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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。


テレビ番組「世界!弾丸トラベラー 小池栄子さんでアリゾナ」

 2010年4月17日放送。小池栄子さん(29歳)は30歳からの人生に、この旅で何かを見つけたいという。アンテロープ・キャニオンの光に包まれたいという。アリゾナ州のアンテロープ・キャニオンは砂岩が風雨に侵食されてできた峡谷。原住民のナバホ族にとって神聖な場所。正午前後に太陽の光が地表に降り注ぐ。UA838便/461便で日本から約10時間30分の旅。

●予定
 1日目、17:25、成田国際空港発ユナイテッド航空838便。12;50、サンフランシスコ国際空港発UA461便。14;29、ラスベガス・マッキャラン国際空港着。15;30駐車場にてガイドと待ち合わせ。16;00、インディアン・ジュエリー店でショッピング。17:30、最高級ハンバーガー店で夕食。19;00、ペイジへ移動。24;00、ホテルにチェックイン。
 2日目、8;00、ホテル発。9:00、ホースシュー・ベント。11:30、アンテロープキャニオンの光に包まれる。15;30、空港へ移動。23:31、ラスベガス・マッキャラン空港発UA。
 3日目、シカゴ・オヘア国際空港着。12;03、シカゴ・オヘア国際空港発UA。
 4日目、16;15、成田国際空港着(13時間12分)。

●ラスベガス
 国際空港に到着。ガイドはリジェルさん(52歳)。まず、インディアン・ジュエリー店「エリック・ビーゲイ・ネイティブ・アメリカン・ジュエリー Eric Begay's Indian Jewelry 」でショッピング。ピアスが$44、$17、$22、$22と手ごろでした。ナバホ族であるオーナーが全て加工したハイセンスなデザインのジュエリーが揃う。お願いしたら、目の前でピアスをイアリングに修正してくれました。イヤリングを4点購入合計$242(ターコイズ&ラピス$66?、スージーストーン$66?、オパール$44?、グリーン・マラカイト$66?)。
 ホテル「マンダレイ・ベイ」のショッピング・モール内にあるハンバーガー店「バーガー・バー」はとても人気のお店。最高級アンガス牛とオーガニック食材のみを使用している。高級フランス料理店のシェフが手がける丁寧かつ繊細な料理が人気。お店の一番人気は「アメリカン・クラシック・バーガー」$12.75。
 ラスベガス・ストリップの夜景を見た後に、ペイジに移動。5時間。

●ペイジ
 24時以降に、ホテル「レイク・パウエル・リゾート Lake Powell Resort」に到着。
 朝日がきれいに見えました。

●ホースシュー・ベント
 赤茶色の土が続く中にある。コロラド川に侵食されて馬のヒヅメの形に削られた谷。高さ約500mの断崖絶壁が目の前に見える。小池さんは「わー、すごーい」を連発していました。

●アンテロープ・キャニオン
 Lake Powell Navajo Tribal Park に入ってから、ジープに乗り換えて10分で到着。
 一人で中に入りました。中はひんやりするそうです。光がさしこんでいない。1時間後、1箇所発見しました。わずかな隙間から太陽が見えました。感動して、涙がでました。「無理しなくてもいいんだよ」といわれたような気がしたそうです。


テレビ番組「世界の果てまでイッテQ! 心に残る温泉ベスト5」

 2009年11月29日放送。森三中の世界の果て温泉同好会による、2年間で数々の温泉に入浴した中から心に残る温泉ベスト5を発表した。イモトさんも出演。日本テレビ製作。

●5位
 インド「美の温泉ツアー」。ラジェンダー・シンさんの案内で出発。まずヨガ。ヨガ歴50年のティラトゥラム・バトラさん(78歳)による指導。肩立ちのポーズ、笑うヨガ。笑うヨガは今インドで一番人気。鼻クリーニング。
 美のスペシャル・ドリンク。飲んだ後に紹介されたのは、「牛のおしっこ」。インドでは神の使いとされる牛の尿は、何にでも効く薬として珍重されている。お求めの方は、インドの薬局で買えます。
 ブンタルに行って、マニカラン温泉に行くバスは既に満席。バスの屋上が空いているというので、乗る。道路のすぐ横は崖。2時間で到着。
 マニカラン温泉広報担当のアラビンダル・シンさんが町外れの川湯に案内。

●4位
 メキシコ「激辛温泉ツアー」。36度でハバネロ入りの辛い料理をいただく。「豚肉のハバネロ・ソース煮込み」。「マンゴーとハバネロ」をいただいた。メキシコではフルーツに唐辛子を加えるのは一般的。
 メキシコでは、生のイモムシを食べるそうです。高級食材です。
 イルカと触れ合う体験もしました。
 川の中に温泉があった。滝の裏にまわると天然のうたせ湯もあった。

●ジャマイカの地獄温泉
 洞窟?の中の温泉に入るが、ぬるい。するとガイドがライターで水面に火をつけた。可燃性のガスが噴出する天然温泉でした。

●3位
 トルコの「うらやましくなる温泉ツアー」。ガイドはアリさん。まずハマムに行く。湯船がない。職人さんに体のすみずみまで洗ってもらえる。まず泡だらけにして、全身マッサージ。アカスリ。頭のてっぺんから足の先まで洗う。女性の場合は職人さんも女性だそうです。
 ベリーダンスのショーに出演。ナイトクラブ「スルターナス」です。まともな踊りではなかったが、お客にはうけました。
 世界遺産パムッカレに行く。トルコ語で「綿の宮殿」を意味する。幅1km、高さ200mにもなる。お湯は35度。青空の青によって青くなっている。夕暮れにはオレンジ色になりました。

●2位
 アメリカの「冒険温泉ツアー」。ラスベガスから自転車で荒野に行く。スカイダイビングの練習をする。インドア・スカイダイビングは下から吹き上げる風にのるもの。1回約7500円。
 スカイダイビングに挑戦。高度4500mから降下。時速200kmで垂直落下。
 とっておきの天然洞窟サウナ。温泉の流れ出す洞窟。90年前にトンネルを掘ろうとしたが、温泉が沸き、工事が中止されサウナになった。

●パプア・ニューギニアの大爆発温泉
 ガゼル半島のカブルブル火山は活火山。周囲は火山灰が降り積もって、枯れ果てた木々が立つ。まず温泉卵。そこを掘るとヘビの卵だと思ったが、ツカツクリという鳥の卵がでてきた。この卵は世界一美味しい卵といわれている。割ってみると9割が黄身で、半熟状態。甘くて濃厚だそうです。
 温泉は海岸沿いが熱い。海側に行くと温度が下がる。

●1位
 アイスランド「湯めぐりツアー」。まず青いサンゴ礁温泉「ブルーラグーン」。世界最大級の巨大露天風呂。源泉は地下2000mから汲み上げた高温の海水。温泉施設だけでなく、ビニール栽培や一般家庭の暖房用としても利用されている。温水マッサージは30分約5000円(入浴料込み)。
 洞窟温泉に入る。お湯がとても透明。50度以上らしいです。出川さんはこれに入りました。
 地球の裂け目「ギャウ」温泉。この場所は秘密。あまり立ち入ってほしくないかららしい。裂け目の崖の下15mらしい。青い色で39度。
 世界最大級のゲイシール間欠泉。間欠泉は地下に溜まったお湯が地熱によって噴水のようにある一定周期で吹き上がる現象。湯柱の温度は97度〜100度で、シャブシャブの温度と同じ。この間欠泉でシャブシャブに挑んだ。箸もマジックハンドもダメだったので、釣りざおでやってみたら、成功したが、熱水を頭からかぶりました。


テレビ番組「世界!弾丸トラベラー 高樹千佳子さんでグランドキャニオン」

 2009年10月10日放送。高樹千佳子さん(30歳)が夕焼けのグランゴキャニオンの絶景を見たい。ユナイテッド航空UA838便/461便で日本からラスベガスに13時間30分。1泊4日の旅。

●予定
 1日目、16:05、成田空港発UA838便。9:20、サンフランシスコ国際空港着。13:02、サンフランシスコ国際空港発UA461便。14:43、ラスベガス国際空港着。15:30、ラスベガス国際空港でガイドと待ち合わせ。15:45、「グランド・キャニオン・ウエスト・ランチ」に移動。18:30、「グランド・キャニオン・ウエスト・ランチ」着。23:00就寝。
 2日目、6:00、「グランド・キャニオン・ウエスト・ランチ」発。7:30、グランド・キャニオン(ウエスト・リム)着。9:35、コロラド川へ降りる。12:30、グランド・キャニオン(サウス・リム)に移動。18:00、夕陽に染まるグランドキャニオンを見る。19:30、グランド・キャニオン空港発ラスベガスに。20:30、ラスベガス国際空港着。23:35、ラスベガス国際空港発UA564便。
 3日目、5:07、オヘア国際空港着。12:05、オヘア国際空港発UA881便。
 4日目、15:00、成田空港着。

●ラスベガス
 現地ガイドはブライアンさん(41歳)。移動中にインディアン・ジュエリーのお店を発見。ジュエリー好きの高樹さんの希望で立ち寄る。「デ・トレーディング・ポスト」は手作りのジュエリーが手に入る人気店。ブレスレット270ドル、同330ドルを2つで480ドルに負けてもらったが、粘って笑顔がいいからというので、375ドルにしてもらった。

●グランド・キャニオン
 「グランド・キャニオン・ウエスト・ランチ」に宿泊。ランチとは牧場の意味。アメリカ西部を満喫できる。宿泊代(夕食込み)178ドル。ヘルメットをして乗馬に挑戦。59ドル。夕陽を見ながら、ギターを聞きながら、シャンパンをいただきました。
 ホテル内の食堂で夕食。「カウボーイ・ステーキ」をいただきました。部屋はロッジ風。

 翌朝ウエスト・リムから観光。断崖の上から下を見るがすごく高い。さらに怖い場所に行く。「スカイウォーク」は、靴に履物をした後に行ける。ガラスの床の下にコロラド川が見える。高さ1200m上空に設置された展望台で、床が10cmの強化ガラスでできている。ガイドのブライアンさんはギブアップ。とても怖いです。
 9:35、ヘリで谷底に向かう。次にボートに乗りコロラド川を下る。ヘリコプター&ボートで170ドル。
 ウエストリムから極上の景色が見られるサウス・リムに車で5時間かけて移動。
 サウスリムからグランドキャニオンを見る。見る場所により様々な魅力が楽しめるが、サウスリムのヤヴァパイ・ポイントの眺めが最もよいと言われている。ブライアンさんが絶景ポイントを紹介してくれた。行くのにスリリングな場所に行く。普通の観光客には秘密だそうです。夕陽が最も輝く場所。


テレビ番組「THE 世界遺産 グランド・キャニオンの激流を下る」

 2009年6月21日放送。今回の取材はコロラド川を下るラフティング・ボートからの眺めが中心。

●グランド・キャニオン
 この大峡谷はなかなか人が入っていけなかった。そのため20世紀後半でもこの大峡谷の詳細な地図は完成していなかった。コロラド川が作った断崖。谷底までの深さは最大1800mを越える。ここには地球の歴史の半分の20億年の歴史が刻まれている。
 リーズ・フェリー Lee's Ferry は流れが穏やかで、古くから対岸に渡る渡し舟があった。ラフティングの出発点。全長446kmのグランドキャニオンの中心部を、テントを張って野営して、7日間かけて巡る350kmの旅。
 断崖が現われた。ここは世界屈指の化石の宝庫。一番上の地層は石灰岩。そこには貝やサンゴの化石がある。2億5000万年前はここは海の底だった。レッド・ウォールと呼ばれる地層は3億4000万年前のもので、岩の鉄分が酸化したために赤くなっている。
 ダムができるまでは、この川は1日50万トンの土砂を押し流し、谷をえぐった。その力がわかるのは、「レッドウォール・キャバーン」と呼ばれる洞窟。奥行き200mもあり、川が曲がっている部分では川の力が強いと崖はえぐられる。5万人も収容できる空洞へと広がった。
 天敵がいない急な斜面を選んで子供を産むビッグ・ホーン・シープ。岩壁に残る絵は1000年以上前のもの。谷を移動し、狩猟生活を送った先住民が、狩の成功を祈って描いたと考えられている。およそ800年前の先住民プエブロの住居跡もある。定住し痩せた土地を耕して暮らしていた。
 水が渦を巻く難所を越えて、ボートはグランド・キャニオンで最も深い谷底を目指す。
 標高2000mを越えるコロラド高原。森でエルクに出会った。雪の積もる冬にはエルクは断崖を下り、温かい谷底へ移動する。この高原には今よりも分厚い岩の層が聳えていた。それらは全て雨風による侵食によって失われた。一番古い20億年前の地層とその上の層との間に、失われた年代があることがわかった。20億年前の古い地層は海底に沈み堆積が繰り返される。やがて地殻変動で隆起し、上にある地層は侵食により削られる。再び海に沈み新たな地層が分厚く形成された。6500万年前にプレートの衝突で押し上げられ、600万年かけて川が削り大峡谷が出現した。

 ダムができて、川はかなり穏やかになった。しかし、150箇所を越える早瀬など、手ごわい川であることは変わっていない。その中でも最大の難所を通過。激流を越えると、よどんだような穏やかな流れ。不気味に黒光する岩の色。これが20億年前の地層。この黒い岩は海の底に堆積したどす黒い泥だった。その後、地表で高温と高圧により変質し、薄い板状の割れ目が入った片岩になった。20億年前の地球には、海には生命がいたが、地上には生命のかけらもなかった。そんな時代の記憶をもの言わぬ岩は伝えている。
 水の色の全く異なる2つの流れ。リトル・コロラド川の流れは本流と出会うまでは、目の覚めるようなスカイ・ブルー。水が青く見えるのは、水にたっぷりと溶け込んだ石灰分が太陽の光を屈折させるため。
 峡谷はその懐にいくつもの天然の美を隠し持っている。険しく入り組んだ谷の奥にある滝「ハバス滝」。5億9000万年前の砂岩の地層「ディアクリーク」。川の流れが造りあげた美しい造形。まるで水に墨を流したように、岩は見事な縞模様。
 旅の最後に向かった場所。全長150mの岩の回廊「アンテロープ・キャニオン」。ここでは誰もが見知らぬ星に迷い込んだかのように、美の迷宮の迷子になってしまう。


テレビ番組「世界!弾丸トラベラー 鈴木サチさんでラスベガス」

 2008年11月22日放送。鈴木サチさん(29歳)が絶叫アトラクションに挑戦。大韓航空706便/17便でロス経由で15時間の空の旅。1泊4日でした。

●予定
 1日目、9:20、成田国際空港発KE706便、15:00ソウル国際空港発KE17便、8:50、ロサンゼルス国際空港着。11:50ロサンゼルス空港発AA1915便、12:50、ラスベガス国際空港着。13:45、ホテル「ベネチアンのゴンドラ」でガイドと待ち合わせ。15:10、絶叫アトラクションでエキサイト。17:00、ホテルにチェックイン。18:10、最新レストランで夕食。19:30、ラスベガスの大人気ショーでエキサイト。
 2日目、8:00ホテル出発、11:30、スカイダイビングでエキサイト。15:59、ラスベガス空港発AA776便。
 3日目、0:10ロサンゼルス空港発KE12便。
 4日目、9:20ソウル国際空港発KE701便、11:30成田空港着。

●ラスベガス
 タクシーでラスベガス大通を北上。ルクソールのピラミッドとスフィンクス、NYNYの自由の女神、パリスの凱旋門とエッフェル塔を見る。タクシー代は34ドルでホテル・ベネチアンに到着。中世のイタリアのベネチアをテーマにした4000室を越える巨大なホテル。ロビーも天井には美しい絵画がある。
 現地ガイドはプレスリーに良く似たジェームズさん(42歳)。ストラトフィア・ラスベガスに行く。ラシベガス大通りの北端にあり、地上350mのタワーを併設している。エレベータで107階に行く。さらにその上の階に行って、「ビッグ・ショット」9ドルに乗る。地上350mのタワー最上階にある上昇と下降を繰り返す絶叫アクティビティ。次は「インサニティ」9ドルで、ブランコがタワーから突き出し、時速65kmで回転する絶叫アクティビティ。
 ホテル「ベラッジオ」にチェックイン。北イタリアをイメージしたホテル。今回はスイートで375ドル〜。
 夕食は「マンダレイ・ベイ」ホテルのレストラン「MIX」は夜景がきれいで、アメリカ中の食通をうならせるお店。まず前菜は「カニのサラダ、フレンチ・ドレッシング添え」24ドル。メインは「牛フィレ肉のステーキ」59ドル。
 夜7時半、ホテル・ベラッジオの噴水ショー「ファインテンズ・オブ・ベラッジオ」を見る。1000基以上の噴水が音と光に合わせて高さ70mまで吹き上がる無料のショー。
 次は「エクスカリバー・ホテル&カジノ」でのラスベガスで一番のショー「サンダー・フロム・ダウン・アンダー」。2006〜07年「ラスベガス・ベスト・アダルト・ショー」に選ばれた男性ストリップ・ショー。会場内も歩きます(笑)
 夜11時から3時までカジノをしていました。

 翌朝、車で1時間半、郊外の空港に到着。「スカイダイブ・ラスベガス」は講習を受ければ初心者でもスカイダイビングに挑戦できる。ダイビング・インストラクターはマイクさん。ジャンプスーツに身を包み準備完了。セスナで飛び立ち、高さ2000mからタンデムで、元気よく飛び出しました。ラスベガス近くのゴルフ場近くに下りるのですが、最後はマイクさんは「ヒザを上げて、手を組んで、落ち着いて」と日本語で言ってくれました。ノリノリでした。


