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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。


テレビ番組「世界遺産への招待状59 韓国・良洞」

 2010年12月4日放送。

●慶州市良洞村(ヤンドン)
 韓国の南東部にある。人口350人、今年7月以来一躍脚光を浴びるようになった。500年以上前の朝鮮王朝時代の建物や文化をそのまま残しているとして、世界遺産に登録された。月に10万人以上も来るという。
 町には瓦屋根の家がある。屋敷の名前にも意味がある観稼亭(カンガジョン)には、豊かな実りを願うように、子孫の繁栄を願っている。この村の全ての建物がある精神によって建てられている。孫成熏さん(56歳)が600年にわたる孫一族の家系が記載された文書を見せてくれました。その数10万人。孫家はこの村に移り住んできた両班(ヤンバン)と呼ばれた家柄だった。
 14世紀の朝鮮王朝で腐敗した国を建て直した官僚たちが両班。中心の教えとなったのが儒教で、中でも礼と孝。孫さんは25代目の当主。先祖を祀ることと、客をもてなすことが一番大事なことだという。
 建物に儒教の精神を見ることができる。部屋の配置は、礼。客をもてなす部屋は台所などと対になっている。奥さんも客をもてなすためのお菓子を準備する。サルスベリの花をのせたお餅、蝶の形をしたお菓子など。
 最も神聖な場所は先祖を祀る霊堂。そこに飾られているのは、1代目の孫昭。9月、500年以上続く祭祀が近づいてきた。今回取り仕切るのは、孫徳翼さん(60歳)で、孫成熏さんと話し合って、お供え物を決めました。栗は先祖とつながりを持つもの。数は奇数がよい。タラの干物は大きく見栄えがする。
 前日、韓国全土から40人が集まった。儒教の教えに基づき、真夜中から祭祀はスタートする。祝文を読み、迎えた後、お供え物を先祖が食べている間、屏風で覆い、その間は祈り続ける。食事を楽しんだと思われる時間の後に屏風を取り去り、祝文を燃やし、先祖を天に帰す。今回はちょうど500回目だったそうです。
 3日後、孫徳翼さんはお墓参りをした。

 儒教が廃れていっているので、最近は良洞村で課外授業をする学校もあるという。


テレビ番組「知っとこ! 世界の朝ごはん プサン」

 2010年10月16日放送。

●プサン
 人口約360万人、139年以上前から国際貿易港として栄えてきた韓国第二の都市。
 「チャガルチ市場」は魚市場で活気がある。この時期食べるならタコだという。手長ダコだと生きたままブツ切りにして、踊り食いで食べさせてくれるお店がある。この店では「ごま油」につけて食べます。1匹1万ウォン(約700円)。韓国では「タコの踊り食いを食べると、倒れた牛が起き上がる」といわれているほど、疲れたときに食べるスタミナ食。

 学生の町「チャンジョンドン」に行く。若者に大人気のスイーツショップ「」に行く。この店のカップケーキはカラフルで種類も豊富。お客さんが自分の好みでチョコなどでデコレーション出来るのが、人気。全品1個3000ウォン(約210円)で、デコレーションは無料。

 ナンポドンを歩いていると、道路に手形があった。これはこの地で毎年10月に行なわれる「釜山国際映画祭」にやってきた監督たちの手形で、中には「HANA-BI」出品の際にやってきた「ビートたけし」監督の手形もあった。韓国で日本人映画解禁の第一号が「HANA-BI」だったらしい。

 「ウドン」を歩いていると日本語で「世界最大のデパート」と書かれた建物を発見。ト「新世界センタムシティー」の中に入ってみると天井まで吹き抜けになっている。ここはギネスにも認定されている、世界一の売り場面積約29万平方mを誇る「新世界センタムシティー」というデパートで、地上14階、地下4階。東京ドーム6個分もある。2009年3月にオープンし、680店以上が入店している。7階には映画館、11階にはゴルフ練習場、4階にはアイス。スケート場もある。デパ地下には食料品売り場が広がる。肉まん、キムチ、お寿司まである。店員さんがアゴにつけているのは、衛生マスクで、唾液が飛ばないようにしてある。布製とは異なり透明なので、表情が見えてお客にも好評とか。

 チェ・ユンソクさん(20歳)が紹介してくれたのは、家具屋「ドンヨク」の海の名産品。アワビなどの貝殻を磨き、薄く削ったもので作る螺鈿細工。できた細工はニカワで貼り付ける。お祝い品として重宝されている。貝が持つ自然の色を使うため、製作に1年以上かかるものもある。

 新婚さんの朝ごはん。高層マンションに住むイム・ユジンさん(27歳)が作るのは、1品目「海鮮パジョン(チヂミ)」。エビ・タコなどを下ごしらえし、小麦粉、卵などで作った生地に加えて混ぜる。油を敷き、ねぎをたっぷり敷き、生地をのせる。片面が焼けたらひっくり返す。きつね色に焼けたら完成。
 2品目「サバのキムチ煮」。キムチの水分を絞り、余計な酸味がでないようにする。鍋に敷き詰め、ぶつ切りにしたサバをのせる。唐辛子、醤油、にんにく、ネギであわせたタレをあわせ、火にかけて強火で煮込む。煮汁を全体にまわしかけ、まんべんなく味がしみこむようにする。
 3品目「アサリのスープ」。砂抜きしておいたアサリを鍋に入れ、水を加え、沸騰させる。アクをとり除き、塩で味つけし、刻んだネギを加える。


