アジア

ハワイ・グアム・サイパン・フィジー・ニューカレドニアなど

北アメリカ

中央・南アメリカ

ヨーロッパ

オーストラリア・ニュージーランド

アフリカ

いのうえの海外旅行記

いのうえの海外旅行写真記

日本の宿

日本のレストラン

トップ

韓国・イタリア旅行記


なお、これはわたしの個人的な旅行記です。すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。




概略

 4月28日夜、仕事終了後にソウルに飛ぶ。今回は予約が遅く、ルフトハンザが満席で取れなかったので、ソウル経由にしました。ローマのシスティーナ礼拝堂を鑑賞した後、少し散策し、ナポリを経由してカプリ島へ。青の洞窟が見られる確率はこの時期が非常に高くて90%を越えています。翌日青の洞窟を見学し、ソレントに渡り、アマルフィ海岸をバスで旅しました。夜行列車でバーリに到着し、私鉄が休みでバスでアルベロベッロに移動。翌日ナポリで「ムール貝のスープ」をいただいた。翌日ソウルに行き、花文字を描いてもらいました。5月6日に帰国しました。

●ハプニング
1)FRA空港に着いたら、前の席の人が警察に逮捕されました。
2)ローマの空港に着く飛行機が調子悪くて、ミュンヘンに着陸。交換後に
  飛んだので、到着したら、夜中の1時半でした(泣)
3)エメラルドの洞窟に行くつもりでバスに乗ったら、エメラルド・ホテル
  の前で降りてしまって、10km以上、炎天下を歩きました。
4)さらに到着したら、3分前に締めたとのこと(泣)
  さらにアマルフィの町まで歩きました。
5)次の駅まではバスで行きましたが、70分のところが3時間かかって、
  予定の電車に乗れず、目的地に行けなくなる〜っていうので、思い出し
  た夜行列車で徹夜して行きました。
6)バーリという駅に到着すると、次の私鉄が動いてない。後に判明したの
  は、休日はお休みだそうです。仕方なく、バスで行きました。2時間!
7)アルベロベッロという町では、のんびりしすぎていて、
  ホテルには電話も目覚ましもなく、モーニングコールもなし。
  7時7分の電車に乗るために、自力で徹夜明けなのに起きました。
8)ナポリに着いたら、2時半過ぎていて、お昼を食べるところが
  ほとんど閉まっていました。目的の食べ物見つけて食べました。

●飛行機
4/28 OZ 119 KIX ICN 10:00 20:50 Q
4/29 LH 713 ICN FRA 14:35 18:20 Q 35G
4/29 LH3852 FRA FCO 22:00 23:50 Q 21C
5/04 LH3843 FCO FRA 12:45 14:40 Q 21F
5/04 LH 712 FRA ICN 18:00 11:10+1 Q 44G
5/06 NH 172 ICN KIX 12:40 14:20 W
アシアナ航空は前回の残り
ルフトハンザはWebで申し込み。申し込み後、買いますメールが必要。
http://www.lufthansa-asiapacific.com/
FARE KRW 1,150,000 + TAX 97,000W
全日空は世一旅行社で購入 ICN-o/KIX//ITM-o/HND-o/ITM//KIX-ICNでW+Y
クラスで420,000W + TAX

●ホテル
4/28 ソウル COOP Hotel 乙路 single 6500円 + α
http://www.koreahotelcenter.com/
4/29 ローマ Hilton Rome Airport 145ユーロ(朝食付き)
http://secure.hilton.com/en/hi/hotels/index.jhtml?ctyhocn=ROMAPTW
4/30 カプリ島 Casa Caprile 50ユーロ(朝食付き)
http://www.casacaprile.com/
 ネットでは84ユーロだったが、連絡がないので電話したら特別に50 ユーロにしてもらえた!
5/1 夜行列車泊
5/2 アルベロベッロ Trullidea 3食付きで78ユーロ
http://www.trullidea.com/index_en.htm
5/3 ナポリ Hotel Ideal 50ユーロ(朝食付き)
http://www.albergoideal.it/
5/4 機内泊
5/5 ソウル COOP Hotel 乙路 single 6500円 + α

●鉄道と船とバス
 鉄道は次のサイトで時間を検討
http://62.110.170.238/home/en/index.htm
 ナポリからカプリ島への船は次のサイトを検討
http://www.capri.net/salsa/lang/en/page/transport.html
http://www.campaniatrasporti.it/nlg/aliscafi.htm
 アマルフィ海岸のバスは次のサイトを検討
http://www.campaniatrasporti.it/sita/sita.htm
http://www.uniplan.it/sita/s509.txt

●参考にしたサイト
http://homepage2.nifty.com/Capriblue/
http://yuki.cside.tv/italy/info/info_albero.htm
http://ooneko.pos.to/buon_viaggio/tabi_spotto.html

●4/28(水)晴れ 韓国へ

4/28 OZ 119 KIX ICN 10:00 20:50 Q 21C
【関西空港 ⇒ インチョン空港 ⇒ ホテル】
 会社終了後に、南海電車で関西空港に向かった。ANAのラウンジ券をもらったが、時間がないので使えなかった。両替は11030円で10万W、41500円で300ユーロだった。関西空港内の無料メールでメールをチェックしてから、搭乗した。食事はクロワッサンなどが出てきておいしくいただきました。
 仁川に到着すると、到着ゲートで映画かTV番組の撮影をしていました。9時半のバスで金甫空港(30分:6000W)に行き、地下鉄5号線で800Wで東大門運動場に11時過ぎに到着。12番出口を出てから牛乳850Wを買って、COOPホテルにチェックインした。ここのホテルはマンションのホテル利用でモダンできれいだが、シャワーは注意しておかないといけない。今回は4階で目の前が病院と通りだったので、少しうるさかった。NHKは58チャンネルでした。

