいな感じで、個性のあるイス、窓からの景色も絵のようです。ロビーのすぐ横には 4th museum という美術館もある。今回は洋室スイート(201号室:ジャグジー風呂付)1泊2食付き32750円〜(税込み)。入口も広く、全部で17部屋あります。他にもデンマークの間は23250円〜、ギリシャの間は23250円〜。茶室「ぎほう軒」も大人気とか。温泉は原泉をそのまま使っていて癒しの空間となっている。和風と洋風の融合した宿と言える。女性にはアロマエステもある。30分コースで4725円〜。
 夕食は「風恋花」で。「季節のオードブル5種盛り合わせ」は「じゅんさいとグレープフルーツ」、「ローストビーフ」、「平目の柚子ソース」、「ホワイトアスパラガスのムース」。料理長さんはお客さんに喜ぶ料理を作るように言われているそうです。「鯛のポワレ」、「フォアグラのソテー」、「アワビと赤イカの石焼」、「近江牛のステーキ」など、料理がすごいです。面白い料理長と話ができるカウンター席が大人気だそうです。
 電話:076−467−5550。JR高山本線「笹津」駅下車、徒歩約10分。空港・駅からは送迎があるが、有料。
http://www.garaku.co.jp/

●7月3日
 長野県・白骨温泉「湯元齋藤旅館」。白骨温泉自体が山の中にあるが、ここはさらに奥にある。260年前に湯屋としてできて、明治10年頃に創業。昨年12月にリニューアルした。かつて多くの文人が逗留していた。今回は5408竜之助の間。中里介山の大菩薩峠の主人公の名前による。木がふんだんに使われている。窓からの森の景色もすごくいいです。1泊2食付き1人33750円〜(税サ込み)。ここの湯は出てきたときは透明だけど、次第に白濁していくそうです。
 夕食はお食事処。先付け、前菜(山うどなど:標高が高いからおいしいのか?)、御碗(はも、つる菜すまし仕立て)、造り(カツオたたき、すずき?洗い、岩魚、鮪、鱒昆布じめ)。水煙蒸し(だったんソバと笹の香りが地鶏やマスを黒ごまの特製たれでいただく)。岩魚田楽。山菜天ぷら。りんごで育った信州牛ステーキ。麦めし、とろろ汁。
 電話:0263−93−2311。JR「松本」駅下車、松本電鉄の終点「新島々」駅下車、バス・55分、「白骨温泉」バス停下車、徒歩5分。「白骨温泉」バス停より送迎あり。
http://www.shirahone.org/saitou/

●7月10日
 長野県蓼科高原の高級リゾート「蓼科ブライトン倶楽部」。標高1300mの洋風の2階建。以前は会員制のリゾートホテルだったが、4年前から一般に公開している。ロビーも豪華。今回は406号室、1泊2食付き1名34650円〜(税・サ込)。全室、応接室があり、2階に寝室があるメゾネットタイプ。窓を開けると森の音が聞こえてくる。お風呂でも聞こえる。車で15分で天然温泉「蓼ゆ」がある。手作り感覚の小屋でできていて、木々の中にポツンとある。いいお湯が出るからここにしたらしい。横にはイスなどもある。男女入れ替え制になっている。
 10万本収納可能なワインカーブがある。夕食は和食か洋食が選べる。今回は洋食。「大鱒と湯葉とのマリネ」、「カツオのロースト、香草のソース」、「ジャガイモとモロヘイヤの冷製2色スープ」、「手長エビのポワレ、アメリケーヌソースと共に」、「軽く煮込んだ蓼科和牛と自家製エゴマのピューレ添え」、「宮坂さん家のトマト、菜園のハーブサラダ」、「デザート」。野菜がすごくおいしくて、特にトマトが絶品のようです。ここで野菜もつくっているようです。
 電話:0266−67−5511。JR中央本線「茅野」駅下車、メルヘン街道バス「緑山停留所」下車すぐ。または駅からタクシーで25分。
http://www.brightonhotels.co.jp/

●7月17日
 北海道函館・湯の川温泉「想い出づくりの宿飛天 夢窓庵」。豪華なホテルで、香の香りがする。夢窓庵は特別室で、フロントを素通りして、11階にあるところでチェックイン。11階と12階が夢窓庵で、今年5月に改装。今回は1207号室「花の色」。和室と洋室ベッドで、1泊2食付き31650円〜(税・サ込み)。かけ流しの温泉付きで、檜の香りがすごいそうです。お風呂から函館空港の滑走路も見えます。夜はとてもきれいだそうです。女性限定の「岩盤風呂」がある。温泉の熱を利用して岩盤を暖めてあり、その上に寝るという。結構熱いそうです。岩盤風呂に入ると、マイナスイオンと遠赤外線でお肌がつるつるになるそうです。
 夕食はお食事処「北前」で創作懐石。「五味菜涼風盛り」、「椀物」は魚麺、尊菜、氷柱烏賊。「造里」はまぐろ、ぼたんえび、ほっき貝、数の子、イカの活造り。ゲソが逃げて行きました(笑)。大沼牛しゃぶしゃぶ、(昆布だし)豆乳仕立て。鮑塩焼き、特製の赤ワインソースかけ。煮物(きんきなど)。手打ちそば。「山の幸の小さな小舟」はアスパラガス、じゃがいもなどをバターと牛乳のおだしでいただく煮物。「酢の物」。しめの「五穀米」はいくら丼でした。
 電話:0138−59−3556(受付9時〜21時)。函館空港からタクシーで10分。または、JR「函館」駅下車、路面電車・函館市電「函館駅前停留所」から30分、「湯の川温泉停留所」下車、徒歩3分。
http://www.noguchi-k.co.jp/hiten/musou/index.html

●7月24日
 北海道帯広・十勝川温泉「十勝川第一ホテル別館 三余庵」。今年オープンしたお洒落なホテル。和モダン。ロビーには竹や枯れ木もある。敷地も広々していて開放的。廊下は暗い。今回の部屋は「浮雲」で、部屋は昔の民家の土間をあがる雰囲気だが、明るい色を使用。壁もラワン葺き。1泊2食付き一人4万円〜(税サ込)。部屋付きの温泉は檜風呂。
 植物性モール温泉。世界にもこことドイツのバーデンにしかない植物性の温泉です。お肌にとってもいいそうです。大浴場も開放的。透明なコーヒー色で、つるつるさ加減が、お風呂から出たくない感じ。全身にかたくり粉をまぶされて湯引きされている感じだそうです。アロマテラピーサロンでフットトリートメントコース50分4200円。
 食事はレストラン。「先付け」は帆立、アスパラ、じゃがいも、地鶏、紅鮭。「前菜」は5品。「椀盛」はあわびとウニをあしらったもの。ジャガイモと白身魚を湯葉で包んである。「お造り」は伊勢海老、北寄貝、ソイ。「やまめ塩焼き」。「笹寄豆腐」。「十勝牛肉炭焼き」牛蒡とバルサミコのソース。「網走産キンキ煮付け」。ここでご飯を要望される人も多いとか。「トキシラズ鮭茶漬け」。
 JR帯広駅から車で15分。帯広空港から車で30分。予約すれば送迎あり。田中義剛さんの花畑牧場も近いです。
http://www.sanyoan.com/

●8月7日
 高校野球のために、1時間に短縮されて放送なし。

●8月14日
 高校野球のために番組はなかった。岩手県「ゆこたんの森」。
http://www.iwate21.net/yukotan/

●8月21日
 岩手県盛岡市の御所湖にある「つなぎ温泉 ひぃなの丘 湖山荘」。源泉は84度。のどかな風景、「家族が家族をもてなす」のがコンセプトらしい。はなれは平屋で新築の和のテイスト。今回は「湖鏡」の間。おうちの感じで、イロリまである。目の前は御所湖。青森ヒバで作ったマイお風呂があるが7−8人入れるくらいに広い。1泊2食付き一人25200円〜(税サ込み)。900年の歴史があるつなぎ温泉だけに、お湯の質がとてもいいそうです。本館だと一人13125円〜。大浴場は露天で男女あわせて100坪以上ある。日帰り入浴もやっている。
 夕食は部屋でイロリ料理で天然の素材にこだわっている。地鶏味噌、蓴菜(じゅんさい)梅風味、山川の幸。「川魚の刺身」は冷たい石の上にのっていて、岩魚のタタキでした。囲炉裏で地鶏鍋(南部かしわ鶏)。季節のお野菜。「ふるさとの記憶」と名づけられた岩魚の昆布じめ。枝豆ごはん。苺アイスクリーム。
 電話:019−689−2658。東北新幹線「盛岡」駅から車で約30分。または、秋田新幹線田沢湖線「雫石」駅下車、車で15分。雫石駅から予約すれば、無料送迎あり。
http://www.furusato-no-kioku.net/

●8月28日
 京都市左京区大原の「大原温泉 旬味草菜・お宿 芹生」。三千院のすぐ隣。当然和風で平屋か二階建てです。7月6日に温泉が開湯した。今回は「椿」の間で、ベージュ系で和洋室タイプで1泊2食付き一人19635円〜(税サ込み)。和室タイプ「秋月」も同額。庭には小さいけど「水琴窟」がある。耳をすまして聞くと、水のしずくの落ちる音が共鳴して聞こえる。きれいな音です。お湯は少しとろみがある感じ。川の上に床も作ってあって、夕涼みできる。
 夕食はお食事処。「先付け」は地鶏の冷製仕立て、琵琶鱒の昆布締め。「中八寸」は鮎寿司、甘鯛、山百合などが並び、色合いがとてもきれい。「冷やし鉢」は鯛の煮凝り。「涼みやぐら」は「アフタヌーンティ」に出てくるケーキが乗っている入れ物の和風版。ここで純米大吟醸「玉乃光」もいただいた。飲んだ後に口の中に花の香りが広がるそうです。「貝柱真蒸 三色流し」。鮎清流焼き。「酢の物」は地鶏と野菜の梅じそ風味。「自家製野菜の油物」は唐辛子となす。「占地味飯と赤だし」。日帰り入浴プランもある。
 電話:075−744−2301。JR京都駅から地下鉄烏丸線「国際会館」駅下車(タクシーで15分)、市バスで「大原」バス停下車。徒歩10分。10名以上だと国際会館駅から無料送迎バスがある。
http://www.seryo.co.jp/

●9月4日
 熊本県阿蘇の大人気の黒川温泉「黒川温泉ふじ屋」。昔の日本のお家みたいなレトロな木造りの旅籠をイメージした純和風。35年の歴史があるが、昨年リニューアルした。入口に下駄箱もある。今回は角部屋で一番眺めがいい「木」の間。目の前が川。1泊2食付き一人16800円〜(税サ込み)。みんな川の方から宿の写真を撮っていたそうです。目の前が原泉で、露天風呂はないが、外が開いているので、半露天風。どうしても露天に入りたいという人は、「入湯手形」を買って、まわったらいいです。
 夕食はお食事処。前菜は鴨のローストと鰻の薫製。阿蘇地鶏のすき焼き(二人前)。1年じゅう鍋が出るそうです。「里のお造り」には、やまめの洗いも馬刺しもある。「川鱒の西京焼きと秋の野菜」では、杉板の包みに魚が入っている。「麦とろと山女のわんたん」では、自然薯のとろろ汁をかけた麦とろ。テーブル毎に炊いてくれるそうです。漬物。山いものすり身の入ったわんたん。
 電話:0967−48−8117。熊本駅から九州横断バスで2時間30分、「黒川温泉」バス停下車、徒歩15分。予約すればバス停から送迎がある。

●9月11日
 熊本県山鹿市平山温泉「ほたるの長屋」。1日2組限定、はなれが2つあるだけでロビーなし。普通のお家です。いろりが切ってあるが、夏はお花が飾ってある。ガラスとか懐かしい感じがするものを使っている。1泊2食付き1人2.1万円〜(税サ込)。浴槽もレトロな感じ。マイ露天風呂もあるが、机がついている(笑)本も読めるし、お酒も飲めるし、将棋もできる(笑)お湯はアルカリ性で、うなぎ湯で、つるつるで化粧水に入っている感じ。九州中の温泉はほとんど回ったという温泉マニアの福岡に住んでいたオーナーがここ平山温泉の湯に惚れ込んでこの地に建てたそうです。でも、隣?との境が竹の柵なので、見えそう(笑)別棟で7つの貸切のお風呂もあり、日帰り入浴も可能。源泉100%かけ流しのお湯です。
 夕食は創作懐石。「前菜」は、「白ずいきと特製ソース」、「落ち小芋田楽・栗みたて海老」、「蛸とたたきオクラの吸い酢」、「若鮎の田楽」、「肥後三彩(馬刺し、からし蓮根、ぐるぐる)」で見事です。「まぐろのかまのあぶり焼き」。「平目のお造り」。「栗のスープ」は甘くて、ヘーゼルナッツというかモンブラン・ケーキ風味だそうです。「旭蟹の丸蒸し」は手足よりも胴体にお肉がついていて、蟹味が強いそうです。「茄子といちじくの湯葉あんかけ」。「合鴨のほうば焼き」はベーコンみたいに見えるが、包んで焼いてある。「南関素麺」。最後は、お釜で炊いたご飯、お味噌汁、お漬物。
 電話:0968−48−1222。JR大牟田駅から車で30分。熊本空港から車で20分。
http://www.hotarunonagaya.jp/

●9月18日
 福島県須賀川市「おとぎの宿 米屋」。今回のために、松明祭りの松明がロビーに置いてあった。おとぎ話をコンセプトにしてあり、今回は「かぐや姫」で、畳の上にベッド。外には信楽焼きのマイ露天風呂もある。アルカリ性で美人の湯だと言われている。1泊2食付(税サ込)1名26400円〜。新しい「さと」の間は、ウッドデッキに露天風呂付きで一人31650円〜。
 夕食はお食事処。前菜からデザートまでお米が入っているお米会席。「前菜」。「鱈場蟹の飯蒸し」。「土瓶蒸し」は黒米ベースのだし。「フォアグラと大根」では、大根の下ごしらえに糠を使っている。「茄子の宝石箱」ではライス・ペーパーを使用している。あんも重湯のチリソースを使っている。「俵揚げ」。「福島牛のサーロイン石焼」では、麹味噌で漬け込んだお肉を使っている。「炊き込み御飯」はきのこを使用。
 電話:0248−62−7200。JR東北本線「須賀川」駅、車で10分。予約すれば送迎あり。
http://www.e-yoneya.com/

●9月25日
 栃木県那須塩原温泉郷の福渡(ふくわた)温泉。近くには公共露天風呂が7箇所あり、200円で入れる。川沿いにあり、ポコポコなっているので、本当の原泉で濁っているのもあります。「湯ったりの宿 松楓楼 松屋」は3階建の建物。今回は4月にリニューアルした108号室で川にせりだしたウッドデッキにマイ露天風呂付き。原泉は60度弱なので、少し温度が高め。1泊朝食付きで1人21150円〜(税サ込)。
 夕食はいくつかのコースから選べる。今回は竹のコースで、7350円。先付け(嶺丘豆腐、クリーム西京味噌)、松茸土瓶蒸し、向付(日光湯葉、イクラ、岩魚、鮪)、塩原大根べっ甲煮・落ち鮎柚香揚げ、八汐鱒けんちん焼き、鉄板焼き・栃木牛ステーキまたは海鮮焼き、空也蒸し(精進料理のひとつで、茶碗蒸しの中にお豆腐が入っている)、鰻湯葉黄身衣揚げ、土佐酢ゼリー寄せ。
 電話:0287−32−2003。東北新幹線「那須塩原」駅下車、JRバス「塩原温泉」行きで約40分、「塩原福渡」バス停下車、徒歩3分。
http://www.matsuya.org/

●10月2日
 神奈川県湯河原町高台にある「旅館 幸太荘」。普通の品のいいお家っぽい感じ。今回は「紅葉」の間。和室で、庭にマイ露天風呂付きで、1泊2食付きで一人2.64万円〜(税サ込)。反対側の窓からは海が見え、下にはみかんがなっていて、秋にはみかん狩りができるそうです。
 夕食は前菜、松茸と海老進丈のつぼ蒸し、季節の地魚舟盛り(ホウボウなど、その日に真鶴港に上がったもの)、地鯵の磯焼き(ここのみかん添えでとてもおいしいそうです)、鮑の踊り焼き(少しなまで踊っている時に食べるのがおいしいとか)、野菜の炊き合わせ、柚子シャーベット。「穴子の熱々唐揚げ、香り野菜添え」はサラダのような感覚で食べられる。「琥珀和え」。別料金で「鬼かさごの煮付け」3000円〜があるそうですが、おいしいそうです。
 電話:0465−64−2525。JR東海道線「真鶴」駅下車、バスで約10分の「白沼田」バス停下車、徒歩3分。
http://www13.ocn.ne.jp/~koutasou/index.html

●10月9日
 神奈川県箱根・強羅温泉「和の宿 華ごころ」。別荘が立ち並ぶ場所にある。今年4月にオープンしたばかり。高台にあるので、眺めがとてもいい。館内は和モダンな感じ。8室あり、貸切風呂が8つある。予約の時にでも予約しておくのがよい。温泉は湯の花がお風呂の底にたまっているほど白く濁っている。バスローブとソファも用意してあって、内線で頼めばお酒も持ってきてもらえる。今回は「詠花」で1泊2食付き1人4.3万円〜(税サ込)。隠れた部屋がいくつかあります。
 夕食は部屋で純和風の懐石料理。前菜、松茸土瓶蒸し、造里(真鶴からその日に直送した魚・伊勢海老、この日はトロがおいしかった!)、金目鯛丹波蒸し(松茸、栗、自然薯入り)、秋刀魚帆立ムース焼き、足柄牛白湯鍋(豆乳仕立てのだし)、鱸(すずき)アボガド磯部揚げ、柿釜白和え、栗ご飯、鰯のつみれ汁など、凝った料理が多い。
 電話:0460−2−5556。箱根登山鉄道「強羅」駅ケーブルカー・約10分、「そううんざん早雲山」下車、徒歩3分。強羅駅から予約すれば送迎がある。
http://www.hanagokoro.info/

●10月16日
 長野県松本市浅間温泉「本棟造りの宿 菊之湯」。家屋は本棟造りという造り方。ロビーは純和風。アンティークな調度品は巨大なオルゴール。今回は「ふるさと」の間。入るとおやきが出てくる。天井もすす竹みたいな感じで凝っている。1泊2食付1人1.9万円〜(税サ込)。「もみ」の間は3.17万円〜など全17部屋。大浴場の「菊風呂」の中には大理石の菊のオブジェが2つ。
 夕食はお部屋で。「先附」は松の実や柿などの白和え。前菜。馬刺し(ネギにも自信があるそうです)。煮物椀(松茸、ほたて真丈)。子持ち鮎。「黒米の飯蒸」は相当おいしかったそうです。「焚き合わせ」は、レンコン、インゲン、ガニ丸。「信州そば粉ステーキ」はバターで焼いてあって香ばしくておいしいそうです。「菊花寄せ」は酢のもの。
 電話:0263−46−2300。JR篠ノ井線「松本」駅下車、松本電鉄バスで約20分、「下浅間」バス停下車、徒歩1分。
http://kikunoyu.com/