テレビ番組「恋するソウル 9/26」

 2010年9月26日放送。押切もえ , 近藤しづかさんが司会だが、2人がソウルを訪れ、驚愕のNo.1を探す旅のパート2。

●ソウル
 2人が韓国No.1のシューズブランドのお店「Jinny Kim HOLLYWOOD」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞647−9−102)を訪問。デザイナーのジニー・キムさんがコンセプトの説明をしてくれました。レッドカーペット・スタイルで、ハリウッドのスターがレッド・カーペットを歩いた時に綺麗に見えるような、ちょっと派手なスタイルが多いそうです。「JUBIPH」28.8万W(約2万円)、「SEBASTIAN」17.8万W(約1.4万円)、「BEBUSSY」24.8万W(約1.9万円)、2人に好きな靴をプレゼントしてくれました。もえさんは「AISHA」34.3万W(約2.6万円)、しづかさんは「SILKY」51.3万W(約3.9万円)でした。

 昼食はカニ。外壁のカニのマークのある「プロカンジャンケジャン」(住所:ソウル特別市瑞草区蠶院洞27−1)へ行く。約30年前に開店した、ソウル初の本格蟹料理店。一番のオススメメニュー「プロカンジャンケジャン(2〜3人前)」7.5万W(約5700円)を食べた。秘伝の醤油だれにつけて食べる。店員さんが日本語で食べ方を説明してくれました。新鮮で甘くてとても美味しいそうです。ちなみに今年、東京の赤坂に支店ができるそうです。

 以前ソウルを旅した安田美沙子さんがオススメしていた「マコス・アダマス MACOS ADAMAS」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞647−11)へ行く。甲冑なども置いてあるが、芸能人御用達のジュエリーショップ(アクセサリー屋)で、韓流ドラマのファッションアイテムにも度々使用されている。「キーホルダー」9.5万W(約7100円)、「ディルライトリング」27万W(約2万円)、「クロスネックレス」29.5万W(約2.2万円)。サングラスやメガネもある。奥のカーテンで仕切られた部屋に入ってみると、玉座のようなイスが2つ。ライトも美しい部屋。中世にタイムトリップしていました。

 カフェ「エイミー・チョコ Amy Choco 」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞512−8)で休憩。チョコは疲れも飛ぶそうです。チョコレートが有名なお店で、チョコ好きの芸能人も訪れるそうです。この日も韓国では大人気のガールズ・ユニット「フォー・ミニッツ 4 Minutes 」がいました。5人のメンバーは90年代生まれで、2009年デビューした。ダンスを披露してくれるというので、ダンス・スタジオ「Studio Daisy 」に移動。一緒にダンスをしました。

 ソウル一番のデート・スポット「遊覧船クルーズ70分コース」を利用。ライトアップされたソウル・タワー、橋全体から放水される、幻想的な噴水を眺めた。ヨイドから出て、盤浦大橋まで行って、ヨイドに戻る。大人1.3万W(約1000円)、子供6500W(約500円)。この虹の噴水は必見。

 行列の出来るチヂミの店「チャムセ バンアッカン」(住所:ソウル特別市痲浦区東橋洞164−7)に行く。ボリューム満点の「盛り合わせチヂミ」1.5万W(約1100円)を注文し、様々な味を堪能した。エゴマ、トウガラシ、ズッキーニなど、韓国の食材を使った数十種類のチヂミが食べられる。ドングリ・チヂミは日本にない味で美味しいそうです。

 ソウルで韓国料理を研究しているキム・スジン先生と会って、京東市場?のお店に行った。長谷川理恵さんが紹介していた、ミスカルの材料が揃う雑穀店「京東米商会」(住所:ソウル特別市東大門区祭基洞京東市場旧館1階)を訪問。7種類の原料を購入した。キム先生が好きなのは、「薬豆(ヤッコン)」、他に「梅豆」、「餅米麦」、「餅米玄米」、「大豆」、「玄米ハト麦」、「黒ゴマ」を選択した。近くの店で洗った穀物を1時間ほど炒った後、細かく粉状にする。それを飲みやすいようにハチミツに入れ、水などに混ぜれば完成。

 「イ・サンボン Paris 」(住所:ソウル特別市江南区驛三洞696−26)を訪問。キム・ヨナやビヨンセ、レディ・ガガなどにも衣装を提供しているソウル発のファッションブランドのお店で、デザイナーのイ・サンボンさんとも話ができた。秋の一番のお勧めも紹介してくれた。

 ソウル一番の最先端のネイルサロン「DASHING DIVA」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞656−21)を訪問。ソウルではジェル・ネイルが流行している。フレンチ・チップを利用して爪を伸ばしたり、派手なネイルが好みの人はメタリック・チップを足に使っているそうです。日本には無い色使いのお店オリジナルの「メタリックチップ」10個5万W〜(約3600円〜)に興味を示していた。24種類ありました。