●4/29(木)晴れ イタリアへ

【仁寺路探索とサムゲタンと空港へ】
 8時チェックアウト。東大門市場をうろついて軽く食事をした。何か不明で(笑)2000W程度だった。そのまま西に歩いて仁寺路に行ってお茶屋さんを探したが多くてわからないので、安国駅6番出口近くの警察署でいくつかのお茶屋さんの場所を教えてもらったが、サムゲタンのお店が10時開店なので、あまり探せなかった。10時になったので、景福宮に行ってみた。

 その西にあるサムゲタンの店「土俗村」は、LG25というコンビニを入ったところにあります。入ってみると、日本人の団体さんが10人以上(笑)普通のサムゲタン1.1万Wを注文。団体さんはこの店のことを知らずに連れて来られたようでした。キムチ2つと人参酒がついています。鶏の中には栗、朝鮮人参、なつめなどが入っていました。以前と変わりないですね。最後に人参酒を飲んでスッキリしました。

 11時にお店を出て、地下鉄で金甫空港に行ってから、4500Wのバスで仁川空港に行きました。いつも思いますけど、韓国の人は日本みたいに大股開きで座っている人がいませんし、優先座席は本当に空いていますね。日本も見習わないと。12時45分着。

【インチョン空港 ⇒ フランクフルト空港】
4/29 LH 713 ICN FRA 14:35 18:20 Q 35G
 優先チェックインがないようなので、ずっと並んでいたが、実際にはあったようです。出国してラウンジに行こうとしたが、時間がないので、そのまま46番ゲートに向かった。機体はスターアライアンスの白いB747でした。ITNではガラガラだったのに、実際は満席でした。後にわかったのですが、成田ではアリタリア航空がストで運行中止となったので、ソウル発の便に振りかえられた人が多かったようです。
 食事はきむちの袋や、唐辛子ペーストがあるのが特徴でした。LHはUAと違って、ワインはボトルからグラスに入れてくれます。夜中にはカップ麺が出ましたが、「辛」という分で、唐辛子の袋から少しだけ入れただけなのに、相当辛かったです。到着前の食事も辛かったけど、おいしかったですよ。映画はブラザーベアとスクール・オブ・ロックを見ました。
 空港のゲートに到着すると、CAさんから席を立たないように指示がありました。20分座っていると、4−5人の警察が来て、僕のすぐ前の席の男性を逮捕して行きました(驚)。韓国人で、数名のドイツ人と仲良く話をしていた人だったのですけどね。
 フランクフルト空港では、友人と出あって、7時頃から9時過ぎまで話をしていました。楽しかった。

【フランクフルト ⇒ ローマ】
4/29 LH3852 FRA FCO 22:00 23:50 Q 21C
 順調に出発しましたが、途中で機体の調子が悪いので、ミュンヘンに着陸しました。ここでは若い日本人の女性2人とずっと話をしていました。0時20分に出発し、ローマに着いたのは1時半でした。今回は空港のそばのホテルでよかったです。この時間は列車もないので、タクシーだとテルミニ駅まで50−70ユーロかかるようです。テルミニ駅でもホテル代が値上がりしていて、少し格下のホテルでも140ユーロ程度なので、ヒルトンでよかった。
 空港の出口はかなり閉まっていて、ホテルまでの通路はジグザグで5分以上かかりました。外は少し小雨のようでした。ホテルはUGしてくれていい部屋でした。2時就寝。


●4/30(金)曇り ローマからミラノ・カプリ島へ

【ヒルトンホテル⇒バチカン美術館】
 朝7時に起きてシャワーを浴びてから朝食。ここは非常に朝食の種類が豊富です。パン、フルーツ、その他、とてもおいしく食べました。8時前にチェックアウトし、ナポリまでのチケットを買ったが、これは失敗だった。ローマまでが1等だったので、その後も1等でした(泣)テルミニ駅まで9.5ユーロ、その先が32.54ユーロでした。2等なら16.53ユーロ。後で気付きました(泣)
 8時7分の列車でテルミニ駅に向かい、地下鉄で1ユーロ?でチケットを買ってオッタヴィアーノ駅で降りようかと思ったが、A線でチプロ駅まで行った。バチカン美術館に9時20分に着くと、既にかなりの列ができていた。20分並んで入場できた。12ユーロ払ったが、昔は月末の日は無料じゃなかった?

【バチカン美術館+システィーナ礼拝堂】
 まずベルヴェデーレの中庭に出た。各国のガイドさんが自国語で書かれた説明板の前で説明してから、中に入ります。ラオコーン、アポロ像、ヘルメス像、ペルセウスを確認した。真中の金色の球がすごく印象的です。
 次に礼拝堂に続く廊下を歩くが、人が多い。まず、両側に彫像、天井には素晴らしい絵画が並ぶ廊下がある。次の廊下に行くと、今度は天井が金色に光っていて、そこにも絵画が描かれていました。両側の壁は絵画や地図、ミケランジェロの「最後の審判」の説明立て札などが並んでいました。次はタペストリーが廊下の両側に垂れている廊下が続きました。ここまででも相当な美術品の数々でした。次にラファエッロの間に行き、「秘跡の論議」などを鑑賞した。これらも有名ですし、大作でした。そこからどう移動したかは定かではないですが、システィーナ礼拝堂になかなか行けず、焦りました。いろいろな美術品が陳列してありました。
 最後にやっと礼拝堂に到着。両側の高いところに窓がある程度で、全体的に暗い感じで、両側の壁にも壁画、正面にはミケランジェロの「最後の審判」、天井にはあの有名な「アダムの創造」を含む、3列x10列くらいの一連の絵が描かれていました。これを4年で製作したとは、ミケランジェロは凄いと思いました。この礼拝堂は2つに区切られていました。ここは撮影が禁止です。みんな立ち止まって静かに鑑賞していました。
 さらに先に行くと、再度天井が光っているところがあり、さらにその奥にある間は天井が光輝いているところで、壁や天井の絵画も素晴らしいものでした。歩いていたら、知らないうちに出口でした(汗)