テレビ番組「THE 世界遺産 イエローストーン国立公園」

 2008年10月26日放送。

●イエローストーン
 19世紀ゴールドラッシュに湧いたアメリカ。西部の奥地に行った探検家は驚異の景色を目にした。轟音轟く滝、大地が噴出す水蒸気、虹色に輝く温泉。今から140年前からこの地は国の保護の下に手厚く守られてきた。世界で初めて誕生した国立公園でもある。しかし当時は西部開拓の時代で、「自然をあるがままの姿で保護する」というのは画期的な発想だった。
 この国立公園の面積は四国のほぼ半分、アメリカ最大の公園。アメリカ・バイソンの群れがいる。絶滅を危ぶまれていました。今では園内に3万頭が生息しているという。秋となり繁殖期を迎えたエルクなど400種以上の動物が暮らす野性の王国。
 目を疑うほどの鮮やかな色彩美。グランド・プラズマティック・スプリングは直径100mほどの巨大な温泉。虹のような模様は地下から湧き出る熱水に住むバクテリアが作り出す色です。イエローストーンは世界でも有数のマグマ活動が活発な地帯。数多くの火山現象が不思議な景観を生み出している。階段状のテラス・マウンテンは、温泉に含まれる石灰成分が長い年月をかけて固まってできた地形。毎日2万トンもの石灰分を含む温泉が流れ落ち、少しずつ姿を変えている。
 間欠泉もある。マグマが地下水を熱し、数万リットルに及ぶ熱水を一気に噴出す。この地は200万年前から火山の噴火を何度も繰り返してきた。その活発な火山活動の証しが、珪化木 Stone Trees 。溶岩や火山灰により長い年月を経てそのままに化石となった木。
 公園内の資料保管庫にこの地を初めて公式に調査した探検隊の記録が残されている。1870年の総勢19名のワッシュバーン探検隊。ナサニエル・ラングフォードが日誌を残している。そこには興奮の日々が書かれていた。
 7日目に30mの滝が見えたことが書いてある。これをタワー・フォールと名づけた。次は平原に硫黄のにおいがする蒸気がでている場所。次は深く切り立った崖の場所にでた。先住民はここを「黄色い石の川」と呼んでいた。イエローストーンの名の起源でした。この渓谷の先には落差93mのイエローストーン最大の滝があった。ロウアー・フォール。
 1ヶ月後にキャッスル間欠泉などの無数の間欠泉に遭遇する。その時の興奮が日誌に示されていた。リバーサイド間欠泉、グロット間欠泉などが紹介された。イエローストーンにある間欠泉は400以上で、世界の4分の3が集中している。
 最も有名なのがオールド・フェイスフル間欠泉。最高50mもの高さに達する。およそ70分毎に必ず吹き上がる熱水。その規則正しさを評して、オールド・フェイスフル(昔ながらの律儀者)と名づけられた。ある日の様子を記録した。日の出から1回目は7時32分、6回目は午後0時26分、11回目は午後6時8分、13回目は午後8時16分。1870年9月20日、隊員たちの感動は頂点に達した。キャンプで話し合いがあった。誰かが「ここは誰かが所有すべきではない。地域全体を国立公園としてこのままに守るべきだ」と主張した。みなが賛成し、1872年世界で最初の国立公園が誕生した。

 しかし難題が待ち受けていた。園内には「人間は一切自然に干渉してはならない」という厳密なルールがある。動物に餌をやることも、花や木の実、野鳥、枯れ枝さえもひろってはいけない。そのためにバイソン渋滞なども起こる。もちろんクラクションを鳴らすのも違反行為。「自然のものは自然のままに」という考えは災害が起こっても変わらない。落雷が引き起こす山火事にも、基本的に消火活動は行なわれない。園内には山火事の跡が方々にある。焼けた木は土の養分となり、再び森を作る。
 この考えが徹底されるまでには、何度か過ちがあった。中でも大きな過ちは1930年代、食物連鎖の頂点にあるオオカミを危険動物として駆除し、絶滅させてしまったこと。結果として生態系のバランスは完全に狂った。60年余りたった1995年、斬新な試みが行なわれた。カナダで捕獲したオオカミをイエローストーンに持ち込んだ。議論の中31頭がこの地に放たれた。
 オオカミを30年撮影しているボブ・ランディスさんに話を聞いた。また先住民族の営みをどう受け入れるのか?試行錯誤は続く。
 探検隊の日誌には「美しいものは永遠の喜びを与えてくれる」とあった。


テレビ番組「地球街道 石川賢治さんでアメリカ」

 2008年8月30日放送。石川さんは満月の明かりだけで撮る風景写真「月光写真」を撮っている。

●フラッグスタッフ
 モニュメント・バレーの入口。

●ナバホ居留地 Navajo Reservation
 40分で居留地に入った。US−89号線を走る。

●モニュメント・バレー
 フラッグスタッフから走ること3時間。北緯37度、西経110度。アメリカの原風景、魂の大地。グランド・キャニオンの東およそ200km。ユタ州とアリゾナ州の州境に広がっている荒野。入園料は大人一人5ドル。
 リュート?と呼ばれる小高い丘が連なる風景は、5000万年もの長い年月を経て大地が侵食されて作られた。「アメリカの原風景」と呼ばれるのは、ジョン・フォード監督の「駅馬車」の舞台だったからかもしれない。ここで撮影された作品は50本以上。荒野の決闘、黄色いリボン、捜索者、シャイアン、2001年宇宙への旅、イージーライダー、バック・トゥ・ザ・フューチャー、テルマ&ルイーズ、フォレスト・ガンプ、M:I-2など。
 ジョン・フォード・ポイントは監督がしばしばカメラをセットした場所。
 いくつかのビュー・ポイントがある。スリー・シスターズは3本の岩。アーティスト・ポイントはリュートの配置が絶妙。ノース・ウィンドーは2つの岩の間から覗き見る感じ。

 この地が有名になったのは、1920年代前半にハリー&マイク・グールディング夫妻が住み着いたことに始まる。折りしもハリウッドの映画会社がロケ地を探しており、この地の写真を持ち込んだ。これを見たジョン・フォード監督が一目ぼれし、夫妻の家をロケ隊の宿泊地とし、駅馬車ができた。人がたくさん来るようになり、夫妻はロッジを開業した。グールディング・ロッジは1泊1室$73〜。グールディング・ミュージアム Goulding's Museum も併設した。

 ガイドのナバホ族のシスコさんに案内してもらう。ガイドがいないと行けない場所に行く。小高い盛り土はホーガンという伝統的なナバホ族の家。エフィー・ヤジーさん、スージー・ヤジーさんのお宅を訪問した。小麦粉をのばして揚げた「フレイ・ブレッド」、羊の肉のシチュー「マトン・シチュー」、「ブルーコーン・マッシュ」をいただいた。
 ミステリー・バレーもガイドが必要な場所。ハネムーン・アーチは岩が侵食されてできたもの。大きな蜂の巣のようなものがあるが、実は1000年前からの古代先住民族アナサジ族の遺跡。壁画があるが、700年前にアナサジ族は忽然と消えてしまった。

 7月17日、満月の夜。雲が多い。11時半に月が完全に出た。月光写真のいいのが撮れました。


テレビ番組「Go! Go! アメリカ」

 2008年4月9日放送。JIC製作。

●クリスタル街道 Crystal Highway
 アリゾナ州のセドナからニューメキシコ州のサンタフェを走る660kmの道。神秘なスピリチュアルな体験ができる。ここはルート66でもある。クリスタルを含む岩山が多い。

●セドナ
 日本からはロサンゼルス経由、フェニックスに入り、そこからセドナに車で移動。ネイティブ・アメリカンから崇められてきた聖地セドナ。前回はボルテックスでスピリチュアルな体験をした。
 気球に乗り、レッド・ロックを一望した。レッドロックの麓でヨガ体験。

●フラッグスタッフ
 国道89号線 Hwy.89A を走る。最初の目的地はフラッグスタッフ。北に40分走って到着した。
 人口5万人、標高2134mにある。気候は温暖で、生活しやすい街。古くから交通の要所で安いモーテルが多い。アムトラックの駅もあり、シカゴとロサンゼルスを結ぶ長距離列車の停車駅。
 ダウンタウンは歴史保存地区となっていて、落ち着いた雰囲気。ルート66が通っている。これは1926年に創設され、1985年に廃線された全長3755kmの街道だった。今は国の景観街道に指定されている。

●メテオ・クレーター Meteor Crater
 フラッグスタッフから東に55kmの場所にある。入場料(大人$15、子供$7など:年中無休)を払い中に入ると、中には隕石がぶつかった巨大な穴がある。展望台から望むその光景は圧巻。今から5万年前、直径30mの隕石が時速7万kmで地球に衝突してできたもので、直径1.3km、深さ170m。円周は4.8kmでフットボール場が28個あるのと同じ大きさ。周辺は周辺よりも30mほど盛り上がっている。クレーターの真中には隕石があると思って掘られた採掘場の跡。地下には10%ほど残っているという。
 博物館には隕石などが展示されている。最初はこのクレーターは火山の火口だと思われていたが、1903年ダニエル・モロー・バリンジャー氏が指摘した。クレーターがあるので、アポロ飛行士はこの地で訓練したという。
http://www.meteorcrater.com/

●ホルブルック Holbrook
 セドナとサンタフェを結ぶI-40(インターステート40号線)を東に行くとホルブルックがある。274番出口からルート66に入る。ガソリンスタンドはセルフサービスが多い。1ガロン(3.8リットル)で売っている。メテオ・クレーターから30分でホルブルックに到着。1881年西部開拓時代に作られた小さな街。

●化石の森国立公園 Petrified Forest National Park
 ホルブルックからルート66で30km。370平方km。公園内には50kmにも及ぶ道があるが、歩道は3.2km。入園料は人数と車の大きさで決まっている。1〜6人セダンで$25、7−16人ヴァン$50、16−25人ミニバスで$60、26人以上は$150。
 園内には樹幹の化石が転がっている。珪化木は太古の木が化石化したもの。オニキス、クオーツ、アメジストなどが多い。化石は持ち出しが禁止されており、持ち出すと最低275ドルの罰金。
 ブルー・メサ Blue Mesa も人気で、2億2500万年前にできた3種類の色の縞模様の岩の丘。幻想的な風景を満喫できる。貝殻や植物の化石も多い。恐竜時代の前のもの。
 広大な敷地の中には鉄道も走っている。ルート66の通りと、車、当時の電信柱が残されている。
http://www.nps.gov/pefo/

●ギャラップ Gallup
 再びI−40を東に向かい、化石の森から100km北東にあるニューメキシコ州のギャラップに到着。ニューメキシコ州は1912年までメキシコ領だった。州の人口200万人。
 ルート66が通っているノスタルジックな街。1950年代の文化が息づく。特に夜。

●空中都市アコマ・プエブロ Acoma Pueblo
 フリーウェイの108番出口で降りて、ギャラップから南東へ1時間。標高2134mの高地にあるネイティブ・アメリカンの村。13世紀頃に作られた村で、かつては1000人以上暮らしていたが、洪水などにより今は40人ほどが昔ながらの生活をしている。
 岩山の上にあり、村に行くにはビジター・センター Acoma Tourist Visitor Centrer (Tel:505-470-4966)が催行しているツアーに参加しなければならない。かつ撮影料は$10で、ビデオカメラは撮影禁止。入場料は大人$7。アコマ族は幾何学模様の壷を作ることで世界的に有名。1個$220、300、450、650程度で、市場の3分の1の値段で村で購入できる。
http://www.skycity.com/

●アルバカーキ Albuquerque
 アコマ・プエブロから80km?。ルート66はI−40と並走している。1時間30分で到着。1706年にスペイン人の入植者により誕生した街。人口45万人。最近はIT産業の街。ルート66は町のシンボルでルート66はセントラル通となる。クラシック・カーやハーレー・ダビッドソンも走る。リオ・グランデ川が流れている。
 オールド・タウンは発祥の地で、観光客に人気。文化施設、露店、カフェなどが並ぶ。この街ならではの光景は、軒に唐辛子を吊るすチリ・リーストラ Chile Ristra 。訪問者を歓迎し、幸運を家にもたらすという。アドーベという日干しレンガで作られた家が数多くある。ランドマークはサン・フェリペ・デ・ネリ教会。1973年に今のような美しい建物になった。
 セントラル・アベニュー沿いにある「ケリーズ・ブリュー・パブ Kelly's Brew pub」は1939年に建てられたガソリン・スタンドが店の一部。
http://www.kellysbrewpub.com/

 サンタフェに向かった。


テレビ番組「地球46億年冒険の旅 アース・オデッセイ ”地球とは何だ!?”」

 2008年3月1日放送。伊藤英明、上野樹里、Shiho さんが地球を体感する大冒険。かつて地球には双子の惑星ティアがあった。かつて地球が完全に凍ってしまった時代があった。何故地球は青い海と生命がいる惑星なのか。イギリスBBCの制作協力を得て、地球46億年の壮大な営みに迫る。伊藤英明さんがハワイでザトウクジラと奇跡の出会いをする。上野樹里さんがタンザニアで火山が作り出した楽園、動物を見る。Shiho さんはアリゾナ州を旅する。TBS製作。

●青い地球
 1969年アポロ11号が月面に着陸し、地球を見た。ところが、1960年8月16日、ジョー・キッテンジャーは気球を使って高度31kmまで到達した。彼は青い地球を見た。撮影した地球の映像が残っている。そこからその高さから飛び降りた。その間もカメラを回し続け、15分後にパラシュートで地上に帰還した。彼はまるで「エデンの園」にいるようだったと語った。
 地球には200万種類の生物がいる。どうして地球だけが命で満たされているのか?考えられないほどの奇跡の連続によって命がある。
 46億年前は単なる塊だった。それが次第に大きくなっていった。表面が冷え始め、熱や物質が内部に入っていった。核の温度は4500度。やがて冷えて固まった表面から溶岩が噴出し、地中に閉じ込められた物質を外に出した。水は水蒸気となって外に出て雲となった。雨となり現在の海の半分ができた。彗星は氷や二酸化炭素からできていて、毎日何千もの彗星が地球に落ち、海の半分の水は彗星から得られたものと考えられている。
 誕生時の原始地球にはティアという双子の惑星があった。同じ軌道上にあったので、衝突したが、地球はティアの一部を取り込み大きくなって生き残った。これで引力が強くなったのが幸運だった。これで大気、海を留めておくことができるようになった。太陽からの距離が絶妙な位置にあり、生命に欠かせない水が生命の活動に絶妙な状態にある。例えば火星だと水は存在するが表面温度はマイナス120度にもなる。逆の金星は表面温度は460度。水だけを集めて球にしてみると、地球の直径の10分の1の大きさになる。このわずかな水が地球の表面を覆い、生命誕生につながった。

●ハワイ諸島
 海底火山の影響で作られたのがハワイ諸島。地球の表面は7割が海。伊藤さんはマウイ島のホノルア湾でサーフィンを楽しんだが、この波は日本の北東アリューシャン列島近くで発生した低気圧からやってきた波がうねりとなってやって来ている。生物は最初の生命から38億年という長い年月をかけて進化してきた。その最大の生物がクジラ。
 マウイ島ラハイナ港からハワイ・クジラ研究財団のダン・サンデン博士、ジル・ミケルソンさんとクジラの調査にでかけた。ザトウクジラは現在絶滅危惧種として登録されており、ハワイの海域は特別保護区となっている。12月から4月にかけて多くのザトウクジラが集まり、繁殖や子育てをする。肺活量は自動車の体積くらい、体重30トン、体長15mにもなる。サンデン博士は写真を撮って個々のクジラの行動をDB化している。アメリカでは一般の人がクジラに近づくことは禁止されている。今回は研究チームの一員に加わることで特別な許可が下りた。今回は水中で写真を撮るが、リブリーザーという特別な訓練をしてきた。通常のスキューバは泡を出すが、リブリーザーは泡は出ないので静か。器具は30kg。クジラの真上に行って顔も見えた。次はクジラが頭だけ出していたが、これはスパイホップといって、様子を見ている状態。潜ってみたら近くに寄ってきました。
 ここで4月まで過ごしたクジラたちはアラスカに向かう。メキシコや日本からもアラスカに集まってくる。アラスカの雪解け水は栄養豊富でプランクトンが多くなり、海水が濁っている。それを食べに魚が集まり、それを食べにトド、シャチ、クジラが集まる。ザトウクジラの餌はニシンなどの小型の魚。夏に食べられるだけ食べて、4000kmを旅して冬にハワイに帰ってくる。あるクジラを検査してみると、ハワイに現れるのは3月1日〜3月5日の間に固定されている。カレンダーでも持っているかのようだとサンデン博士は言う。
 1992年コンテナを満載して貨物船が太平洋で嵐に巻き込まれ、積荷がばらまかれた。2.9万個のアヒルのオモチャが海に放り出された。このアヒルが海流に乗り、7ヶ月をかけハワイ、アラスカ、北極、大西洋に行った。海流は地球規模で熱を循環させている。メキシコ湾流はヨーロッパを人が住みやすい温暖な土地にしている。深海にも巨大な海流が存在していることがわかった。およそ1000年で地球を一周する海洋大循環と呼ばれるもので、生物が生きていくのに必要な酸素や栄養分を含んでいる。北極海の重い水が深海まで潜り海洋大循環を起こしていた。地球温暖化で北極の氷がなくなると、この循環が止まる。地球は2.5億年前にこの海の死を経験している。
 親子のクジラが船に近づいてきた。生後1ヶ月の赤ちゃんで、海に入って写真を撮っていた。しばらくすると親子で潜っていったが、赤ちゃんだけ浮かんできた。目的は伊藤さんでした。母親が割って入って終わり。下にはエスコートというオスがいました。別のオスがやってきてバトルが展開されました。ヒレで叩いたり、泡を出し続けました。母親の尾ビレはシャチにかじられた跡がありました。
 次に別の2頭が来ました。オスとメスで伊藤さんのまわりを離れないので、リブリーザーをつけて潜りました。5歳のメスは自由奔放に泳ぎ、オスがついていました。
 動かない1頭のクジラをレーダーで捕らえた。シンガーと呼ばれる歌うクジラかもしれない。歌は船の上でも聞こえた。頭を少し下げた状態で静止して歌います。低音から高音まで出します。オスだけが歌う。この音は20km先まで届き、歌は時代とともに変化していることがわかっている。そして去っていった。水中カメラマンの古島茂さんも感動してました。その後海上で何度もジャンプしてくれました。一生忘れられない体験となりました。伊藤さんの人生観が変わったそうです。