テレビ番組「恋するソウル 9/19」

 2010年9月19日放送。 押切もえ , 近藤しづかさんが司会だが、2人がソウルを訪れ、驚愕のNo.1を探す旅。

●ソウル
 以前の放送で相沢まきさんが激安パックを購入していた「BEAUTIPLEX 明洞店」(住所:ソウル特別市中区忠武路2−63−3)を訪問。日本語で店員さんが相手をしてくれました。「ダーマル・コラーゲン・エッセンス・マスク」の「ローヤルゼリー」10枚1パック3000W(約250円)、「紅参」1パック10枚入り3000Wを5パック購入。「プラセンタ・ハイドロ・ゲル・エッセンス・マスクパック」5枚6000W(約450円)。「エルブイ・エッセンシャル・マスク」1枚1000W(約75円)を数枚買って、さらにおまけもたくさんもらいました。
 このお店の店員さんに紹介されたのが、ソウルで最も古いお店(80年続く)「黒門イムンソルロンタン」(住所:ソウル特別市鍾路区公平洞46)を訪問。店名にもなっている「ソルロンタン」6500W(約490円)は牛の骨などを煮込んだソウルの人気料理。美肌効果が抜群らしい。

 以前の放送で、韓国ドラマロケ地めぐりをした増田英彦さんが訪れていた「南山公園」(住所:韓国ソウル特別市中区会賢洞1-100-177)を再び訪問。ここは韓国で視聴率50%を越える人気ドラマ「私の名前はキム・サムスン」でキスをするシーンがあった、公園内の大きな階段で、ドラマのワンシーンを再現してみた。

 宿泊は、ソウルにある「W Seoul-Walkerhill」(住所:韓国ソウル特別市痲浦区東橋洞164−7)。斬新なデザインと機能的でスタイリッシュな空間が人気。宿泊した赤と白を基調としたお部屋「スタジオスイート」に大満足。特に可愛いベッド。お風呂も赤い桶の形式。1泊67万W(約5万円:税サ込み)。窓の外には川が見えます。

 夕食は、竹がシンボルの「BAMBOO HOUSE」(住所:ソウル特別市江南区驛三洞658−8)。このお店は様々な有名人も訪れる高級焼肉店で、店内には写真も飾られていた。チャン・ドンゴン、小泉元首相、トム・クルーズ、ジャッキー・チェン、世界のVIPも多数訪れていました。特別なお客様用のお酒がある。これはメニューにはない「梨花酒(イファジュウ)」15万W(1.1万円)。いい香りで飲むヨーグルトみたいな感じという。メインは店一番人気の「コニャック・ロース」9.9万W(約7500円)。大きなお肉を焼いて、その途中でコニャックをかけて火をだす。これを両面行なう。その後ハサミで切って、さらに焼く。日本人客には一番人気の「骨付きカルビ」5.7万W(約4500円)。肉汁の洪水だそうです。

 ソウルで一番の流行発信スポット、江南に行く。オシャレなお店が多い。
 以前の放送で安田美沙子さんが立ち寄っていた「Mill Creek 」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞535−21)を訪問。「アクセサリー・バッグ」3.2万W(約2400円)。「ストール」3万W(約2250円)。「マトリョーシカ・リング」9,8万W(約7350円)。


テレビ番組「恋するソウル 9/12」

 2010年9月12日放送。 押切もえ , 近藤しづかさんが司会。ゲストは八田亜矢子さんで、韓国発で日本にまだ来ていないものをモデルのスジョンさんと探した。

●ソウル
 ファッションの店「イ・サンボン Lie sangbong Paris」(住所:ソウル特別市江南区驛三洞696−26)は、パリやニューヨークでも成功していて、リアーナやレディ・ガガやリンジー・ローハン、キム・ヨナ、ビヨンセなどの海外のトップ・アーティストたちの衣裳を手がけている韓国トップデザイナーのファッション・アパレル関係者のお店。なかなか派手で、メッセージ性がある。韓国で一番有名なデザイナーのイ・サンボンさんが話をしてくれました。

 「ロッテリア 鐘閣駅店」(住所:ソウル特別市鍾路区鍾路2−84−8)を訪れ、韓国だけのオリジナル・メニューを探した。「韓牛プルコギバーガー」5300W(約340円)は、深みのある甘辛い味が人気。その際に、野菜が苦手だという八田さんは野菜を全部抜いてしまい、スタッフが食べました。

 女性に大人気のカフェ「ロティボーイ」(住所:ソウル特別市中区太平路2−69−15)を訪れた。売り切れ必至のコーヒーパン「ロティボーイ」1800W(約140円)をいただいた。メロンパンみたいな感じで、ほんのりとコーヒーの味がする。さくさくしていて中はとても柔らかいそうです。

 夕食は、韓国料理店「サロン・デ・チャドル Salon de Chadol 」(住所:ソウル特別市麻浦区上水洞316−1)。若者に人気の「薄焼きカルビ」1.2万W(約900円)をいただいた。シャブシャブみたいな薄いお肉で、焼く時間も短い。