【サンピエトロ広場 ⇒ スペイン広場 ⇒ トレビの泉 ⇒ テルミニ駅】
 サン・ピエトロ広場には馬車がいて、観光客を乗せていました。ここはドーリア式の円柱が284本並び、140人の聖人像が並んでいます。歩いてスペイン広場に向かうことにした。しばらくして、右手に彫刻の飾られたサンタアンジェロ橋があり、左手にはサンタ・アンジェロ城があった。さらに歩いて裁判所の次の橋を渡ってまっすぐ行くとスペイン広場だった。その手前にフェラーリのお店を発見し、立ち寄って真っ赤な車の写真を撮らせてもらった。
 スペイン広場は5−6年ぶりだったが、あいかわらず人が多かった。昔は右手にマクドナルドがあって、ここでジェラートを2000リラで買って食べた覚えがあるが、今回探したけど、なかった。
 トレビの泉にも行ってみることにした。今回で3回目なので、コインは投げなかった(笑)ここには映画「グラディエーター」の恰好をした2人がいて、確か一緒に写真を撮って、お金を請求していたと思います。
 トレビの泉から共和国広場に歩いて行きました。昔はここはジプシーの女の子がいて、お金を盗みにきたものでした。今は静かでしたね。お昼の治安もよくなりました。
 テルミニ駅から12時27分のICでナポリに向かいました。

【ナポリ ⇒ カプリ島】
 ナポリ中央駅には14時24分着。駅のインフォメーションで、カプリ島に渡るのに、メルジェジーナ港とベヴェレッロ港とどちらがいいか聞こうと思ったのに、お昼休みだった(笑)
 少し待っていたが、帰ってこないので、ガリバルディ広場の西端まで行って、バスに乗って王宮近くまで行った(1ユーロ)。チケットは近くのお店(タバッキ?)で売っていた。ガリバルディ広場は以前よりも治安がよくなっている感じがした。しかし、道路を歩く人のマナーは以前同様最低で(笑)、車が普通に走っていても、道路に出ていく勇気には今回も感心した。
 王宮から港までは歩いたが、すぐだった。15:35分発の Navigazione Libera Del Golfo の船でカプリ島に向かうことにした(12ユーロ)。カプリ島での宿泊先のカーサ・カプレーリでは、港を出る前に電話してくれたら、港まで車で5ユーロで迎えに行くと言ってもらっていたので、電話しようとしたが、カードがないとかからないシステムで電話できなかった(涙)約40分で到着。空模様がまだ悪く、明日の朝の天候は大丈夫だろうか、と気をもんだ。

【カプリ島】
 仕方ないので、港のiで聞いたら、17時のアナカプリ行きのバスがあるから乗れという。ついでにホテルの場所を聞いたら、サンミケーレ教会から5分くらい歩いた先にあるという。
 港のまん前のBar Grotta Azzure の右手50mのところにバス停留所があった。オレンジ色のミニバスで運賃は1.3ユーロ。まさかホテルの近くまでバスが行っているとは知らないから、運転手さんにサンミケーレ教会に行きたいと言うと、ヴィットリオ広場で降りたら?と言う。道は急な傾斜の山を登っていくので、小さいのが確かに便利。バスはまずカプリの近くまで行ってから、アナカプリに向かった。次第に天気がよくなっていって、安心した。
 30分程度でヴィットリオ広場に到着し、みんないっせいに降りた。バスの進行方向の2時の方向に行くと教会があるという。ここを歩いていると、南国風の建物が続いていました。きれいなピンク色の花が咲いていました。サンミケーレ教会から、進行方向は今度は8時の方向になって、突き当たりを3時の方向に行くと道路に出ました。その途中にレストラン「La Rondinella 」がありました。そこで写真を撮っていたら、小学生たちが「ジャポネ、ジャポネ」と言って、僕のまわりに群がってきました(笑)先の道路に警察官の人がいたので、ホテルの場所を聞いたら、そこの三角形のところの先をさらに突き抜けて道沿いに行くと小さい広場があり、そこの階段を降りていけばあるよ!って教えてくれたので、その通りに行きました。途中、お店があったので、そこで牛乳、ヨーグルトなどを買いました(3.65ユーロ)。
 ホテルは可愛い感じでしたが、これはかつてスウェーデン王妃(1912〜1927)のヴィラでした。面影が残っていて、カプリ島では表札などタイルをよく使いますが、ここも青色がとてもきれいでした。部屋は23号室でシャワー、トイレ付きでした。ここのホテルでは夕食は食べられません。近くのピザ屋さんの割引券をもらったけど、夜はあまり食べないので、行かなかった。10時就寝。


●5/1(土)晴れ カプリ島からアマルフィ海岸の旅

【青の洞窟】
 朝6時起床。晴れててよかった!7時まで待って朝食に行くと8時からだという(笑)仕方なく外を散策した。お庭がきれいでいろいろな花が咲いていました。宿泊者は僕を含めて5組で昨晩は空いていたが、今日は満室だそうです。朝食用の部屋はタイルがきれいでした。8時から朝食をとり、荷物を置いて、青の洞窟に向かいます。昨日の三角形の場所から少し先に行くと、バスの溜まり場があり、そこから青の洞窟へのバスが出ています。8時45分くらいに出発しました。1.3ユーロ。20分程度で到着。