●10月23日
 長野県安曇野の穂高町「お宿 なごみ野」。4500坪の広大な林の中にたつ宿。和のセンスのいい入口、木をふんだんに使ったロビーと廊下。館内にはのんびりくつろげる喫茶コーナーがある。旅行好きのオーナーが安曇野の自然に魅せられて3年前にオープンした。今回は「むしかり」101号室。木肌をうまく使ったお部屋。1泊2食付16950円(税サ込)〜。庭の木には鳥の巣箱もあるが、雑木林の感じがいい。古代檜の八角形のお風呂など、木々に囲まれている。大浴場も開放的。泊まるだけのコースや朝ご飯だけのコースもあります。
 夕食は4月にできたお食事処でいただいた。先付けは長芋紅葉和えで、明太子を紅葉に見立てている。前菜は栗、銀杏など。椀物は玉子豆腐葛揚げ、焼き松茸。川魚三種盛りは、大川鱒、大岩魚、信濃雪鱒。「岩魚の信州リンゴ焼き」は、岩魚の姿造りの胴体部分がリンゴ入りのグラタン風。煮物は信州牛白菜鳴門巻き。季節のきのこ鍋、食べた後に蕎麦を入れる。秋鮭とマコモダケのマリネ。栗ご飯。
 電話:0263−81−5566。JR大糸線「穂高」駅下車、タクシーで約10分。予約すれば送迎あり。
http://www.oyado-nagomino.com/

●11月6日
 高知県四万十川を望む高台にある「ホテル星羅四万十」。1階は石造り、2階はコンクリート、全体は高知の米倉をモチーフにして作られたモダンな感じ。星羅とは星を散りばめたという意味らしい。今回は307号室で、ベッドの和洋室。窓の外には四万十川と山が見える。1泊2食付き一人14700円〜(税サ込み)。305号室のツインは12600円〜。お風呂からも川が見える。
 夕食はお食事処でいただいた。先付けはハモの南蛮漬。前菜は川エビ(皮のまま食べる)など。鮪ひれ酢味噌かけ。鮎の塩焼き。ナマズの刺身(偶然網にかかったものを出すそうです)。ツガニと野菜の煮物。「青さのりの天ぷら」は、とてもおいしいそうです。(愛媛県の)ひめっこ地鶏のすき焼き。ご飯とおつゆと漬物。
 電話:0880−52−2225。JR予土線「江川崎」駅下車、車で約10分。駅から送迎車あり、要予約。
http://www7.ocn.ne.jp/~seira/

●11月13日
 愛媛県の四万十川の源流のひとつ滑床(なめとこ)渓谷にある「森の国ホテル」。つり橋を渡って、赤い屋根と白い壁が周囲の山々の景色に溶け込んだチロルの山荘のようなホテル。野生の猿がいるので、「猿注意」と書いてある。平成3年に町営ホテルとしてオープンした。山荘風だが、ラウンジには滑床から切り出した大木を使った柱、真中に据えられた本当に大きな暖炉と吹き抜け。造船所で造らせたそうです。今回は203号室で、ツインの洋室。1泊2食付き1人11550円〜(税込)。窓にも「猿に注意!」とあり、猿が窓を開けることもあり、テラスにも野生の猿が顔を出すそうです。温泉は原泉を車で持ってきているそうです。1ヶ月に何度も来る人も、暖炉のそばでずっと本を読んでいる人もいるそうです。
 夕食はレストランでいただいた。キノコのソテー・パイ重ね(ニジマスとアマゴ添え)。松野町産野菜スープ。宇和海産鯛の胡麻風味。鴨肉のロースト。牛ヒレ肉のロースト(バルサミコ酢の代わりに黒酢を使用)。デザートはラ・デセールで、クレーム・ブリュレとチョコレート・ケーキ。
 電話:0895−43−0331。JR予土線「松丸」駅下車、タクシーで20分。予約をすると送迎有。
http://www.morinokuni.or.jp/

●11月20日
 ビデオが不調だったのでHPから。山形県蔵王温泉の「深山荘 高見屋」。見晴らしのいい高台に建つ。1716年創業で、2003年12月に新しく全室露天風呂付きのスイート棟「離庵山水」を建てた。湯の花が浮かぶかけ流しの湯は、露天風呂や貸切風呂、足湯など、9つのお風呂で楽しむことができる。1泊2食付1人15900円〜(税サ込)。
 電話:023−694−9333。山形新幹線「山形」駅下車、蔵王温泉行きバスで45分、終点「蔵王温泉バスターミナル」から徒歩5分。バス停から送迎有。
http://www.zao.co.jp/

●11月27日
山形県鶴岡市閑静な温泉郷、湯田川温泉の「九兵衛旅館」。創業350年、女将さんで10代目の老舗旅館。昨年7月にリニューアルし、快適性と機能性を重視した空間となった。中庭を囲むようにコの字型に建物が配置。今回は「お月見」の間で、メゾネットタイプの客室で1階にリビング、2階に寝室、そして温泉付き。和室だけど若々しい感じで、畳は琉球畳で素足によい。1泊2食付き1人22200円〜(税サ込)。普通の和室だと15375円〜。大浴場「山の湯」は露天風呂付き、大浴場「川の湯」は淡水魚が泳ぐ水槽が見られる。藤沢周平は湯田川温泉で教員をした経験があり、女将はその教え子。館内には「藤沢周平コーナー」が設けられている。
 夕食はお部屋でいただいた。「手造りごま豆腐」。「前菜」。「旬の地魚お造り」の器は大根でできている。「由良港直送地魚握り寿し」は天然かんぱち、春子鯛、がさ海老。「焼き魚はたはた」は田楽と塩焼き。「じゃがいもあられ万十」。「山形牛のフィレステーキ」は醤油ベースの和風ソースでいただくが、ナスがのっている。「栗ごはん」。「自家製和風デザート」は果物と寒天。
 電話:0235−35−2777。JR羽越本線「鶴岡」駅下車、「湯田川温泉」行きバスで25分、「湯田川温泉」バス停下車すぐ。
http://www.kuheryokan.com/

●12月4日
 佐賀県嬉野温泉の「大正屋 椎葉山荘」。ロビーは木を使っていて、地下1階がレストランでロビーから見える。カジュアルな感じで、部屋ははなれ形式でいくつかの棟になっている。今回は「山桜 二の間」324号室。和室とベッド・ルームで山の景色がいい。目の前の山もここが買いとっている。露天風呂の「椎葉の湯」に入った。この温泉だけでもすごく有名で、福岡あたりから日帰りのお客が多いらしい。
 個室の食事処もある。全て盛り込み料理となっている。先付け、サーモンサラダ、炒り豆腐、蒟蒻とり味噌掛け、地丸吸い(スッポン)、刺身(平目、鰹)、やまめ煮浸し、がめ煮(筑前煮:昔は亀の肉が入っていて朝鮮出兵の際に食べられた:今は鶏肉)、佐賀牛のしゃぶしゃぶ。栗ご飯。焼き芋林檎。別注文で名物の「とろける温泉湯豆腐」2人前で1260円。
 電話:0954−42−3600。JR佐世保線「武雄温泉」駅下車、「嬉野温泉」行きバスで30分、「嬉野温泉」バス停下車、送迎車で5分。
http://www.shiibasanso.com/

●12月11日
 佐賀県唐津市「水野旅館」。古い日本の別荘で品が違う。武家屋敷門、数寄屋造りの純和風建築。昭和初期の建物を50年前に旅館にした。今回は「松」の間で、元茶室だったらしい?全室から海が見える。唐津城が見える部屋もある。1泊2食付1人2万円〜(税・サ込)。料理によって値段が変化。今回は2.5万円。アラ料理は3月まで。
 夕食は「あら」づくし。胡桃豆腐、とんさんなます(殿様が現地で喜ばれた料理にちなんで名づけられたお刺身:今回はアジ)、イカ活き造り、アラ薄引き(えら、皮、胃袋、肝、幽門など)、アラの鱗の唐揚げ、アラ煮付け、鮑酒蒸し、アラちり、雑炊。アラは捨てるところがないし、ゼラチン質がお肌にいいそうです。
 電話:0955−72−6201。JR筑肥線「唐津」駅下車、タクシーで約4分。
http://www.mizunoryokan.com/

●12月18日
 京都府京丹後市の「昭恋館 よ志のや」。幻のカニと言われている間人(たいざ)ガニが食べられる。濃い茶色の天井と壁で荘厳な感じの違う感じの和モダン。昭和のレトロな品が置いてある。今回は303号室「いそしぎ」の間。和室で窓の外には町並みと漁港が見える。1泊2食付1人36750円〜(税・サ込)。松葉がにだと23100円〜。天然温泉もあり、外国人の彫刻家の人が作成したというお風呂。入口も面白いし、お風呂の中も昭和の初期のイメージだけど洋風でもあるお洒落なところ。窓も広いし、お風呂も変わった形。露天風呂よりも開放感がある。
 夕食。「付きだし」は白えびとしび?という地元の魚、あん肝。間人ガニのかに刺し。「湯がに」は茹でてあり、みそがすごい。焼きがに。甲羅蒸し。かにすき。雑炊。
 電話:0772−75−2284。北近畿タンゴ鉄道・宮津線「網野」駅下車、送迎車で約20分。送迎は要予約。
http://www.taiza.jp/

●12月25日
 京都府奥伊根温泉の海に面した高台に立つ「奥伊根温泉 油屋本館」。ロビーの横の喫茶室ではずっと海を眺めていたい気分。今回は307号室の和室で明るく、海の眺めもいい。1泊2食付き1人17325円〜(税サ込み)。別館の和(なごみ)亭は今年6月に完成し、しっとりと落ち着いた雰囲気。オーナー自らが掘った温泉に入った。澄明だが、ぬるぬるしている。別の種類の温泉も出たので、もうすぐ2種類の湯に入れる。
 夕食はぶりしゃぶコースにした。他にカニコース、ふぐコースもある。春の3月まで。「前菜五種盛り」は、ばちこ(このわたを乾燥したもの)、あん肝、なまこ、穴子竜眼、河豚の白子豆腐。「造り四種盛り」は、いか、かつお、めだい、ぶり。ぶりの照り焼き。ぶり唐揚げ。鰤大根。鰤しゃぶ。鰤づけ飯。
 電話:0772−32−0972。北近畿タンゴ鉄道・宮津線「天橋立」駅下車、丹海バスで約45分、「六万部」バス停下車、送迎車で約2分。要予約
http://www.ine-aburaya.com/


2005年分

●1月8日
 神奈川県箱根・千石原「料亭旅館 いちい亭」。しっとりと落ち着きを感じさせる仙石原でも、さらに奥にひっそりと佇む、客室わずか6室の別荘風の隠れ宿。庭には「いちい」という神聖な木が立っている。庭園の向こうに箱根の山々が見える。昔は迎賓館として利用されていた。数寄屋造りの館内は素足に心地よい畳敷きで、建具・調度品も贅沢なしつらえ。今回は「宴」の間。1泊2食付き1人32700円〜(税サ込)。広くて開放感も!まるの形になっているのは「いちい」の実のモチーフ。和洋室もある。ロイヤルスィートは洋室で37950円〜。古代檜のお風呂は、庭に面したピクチャーウインドウを完全に開放することができ、露天風呂の爽快感を楽しめる。
 夕食は、お部屋で。先付けは「松葉がにの辛し黄身酢かけ」。前菜はかき、イクラ、たこぶしなど。お椀は「甘鯛蕪蒸し」。お造りは伊勢海老など。焼き物は「柚香(ゆうこう)焼き」で、魚はえぼ鯛、添えてあるのは海老芋。茶碗蒸しは「白子蒸し」。煮物は「丸大根スープ、牛頬肉柔らか煮」は口の中が溶けます。「地鶏釜炊き」は釜飯。
 電話:0460−4−4111。小田急電鉄「箱根湯本」駅下車、箱根登山バスで35分、「仙石高原」バス停下車、徒歩5分
http://www.ichiitei.com/

●1月15日
 神奈川県箱根・湯河原「万葉の里 白雲荘」。千歳川渓流沿いにあるしっとり系の和風。館内は数寄屋造りで、暖かさとリゾートのような開放感。今回は「椿」の間。純和風で落ち着いた可愛く温かみがある。掘りコタツ、露天風呂付き。1泊2食付き1人33600円〜(税サ込)。「漱石」の間は贅沢で、お風呂はアジアンテイストで1人55650円〜。一般の間は24150円〜。大浴場は創業当時からの名物「さぬきの湯」で、タヌキによって開湯されたというユニークな逸話が残る。貸し切り露天風呂「Do湯遊」はアジアンムードが漂い、テレビ・ジャクージ・シャワーも完備、川を見ながら入れる。エステルームでは甘い香りの幻のオイル「杏仁‐キョウニン‐オイル」を使ったマッサージがある。フットリフレクソロジー30分5000円。
 夕食はお部屋で。先付け「ひらめの煮凝り」。前菜は春を思わす盛り付けで、はまぐりなど。「若竹豆腐」はワカメと筍を混ぜ合わせたたまご豆腐のお吸い物。ヒラメの薄造り。伊勢海老・雲丹。和牛ビーフシチューは仙台黒毛和牛を使用、赤ワインと和風のだしでぐっと煮込んである。「柚子釜海鮮玉蒸」は茶碗蒸しで、柚子のお椀に海老などが入っている。焼き物は「真名鰹西京焼き」で、脂がのっている。「カレイ姿揚げ」。「魚貝の胡麻酢和え」はタコ、サヨリ、XX貝。「ぞうすい」。
 電話:0465−62−2341。JR東海道本線「湯河原」駅下車、タクシーで約8分。
http://www.hakuunsou.com/

●1月22日
 秋田県男鹿市戸賀温泉「海と入り陽の宿 帝水」。男鹿半島の突端、戸賀湾の高台に建つ。まず“なまはげ”の出迎え(笑)。創業昭和41年で、平成15年にリニューアルオープン。「帝水」の屋号は創業者が所有した碁盤の名盤「帝水」に由来するそう。ロビーのギャラリーには碁盤「帝水」が展示されている。ロビーからは夕陽が絶景だそうです。客室は全室オーシャンビューで、巻き寿しや果物などが入った「玉手箱」が用意されている。窓からは岩と荒々しい白い波と半島の絶景が見られます。今回は新館・北の風「4101号室」で1泊2食付き1人17790円〜(税サ込)。北の風・特別室「海王」は29445円〜、西の風(本館)は12750円〜。雪見風呂は今までとイメージが違い、強い風の中で日本海と雪の半島を見ます。内風呂もある。
 夕食は部屋でいただいた。まずはずわい蟹が入った「小蕪玉子鋳込み」。前菜は海の幸を生かした上品な品々。煮物椀はたらの身と白子が隠れていた。鱈葛打ちと呼ばれる揚げたもの。お造り。今回は別注で男鹿名物「石焼料理」(一人前2100円)。とれたての魚(カジカ)と野菜、汁が入った桶に、熱く熱した石を入れる。さらにネギや海苔も石で焼いて香りを楽しむ。仕上げに味噌で味付けする。「炊き合わせ」。「はたはた香り焼き」は卵の詰まったハタハタを焼いている。「しょっつる鍋」秋田の郷土料理で、あまり塩辛くはしてない。「自家製はたはた寿司」。13種類の雑穀を使った「古代米釜飯」。
 電話:0185−37−2331。JR男鹿線「男鹿」駅下車、送迎車で40分(要予約)。
http://www.teisui.com/

●1月29日
 秋田県角館町「田町武家屋敷ホテル」。角館(かくのだて)は小京都。今回は洋室で、1泊2食付で1人17850円〜(税サ込)。和室は1人15750円〜。中庭が見える部屋で、中庭には「かまくら」が作ってあった。歩いて5分のところの「かくのだて温泉」に入った。温度は43度で、ぬるぬるした感じ。
 夕食はレストランでイタリアンをいただいた。シェフは佐藤美保子さん。佐藤さんが多い街だそうです。「前菜」は「帆立と大根のサラダ」、「白子のムニエル」、「鮪と長芋とひろっこのタルタル」、「グルゴンゾーラ豆腐」。「ごぼうのスープ」。「真鴨のラグーのパスタ」。別注で「イタリア風魚介鍋」2人前1800円。「寒鱈のカルトッチョ」は紙に包まれて出てきた。「杜仲豚ロース肉のロースト」は杜仲茶を食べさせている豚を使用。デザートは「あきたこまちのジェラート」。
 電話:0187−52−1700。秋田新幹線「角館」駅下車、徒歩10分。
http://www.bukeyashiki.jp/

●2月5日
 岐阜県高山市新穂高温泉「槍見舘」。北アルプスの3000m級の山々が連なる奥飛騨温泉郷。槍ヶ岳が一望できるお宿。ロビーには自販機の代わりに木の桶と石の桶が置かれ、山水で冷やした飲み物や温泉で作った温泉玉子が用意されており、お風呂上りの休憩処となっている。温泉が豊富。建物は古い庄屋さんを移築したもの。創業80余年のお宿で、2000年秋にリニューアル。今回は蔵の離れ「霞」で、メゾネットで広い露天風呂付きで、1泊2食付1人27450円〜(税サ込)。一般の部屋は15900円〜。貸切の露天風呂が4つもある。お風呂の中にブランコとすべり台があるのもある。槍ヶ岳を望む混浴「槍見の湯」は岩の横にあり、囲いがなくて、開放感いっぱい。熱い時は雪を入れるそうです(笑)
 八寸。岩魚どびん蒸し。造り(岩魚のこぶじめ、ちじみこんにゃくなど)。飛騨つけものステーキ(うずら卵のせ)、熊汁(3日間煮て、油分も抜け、匂いも抜けていた)。冬の茶碗蒸し、青海苔仕立て。飛騨牛すき焼き。
 電話:0578−9−2808。JR「松本」駅下車、特急バスで約2時間、「中尾高原口」バス停下車、徒歩5分。
http://www.yarimikan.com/

●2月12日
 岐阜県下呂温泉「杣人の里 挽家」。1日3組限定。4000坪の敷地で農家の雰囲気。入口に水車がある。130年前に建てられた民宿だったお宿を2004年夏にリニューアル、和モダン。今回は「特別室」で、寝室はベッド。1泊2食付1人1.6万円〜(税サ込)。一般は1.3万円〜。水は湧き水を使用。総高野槙(こうやまき)の貸切風呂もこの湧き水を使用。
 食事は薬膳料理。金針菜(ユリカンゾウ)胡麻和え、ごりの唐揚げ、蜂闘菜(ふきのとう)練豆腐・湯葉葛あんかけ、紅花おろし黒胡麻蕎麦、生麩田楽のあまちゃ味噌かけ、鴨鍋地味噌仕立て、ふんわり白身魚の異種五加(ウコギ)ソースかけ、茸の養老蒸し、えんどばえ(あまごの稚魚)素揚げ、柘榴(ざくろ)酢地膚子(すじぶし)マリネ、けんちん汁、自家栽培黒米。全てご主人の手作りで、自家栽培の野菜、近くで自生している薬草を使っている。食事だけの利用もできるそうで、薬膳風ランチが好評(要予約)。
 電話:0573−79−2301。JR高山本線「下呂」駅下車、送迎車で約15分(送迎車は要予約)。
http://www10.plala.or.jp/hikiya