 イケメン韓流アイドルグループ「ZE:A!」が練習しているダンススタジオを訪れた。9人グループで、9月22日に1stアルバム「ZE:A!」を発売。ダンスを披露してもらった。日本で知っているものとして「新幹線」という言葉に場がなごんだ。

 水上タクシーを利用した。

 レストラン「オモリチゲ」(住所:ソウル特別市松坡区石村洞183−2)。店名にもなっている「オモリチゲ」は、3年間熟成させた極上キムチ「オモリキムチ」で作ったキムチ鍋で、酸っぱいそうです。大きな甕に入れ地下10mの一定温度で3年間熟成する。


テレビ番組「恋するソウル 9/5」

 2010年9月5日放送。押切もえ、近藤しづかさんがMC。ゲストは安田美沙子さん。今回のテーマはオシャレ。

●徳寿宮
 韓国の5大王宮のひとつ「徳寿宮」(住所:韓国ソウル市中区太平路58)で、中和門の前では交代式が行なわれていた。1470年李朝9代成宗が王家の私邸として建造した王宮。

●ロデオ通り
 江南のオシャレ・スポットの一つ。韓流モードを牽引するお店が並ぶ。
 お洒落スポット「ウードリー Woodry」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞642−17)でお買い物。韓国のスーパー・モデルのイ・ソラさんが社長。数多く取り揃えられているお洒落な服に目移りし悩んだ末、フード付きの服を試着していた。店員のお勧めはドクロのマークの入った「エスニック・リバーシブル・ジャケット・セット」で19.5万W(約14700円)。「テリラブホイル?検索?ジャケット・セット」13万W(約9600円)。「????ジャケット・セット」11万W(約8300円)。店員さんは日本語も少しできます。

●清潭洞(チョンタムドン)
 高級ブランド店が並ぶ。Dolce & Gabbana, Prada, Omega などのお店がありました。

●カロスキル
 街路樹がある通り。カフェが集まっている。セレクト。ショップ「ミル・クリーク Mill Creek 」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞535−21)を訪れた。様々なカバンや靴、帽子を試着し、「アクセサリー・バッグ」3.9万W(約3000円)を衝動買いした。

 ヘアアクセサリー専門店「ファーマー Farmer 」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞542−2)に入る。ヘアバンドやカチューシャなどが並ぶ。自分で形を調整できるワイヤーのカチューシャ「スタッズ・カチューシャ」3.6万W(約2850円)が気に入って購入。韓国ではキラキラしたワイヤーのカチューシャと大きめのモノが人気らしい。白と黒の水玉の「貴婦人カチューシャ」は2.5万W(約1900円)で芸能人も愛用しているとか。「ナプチャック・フラワー」は1.5万W(約1200円)。「ジッパー・フラワー」3.5万W(約2650円)。リボン付きのカチューシャを試着して気に入り、バッグに続きまたも即購入していた。

●喫茶
 喫茶店「ブルーム&グッテ Bloom & Gutte 」(住所:ソウル特別市江南区新沙洞545−24)は女性に人気のカフェ。レモングラスのハーブティーをいただきました。

●夕食
 人気ナンバー・ワンのプルコギ店「プルコギ・ブラザース Bulgogi Brothers 」(住所:ソウル特別市江南区駻三洞832−5)は、2006年にオープン。「韓牛松茸プルコギ」23900W(約1720円)は、松茸入りのプルコギで、とっても美味しいそうです。「生マッコリ」はワイングラスに入ってきました。

●カジノ
 カジノ「セブン・ラック・カジノ Seven Luck CASINO 」(住所:ソウル特別市江南区三成洞159・コンペンション・アネックス・ビル)は4年前にできたばかり。ルーレットで見事大当たりを出しましたが、スロットとバカラで大負けしたそうです。

●パワースポット
 今回は「景福宮」。1395年に李氏朝鮮の開祖が建てた宮殿で、徹底した風水にもとづいて作られたソウル最大のパワースポット。


テレビ番組「恋するソウル 8月29日」

 2010年8月29日放送。押切もえ、近藤しづかさんがMC。ゲストは田崎真也さんで、融合がテーマ。

●韓国家庭料理
 韓国の家庭料理が味わえる食堂「シゴルパプサン」(住所:ソウル特別市龍山区漢南2洞738ー16)に行く。テーブルにズラリと20種類ものおかずが並んだのは、「田舎の食卓」7000W(約525円)。お店にいたパクさんに町の案内を頼んだ。

●白磁
 仁寺洞には工芸品の店が並ぶ。伝統工芸の店「アトリエ・ソウル Atelier Seoul 」(住所:ソウル特別市鐘路区貫動洞7)に行く。エリザベス女王も訪れたことがあるお店で、白をベースにした気品あふれる食器が並ぶ。白磁トックリ・セットは90万W(約67500円)。白磁は表面のツヤを出すのがとても難しいそうです。魚の模様の入ったお皿「粉青酸化大皿」15万W(約12500円)(テレビでは12万円といっていたので、150万Wの間違いでしょう)。「粉青四角大皿」250万W(約18万7500円)。