 下を見ていたら、船頭さんたちが10艘くらいの小船をひいて登場しました。下に降りていって、洞窟の入口のところで順番を待ちます。すぐに日本人の団体の船が到着し、3人ずつ乗せていきました。こちらでは日本人の女性2人がいて、乗ろうかどうしようか迷っていたので、私は先に行かせてもらいました。人のよいおじさんで、私一人しか乗らないと知って、大げさに嘆いていました。まずは洞窟の入口の大きな船で8.5ユーロ程度を払いました。そして中に入りますが、なかなかおじさんは入りません。日本人団体が去るのを待っていたようです。あと3−4艘という状態で中に入りました。入る時は横にロープがあり、波の高さが低くなった時に、ロープをひいて、その反動で中に入ります。当然お客はねそべって頭を低くします。

 中に入って、後ろを振り向くと、青い魔法の世界がひろがっていました。デジカメの性能のために、あまりいい写真は撮れませんでした。もっていくならいいカメラといいフィルムが必要でしょうね。神秘的な青です。海の水は濁っていなくて、6−10mの海底が見える程度でした!おじさんは160年前にドイツ人が見つけて、yyという理由でこういう色に見えるなどとずっと説明してくれました。洞窟の天井にも特徴があって、ライオンの何とかっていう名前がついていました。
 青の洞窟の中は意外と広くて、だいぶ奥まで行ってくれました。奥で待っていてくれて、長い間、中で楽しめました。ここで船頭さんがサンタルチアともう1曲歌ってくれました。やっぱりこれだけ歌ってもらえて、サービスしてくれたら10ユーロも惜しくないですね。今日の水の状態は非常によくて、透明度が低いと緑色がかってみえるって船頭さんが言ってました。
 だいぶ内部にいましたが、2曲目が終わってから外に出ました。その後、初めて船頭になるという若者が、何度か入り方を練習していました。今日が初めてだそうです。意外と下手でした(笑)
 船頭さんに10ユーロ渡し、感謝しました。さきほどの日本人女性もどうしようかと悩んでいましたが、僕と船頭さんの様子を見て、その船頭さん指名で(笑)中に入っていきました。この時点で、次の日本人の団体が来ていました。

【ホテル経由港へ】
 坂を登って、次のアナカプリ行きのバスでホテルに戻りました(1.3ユーロ)。荷物を準備してホテルをチェックアウトしました。マリーナ・グランデ行きのバスがなかなかないので、まずカプリ行きのバスに乗りました。
 カプリはアナカプリよりも大きな町で、タイルのきれいなものを売っているお店がありました。さらに坂の下には、庭にカプリ島の大きな地図があるところもありました。多分歩ける距離ですが、バスでマリーナ・グランデまで行きました。丁度ソレント行きの10:20の船が出たところだったので、次の11:20 の船に乗ることにしました(9.5ユーロ)。待っている間に、この港から青の洞窟までの船を見ていましたが、たいては8−9ユーロでした。船酔いする人はバスで行く方がいいですね。近くの魚屋さん?の車の上にはカモメ?がずっと乗っていました(笑)

【カプリ島 ⇒ ソレント ⇒ (アマルフィ海岸)ポジターノ】
 11時20分の船は高速艇で、20分程度で到着しました。ここの海もきれいでした。港にあるSITAの出張所みたいな切符売り場があって、3回乗ると言ったら、1.3ユーロのを4枚売ってくれて、ポジターノ行きのバスに乗るには、そこに止まっているバスに乗って駅に行けと教えてくれました。10分程度で駅に到着。そこに止まっていた12:35発の青色のバスに乗り込むが既に満席。かなりの人数が立ったままだった。ポジターノまでは60分。外も中も暑くて疲れました。世界遺産のポジターノは見えてくると、可愛い町だと思ったが、見えているのは、日頃観光ガイドとかには出てない側でした。それで次の停留所が5分先にあるのを知っていたので、そこで降りました。
 でも、何もない。おなかの調子が悪いので、すぐ隣のお店でバナナと飲み物2本を買って食べました。そこから坂を登っていって、よく写真ででているポジターノの町に似た場所を探しましたが、あまりいい場所はなかったです。かなり日差しが強くて、かなり汗が出ました。写真は高さを変えて何枚か撮りました。
 元の場所に戻ってきたのですが、次のバスまで時間がかなりあるので、今度は下に降りてみました。ポジターノの谷にあたる部分で、小綺麗なお店がたくさんありました。タイルとレモンが名産なので、その関連の品も多かったですね。次のバスを待っている間に、また飲み物を2本買いました。

【ボジターノ ⇒ エメラルド洞窟 ⇒ アマルフィ】
 14:45分のSITAバスでアマルフィの手前のエメラルド洞窟に向かいました。実は僕が刻印している間に、バスが急停車して吹っ飛んで運転手の近くにぶつかってしまいました。次の停留所では、多くの人が乗ってきて、満席になりました。イタリアの人は、「もっとそこが空いているのだから、詰めて!」と言っていますね。また、2人掛けのイスに3人で座っていました。日本も見習わないと。
 エメラルド洞窟は降りる場所がわからない。近くの人に聞いたが、知らないという。アマルフィの町の3km程度手前というのはわかっている。しばらくすると向こうにアマルフィの町?と思われるような町が少し見えた。その次に、バスが止まりかけた場所に、「エメラルド洞窟ホテル」があったので、ここで降りよう!って思って降りました。が、違っていました!そこのおばさんが洞窟はかなり先だよ!って言ったので、ガックリ。
 炎天下の中、荷物を抱えて素早く歩きました。タクシーがいたら仕方がないから乗ろうと思っていたのですが、来ません。通るのはバイクとか普通の車のみ。途中でアマルフィまで10kmと書いてあったので、仕方がないから最悪7km歩こうと思っていました。崖は相当怖いくらいのもので、海は本当にきれいでした。崖に沿って、レモンの木が植えられていて、黒い覆いがかけらえているものもありました。
 エメラルド洞窟に着いたのは4時3分でしたが、4時で閉門だったようです。少し歩いてみたら、最後の船が出ていくところでした(涙)
 タクシーも来ないので、仕方なくアマルフィまで歩くことにしましたが、僕の30m前に歩いている人がいましたので、心強かったです。アマルフィの町に入る直前に道路から右下に降りる道があって、そちらを歩いたところ、5時くらいに港に着きました。そこはSITAのバスのターミナルでもありました。
 後になって冷静に考えれば、ポジターノからエメラルド洞窟までは40分なので、30分過ぎたところで、エイヤで降りたらよかったのでした(涙)でも、アマルフィ海岸を自分の足で体験したという貴重なものになりました。それと飲み物を2本買っておいて助かりました。アマルフィは小さい町でした。