●2月19日
 長崎県平戸市。平戸には聖ザビエル教会もある。赤い平戸大橋が特徴。「旅亭 彩月庵」は高台にあり、景色がいい。この時期お雛様が至るところで展示されている。はなれ形式で、今回は「柊(ひいらぎ)」で、メゾネットタイプの和室で、下に部屋がある。ピンクが特徴。平戸大橋がきれいに見える。1泊2食付1人29025円〜(税サ込)。各部屋に無色透明の温泉がひいてある。他の部屋は23250円から。
 夕食は先付け、雲子豆腐、地だこの塩辛、自然薯すり身すり流し(竹筒に入っている)、若竹羽二重あご出しスープ(トビウオのスープ)、平目造り(平目が名物で本当においしいそうです)、鮑姿煮、トマトと帆立のガレット(チーズはさみ焼き)、伊勢海老の梅肉クリーム、お餅の若狭蒸し、平目地酒蒸し(中に焼けた石が入っている)、デザートは三宝柑。すごくおいしいようです。
 電話:0950−21−8811。JR「佐世保」駅下車、松浦鉄道「たびら平戸口」駅下車、送迎車で約15分(要予約)。
http://ww21.tiki.ne.jp/~saigetuan/

●2月26日
 長崎県と佐賀県の県境の公共の宿「山暖簾」は2004年4月オープン。360度山に囲まれているが、コンクリート打ち放しのモダンな建物で、建築家・黒川紀章氏が「自然との共生」をテーマに設計、和風を取り入れている。石玉盆栽の体験教室(1500円)もある。ロビーの先は広いウッドデッキで、宙に浮いている感覚。今回は、和洋室「120号室」でベッド付き、1泊2食付1人12600円〜(税サ込)。一般の部屋は1人11550円〜。開放的な露天風呂で美肌の湯と評判の世知原温泉で、やや茶色で独特の香り。日帰り入浴もやっている。
 「山暖簾(のれん)」さんで食べる。いくつかコースがあるが、今回は「山暖簾会席」。まず前菜、お造り、メバルの煮付け。湯葉船素みそ焼き(えび、ほたて、ゆりね、しいたけ、アスパラ)。山菜茶碗蒸し。平戸牛陶板焼き。若草豆腐の吸い物。ご飯。小倉ババロア・苺。
 電話:0956−76−2900。JR「佐世保」駅下車、西肥バス「国見山荘」行で約1時間10分、終点下車すぐ。
http://www.yamanoren.co.jp/

●3月5日
 千葉県勝山の海岸沿いの「お宿 ひるた」。一般の家とほぼ同じ感じで、5室。到着時には中国茶と手作りお菓子のサービスがある。香りがよくて、甘いそうです。今回は「唐棣(はねず)」 の間で、色が唐棣色の部屋で、白色を帯びた紅色?桃色?。海が大きく見える。1泊2食付1人15540円〜(税サ込)。他の部屋だと1人13440円〜。3種類のお風呂はすべて無料貸切。窓が開閉できて、半露天。行った日は春一番の日でした。また、夕陽の美しさは絶景で、天気の良い日には富士山が見えることもある。12歳未満はお断りですが、そういう家族には近くに姉妹宿があるそうです。
 夕食は、お部屋で。「前菜」は春を意識した可愛いもの。「地魚姿造り」は入札権をもつご主人自らが近隣の勝山漁港と保田漁港から仕入れている。いさきはおいしいそうです。「活伊勢海老お造り」も動いていました。「活鮑踊り焼き」。「替わりサラダと酢の物」は洋皿。「弥生の御膳」はサゴチ白酒焼き、蛤蕗(ふき)菜種焼き、苺サーモン寿司(サーモンを苺に見立てたもの)、朴葉焼き(豚の角煮)。「地魚煮付け」は金目鯛と大根。「磯の宝箱」は別注で2人前3600円のせいろ蒸しで、煮穴子はとてもおいしいとか。最後はデザート。
 電話:0470−55−3522。JR内房(うちぼう)線「安房勝山」駅下車、徒歩8分。
http://www.oyadohiruta.com/

●3月12日
 千葉県南房総・風車で有名な丸山町の「ホテル ローズマリーしおさい」。海沿いのローズマリー公園の隣にある。庭も英国風、中も英国風で明るい。今回は302号室。今回は302号室で、和室、1泊朝食付1人6583円〜(税サ込)。洋室の205号室は1人8662円〜。自然菜園があり、大根の収穫体験ができる。ふれあい牧場でヤギやウサギに餌をあげることもできる。お風呂はローズマリーの葉をネットに入れた「ローズマリーの湯」。美肌効果、肌の若返りの効果がある。「ローズマリーのエステ」はボディマッサージコース、50分8400円)。
 夕食は和食レストランもあるが、今回はお部屋で。値段は3000円台からで、今回は「海鮮しゃぶしゃぶ会席」磯コース 5250円。「大根のふろふき」。「ふきのとう天ぷらとくじらの竜田揚げ」。「旬の魚のソテーとわかめソース」。「海鮮しゃぶしゃぶ」には、金目鯛、目鯛、真鯛。「ミンククジラ寿司」。「いちごと杏仁豆腐」。予算と好みで選べるシステムが嬉しい。自家菜園の野菜と房総の海の幸をふんだんに使った「海鮮しゃぶしゃぶ会席」がおすすめ。
 電話:0470−46−3311。JR内房(うちぼう)線「千歳」駅下車、送迎車で3分(要予約)。
http://www.awa.or.jp/home/shiosai/

●3月19日
 沖縄本島の中部、恩納村の「ナチュラルリゾート パナシア」。天然ビーチに隣接し、癒しのイメージ。パナシアとはギリシア神話の健康の女神の名前。海がきれいに見える!スパ機能を持つプールも癒しで一日過ごせるかも(宿泊者一人1500円)。今回は離れ形式の205号室で、1泊朝食付きで一人22300円〜(税サ込)。スタンダードな部屋は一人18500円〜。コテージタイプは食事なしで定員4人で1棟47400円〜。充実している予約制のエステで、ゲルマニウム温浴を体験(30分2100円)したが、海藻を使ったシーウィードパック(60分9000円〜)や月桃・琉球粘土といった天然素材を使用したオリジナルメニューもある。朝は、海からの風を感じるテラス席でさわやかなフルーツ朝食を楽しむ。朝取るとビタミンが吸収されやすくて身体にはとてもいいそうです。
 夕食はオーガニックレストラン「ヴェジタス」で身体に優しく見た目にも美しい創作フレンチを頂く。今回は「スプリング・フェア・コース」(8400円:5月末まで)で、「ジーマミ豆腐とモズクの海ぶどう添え」。「島豚のパプリカリヨナー・ソーセージ、季節の果物と野菜添え」。「癒しのスープ」の表面にはハートのマークが!。「近海魚のポワレ、パプリカをまとった貴婦人風」はコチを使用。「もろみ酢とハチミツのソルベ」はお口直し。「島豚の豆乳煮月桃の包み焼き」はハチミツとモロミ?のソースで、おいしいそうです。「季節のデザート盛り合わせ」。
 電話:098−967−7790(受付:9時〜15時)。「那覇空港」から、名護バスターミナル行きバスで約2時間、「安富祖」バス停下車、徒歩5分。レンタカーやタクシーだと1時間。
http://www.panacea.ne.jp/

●3月26日
 静岡県西伊豆の土肥温泉「たたみの宿 湯の花亭」。館内で4000畳ある。畳に絵も描いてある。エレベータの中もお風呂の中まで畳。今回は502号室で露天風呂付き・畳のベッドで1泊2食付一人32490円〜(税サ込み)。海と夕陽の景色もいい。屋上の露天風呂も絶景。一般客室は17475円〜。
 食事はお部屋で。お造り(平目生造り、うちわ海老、ほうぼう、ぼたん海老など)。わさびも自分で練ります。「竹むし」は竹の中で魚介類を蒸したもの。今回はたらばガニでした。「白魚うしお仕立て」は上品な感じ。「胡麻豆腐」。「鮑踊り焼き」。「京芋田楽」、「とろろむし」、「野菜煮物」などの山の幸も豊富。「太刀魚博多むし」は太刀魚のすり身を太刀魚の皮ではさんで蒸したもので、上品な味だそうです。「カニ汁」で締め。
 電話:0558−98−1104。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バスで約50分、「湯の川」バス停下車すぐ。
http://www.toi-yunohanatei.com/

●4月2日
 静岡県伊豆市修善寺温泉の「宙 SORA 渡月荘金龍」。宇宙をイメージする。庭は8000坪あって、山水画をイメージする。今回は601号室「みはらし」の間。和室で、見える山は全てここの土地だという。1泊2食付1人27450円〜(税サ込)。貸切露天風呂「望鐘の湯」は広い!7名まで利用可能で、40分2000円(税込み)。夜は風景、大浴場の露天が特徴で、お風呂が光輝いてすごくきれい。
 食事処も和風なんだけど、宇宙をイメージさせる場所。前菜は可愛らしい。お造りは平目、鮪、アオリ烏賊。「葉玉葱の茶碗蒸し」にはフカヒレ、生ウニ、天豆。「太刀魚のピリ辛鍋」には太刀魚、木の芽、せり、防風、山独活など。「伊勢海老具足煮」。「蛍烏賊酢味噌掛け」。「竹の子木の芽焼き」。「蓮根万寿」。黒米ご飯。
 電話:0558−72−0601。伊豆箱根鉄道「修善寺:駅下車、東海バスで約10分、「修善寺温泉」バス停下車、徒歩6分。
http://www.kinryu.net/sora/

●4月9日
 沖縄・瀬底島の4部屋のお宿「Four Rooms」。沖縄本島から車で橋を渡っていける。民宿でもペンションでもホテルでもないお宿で2004年6月にオープン。今回はツインルームFで、1泊2食付1人12500円(税サ込)。窓が広くて、テラスにはハンモックとデッキチェア。屋上のルーフテラスは360度展望で、開放感いっぱいのジャクージ。普通は水着を着て入るそうです。冷たいワインも飲めるそうです。都市や観光地のノイズから逃れて静かな時間を過ごせるようにと、室内には時計も電話もテレビも置かれていない。周囲約7キロの小さな島で、1キロ以上に及ぶ珊瑚礁の天然ビーチなど7つビーチがある。大人限定。予約は大人2名1組単位でのみ受付け、3名以上のグループは不可。
 夕食は奥様の手作りイタリア料理。自家製のパンにツナクリームのディップをつけていただく。前菜はカツオのカルパッチョ、バジルのジェノベーゼ・ソース。ガザミ(蟹)のパスタ(リングイネ)。黒豚の漁師風煮込み(ワインとビネガーで煮込んである)。黒ごまのアイスクリーム。
 電話:0980−47−3404。那覇空港から車で約90分(沖縄自動車道許田ICから約25分)。
http://four-rooms.jp

●4月16日
 広島県福山市・鞆の浦温泉「鞆の浦温泉 ホテル 鴎風亭」。ロビーは明るい雰囲気。ロビーの奥の大きな窓からは海と島が見える。2月にできたばかりの特別客室フロア「酔帆楼(すいはんろう)」3室は全て露天風呂付き。ヒノキの香りがいいそうです。今回は301号室で、1泊2食付1人36750円(税サ込)〜。木の感じがよくて、大型の液晶テレビもある。寝室はベッドで、バルコニーからは漁港と海が見える。一般客室は1人23100円〜で、全室瀬戸内海が見える。最上階の露天風呂からの景色もいい。海辺のサロンのリラクゼーションエステも自慢だそうです。アロマテラピーやタラソテラピーなど豊富なメニューの中、足裏リフレクソロジ ―を受けました(20分:3150円)。
 夕食は個室形式の落ち着いた雰囲気の食事処。前菜は可愛らしい盛り付け。お造りは瀬戸内海のポンポン船をイメージしたぽん船盛り(伊勢海老洗い、鯛、太刀魚、シャコなど)は、ポン酢、ハーブオイル、醤油でいただきます。鯛をハーブオイルでいただいたがおいしかったそうです。海鮮フォンデュが自慢で、チーズチーズしていないそうで、ホワイト・シーフード・シチューみたいな感じだそうです。採れた魚の中から好きな魚を好きな調理法でいただくというのがあって、今回はゲンチョウ(舌平目)の煮物をお願いしました。和牛ロース炭火焼き。揚げ物はヤリイカ、蕗、こごみ、一寸豆。蛸釜飯は好みでダシ茶漬けにできるがおいしかったそうです。
 電話:084−982−1123。Fax:084−982−0155。山陽新幹線「福山」駅下車、定期送迎バスで約30分。要予約。
http://www.tomo-skole.co.jp/ofutei/

●4月23日
 広島県宮島「弁天の宿 いつくしま」。今回は純和風の608号室で、1泊2食付1人23250円〜(税サ込)。寝室は畳にベッド。窓からは山が見えます。海側の部屋は厳島神社も見えて一人18000円〜。トルマリン混浴(予約制)が特徴で、トルマリンとヒスイが敷かれた畳の上に25分間寝ておくと滝のような汗が出るという。25分間1050円。疲労回復、美肌、若返りにいいそうです。貸切風呂は予約制で50分1575円、大きな木のたらいみたいなお風呂で、お酒OKです。
 和洋室の宿泊者に限り、庭園舞台で純和風懐石の料理がいただける。「蚕豆(そらまめ)豆乳羹」、「前八寸」、「油目清まし仕立て」、「グレープフルーツ盛り(伊勢海老、鯛、蛸洗い、サヨリ)」、「広島牛蕨鍋」、「飛魚昆布締め」、「馬鈴薯饅頭」。「おこぜ唐揚げ」はおいしいそうです。「黒豚京諸味噌漬け」。
 電話:0829−44−2121。Fax:0829−44−2129。山陽新幹線「広島」駅、JR山陽本線で約30分「宮島口」駅下車、連絡船で約10分、宮島桟橋より徒歩5分(宮島桟橋より送迎有り・要予約)。
http://www.bentennoyado.com/

●5月7日
 山形県上山市「はたごの心 橋本屋」。女性らしい華やかな雰囲気。ロビーで紅花茶とお菓子のサービスがあり、好みの浴衣を選んでからお部屋に。今回は「まんさく」の間、1泊2食付き1人27300円〜(税サ込)。一般は15750円〜。和モダンな感じのインテリアでベージュ系でベッド。竹かごは持ち帰ることができる。サービスのワインも付いている。ウッドデッキには蔵王の山から切り出してきた蔵王石をくりぬいて作ったマイ露天風呂で、原泉かけ流し。マニキュアも置いてある。大浴場も石をくりぬいた露天風呂がある。蔵王の山々が見渡せる景色のよい露天風呂もある。
 夕食はお食事処でいただいた。「前菜」は色もきれいで、女性が好きそうな感じ。「造り」は活蛸洗い、鯛薄造り、米沢牛刺し、刺身蒟蒻。「米沢牛しゃぶ仕立て」はごまだれでいただいた。「山形のお漬物」。「海鮮サラダ仕立て」。「米沢牛ヒレステーキ」は本当においしいそうです。「山芋磯辺揚げ」。「海老真蒸湯葉黄金蒸し」。「山形名物いもっこ煮」。非常に満足したそうです。
 電話:023−672−0295。Fax:023−672−0425。東北新幹線「かみのやま温泉」駅下車、送迎バスで約5分。要予約。
http://www.hasimotoya.com/

●5月14日
 山形県・天童温泉「湯の香 松の湯」。創業95年。ロビーは木の床。今回は「なごみ」の間で、メゾネット形式。1泊2食付1人25200円〜(税サ込)。日本風の庭園が目の前で、2階の寝室はベッド。2種類の温泉があり、原泉があり、単純泉の「檜造りの八角堂」と硫酸塩泉の「げんこつ露天風呂」。後者は石をくりぬいて作ってある。将棋の駒も置いてある。
 夕食はお部屋で、「今が旬」という一盛で、こごみ、あいこ、あけびの芽、葉わさび、行者にんにく、そらまめ、漬物、焼き魚などの8品くらい。桜道明寺蒸し。造りはあわび、まぐろ、さより。陶板焼きは甘鯛、ほたて、アスパラ、海老でゴマだれでいただく。山形牛なべしゃぶしゃぶ風。紅花うどん。春菜柿酢サラダ。
 電話:023−653−2265。Fax:023−653−2207。山形新幹線「天童」駅下車、送迎車で約5分(要予約)。
http://www.matunoyu.co.jp/

●5月21日
 高知県四万十市の「なごみ宿 安住庵」。四万十川を望む高台にある。今回は特別展望室「浮雲」で、1泊2食付1人19425円〜(税サ込)。可愛い部屋でちゃぶ台もある。ウッドデッキから気持ちいい景色が見える。一般客室「藍宵」15960円〜。少し白濁した温泉の大浴場の露天風呂からも景色がいい。  食事はお部屋でいただく。一人前皿鉢(さわち)料理。鰹わら焼きたたきのカツオがいい。にんにくも生でなく、少し揚げてあって余計においしい。四万十川の「天然ウナギのかば焼き」は皮が硬くないので、ガブリといけるそうです。身がしまっていておいしいそうです。「とこぶしの煮付け」。造りはまぐろ、かんぱち、あわび。川えびの唐揚げ、四万十青のり天ぷら。天然アユの塩焼き、車海老の塩焼き。旭がに。煮物。栗焼酎「ダバダ火振」もいただいた。ゴリ佃煮。ゴリのたたき。地鶏の陶板焼き。皿鉢料理は一度に食台にのせるので、女性が席を立つ必要がなく、お酒も飲めるということで庶民に愛されてきたそうです。
 電話:0880−35−3184、Fax:0880−35−3185。土佐くろしお鉄道「中村」駅下車、送迎車で約7分(要予約)。
http://www.anjuann.com/

●5月28日
 ビデオが不調で、HPからの転載です。
 高知県中土佐町「鰹乃國の湯宿 黒潮本陣」。土佐漆喰や土佐和紙などを贅沢に使った純土佐風の公共の宿。客室は和室のほか、和洋室や洋室のタイプ、またファミリーにぴったりのコテージがある。今回は和室「月406号」で、1泊2食付き1人15750円(税サ込)〜。洋室、コテージは13650円〜。自慢は海を望む景観で、どの部屋からも太平洋の大海原を一望できる。お風呂は冷泉を沸かした湯と、海水を沸かした汐湯の2種類のお湯を楽しめる。土佐湾を見下ろす「汐湯の露天風呂」では、まるで太平洋と一体になったような気分で湯浴みを楽しめる。「わら焼きかつおタタキ体験」が4月〜10月にプラス500−100円でできる。要予約。
 食事処で頂く夕食は、新鮮な海の幸が多く、鰹のタタキや新鮮な鰹でしかできない刺身などを存分に楽しめる。高知県内最古の酒蔵をもつ「西岡酒造」(杜氏さんが直接米を作り、加熱殺菌(火入れ)していない大変珍しいお酒)で造られた純米吟醸酒の「旬のねむり」というお酒が飲める。
 電話:0889−52−3500、Fax:0889−52−3650。JR土讃本線「土佐久礼(とさくれ)」駅下車、送迎バスで約5分(要予約)。
http://honjin.or.jp/