●タンザニア
 上野樹里さんが旅をした。早朝6時、地平線が見え始めた頃、気球の準備が完了した。バルーン・サファリで空からアフリカの大地を見る。気球に乗っているが安心感がある。ファンタジーの世界に来た感じだという。カバ、サーバル、キリンなどがいました。
 タンザニア北部は100を越える火山のある世界有数の火山地帯。火山は地球を変える力があるという。高さ300mの崖があるが、数千キロの彼方まで続いている。地元のガイドのエイブラハム・マチェンダさんはこれはアフリカ大陸を東西に分離する崖で、同じものが数十キロ東?にもあるという。見えている大地は巨大なひび割れの底。これはアフリカ大地溝帯で6000kmに及ぶ。エチオピアのアファール地方では2005年新しいひび割れが発生した。幅は10mで比較的規模は小さい。タンザニアでは向こうが見えないほど。これは地球内部の核がもたらしたもの。2億5千万年前には巨大な一つの大陸が存在していた。それが地球内部の熱エネルギーにより引き裂かれ5つの大陸になった。現在も2cmずつ広がり続けている。数百万年後にはアフリカ大陸は引き裂かれてしまうと言われている。

 ンゴロンゴロ・クレーターは周囲山に囲まれている。直径は14kmを越える。クレーターは火山の噴火などでできた大地の窪みのこと。200万年前ンゴロンゴロは標高6000mを越えるアフリカで一番高い火山だったが、大爆発が起きて、山は元の姿がわからなくなるほど吹き飛んだ。落差600mの外輪山を下りクレーターに入った。豊かな場所で、クロサイ、シマウマ、ダチョウ、フラミンゴ、ジャッカル、ライオンなどが暮らしている。
 タンザニア北部には大小合わせて100以上のクレーターが存在する。火山やクレーターを神と崇める民族がいる。自然保護区監視員のゴッドフリー・ゴイカイさんの案内でマサイ族と会った。マサイのダンスが始まった。長老のオレ・モコさんが火山と神について話をしてくれた。人力ではどうしようもなくなった時はクレーターに祈りに行くそうです。マサイの人は壁を作らない。
 森の中にマサイの「神の穴」エンパカイ・クレーターがある。直径は1.5km、標高3000m以上で大きな湖となっている。湖の色は絶えず変化している。聖なる木は1本の木にいくつも植物がからみあった集合体。聖なる木の枝や葉はお守りの役目を果たす。枝を腕に巻くと子宝に恵まれるとか。白いなめくじがいた。苔が生えているのは、霧などが多い証拠。湖畔に着いたらフラミンゴの群れがいた。ひどい干ばつの時でも水がなくならない。

 ナトロン湖は真っ赤。1匹の魚もいない。赤いのは湖に住むバクテリアのナトロノモナス・ファラオニスのせい。湖のほど近くには活動中のレンガイ山がある。有毒な成分を含んだ摂氏52度の熱水が湖に湧き出ている。バクテリアはこの有害成分を栄養にして生きている。こういう環境の中で生命は生まれた。火山は生命を生み出すきっかけとなった。

 セレンゲティーは火山によって生み出された大平原で、マサイ語で「果てしない平原」という意味。かつては険しい山岳地帯だったが、ンゴロンゴロが噴火して火山灰が山を埋めてしまい大平原が生まれた。ところどころ出ている岩はかつての山頂だった。ガイドのアナエリ・ウキオさんが不思議な色い岩を見せてくれた。叩いてみると鉄板みたいな音がする。通信道具だったらしい。ゴングロックと呼ばれるが、フォノライトと呼ばれる特殊な溶岩。横に奇岩もあります。昔マサイが描いた壁画も残っている。
 アフリカゾウ、トムソンガゼル、バッファロー、シマウマなどの草食獣の宝庫となっている。オスのゾウが2頭力を競っていました。弱いオスはメスから相手にされないそうです。水場には必ず動物がいる。ある水場にはカバが群れでいました。特別な許可をもらって近づいてみた。別のカバの群れが一列でやって来ました。ここだとライオンなどの肉食獣にはやられないので安全。
 草原のはるか先に黒い点々が見えるが、ヌーの群れだった。時に300万頭が群れを作り移動する。リーダーがいるわけではない。極地的に降る雨による新芽を求めて大移動する。3000kmを1年かけてセレンゲティーを一周する。ライオンやチーターなどもそれを追う。2頭で捕えた獲物を食べていましたが、1頭は周囲を警戒していた。自分で獲った物を自分で食べられるという確約はない。その後ハゲワシたちがやってきておこぼれをいただく。
 最終日、キリンがいた。車の横を堂々と数頭通過して行きました。

●アリゾナ州
 今から7億年前、赤道の下まで氷が覆いつくした。陸地を覆った氷の厚さは3000m。地球全体が凍った。全球凍結「スノーボール・アース」と言われている。この状態が数百万年から数千万年続いた。火山が氷を突き破った。火山から吐き出された二酸化炭素が地球全体を包みこみ、温室効果で氷を溶かした。もし二酸化炭素がなければ地球はマイナス18度になっている。大気と海の間で二酸化炭素は循環している。大気は下から対流圏、成層圏、中間圏、熱圏の4つに分かれている。全ての大気を球にしてみると地球全体の5%にしかならない。さらに大気は宇宙からやってくる危険なものを守ってくれている。
 Shiho さんが旅をした。アリゾナ州にはそれがどれだけ影響があるかわかる場所がある。バリンガー隕石孔は5万年前に隕石が落ちてできた巨大クレーターで、直径1.5km、深さ200m、歩いて1周するのに2時間以上かかる。これほど完全に残っているのは世界でもここだけ。バリンガー隕石の破片もあるが、90%以上が鉄でできている。実は直径30mの隕石だったと予測されている。これらから地球を守っているのは中間圏で、ここで燃えているのが「流れ星」。6500万年前、バリンガー隕石の300倍もの隕石が地球に衝突した。メキシコのユカタン半島の地下洞窟にある地底湖がつながっていることが判明した。これをつないでいくと驚いたことに円を描いており、海の中まで続いていた。隕石によってできたクレーターで直径は300km。地球最大のクレーターだった。隕石は直径10kmと想定されている。この隕石衝突により恐竜時代が幕を閉じたと考えられている。
 グランド・キャニオンは地球上最大の渓谷。早朝5時から朝日を拝みました。コロラド川が600万年かけて削った場所。20億年前の地層を削り取っている。今度はヘリコプターでアプローチした。全長446kmで東京と岩手の距離に匹敵する。最も深い場所は1600m。20億年分の地層を一望できる場所はここしかない。最上部は標高2300mの地点で、2億5000万年前にできた地層。国立公園レンジャーのアンディ・ピアースさんが案内してくれた。最上部の地層からは貝の化石がゴロゴロある。内臓まで化石になって残っているものもある。2.5億年前はグランド・キャニオンは海の底だった。7000万年前の地殻変動で数千メートルまで押し上げられた。それをコロラド川が削り取ってグランド・キャニオンができた。
 全長2339kmもあるコロラド川の川下りに挑戦した。リバー・ランニングはコロラド川460kmを1週間かけて下る大アドベンチャー。出発点は東地点のリーズ・フェリー。大地はまだ少ししか削られていない。下流では20億年前の地層を削っているところです。ラピッドという激流にやってきた。ものすごい激流で何人も命を落としているそうです。そこをやっと通過したが、過去はもっと流れが激しかったそうです。レッド・ウォール・キャバーン(赤い壁の洞窟)は激流に削られてできた洞窟。洞窟の奥までは200m。出発から4日目、最も古い地点に到達。マグマが冷えて固まった岩が続く。まさに地球ができつつあった時期のものです。

 同じアリゾナ州には地球の未来を暗示させる場所がある。グランドキャニオンからヘリコプターで北東に2時間。モニュメント・バレーがある。ビュートという垂直に切り立った崖は高さおよそ300m、侵食されながら大地に残ったもの。グランドキャニオンも侵食が続くと、モニュメント・バレーのような景色になるのだろうといわれている。最も有名なメリック・ビュートに向かい、特別な許可をもらって頂上に着陸した。木の化石がありました。かつてはビュートはつながっていた。モニュメントバレーは平らな大地だった。
 この地に長く住んでいる先住民族ナバホ族のロバート・トーヒィさんは、「私たちは地球をマザー・アースと呼ぶ。食べ物、水、あらゆるものを与えてくれる。地球は一つの生命体である。」と語る。
 アリゾナ州北部にあるバーミリオン・クルプス国定公園は奇妙な形の岩がせめぎあう不思議な空間。景観保護のために、1日に入れる人数を20人に限定している。目的地に到達するためには、40度の中、乾燥した大地を歩き続けないといけない。最低でも3リットルの水を持参することが義務づけられている。砂から岩へ回りの景色が変わってきた。目的地まであと6マイル(10km)。2時間半後、絶景が砂漠の景色の中に現れた。謎の迷路、異次元空間への入口。巨大な生物の体の中。オレンジ色の縞模様の壁が続く。そして最も不思議なエリアに到達。大地が壁が波のようにうねっているので、「The Wave」と呼ばれる。地球上の光景とは思えない。この奇跡の景観は生まれたのか?風でした。壁は細かい砂粒で、ちょっと触れただけで崩れる。1億9000万年前の砂の層でした。昔は果てしなく続く砂漠だった。砂漠の砂が岩に変化し、風が削り取って不思議な世界を作った。


テレビ番組「世界!弾丸トラベラー 国分佐智子さんでアリゾナ州セドナ」

 2008年2月16日放送。国分佐智子さん(31歳)は7,8年前から行きたい場所という。トム・クルーズ、シャロン・ストーン、ニコラス・ケイジが別荘を構えている癒しの聖地。ネイティブ・アメリカンが住む場所で、パワースポットとしても有名。アメリカ人の行きたい場所の人気投票で1位になったこともある。ここで神秘の夕陽を見る、日本から8000kmの1泊4日の旅。

●予定
 1日目、17:50成田空港発ユナイテッド航空UA890便、9時間45分で10:35ロサンゼルス空港着。12:35ロサンゼルス空港発UA1574便、1時間15分で13:48ラスベガス・マッキャラン空港着。14:30セドナへ移動。20:30ホテル「El Portal」にチェックイン。
 2日目、9:00ホテル出発、9:30セドナの聖地&名所を巡るツアーに参加し、16:30−17:00セドナで神秘の夕陽を見る。22:30ラスベガス・マッキャラン空港着。23:55ラスベガス・マッキャラン空港発UA1488便。
 3日目、5:22シカゴ・オヘア空港着。12:01オヘア空港発UA881便。どうしてシカゴに行くかというと、この番組のポリシーである「ホテルで2泊しない」ためみたい。
 4日目、16:20成田空港着。

●セドナ
 ネバダ州のラスベガスでドライバーさんと出会って、セドナに500km、6時間の車の旅。セドナに到着するが街が暗い。星空を見るのを邪魔しないための法律のせいらしい。ホテルも真っ暗。ホテル「El Portal」に8時半にチェックイン。オールド・アメリカン・スタイルの人気のプチホテルで、12室が全て個性的。宿泊代が$199〜で、今回は落ち着いた感じの部屋でリビング付き。
 翌朝 Red Rock Jeep Tourでセドナ観光に行くために、まず無料で市内を巡回しているバスに乗り、中心地アップタウン・セドナに到着。建物の壁の色が全て茶色なのは、自然と融和させるために外壁の色が決められているから。
 ここから赤いジープで観光する。まず「エアポート・メサ」で、ネイティブ・アメリカンの聖地。セドナの景色を360度楽しめる。車に乗ると、サンダー・マウンテンを見ろという。ウォルト・ディズニーが1930年〜40年にここに住んでいて、「ビッグ・サンダー・マウンテン」を思いついたんだという。次はハリウッド・スターたちの別荘がある場所。次は「スヌーピー・ロック」で、スヌーピーの鼻の上にウッドストックが乗っているように見える岩がある。
 アップタウン・セドナに戻ってきて昼食。国分さんはネイティブ・アメリカン・ジュエリー・ショップ「フミオビ」で多数の部族のデザインの品を見る。指輪やブレスレットが目をひく。マネークリップ$28をお買い上げ。2時「メモリーズ Sedona Memories 」は人気No.1のサンドイッチのお店。野菜、七面鳥、カニ、ツナ、ハム、チキンサラダ、ローストビーフ、イタリアンなどがあり、今回は七面鳥。ターキー・サンドは$5.95で、チーズ、アボカドなどをはさんである。
 「カセドラル・ロック」は大聖堂の意味を持つセドナで最も有名なネイティブ・アメリカンの聖地。愛情が深まるという聖地。ここの頂上から見る夕陽は絶景と言われている。3時からバーノンさんと奥さんのリタさんと登り始める。ネイティブ・アメリカン・ガイド代$225〜。みんなここに来て瞑想し何か癒しを見つけて帰るという。途中からは一人で登ります。自分を見つめなおし、聖地の頂上を目指す。1時間半で頂上に到着。まぶしい夕陽です。
 ここで心を開く儀式をしてもらった。火を焚いて煙を出し、太鼓を叩いて、歌を歌ってくれました。赤く染まる大地の中、自然に涙が出ました。


テレビ番組「情熱大陸 ラスベガス バトントワラー高橋典子」

 2007年11月4日放送。

●ラスベガス
 訪問者のお目当てはカジノではなくショー。一番人気はシルク・ド・ソレイユ。世界一と呼ばれるサーカス。現在5つ行なわれている。動物を一切使わない。高橋典子さん(37歳)はそのショーにでている。元バトントワリングの世界チャンピオン。役柄の気持ちをバトンで語る。ハリウッド・スターたちも虜にしてしまった。車の運転ができないので30分かけて自転車で通勤している。2004年から1日も休んでいない。英語がうまくしゃべれないようです。
 働いているのはMGMで、「KA」に出演している。まずトレーニング室で練習する。時間をかけて指から温めていく。40分後からリハーサル開始。「KA]はシルク・ド・ソレイユの最高傑作と言われていて、出演者90名、総製作費187億円。観客席1961席、スタッフ165人。
 化粧をして衣装をつけ、ダイアナという役に変わっていく。「KA」は古代エジプトで使われていた魂の意味。戦争を起こした王の娘の役で、捕虜となった敵国の王子と恋に落ち、彼を逃がす。フルートを王子に見立て、切ない恋心を演じる。当初は2分だったが、現在は4分間独演している。

 自宅を訪問した。家賃は月800ドル。家具はあまり置いてない。1970年7月16日?横浜に生まれ、6歳からバトンを始めた。91年には世界選手権で日本人初の金メダルを獲得した。全日本チャンピオン17回、世界選手権の金メダルは7個獲得し、この記録は破られていない。2004年からシルク・ド・ソレイユに参加している。
 ネバダバレエ団のバレエの公演に参加することになった。バトンを持たずダンスだけで勝負する。休日、郊外のレッド・ロック・キャビンに向かった。
 ドキドキしなくなったら辞めるつもりだそうです。「KA]は2014年まで公演が予定されている。高橋は来年も契約した。深夜2時、今日も自転車で帰る。


テレビ番組「Go!Go!ラスベガス」

 2007年1月29日放送。高田純次、ほしのあき、高山景子アナが出演。ギャンブルに必要な心理戦、分析力、洞察力などを試し、最高の強運王を決定し、ラスベガスで30万円ルーレット一発勝負をする。当たると35倍。テレビ愛媛製作。

●東京
 花やしきで予選を行なった。「一発ツモって二択クイズ」で10名が選ばれた。「当たってナンボ!お笑い芸人を探せ」では花やしき園内にいる芸人を探す洞察力を試す。正解はパッション屋良でした。「ほしの画伯のハートを読め!」、「ちゃらんぽらん!高田語録ビンゴ」で4名が選ばれた。高野祐介(20)、谷村啓太(26)、志村和廣(25)、西宮七海(33)さん。
 二次予選は「純ちゃん危機一髪ルーレット」で高野さんが脱落。「勝ち抜き10カウント」では5個のロックアイスを移動する。志村さんが脱落。
 浅草神社でおみくじをひいて、西宮さんは小吉、谷村さんは末吉で、西宮さんに決定した。

●ラスベガス
 成田からアメリカン航空でラスベガスに向かった。その日は予想最高気温37度、湿度20%。ビーフカツを食べたところ喉に詰まって一晩入院した。費用は1000ドル。
 西宮さんは10番を選択した。10の隣の27に入ってしまいました。


テレビ番組「名曲の時間です コロッケ in ラスベガス」

 2006年9月16日放送。コロッケの芸能生活25周年を記念して、夢だったラスベガスで公演を、シーザーズ・パレスの責任者ジョン・ブッシュマン氏の目に留まり、シーザーズパレスで8月19日に行なった。テレビ東京製作。

 シーザーズ・パレスは最も敷居が高い。セリーヌ・ディオン、エルトン・ジョンなどが公演をしている。2000人収容のホテルで2番目に大きい会場を使ってリハーサルが深夜まで続いた。

●無料のエンタメ情報
 ベラッジオの前の噴水ショーは、様々な音楽に合わせ、20種類以上のパターンで噴水が見える。  フォーラム・ショップではアトランティスが見れる。
 サイレンス・オブ・TIでは海賊船が暴れ、放水、花火は必見。

●ショー
 30分前はカチカチでしたが、マイケル・ジャクソン、ブルース・リー、エルビス・プレスリーなどの真似をしました。大受けだったのはドナルド・ダックでした。岩崎宏美のシンデレラ・ハネムーン、森進一、淡谷のり子、美川憲一、ロボット五木、北島三郎などの真似をしましたが、大受けでした。