【アマルフィ ⇒ サレルノ】
 18時のSITAのバスでサレルノに向かいました。これも満席でした。このバスを待っている間に見ていたら、サレルノからとサレルノへの渋滞がひどいことはよくわかりました。このバスもなかなか進みません。そのうちに止まってしまいました。どうも救急車が走っていくので、事故でもあったのでしょう。その後動きはじめましたが、このバスは止まったままでした。バスでは解説がないので、乗客は怒っていました。7時になってもまだ1kmも進んでいなくて、後ろのバスも追い越していきます。一部の乗客は非常扉を開けて外に出て歩いて行きました。しばらくしてエンジニアが来て、エンジンを修理したようで、やっと動き、歩いていた乗客を拾っていきながら、サレルノを目指しました。この時の夕陽は非常にきれいだったです。
 サレルノ市には8時に入りましたが、ここで渋滞にあいました。ちょっとずつしか動かず、結局駅に着いたのは9時でした!スケジュールは7時10分。週末はこの路線は遅れる!ということを覚えておきましょう。

【サレルノ ⇒ ナポリ ⇒ カゼルタ ⇒ バーリ】
 で、目的の電車というかバスはポテンツァ行きの8時40分でしたが、駅で聞いたら、当然でたという。じゃぁ、バーリまで行きたいのだけど、って言ったが、今日はもうない!と言われてしまった。困ってしまって、じっと時刻表を見ていたら、突然「カゼルタ」というアイディアが浮かびました。アルベロベッロに行くのは非常に不便で、いろいろなルートを考えていた時に、カゼルタ経由の夜行列車も候補だったのです。それで駅員さんにカゼルタ経由のバーリ行きと行ったら、チケットを売ってくれました。21.42ユーロ。
 まずは40分かけてナポリに行き、そこからカゼルタに向かいました。ナポリからカゼルタ行きの23:01発の列車には、悪そうな連中が何度も乗ってきました。検札も意外と厳しくしていたようですが、彼らはうまくかいくぐっていました。23:40着。
 ここで駅員さんにカゼルタからバーリまでのICNの寝台の席を持ってないけど、どうしたらいいの?って聞いたけど、英語が通じなくて、無視された。
 列車は2時36分発で、これを待っている間、寝てしまって逃したくはないし、待合室だとタバコを吸う輩もいるし、辛かった。2時頃に、16歳くらいの女の子が仲間たちと、この列車に乗れると言って、うれしくて大騒ぎしていた。多分、チケットがなくてもいけるのだろう、彼らの近くに乗ろうと思って、待ち構えていた。

 電車が入ってきて、彼らは乗り始めたので、ついて乗った。彼らは寝台車の廊下にあるサイド席を出して座っていたので、それにならった。床に寝ている人もいてすざましかった。
 Foggia に4:53分に到着したが、どいてくれと言われた。どうしたのかと思ったら、廊下の上にある幅30cm程度の荷物置き場に横になって寝ている人がいて、壁を伝って降りるので、どいて欲しいということだった。これには驚きましたねぇ。
 乗り越しては困るので、ずっと起きていて、バーリには6:38分に到着しました。


●5/2(日)晴れ アルベロベッロ

【バーリ ⇒ アルベロベッロ】
 9番10番のりばにアルベロベッロ行きの私鉄があるはずなので、行ってみたら、オフィスにカギがかかっている。すると70歳くらいの男性が来て、私鉄は動かない。アルベロベッロに行くのなら、30ユーロで連れていくよ!と言う。昨日のメイデイのストの続きをしているのか?と聞いたが、わからないという。仕方がないので、駅のiに行って、聞いてみたら、今日は動かないが、明日は動くという。バスはないの?って聞いてみたら、駅の裏口を出て、何とかっていう広場に行けば、アルベロベッロ行きのバスが、時間はわからないけどあるという。駅の裏側には、ナポリ行きのバスが止まっていた。そこでアルベロベッロ行きの場所を探すがわからない。付近の人に聞いたら、親切にも広場に連れて行ってくれたが、これはわからないでしょう。それを見ると、Martina 行きのバスが 8:30, 12:30, 16:30, 19:20, 21:15 とあって、2時間でアルベロベッロに着くらしい。
 8:30 のバスは大通りに来た。広場では乗れません。これに乗ってみると、駅裏で待っていた人が多く乗っていた。なぁんだ駅裏で待っていたらよかったんですね。しばらくして、バスは止まり、チケットを持ってない人はチケットを買いに降ります。その間、バスは止まっておれないので、ぐるりと回ってきます。お店で買いますが、3.2ユーロ程度らしいですが、僕の分までなかったようで、0.9ユーロのチケット3枚にまけてくれました(笑)
 アルベロベッロが近づいてくると、草原にポツリとトゥルッリが見えます。非常に雰囲気がよくて、こういう場所でゴロンと横になって日々を過ごしたい!って強烈に思いました。
 アルベロベッロの手前はNoci だったかな?そこからアルベロベッロに向かう場所には近代的な建物がいくつも建っていて、イメージが違いました。