●6月4日
 ビデオが不調で、HPからの転載です。
 大分県湯布院温泉「SABI亭 祥泉」。湯布院を一望する高台に、2004年8月に誕生した全室離れ・露天風呂付きの隠れ宿。自然の中に佇むここのテーマは「侘び寂び」。ロビーに置かれた暖炉や、離れの客室へ向かう石畳、草花が生い茂る庭など、すべてに造園業を営むオーナーのこだわりと技を感じさせられる。今回は特別室「ひめゆり」で、1泊2食付き1人31650円(税サ込)〜。一般客室は24300円〜。ウッドデッキのオープンテラス(朝食や喫茶も可能)からは、湯布院の夜景を一望することが出来る。客室露天風呂とは別に、苔むした岩屋根が洞窟を思わせる露天大浴場も一見の価値あり。
 食事は地元の素材をふんだんに使った懐石料理で、中でも「豊後牛の朴葉焼」は料理長自慢の逸品。癒しの宿。
 電話:0977−28−2500、Fax:0977−28−2501。JR久大本線「由布院」駅下車、送迎車で約5分(要予約)。
http://www.sabitei-shosen.com/

●6月11日
 大分県九重町筋湯温泉「筋湯温泉 山荘 やまの彩」。近くに小松地獄がある。昔の民家風の建物。中に入ると抹茶でもてなしてくれる。離れ形式で、今回は特別室「くまざさ」、1泊2食付1人17500円〜(税サ込)。一般客室3室(和室)13500円〜だが、貸切風呂が3つある。露天風呂付きは1.7万円〜。いろいろな緑に囲まれていて、露天風呂はとても気持ちがよい。お釜で炊いたご飯がおいしい。ご主人がいい味だしていました(笑)
 夕食はお食事処でいただいた。鰻新緑サラダ。豊後牛豆乳シャブはお客様から大好評だとか。造りは、活車海老、鯛、鮪。活山女塩焼き。ウド高原グラタン。馬刺し。山菜天そば。じゃこ寿司、地鶏団子吸い物。山荘パンナコッタ。
 電話:0973−79−3109。Fax:0973−79−3119。JR久大本線「豊後中村」駅下車、牧ノ戸(まきのと)峠行きで約50分、「ひぜん湯」バス停下車、徒歩1分。
http://www.yamanoiro.jp/

●6月18日
 静岡県西伊豆枇杷温泉「森の入江の離れ宿 無雙庵 枇杷」。昔の民家風だが、今年3月3日にオープン。今回は「筍」の間、床、畳の間、ベッドの寝室、壁は土壁で、1泊2食付33750円〜(税サ込)。ウッドデッキの露天風呂もある。狸からお湯がでます(笑)庭に枇杷の木があるが、お客は6000坪の敷地内のは筍、椎茸、ミカンなど勝手に食べていいそうです。部屋にエステティシャンが来てくれます。足つぼリフレクソロジーは、40分4000円〜。
 夕食は個室のお食事処で、まず枇杷カクテル。「前菜」は、鰯佃煮、順才加減酢、合鴨連草、天豆白餡、鮑酒盗焼、胡麻豆腐、花山葵。「造り」にはウニなどもある。しま鯵。サザエ。真鯛細川焼き。賀茂茄子胡麻味噌。枇杷グラニータ。「伊豆牛枇杷焼き」は枇杷の葉の上で焼く。味噌にも枇杷が入っているそうです。貝めし。デザートも枇杷。
 電話:0558−97−3123、FAX:0558−97−3124。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バス「松崎行き」で約50分、「土肥」バス停下車、徒歩10分。バス停より送迎あり(要予約)
http://www.izu-biwa.jp/

●6月25日
 静岡県西伊豆湯ヶ島「落合楼 村上」。有形文化財の建物を持つ屋敷で、古い日本の荘厳な家屋風。昭和8−12年頃に建てられた。光の演出も素晴らしい。今回は眠雲亭「浮舟」で、部屋数も多く、3種類の組子細工も美しい。寝室はベッドです。1泊2食付1人36900円〜(税サ込)。本館は26400円〜。お風呂も洞窟風呂風もあるし、広い露天風呂もかけ流しで貸切。
 夕食は部屋でいただく。「先付け」は小倉豆腐、紫陽花道明寺。器も素晴らしい。鮑酒塩蒸し、地鮎甘露煮、川海老新引揚。じゅん菜蛍火タピオカ。穴子笹巻き寿司。牡丹鱧葛打ち。お刺身は車海老、鮪中トロ、オキタカベ。狩野川香魚塩焼き。フォアグラソテー、車海老酒蒸し、真蛸タタキ。これにはエクストラ・バージン・オリーブ・オイルを使い、ゆずを加えているそうです。「豆乳しゃぶ」。豚角煮。かに汁。浅利ご飯。
 電話:0558−85−0014、Fax:0558−85−1015。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バス「湯ケ島」方面行きで約3−分、「湯ケ島」バス停下車、送迎バスで3分。または「修善寺」駅からタクシーで約20分。
http://www.ochiairou.com

●7月2日
 北海道ニセコの「ニセコ エ・ヴィーナ」は1日2組6人限定。かつてはある会社の役員専用の保養施設だったが、3年前にオーナーの蛯名さんが改装した。洋館で3階建で、部屋のタイプが違うので、予約順に見て選ぶそうです。部屋は4つだがとても広い。和洋室、洋室、和室。今回は1泊2食付1人2.4万円〜(税サ込)。日比野さんが作っている野菜が夕食などに並ぶ。半露天風呂も開放感があり、いい温泉だそうです。
 夕食は、自家製スモークサーモン、フキの青煮、焼きアスパラ、キュウリの冷製ポタージュ、トマトとアスパラのサラダ(トマトは幻のトマトと呼ばれているもの)、寿都(すっつ)産の寿牡蠣、カニグラタン(全部カニ)、じゃがいもとかぼちゃの団子、桜鱒のおみそ汁。
 電話:0136−50−2855。Fax:0136−50−2858。JR函館本線「ニセコ」駅下車、送迎車で約8分(要予約)
http://www.kanan397.com/

●7月9日
 北海道小樽の「ホテル・ノイシュロス小樽」。外観は天空に浮かぶお城のような感じ。ロビーや廊下などもこだわりがある。今回はスィートの801号室。目の前は海で絶景が見える。お姫様気分が体験できるベッドと窓。新婚さんに大人気とか。お風呂から海が見える。外から見ると建物のてっぺんにある円形部分にあたる。1泊2食付き1人3万円(税サ込)〜。一般のツインは1人1.8万円〜、和洋室は2.2万円〜で、58ある部屋に全て浴室がついていて、大浴場は海水を取り込んでいる。予約をするとアロマエステ40分6500円〜などを体験できる。
 夕食はレストラン「ブラウキュステ」だが、スィートは部屋食も可能。オリジナル・ワインをいただいた後に、「一口のおたのしみ」で、トマトのジュレ、小松菜のスープ、バラのクリーム。「前浜のウニと甘海老」。「柳の舞とタラバガニのサンドイッチ」は「柳の舞」という地元の魚。「冷製クリームスープ」は「小さな野菜と畑のハーブたち」というサブタイトルがある。「ヤリイカの詰め物」にはスパニッシュ・オムレツが添えられている。「蝦夷アワビのソテーと帆立貝のあぶり焼き」。「バナナのムースと紅茶のアイスクリーム」。
 電話:0134−22−9111。Fax:0134−22−0290。JR函館本線「小樽」駅下車、送迎車で約15分。送迎は要予約。
http://www.neuschloss.com/

●7月16日
 長野県駒ヶ根高原の「山野草乃宿 二人静、別邸 一花一葉」。入ると香のいい香りがするそうです。ロビーには人力車が置いてあるが、結婚式で使うそうです。今年4月にオープンしたばかりの別邸「一花一葉」に行く。今回は808号室「竹葉草」の間で1泊2食付き一人2.2万円(税サ込)〜。和室でベッド。浴室も土壁で、むき出しの浴槽。テラスからは山が目の前。冬は動物が多く出てくるそうです。浴場には木のチップが入っている。大浴場は自然に包まれている感じ。
 食事はお食事処。別邸での料理は格が高い。前半が和風。後半がフレンチ風という感じ。先附「枝豆豆腐」はじゅんさい入り。前菜「自家製塩辛」、「小茄子クリーム焼」、「温玉西京漬」、「かます密庵焼」。「鱧葛打ち」。お造り「まぐろ、ひらめ、車海老」。「金目鯛のムニエル」は2種類のソースで楽しめる。カリフラワーの白いソースと、オレンジのソース。「すずしろ万頭」ピース餡。揚げ物「蚕豆と桜海老と帆立貝のかき揚げ、筍粉節揚」。「和牛ヒレ肉のポワレ」のソースには紫蘇入りの赤ワインソースが使ってある。「貝類と三歳のセルクル固め」。「鯛釜飯」
 電話:0265−81−8181。Fax:0265−82−6512。JR飯田線「駒ヶ根」駅下車、タクシーで約13分。送迎があるが、人数によるので、予約時要相談。
http://www.futarishizuka.com/

●7月23日
 長野県蓼科高原の「露天風呂のオーベルジュ つつじとかえで」。素朴な白のお家で、ヨーロッパの田舎風。パンがおいしいので地元の人が買いに来て、あっという間に売り切れるそうです。新館は和モダンの雰囲気。今回は「かえで」の間で、1泊2食付き1人26250円(税サ込)〜。マイ浴槽はヒノキ風呂。お湯は弱酸性で、美肌効果があるとか。スタンダードツインは一人14700円〜。
 新館では希望すれば部屋で食べられる。「海の幸と初夏のサラダの一盛」。「金目のたたき」のソースは庭で取れたバジルなど。「冷たいジャガイモのポタージュ」。「季節のものを一皿にしたもの」はイサキ、クエ、ヒメダイ。「信州牛のパイ包み焼き」には、フォアグラとキンピラがトッピングされているものが添えられていました。牛とパイは無茶苦茶おいしいそうです。デザートは「紅茶のムース」、「ガトーショコラ」、「黄桃とハチミツのムース」。
 電話:0266−67−3730、Fax:0266−67−3780。JR中央線「茅野」駅下車、ピラタス・ロープウェイ行きバスで約50分、「石臼台別荘地」バス停下車、徒歩2分。
http://www.tutuji-kaede.jp/

●7月30日
 なし。

●8月6日
 野球のためになし。

●8月13日
 野球のためになかったが、HPには次の情報がありました。栃木現那須の「逢瀬の宿 静」。別荘気分を満喫できる。今回は「桔梗」で、1泊2食付1人1.2万円(税サ込)。「都忘(みやこわすれ)」 は3.3万円
 電話:0287−76−7173、Fax:0287−76−7174。東北新幹線「那須塩原」駅下車、タクシーで約20分。
http://www.ousenoyado.com/

●8月20日
 福島県二岐温泉の「大丸あすなろ荘別館 ブナ山荘」。ブナの原生林の麓にあり、ロビーはすっきりした感じ。昨年10月にオープン。「日本秘湯を守る会」の会長をされている大丸あすなろ荘の社長の娘が若女将。今回は「浮雲」Aタイプ302号室で、1泊2食付き13800円(税サ込み)〜。Cタイプは10650円〜。窓の外には緑の森。今回は会長の佐藤さんが案内してくれた。保水力があるぶなの水が約45年かけて土を経て温泉になるという。温泉にも入ってみました。さらりとした感じだそうです。
 夕食は「先付け」がふき、うど、わらびの和えもの、「前菜」は山で育てたます?の卵を生かした。にしん南蛮漬。「刺身」は鱒の洗い。「ローストビーフ」はお醤油ベースのソースでいただく。「鮎の塩焼き」。冷製ゼリー寄せ(冬瓜、ウド、人参)。「天ぷら」は串がついていて自分で揚げる。たけのこご飯。「デザート」はサンドケーキ、メロン、スグリ。
 電話:0248−94−1020、Fax:0248−94−1030。JR東北新幹線「新白河」駅下車東口、「ゆったりやーこん号」(天栄村観光協会運行)約90分で、予約していれば、ブナ山荘前に着く(宿予約時に要予約)。

●8月27日
 福島県郡山市「ほのぼのするお宿 湯のやど 楽山」。磐梯山の近くで、ロビーは畳で昔の日本の宿風に、木の床の部分もある。最近リニューアルしたらしい。今回は露天風呂付き和室105号室で、1泊2食付き1人23250円(税サ込)〜。ウッドデッキがあり、その先に丸い桶風の露天風呂で24時間入れてかけ流し。スタンダードな和室は206号室などで一人15900円〜。バリアフリーの洋室219号室もある(15900円〜)。貸切露天風呂もあり「ひのき風呂」は料金2100円、「立ちんぼの湯」2100円、2つある「親子釜風呂」2100円。大浴場もある。中でも「大岩かくれんぼの湯」はすごい。プールもあるらしい。
 夕食は懐石料理もあるけど、+バイキング形式もあり、肉じゃが、さばの味噌煮、地もの茄子炒り、エゴマ豚のもつ煮込みなど、充分に満足できるそうです。懐石は、まず「郡山産トマトとキュウリ」、「キス野菜巻き」、前菜は「焼き茄子、あいなめの甘辛煮、穴子」、豚のもつ煮込み、「茶碗蒸し」はうに、湯葉、鶏肉。「お造り」は伊勢海老、あじ、すずき。えごま豚の「豚のしゃぶしゃぶ」は脂がヘルシーらしい。「滝川とうふ」。「エゴマ豚のカツ三重奏」。「かくれんぼ鍋」は熱い石を入れる石焼鍋です。
 電話:024−984−2325、Fax:024−984−2326。JR磐越西(ばんえつさい)線「磐梯熱海」駅下車、タクシーで約5分。
http://www.naf.co.jp/rakusan/

●9月3日
 韓国特集でした。韓国の項を見てください。

●9月10日
 岩手県雫石町鶯宿温泉「ホテル森の風 鶯宿」。傷ついた鶯が湯につかったことからその名がついた鶯宿温泉。森林浴と温泉が楽しめる。宮沢賢治も愛したという七つ森山で森林浴を楽しみながら、ボランティアガイドの岡澤敏男さんが案内してくれた。ホテルはゴージャス!ロビーはシャンデリアもすごい。今回は、別棟の嘉苑の特別室「逢滝」。部屋まで時間がかかるほど。1泊2食付きで1人31650円〜(税サ込)。部屋付きのお風呂もかけ流しで、中と外に1つずつあり、原泉100%。「黒千石豆の杏仁豆腐」をいただいていると、地元で取れた野菜と果物(きゅうり、リンゴ、ブドウ、トマト、西洋なし?)がでた。他には和室タイプ一人19050円〜。洋室タイプ一人16425円〜。高台にあり大浴場の露天風呂は建物からはみ出して屋上に作られていて、景色がすごい!し開放感がすごい!チェックアウト時もお野菜が出る。一般の部屋でも2100円プラスするだけで以下の料理が食べられる。
 夕食は前菜「石巻産フカヒレ煮凝り、X親子柚子釜、北上産川海老新引き揚げ、三X産太刀魚雲丹焼き、X斗X叩き松の実」、「釜石産キャビア、百合根寄せ」は塩辛くない!「芋の子汁」。お造りは「松皮カレイ薄造り」で、釣り人の間では幻のカレイと呼ばれていたが、最近養殖されるようになった。これはうまみが先に来て、おいしいとか。「松茸炭火焼き」。「南部かしわ笹身寿司」。「雫石牛・黒豆乳シャブ」。「三陸吉浜産きっぴん旨煮」は干しアワビ。「遠野産桜肉カルパッチョ」。「ホヤ代わり揚げ」。「割子南部蕎麦」などレベルは高いそうです。
 電話:019−695−3333、Fax:019−695−3330。JR東北新幹線「盛岡」駅下車、無料シャトルバスで約40分。要予約。

●9月17日
 秋田県田沢湖町の「湯宿 はなやの森」。今年の9月にオープンしたばかりで、緑の森の中に建っている。湖の中に玉川小学校宝仙台分校が眠っている。地元の人への恩返しとして、思い出深い分校の建物をモチーフとしてこのホテルに使っているそうです。廊下は学校風。その先に飲む温泉がある。ナトリウム・硫酸塩泉をポーランド製のカップで飲みます。飲める人は体がスッキリしている人だそうです。今回は606号室で、秋田杉を使ったエントランス。露天風呂付き特別室で、1泊2食付き1人29550円〜(税サ込)。窓の外は白樺の森。敷地は2万坪。部屋の露天風呂で、お湯の色はミカン色。貸切風呂は60分2150円。大浴場の露天風呂も屋上にあるので、開放感がすごい。お湯の色は土色。お湯がいいそうです。
 夕食はお食事処でいただく。食事は健康懐石と言われ、女性に人気。先付「枝豆豆腐」、前菜「こんにゃく田楽、白バイ貝の旨煮、丸十、枝豆、ズワイ蟹のまり寿司」、造里「マグロ、鯛、日海老」、バスケットに入ってでてきたのは「岩魚の塩焼き、串刺し籠盛」、地物野菜の焚き合わせ「里芋、カボチャ、小茄子、煮穴子」、野菜湯葉巻き、稲庭うどん。人気の洋皿「野菜のハーモニー」は、サーモン、蓮根、キュウリ、トマト、ほたてに特製ドレッシング。白身魚と大和芋の冬瓜巻き。「はなやの森のきりたんぽ」には比内地鶏が入っている。
 電話:0187−49−2700、Fax:0187−49−2711。JR秋田新幹線「田沢湖」駅下車、「玉川温泉」行きバスで約40分、「男神川橋」停留所下車。空港から?「はなやの森」まで直接行けるエアーポートライナーも一日2便ある。お宿でも予約可。料金3500円。
http://www.hanaya-mori.com/

●9月24日
 岩手県花巻温泉郷の「炭屋 台の湯」。歴史を感じる昔の商家風の家屋。200年以上になるという。今回は和室(バス・トイレ付き)「きり」1泊2食付1人19050円(税サ込)〜。和室(バス・トイレ無し)16950円〜。肌にやさしいが、成分が濃い感じの温泉。
 夕食は部屋食。付きだし「しめじとカニの菊花和え」、前菜「月見たたき芋、サーモン黄身寿司、小茄子ピザ風味焼、ゴーヤふきのとう味噌焼、ホロホロ鳥八幡巻」、カボチャのスープ、刺身「ホッキ、松皮カレイ、鯛」、秋鮭ときのこの網焼き、荒葉揚げ(ライスペーパが衣)、白金豚梅煮、さんま柳川風、じねんじょなべ、白金豚のしゃぶしゃぶ、温泉プリン。白金豚は宮沢賢治の頃にもあった名産。
 電話:0198−27−2561、Fax :0198−27−2035。JR東北新幹線「新花巻」駅下車、タクシーで25分。
http://www.sumiya-dainoyu.com/