●京東市場
 食の宝庫「京東市場」にある唐辛子の専門店「イルシンサンヘ」(住所:ソウル特別市東大門区祭基洞京東市場21)に行く。店先には唐辛子が山積み。唐辛子は韓国語で「コチュ」。購入するとそれを粉にしてくれる。何度も裁断するので、辛いだけではない、旨みのあるものになる。最初に甘味があるそうです。

 キムチなどの漬物が豊富に取り揃えられている「スンファ食品」(住所:ソウル特別市東大門区祭基洞1022)に行く。中で特に気になった「梅(メシル)キムチ」を試食し、バランスがよいと言う。水キムチが面白いと田崎さんは言うが、水キムチは夏場はすぐに傷むので、ここには置いていないという。

●水キムチ
 料理研究家のキム・スジンさんに水キムチ作りを教えてもらう。水キムチは韓国ではナバキムチと言い、韓国に唐辛子が入ってくる前、1500年代くらいから食べられていたそうです。唐辛子がなかったので、最初はキュウリや大根をそのまま使ってキムチを作っていた。
 材料として白菜、大根、セリ、万能ネギ、赤唐辛子で、ニンニク汁、ショウガ汁、梨汁、魚醤、塩を用意する。作り方。大根を四角形に切る。ナバキムチのナバは四角形で、材料を四角に切ることからその名がある。これにカップ1杯の水と塩を加え、他の野菜も食べやすい大きさに切る。大根に水6カップを入れ、にんにく汁、しょうが汁、梨汁を入れる。唐辛子でピンクに色づけする。梨を入れているから甘いそうです。夏場は常温で1日置いた後、冷蔵庫に入れ2、3日後には食べられる。繊維質が多いそうです。
 ちなみに、今回料理を教えてもらった場所はドラマ「食客」の舞台となった場所だった。田崎さんはこのドラマの大ファンで、3回も見たという。キム先生はこのドラマの料理監督をしていたそうです。
 キム先生に撮影現場を案内してもらった。さらに舞台となった有名な場所「三清閣」(住所:ソウル特別市鐘路区城北2洞135ー832)を訪れた。趣ある韓国の古き建造物が多くあるので、伝統文化を体験するのにもってこい。

●フュージョン・レストラン
 韓国食材を西洋風にアレンジした料理を楽しめるお店「Tutto Bene」(住所:ソウル特別市江南区清潭洞118−9)でディナーをいただいた。豚足料理「Smoked pigs trotter & Anchovy Balotlino with Green Salad 」2.1万W(約1575円)。豚の首肉を使った品「Breised smoked Iberico Pork with Potato puree 」3.8万W(約2850円)。パクさんの話では、韓国では豚足の出前もあるそうです。

●水冷麺
 水冷麺6000W(約450円)。

●ソウルパワースポット
 世界遺産にも指定されている「宗廟」。ここは朝鮮王朝歴代の王と王妃が祀られている霊廟で、疲れた心と体を癒してくれるそうです。


テレビ番組「恋するソウル 8/22」

 2010年8月22日放送。押切もえ、近藤しずかさんが司会。辺見えみりさんが旅をした。美肌料理を探す。高さ約240mのNソウルタワーからスタート。

●昌徳宮
 世界遺産・昌徳宮(チャンドックン)に行く。1405年に李朝第三代・太宗によって建築された宮殿。調和の取れた庭園は見事。

●現代デパート
 芸能人も数多く訪れるというハイソなデパート(住所:韓国ソウル特別市江南区狎鴎亭洞429)。デパ地下巡りをして、試食を楽しんでいた。まずお肉「デジ・カルビ」、チゲ、冷麺、水キムチなど。冷麺などのレトルト食品や、即席めんなどがお勧めだそうです。日本語もわかる店員さんも多い。
 美肌にいいものは、豚の皮、「どがに」などだそうです。

●新沙洞
 オシャレな町。ソウルの流行発信地として話題の場所。お酒を飲めるカフェ「Moon Jar 」(ソウル特別市江南区新沙洞644−19)を訪れた。生マッコリがお勧めだが、中でも「蓮」1.5万Wが、女性では一番人気とか。とても飲みやすいそうです。サラサラしているとか。生マッコリは加熱処理していないため、乳酸菌が豊富で長期保存が効かない。店自慢の生の「柚子マッコリ」は1.2万W(約900円)で、お酒に弱い女性に特にお勧めだそうです。

●論○洞
 「ソレ」(住所:ソウル特別市江南区論○洞183−4)を訪れ、豚の皮(コブテギ)料理に初挑戦する。プルンプルンの「豚の皮」1.1万W(約850円)がでてきました。謎のガムだと言ってました。ソウルの女性は豚の皮を大量に買っているそうです。

●宿泊
 ホテル・マリオット「Marriott Executive Apartments Seoul 」を訪れ、部屋を紹介した。「Studio Apartment 」24万W(約1.8万円)。