【アルベロベッロ】
 運転手の人に伝えておいたので、降りる場所になったら教えてくれました。降りたのはいいけど、どこにいるのかが全く不明。仕方なく、駅の方向って書いてある方向に行くと駅まで100mでした(笑)
 わからないので、「アルベロベッロの歩き方」にしたがって、道を歩いていったら、丘の上のサンティ・メディチ・コズマ・エ・ダミアーノの聖所記念堂に着いた。この裏にトゥルッリの博物館があり、中に入れますが、今回はパス。前の小綺麗な喫茶店の前を通過してポポロ広場に向かった。ここの観光案内所を探したが、見つからなかった。どうも場所を移動したということと、休日は休みらしい。その横の教会から見ると、先にトゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)が見えました。その手前にある、アルベロベッロを大きく二分する Largo Martellotta 通りに警察官がいたので、ホテル・トゥルッリディアの場所を聞いて、ホテルにチェックインした。3食付きで78ユーロ。食券をもらって、まだ部屋ができていないので、荷物をここに置いて、お昼を食べることにした。明日の朝は7時の電車に乗ると言ったら、ここば8時までは人が来ないし、レストランも8時から。指定されたレストラン以外でも構わないよ、っていうので一応食券をもらった。

 トゥルッリの集落のレストラン「L'Aratro」で昼食をしました。ここは高めです。絵がかかっていて、もしかしたら、増島さんの絵かもしれません。内容はまず、アンティパストでチーズとハムのピッツァ(フォッカチャ)?。パスタは耳たぶのようなオレキエッテ、トマトとチーズのカチョリコッタがけ。メインはキョフテみたいな食べ物(ソーセージでいいのかな?)。デザートはフルーツでした。これで3食込みで78ユーロは安い。飲み物は水は無料で、ワインは有料です。
http://www.ristorantearatro.it/

 トゥルッリの集落(リモーネ・モンティ地区)を見て歩きました。屋根のてっぺんの飾りや、屋根に描かれた模様が各々違います。いろいろな意味があるそうです。少し高い位置で、サン・アントニオ教会の手前には、写真ポイントがあります。
 大きな通りの Largo Martellotta 通りに面したお土産屋さんIl Ricordinoに行ってみました。日本人女性のTaka さんがいて、商品や使い方を丁寧に説明してくれました。また、2階(鉢が置いてある所)から屋根を見せてくれました。これは絶景ですし、屋根にも触れました。かなりいろいろお話してくださいました。どうもありがとう〜♪
 リモーネ・モンティ地区にあるお土産屋さんに行ったら、オリーブオイルなどの使い方とか、説明も日本語で詳しかった。
 サンアントニオ教会の裏にある高級ホテルHotel dei Trulliを見学に行きました。日本人の団体客が泊まっていました。

 ホテルに戻ると、オーナーにポポロ広場側のトゥルッリに連れていかれました。坂をのぼる途中に、観光案内所を発見。部屋はスィートルーム風で、シャワー、トイレ、キッチン、食器付きでした。冬は寒いのでしょう、ストーブや温風機などがありました。ただ問題は時計も電話もなく、朝起こしてもらえそうにないので、寝る前に多くの水を飲んで寝ることにしました。駅までは5分で行けることを確認して、シャワーを浴びて、休憩。

 夕方になると、トゥルッリ集落には動きの速い鳥が多くでていました。コウモリではなかったようですが。大きな通りの Largo Martellotta 通りには明るく回転木馬が登場していました。

 レストラン「L'Aratro」で8時から夕食を取った。あまり食べられないので、量は少なくしてもらった。アンティパストは昼食と同じ。パスタはフリチェッリ(自家製マカロニ)・ユネスコ(ソーセージ・ピーマン・トマト・ルッコラ)を選択しました。メインは豚肉の薄切りソテー・ポルチーニ茸ソースを選択しました。デザートはプリン系。この食事を考えても安いです。
 部屋に帰ってから、昨夜寝てないし、明日は朝も早いので、外の水のみ場でかなり水を飲んで、9時半に就寝。


●5/3 (月) 晴れ ナポリに

【アルベロベッロ ⇒ ターラント】
 朝5時半に起床。水を飲んでおいてラッキーでした。準備をしてから、6時半にホテルに行ってカギを返そうとしたが、入らないので、オーナーが言っていたように、メッセージを残して、カギは部屋のテーブルの上に置いておきました。ホテルの下のバールが開いていましたけど、食べるのはやめました。
 駅には6時45分着。ターラントまでチケットを買い(2.6ユーロ)、7時7分の列車に乗りました。この時間両方向から列車が来ますが、駅舎から遠い方がターラント行きです。ここでも日本人の女性2名が乗っていました。
 ターラントに行く途中にも、草原の中の1軒のトゥルッリが見えました。こういうところでのんびりしたいですね。ターラントは工業都市で、8:12分に到着しました。

【ターラント ⇒ サレルノ ⇒ ナポリ】
 ターラントからサレルノまではバス、そこからナポリまでは鉄道で、通しで14.31ユーロでした。このバスの時刻表も鉄道のHPで見ることができます。面白いですね。
 駅の中のバールで朝食を食べました。カウンターの反対側でチケットを買って、カウンターでもらいます。今回はハムとチーズのサンドイッチとカプチーノで3.4ユーロでした。
 バスは8:50分発で、女子大生らしき女性が多く乗っていましたが、ほとんどがポテンツァで下車しました。ポテンツァ付近では高速道路の建設が進んでいました。付近には牧場もあり、羊などを飼っていたようです。サレルノには13:05分に到着しました。
 サレルノから13:20分発の電車でナポリに向かいました。途中でポンペイとかも通り、懐かしかったです。ベスビオ火山もきれいに見えていました。ナポリ中央駅には、14:10分に到着しました。

【ナポリ】
 まずは、駅のiに行って、喫茶店ガンブリヌスとカフェ・デル・プロフェッソーレの場所を教えてもらった。次にカプアーナ門から海の方に向かう屋台で、「ムール貝のスープ」は食べられないか聞いて歩いたが、ダメだった。ある野菜のお店の人が、カプアーナ門の東のカサノバ通り沿いにあるピッツェリア「O'Marenaro」を教えてくれたので、そこに行ってみた。行く途中に、モッツァレラ・チーズを売っている専門店を見つけたので、帰りに買って帰ることにした。
 ムール貝のスープ Zuppa di Cozze は、スープと言ってもスープは少ない(笑)タコなどの茹で汁を生のムール貝、はまぐり、たこ、エビ、パンにかけて、外は熱々、中は生の料理です。さらに唐辛子の入ったオリーブオイルをかけます。3時を過ぎた遅い時間で、特別に作ってもらったし、飲み物とチップで10ユーロにしました。ピッツァテリアなので、やってくれたのでしょう。非常においしいので、超お勧めです!