●10月8日
 山口県萩市の「萩八景 雁嶋(がんじま)別荘」。入口はステンドグラスなどもある。和と中はレトロな洋風の感じ。中庭を通ってはなれの宿泊棟で、今回は特別室503号室「五景」。濃い茶色ベースで、壁は珪藻土を使用。メゾネットになっている。1泊2食付き1人36900円(税サ込)〜。半露天風呂もある。和室の部屋で23250円〜。萩温泉が楽しめる。アロマトリートメントのリフレクロソジー20分3150円〜。男性もやってもらえる。
 夕食はレストランで和風の料理。まずひれ酒。梅風味ふくソーメン。「前菜」は穴子博多、白子豆腐、姫さざえオーブン焼き、焼き栗、紅葉麩、見蘭牛カルパッチョほか。ふく刺し。ふくにぎり。「見蘭牛ロースバターソース」はおいしいそうです。「甘鯛の炭火焼き、ポルト酒風味」も相当おいしいそうです。「鮑の朴葉焼」はアボカドの味噌でいただく。「ふくちり」。グレープフルーツ・ゼリー。
 電話:0838−26−2882、Fax:0838−26−2800。東海道新幹線「新山口」駅下車、特急バス「はぎ号」で約60分、「東萩」バス停下車、タクシーで5分。
http://www.ganjima.com/

●10月15日
 静岡県伊東の「離れ御宿 夢のや」。門から玄関まで竹もある和風。少し上がってはなれ形式で6室。今回は「こだま山」。寝室はベッド、ウッドデッキもあり正面が海。野生のリスもいる。1泊2食付き1人2.9万円(税サ込)〜。全部屋半露天風呂付きで、かけ流し。無料の貸切露天風呂もある。湯は濃い感じ。ホットストーンセラピーは7500円〜。約50度に温めた玄武岩とアロマセラピーをしてくれる。
 食事は母屋の個室のお食事処。前菜は、さざえ天城和え、才巻山葵マヨネーズかけ、栗白和え、本しめじ線香、煮梅。土瓶蒸し。地魚五点盛り(ハタの一種のアカギなど)。金目風干し焼きは、金目鯛を半日ほど風に干したもの。牛しゃぶ。伊勢海老パン巻き、海老芋粉引き揚げ、カニ柚香和え。
 電話:0557−33−1088、Fax:0557−33−1089。伊豆急行「伊豆高原」駅下車、タクシーで約5分。送迎有り(要予約)。
http://www.onyado-yumenoya.com/

●10月22日
 静岡県伊豆市・伊豆半島の真中「山あいの宿 うえだ」。個人の別荘だった建物を改築したもの。ご主人は本業は歯医者さんで鮎釣り有名人で、オープンして7年目。今回は「あざみ」の部屋。1泊2食付き1人20940円〜(税サ込)。純和風の部屋で、庭がいい感じで、ウッドデッキも広い。貸切の露天風呂も広い。原泉かけ流し100%で、日本秘湯を守る会。
 夕食は前菜、先付け、造り(カンパチ、甘エビ、鮪、紋甲烏賊)。鍋ものはしし鍋か牛鍋。狩野川天然鮎塩焼き。秋鮭砧巻き、南瓜饅頭、鮎二見揚げ。モクズガニご飯、お味噌汁、漬物。とてもよかったそうです!
 電話:0558−87−2020、Fax:0558−75−1070。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バスで約20分「船原保育園」バス停下車、徒歩約1分。

●10月29日
 大分県くじゅう瀬の本高原のオーベルジュ「ア・マ・ファソン」(自分流という意味)。今年4月から熊本市内から移ってきてオープンした。洋風のホテル風だが、床暖房。浴場は温泉。今回は一般客室X号室で1泊2食付き1人2.6万円〜(税サ込)。  阿蘇五岳も見え、くじゅう花公園ではコスモスも楽しめるし、エル・ランチョ・グランデ(ウェスタン乗馬牧場)で乗馬も楽しめる。寺本六花(ムカ)さんが指導してくれました。ミニ遠乗りは1人乗り3150円〜。
 夕食はオープンキッチンのレストランでいただいた。「海の幸のフリボリテ」は気まぐれな盛り付けで、ヒラメ、エビなどで、黄色いソースはタマゴの黄身、茶色は薬膳を入れたお醤油、オリーブオイルなど。「甘鯛と松茸のポピエット」は、紙?包み焼き。「蛤のコンソメ」はおいしいそうで、これを飲むためだけにやってくるお客もいるとか。「活オマール海老、キャベツ包み、ソースナンチュア」。お口直しにシャーベット「梅のグラニテ」。「和牛ロース肉のグリルと洋梨のソテー」。デザートはブドウのテリーヌ「レザン・テリンヌ、バニラアイスクリーム添え」。
 電話:0967−44−0048、Fax :0967−44−0049。熊本空港から、九州横断バスで約2時間、「筋湯温泉入口」バス停下車、徒歩2分。
http://www.amafacon.com/

●11月5日
 ビデオが不調でHPからの情報。熊本県杖立温泉の「米屋別荘」。谷あいの杖立川沿いに約22軒の宿が立ち並ぶ杖立温泉は、約98度の高温泉が自噴する。天保14年(1843年)創業の老舗で、入口には「チャボ優先」と書かれた木札、玄関には囲炉裏が据えられ、山の温泉宿の情緒に溢れている。七代目ご主人が「同行二人」と名付けられた離れを新設。3棟とも趣が異なるが、どれも広々としたメゾネットで、川に面した大きな露天風呂付き。「不老長屋」は立ち湯・うたせ湯など5つの貸切露天風呂と「むし湯」を備えた女性専用風呂の合計6つ。男女それぞれの半露天風内湯の先には、混浴露天風呂の「長寿霊泉」が。これら全て源泉かけ流し!「蒸し湯」は実際に調理器具として大活躍している。  杖立温泉では、「御湯の駅」は足湯や砂糖、踏み場などが誰でも無料で利用できる。「元湯」は杖立温泉発祥の湯といわれている川べりの露天風呂(無料・混浴)。「蒸し湯」で温泉玉子やふかし芋を作っている。「気功体操」で、毎朝橋の上で少林寺の気功体操が行われており、誰でも参加可能。
 夕食は、京都での修行を終えたご主人自ら腕をふるう「杖立風・新懐石料理」。肥後馬肉や小国の黒豚、大根など地元の食材をふんだんに使った創作料理を月替わりで楽しむことができる
 電話:0967−48−0507、Fax :0967−48−0648。熊本空港、産交バスで約2時間、「杖立」バス停下車、徒歩2分。

●11月12日
 新潟県魚沼市・栃尾又温泉の「田舎の我が家 宝巌堂」。古くから湯治場として知られていて、ここには3軒しか宿がない。かなり古いが、書いたものがない。2004年4月にリニューアルされた木造だが、落ち着いた感じ。今回は「参の拾伍番」の部屋で、1泊2食付き一人15900円〜(税サ込)。川沿いに原泉があり、この温泉を守る為、栃尾又温泉では源泉の近くに湯小屋をたて、これを3軒の宿が共有する。宿にひいてしまうと温度が下がるため。宝巌堂から120段の階段を降りて共同温泉「したの湯」に着く。1200年の歴史があるという自慢の温泉は全国でも指折りのラジウム温泉で、子宝の湯としても知られる。近くの子持ち杉の二股の間をまたぐと子宝に恵まれるそうです。温度は37度でかなりぬるいがだんだんホカホカしてくる。1時間入っておれる。竹内さんは感動したそうです。飲泉もできます。長湯が基本なので、お風呂で読める本が貸し出しされていて、濡れてもよいそうです。プチ湯治プランもある。
 夕食は前菜、虹鱒のカルパッチョ風、先付け、舞茸の炭火焼き、銀杏塩いり、湯葉揚げ出し、なめこみぞれ和え、すっぽん鍋、あと雑炊。
 電話:025−795−2216、Fax :025−795−2949。JR上越線「小出」駅下車、南越後観光バスで約30分 「栃尾又温泉」バス停下車。
http://www.ho-gan-do.com/

●11月19日
 新潟県南魚沼市・六日町温泉の「かわら崎 湯元館」。入口は普通の田舎の民家みたいで、縁側にTVが置いてある。昭和30年代の感じで、レトロな品も置いてある。今回は「あかしょうびん」の部屋で、ロフト・露天風呂付き、1泊2食付1人17445円〜(税サ込)で、他には15135円〜。入口には毎朝牛乳を配達してくれる箱がある。ロフトからかえでの実を落とすときれいです。離れの廊下は昭和のテーマパーク風!駄菓子から、カップ麺、温泉卵、野菜、果物まで無料。温泉は原泉かけ流し。ウェルカム升酒も温泉で飲める。
 夕食は「先付け」のサザエ、イクラ、ズイキ、バイ貝、ナメコ。「造り」はカンパチ、鮪、もどり鰹、アオリイカ、鯛。カニ刺身、甘エビ、殻カキ。「寄せ鍋」は鮭、カワハギなどが入っている。「ホタテ陶板焼き」。「カニ陶板焼き」の後に雑炊にする人もいます。虹鱒の塩焼き。牛ヒレステーキ。ここの旅館のコンセプトは「孫と行きたい温泉」だそうです。
 電話:025−772−2438、Fax :025−773−2194。JR上越線「六日町」駅下車、徒歩5分。
http://www.yukiguni.ne.jp/yumotokan/

●11月26日
 島根県・湯の川温泉の「湯宿 草菴(そうあん)」。岐阜の飛騨から民家を移設した。壁が赤色がかっている。明るい女将さんです。隅においてある行灯には「おちらと」(ゆっくりと、のんびりと)と書いてある。今回は離れの15畳和室「八雲」で、1泊2食付1人27450円(税サ込)。夕食はカニづくし。庭園がきれい。湯の川温泉は「美人の湯」として有名。女神が恋に破れるという悲しい神話がある。さっそく「石造りの露天風呂」に入ってみた。「木造りの半露天風呂」もあり、3つの貸切露天風呂があり、空いていたら自由に入れる。
 夕食はカニ料理。「前菜」は可愛い箱に入れてでてきたが、「蟹の棒寿司」、「里芋の蟹あんかけ」、「丘海苔ひたし蟹和え」。「蟹とホタテのしんじょう蕪蒸し」。「松葉蟹、炭火焼き」は備長炭で焼く。「造り」は蟹、鮪、ヒラメ、鯛、鱸(すずき)。「蟹のこうら揚げ」。「松葉蟹の酒蒸し」。「せこ蟹鍋」。「蟹のパイ包み焼き」は洋皿。「蟹の玉子豆腐椀」。「蟹雑炊」。カニは3月いっぱいまでやっています。
 電話:0853−72−0226、Fax :0853−72−9766。JR山陰本線「荘原」駅下車、徒歩10分または、予約して送迎。出雲空港から車で5分。
http://www.yuyado-souan.jp/

●12月3日
 島根県出雲市の「はたご 小田温泉」。昭和初期のような感じで、芸術家のご夫婦が作った陶芸品、絵画、書が建物の中にいっぱい。今回は「桂月の間」で、1泊2食付きで1人18900円(税サ込)。車で30分の石見銀山を案内してもらった。お風呂の浴槽もご主人の作品。
 食事は月の襖絵に囲まれたお食事処でいただいた。「先附」は雲丹プリン、鮭あぶり寿司、秋の実和え。造り、百合根すり流し、菊花蕪菁吹き寄せ。「鮎の青竹焼き」はご主人オリジナルで鮎の水分と竹の水分を利用した蒸し焼き料理。和牛ひれ肉林檎焼き。里芋コロッケ。「松葉蟹、黄身酢寄せ」。「子持ち鮎、和風リゾット」。
 電話:0853−86−2016、Fax :0853−86−3683。JR山陰本線「小田」駅下車、徒歩8分(送迎あり・要予約)。
http://www.odaonsen.jp/

●12月10日★
 石川県輪島市の「お宿 たなか」は、朝市から歩いて10分。三階建の京都風の輪風(わふう)の建物。建物の中の柱、窓枠、ベッドの台、お風呂の桶なども輪島塗りを使用。今回は和洋室「なでしこ」(禁煙室)で、1泊2食付「ごっつお料理」の場合、一人12600円(税サ込)。
 夕食は「ごっつお料理」。「珍味」はナマコの酢の物、すいぜん、ガスエビ塩焼き、サザエ味噌あえ、ひね寿司、煮さざえ。「お刺身」はタラの子づけ。「家具膳」は海そうめん、あんこう、漬物、カキのグラタン、ブリ大根。器は80年前の輪島塗。アジのたたき。いしるの貝焼き。山かけイカ、目鯛のみそづけ。甲ばこ蟹。特別料理として、焼きガニもあるが1杯8000円〜、蟹味噌シャブ1杯8000円〜。この時使用したお箸は持ち帰りできます。
 電話&Fax :0768−22−5155。JR北陸本線「金沢」駅下車、奥能登特急バスで約2時間、「ふらっと訪夢」バス停下車、徒歩5分。
http://www.minsyuku-tanaka.jp/

●12月17日
 富山県南砺市の「里山の宿 薪の音」。田んぼの中の一軒屋で一般の農家風。今年夏にできたお宿で、1日3組のみ。和洋折衷だが、ちょっと違う新しい和風の雰囲気!今回は和洋室「四花菱(よつはなびし)」で、白い山と田んぼが見えるバルコニー付き。1泊2食付き1人3万円(税サ込)。洋室「枝椿(えだつばき)」は明るい部屋で、蚊帳がついていて2.5万円。
 料理は地元の食材とご主人のお母さんが作った手作り野菜にこだわるフレンチをお箸でいただく。「アンコウとずわい蟹薫製テリーヌ」は、あんこうの肝入り。「甘海老のパート包み焼き」はフレンチ版春巻きの感じで、生クリーム入り。「鱈と雲丹の蒸し物、トリュフ風味」。「牛フィレとフォアグラの生ハム包み焼き」。あとはデザート。朝食はお釜で炊くご飯。
 電話:0763−62−3255、Fax :0763−62−3266。JR北陸本線「城端(じょうはた)」駅下車、送迎車で5分(要予約)。
http://www.makinooto.co.jp/

●12月24日
 神奈川県小田原市の「ヒルトン小田原リゾート&スパ」は、クリスマスにピッタリ。高台にあり敷地は23万平方m、東京ドーム5個分。今回は、ヒルトンデラックスルームで、景色は素晴らしい。1泊2食付(食彩ディナープラン)1人24650円(税サ込)〜。バーデゾーンという温泉を使ったスパ施設が自慢。女性には「アクアボーデ・スパ」があり、「ボディ・オイル・トリートメント」60分11550円などが受けられる。ティーラックス・サロンは70種類以上のお茶が楽しめる。テニスコートは屋内で60分4200円、バドミントン60分1575円、ゴルフ練習場60分1050円、ボーリング場1ゲーム630円〜。温泉の大浴場もある。
 相模湾のフレンチのコースをいただいた。「相模湾産寒平目の炙り焼き」。「冬牡蠣と蕪のスープ、トリュフ風味」。「相模湾産赤座海老とあんこうのスフレ」は面白い顔で、中にあんこうの肝などが入っている。「林檎のシャーベット」。「伊豆天城産軍鶏のグリル」。デザート。
 電話:0465−29−1000、Fax :0465−28−1233。JR東海道本線「根府川」駅下車、送迎バスで約5分。
http://www.hilton.co.jp/odawara/


2005年12月24日の「全国うまいもん大集合」

北海道 えりも町の毛ガニのカニかご漁
岩手 雲丹
秋田 きりたんぽ
栃木 餃子
群馬 下仁田ねぎ 殿様ねぎとも
千葉 落花生
埼玉 川越芋
東京 もんじゃ焼き 文字を書きながら焼いたのでもんじゃという
神奈川横浜 中華料理
静岡 キンメダイを採るために船に乗った。
愛知 日間賀島のあわび
岐阜 飛騨牛のステーキ
富山 ほたるイカ
石川 ずわいガニ
三重 伊勢海老
滋賀 近江牛のすき焼き
奈良 三輪そうめん
京都 京懐石 祇園・鳥居本、千枚漬は川勝総本家を訪問、聖護院かぶらを使っている。
大阪 たこ焼き
兵庫 丹波篠山の松茸
広島 牡蠣
山口 下関のふぐ(ふく)、天然トラフグの刺身
香川 讃岐うどん
高知 わらで焼いた「かつおのたたき」
佐賀 やりイカ
長崎 西海市の大根を切って茹でて干す「茹で干し大根」
熊本 馬刺し
大分 関さば
宮崎 地鶏は歯ごたえがいい
鹿児島 黒ブタは柔らかく甘味が特徴


●朝食にいいのは
宮城 さんま
茨城 納豆
長野 野沢菜
新潟 こしひかり
福井 若狭がれい
和歌山 南こう梅
島根・宍道湖 ヤマトシジミ

青森 りんご
山形 さくらんぼ 3つで300円(さとうにしき)
福島 もも
山梨 巨峰
鳥取 20世紀梨
岡山 マスカット
徳島 すだち
愛媛 みかん
福岡・八女市 いちご(博多あまおう)このあたりでは醤油で食べる
沖縄 パイナップル


「2006年」

●1月7日
 静岡県伊豆市・天城湯ヶ島温泉郷・嵯峨沢温泉の一軒宿「湯宿 嵯峨沢館」。昭和3年9月創業で、1年前にリニューアルしたが、名湯で有名。川のせせらぎが聞こえるウッドテラスもある。今回は「もくれん」で、和室。寝室はベッド。マイ露天風呂付きで、1泊2食付き1人36900円〜(税サ込)。「水仙」は露天風呂付きで1人28500円〜。大浴場は「渓流の湯」と言って15mと細長い。上流の露天風呂「寝党の湯」は木々に囲まれた感じ。岩盤風呂「涅槃浴」は1人75分2000円。露天風呂「川の湯」は自然の中。全部で12個の風呂がある。
 夕食はダイニング「楓」でいただいた。「箸付け」、「八寸」、「椀盛り」。「造里」はあわびの器に入ったあわびはとても柔らかくでびっくり。「伊勢海老西京煮」。「陶板焼き」は天城牛と魚介類など。「寒鰤(ぶり)鍬(くわ)焼き」。福豆ご飯・袱紗(ふくさ)仕立。
 電話:0558−85−0115、Fax :0558−85−0393。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バスで約25分、「嵯峨沢温泉」バス停下車すぐ。
http://www.sagasawakan.com/