テレビ番組「2006年6月の旅サラダは田中美奈子さんでアメリカ南西部の旅」

 ユナイテッド航空で行ったようです。

●ラスベガス
 24時間眠らない街。億万長者への夢が叶う町。 砂漠地帯にあるので雨が少ない。ストリップ沿いには20を超える巨大なテーマ・ホテル。世界で唯一のピラミッド型ホテル「ルクソール」は2500室、30階建て、高さ107m。「ニューヨーク・ニューヨーク」はマンハッタンをモデルにし、自由の女神は本物の半分の高さ。「シーザーズパレス」は古代ギリシャ、ローマ帝国をテーマにしている。「エクスカリバー」はメルヘンチックなお城が可愛くて、イギリスのアーサー王伝説をテーマ。去年オープンした「ウィン・ラスベガス」(住所:3145 Las Vegas Boulevard, Las Vegas, NV 89109、Tel/702-770-7000)はスティーブ・ウィン氏が作ったもので、一人一人がテーマを自由に発想できるようにコンセプトは明確にしていない。お花がきれい!今回は1903号室のスィートを見せてもらった。窓が大きくて景色が見渡せる。壁の色も赤系統で1泊$400〜1700。浴室は枕付き。マッサージルーム付き。田中さんが泊まったスタンダードなリゾートルームは$200〜500。
http://www.wynnlasvegas.com/

 食事はブフェが主流で有名。ウィンのもいいが、今回はウィンラスベガス内にある「バルトロッタ Bartolotta 」というレストランでランチをいただいた。地中海イタリアンが味わえる全米でも注目されている人気のお店。地中海イタリアンレストラン。新鮮な魚介類が自慢で、お好みの魚をチョイスしてシェフのお任せ料理がいただける。魚の種類や値段などは時期によって変化するので、要確認。今回はお勧めのピンクスナッパー(鯛?)をいただいた。「Pink Snupper Palermitana Sauce タイのパレミターナソース」は、タイ100gにつき$14。今回は600gで$84。蒸し焼きしたタイにたっぷりのトマトソースをかけていただく。

 「フォーラムショップス The Forum Shops」に行く。シーザースパレスホテル内にあるショッピングモール(日〜木:10am 〜 11pm、金・土:10am 〜 12pm)で、店舗数は160軒以上、有名ブランドから飲食店まで揃う。世界中から観光客、カップルなどが訪れる。「コルサ Corsa」というバッグやアクセサリーなどの小物類を扱うお店に寄ってみた。ネバダ州のナンバープレートを使ったバッグ$245。ラビットファーのバッグ$695。ガラスの花瓶みたいなのが飾ってあるアルコールの店「2/1 Yard Drink」(Tel:702−889-0800)のストロベリーマルガリータ味は$17.78で長さ40cm以上もある。淵近くまでいれてくれますが、量が多く冷たいそうです。IDがないと売ってくれませんでした。
 フォーラムショップで有名なのは、一番奥の噴水で行なわれるアトランティス・ショーで、毎日11am 〜 11pmまで1時間に1回ずつ行なわれる。古代ローマの神々の戦いを描いているが、人間みたいな感じ。

 カジノはパリスでルーレットに挑戦しました。写真撮影はダメ。21歳以下は入場できない。終ったらディーラーに5−6%くらいチップを渡すそうです。

 ダウンタウンに行ってみた。車で15分くらいのところにある。元はここからラスベガスが始まった。中心にあるフリーモント・ストリートから賑わいが伝わってくる。長さ450mのアーゲードを使って行なわれるフリーモント・エクスペリエンスは世界最大のスクリーンを使って行なわれる。1回約8−10分で、上映時間は 8pm, 9pm, 10pm, 11pm, 12am。

 エンターテインメント・ショーが各ホテルで繰り広げられる。バリーズのジュビリーは総勢100人のダンサーが出場し、今年で25年目というロングラン。ルクソールのヘアスプレーはブロードウェイ・ミュージカル。今回はMGMの「カーKA」で、昨年から上演されているシルク・ドゥ・ソレイユのショーで、鑑賞料は$99〜150。カーとは古代エジプトで使われていた魂の総称を意味する。運命によって引き裂かれた双子の兄弟が危険に満ちた冒険に出る。舞台装置が上下したり回転したりし、アクロバットなパフォーマンスが人気。命をかけてやっているという感じでレベルが違う!って言ってました。(Tel:702-891-7777、7:30pm と 10:30pm の2回開催。日曜・月曜は休み。

 マンダレイ・ベイホテルの最上階にあるラウンジ「MIX」は昨年オープン。金色に見える夜景も素晴らしい。今回は水色のカクテル「Violet」$18。


●アリゾナ州セリグマン
 ラスベガスから東に向かう。途中からルート66を走る。1926年から58年間、サンタモニカからシカゴまでの4000kmをつなぐ。今は部分的にしか残ってない。途中でセリグマンに立ち寄った。
 「スノーキャップ Snow Cap 」(住所:301W.historic Route 66 Seligman, Arizona 86337。tel:928−422-3291)は50年以上前からあるアイス&ハンバーガーショップ。ライダーや観光客でいつもにぎわう。バニラソフトクリーム $1。アイスの上にクリームが乗っていました(笑)いたずら好きのおじさんでした。
 「エンジェルス・バーバー・ショップ Angel's Barber shop」(住所:217W.historic Route 66, Seligman, Arizona 86337、tel:928−422-3352)を紹介された。床屋&土産屋さんのエンジェル・ディルガディーロさんは80歳くらい?で、亡き弟のホアンさんの息子がアイスクリーム屋のおじさんだった。みんなハッピーな人が来ると彼もハッピーだそうです。R66のビールも売っている。$1.75

●アリゾナ州セドナ
 赤い岩の囲まれた町で、癒しのスポットとして有名。町では建物の高さも決められていて、壁の色も決まっている。マクドナルドもムラサキ色?
 「エル・ポータル El Portal 」はセドナの自然を生かした温かみのあるホテルで、オーナーのスティーブさんが3年前にオープンした。天井の木は20世紀初頭の橋に使われていた古い木を使っている。12室すべてのデザインが異なり、美しい庭やセドナのレッドロックが見られる。今回の部屋は#12で、暖炉付きで$499。住所:95 Portal Lane SEDONA,Arizona 86336、tel:800-313-0017、Fax:928-203-9401。
http://www.elportalsedona.com/

 町の中にはアート・ギャラリーが多い。その一軒を訪ねた。「ターコイズ・トートイズ・ギャラリー Turquoise Tortoise Gallery 」(住所:431 Highway 179, Sedona, AZ,86336、tel:928-282-2262、営業時間は月〜土 10:00〜18:00、日 10:00〜17:00)。「葉っぱ型のネックレストップ」$475。「花の顔があるバングル」$475。他にもシルバーアクセサリーなどもある。「傘をさす人々の絵(58×66)」$14500。オーナーのペギーさんに聞くと、作ったのはほとんどがネイティブ・アメリカンの人で、この辺りを神聖な場所として考えていて、儀式の時だけ来るそうです。
http://www.turqtortsedona.com/

 レッドロック・クロッシングとして川を歩いて渡った。夕陽が赤い岩を赤く染めている。岩の宮殿のような感じ。

 夕食は「カウボーイクラブ Cowboy Club 」(住所:241 N.Hwy. 89A Sedona,Arizona 86336、tel:928-282-4200、営業時間 11am 〜 4pm & 5pm 〜 10pm)で、この土地ならではの食材を使った料理が人気。「前菜の盛り合わせApetizer Sampler 」は$16.95で、ガラガラヘビの串とウチワサボテンのフライ。ガラガラヘビはアナゴとささみとタラの乾き物のような味だそうです。サボテンは香辛料が利いているそうで、アロエに似ているようです。メインは「バッファローのステーキ Buffalo Flank 」$19.95
http://www.cowboyclub.com/

●グランドキャニオン国立公園
 世界遺産の絶景。年間450万人の観光客が訪れる。ヘリコプターで上から見学する。「グランドキャニオンヘリコプターツアー Papillon Grand Canyon Helicopters 」(住所:Grand Canyon Airport, PO Box 455/N . Highway 64 Grand Canyon AZ 86023、tel:928-638-2419)の「ノースキャニオンツアー(1時間)」で大人$145(国立公園入園料含む)。時期によって走行可能なコースや時間などが若干変わるので問い合わせが必要です。
 最初に見えるのは森林地帯。渓谷の上を飛ぶと田中さんは怖いと言ってました。コロラド川が見えたが、一番下の地層は20億年前のもの。長さ450km、深さ1.6km、幅は最大26kmもある大峡谷。
http://www.papillon.com/

 ガイドのクリスさんとサウスカイハブ・トレイルをハイキングし、2.4km先のウーア・ポイントを目指す。いろいろな動物もいる。オレンジ色の花はインディアン・ペイント・ブラシという絵筆に似ている花で、逆境に強い。1時間後に200m降下していた。ウーア・ポイントに到着。すごい光景です。夕陽のうつろいにつれて朱色に大きく変化していきました。

 アメリカでは1年間に50ドル払えば、国立公園と州立公園に何度もいけるチケットがあるそうです。


●レイク・パウエル
 直径500kmのグランド・サークルの中に国立公園が8つある。グランド・サークルの中心レイク・パウエルは、のどかな風景が広がる。1963年に完成したグレン・キャニオン・ダムでコロラド川がせき止められ、この湖ができた。全長300km、湖岸線は3200kmに渡って続く。水をたたえたグランド・キャニオンと呼ばれる渓谷を船で行く。ボートのレンタル料(1時間)$69(6月5日〜8月27日)、$52(8月28日〜10月1日)。申し込みはレイク・パウエル・リゾートで。湖には無数の入り江がある。奥に行ってみた。岩に降り立ち、声がとても響く場所がある。鳥の巣があり、鳴き声が聞こえる。
 宿泊はレイク・パウエル・リゾート(Tel:928−645-2433)で、今回は858号室で、茶色が基調で、室料は$169。窓からは湖がきれいに見え開放的。
http://www.lakepowell.com/

 レイク・パウエルにはハウスボートと言われる、いわばキャンピングカーの水上バージョンのような舟がたくさん浮かんでいる。レンタルで1週間$10995(約130万円)で、12人まで宿泊可能。すべり台もあり直接湖に入れる。BBQ用コンロもある。レンタルの申し込みはレイクパウエル・リゾート。

 コロラド川が造りだしたダイナミックな景色を見に行った。「ホースシュー・ベント」。緑色と曲線が何ともいえない。高さ300mの高さから見るが足がすくむそうです。

●アンテロープ・キャニオン
 湖に流れ込むアッパー・アンテロープ・キャニオンを見に行く。「アンテロープ・キャニオン・ツアー Antelope Canyon Tours」(Tel:435-675-9109、928-645-9102)ツアー料金は$28.50〜45で、時間帯によって異なる。普段は水はなく、乾いている。中に光が差し込んでいる一箇所がある。正午前後のほんの数分間だけ。そういう個所が何箇所かありました。ガイドのライアンさんが説明してくれたが、柔らかいナバホ岩でできているので、スコールの雨水が急激な勢いで流れ込んで削られてできた地形だそうです。
http://www.antelopecanyon.com/

●モニュメント・バレー
 アリゾナ州とユタ州の間に広がる。ここは国立公園ではなく、ナバホ族のもの?でアメリカの原風景とも言われる。
 宿泊は、「グールディングス・ロッジ Goulding's Lodge 」(住所:1000 Main StreetMonument Valley, UT 84536、Tel:435-727-3231)で、宿泊料金(1室)$145(4月1日から5月31日)、$170(6月1日から10月15日)。ロッジにある古いレンガ?の建物が映画「黄色いリボン」で使われたセットを再現したもの。田中さんが泊まった部屋にジョン・ウェインが泊まったこともあるそうです。駅馬車ならぬ木馬車もある。
 ナバホ族のガイドが行なうバレー内のツアー「Simpson's Trailhandler Tours」(住所:Monument Valley, UT 84536、Tel:435-727-3362)に参加した。1.5時間$45、2.5時間$50。ガイドのリチャードさんが言うには、ナバホでは「すごい」のことを「スケヘ」と言うらしい。ジョン・フォード監督が撮影で好んで使ったのが「ジョン・フォード・ポイント」。公園内にはナバホの人が住んでいるために、一般の車が入れない場所もある。
 ナバホの村を訪問した。家は伝統的なホーガンは土でできていて、入口は東にある。中は木が組まれている。チュニパーという檜科の木材で作られていて、中には8人くらいが暮らせる。ターコイズのアクセサリーを多くつけているおばあちゃんスージーさんは、先祖からのものだという。身に付けて自然の力を感じるそうです。伝統的な織物ラグを作っていて、糸は羊の毛で植物などで染めている。夕陽はとってもきれいでした。
http://www.trailhandletours.com

 早朝もきれいで、乗馬をした。1時間$45で、案内のロイさんがナバホの歌を歌ってくれた。「Black's Hiking, Jeep Tours & Trail Rides 」(住所:Mexican Hat, UT 84531、Tel:928-309-8834)。次にガイドのヘロルドさんのお気に入りの場所に行って、笛で「Yahtahhey 」を演奏してくれた。「自然は母なる大地と父なる空から全てを創造し、調和をもたらしました。その恩恵で私たちの回りに「美」があり、バランスが取れているのです。」という。田中さんも「自分だけじゃなくて、周りの人も大事にして生きていかないといけない」と自然に涙が出てきました。

●フォーコーナーズ Four Corners
 アリゾナ、ユタ、コロラド、ニューメキシコの4州境。モニュメントがある。入場料は車1台につき$2、バイク・自転車は$1。時間は、5〜8月半ばが7:00〜20:00、8月半ば〜4月が、8:00〜17:00。
http://www.utah.com/playgrounds/four_corners.htm


●モアブ Moab
 ユタ州の奇岩の旅の起点。アーチーズ国立公園の玄関口。町の周辺にはごつごつした岩山があり、オフロード・ドライブやマウンテン・バイクなどが楽しめる。ハーレーに乗っている人もいる。
 宿泊は「レッド・クリフス・ロッジ Red Cliffs Lodge」(住所:Moab, Utah 84532、tel:435-259-2002、866-812-2002)で、室料は$169.95。家族連れなどで賑わっている。メゾネット形式で、キッチン付き。
http://www.redcliffslodge.com/

●アーチズ国立公園 Arches National Park
 車で5分で到着。穴が開いた岩が約2000個、面積にして、東京23区の半分の大きさの地域に広がっている。映画「インディジョーンズ、最後の聖戦」の撮影も行なわれた。ハイキングをした。ルピナスという紫の花、ウチワサボテンの黄色い花がきれい。歩きはじめて20分で最初のアーチ「ランドスケープアーチ」で、最も細い部分で1.8mでいつ崩れてもおかしくない状態。次はまんまるなアーチで、風が気持ちいい。アーチは風でできたようです。次は「パーティション・アーチ」。最も繊細で美しいというアーチまで40分。「デリケートアーチ」に到着。高さ14m、幅10mで自然のものとは思えない完成度。アーチの向こうは断崖です。みんな夕陽の際の変化を撮影している。しばらくして満月が反対から上ってきた。感動しました!
http://www.nps.gov/arch
http://www.arches.national-park.com/

●ゴブリンバレー州立公園 Goblin Valley State Park
 キノコのような岩が並ぶ。ゴブリンとは妖精らしい。海だった頃、波の満ち干でできたそうですが、素晴らしい風景です。
http://www.utah.com/stateparks/goblin_valley.htm
http://www.stateparks.utah.gov/park_pages/scenicparkpage.php?id=gvsp

●ブライス・キャニオン国立公園 Bryce Canyon National Park
 途中で「ベストウエスタン・ルービーズ・イン Best Western Ruby's Inn」(住所:Bryce, Utah 84764、tel:435-834-5484)の、ギフトショップ(開店時間は 7am〜22:30)で、岩塩(小)は$1.69を購入。ネイティブ・アメリカンの彫像なども売っています。
http://www.rubysinn.com/

 ブライスキャニオンはサグラダ・ファミリア教会の塔の感じの岩が続く。岩には石灰分が多く含まれていて、雨によって侵食されていった。近くに寄って見るために谷の中をナバホ・ループトレイルに沿って降りてみた。岩には細かい割れ目がたくさんあった。上から見下ろしてみると怖いです(笑)高低差は150mくらい。高さ25mの真っ直ぐに伸びた松もあるが、枝は上の方にしかない。
http://www.nps.gov/brca/

 牧草地もある。

●スプリングデール Springdale
 ザイオン国立公園の入口。宿泊は、「ベストウエスタン・ザイオン・パーク・イン Best Western Zion Park Inn」(住所:1215 Zion Park Blvd, Springdale, UT 84767、tel:435-772-3200、800-934-7275)で、室料は、3月〜10月は$105〜113。広々としたロビーでゆったり過ごせる。庭のバラがきれい。
http://book.bestwestern.com/bestwestern/productInfo.do?propertyCode=45077

●ザイオン国立公園 Zion National Park
 ロッククライマーの憧れの地らしくて、多くの人が挑戦している。溢れる緑の中をみんなが歩いている。ヴァージン川に沿って緑の中を歩く。リスもいる。岸壁には水がしたたっているが、1300年前に降った雨水らしい。
 高山植物もたくさん見られる。カタクリモドキ、キバナノヤマオダマキが紹介されました。
 ヴァージン川の突き当たりに到着。そこから先は川の中を歩くナローズというトレッキングがある。上の方に移動してキャニオン・オーバールック・トレイルを歩く。グランドキャニオンのような景色の場所に到着しました。
http://www.nps.gov/zion/
http://www.zioncanyon.com/

 国立公園の入場料は、各公園・人数・時期によって異なるそうです。1人50ドルの公園パスがあり、パスを見せると購入日から1年間アメリカ全土の国立公園、州立公園、国定公園に入ることができます。
http://www.nps.gov/fees_passes.htm