 4時にホテルにチェックイン。ガリバルディ広場から駅に向かって、右手にあるホテル Ideal ですが、行くと別の場所のホテル・オデオンに連れて行かれた。以前、ローマのテルミニ駅周辺のホテルでされたのと同じですね。ローマと比較すると部屋は少し広くて、シャワー、トイレ付き。朝食もハムとパンと飲み物でした。荷物を置いて、喫茶店に行くことにした。

 バスに乗って(1ユーロ)、ヌオーヴォ城、で降りた。ウンベルト1世のガッレリアにも以前、来たなぁ、と思い出しながら、王宮の前を通過、プレビシート広場にあるサン・フランチェスコ・ディ・パオラ教会も見た。確か、ギリシァのパルテノンのコピーだと聞いたような〜気がします。
 プレビシート広場にあるナポリの喫茶店の名店ガンブリヌス Gambrinus に行く。創業して110年以上。昔は作家、芸術家、今はビジネスマンや学生が立ち寄る高級店でした。カクテルなどもつくってくれます。エスプレッソは立ち飲みで0.8ユーロ。ケーキもやっています。テラスだと高いのでしょうね。
 続いて、その隣の「カフェ・デル・プロフェッソーレ」に行く(笑)ここでノッチェーラをいただきました。1.1ユーロ。かき混ぜて飲みますが、ヘーゼルナッツ・コーヒーと生クリームで、温かい。飲んでいた時、TVか何かでテラス席を撮影していました。

 そのまま北上してナポリの下町スカッパ・ナポリを歩いた。中央駅とダンテ広場を結ぶ通りです。窓に洗濯物が干してあるのでも有名で、通っていると、「ジャポネ、ジェポネ」って言われました。あまり来ないのでしょうね(笑)
 本当はここのクリントンが来店したというので有名なピザ屋さんのディ・マッテオ?「ピッツェリア・デル・プレジデンテ Pizzaiolo del Presidente 」でピザを食べようかと思ったのですが、大きいのでやめました(笑)Via Tribunali とVia del Duomo の交差点の西にあります。その代わりに近くのお店で Milk drink Yazoo というのを買って飲んだけど、メロン味でおいしかったです(笑)
 代わりにカプアーナ門の南東にあるモッツァレッラ・チーズの店でモッツァレラ・チーズを買いました。お店の右にはカプレーゼという料理の写真があるのですぐわかるかな?ホテルに持ち帰って食べましたが、2.7ユーロ(300円強)でした。糸を引くような繊維質なのが特徴。味も普通のチーズとは違いますね。日本で売っているのとは、鮮度が違います。お店は「 Mozzarella di Bufala Aversana 」, Futura Sas Di M. Rescigno Via C. Rosaroll 18 Napoli です。

 東に向かって帰っていくので、睡眠時間を3時間くらいに減らしたが、夜中にスケベなTVを見ていました(笑)午前2時くらいに大雨が降りました。


●5/4(火) 晴れ トーマ経由でソウルに

【ナポリ ⇒ ローマ】
 6時起床。朝食はホテル・イデアルで7時からとわかったので、出発の準備をして、駅でローマ・テルミニまでのチケットを買った。16.53ユーロ。チェックアウトしてから、7時から朝食を取り、7:36分発のICに乗って、ローマに20分遅れて、9:55分に到着した。
 ここで自動販売機でローマ空港までのチケットを購入(9.5ユーロ)し、確か、10:22発の列車で空港に向かいました。30分で到着し、LHのカウンターにチェックインした。空港でレモンチェッロを3本購入。21ユーロ。それ以外に何か16.5ユーロで購入(汗)。ラウンジは Sala i Mosaici という名前で、中はひろびとしていた。カプチーノなども本格的に入れてくれた。サンドイッチ、クッキー、エスプレッソ、ソフトドリンクなどもある。

【ローマ ⇒ フランクフルト ⇒ ソウル】
5/04 LH3843 FCO FRA 12:45 14:40 Q 21F
 機体の調子が悪くて出発が30分くらい遅れました。食事はハムとチーズのサンドイッチと飲み物でした。

5/04 LH 712 FRA ICN 18:00 11:10+1 Q 44G
 フランクフルトではラウンジでくつろいだ。とは言っても眠れないので、食べ物には注意していましたが。
 今回の飛行機も白い機体のスター・アライアンス号でした。夕食はプルコギかチキンだったのですが、プルコギがなくなってしまって、パスタとチキンでした(泣)これはイマイチでした。メラトニンを飲んで、すぐに寝ました。朝食は熱々のキノコのオムレツでした。これはなかなかよかったです。ヨーグルトがついていたのですが、ちょっと変わっていました。

【ソウル】快晴
 ソウルの大学教授が連絡して欲しいと話していたので、電話をしたが、指定された番号は、女性が3回出てきてしまう。どうも番号を間違えて教えてもらったようである。
 いつもと同様に金甫空港まで4500Wのバスで移動し、地下鉄で梨泰院(イデオン)に向かう。ここで荷物を電子式のコインロッカーに入れる。確か1000Wとか1500Wだったと思います。ここの駅の近くは汗蒸幕などのエステのお店が多いが、日本語の案内が多いのも特徴。駅のすぐ近くのiはなかったので、ウリー銀行の前のiで「プルヒャンギ」というレストランの場所を教えてもらった。言われたとおりに歩いていくと、陸橋を降りたところにあって、門のところにカタカナで「プルヒャンギ」と書いてあった。