●1月14日
 静岡県伊豆・熱川温泉「懐かしの自然湯 一柳閣」。伊豆熱川駅の前には足湯・手湯とかもある。木がいい感じ。アジアン・テイストで、彫刻などもある。1年半前にリニューアルした。今回は501号室で、露天風呂付き和室。1泊2食付き、1人27450円〜(税サ込)。ウッドデッキから海の向こうの伊豆大島も見える。天蓋付きのベッド。部屋の中に屋根もある(笑) 洋室も和風ベッドルームで16950円〜。旅館内には雑貨店 FATIMA がある。手作りアクセサリー体験もできる。携帯ストラップで1800円〜。貸切露天風呂「大文字」はお風呂が大の字。貸切露天風呂「 Blue Moon 」と「 Woody Bamboo YOU 」もある。部屋でエステも受けることができる。リフレクソロジー40分5250円〜。
 夕食はお食事処で。「吊るし飾り」懐石。吊るし飾りは三段小箱で、開けた時に「わっ」と言われるのを楽しみにしているとか。「渚のキャンパス盛り」は下に海と貝があって、上に金目鯛などのお造りがある。「一柳閣風生春巻き、梅肉ソース添え」。「伊勢エビ&カニサラダ」。「炎のあわびグラタン」は軽いフランベ。「湯権現の献上揚げ」。「熱川温泉ポークのトン豚すき焼き」。最後はご飯。テンション上げておくと楽しめます。
 電話:0120−66−1133、0557−23−1133。伊豆急行「伊豆熱川」駅下車、徒歩3分。
http://www.ichiryukaku.co.jp/

●1月21日
 大分県日田市琴平温泉「旅籠 かやうさぎ」。茅葺がすごい建物。120年の旧家を改造して去年オープンした。6部屋とはなれが5棟。今回は離れ「爽(さわやか)」で、1泊2食付1人3万円〜(税サ込)。イロリは石で囲んであり、エアコンも生地を貼っている。天井も古い襖(ふすま)を利用している。ウッドデッキも広く、目の前は高瀬川が流れている。部屋に内風呂と露天風呂がついていて、原泉かけ流し。大浴場もあり、川沿いに5分のところに「ゆめ山水」という露天風呂3つ、家族風呂16個ある。1室50分2000円〜。美肌効果があるかも?と竹内さんは言ってました。
 夕食は個室のお食事処。「鯛真砂和え」、「唐墨大根」、「黒胡麻豆腐」、「公魚長寿巻」。椀盛は「海老菜種」。御向は「平貝、ゴン崎、ズワイ蟹、間八」。「寒鰤照焼き、奉喜包み」。「豊後牛にぎり寿司」。「海老芋と合鴨の揚げだし汁」。「アンコウ肝鍋」。
 電話:0973−26−0022、Fax :0973−26−0766。JR久大本線「日田」駅下車、送迎車で約5分(要予約)
http://www.kayausagi.jp/

●1月28日●
 熊本県阿蘇・「奥阿蘇の宿 やまなみ」。のどかな中に古い民家の感じで、おばあちゃん家に遊びに来た感じ。農家と兼業で民宿として始めた。今回は、「くぶぎ」で、1泊2食付1人10500円〜(税込・サービス料なし)。夕食(税込み)「囲炉裏コース」は1人525円アップ。通常料金は「郷土料理コース」。露天風呂も屋根付き。ランチもやっていて大人気とか。女将さんの情が伝わってくるいいお宿です。
 夕食は、お煮しめ、サラダ、刺身こんにゃくとサーモン、白和え、茄子揚げ出し、ゴボウのゴマ和え、栗甘露煮がテーブルに出る。さらにお漬物はブフェ形式で、40種類で、茄子辛子漬、かぼちゃの甘酢漬、ワラビの甘酢漬、梅の砂糖漬、チンゲン菜浅漬、高菜漬などなど。次は地鶏卵の吸い物、溶岩焼き(牛肉、地鶏、猪)、山女の塩焼き、馬刺し、だご汁(すいとんみたいな感じ)、ぼたもち。
 電話:0967−25−2414、Fax :0967−25−2839。JR豊肥本線「宮地」駅下車、車で約20分。
http://www.aso-yamanami.com/

●2月4日
 京都市・八坂神社の南隣の「柚子屋旅館」。2005年10月にオープン。入口に柚子がある。和のオーベルジュを目指しているようです。今回は「藍(あい)」で、1泊2食付1人3.3万円〜(税サ込)。祇園の交差点が見える。押し入れの戸を開けると隠れ寝室がある。部屋のお風呂は檜で、柚子も置いてあり柚子風呂もできる。
 1階のレストラン(お食事処)。「椀」はふぐ白子・ゆず大根。「京野菜の八寸」は九条葱、蕪、金時人参、百合寝、青味大根、さつま芋、赤蕪で、柚子味噌、鯛味噌、金山寺味噌をつけて食べる。九条葱も辛くなくて甘いそうです。「揚げ物」はふきのとう、花菜、海老子、柚子穂?。「お造り」は寒ブリ、城下カレイ。「焼き物」は真名かつお、加茂葱、京都牛。デザートは苺白和え。柚子鯛なべ。柚子雑炊。粟麩しるこ。柚子羹。抹茶。
 電話:075−533−6369、Fax :075−533−6380。JR「京都」駅下車、タクシーで約10分、または、市バス206番などで15分。または京阪「四条」駅か阪急河原町駅から徒歩10分。
http://www.kiwa-group.co.jp/restaurant/i100304.html

●2月18日
 岐阜県白川郷から車で15分「藤助の湯 ふじや」。古民家を移築して2年前にオープンしたが、古い日本の旧家風。今回は古民家特別室「黄櫨(はぜ)の木」で、メゾネット形式。1泊2食付き1人24300円(税サ込)〜。屋根裏部屋付き。和室や和洋室は20100円〜。ここは「日本秘湯を守る会」指定で、原泉かけ流し。雪見風呂。独特の香りで、お湯は浸透率が違うような感じ。
 夕食はいろりのお食事処。食前酒は「山ぶどう」、煮物は「こも豆腐、ぜんまい」。「籠盛り」は、節分豆、栗、わさびの葉醤油漬、くるみ、銀杏、なつめ、ふき、れんこん、いなり寿司。岩魚の刺身。茶碗蒸し。「酢の物」はきゅうり、赤かぶ、えのき。たらの芽のあぶらえ和え。この時期限定の料理「熊汁」はごぼうが入っていて匂いが取れている。大根寿司。そばがき。「焼き魚」は岩魚。飛騨牛の陶板焼き。「天婦羅」はふきのとう、栃餅、春菊。栗ご飯。富有柿のシャーベット。
 電話:05769−5−2611。Fax :05769−5−2615。JR高山本線「高山」駅下車、白川郷行きバスで約1時間20分、「平瀬温泉」バス停下車、徒歩5分。
http://www.nande.com/fujiya/

●2月25日
 岐阜県奥飛騨温泉郷・福地温泉「山里のいおり 草円」。普通の民家みたいな感じ。160年前の建物を移築して、昨年5月にオープンした。今回は煙香庵「せせらぎ」で、リビングと和室とメゾネットで、窓の外の雪景色が素晴らしい!川のせせらぎも聞こえる。1泊2食付1人24650円〜(税サ込)。他にも18650円〜の部屋もある。原泉かけ流しの温泉の露天風呂。宿から歩いて5分のところに「青だる」があり、別のお宿にもらい湯をしに行く。
 夕食は2月の料理。「旬彩」は菜の花粟麩利休和え、千社唐粕漬、巻き寿司、天子甘露煮、葉わさび醤油漬。「吸い物」は白魚東寺巻き。岩魚の造り。「煮物」は若筍、小芋、鳥つみれ、わらび、木の芽。飛騨牛しゃぶ。「焼き物」蓮根団子、天子塩焼き。「揚げ物」は海老芋万頭。釜炊きご飯。黒豆アイス。
 電話:0578−9−1116。Fax :0578−9−1117。JR「松本」駅下車、特急バス・約100分で「福地(ふくじ)温泉下」バス停下車、徒歩5分。
http://www.soene.com/

●3月4日
 沖縄県石垣島のとてもきれいな川平湾にある「オーベルジュ KABIRA」。オリエンタルな感じで、全室シービュー。今回はデラックスツインの201号室で、1室47300円〜(税サ込)。グラスボート1000円、アロマトリートメント50分11000円。
 夕食はフレンチ・テーストが基本。夕食「シェフのおまかせコース」9240円(税サ込・要予約)。田芋のアンダみそ入りコロッケ。「山海の恵みアンサンブル亜熱帯風」には、タカセ貝、スーナという海藻など。「アーサー海藻入り洋風茶碗蒸し」。「近海産 鮪の軽いポワレ」アボガド・ソース、山芋のピューレ。ゴーヤのグラニテ。「石垣牛フィレ肉の網焼き」は石垣の塩、ウコンわさび、ビバーチ胡椒でいただく。水曜日はレストランがお休み。  朝食 2887円(税サ込・要予約)はバルコニーでも可能。
 電話:0980−88−2229、Fax :0980−88−2394。石垣空港から車で約30分。
http://www.nikikabira.com/

●3月11日
 沖縄県竹富島は西表島と石垣島の間にある周囲約9kmの小さな島。古き良き沖縄の風景:石垣、赤瓦屋根の民家、珊瑚の砂の白い道が残る島で、国の重要伝統建造物保存地区にも選定されている。「ヴィラたけとみ」は2004年7月にオープンし、島の伝統的な建築様式を忠実に再現している。民宿でもない、コテージタイプのプチホテル。今回はスイートルーム「ひまわり」で、1泊2食付(税込・サなし)1人16800円〜。他にも和室「あだん」は9975円。レンタサイクルもあるが、水牛車観光も人気。なごみの塔から島全体が見渡せる。コンドイビーチは波がなく浜辺と海の青色が美しい。
 夕食は「にがなとパインの胡麻和え」、「青ぶ鯛薄造り、赤ジンミーバイ湯引き」、「パパイヤの豆腐よう和え」。「ゴーヤチャンプル」。「三枚肉のトマト煮」。「アダンの新芽」。「石垣牛のハンバーグ」で下にはイカスミ・ソーメンにもずくのソース。「沖縄風炊き込み御飯」、「アーサー汁」、漬物。
 電話:0980−84−5600。予約センター:090−7156−2431、Fax :0980−84−5601。石垣港から高速船で約10分、竹富港から送迎車で約10分。送迎車は要予約。
http://www.taketomi-v.com/

●3月18日
 鹿児島県指宿市。海岸では世界でも例がない天然砂むし温泉が体感できる。大人900円。手ぶらで来れます。高台の山の中にある「ゆ森野お宿 悠離庵」。ヤギや鶏や野うさぎが庭にいる。2005年11月にオープン。庭に棚田もあり、全室はなれ形式で普通の家屋みたい。庭にはマイ露天風呂があり、隠すものは何もない。内風呂もある。今回は「湯森の棟 九」で、ベッド形式、1泊2食付1人29550円〜(税サ込)。
 夕食は部屋でいただける。「味はじまり」は有機野菜(ねぎ、豆など)、黒酢入りドレッシング。「吸い物」は、車海老つらら、たけのこ、梅麩、菜の花、ゆず。「お造り」は、キビナゴは素味噌で。「煮しめ」は薩摩地鶏、大根、人参、昆布、蒟蒻、厚揚げ、絹さやなどで、お鍋に入ってくる。「かるかん蒸し」。「しゃぶしゃぶ」は黒毛和牛か黒豚を選択(黒豚はお勧めです)。「さつま芋かき揚げ」は、かに東寺巻き、スナップ豌豆(えんどう)、美味出し。「鮑の酒蒸し」。「カニ入り五目御飯」。
 電話:0993−22−3232、Fax :0993−22−3836。JR指宿枕崎線「指宿」駅下車、タクシーで15分。

●3月25日
 鹿児島県霧島市霧島温泉「静流荘」。今回は足湯付き客室252号室「風の座」1泊2食付1人15900円〜(税サ込)。広くはないが、フルボトルのワインのサービス・ドリンク付き。24時間かけ流しの足湯に足をつけて、目の前の清流を眺められる。露天風呂付き特別室「良葡(りょうぶ)」だと26400円〜。自然を楽しめるように屋根でなく傘になっている。大浴場もある。川の上流には丸尾の滝があり、温泉が混じっていてとてもきれい。川沿いの露天風呂「せせらぎの湯」は貸し切り。夏だと川でも泳ぐ人がいるとか。
 食事はお食事処。まずは料理長のお勧めの焼酎「佐藤」の黒ラベル。これはなかなか手に入らないそうです。前菜、箸付、食前酒。薩摩汁。お造り。「黒砂糖豚骨味噌仕立て」は黒豚を焼酎、白味噌、黒砂糖で長時間煮込んだもの。若鶏蒸し(4人前)はまるまる一匹使用。40−47日の若鶏を使用し、3時間以上煮込んだ時にあるパサパサ感がないそうです。「揚げ物」は地鶏の入ったさつま揚げというよりもつみれ揚げ。きびなご刺身は素味噌でいただいた。薩摩鶏飯。ヨーグルトムース。
 電話:0995−78−2021、Fax :0995−78−3513。JR日豊本線「霧島神宮」駅下車、タクシーで20分。又は、バスで約30分、「丸尾」バス停下車、徒歩10分。(バス停より送迎あり)
http://www.seiryuso.gun.ne.jp/

●4月8日
 神奈川県箱根温泉「四季を味わう宿 山の茶屋」。早川にかかっているつり橋を渡っていく。古い民家風だが、階段上がるとバーがある。館内の案内図ももらえる。今回は桔梗の間で、古い建物風ですが、面白い作りです。ウッドデッキには露天風呂もあり、1泊2食付きで、一人オープン記念価格36900円〜(税サ込)。男女別の温泉もいい感じです。
 夕食はお部屋でいただいた。先付け「生うに生ゆば桜葉巻」、「生ハム海老黄身寿司」、「蟹白和え」、「桜鮎若草焼」、「蛸桜煮」。造りは、鮪、桜鯛、平目、才巻海老。桜鯛若筍掛け。浅利酒蒸し。「炊き合わせ」では、大根をサフランで炊いたもの。ほたる烏賊と山菜梅トマト煮。「牛ヒレ長芋シャキシャキ焼き」は黄身おろしでいただく。竹の子ご飯。きな粉パンナコッタ。
 電話:0460−5−5493、Fax :0460−5−6300。箱根登山鉄道「箱根湯本」駅下車、乗合い送迎バス・約5分で下車(片道100円)。新宿より小田急ロマンスカーで箱根湯本駅まで約90分。
http://www.yamanochaya.com/

●4月15日
 岐阜県養老町の「竹取姫の宿 養老館」。入口から竹が多い。4年前にリニューアルして竹を多くしている。今回は雲紋竹(うもんちく)の間で、床から竹炭入りの壁から竹づくし。床の下も竹がたくさん置いてある。1泊2食付き1人14800円(税サ込)。「朝掘り筍」体験は一人1000円(30分)。竹炭づくりも体験できる。1窯7000円。竹炭約15kgと竹酢液は後日送ってもらえる。お風呂も床に竹炭が入っている。2月に出来たばかりの韓国風の「薬草蒸気風呂」も大人気。薬草を煮立てた蒸気風呂は体内毒素を排出し、リフレッシュ効果抜群だそうです。支配人は本当に筍マニアだそうです。
 夕食はお食事処でいただいたが、竹の器が使われている。先付けは筍豆腐、青海苔餡。前菜は、柚子流し、野甘草胡麻味噌和え、くず桜、筍と独活木の芽和え、もろこ甘露煮、鰻さくら蒸し、蕗味噌、筍梅サラダ。造りは孟宗竹!、さしみこんにゃく。香りがすごくいいそうです。岩魚炭火焼き。焼筍 木の芽醤油。陶板(焼き)は、筍と飛騨牛。ローズマリー塩、梅塩、天然岩塩でいただく。料理長のお勧めはローズマリーです。山野草天婦羅はタラの芽、式部草、筍、ふきのとう、雪の下。竹蕎麦。筍ごはん、筍味噌漬け、若竹汁。超お勧めですね!春先だけでなくても筍が食べられるそうです。
 電話:0584−32−1151、Fax :0584−32−1962。東海道新幹線「岐阜羽島」駅下車、タクシーで約30分、または、近鉄養老線「養老」駅下車、タクシーで約5分。
http://www.takenoyado.com.

●4月22日
 愛知県蒲郡の近く標高380mの高台にある「天の丸別邸 風の谷の庵」は景色がいい。和の雰囲気だが、ロビーには暖炉があっていい感じ。部屋までの道に10匹の精霊がいる。今回は「雪白(せっぱく)」で、離れというか、普通の民家っぽい感じ。天体望遠鏡まである。ウッドデッキが広く、マイ露天風呂がある。1泊2食付き1人36900円〜(税サ込)。お部屋でエステまでできる。アロマセラピー60分13650円。14歳以下の子供は泊まれない。
 料理も部屋食。赤貝姫酢和え。桜寿司。前菜は、木の芽和え、車海老八つ橋、花弁百合根、桜型長芋、うすい緑葉、紅白団子、穴子巻き、春菜寄せ。お造りは。完熟トマトサラダ。桜蒸し。目の前で揚げてくれる天婦羅にはあわびも!。目張旨煮。三河牛ステーキ、八丁味噌仕立て。ご飯・漬物・お味噌汁。デザート。出張でカクテルサービスもある。1杯1575円(記念日は1杯目無料)。
 電話:0564−56−3030。Fax :0564−62−1756。JR東海道本線「蒲郡」駅下車、タクシーで約20分。または送迎バス(要予約)。
http://www.kazenotaninoiori.jp/

●4月29日
 神奈川県逗子市の「小坪海岸 凛花」。夕暮れ時に行くと住宅街の空間に灯りが浮かんでいる。光の演出がロマンチック。4部屋のみ。今回は和洋室「葛(くず)」で、民宿なので1泊2食付1人16800円〜(税サ込)。木の床で、隠し部屋のような感じ、一部ガラス張りで変わっています。お風呂も光が面白い!お勧めです!漁師さんが休みの日はお休み。
 夕食は、生しらす、鎌倉筍と小坪わかめの煮物、床伏の煮付け。鎌倉ミネラル野菜とほうぼうのお刺身サラダ。朝採れ白蕪とにんじんのポタージュ。お造りは、かわはぎ、石鯛、地鯵、さざえ、を醤油と皮はぎの肝ソースでいただく。三浦大根と横浜豚の煮物。逗子桜葉ワインのソルベ。鱸のポワレと旬野菜のロースト。卵かけご飯とお味噌汁に、山口県厚東川の「あおさ醤油」を使うのがポイント。和風オーベルジュの感じでお勧めだそうです!
 電話:0467−25−2340。JR横須賀線「鎌倉」駅下車、京浜急行バス・約15分「小坪」下車、徒歩5分。
http://www.kotubo-linca.com/

●5月6日
 静岡県中伊豆・湯ヶ島温泉「谷川の湯 あせび野」。入口は和風で、壁にはうさぎの絵などもある。中は和モダンで、ロビーは開放感がある吹き抜け。自然の音だけが聞こえてくる。今回は305「木の蔵」で、マイスリッパがあり、名前などをマジックで書き込める。洋室タイプで、1泊2食付き1人27150円〜(税サ込)。ウッドデッキから川がよく見える。ここで1日過ごせる感じ。ウッドデッキの左には露天風呂で、かけ流し。貸切風呂もある。5本の原泉を持っていて、大浴場の露天風呂は25mあり、原泉かけ流し。小学生未満は宿泊できない。
 夕食は個室のお食事処でいただく。先付けは瑠璃茄子豆富。膳菜。鯛素麺。お造り「本鮪、槍いか、石鯛」には本わさび。若鮎田楽、赤魚蕗巻き。伊豆牛和風ロースト。穴子冬瓜巻、朝掘竹の子。白魚早乙女揚げ。「柏蒸し五目饅頭」は空豆を使っていて、中にはエビ・しいたけなどの具が入っている。最後は茶蕎麦など。
 電話:0558−85−1926、Fax :0558−85−0393。伊豆箱根鉄道「修善寺」駅下車、東海バスで約30分「湯ヶ島」バス停下車、送迎車で約5分。
http://www.asebino.com/