テレビ番組「世界遺産 グランドキャニオン」

 2006年12月4日放送。
 コロラド川の大地を削る旅は450kmにも渡る大自然の彫刻を作り上げた。1979年世界遺産に登録された。あまりに壮大な景観を前に人々は神の存在を感じてきた。高さ1600mの断崖はコロラド川が600万年あまりをかけて削ったものだと考えられています。かつては低く平らだったこの地域は数千万年前から大きく隆起を始め、今なおその高さを増している。
 小さな化石が多く見つかっている。貝、サンゴ、コケムシ、カイメンはここがかつて海の底であったことを意味する。谷底に近い部分では20億年前の層を見ることができる。赤い地層は鉄分が酸化してできたもの。生命が生まれた頃の思い出が埋め込まれている。
 サボテンをはじめ1500種の植物がしっかりと根をはやしている。それを食べるエルクもいる。ハバス谷 Havasu Canyon は緑豊かで、ハバス滝がある。14世紀頃から暮す先住民ハバスパイのハバスパイ村 Havasupai village がある。エメラルド・グリーンの水辺に住む人を意味する。かつては移住していたが、19世紀に白人に追われ、定住するようになった。スタン・マナカジャさん(71)は、南の崖にあるウィーグリーバ?という二つの岩がある。彼らの守り神で、倒れたら村は滅びるという。


テレビ番組「ズームイン!世界の絶叫マシーン、一番怖〜いの決定戦 2005」

 2005年9月23日放送。世界の絶叫マシンは1万3000台。7つのエリア(USA、オーストリア、ニュージーランド、UAE、ドイツ、インド、フロリダ)にわけ、世界で一番恐いマシンを選ぶ。出演は極楽とんぼの山本圭壱、ペナルティ。司会は今田耕司、羽鳥慎一アナ、西尾由佳理アナ。審査員は江守徹、杉田かおる、花田勝、加藤夏希、ビビる大木。日本テレビ製作。

●オーストリア・ウィーン
 メリーゴーラウンドは本物のお馬さんが回っている!日テレの鈴江奈々アナが調査した。プラーター遊園地の初級編はボラーム。うつぶせのまま螺旋状で登り、猛スピードで走る。上級編はターボブースト。時計の針のように回転する。その先に乗るが、そこでも回転する。時速110km。このダブルくるくるでピスタチオがどうなるかを測定したら、全て豆から出ていました。これに乗ってみると、すごいくるくるです。さらに次のお客が乗る際は、一番高いところで止まったまま30秒とか。その後は逆方向にさらにすごいくるくる。着地前でさえすごく回転していました。

●アメリカ
 馬場典子アナが調査。世界一のブランコはカリフォルニアの「ナッツベリー・ファーム」にある「スクリーミング・スィング」で、高さ18mの塔が単に建っているだけに見えるが、振れ始めると時速100kmになる。オーマイゴッドと5回以上叫ばせるマシンが怖いマシンと思われる。90度になった時に時速100km、130度まで高くなりました。
 コロラド州の「ロイヤル・ラッシュ・スカイコースター」は、宙吊りで高さ30mの上空から振り子のように空中でブラブラと遊泳できる。どこが世界一かというと、目の前が高さ350mの断崖になっている。
 世界一のスピードはニュージャージー州の「シックス・フラッグス・グレート・アドベンチャー」に今年登場したマシン。3つの世界一を持つ。高さ139mと世界一(40階のビルに相当)、時速206kmで3.5秒で上昇したかと思ったら、落差127mで急に落ちる「キンダカ」。逸見愛さんが挑戦した。顔が変形していました。
 世界一のグルグルはラスベガスのストラトスフィア・タワーは350m。この塔の上の外側で横に回転しているマシン「インサニティ」がある。乗ると柵が外側に倒れ、マシンが外に出ていってから回転を始める。足元に何もない恐怖だけではなく、どんどん下を向いていき、ほとんど真下を見る格好になる。

●インド
 ペナルティが挑戦した。デリーから車で1時間の街にお祭り騒ぎになるという。8月15日はインドの独立記念日で、空には凧がクルクルとんでいた。そこの公園に絶叫マシン「メリーゴーラウンド」が置いてあったが、違った。そのオーナーのところにあるという。広場で翌日に組み立ててくれたのは、「バルチェ・ヒンドラ」という観覧車で、頼りない。屋根も安全ベルトもなくさびだらけ。人力で回すが、結構高速回転します。ペナルティも気分が悪くなりました。

●ドイツ
 山下美穂子アナが調査した。ドイツはジェットコースター界の革命王と呼ばれている。1975年世界初の1回転コースターを開発。今回は世界初の高所360度ひねり。畑の真中にそびえるマシン「スカイウィール」は「スカイライン・パーク」の中にある。地上48mで横に1回転ひねられている。しかもレールが風で揺れていて、支柱がない。ベルトは腰に当てるだけ。自由に動くちくわを置いて、どう変化するかも調べた。ゆっくり上がっていって、少しゆっくり目に360度ひねってから、勢いで急降下しました。あがってもう一度360度ひねってから急降下し、かなり登ったところから、逆方向に高いところまで登り、また前に進行して高いところで止まり、そこからゆっくりスタート地点に戻りました。

●フロリダ
 大気圏突入体験マシンはタンパベイの「ブッシュガーデン」にある「シェイクラ」で、ジェットコースターでは初めて2度も垂直落下する。全長は972mで、3分間の体験で、1回目は地上61mから、2度目は穴の中に突入し、最後は水を飛ばす。落ちる直前に止まり、落ちる時は4Gの力がかかる。
 山本圭壱さんが挑戦。オーランドらしいが、工事現場のように2本のクレーンが立っているが、その間が世界最強の逆バンジー「スリングショット」。高さ115mと世界一で、座席は完全な剥き出し状態。少し下に下がってからドーンと115mまで上がります。その後は何度か上下しますが、回転していました。

 宇宙体験マシーン「Zero Gravity」は1回約41万円。NASAの人と同じように青い服を着て行なう。まずホテルで説明会があり、40人が参加。次に全員に酔い止め薬 Dramamine が配布され、吐く場合の汚物入れも配布された。
 Zero-Gと書かれたジェット機が止まっている。1万mを目指して上昇していく。全員起立して、床に座って横になる。3分前。30秒前。急に地面に吸い寄せられる感じになり体が重たくなる。そして全員が空中を遊泳した。これが30秒続き、また機体が上昇し重力が2倍になり、床に押し付けられ、再度、無重力になる。山本さんは無重力状態で水を飲むことに挑戦。4度目の無重力状態で成功!

●ニュージーランド
 伝説のアナウンサー若林健治は、2003年にスタン・ハンセンが放送席のモニターを奪おうとしたのを阻止して伝説となった。
 クィーンズタウンの山奥の「キャニオン・スイング」は落差109mで、さらに時速150kmでスイングする。下はショットオーバー・リバー。頭からゴミ箱をかぶって落ちるコースもある(笑)場所に行くと「へい、いらっしゃい」と日本語で言われた(笑)
 残酷度No.1は「チェアー」で椅子に縛り付けられて、後ろ向きで落とされるもの。「おっさん、まだスペシャルあるで」と言われた(笑)それは
 「ファイブ・カウント」でロープを1本1本係員が切る。体重によって切れる時が変わるそうです。最後の1本まで残っていましたが、落ちました。

●アラブ首長国連邦UAE・ドバイ
 巨大リゾートランドができつつある。高級リゾートホテルなどが建設中。宮崎宣子アナが調査した。去年オープンしたばかりのマディナ・ジュメイラというホテルは東京ドーム10個分の広さで、運河が取り囲む。キーになるのは、モハメド・ビン・スレイヤム氏で、父は元大臣、王族との縁戚で、彼自身は実業家でレーサーでもある。1台7000万円のフェラーリ・エンツォなどの車が13台もあるが、ここはゲストハウス。
 5つ星ホテル「ジュメイラビーチ・ホテル」と7つ星ホテル「バージュアル・アラブ」のすぐ近くのウォーターパーク「ワイルド・ワディ」の中に絶叫マシンがある。世界最長レベルのウォータースライダーであり、超個性派。高さ33m(ビル8階分)でスライダーの長さは100m、段差が3つあり、第一の傾斜は70度で、ゴール直前ですべる人の速度は70kmにもなる。名前は「ジュメイラ・スケアラー」で「美しき恐怖」という意味。登っていくときに階段にすき間があり、下が見えて怖い。かつ風が強い。両手を胸の前で交差して、両足も交差して落ちます。ゴール直前は体が宙に浮いてアザができたそうです。

 優勝はフロリダでした。


テレビ番組「くりぃむしちゅーのお笑い世界征服宣言!夢のラスベガス・ツアー」

 2005年8月21日放送。くりぃむしちゅー、山田花子、おぎやはぎ(小木博明、矢作兼)、FUJIWARA、ペナルティ、吉本新喜劇の総勢14名が出演。ラスベガスは今年市制100周年を迎え、くりぃむしちゅーが招待された。TBS製作。

●ロサンゼルス空港〜ラスベガス
 Fujiwara とペナルティが到着。200ドルでラスベガスまで貧乏旅行することになった。そこでレンタカーを借りろというので、39ドルで借りた。着かないので、途中でモーテルに泊まることにした。「ルート66」というモーテルで、1室で31.95ドルで、2室。途中でデスバレーで寄り道をした。気温50度を越える「死の谷」。海抜ー85mの Badwater 地区に行く。白い塊は塩。スイカを食べました。
 ネバダ州に入ったところでカジノをやって全部なくなりました。

●ラスベガス
 街を歩くと42度。宿泊は「モンテカルロ」で、入口前に素晴らしい像がいくつかある。地中海の都市モンテカルロをイメージして作られた。中ではランス・バートンのマジック・ショーがある。ワンベッド・スィートルームを見学した。1泊400ドル?〜。

●人気ホテル
 MGMグランドは客室数5000質を有するアメリカNo.1の巨大ホテルで、1日に訪れる観光客は6万人。入口にライオンの像があるが、ホテル内で本物のライオンに出会うことがある。親会社はハリウッド映画のMGMなので、映画に関するアトラクションが満載。
 ベラッジオは噴水ショーが豪華。総工費は1900億円。エレガンスが基調で、18歳未満立ち入り禁止。大人のための会員リゾート空間。ホテル内には有名美術品が数多く陳列されている。スィートルームも超豪華。
 ニューヨーク・ニューヨークは遊園地のようなホテルで、ホテル内をジェットコースター「マンハッタン・エクスプレス」が走る。半世紀前のマンハッタンをイメージして作られたホテル。カジノも凝りに凝っている。セントラル・パークまである。

●超人気ショー
 「O」(オー)は超人気で、シルク・ド・ソレイユの舞台で、水を使った幻想的な舞台は圧巻。フランス語で水は「オー」。ベラッジオで開催され、開催の3ヶ月前から購入できるが、あっという間に売り切れるので、予約するならお早めに。値段は$99〜150。
 超イケメン「ランス・バートン」のマジック・ショーは、世界一と言われ、大がかりなイリュージョン系のマジック・ショーから、鳩やトランプを使用するシンプルなマジックまで幅広く楽しめる。料金は$66−73程度。
 「KA」(カー)はシルク・ド・ソレイユの新作で、昨年秋から公開。古代エジプトで信じられていた全ての人間に備わっているという「ゆうたい?」を意味する言葉に由来し、魂や火をイメージさせるビジュアル演出が随所にある。アジアを舞台にした新劇場150?億円のファンタジー・ショー。MGMグランドで$99−150。

●ショー
 くりぃむしちゅーが正装して行ったのは、Budweiser のお店。ドラフト$1.75か$2.23と書いてある。始まったのは吉本新喜劇。なかやまきんに君、山田花子、レーザーラモンHG、島木譲二、吉田ヒロが出演。大手プロダクションの社長のジャッキー・マッケーナさんにお願いしたがダメ。ディブ・テンプル氏にも拒否されたが、ある場所で借りることができた。きんに君の筋肉ピクピクをカジノにしたら受けたが、HGが人気だった。

●豪華ホテル
 ウィン・ラスベガスは今年4月にオープンし、ロビーが豪華。ホテル王スティーブン・ウィン氏がミラージュ。ベラッジオ、トレジャー・アイランドを全て売り払い総工費2800億円をかけて作ったホテル。ストリップ(メイン通り)に建つホテルの中で唯一ゴルフ場がある。オープン当初から1年先まで予約はほぼ満杯状態。ショッピング・ゾーンも豪華で、シャネル、ルイ・ヴィトン、ディオールなどの店がある。
 夕食はここのイタリア料理のレストラン「バルトロッタ Bartolotta 」。新鮮な魚をヨーロッパ中のマーケットから直輸入。今回は「赤ボラのオリーブ、ケーパー、ローストピーマン添え」$22.50、「焼き色をつけたホタテのピーチニ、マッシュルーム添え」$24、「エビのソテー、白ワインソース」$58でした。

●ショッピング・モール
 シーザーズ・パレスのフォーラム・ショップはお台場のショッピング・モールが真似をしたという場所。天空部分を含めて、女性に大人気。アトランティスというショーを無料でやっている。
 お勧めのお店は、「ウェスト・オブ・サンタフェ」で、ネイティブ・アメリカンのお店で、インディアン・アクセサリーや様々な民芸品が置いてある。中でも人気なのが、ターコイズ・アクセサリーで$11〜6000。
 次は「アンティークス」で、エリック・クラプトンのサイン入りギター、マリリン・モンローの衣装などがある。スター・ウォーズ・グッズもある。アンタッチャブルでおなじみのマフィアのボス「アル・カポネ」の直筆サインは約6000ドル。ビートルズのサイン入りレコードは約7000ドル。スーパーマンのオリジナル衣装は8.5万ドル。

●ウェディング情報
 1日330組が式を挙げている。エルビス・プレスリー、マイケル・ジョーダン、ジョン・ボンジョビなども。有田と山田花子が教会で結婚式を挙げた。場所は、Drive Through Weddingの人気のエルビス・パック。まず車に乗っていくと、エルビスのそっくりさんが迎えてくれて、「好きにならずにいられない」を歌う。エルビスの渡す紙に書いてある文章をお互いに読んで、証書をもらった。

●アダルト・ショー
 サファイアというクラブに行く。3人の男性が会場を回っていました。平日は女性のアダルト・ショーのみだが、週末の金曜・土曜に限り、男性のアダルト・ショーも行なわれている(笑)
 最後に「おぎやはぎ」が出てきた。

●カジノ
 空港からカジノが楽しめる。コンビニ、ガソリンスタンド、バーまでも楽しめる。ホテル内のカジノゾーンではIDの提示を求められることが多々ある。21歳未満の遊戯は禁止されている。立ち止まって見ることさえできない。モンテカルロでは、わずか10分間で27ドルが3495万ドル(38億円)になった世界記録がある。
 ラスベガスのカジノは迷路のような作りになっているが、他人の目を気にしないでプレーに集中できるようになっている。
 ラスベガスのカジノには時計がない。時間を気にせずギャンブルに集中してもらうため。  ラスベガスのカジノの絨毯は全てふかふか。他のフロアよりもカジノのフロアの方が居心地がいいと感じさせるため。

 男性4人がカジノで各自100ドルから始めて、勝った方が美女と豪華食事となる。ブラックジャック、スロットマシン、ルーレットをやって、上田・小木チームが勝った。

●豪華ディナー
 美女はミス・ネバダのシボン・ジープさんで、モンテカルロ内のフレンチ・レストラン「アンドレズ」で食事。「サンドライ・トマト、ルッコラ、松の実の有機鶏の胸肉詰め、ブイヨンブイヨンポテト添え」$30?、「ハーブをまぶしたラム肉、地中海産なす、クスクス、ほうれん草X添え」$42?、「まぐろのバーベキュー・ソース焼き」時価。

●絶叫マシン
 ストラスフィアタワー(入場料$9.95)のビッグショット($8)は世界で一番高いフリーフォール。大空への人間噴射とも言う。最高到達点は東京タワーとほぼ同じ。次はXスクリーム($8)で、タワーの外側にはみ出す絶叫マシン。有田と矢作がインフィニティ($8)に挑戦。いきなり後ろの柵が後ろに倒れ、塔の外に出て、そこで横に回転しました。これは恐いでしょう(笑)

 最後にくりぃむしちゅーを招待したのは、ラスベガス観光局の副局長さんでした。サンキュー・ラスベガス!って言ったら、ベラッジオの噴水がドーンと上がりました。


テレビ番組「エコスペシャル、地球を守る「水の魔術師」たち、砂漠の楽園ラスベガス」

 2005年6月5日放送。桜井翔、長谷川理恵さんが出演。ラスベガスは砂漠の中にできた町。1年間に降る雨の量は106mm(東京は1469mm)。水を豊富に使ったアトラクションがあるのか?その理由を探る。日本テレビ制作。

●ストラトスフィアタワー Stratosphere Tower
 高さ350mの展望台。屋上の絶叫マシンに挑戦。上にはハイローラーというローラーコースター、ビッグショットという上下マシンがある。はみでているのはXスクリームで、広報のマイケル・ギルマーティンさんが説明してくれた。8人乗りで、斜め下に向かって落ちていく。上に上がってきて、油断していると再度そのまま落ちる。2人は挑戦しましたが、長谷川さんは下は見なかったので、それほどでもなかったようです。ただその映像が写真で買えます(笑)
http://www.stratospherehotel.com/

●噴水
 ベラージョ・ホテルで行われる噴水ショーは世界一で必見。ウェット・デザイン社のバーノン・ナッシュさんは手がけた人で、説明してくれた。この社長は水の魔術師のマーク・フラー氏で、空気圧を利用し、水を自由自在に操れるシューターを開発した。それによって水の芸術的な表現を可能にし、2002年ソルトレーク・オリンピックの聖火台、ミラージュ・ホテルのボルケーノ、東京ドームの大噴水も手がけた。ここの噴水は規模がすごい、高さは160mになる。今回は特別席に招待してくれた。ハシゴでしか登れない管制塔で、赤と白の横縞の建物の中にある。黒い口が池の中に多く見えたが、1000個以上設置されている噴射口だそうだ。噴水ショー管制塔監督のリチャード・ホンゾさんが説明してくれた。1本だけ150m噴射を許可してもらった。1を押すとドーンと噴射、6を押したら円形の噴水のがドーンと出た。
 一般席で噴水ショーを見学した。音楽にあわせて華麗なショーが展開されました。最後に150mの噴水がでました。夜になるとライトアップされ幻想的でした。