●ドガニ
 「白松(パクソン)」(住所:ソウル特別市鍾路区益善洞115)1泊を訪れ、お肌にいいプルプル料理「ドガニ」に挑戦するが、コラーゲンがいっぱい入っているという。ドガニとは牛の軟骨や筋などのこと。牛の○骨などを9時間煮込んだスープ。牛の骨などを9時間煮込んだスープ。「ドガニタン」は1万W(約750円)。ドガニはガムみたいな感じだそうです。ドガニは柔らかく口の中で解けてすぐになくなってしまうとか。美肌料理(ソウル特別市永登浦区汝矣島洞28−3)を食べた。

●カロスキル
 カロスキルという町は、個性的なブランド店が多い。「The SPICE」(住所:ソウル特別市龍山区漢南洞729−45)のオーナー・シェフは、エドワード・クォンで、7つ星ホテルのシェフを経験している。美肌にいい料理を作ってもらった。「フォアグラのさっぱりレモン・オイル・パウダー」。「果物を包みこんだプロシュート」。「トリュフソースをかけた若鶏のコンフィ」などがある。

●南山公園
 パワースポットとして南山公園を紹介。終戦前の朝鮮時代から風水的に重要な場所として、神を祀る祠があった聖地である。


テレビ番組「世界びっくり旅行社 2010夏休み 特別営業スペシャル」

 2010年8月17日放送。司会は児玉清、黒崎めぐみ、タカアンドトシさん。ゲストは富士真奈美、山口智充、温水洋一、国仲涼子さん。NHK製作。

 世界遺産は現在911件。その中に住むことができる場所がある。モロッコのアルト・ベン・ハドウ、オランダのキンデルダイクの風車群、ウィーンのシェーンブルン宮殿の3・4階。イギリスのダラム城は学生寮。マテーラの洞窟住居などがある。

●クロアチア
 国仲さんがローマを経由してスプリトを訪れた。開放的な雰囲気が漂う。宮殿は東西215m、南北180mの中にある。今は宮殿の形をしていないが、1700年前の建設当時は立派な宮殿だった。時のローマ皇帝ディオクレティアヌスが建てた。高く聳え立つ壁に囲まれた宮殿で、皇帝がエジプト遠征から持ち帰った巨大な柱や、スフィンクス像まで1700年前のものがそのままの形で残ってている。皇帝の死後、廃墟となり人々が家を建てて住んでいる。現在1000人ほどが生活している。1979年にディオクレティアヌス宮殿は、世界文化遺産として登録された。
 ディオクレティアヌス帝はキリスト教を弾圧した。7世紀頃、皇帝から迫害を受けたキリスト教徒達が皇帝の棺を運び出し、教会にしたのが大聖堂。
 宮殿広場でコーラスが聞こえる。これはクラパというクロアチア伝統の男性コーラスで、「人々のつながり」という意味。壁に囲まれた宮殿は音がよく反響するので、様々なグループのクラパが歌っている。
 洗濯物が干してある。住んでいる人に出会った。宮殿に住みたいなら、住民同士の挨拶を知らないといけないという。「こんにちは」は「エヴァラ」、クロアチア語では「ドバルダン」ですが。イヴァン・ツルノゴラツさんが庭に水をまいていた。お家を訪問した。地下にはディオクレティアヌス皇帝が入っていたお風呂がありました。
 スプリト市文化財保護担当のゴラン・ニクシチさんは、宮殿がこれほど保存状態よく残っている理由はいくつもあるという。大きな地震がなかったこと。ローマ帝国時代の建築技術が高かったこと。人々が生活の場として大事に使ってきたから。
 物件探しを開始した。オーナーのリッカールド・マッゲッリさん。宮殿の中心で広さ150平方m、リビング、DK、2寝室、浴室、屋上テラスがついてメゾネット形式。1ヶ月の家賃は約27万円(1万7500クーナ)で、ここに決定しました。
 生活の場を知らないといけない。まずは銀行。身長と体重を通りで量っている人がいた。1回2クーナ(約30円)。食料品店、洋服屋、美容院、ネットカフェなどを確認。
 隣のクセニヤ・コヴァチェウィッチさんの家族から食事を誘われました。みんなで楽しく食事しました。クロアチアでは、何かいいことがあったり、いいことが長く続きますようにという時に、木を3回叩くことが習慣。木がなかったら頭を叩くそうです。
 クセニヤさんが話をしてくれました。宮殿は昔は貧しい人たちが住んでいた。以前は恥かしかったが、世界遺産になったので、自信が持てるようになったという。
 朝、宮殿近くの朝市に行く。毎朝午前8時から午後3時まで青空市場が開催されている。
 女性たちのクラパ・サークルが歌を歌っていた。国仲さんも誘われて、「ダルマティンカ(ダルマチア地方の女性)」という歌を一緒に歌いました。

●これから行きたい国別ランキング
 JTB調査で、1位韓国30.5%、2位ハワイ29.2%、3位アメリカ23.3%、4位フランス19.9%、5位イタリア19.4%、6位台湾、7位オーストラリア、8位中国、9位香港マカオ、10位スペイン。