●5月13日
 神奈川県・湯河原温泉「石葉(せきよう)」。かなりの高台にある。平屋建てだが、豪華な和風の家です。女将さんの父の建てた別荘を改装したもの。「石のように、葉のようにさりげないおもてなしをしよう」という意味。今回ははなれの「観月庵」で、眺めがいい部屋で、紅葉の季節はすごいかも!温泉の内風呂がついている。1泊2食付き1人42800円〜(税サ込)。母屋だと一人29025円〜。大浴場の露天風呂では、うぐいすの声が聞こえた。6歳未満の子供は泊まれません。
 夕食は部屋食。「先付」は、鮑酒蒸し肝酢かけ、じゅん菜。八寸。揚筍豆腐、やき穴子。「お造り」は鯵、あおり烏賊。太刀魚塩焼き。「八方煮」は浅蜊、独活、さや豌豆。伊豆牛諸味噌やき。浜防風海月胡麻酢和え。お釜で炊いたご飯。甘夏柑ゼリー、蓬もち。控えめで大人の料理でした!
 電話:0465−62−3808、Fax :0465−63−5707。JR東海道本線「湯河原」駅下車、タクシーで約10分。
http://www.sekiyou.com/

●5月20日
 大分県九重町の森の中にあるオーベルジュ「BOSCO(ボスコ)」。森の中のレストランっぽい感じ。はなれ形式で石造りのどこかの国の民家風。中には昼寝用のディベッドもある。近所で作られているタペストリーも飾ってある。今回はカーサ・スィートで1泊朝食付き一人22200円〜(税サ込)。大浴場にはバラの花が浮かべてある。香りがいいそうです。露天もあります。スパではアロマ・トリートメントをしてもらえる。60分15750円〜(完全予約制)。  夕食はレストランで。今回はディナーコース9450円。コンソメジュレ。(豊後牛の)フィレ肉のカルパッチョは、カボスのドレッシングを使用。「活オマール海老のラビオリ」。「鯛のブイヤベース」。地鶏の香草塩釜焼き。ミネオラオレンジのジュレ。「チョコレート・ムース、悪魔の涙」。
 電話:0973−79−3210、Fax :0973−79−3211。JR久大線「豊後中村」駅下車、タクシーで約30分。送迎あり(要予約)。
http://www.boscoresort.jp/

●5月27日
 大分県九重町・300年の伝統の壁湯温泉の「旅館 福元屋」。川のすぐ横で降りていく。居酒屋風です。明治に旅館として創業して4代目。今回は、楓の間で、こじんまりした和風。障子を開けると川。6月にはほたるも飛びます。1泊2食付1人12750円〜(税サ込)。名物の混浴の露天風呂に入る。川のすぐ横。内風呂で貸切の「あら玉の湯」もあるが、切り出した石でできている。ハートの石が隠されている。源泉かけ流し。蔵に使われていた石を再利用した貸切の「隠り国の湯」もある。お湯であせもとかが治る人も多いとか。
 夕食はお食事処。「煮付け」はこんにゃく、筍、かぼちゃ。筍、ウド、椎茸の酢味噌和え。椎茸とワラビの小鉢。刺身こんにゃく。馬刺し。「山芋茶碗蒸し」は卵が入ってない。山女塩焼き。そばがきのあんかけ。豊後牛の溶岩焼き。椎茸が大きくておいしい!つくねのごぼう煮。「山菜の天ぷら」は筍、椎茸、コゴミ、タラの芽、ヨモギ。ご飯。このご飯がご主人の力作で、ひとめぼれと穂が黒い福米をブレンドして育てていて、香りがすごくておいしいそうです。
 電話:0973−78−8754、Fax :0973−78−9220。JR久大本線「豊後森」駅下車、大分交通バス・約30分、「壁湯」バス停下車、徒歩約1分。
http://www.kabeyu.jp/

●6月3日
 福島市・高湯温泉「旅館 ひげの家」。高湯温泉は湯治場として400年の歴史がある。入口は一般の民家風。吾妻山の「ヒゲさん」という先代が有名だった。入ると温泉の香りがすごい。今回は「りんどう」の間で、1泊2食付きで1人12750円〜(税サ込み)。温泉は少し青味がかった白濁。硫黄の香りがいいそうです。原泉というより原液という感じで濃いそうです。貸切風呂「星見風呂」もお湯がよくて、星がよく見えるそうです。
 夕食はお食事処。前菜はうるいと鰊(にしん)の炒り煮、ぎんだら西京焼。ひげの家ロールには、ごまが巻いてあります。造りはぼたん海老、真鯛、勘八。里芋まんじゅう。筍木の芽和え。薯蕷(じょよう)蒸しは、おろした自然薯で、山の幸、海の幸をとじてある。飯館牛のしゃぶしゃぶ。ごはんはひとめぼれ、沢煮椀、漬物。苺のムース。
 電話:024−591−1027、Fax :024−591−4554。東北新幹線「福島」駅下車、福島交通バスで約40分、「高湯温泉」バス停下車、徒歩2分。
http://www.geocities.jp/higenoie

●6月10日
 山形県南陽市赤湯温泉の「櫻湯 山茱萸(さんしゅゆ)」。山茱萸は山に春一番い咲く花のことで、赤湯温泉は平安時代から続く。現代風の和風。全室に広い露天風呂付きのオーベルジュ。硫黄泉の大浴場もある。今回は「都忘れ」の間で、2食付きで一人23250円〜(税サなし)。食事もお部屋食。
 夕食は部屋食で、まず「先付け」。「椀盛」は車海老葛たたき、胡麻豆腐茶巾しぼり。「造り」は鮪、あおり烏賊、みる貝で、竹の器に入っています。「焼き物」は月山筍炭火焼き、梅雨いさき木の芽焼き。山菜飯蒸、柏葉包み。米沢牛炭火焼き。「口直し」は新じゅん菜。「冷やし鉢」は鴨ロース、車海老、あわび柔らか煮。自家製茄子漬、うこぎご飯、止め椀。「デザート」はとれたて卵のプリン、森の苺のアイスクリーム。
 電話:0238−43−3020、Fax :0238−43−6458。山形新幹線「赤湯」駅下車、車で約5分。予約すれば送迎あり。
http://www.sansyuyu.jp/

●6月17日
 秋田県抱返り(だきがえり)渓谷にある「夏瀬温泉 都わすれ」。昨年8月にオープン。以前やった「たえの湯」さんの姉妹店。今回は「月うさぎ」の間で、1人2.5万円〜(税サ込)で、和洋室で、マイ露天風呂付きで、渓谷も見える。貸切風呂「夏瀬の湯っこ」もあるが、お湯が素晴らしく、美肌効果がある。
 夕食はお食事処で。「うるいの真砂子和え」。「前菜」はこし脂とそら豆の天ぷら、竹の子とサザエの木の芽味噌焼き、あいこの奉書巻き、ほんなとろ昆布漬、しどけのお浸し、鰆(さわら)西京焼き、鴨有馬煮、わらび真丈。「山菜稲庭うどん」。「お造り」は岩ガキ、活殻付きウニ、天然真鯛。「黒毛和牛と地物野菜の石焼」。「いぶりがっこのサラダ」。「山菜寿司」はわらび、あいこなど。焼き竹の子。「根曲がりゆで上げ」は竹の子、鮑と肝ソース。「きりたんぽ鍋」。「岩魚南蛮揚げ」。「じゅん菜の酢の物」。「地物わらびのお浸し」。御飯とお漬物。
 電話:0187−44−2220、Fax :0187−44−2219。秋田新幹線「角館」駅下車、車で約30分(送迎あり・要予約)
http://www.taenoyu.com/natuse-top.html

●6月24日
 秋田県湯沢市の小安峡温泉、山から取ってきた筍とか卵とかを温泉の湯で共同で茹でている場所がある。1回100円で、原泉は98度。「湯の宿 元湯くらぶ」。和風。今回は「どうたん」でメゾネット形式でマイ風呂付き。1泊2食付き1人16950円〜(税サ込)。Aタイプは9500円〜。庭に原泉の湧くところが見える。酒蔵にあった本当のお釜で入るお風呂もある。
 夕食は、お食事処。食前酒は、赤紫という古代米を使ったお宿オリジナルのお酒「やよいのしずく」。甘くなくて度数も高い。「前菜」はかのか山わさび和え、じゅん菜の酢の物、キクラゲの辛子酢味噌掛け。姫竹の子味噌煮、ワカメ豆腐。「岩魚の笹蒸し焼き」は内臓取ったのちに、洗って自家製味噌と筍を入れてある。「お造り」はまぐろ、鯛、ぼたん海老。「皆瀬牛の刺身」。「皆瀬牛の朴葉焼き」には、朴葉味噌とキノコもたっぷり。「ピーナッツ豆腐餡かけ」。「ぜんまい白魚山菜鍋」。「古代米御飯」と「稲庭そうめん冷がけ」。★!
 電話:0183−47−5151、Fax :0183−47−5208。JR奥羽線「湯沢」駅下車、羽後交通バス「小安温泉」行きで約1時間、「元湯」バス停下車、徒歩1分。
http://www.motoyukurabu.com/


●7月8日
 北海道釧路市・阿寒湖温泉の「あかん鶴雅別荘 鄙の座」。玄関は珍しい感じで何となくオシャレ。ロビーは木の床の和風で、阿寒湖が目の前。ゆず湯、クリームブリュレがウェルカム・スィーツ。足湯もある。今回は、「風若葉」で1泊2食付き1人36750円(税サ込)〜。マッサージチェア、ソファーセットがあり広い。かけ流しの露天風呂付き。岩盤風呂もあるが、滝のようにさらさらの汗がでる。サウナと違いいつまでも入っていられる。大浴場の露天風呂は阿寒湖が目の前。
 夕食はお部屋でいただいた。士幌の百合根。「前菜」は、虹ます、ホワイトアスパラ、北海塙海老の沖漬。モッツァレラ・チーズ。「造里」は虹ます、蝦夷鮑、牡丹海老、ウニ。ピンク色の阿寒の幻の魚イトウもある。イトウはピラニアみたいな魚です。「知床産メンメ鄙の座風鍋」はキンキで味噌仕立て。野付産ホタテのはさみ焼き。美幌の豆と夏野菜の煮物。メンメの北見産香草焼き。釧路町の蕪射込み蒸し。「道東の幸盛り合わせ」は牡蠣とホッキの酢のもの。虹ますごはん。
 電話:0154−67−5500(予約センター)、Fax :0154−67−3321。JR根室本線「釧路」駅下車、阿寒バスで約1時間半、終点「阿寒バスセンター」下車、徒歩3分。
http://www.hinanoza.com/

●7月15日
 北海道網走市の「オーベルジュ 北の暖暖」。レトロな和風。宿の前は段々畑もある。去年暮れにオープン。部屋は蝶々の名前で、今回は「琉璃縦羽(るりたては)」で、1泊2食付き1人2.3万円(税サ込)。窓からは網走湖を一望できる。高台なので景色がきれい。特別室「大一文字」は1人3.3万円でお風呂付き。ファミリールームは1.5万円。網走湖を見ながらの露天風呂もある。宿がクルーザーも持っているので、網走湖で釣りもできる。
 夕食はお食事処。「本日の北海珍味」は、メークインの冷たいポタージュ、かすべのぎんぎ、赤ピーマンのクリーム。「海水の網走産雲丹をそのままで」。「おつくり」はクジラのルイベ、きんきの湯引き、これらをきんきの肝醤油でいただく。きんきの刺身は珍しい。「冷製ロワイヤル鮑添え」。「帆立貝焼きとオショロコマの田楽」は、淡水魚で岩魚の仲間?。「毛蟹、トマト、大葉の冷たいパスタ」。「鮭と大根の博多煮」。「牛ヒレの湯葉巻きロースト、山わさびソース」では、フォアグラも巻いてある。「イクラ丼」、「ウニ丼」、「四季彩丼」から選ぶが、全部のせるっていうのもOKだとか。「デザート」。今までとは違った形のオーベルジュです。
 電話:0152−45−5963、Fax :0152−45−5995。JR石北本線「網走」駅下車、車で約3分。
http://www.only-hotsk.com/

●7月22日
 岐阜県下呂市下呂温泉の山の上の方にあるお洒落なリゾートホテル風の「ホテル・パストール」。今回は901号室で、和洋折衷。部屋からの下呂温泉の眺めも素晴らしい。1泊2食付で、南飛騨美食プランで1人20150円〜(税サ込)。厨房では焼きたてのパン(ブリオッシュ)をいただいた。1本950円(送料別)で送ってももらえます。おいしくて大人気だとか。他にもカルカッタカレーも市販していて、大450g(2−3人前)で1050円(送料別)。クア施設の「バーデパルク」は、自然光が降り注ぐ開放的な空間で、25mプールを中心にバイブラバスやハイパワー浴、ミストサウナなど多彩な施設が充実している。大人1000円、子供500円。浴場も温泉で、露天風呂から雄大な山につながっている感覚。ヒーリングエステサロン「オアシス」では、アロマボディトリートメントなどをしてもらえます。女性6500円、男性7000円。
 夕食は和か洋の選択で、今回はフレンチ。「下呂竹原トマトのバヴァロア」は白いがとってもおいしいそうです。「馬瀬川鮎のくんせいパスタ」。「有機野菜のミジョテ、そのジュとヒマワリのオイルのソース」。「飛騨牛ロースのグリエ、飛騨しめじのソテーを添えて」。ワインはソムリエに「Chateau Mercian 山梨ベリーA 2001」を勧めてもらいました。「イチジクのブドウの葉包み焼き、バニラアイスクリーム」。地産地消を勧めている。
 電話:0576−24−2000、Fax :0576−24−2500。JR高山線「下呂」駅下車、タクシーで約7分。送迎はなし。
http://www.pastor.co.jp/

●8月5日
 鹿児島県日置市「みどり荘」。日本秘湯を守る会。ロビーには芋焼酎がずらり。離れ形式の部屋で、今回は「新館和室 きく」で、1泊2食付き1人23180円(税サ込)〜。庭にはみどり池がある。池のほとりに遊歩道があり、散歩に最適。温泉は原泉そのもので、すごい!お湯は少し黒いものもある。
 夕食は部屋でいただく。40度の芋焼酎「天使の誘惑」。先付けはウナギ豆腐。前菜は、米茄子一松、沢蟹、鮎甘露煮、トマトバター、ながらめ西京焼き、アスパラベーコン、合鴨ケチャップ煮。椀物は鯛潮汁。お造りは竹の器で、首折鯖など。「黒豚とんこつ」は煮込んだもの。薩摩芋グラタン。揚げ物は、薩摩揚げ牛蒡入り、キビナゴ、二色揚げ。湯引き鱧。信州蒸し。地鶏の笹蒸し。キビナゴは酢味噌と葱で。しらす御飯。朝食は藤棚の下で食べることもできる。
 電話:099−296−2020、Fax :099−296−4920。JR「鹿児島中央駅」下車、鹿児島交通バスで約70分、「いさく伊作」バス停下車。ここから送迎車(要予約)5分。
http://www.midorisou.com/

●8月19日
 長野県湯田中温泉の「よろづや 松籟荘(しょうらいそう)」。駅前には無料の足湯がある。江戸時代・寛政年間創業で、昭和14年に建てられた松籟荘は国の文化財に指定されている。今回は「撫子」の間で、1泊2食付き1人34800円〜(税サ込み)。23250円の部屋もある。由緒正しい和室です。お堂のような建物は温泉で、池が露天風呂!桃山風呂も文化財に指定されているが、お寺の本堂の中にいる雰囲気がある。
 夕食はお部屋で。巨峰酒、滝川豆腐、長芋冷汁、紅鱒篳揚げ、笹寿司。お造りは大イワナ洗い。そば寿し。鮎塩焼き、骨煎餅付き。信州牛焼きシャブ。丸茄子博多田楽。五穀米、お味噌汁、漬物。
 電話:0269−33−2111、Fax :0269−33−2119。長野新幹線「長野」駅下車、長野電鉄で約40分「湯田中」駅下車、徒歩6分(送迎は要予約)
http://www.shoraiso.jp/

●8月26日
 鹿児島県霧島温泉の「鳥遊ぶ森の宿 ふたり静」。入口には手作りの果実酒を自分で作ったものが並ぶ。持ち帰りもキープも可能。5室全て離れ形式。今回は「はなの音」で、1泊2食付き1人31150円(税サ込)〜。畳は天井にある。この部屋には露天風呂、水風呂、釜風呂、岩盤浴がある。温泉は温度が高いので、少し水で薄めているとか。他には足湯付きの部屋やサウナ付きの部屋などがある。
 夕食は部屋で。チーズ豆腐、和風ゼリー掛け。梅酒ゼリー。「チキンのブレス風サラダ仕立て」はブレス地方の料理で、オイルに漬け込んで焼き上げたもの。薩摩黒豚の冷製しゃぶしゃぶ、ごまクリームソース。お造り。「コンソメと新じゃが芋のパリソワール」はパリの夕暮れをイメージしたという。「鰻の餡かけ茶碗蒸し」。富山産氷見うどん、梅肉えのき。「鹿児島県産牛ヒレ網焼きステーキ。」にはとろろ芋がかかっている。豚の角煮にとろろをかけて食べてもおいしいそうです。ちりめん山椒ご飯。
 電話:0995−78−3161、Fax :0995−78−8083。JR日豊本線「霧島神宮」駅下車、タクシーで約20分。
http://www.futarishizuka.jp/

●9月2日
 ビデオが不調で、HPからです。神奈川県箱根温泉「強羅天翠(ごうらてんすい)」。箱根・強羅駅から歩いてすぐの閑静な場所に2006年3月オープンした。まず、正面に箱根外輪山の絶景が広がる「足湯カフェ」で足湯に浸かりながら、カクテル・ビール・ジュース・コーヒーなど、好きな飲み物をウエルカムドリンクとして頂く。女性の方は無料で色浴衣を選べる。和モダンな客室は、「酸化還元水」の湯を使用した展望風呂付き。髪までしっとりする湯を滞在中、好きなだけ利用出来る。2つある貸し切り露天風呂の湯も「酸化還元水」。予約なしで、開いていれば自由に使え、しかも無料。貸し切りの岩盤浴は予約制だが、無料。大浴場の露天風呂では、にごり湯の箱根の温泉を堪能できる。夜になるとチェックイン時の「足湯カフェ」はアルコールやシガーも楽しめる「足湯バー」に。寛ぎの夜の時間を過ごす。
 今回は202号室「翠林」で、1泊2食付きで1人47150円。通常部屋は37550円。
 夕食は、吟味された素材を使った懐石料理。個室風に仕切られたダイニングで頂く。
 電話:0460−6−1411、Fax :0460−6−1413。箱根登山鉄道「強羅駅」下車、徒歩1分。
http://www.gora-tensui.com/