●エンターテイメント・ショー
 シルク・ド・ソレイユの「O(オー)」を見学した。3ヶ月先まで予約が取れないそうです。ショーは客席に現れたピエロのコミカルな演技から始まった。そして天井から雨が〜。舞台の上では水、火を用いて幻想的なショーが展開された。6000トンに及ぶ大量の水と鍛え抜かれた肉体のパフォーマンス。このショーを監督しているのが、水の魔術師フランコ・ドラゴン氏。日本でもおなじみのアレグリア、キダムなどを手がけた天才演出家。元オリンピック選手たちの極限の演技が水中、空中で繰り広げられる。独創的な舞台に圧倒されました。夢の中に迷い込んだような気になったそうです。

●水の再利用
 この6000トンの水は同じ水を一度も変えずに1年間使い続けている。ミラージュ・ホテルの裏側に入らせてもらった。水浄化システムがあり、毎日リサイクルされていた。客室などから出るグレーウォーターと呼ばれる生活排水なども、特別な砂でろ過され、加熱処理されフィニッシュ・ウォーターとして再利用されている。浄水管理のカール・アンダーソンさんはフィニッシュ・ウォーターを飲んでみせたが、この水は噴水などに使われるそうです。ホテルのエントランスには室内ジャングルがあり、木々を育てる水は再利用水。ロビーには美しい熱帯魚が泳ぐ巨大水槽があるが、再利用水を使っている。スィートルームのシャワーにも節水装置がついていて、空気を加えてシャワーの勢いを変えずに、消費量を50%削減している。

●最新デートスポット
 ベラージオホテルの「フォンタナ・バー Fontana Bar 」からは噴水がきれいに見える。なかなか予約が取れないテラス席から見た。テラスの目の前で噴水が見られます。大きなイチゴがでてました。野菜ソムリエの薀蓄を長谷川さんは披露していました。

●節水努力
 ラスベガスの人口は1970年に15万人程度、80年に20万人、90年に30万人、2000年に50万人、2003年に60万人弱と年々増えている。砂漠地帯にも関わらず住宅建築が進み、一般市民の節水も重要な課題となっている。バス?にも Water Smartと書いてある。水パトロール隊がいる。節水法として、庭の水まきは週3回指定された曜日のみ、水まきは5−9月まで時間指定、洗車は週1回、水漏れも違法で、守っているかどうかを11名で検査している。イエローフラッグという違反者のマークとつけていく。1ヶ月で20万円の罰金を払った人もいるとか。
 芝生から少ない水の量で育つサボテン、アロエなどへの節水植物への植え替え、スプリンクラーは水の無駄なので、植物の根に直接水をやる給水パイプなどが利用されている。ミラージュ・ホテルでは植物を育てるために、アースティー Earthtea という、ミミズの堆肥、栄養分が入った液体などで作られた特製有機肥料が使われている。造園スタッフのトム・ジャゼウスキーさんが説明してくれた。

●超高級リゾート、レイク・ラスベガス
 ラスベガスから東へ車で30分。美しい湖とモロッコをイメージした街並み。お店、クルーザー、ビーチなど豊かに時を過ごせるものが揃っている。セレブはこの地で過ごすのが流行しているとか。セリーヌ・ディオン、マイケル・ジョーダンの別荘もあるそうです。ハイアット・ホテル内の有名なグルメ・スポット「ジャパンゴ Japengo」に行ってみた。オーナーシェフは藤田修さん。新鮮な食材は、西海岸、東海岸、築地からも空輸している。「ツナ・カクテル」はマウイ・オニオン?、黒ごま、ぽん酢などを加えたオリジナル・ソース。「パシフィック・リム」はハワイ産のメバチマグロ、東海岸のヒラメ、カリフォルニア産のボタンエビなど美しい日本庭園をイメージして盛り付けてある。「ラウ・ラウ・オパカパカ」はバナナの葉に包まれているのは、ココナッツミルクとレモングラスで煮詰めたバナナ、パクチーを加え柔らかく蒸した鯛、人気のハワイ料理です。
 この湖は生活排水からできている。フーバーダムからラスベガスに行った水は、ラスベガス・ウォッシュと呼ばれる川に流れ込み、浄化され、フーバーダムに帰る。一部がレイク・ラスベガスに流れている。

●フーバーダム
 ラスベガスから車で1時間。アメリカ政府職員の黒田くるみさんが案内してくれた。ダムの下ではアリゾナ州との州境がある。フーバーダムの目的は洪水や干ばつからカリフォルニアを守るためだった。1931年にフーバーが計画を提案し、36年に世界最大のダムとして完成した。これによりラスベガスは水の心配をせずにすむようになった。水だけでなく電力もラスベガスを支えている。

●グランドキャニオン
 長谷川さんはセスナで向かった。90分で到着。世界遺産。すごい風景が展開していました。17億年前の石もでていて、ここが昔は海の底だったことを教えてくれる。コロラド川が数百万年の間に侵食を繰り返し、深さ1.6km、全長446kmの大渓谷を作りあげた。

●ナバホ・インディアン
 ラスベガスから東へ770km離れたナバホ族の村(ナバホ・リザベーション)に行った。今でも自然と向き合って自然と共存しているナバホ族。案内はトニー・ミルフォードさん。両手で歓迎してくれた。ヤテといわれたが、宇宙があなたを歓迎しますという意味。大きな穴があるが、ウィンドウ・ロック Window Rockという。昔この下には泉が湧いていて、神聖な場所だった。現在20万人が暮らしているが、伝統的な暮らしをしている人は少ないという。土でできたホーガンという伝統的な建物がある。伝統を受け継ぐフィルマー・ブルーハウスさんが説明してくれたが、フィルマーさんはメディスンマンで、意思、占い師などの顔を持ち、ナバホの伝統的な儀式を行なう事ができる能力を持つ人でした。袋から出したもので、聖なる水、土、木、火、空気などに祈りを捧げ、桜井さんたちの無事と世界の平和を祈ってくれました。
 トウモロコシの粉で作ったフライブレッドを作っていたので、揚げたものをいただいた。それにマトン・シチュー、ロースト・マトン、さらに青トウモロコシをすりつぶしたブルー・コーン・マッシュもいただいた。その後子供たちとかくれんぼをして遊びました。
 インディアン・ジュエリーを作っているところを見せてもらった。エルマー・ミルフォードさん。ターコイズをブレスレットにはめているところだった。ターコイズはナバホ族にとってお守りでもあり、聖なる石だそうです。桜井さんはもらいました。
 雨季のない乾燥地帯に住むナバホ族の水の儀式を見せてもらった。スウェット・ロッジという丸太と土でできたものの中で行なう。中は母親の子宮を意味し、熱く焼けた石でサウナ状態にして、悩みや病気を汗と共に浄化する。桜井さんは体験してみた。今回は水の大切さを感じるためのものでした。聖なる水を理解することが大事だという。聖なる水が出てくると、知識が変わりに入る。1時間で外に出たが、すごくいい時間だったそうです。水を使うとか、水を支配するのではなく、自分自体が水だから、水を大切にしようということらしい。彼らの昔からの言葉がある。「自然について知りたいなら、自然に話しかけてごらん。家族や友達に話しかけるように。」桜井さんはそれを感じたようです。

●ウィンラスベガス
 水とエネルギーをテーマにして「ル・レーヴ Le Reve 」これを日本のTV初公開してくれました。


テレビ番組「マギー審司が見たゾ!世界最高峰ラスベガス・マジックのすべて!」

 2005年4月17日放送。マギー審司さん(31歳)が出演。ラスベガスはカジノだけでなく、ショーが素晴らしい。イリュージョンの世界。しかし、この舞台に立てるのは限られたスターだけ。デビット・カッパーフィールド David Copperfield などが活躍するマジック・シティーでもある。しかし、人気があるのは、派手な仕掛けのものでなく、コメディ・マジック。マギーさんはマギー司郎さんの弟子で、デビュー12年目で、ラスベガスに立つ決意をした。2005年2月8日午後8時プラザ・ホテル。朝日放送製作。

●マジック
 マギーさんの手品はほとんどが市販品。東急ハンズの店員さんが考えた分を買っているっていう感じだそうです。
 コメディ・マジックで人気なのは、Penn & Tellerで、コンビで音楽にあわせて相手の体をバラバラにし、透明なボックスでネタを暴露してしまう。Amazing Johnathan は過激で左腕をナイフで切ります(笑)一番輝いているのが Mac King で、2004年度のマジシャン・オブ・ジ・イヤーを受賞した。The Mac King Comedy Magic Show を見ることにした。みんなカジュアルな恰好していましたが、マギーさんは正装でした(笑)途中でステージに上げられてしまいましたが、英語がわからないので苦労しました。影絵では犬とかウサギをしましたが、ウサギは「置物」を使用していました(笑)最後は熊が出てきましたが(笑)
http://www.mackingshow.com/

●買物
 モールの The Forum Shop に行き、フーディーニ Houdini's という店に入る。日本語が達者なジェフリー・ハンセンさんがいきなりマジックを見せてくれましたが、初心者向けのスポンジボールマジック$10.95を勧められた。手に入れたら増えたり減ったりする分です。次はライジング・カード$24.95で、取ったカードがマグカップに入れると出てきた(笑)マギーさんの十八番の耳が大きくなるのを見せて同じようなのを希望したら、ネイルザヘッド$2.45を勧められた。次はジョーズ・グッズで歯がおかしくなるクレイジーティース$2.95。いつか使えるだろうっていうので10万円分も購入!
http://www.houdini.com/

 次はラスベガスのショーマンたちが密かにやってくるというお店「Denny & Lee Magic Studio 」に行くと、デニー・ヘイニーさんが魔法の袋を見せてくれた。マジックバッグ$30。店の奥にはマジシャンたちのDVDなどがズラリ。$35〜。デビッド・ウィリアムソンはいつも人気だそうです。トム・マリカのはありました。マギーさんのラッキーっていうのはデーブのパクリだそうです。
 ジョーン・デュコルさんを紹介してくれました。日本語は少しできます。28歳の美女でマジシャンです。ロープのマジックを見せてくれました。
http://www.dennymagic.com/

●下見
 プラザの The Commedy Zone を4日前に下見した。ここで15分のショーを行なうそうです。100席くらいですが、客席がかなり近いので、会話ができないからストレスがかかるようです。  ホテルに帰ってから基本のカード・マジックを少し練習しました。

●Magic museum
 マジシャンがちが悩んだ時に訪れる一軒家を訪問した。ギャリー・ダーウィンさん69歳が出迎えてくれた。ここは Darwin(s Magic Museum で、Gary さんは元はマジシャン。ランス・バートン、デビット・カッパーフィールド、ジークフリート&ロイとの写真なども貼ってある。ここにはマジックのタネが全部あるからみんなが探しに来るのだそうです。19世紀のものから最新のものまで10万点も収集しているそうです。ハリー・フーディーニ(1874-1926年)の写真もあります。新しいマジックを行なう際に、古いマジックを組み合わせて完成させるという。例えば、デビットの自分の体を2つに切断して歩いてみせるというのも、昔の10以上のトリックを組み合わせている。

●サンフランシスコ
 12年前に一緒に写真を撮ってもらったティム・ヌーナン Tim Noonan さんとの写真を見ていた。実はマギーさんはマジシャンの前はサンフランシスコで寿司職人をしていた(1年4ヶ月)。言葉がわからないが、コミュニケーションを取りたいっていうのでマジックを始めたようです。その時に出逢って手品を教えてくれた人で、ステージ衣装も選んでくれた。古着屋で$30−40くらいだった。彼に会うべくサンフランシスコに向かった。
 サンフランシスコの北部のミルバレー(サルサリートのまだ北)の日本食レストラン Samurai はマギーさんが働いていた場所で、まだ当時のまま残っていた。次に社長さん日比義幸さん宅を訪問した。ティムさんの足跡はわからなかった。ティムさんのお宅に行ってみたが、今住んでいる人が中に入れてくれたが、結局は行方はわかりませんでした。
 Samurai で久しぶりに包丁を握りました。またマジックも子供たちに見せました。
 サンフランシスコのマジック・ショップに行ってみた。当時、ティムさんがよく連れてきてくれたお店 House of Magic で、ここで初代のラッキーを買ったという。本名はロッキー・ザ・ラクーンです。ラッキーと遊んでいたらデビッド・ウィリアムソンさんがやってきた!当時ティムさんが親友のデビッドさんの演技を教えてくれたそうです。初対面でしたが、いろいろな技を教えてもらいました。ティムさんとはここ2−3年会ってないそうです。

●前日
 ティムさんに教えてもらったゾンビ・ボールをやることにしたのですが、日本ではやってないので、なかなかうまくいきません。リハーサルをしていたら、「シン!」という声がかかりました。ティムさんがやってきて、マギーさんは涙していました。ティムさんは現役のマジシャンとして活躍中だそうです。夜はマギーさんにつきあってくれました。

●当日
 マジック棒、携帯、ラッキーをやって最後にゾンビ・ボールをやりました。うまくできました。


テレビ番組「旅サラダ」2004年5月29日は浅野ゆう子さんでラスベガス

 JALで直行便で9時間45分。年間3000万人以上が訪れる。ホテルをまず紹介する。

●ホテル
 「ニューヨーク・ニューヨーク」は自由の女神が特徴。マンハッタンの街並みを3分の1で表現している。その街並みをジェットコースターの「マンハッタン・エクスプレス・ローラーコースター」が走りぬける。最高時速は107km以上で高さ62mまで上ったら、一気に落下する。料金は$12.50で、日本の会社が設計したそうです。
http://www.ronlee.com/
 「ベネチアン」はまだ客室を追加中で、全て完成すると6000室となり、世界最大になるという。豪華なホテルです。2階の運河で乗れるゴンドラは料金は$12.50。
http://www.venetian.com/
 「リオ・オールスイート・ホテル&カジノ」では、マスカレードショー・イン・ザ・スカイという「リオのカーニバルショー」(無料)がある。
http://www.harrahs.com/our_casinos/rlv/flash_intro/rio_flash.html

 「パリス・ラスベガス」のバフェ(バイキング)は一番人気だそうです。凱旋門も再現され、芸術の都パリを感じさせてくれます。エッフェル塔は本物の半分の高さで165m。夜はイルミネーションをお楽しみに。「ル・ビレッジ・バフェ」では、ランチ(11:30am-5:30pm $19.30)。90種類の料理が食べ放題で、ワインも飲み放題?。デザートも豊富です。フランスの地方の名前がついたところで、その地方の料理を取って食べます。各地をまわらなくてもすむというので、フランス人にも好評。今回はビーフシチュー、サーモンのアーモンドソース、シ−フードミックス・レモンソース、ラム肉のバーベキューをいただいた。
http://www.caesars.com/Paris/LasVegas/

 「モンテカルロ」は高級ホテルの代名詞モナコをイメージしたホテル。お部屋を見せてもらいました。スイートルーム $300〜$700、スタンダードルーム $90〜$254 でした。上品なお部屋です。浅野さんはルーレットをしてみましたが、負けました(笑)
 モンテカルロの中には地ビールを飲ませてくれるお店がある。「モンテカルロ・パブ&ブリューワリー」で、高さ1.2mの「キリンの首」と呼ばれる容器に入っているのが来た!(笑)これの下の蛇口から1杯ずつ注いでいく。15杯分入っていて、$27.95。1杯あたり200円ですね。
http://www.monte-carlo.com/

●ストラトスフィア・タワー
 Stratosphere Tower は頂上までの高さが350m。エレベーターで一気に地上260mの展望台まで上った。こちらの売り物はタワーの最上部に作られた絶叫マシン。この打ち上げ式の絶叫マシンはもう古いそうです(笑)
 去年の秋に作られた最新式の絶叫マシンはここにしかない!地上から見るとレールだけが見えます(笑)つまり塔の先にレールだけが10−20メートル空中に出ていて、それにマシンに乗って行くという(笑)肩あてがないので、怖いそうです。シーソーの形式でマシンが上に上がると、塔の先にかなりの速度で滑っていきます(笑)で、急に止まる(笑)で、こちらが上に上がって、次は後ろ向きに滑っていったかと思ったら、また塔の先に!(笑)浅野さんは「こわ〜い!」と絶叫していました。次に上に上がって安心したら、そのまま10m下にガクンと落ちました(笑)Xスクリーム$15(展望台料金を含む)です。夜中もやっています。
http://www.stratospherehotel.com/

●ホテル
 「ルクソール」はスフィンクスとピラミッドが特徴。24時間営業のスパがある。「オアシス・スパ」で宿泊者でなくても利用できる。利用料は$25。ホットとコールドのバス、日焼けマシンもある。別料金の「リバー・ストーン・マッサージ」を受けた。リバーストーンは海底から採取した石で癒しに最適とか。 75分、$140.
http://www.luxor.com/

 実際に宿泊したのは、「ベラッジオ」。総工費2000億円以上もかけたラスベガスの顔とも言えるホテル。ロビー、庭園、味、空気も極上です。スィートルームは$400〜$2250、スタンダードルームは$254〜$455。ホテルの前の池では噴水ショーが行なわれる。ホテルの敷地の半分を占める池には、噴水口が1000以上あって、70m以上吹き上げる。午後は30分毎、夜は15分毎。
http://www.bellagiolasvegas.com/

●人気のショー
 「モンテカルロ」内での「Lance Burton Theatre 」でのランス・バートン・マジックショーを見た。日本の有名なマジシャンも彼に教えてもらったことが多いそうです。世界一を決めるマジックショーで最年少で優勝したこともあるそうです。料金は、$66.50〜$72.55、車が空に浮いていたり、面白かったそうです。90日前から(日本からでも)インターネットで予約できます。上演は、火&土 7:00pm & 10:00pm、水&木&金 7:00pmです。
http://www.lanceburton.com/