【プルヒャンギ】
 高級店の割には、意外と小さいお店で、甕がたくさん置いてありました。左手から入りました。日本語は通じませんが、日本語のメニューはありました(笑)1時半くらいでしたが、まだやっていました。ここの特徴は無農薬の野菜などを使った伝統料理です。今回は2万W+サービス料10%のコースにしました。ここは女性が伝統的なチョゴリで給仕してくれました。
 まずは、水きむち?と豆粥(大豆の汁にお米を入れて煮あげたおつゆ)。それにキムチとかがついてきました。次は、刺身、春巻、野菜サラダ?、野菜とドングリ。ドングリは粉にして沈殿させて煮固めてゼリー状にしたものです。次はチヂミ、天ぷら、豆乳の料理?、豆腐リバックイ(豆腐の中に野菜とキノコを入れたもの)、野菜の酢のもの?がでてきました。次はサンチュに巻いて食べるものの具が8種類(たまねぎ、魚のキムチ、?のキムチ、もやし、にらみたいなもの、ほうれん草みたいなもの、なすび、?のキムチ)。次はミソ鍋、お米と何かのご飯、おこげをお汁に入れたもの。あとは、デザート(きなこ)、柚子のようなもののお茶。
 場所は、龍山区漢南洞726−54。地下鉄6号線漢江鎮駅から歩いて少し、三叉路の陸橋を超えたところにあります。上流階級の人が多く来るらしい。
http://www.pulhyanggi.com/

【仁寺路】
 コインロッカーから荷物を出して、地下鉄で安国駅まで行く(700W)。今日は休日のようで、お祭りをしている。仁寺洞ギルは人ごみがすごかった。まず、目的のイエッチャッチブという「鳥が飛ぶ伝統茶屋」に行く。先日、警察署で教えてもらったのだが、仁寺洞ギルをずっと南に向かい、左側に「山村」というパン屋さんがあったら、左折して、20m程度行ったところを左折したら、日本語でそう書いた旗と看板があります(笑)2階にあがると、部屋が少し暗くしてあり、アンティークな品があります。文鳥、カナリヤ、ジュウシマツなどが客の頭上を飛ぶということだが、見えません。お茶と言っても薬剤のイメージです。今回は霊芝茶を頼みました。6000W。少し苦いです。松の実が浮いていました。韓菓(ハンガァ)というお茶菓子も一緒についています。台の下は水槽になっていて、鯉がいました(笑)他には木瓜茶(カリン茶)などもあります。他に日本人の人がいましたので、サムゲタンのお店を教えてあげました。フラッシュを焚いて写真を撮ると鳥が飛びましたが、天井近くに巣を作っています。3匹確認しました。
http://www.oldtea.pe.kr/

 外に出ると、人が多いのでお店を出していた人(露店)がいたのですが、軽やかな音が聞こえてきました。一人の女性が右手のハサミ、足元?のタイコみたいなもの、左手のノミを使って、リズミカルな音を連続的に出していました。それできな粉の食べ物のようなものを切っていたんです。素晴らしかったです。
 花文字のお店も出ていました。2万Wで書いてもらったのは申新紙○(金へんに玄)先生で、韓国に5人しか書ける人はいないそうです。最初は人は皆無でしたが、僕が書いてもらったら、黒山の人だかりとなりました。幸福を呼ぶ文字です。子供たちを中心にみんな腕に無料で書いてもらいました。蝶々はお金が入ってくるという意味だそうです。

【明洞】
 地下鉄でホテルに向かい、チェックイン後に明日の朝行く予定の忠武路駅近くのお粥のお店「松竹」を確認しに行きました(笑)忠武路駅近くは犬や猫のペットを売っているお店がたくさん並んでいました。
 久しぶりに明洞(ミョンドン)に出かけてみました。すごい人ごみでした。33回明洞フェスティバルの日だったようです。ロッテ・デパートに行ってみました。地下の食料街を行っていると、ベルギーのチョコレートが1箱2000Wで売っていました。安い!お土産用に3つ購入してしまいました(笑)
 現金の持ち合わせも少なくなったので、歩いてホテルに戻りました。


●5/6 (水)晴れ ソウルから帰国

【ソウル】
 朝6時起床。NHKを見た後に、7時半にチェックアウト。お金の残りも少ないので、歩いて忠武路駅近くの「松竹」に行きました。中区筆洞1街3−1。ここも先客は日本人の4人でした。あわび粥を注文。7000Wで、キムチともやしみたいなのと、少し酸っぱい(白い沢庵みたいなのが入った)飲み物がついています。あわびは残念ながら多くはなかったですね。量的にも少し足りないかな〜っていう感じでした。
 忠武路駅近くのペットショップは朝8時には開いていました。でも、イヌたちは寝てました(笑)
 800Wの地下鉄と4500Wのバスを乗り継いで仁川空港に到着。

【ソウル⇒大阪】
5/06 NH 172 ICN KIX 12:40 14:20 W
 インチョン空港のシンガポール航空のラウンジに入る。ここは30番ゲートの反対側に入口があるので、わかりにくいです。カウンターにはサンドイッチもあります。朝足りなかった分、ANAでお昼に出ない分を考慮して、いただきました(笑)。コーヒーもグッド。インターネットが無料でできる端末も8台置いてありましたから、メールをチェックしました。
 機内では、スナックと飲み物だけのサービスです。CAさんの井上さんという人は見覚えがある人でした。
 少し早く到着したので、14:27分の南海の急行に乗って帰ったと思います。

 最後まで読んでいただいてありがとうございました。


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送