●9月9日
 静岡県伊東市伊東温泉「花季(はなごよみ)」。普通の家の感じで、1日2組。今回は3階客室で1泊2食付き1人26400円〜(税サ込)。窓を開けると川があり、錦鯉も見えるとか。部屋にも温泉が付いている。
 夕食は盛り付けがきれい。「前菜」には、黒米湯葉あんかけ、トウモロコシの茶碗蒸し、サザエときのこのソテー、いちじく豆腐ソース。「椀物」は枝豆しんじょう・松茸。金目のカルパッチョは土佐酢で。手まり寿司は、茗荷、アオリイカ、鯵は、わさびの代わりに柚子胡椒を使う。「おばあちゃんの胡麻豆腐」は定番で、取り寄せることもできます。「焼物」は、かます、マッシュポテト巻き。カニ・里芋・九条ねぎのグラタン。「カボチャのスープ」はグラスがきれい。デザートみたいに見える「魚貝とフルーツのジュレ掛け」は「酢の物」。「あわびと静岡ポークと野菜の炊き合わせ」。「松茸とむかごごはん」。デザート。
 電話:0557−38−2020、Fax :0557−38−0809。伊豆急行「南伊東駅」下車、徒歩5分。
http://www.hanagoyomi.jp/

●9月16日
 和歌山県串本町、「夏祭・リージェンシークラブ」。玄関もないガレージみたいな車のショールームみたいな感じ。女将さんはモデルさん風。ロビーは宇宙基地の玄関だそうです。チェックインはお食事処で行なう。ドアを開けるとすぐ外になっていて、不安になってもらうのが目的だそうです。部屋はセメントがでていて、部屋の外は太平洋!檜の内風呂もある。ここは少し浅くて寝て海が見えるようになっている。どこの部屋からも海が見えるように設計してある。寝室は壁の向こうに隠し部屋となっている。全面ガラス張りで星が見えるようになっている。夜は建物もライトアップ。部屋に名前はなく、1泊2食付き1人34800円〜(税サ込)。
 夕食はまず「潮岬産サツマイモの冷製スープ」。前菜は、サザエ荒磯焼き、しいたけのグラタン、海老唐華、うずら岬のイカ揚げ、龍飛巻き、枝豆松葉串、矢連。造りは、平目素造り、イサキ、シビ、極扇貝、車海老の踊りで、特製の塩でいただく。串本産伊勢海老のネーズグラタン。南高梅仕立ての梅酒シャーベット。熊野牛イチボ炭火ローストは、塩三味(シチリア、アンデス、沖縄)でいただく。潮岬産ひじき炊き込みご飯。デザートにはビーカーや試験管もついて、自家製バニラアイスなど。
 電話:0735−67−1331、Fax :0735−67−8015。JR紀勢本線「周参見」駅下車、車で15分。送迎有り(要予約)。
http://www.natsumatsuri.net/

●9月23日
 長野県・奥山田温泉「満山荘(まんざんそう)」は牧場の中で、高台にある。日本アルプスの山々も見渡せる。和風で、廊下にはカメラが飾られている。今回は和洋室「蓮華」で、1泊2食付き1人18150円〜(税サ込)。他には和室1人16150円〜。硫黄泉のにごり湯の温泉!からも絶景が見える。
 夕食はお食事処。大皿には、とうもろこし、枝豆、アスパラガスなど。長芋そうめん、牛乳豆腐。山菜芥子酢味噌。馬刺し。季節の天婦羅。チーズの茶碗蒸し。冬瓜と牛ヒレのお吸い物は、今までにないおいしさだとか。岩魚の塩焼き。  電話:026−242−2527、Fax :026−242−2857。長野電鉄・須坂駅下車、長電バスで約40分、「山田温泉」バス停下車、タクシーで約20分。送迎は要相談。 ●10月7日  和歌山県すさみ「秋葉山荘」。知人の別荘で過ごすことをコンセプトにしている。女将さんは空間コーディネーターで、生け花などもいい感じ。今回は「あけび」で1泊2食付き1人17850円〜(活伊勢エビフルコース:税サ込)など全4室。1階にはプライベート・シアター室(1日1組限定:2100円:要予約)もある。フラワーアレンジメント教室は1人8400円〜(要予約)。  夕食は活伊勢エビフルコース。オシャレなテーブルセット。「とこ節貝の煮物」、「プチトマトのマリネ」、「モッツァレラチーズの生ハム巻き」、「活伊勢エビ姿造り」、「活伊勢エビ姿焼き」、「活伊勢エビちり」。おぞうすい。フルーツのフロマージュ。
 電話:0739−55−3257、Fax :0739−55−3284。JR紀勢本線「周参見」駅下車、徒歩5分。
http://www5.ocn.ne.jp/~akiba/

●10月14日
 神奈川県箱根町「オーベルジュ漣(れん)」。ヨーロッパの家庭風で木立に囲まれて静か。元は保養所だった。今回は5号室(和モダン客室)で1泊2食付き1人18550円〜(税サ込)。通常和室は17400円〜。緑の中で白濁した温泉。10歳以下の人はご遠慮願っている。
 料理は今回はフレンチ。白ワインはスアヴィニョン6300円〜。「箱根秋のアミューズ」はアジのスモークお寿司風、など。なめこのフランは洋風の茶碗蒸し。自家製パン(ごま・ライ麦)にはバターとオリーブオイルと豚肉のリエット。「駿河湾トコブシと秋ナスのマリネ、みつばのサラダ添え」(プラス1050円)トコブシは香味野菜とゆっくり煮込んだので柔らかい。ソースはトコブシの肝とアンチョビのマヨネーズを使用。「ごぼうのクリームソース、カプチーノ仕立て」。「イサキと秋野菜のカレー風味ソース」。「静岡和牛サーロイン」(プラス2100円)には松茸がのっていまいた。デザートは「柿のソルベとミルフィーユ」。朝食も豪華で、パン、ハム、野菜、オムレツなど。
 電話:0460−4−9000、Fax :0460−4−7338。小田急線「箱根湯本」駅下車、箱根登山バスで約30分、「仙郷楼前」バス停下車、徒歩6分。
http://www.hakone-ren.com/

●10月21日
 兵庫県・明石海峡大橋の付け根「ホテル・セトレ」。セトレは英語のリセットを逆さにした造語。白くて美術館みたいな感じ。ロビーから目の前に海と大橋。廊下の曲線もいい感じで近未来的。今回はNagomi Room で、1室5万円〜(朝食付き:税込み)。部屋にはオープンキッチン、キングサイズのダブルベッドが2つで、横に長い。お風呂からも明石海峡が見える。ツインでも1室2.6万円〜。アメニティはイギリスのRENで、合成香料、着色料や化学物質を一切使わない自然派スキンケア製品で、ハリウッドのセレブが使っているという。冷蔵庫内は自由に飲んでよくて、スパークリング・ワイン Cinzano、ビール Birra Moretti、梅酒(オリジナル)、ナチュラル・ウォーター Bernin、野菜ジュース(神戸居留地)。エステも海を見ながらできて、Royal Body Conscious 90分10500円。
 夕食はイタリアンで、ディナー・コースは10月末までのは7000円。「カラダに優しいAKIイタリアン」。まずは「いちじく、ポルチーニ、パルメジャーノのサラダ仕立て」。「ポルチーニとパンチェッタのクリームソース」には、パンチェッタという豚肉の塩漬けが入っているストラッチという菱形の平麺(パスタ)。「カプリ島のレモンチェッロを使ったシャーベット」。「舌平目のロースト、旬のトリュフソースで」は、オリーブ、トマト、ズッキーニを平目で巻いている。メインは「仔羊の香草グリル、トスカーナ風」。
 バーで明石海峡を見ながらお寿司もいただける。朝食は全室ルームサービスで、景色を見ながら食べられる。ライトアップされているからきれいだし、船が通っているので飽きない。
 電話:078−708−3331、Fax :078−708−3371。JR山陽本線「舞子」駅下車、徒歩7分。
http://www.hotelsetre.com/

●10月28日
 兵庫県有馬温泉「天地の宿 奥の細道」。有馬温泉の一番奥。元は保養所だったところで、料理人・大田忠道さんプロデュースの料理旅館。ロビーは広い畳。今回は「蛍」で、1泊2食付き1人29150円〜(税サ込み)。部屋は広く、ウッドデッキも広く、半露天のお風呂もついている。金泉は鉄を多く含む赤褐色の湯で、これが使われている。食事だけでもOK。
 夕食はお食事処。先付けは「次郎柿・うに焼き、ゆば添え」。「前菜」は、ニシンの甘露煮、瓢箪卵、南瓜、栗の甘露煮、数の子、丸十、あん肝、銀杏、神戸牛のたたき、ほうれん草の昆布巻き、カニ、タコ。「お造り」はトロ、カニ、カンパチ、フグ、ハモ、伊勢エビ。このお造りを菊の花の入った鍋でお椀仕立てにすることも可能。「菊花椀」はハモ、ハモしんじょう。「こんにゃくそうめん」。「雲海鍋」は綿菓子に金箔?、これに神戸牛をのせて煮る。これに卵をからめた山芋をのせていただく。「ほうれん草のジュース」。「真魚鰹のこんがり焼き」。「アワビ温泉蒸し」。「地野菜とフカヒレの炊きあわせ」は器も野菜。松茸ご飯。「デザート」はかなり大きな鉢に入ったフルーツに液体窒素を添加すると煙?がでてシャーベットになった「季節のフルーツシャーベット」。
 電話:078−907−3555、Fax :078−907−3444。神戸電鉄「有馬温泉」駅下車、送迎車(要予約)で約5分。
http://www.arima-okunohosomichi.com/

●11月4日
 大分県湯布院温泉「湯富里の宿 一壺天(いっこてん)」林を過ぎたところにある和風だが洋風。離れ形式で今回は「蘇芳」和風の洋風で1泊2食付き1人30180円〜(税サ込)。ウッドデッキから湯布岳がきれいに見えた。露天風呂もついている。「松葉」は和風の2階建で同額で、総檜のお風呂。女性にはエステもあり、30分3500円。本館は一人23250円〜。大浴場の露天風呂も開放感がある。
 夕食。「カプレーゼのパートフィロ包み揚げ」で揚げてある。「前菜」はフォアグラと栗の焼きリゾット。「牛スネの赤ワイン煮込み」。「スキャンピのラビオリ」。「柿と小松菜の白和え」、「茄子のはさみ揚げ黒酢あん」。「地鶏団子とキノコのみぞれ椀」。山女のお造り。鯛のポワレ、キノコのクリームソース。豊後牛の炭火焼き。お茶漬けは、山女でとったダシをかける。
 電話:0977−28−8815、Fax :0977−28−8816。JR久大本線「由布院」駅下車、タクシーで約5分。
http://www.ikkoten.com/

●11月11日
 京都市亀岡市「楽々荘」。ビデオが不調でHPから。亀岡の町中に広がる650坪の広大な庭園の中にあり静か。玄関は文化財に指定されていて、洋館は明治時代の迎賓館だった。アンティークな調度品に囲まれた応接間で庭園を眺めながら優雅にチェックイン。このレンガ造りの洋館と書院造りの和館は、ともに国の登録有形文化財。客室は2003年にリニューアルされ、全室スイート仕様。今回は洋室スィート「沢桔梗」で、1泊2食付き1人39900円〜(税サ込)。和室ジュニアスィートは29400円〜。専用の半露天風呂は、約8畳の大きな丸いジャグジーバス。チェアやデッキもあり、オーディオサウンドも楽しめる。
 夕食は、文化財の洋館で頂く絶品イタリアン(洋館での食事は3組限定)。地元亀岡の食材をふんだんに使ったメニューには、これからの季節のお楽しみ、ジビエも登場して大満足。
 電話:0771−22−0808、Fax :0771−22−0809。JR嵯峨野線「亀岡」駅下車、徒歩約7分。
http://www.rakurakuso.com/

●11月18日
 大分県筋湯温泉「旅荘 小松別荘」。10月30日に開通したばかりの日本一の「九重”夢”大吊橋」がある。長さ390m、高さ173m。絶景の滝も見えます。古風な建物のお宿。今回は「雪やなぎ」の部屋でかけ流しの半露天風呂がついている。1泊2食付き1人1.3万円(税サ込)〜。一般客室だと1.1万円〜で、貸切風呂が4つある。離れもあるが2万円か1.5万円〜。お風呂上りに化粧水が要らないそうです。
 前菜は、茄子煮びたし、紅鱒のカルパッチョ風、鴨ロース、春菊白和え、高原野菜の酢ゼリー。馬刺し。山菜の煮物。岩魚の幽庵焼き。きのこ味噌グラタン。「山芋茶碗蒸し」には卵も入っている。米茄子揚げだし。豊後牛陶板焼き。地鶏のスープ。キャラメルアイス。  電話&Fax :0973−79−2432。JR久大本線「豊後中村」駅下車、日田バスで約45分「筋湯バス停」下車、徒歩7分。
http://www.sujiyu-onsen.com/komatsu-besso

●11月25日
 滋賀県大津市「びわこ緑水亭 びわの風」。湖畔の4階建のホテル。明るいロビーだが、床には幕末の頃の琵琶湖の古地図もある。びわの風は新館で2005年12月にオープン。今回は565号室「山法師」の部屋。和風だが、ベッド。テラスにはアクアTV付き露天風呂もある。雄琴温泉の湯。1泊2食付き1人19890円(税サ込)〜。カウンターバーのある部屋(同窓会ルーム)もあるが防音壁付き。囲炉裏と10畳和室もある。大浴場は開放感たっぷりの露天風呂。毎月26日は女性風呂はバラ風呂になる。朝には湯上りにお味噌汁サービスもある。
 夕食はお食事処。料理長は厳しい人で内容も気に入らないと突然変わったりするがいい人でした。火取りかますの霙(みぞれ)和え。前菜。土瓶蒸し(鱧、松茸、車海老)、造り(車海老、鯛、鮪、間八)。「たこ、貝柱芥子味噌掛け」。「鰆(さわら)味噌幽庵焼き」は西京味噌を使用。近江牛しゃぶしゃぶ。近江米。デザート。
 電話:077−577−2222、Fax :077−579−7141。JR湖西線「雄琴」駅下車、送迎車で5分(要予約)。
http://www.ryokusuitei.com/

●12月2日
 沖縄県名護市丘の上の「オキナワ・マリオット・リゾート&スパ」。ロビーは明るく広い。今回はエグゼクティブ・フロアのロイヤル・スィート1580号室で、広い!海が一望できる。豪華な寝室が2つ、バルコニー、お風呂はジャクージ付き。エグゼクティブ・フロアだとラウンジが無料で、1階のスパが使い放題。1泊60万600円(税サ込)。その手前の部屋は2人で「いなぐんちゃープラン」で1泊朝食付き・エステ付きで5万円(税サ込)。アメニティはフランスの「L'Occitane ロクシタン」で竹内さんお勧めです。スーペリア・ツインだと1人18900円〜
 夕食はダイニング・レストランで、近海で取れた沖縄ならではの魚のコース4600円。2000円をプラスすれば8種類のワインが飲み放題。オードブル・ブッフェ。トスグリーン・サラダ。オニオン・グラタン・スープ。メインは「赤マチのソテー、バルサミコ&ハーブソース」。デザート。
 電話:0980−51−1000、Fax :0980−51−1001。那覇空港より、沖縄自動車道利用で約70分
http://www.okinawa-marriott.com/

●12月9日
 新潟県越後湯沢は小説「雪国」の舞台。「越後湯澤HATAGO井仙」は越後湯沢駅のまん前。和風のレトロな雰囲気。館内の灯りも蝋燭のようなものをイメージしている。今回は31号室「雅」で、京和風。畳でベッドスタイルでマットはひっくり返すとソフトとハードが交換できる。原泉かけ流しの露天風呂がついて、1泊朝食付き1人16800円〜(税サ込)。9450円のものもある。駅前からゲレンデに行くバスがある。
 夕食はレストランでいただいた。主人は利き酒師の資格を持ち、日本酒が並ぶ。「むらんごっつぉコース」5250円をいただいた。3675円と7350円のコースもある。川鱒ピリ辛酢味噌和え、とろろ豆腐、鶏松風、大根の揚げ物、銀山ぶき。お造りは、マグロ、鯛、川鱒、カンパチ、イカ。合鴨だんご鍋。鮎の1本揚げ和風ソース煮。鮭と魚沼きのこの柚香味噌ホイル焼き。地鶏ミンチの白菜ロール。地元野菜の天ぷら。かぶら蒸し。土瓶蒸し、ご飯(南魚沼・塩沢産こしひかり)。夜10時に着いてもお取りおきご膳(2100円)というのがあるし、朝食の振り替えもある。
 電話:025−784−3361、Fax :025−784−2013。上越新幹線「越後湯沢」駅より、徒歩1分。
http://www.isen.co.jp/

●12月16日
 石川県山中温泉「みやこわすれの宿 こおろぎ楼」こおろぎ橋は観光名所で、そのたもとにある。明治20年頃に創業。行くのが危ないので、行路危橋と名づけられたが、今は作り直された。今回はリニューアルされた離れ客室「季」で1泊2食付き1人42150円〜(税サ込)で、一般客室は23250円〜。かけ流しの露天風呂。山中温泉を回遊するバスで街中を散策できる。カニ汁100円。
 夕食は部屋で。今回は「主人のこだわり懐石」。柿白和え。お造りはブリ、スズキ、甘エビ。加賀蓮根まんじゅう。焼きガニ。ブリ治部煮。アンコウ味噌仕立(鍋)。石川小芋揚げだし。茶ぶりナマコみぞれ和え。ご飯もの。デザートは元パティシエの若女将が作ったもので、マスカルポーネのプリン。
 電話:0761−78−1117、Fax :0761−78−4233。JR北陸本線「加賀温泉」駅下車、タクシーで15分。
http://www.koorogirou.jp/

●12月23日
 神奈川県三浦半島公園の中にある「荒崎海音 さがみや」。和風だが、崖の上なのでロビーから目の前が海。100年経過後、2005年11月に移転してオープン。今回は「悠波」、1泊2食付き1人2.1万円〜(税サなし)で、18900円の部屋もある。超軟水の水を沸かした露天風呂がついたウッドデッキ付きで2.5万円の部屋もある。富士山が見える。
 夕食は、雲竜豆腐、焼きのこいくら和え、もずく養老寄せ。「前菜」。「お造り」には、赤座海老、相模がに、など。ハコフグ南蛮焼きは、カワハギの仲間なので、肝も食べられる。ホウボウ唐揚げ。あおりいか寿司。メバル煮付け。
 電話:046−856−2115、Fax :046−856−2107。京浜急行「三崎口」駅より、京急バス「荒崎」行きで約20分、「荒崎」バス停下車、徒歩5分。
http://www.sagamiya.net/




http://www.asahi.co.jp/tsalad/b_number.html


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