 「エクスカリバー」はメルヘンチックに夜に輝いていた。ここのディナーショーを楽しんだ。「トーナメント・オブ・キングス」は、中世にタイムスリップしたような感じで、メインディッシュが中世の食事を再現したもので、「チキンの丸焼き」(他にトマトスープ、フライドポテト、温野菜、揚げパン、アップルパイ、飲み物)で、ナイフもフォークもないので、手で食べます。味はあまりないそうです。中世ですから(笑)日本人だとお醤油を持ち込むのがいいでしょう(笑)真中の広いところは馬場に変化。国対抗で戦いが始まります。座った位置で応援する国が決まるとか。馬に乗った騎士が槍で闘うのはすごい迫力です。料金は$43.95。毎日6:00pm & 8:30pm 上演。

 「トレジャー・アイランド」内の「ミスティア Mystere 」はシルク・ド・ソレイユ(サルティン・バンコやキダムで日本でも有名)が行なっている。総勢72名のダンサー、曲芸師、コメディアン、ピエロ、ミュージシャンなどが繰り広げる世界は圧巻です。物語は「進化」をテーマに人類の恐れと希望を象徴的に描いています。料金は$95。上演:金〜火 7:30pm & 10:30pm。
http://www.excalibur.com/

 「インペリアル・パレス」内「レジェンズ・イン・コンサート」は初回公演から20年を経過。エルビス・プレスリー、マリリン・モンロー、マドンナ、マイケル・ジャクソンなどの歴代のスーパースターのそっくりさんのショー。料金:$39.95〜$44.95 で、上演は、月〜土7:30pm & 10:30pm。
http://www.imperialpalace.com/

 「バリーズ」内の「ジュビリー Jubilee 」は1981年から23年間ロングランを続けている。トップレスのダンサーにマジックなど絢爛豪華なレビュー・ショー。料金は$55〜$79 で、上演は、土〜木7:30pm & 10:30pm。
http://www.ballyslv.com/

 「ニューヨーク・ニューヨーク」内の「ズーマニティ Zumanity 」は、昨年夏から始まったシルク・ド・ソレイユの新作。ズーマニティとはズー(動物園)とヒューマン(人間)を融合させた造語。ボウル状の水槽での泳ぎや、幻想的な雰囲気や人気のアクロバット、男女の性を問うような、かなり刺激的な大人のショーが堪能できる。料金は、$65〜$165 で、上演は、火〜土7:30pm & 10:30pm。

 「リオ・オールスイート」内の「チッペンデール Chippendales 」は男性ストリップショー。ストーリー性があり、ダンサーたちの踊りもうまい。料金は、$44.95 、上演は、金〜月&水、10:00pm 木 8:00pm。

 特に感動したのは、「ベラージオ」内の「O(オー)」。ラスベガスで一番人気。Oとは全ての生命体の源である水、輪廻転生を象徴しているんだそうです。570万リットルのプールを舞台に使い、水上や水中でアクロバティックな幻想的なサーカスが繰り広げられる。素晴らしいショーでした。プールの底が上がってきて、床になったりします。オリンピックに出るくらいの人が演技しているそうです。料金は、$99〜$150 、上演は、水〜日7:30pm & 10:30pm。


●ラスベガス
 コカコーラのお店に行く。100万本分が入る大きなビンが目印。すごく華やかな広告です。

 ラスベガスは簡単に結婚できることで有名で、たくさんチャペルがある。中でも一番人気なのが、「リトル・ホワイト・チャペル」。ここで式を挙げたのは、マイケル・ジョーダン、ブルース・ウィルス、デニー・ムーア、ブリトニー・スピアーズなど。ラジカセから流れるウェディング・ソングにのせて、挙式のみだと$40〜。ラスベガスでは1日300組結婚しているとか。
http://www.alittlewhitechapel.com/

 散策していて超人気のケーキ屋さんを発見。「フリーズベーカリー」で、ラズベリー・ラム、ジャーマン・チョコレートなどが$3.25。ウェディング・ケーキが$52。デザインは自由に作ってもらえます。ウェディング・ケーキを作り続けて40年以上、多い月は400個以上作るという。ベスト3は、3位チェリーブランデーの「ブラック・フォレスト」$3.25、2位ババロアとホワイト・チョコレートの「ナポレオン」$3.25、1位いちごのショートケーキの「ホワイト・ケーキ」$3.25でした。バタークリームでこってりおいしいそうです。
http://www.freedsbakery.com/

 ネオンは1910年フランスで生まれた。22年後ラスベガスで初めて点灯され、今ではかなり使われている。そのネオン・サインを作る会社「アルファ・エレクトリカル・サイン・オリンピック・ネオン」を訪ねた。ネオン・サインは細いガラス管にガスを入れて、電気を通す。バーナーでガラス管を微妙な角度に変形したりして、何でも作っていく職人さんです。浅野ゆう子さんの名前のネオン・サイン「Yuko」を作ってもらった。ネオン管のオーダーメイドは$40〜。
http://www.electricsigns.com/


●お金を使わずに楽しめるホテル
 いろいろなところで無料のショーが見られる。ホテル「サーカス・サーカス」では、カジノの天井近くで、サーカスアクトという無料のサーカスショーが見られる。30分毎で1日約20回。2階のゲームコーナーには子供たちが多い。ホテルに隣接しているのは、「アドベンチャー・ドーム」で、屋内施設では世界最大規模。子供用から絶叫系のマシンまであります。
http://www.circuscircus-lasvegas.com/

 ホテル「トレジャーアイランド」はカリブの海賊がテーマ。夜に3回ホテルの前の池で無料の海賊ショー「サイレンズ・オブ・トレジャーアイランド」が行なわれる。昨年の秋にグレードアップしました。冬を除いて、毎日7:00pm、8:30pm、10:00pm。
 ホテルのスィートルームは落ち着いた色合いの部屋で、$129〜$2000。スタンダードルームは、$112〜$254。
http://www.treasureislandlasvegas.com/

 ホテル「ミラージュ」の前のラグーンで繰り広げられる、無料の火山噴火ショーは、8pm頃〜12:00am頃まで15分毎に開催される。真っ赤な炎と溶岩を吹き上げます。
http://www.themirage.com/


●郊外
 郊外は砂漠が広がる。まず立ち寄ったのは、道化師の工場「ワールド・オブ・クラウン World of Clowns 」。道化師は古代ギリシャ時代からいたという。見学コースもあり、製作過程を見ることができる。工場内には展示即売コーナーもあり、お土産になる。カジノのクラウンは$395、サルとクラウンは250、木馬に乗るクラウンは$440。
http://www.ronlee.com/

 次はチョコレート工場。「エセル・M・チョコレート Ethel M. Chocolate Factory 」で、見学できる。平日の午前中の見学コースでは、デジカメで撮った写真を板のチョコレートの上にのせてくれるのもある。$7.5で、1粒だけ試食させてくれます。日本から jpeg ファイルをフロッピーとかで持参しても作ってくれるそうです。
http://www.ethelm.com/

 宿泊は「ハイアット・リージェンシー・レイク・ラスベガス・リゾート」。スイートルームは、落ち着いた雰囲気で、$350〜$2559、スタンダードルームは、$227〜$355。
http://www.lakelasvegas.hyatt.com/property/index.jhtml
 その隣には、「リフレクションベイ・ゴルフクラブ」がある。ジャック・ニクラウス設計です。料金は$135〜$260。湖越えでは、グリーン近くで鳥たちが遊んでいます。
http://www.golflakelasvegasreflectionbay.com/
 夕食はラスベガスの夜景がきれいなレストラン「トランペッツ」。コミュニティセンター内にあり、60歳以上の人でないと会員になれないそうです。
 まずシーフード・サラダ$14。カクテルグラスを逆さにして、グラスの下と上に食物がある。ストラトスフィア・タワー風です。パパイヤとアボカドが入っているようです。赤鯛のマカデミアンナッツ揚げ$23には、イチゴなどのフルーツが使われていた。塩分も控えめで体に優しい。浅野さんはこのコミュニティに感動して涙していました。
http://www.trumpetsrestaurant.com/


テレビ番組「感動のアメリカ横断! スーパートラックの旅」

 2003年11月30日放送。山本太郎、須藤理彩、山田純大が出演。 山本さんが日本風の飾ったトラック(デコレーション・トラック:デコトラ )でアメリカ大陸を横断する。トラックの側面には虎と龍が描かれていた。 荷台には出会うであろう子供へのおもちゃが積んであった。座席と天井は赤 !ロサンゼルスからルート66をネバダ州を経て、ユタ州に向かう。ルート 66は1929年シカゴまでの4000kmをつないだ道。TV朝日製作。

●ハリウッド
 走るとみんなの注目を浴びた。チャイニーズ・シアターの前に駐車して、 マリリン・モンロー、トム・ハンクスなどの手跡を見る。山本さんも手形と 足形を押して、置いてみた。すぐ撤去されたらしい(笑)
 The Musso & Frank Grill は1919年から創業している老舗のレストラ ンで、かつてはチャップリンやジョン・ウェインも通ったという。当時の姿 も残している。チャップリンが好きだったというフィレミニヨン・ステーキ $29をいただいた。
 浜作は西海岸でも話題の店。ハリウッド・スターがわがままを言って、オ リジナルの料理を作ってもらっている。まぐろの赤身など6種類をゆばで巻 いたブラッドビット・ロール$8.50。サーモンとアボガドのミックス寿 司ショーン・コネリー寿司$14はシャリの代わりにカニが使われている。 ハリソン・フォードが考案した寿司タコス$14。
 宿泊はデザイナー・ホテル「バンブー」。日本風というのを貴重としてい る。1泊$250。

●アナハイムのかなり東バンニング
 Desert Hills Premium Outlets に行く。130の店が集まっている。 フェラガモでも1足59ドルとか!2週間毎に商品が入れ替わる。須藤さん は2足買いました。マックス・マーラは50%オフ。ジャケットを$750 の半額で購入。

●オンタリオ
 ここはトラックの集積地。小さいけど注目を集めた。アメリカのトラック は広い!ベッド、TV、キッチン、電子レンジ付き。

●バーストゥ
 オンタリオから2時間。子供たちが歓声を上げた。

●ベイカー Baker
 平原の中に高い塔がある。世界で一番高い温度計。かつて世界最高温度 摂氏54度を記念して作られたという。この日も42度だった。

●デスバレーとベイカーの間
 路肩の砂に車がはまってしまって動けなくなった。タイヤの下に石を敷い たがダメだった。ロードサービスを呼んでやっと脱出できた。$120。
 温泉があった。Delight's Hot Spring Resort で、真夏はシーズンオフな のでお客はいなかった。入浴料は1人$12。プールみたいでした。

●デスバレー
 巨大な谷。昔は海だったことが浮き出ている塩でわかる。

●ネバダ州 夜は野宿しました。

●ラスベガス
 カジノは楽しめるし、ベラッジオの「O」やルクソールの「ブルーマン・ グループ」などのショーも楽しめるし、女性にはショッピング、子供にも絶 叫マシンなどのアトラクションも楽しめる。
 ルクソールの最上階の一番いいスィート(1泊$8000)に宿泊した。 映画をテーマにしたMGMのレイン・フォレスト・カフェというレストラン で10オンス(300g)のプライマル・ステーキ$21をいただいた。
 アドベンチャー・ドームで絶叫マシンに乗る。1日フリーパスは$19. 95。
 ベネチアンのスパ・エステはラスベガスで一番人気。Cannyon Ranch Spa Club の50分の全身コース$125を受けた。来年もっと大きくするらし い。個室は全部で55個。入ると部屋じゅうに花びらが広がる。オイルは無 臭で、ロウソクはブラックベリーとバニラの匂いでリラックスさせる。
 シーザーズパレスのフォーラム・ショッピングで買物。エスティーローダ ーの化粧品では、Beyond Paradise が日本にはないと言うので購入。30mlで $39.50でした。アメリカ模様のコンパクト$115も購入。
 ラスベガスのネオンとデコトラの派手さを比較するために市内を走る。

●ユタ州モニュメント・バレー
 先住民族のナバホ族の村に行った。家はホーガンという土でできている。 ドアは東に向いているのは、朝日に向かって祈るため。ナバホの家長は母親 らしい。伝統料理でもてなしてくれた。とうもろこしの粉を水で練ったもの で、チリや羊の肉をはさんで食べる。ここに宿泊した。
 朝、目を覚ますとまわりはモニュメントバレーの岩が並んでいました。ナ バホの名前をつけてくれて、ドリーム・キャッチャーをくれました。


テレビ番組「小池栄子・佐藤江梨子NY&ラスベガスの旅」

 2003年2月16日放送。2人はグラビア・アイドルで女優を目指して いる。そこでエンターテイメントを学ぶ旅。東海テレビ製作。

●ニューヨーク
 1892年にミュージカルの劇場がタイムズ・スクウェア付近にできて、 それから多くの劇場が行なうようになった。TKTSに並んでチケットを安 くゲットする。手に入らないものの一つは The Producers、やHairspray、 Mamma Mia 。マンマミーヤはABBAの曲22曲に乗って行なわれる。

 Mars2112 で夕食を食べる。長い行列を並んで、中に入ると宇宙船に乗っ て5分後に火星に行く。2112年の火星をイメージしたレストラン。 Starfield Salmon $17.95。 Red Star Roasted Chicken $15.95。
 他にもStardust のようにウェイトレスが歌って踊るレストランもある。 彼女らはブロードウェイを目指している。
 スポーツ・バーHooters に行く。フーターズ・ガールズがウェイトレスを 務める健康的なレストラン。

 ブロードウェイのダンス・スタジオ Steps on Broadway に行く。浦上祐 子さんがいる。13年いるとか、でもブロードウェイには出たことがないそ うです。ここで90分のレッスンを受けた。最後はさまになった。この先生 は安室なみえ、SPEED、MAX、Hitomi なども教えたという。

 エステ・サロン。Aveda、Helena Rubinstein、Avon などが軒を連ねるエ ステサロン街もある。今回は、Ajune アジューンに行く。「東洋式ボディ・ マッサージ」$150。「シェアバターの全身保湿」$150。ここには多 くのブロードウェイの歌手やダンサーが来る。みんな足の疲れや肩こりなど の悩みを抱えているとか。

 Radio City Music Hall に行く。ここに日本人が一人出ている。Lisa Matsuoka さんという名前。ロケッツのChristmas Spectacular を見た。 ブロードウェイで76年間秋から新年まで行なわれている。彼女はラスベガ ス生まれらしい。1998年ロケッツの試験に受かった。両親は日本料理の 店Fuji Japanese Restaurant を経営している。


●ラスベガス
 1935年フーバーダムが完成し、電気やガスが提供されるようになり、 現在150万人の人口になっている。ホテルの外観もすごいし、ホテルが提 供しているアトラクションも無料で素晴らしい。
 ベラッジオは1998年2000億円かけて完成した。天井には2000 個のベネチアングラス。高さ70mまで上がる噴水ショーも素晴らしい。音 楽は全部で14曲。
 フランス料理の店 Le Cirque ル・シルクで朝食。NYの伝説的な5つ星レ ストラン「ル・シルク」の前シェフのマーク・ポイダビンさんが腕を振う。 「トリュフとロブスターのサラダ」$29.「フォアグラとマルメロのソテ ー」$31.
 Via Bellagio というショッピング・モールに行く。カジノで勝った人が 買物をするように、というのも意図している。

 MGMグランドホテルに行く。MGM グランドスパを体験。宿泊者は$20 、そうでない人は$25で利用できるので、人気。
 ダウンタウンのFreemont Street に行く。アーケードのショーに驚く。

 各ホテルのショーはすごい。ミラージュのジークフリート&ロイは13年 も続いている。本物の白い虎が使われ、一瞬にして現われ消えるスーパー・ イリュージョン。$105〜。トレジャ・アイランドのミスティアも数多く の賞を取っている。$74.80〜。これを興行しているのはカナダのモン トリオールを拠点として活躍するシルク・ド・ソレイユ。彼らは2年前に、 サルティン・バンコで来日公演し好評をはくした。現在東京で公演中のキダ ムも大好評。彼らがラスベガスで一番注目を集めているのはベラッジオの 「O」。装置などで108億円かかるので、公演旅行はできない。メンバー にはオリンピックで活躍した人も多いらしい。74名22カ国の人が参加し ているらしい。日本人もシンクロで96年にアトランタ・オリンピックに出 て団体で銅メダルを獲得した河辺美穂さんが参加している。

 ホテル・ベネチアンで行われているアイリッシュ・ダンス Lord of the Dance。チケットは$75〜。演出しているのは天才ダンサー「マイケル・ フラッドレー」。主役のドン・マッカロンさんとナイアム・オーブリエンさ んがショーの後に会って、ステップなどステージの上で教えてくれた。
 エンターテイナーに大事なのは、自分自身を出すこと、自信をもつこと、 だそうです。


テレビ番組「旅サラダ」2001年3月は高見知佳さんでラスベガスの旅

 2001年3月3日放送。日本からはJALの直行便もある。
中心までリムジンで行く。ザ・ストリップ。NYNY、ルクソール、ミラー ジュ、MGM、シーザースパレス、Paris、ストラトスフィア、ベラッ ジオなどが紹介された。

●ベラッジオ
 北イタリアのエレガンス。ロビーはカジノはなく、天井はガラスアートが カラフル。総工費2000億円、従業員9000人!今回は34026号室 で、目の前には Paris と湖が見える。バスルームが2つあり、TVも中に どちらにもあった。ベラッジオスィートは1泊300−650ドル。スタン ダードだと$99−499。Shopping Arcade via Bellagio は夜12時ま で開いている。
 ベラッジオ美術館もある。ドガ、ゴッホ、マティスもある。レストラン 「ピカソ」にはジュリアン・セラノさんという有名なシェフがいる。ハリウ ッドのスターも来る。ピカソの絵が11点もある3つ星レストラン。「うず らの温製サラダ」、「ブラックバスのフィレ・サフランソース」、「タマ鹿 のメダリオン・青リンゴと黒ブドウのソース(絵画的!)」、「カリカリの タピオカ・プディング、ルバーブとバターミルク・シャーベット添え」。 prefix 4点セット$75.
 ホテルの前のコモ湖では、夜15分毎に噴水ショーがある。最高で73m でBGMは毎回変わる。ライトアップされていて、言葉を失うらしい。