●ソウル
 タカアンドトシさんが旅をした。韓国では自転車が大ブームだそうです。イ・ミョンバク大統領は自ら自転車に乗り、自転車の活用によってCO2排出抑制を掲げた。2012年までにソウルに207kmの自転車専用道路を計画すると発表した。これで自転車通勤する人も増えた。水踰駅前の最新の駐輪場は1ヶ月約560円(8000W)。無料で使える空気入れスタンドも数多く備えた。急なパンクなどにも備えている。汗をかいた人のための無料シャワー室まである。
 高麗大駅自転車ロッカーは無料など、自転車を取り巻くサービスが韓国では充実している。
 漢江沿いにあるヨイドのレンタル・サイクルにやって来た。ここは1時間3000W(約210円)。観光客はパスポートが必要。漢江沿いにはおよそ70kmの自転車専用道路が整備されている。50代から70代の女性の集団がツーリングしていた。お勧めは盤浦大橋だという。噴水が2時間毎に20分間噴出します。橋の中にも自転車専用道路が整備されている。夜にはライトアップされていて、若者に人気。
 疲れたので、電車に乗ろうという。何と日本語で表示できて、初乗りは900W(約63円)。ソウルの地下鉄では自転車の持ち込みが無料。但し、中央線は平日の午前10時から午後3時と、午後8時以降。週末・休日は終日可能。他の地下鉄ではまだ日曜と祝日のみ。また持ち込みが可能なのは、自転車マークのついている先頭と後方の車両のみ。

 自転車は置いて、京東市場に行く。スタミナ・ジュース専門店の店主イム・ジュンヨンさんと挨拶。夏ばてに最高の黒汁(くずの根ジュース)1000W(約70円)をいただいた。かなり苦いようです。次は青汁(やくも草のジュース)1000W(約70円)。
 市場の中で韓国のりを作っているお店があった。できたてを食べて購入。1袋2000W(約140円)。
 自転車にまた乗る。市内は自転車専用道路はわかりやすくなっている。大漢門での衛兵?の交代式?も楽しめました。
 昼食にする。ナクチ・ジョンゴル(タコ鍋)2人前で3.5万W(約2450円)。韓国では夏ばて解消の料理として、昔からタコが食べられてきた。タコにはタウリンや鉄分などの栄養素が多く入っていて、スタミナ増進に効果があると言われている。最後に韓国のり、キムチ、ゴマ油、ご飯を入れておこげご飯にしてくれました。

 明洞に行く。サボテンビルの中の「韓医院エステ」に行く。漢方と東洋医学を取り入れたエステ。呼吸できる形にして、顔を布で覆い、顔の上にタオルを置いてガソリンをまいてから、火をつけた。「火酒エステ」10万W(約7000円)。院長のキム・ジョングォンさんの話では、これを先にすると後のパックが効果的だという。「マッコリパック」10万W(約7000円)、「キュウリパック」10万W(約7000円)。
 ソウル市内では、観光客のために名所を巡る観光用自転車専用道路を計画中です。
 文化体育観光大臣のユ・インチョンさんは、車中心に道路を作ってきたが、これを考え直さないといけないという。また自転車を使うと健康によいという。病院に行く率も下がるという。日本では自転車普及率は70%だが、韓国は20%にも満たない。大人の人でも乗れない人が多い。
 ソウルのラブ・スポットはNソウル・タワーだという。途中まで自転車で行って、途中からは南山ケーブルカーで向かう。往復で7500W(約525円)。錠前が多くかけてありました。

●ロサンゼルス/ハリウッド
 2010年10月からロサンゼルスへは羽田空港からもいけるようになる。温水さんが「謎解きレース・ツアー」に参加しました。
 ハリウッドの有名な壁でいろいろな俳優を見ていると、マリリン・モンローとジョニー・デップのそっくりさんが登場。
 「謎解きレース・ツアー」のスタートは「ハリウッド・ボウル」ここはアメリカで一番大きい野外音楽堂。このツアーは謎を解きながら、名所が巡れるツアー。2人以上のチームで参加し、ゴールまでの速さを競う。大人1人69ドル(約6000円)。優勝チームには記念メダルと賞品が与えられる。
 「Misshon 1 」はチーム番号の付いたピクニック・テーブルを捜せ。次の行き先はそこにある。
 「Misshon 2 」は「ジャッキー・チェン+TH」。「食べる+ER」のヒントからハリウッドの名所を解け。次の行き先はそこにある。これはチャイニーズ・シアターだとモンローさんが答えを出した。そこは前庭にスター200人以上の手形やサインがある映画館。
 「Misshon 3 」は、10人のスターの名前の付いたシールをもらう。シールを指定された指に貼り、そのスターの手形に合わせる。ジョージ・クルーニーの親指はCをさしていた。マット・デイモンはT、クラーク・ゲーブルは。。とやっていくと、Civic Center という答えになった。地下鉄で移動。地下鉄の禁止事項を参考にした謎解きもそこにあった。次の行き先は angeles flight となった。これは全長91mの短いケーブルカーで、1901年に運行を開始した。次はウォルト・ディズニー・コンサートホール、中央図書館、グランド・セントラル・マーケットと次々と謎を解いた。次はコダック・シアターで、ここは毎年アカデミー賞の授賞式が行なわれる劇場。柱には過去の受賞作の名前が残されている。最後の謎解きはこの柱を使う。ゴールはラッキーストライクというボーリング場だと判明。ゴールしたが、最下位でした。