●カジノ講座
 英語が苦手な人に日本語でカジノ講座がある。DFSギャラリア・ラスベ ガスの中にある。無料!1日4回。藤京子先生が教えてくれる。ディーラー はチップで生活している。お客の味方だからと言う。「アラジン」で腕試し をしてみた。昨年5月にオープンしたホテルである。

●マンダレイ・ベイ
 99年3月オープン。テーマは南太平洋。スタンダードルーム$109− 289.広くて明るいバスルーム。。Shark Reef 水族館がある。バック・ リーフ・トンネルやタッチ・プールもあり、子供に人気。トレジャー・ベイ ではサメが人気。12種類いる。入場料は大人$13.95、子供$9.95。

●絶叫マシン
 Sahara の中の Speed the Ride という絶叫マシン。スタートから2秒で 112km/hr になる。回転もあるし、ほぼ直角近いところから後ろ向き?に 落ちるのもある。$6
 ラスベガス郊外、車で40分の Buffalo Bill's というホテル。世界最高 落差68m、最高速度128km/hの Desperado は$6.まわりに建物 がないので、恐怖感が倍増するとか。泣いてました。

●ショーなど
 「O(オー)」を見る。$110.ステージ上が舞台になったり、プール になったりする。すごい人気です。
 ラスベガス・ヒルトンの「スタートレック・ジ・エクスペリエンス」は $15.95。レストランでエイリアンにも会える。
 モンテカルロのLance Burton ショー。1階席で$59.95.
 チョコレートのMM's world に行く。グッズも多い。21色のチョコレー トもある。1ポンド(453g)当たり$8.きれいな色がありますよ〜。

●パリス
 NYNY(NY)、ルクソール(エジプト)、リオ・スィート(ブラジル )、パリス(パリ)などはラスベガスの光景を変えてしまったと言われる。 パリスのル・ブルバールはショッピング・アーケード。「ルノートル」は パティスリーでメロンパンなどのパン、ケーキなどがある。一番人気は、 ル・ミレニアム$5のチョコレートムースにピスタチオの味がする分。 カレー・スィートで$850、スタンダードで$149

●ベネチアン
 ベネチアがテーマ。ロビーの天井のフレスコ画がすごい!スタンダード $119−699.ほとんどがリビング付き。ショッピング・アーケードは Grand Canal Shoppes で、青空も絵!サンマルコ広場ではオペラもやってい た。ゴンドラは$10.「イル・プラト」は工芸品の店。ベネチアン・マス クもあるし、ベネチアン・ドールもある。

●マラケッシュ
 Marrakech というモロッコ料理の店。低いテーブル!まず手を洗う(手で 食べるから)。エビのソテー、レモン・ワイン。ガーリックのソース。 ハリラ・スープ(トマト味)。サラダ・マラケッシュ。シシ・カバブ。雌鳥 のレモンソースとクスクス(パスタ)。モロッコ風アップルパイとミント・ ティー。以上、固定のコースで$26.95.そのうちベリーダンスを踊る 女性が出てくる。お客も踊らされるらしい。

●グランド・キャニオン
 北ラスベガス空港から、午前6時にセスナで出発。大人片道$131. 寒いらしくて、雪も残っている。森も広がっている。ミュール鹿がいる。 グランド・キャニオン鉄道もある。Yavapai Point はすごい景色!
 ヘリコプターで空から見る。30分、大人$94.高さ1600mの崖! コロラド川が流れている。
 El Tovar Hotel (エルトバー)。西部劇っぽいホテル。1905年創業 の高級ホテルで、スタンダードルーム$116.6491号室はコロナド・ スィートで$284.広いバルコニーで、出てみるとグランド・キャニオン が見下ろせる!!バルコニーの部屋は4室のみで、2年先まで予約がいっぱ いらしい!
 Hopi point は朝日がきれいに見える。「グランドキャニオンの夜明けは 地球のはじまりを感じさせてくれる」

●バリハイ・ゴルフクラブ
 ストリップ沿いに中心から車で5分。マンダレイ・ベイの裏?昼間は、 $250〜。昨年12月オープン。だが、あまり知られていない。

●シティ・ライト・ツアー
 ヘリコプターで夜景を見るツアーで$69.宝石箱をひっくりかえした みたいな世界が楽しめる。


テレビ番組「松田聖子&モト冬樹の超豪華ラスベガスの旅」


 2000年7月23日(日)放送。JALの直行便で行く。exective class SEASONSの宣伝もしていました。JALオリジナルクーポンももらえるとか。日本テレビ製作。

●シーザースパレス
 古代ローマの恰好で玄関でお迎え。電光掲示板で名前入りで WELCOME!3年前に新館がオープンしている。スタンダードルームは$170。特別な部屋を見せてもらった。映画「レインマン」でダスティン・ホフマンがトム・クルーズにダンスを教える部屋。レインマン・スィートルームと呼ばれ,4つのベッドルーム,AVコーナー,などもある。お金を払って泊まれる部屋ではない。ハイローラーのみ!今回,特別に2人に泊まってもよいという許可が出る。どうも最終日に泊まったようだ。部屋からミラージュのジークフリート&ロイの宣伝の電光掲示板が見えました。
 それ以外の日はモトさんは7528号室。
 ディナーは「マジカル・エンパイヤー」へ。入ると部屋が沈んでいく。底に着くとずっと歩いて部屋へ。そこで食事。その間じゅうマジック。参加型のマジック。ボールペンを鼻から入れて口から出すのもやる。食事後も舞台でのマジックを楽しめる。大人$77.50。食事付。

●他のホテル
 ルクソールはエジプトがテーマ。ニューヨークニューヨークはニューヨークがテーマ。専用リムジンもイエローキャブ。トレジャーアイランドはショーも人気。ベラッジオは敷地の半分が池。噴水ショーは世界最大。
 ベネチアンは手描きのフレスコ画が素晴らしい。ホテルの内の広場の空は手描きの絵!サンマルコ広場を再現している。オペラもやっている。ゴンドラに乗る。全長400mの水路を行く。一人$10。船頭がサンタルチアを唄う。橋の下でキスすると幸福になれるとか。他にもベネチアングラスの店や仮面カーニバルの仮面の店などもある。おみやげに人気らしい。
 パリスはパリがテーマ。凱旋門も2分の1の大きさ。ショッピングモールもパリを再現。自家製パン屋も人気。バゲット$3.22など。リトグラフ専門店もある。例えば$675のものとかがある。La Village はビュフェスタイルのレストランで,気楽にフランス料理を楽しめる。ランチは大人一人$14.95。フランスの各地方毎にブースに分かれている。エッフェル塔は高さ150mで実物の半分。展望台に登れる。一般$8。夜はライトアップ!エッフェル塔内のフランス料理の店は世界から一流のシェフを連れてきている本格的。La Effel 。世界中から食べにくるとか。ロブスター・サーミドール$52,グランド・シーフード・プラトー$69にはロブスター,カニ,エビなどが入っている。デザートはエッフェル塔を形どったチョコレート・プラター$10。

●ストラトフィア・タワー
 展望台は227m。ここにジェットコースターのハイローラーがある。地上277mにあるジェットコースター。ビッグショットは280mにあるフリーフォールで時速70キロ以上で上にまず上がる。4Gを体験できる。
 ニューヨーク・ニューヨークの最高時速107キロ出るというマンハッタン・エクスプレスに乗る。ひねりと回転が入るので怖いらしい。

●結婚式
 A little White Chapel は350ドルで結婚式をあげさせてくれる。マイケル・ジョーダンもここであげたとか。
 First Church of Religeous Science という教会で日本人のカップルが2人だけで結婚式をあげるというので,静かに入って松田聖子が「赤いスィートピー」を唄う。

●お店
 FAOシュワルツで遊ぶ。スターウォーズグッズが充実。R2−D2が$7200で売っていた。他にルイ・ヴィトン,フェンディを訪問。
 3Dアイマックスシアター「レース・フォー・アトランティス」は大人$9.50。27人乗りのシュミレーターに乗る。怖かったらしい。ユニバーサルスタジオのスタッフが作ったらしい。

●松田聖子の自分の曲で好きな曲
 赤いスィートピー,スィートメモリーズ,3つ目は「あなたに逢いたくて」か「20th Party」

●占い
 郊外でジョイス・ゲリンガーさんという占い師の元へ。持ち物で占うらしい。Raven という店?


テレビ番組「道浪漫」2000年8月6日、13日は保坂尚輝のグランドキャニオン

 ロサンゼルスから赤いクライスラー?のスポーツカーでグランドキャニオンを目指す。

●パームスプリングス
 世界で7番目に風が強いところ。郊外には風車があり、風力発電を行っている。個人でも建てることができて、1台2500万円。2年で元が取れるとか。
 サンドバギー体験ツアーに参加。一人90ドル(ガイド付)。砂漠を走るだけだが、かなりハードらしい。保坂さんは斜面でスタックしてしまった。

●ジョシュア・トゥリー国立公園
 標高1500mを越えると風景が変わった。サボテンの仲間のジョシュアトゥリーは標高1500m以上で成長する。1年で1cmしか伸びないらしい。ユッカモスという蛾が受粉を手伝う。その代わりに蛾は花に卵を産みつける。卵はそのまま実の中へ入る。
 野生動物と出会う。鳥、鹿、アリゾナリクガメなど。車で走っていく時のBGMはドゥービーブラザースのチャイナ・グローブとロング・トレイン・ラニングでした。ガソリンスタンドはあまりよくないが、こんなもんでしょ。

●ヤーネル
 偶然立ち寄った町。アンティックショップを見つけるが、午後3時だというのに閉まっている。20軒しかない町である。

●グランドキャニオン周辺
 アメリカ先住民ゆかりの場所である。ある先住民シナウアン族の700年前の住居跡を訪問。とは言っても崖のくぼみに石を積んでいるだけ?

●グランドキャニオン
 最も美しい姿を見るために朝日を見に行く。太陽が出てくると次第にピンク色になっていく。かつて住んでいたコピ?族が「太陽が生まれた場所」と称えた場所。グランドキャニオンは長さ450キロ。面積は東京都の2倍。コロラド川の侵食によってできた。年間500万人が訪れる。内部の道が整備されていないので、ほとんどの人が決められたところから見ているだけである。
 今回はグランドキャニオン空港からチャプターに乗って谷の村へ降りた。宿泊は、エルトバーホテル。西部開拓時代の名残があるホテル。
http://www.grandcanyonlodges.com/

●ハバスパイ村
 最も美しい滝を見るために来た。車で行く道はない。歩けば5時間。人口400人。とうもろこしの栽培をしている。ここから滝までの間 Habasupai Trading Co. は最後の店なので、食べ物を買う。
 村から滝まで3キロ。馬の旅を選択、1往復20ドル。お昼は40度近くになった。村を出て1時間で滝に着いた。滝は二股に分かれている。高さは30mのハバス滝。ハバスパイとはエメラルドグリーンの水辺に住む人々のことらしい。滝の裏側の岩から滝壷付近に飛び込むことができるそうです。
 次にグランドキャニオン最大の滝に出かける。歩くしかない。1時間。ムーニー滝は高さ60m。断崖絶壁!下から写真を写すには下に下りていかないといけない。自然を残すために道が整備されていない。だから、降りてもいいが、責任は持たないという看板がある。女性が水着で泳いでいた。みな10mくらいのところから飛び込んでいた。

●セドナ
 グランドキャニオンの南。グランドサークルの一帯にある絶景の場所へ。岩の特徴はその赤さ。火星のロケ現場としてよく使われている。オーク・クリークは釣り好きのパラダイス。早朝と夕方がベストとのこと。
 エンチャントメント・リゾート・ホテルは人気。ルームチャージ$195〜。13年前オープン。テラスからの眺めはすごい。レストランでホタテのサイゴン風サラダ、牛フィレ肉のステーキを食べる。80年ぶりの季節はずれの雨。1時間であがる。そしてついに、フライ・フィッシングで2時間かけてマスを釣りました。

●恐竜
 グランドキャニオンの東南に恐竜の像がある!おみやげもの屋のdisplay でした。ゴロゴロザウルス$35を購入。この一帯恐竜の化石がよく発掘されるらしい。掘ってみたいというので、北アリゾナ大学のウィリアム・ホージー教授につれていってもらう。木の化石が多い。2億年前のものらしい。シーロファイシス(体長3m)の化石を見せてもらう。ここの化石は持ち帰りは不可。

●パウエル湖
 グランドキャニオンの上流。グレンキャニオン・ダム。それで生まれたのが世界第2位の人工湖 Lake Powell 。水をたたえたグランドキャニオンと呼ばれる。クリス・クライバーンさんが船でガイド。猿の惑星でロケットが落ちる浜がある。SFでよく使われるらしい。

●フェイス・キャニオン
 すごくきれい。水の色と岩の色(上が赤く、下が黄色がかっている)、「他の仕事をキャンセルしようか」と保坂さん。夕日もきれい。泊まるならワーウィーブ・ロッジ http://www.visitlakepowell.com/

●ラスベガス
 ヴェネチィアンに宿泊。ゴンドラに乗ってサンタルチアを歌う。ゴンドラ1回$10。
http://www.venetian.com/


テレビ番組「道浪漫」99年8月は十朱幸代さんのラスベガス

 まずはマッカラン空港。次いでコンベンションセンター?のインフォメー ションデスクで日本語の案内をもらう。
 無料ショー3つを選択。一つめはミラージュの火山の噴火。二つめはトレ ジャーアイランドの「宝島」のワンシーンにあたるという、バッカニア湾海 賊ショー。三つめはフリーモント・エクスペリエンスで長さ450m、210 万個の電球のショー。

 ラスベガスは53年前にフラミンゴホテルを作ったところから始まったら しい。ハワードヒューズが街をマフィアから解放していって今の街ができた。 フランクシナトラ、ディーンマーチン、サミーディビスJrなどのショーが 人気となって、69年?にはエルビス・プレスリーの復活の舞台ともなった。 フラミンゴは今のフラミンゴのところにあったらしい。エルビスの出演した インターナショナルホテルは当時できたばかりで2週間で100万ドルの契 約をしたというのでも話題になったらしい。そのホテルは今はラスベガス・ ヒルトンとなっている。その最上階に住んでいたらしいのだが、今は改装さ れているものの、今でも広さ1188平方メートル、ベッドルーム4つの超 豪華な部屋である。今では1ヶ月のうち20日は埋まっているとか。

 人気のショーである、スプラッシュを見る。$39.5。理由はショービ ズという雑誌に出ていたからで、ジョイ・リンさんの自宅を訪ねた。彼女は このショーの後半にマドンナの真似で出ていて4曲歌う。1日に2回ステー ジがあり、週に6日働くそうだ。
 他にはネバダ大学ラスベガス校ではショービジネスを教えているとか、コ カコーラのボトル、世界一大きなハーレーダビッドソン、ルクソール内、世 界一大きなアトリアム、今年3月にオープンしたマンダレイベイが紹介され ていた。
 サンレモ・カジノ&リゾートでは、フロントに言うと無料で日本語でカジ ノを教えてくれることをやってくれる。1時間。スロットマシン、ブラック ジャック、ルーレットの3つ。


テレビ番組「旅サラダ」98年10月最終週は ラスベガス

国生さゆりさんのラスベガス1時間特集。

JALの直行便が10月から就航したので,ラスベガス特集でした。宿泊したのはシーザーズパレスのパレスタワーのプチスィート($225-275)。
昨年11月にできたという神々の中庭が紹介された。Forum Shopはドーム形式で朝焼けから夕暮れまでがドームに映し出される。11am から1時間に1回,10分間,噴水のところで「アトランティス」の人形アトラクションを見る。
これは1年前から始まったらしい。FAOシュワルツではダースベーダーの人形やジュースなど($4)。
 ニューヨークニューヨークは皆さん御存知のように昨年11月オープン。マンハッタンエクスプレスというジェットコースターは4分7ドル。宙がえりしながら回転するらしい。
 MGMグランドはプールエリアは昨年6月オープン。Rain Forest Cafe で食事してました。Chimi Cha Cha はメキシカン風Jamaica make me crazyは17ドル程度でスパイシィ。パンプディングは約5ドル。
 野外の海賊ショーはトレジャーアイランド(ホテル)の外でやっていて,夕方から1時間半おきに5回やるらしい。
 「ミラージュ」ホテルの噴水の「ボルケーノ」というショーは夕方から深夜まで15分毎に行われる。
 「ワールドオブコカコーラ」入場2ドル。世界の地域限定ジュースもある。いろいろ変わった味のものもあるらしい。他の階には92のぬいぐるみシリーズがあり,40ドル前後のものが紹介されていた。
 ホテル「インペリアルパレス」クラシックカーが展示されている。マリリンモンローの愛車「ピンクのリンカーン」も。
 「サーカスサーカス」はサーカスのショーをやっている。キャットショーも。イヌにネコが乗っていた。
 リオ・スィートではマスカレードショーインスカイのショーがある。水曜以外の午後に2時間毎にある。見るのは無料だが,参加するのは約10ドル。ここではカーニバルワールドカフェで夕食でブッフェスタイルで約12ドル。
 フリーモントストリートではもう今は昔となりつつある「フリーモントストリートエクスペリアンス」が紹介された。
 シティライトツアーとしてヘリコプターによるツアーは15分69ドル。
夜景がとてもきれい。他の街のものと較べると安いかも。
 新ホテルとしては,「ベラジオ」が今年10月15日オープン。湖で無料の噴水ショーがある。他には「ベネチアン」が99年4月オープン。「パリス」は99年秋オープン。

 ザイオン国立公園はラスベガスから車で2時間半。入場料は車1台で10ドル。遊歩道整備。いろいろな花も咲いている。リスもミュール鹿も。
 さらに1時間半でブライスキャニオン国立公園。車1台で10ドル。サンセットポイントの紹介があった。宿泊はホテル????でスタンダードで45ドルから65ドル。ミュールライドは2時間で26.5ドル。


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