 グルメ情報。長い列の先にはトラックがある。これはフード・トラックといってトラックの屋台。ホットサンド・グリルド・チーズのお店が人気。「ベーコン&アボカド入りで、7.75ドル。注文を受けてから焼いてくれる。別の屋台での一番人気は、メキシコのタコスを韓国風にアレンジした「韓国風タコス」6ドル。

 ロサンゼルス公衆安全警察のハビエル・バラガンさんが説明してくれました。公園内、ビーチ内、子供の遊び場、運動場、ピクニックエリアでの喫煙は禁止(ロサンゼルス市条例第3条0344項)。喫煙が禁止されているプライベートな空間は「18歳以下の子供が乗っている車の中」。違反した場合は、最高100ドルの罰金。

 ダウンタウンも楽しむ場所が増えてきた。ウォルトディズニー・コンサートホールやミュージック・センターなどができた。ダウンタウンの社会派ツアーに参加。現役ギャングの活動地域内を巡るツアーで、ギャングによる治安の悪化はロサンゼルスの大きな問題。これをみんなに知ってもらおうと始めたのは、元ギャングの面々。隔週土曜日に開催し、参加費は65ドル。親子などの参加者も多い。主催者のアルフレッド・ロマスさんがガイド。まずはロサンゼルス郡刑務所で、世界最大の刑務所。常時2万人以上が収監されている。ちなみにパリス・ヒルトンもここにいました。
 次はロス暴動が起きたフローレンス通り、ワッツ・アートギャラリー、ワッツ・タワー、ロサンゼルス・リバー・レッド、メトロポリタン留置所、ピコユニオン・グラフィティ刑務所。次はバスを降りて、タギング観賞をした。タギングとは、スプレーペンキで描く落書きの一種。タギングはギャングの縄張りの印なので、これが多いということは、ギャングとの関わりが強い場所ということになる。

 サンタモニカに行く。びっくりレストランに入る。中は薄暗い。さらに奥は真っ暗。真っ暗な中で食事をするレストラン。暗闇レストランのマネージャーのクリストファー・リンチさんは、味だけに集中してもらえるように真っ暗にしたという。毎週、金曜と土曜だけの営業で、コース料理のみの99ドルで、完全予約制です。味の評判はよく、予約はいつも一杯。このレストランはスタッフに全盲者を採用するなど、障害者の職場作りにも努めている。

 有名スターなりきりツアーに参加。このレストランから出てくると、3人がカメラで写真を取りまくり、一人がボディガードしてくれました。スタンダード・コースが1時間350ドルで、カメラマン3人、オリジナルTシャツやレストランなどのクーポン券付き。


テレビ番組「恋するソウル 8/8日」

 2010年8月8日放送。押切もえ、近藤しづかさんがMC。ゲストは節約美容研究家の相沢まきさん(30歳?)。一部、八代真生、増田英彦さんも出演。

●足つぼマッサージ
 「ボディ・アンド・ソウル」(住所:ソウル特別市廣津区華陽理3−2の3階)。足つぼマッサージ40分、2万W(約1500円)。
 地下鉄で移動するが、タッチパネルで日本語も表示できました。保証金というのがあるが、下車した駅でプラスチック製のキップを返却すると500Wが戻ってくるというシステムがある。

●グルメ
 地下鉄の駅「シティ・ホール(市庁)」で下車。「チンジュ会館」(住所:ソウル特別市中区西小門洞120−35)で、ソウルの夏の風物詩「コングクス」8500W(約650円)を食べる。この店は創業48年の老舗で、最盛期の夏には、450席が満席になるという。韓国大統領のイ・ミョンバク氏もこのお店のコングクスのファンで、??で食べに来ているという。コングクスとは大豆を使った麺の美肌麺(豆乳麺)のことで、キムチもついてくる。具はなく真っ白。あっさりしているそうです。ジャガイモのビシソワーズみたいな感じとか。店長の話では、お肌の張りや、老化防止にいいそうです。

●コスメ店
 明洞に行く。マニュキュアが店頭で700W(約56円)で売られていた。100円ショップよりも安い。「BEAUTIPLEX 明洞店」(住所:ソウル特別市松坡区新川洞7−12)では、動物の格好をした「アニマル・マニュキュア」5000W(約375円)がソウルで大ヒット中とか。日本語の話せる店員が説明してくれました。日本でも人気の化粧品「マスクパック・ジャーマル?」は、新大久保だと1枚105円程度らしいが、ここでは1枚約20円。6パック(60枚)で約1250円でした。韓国ならではの「高麗人参」版もあります。レジでは無料サンプルのおまけもたっぷりとつけてくれました。言うとでてくるそうです。
 今回はマスクパック60枚、BBクリーム、アクアパウダー、ヨモギ????、リップグロス、マニキュア5個、アニマルマニキュア2個、??の化粧品8種類を買って合計59300W(約4450円でした。

●ファッション
 アクセサリーの店「J・STORY」(住所:ソウル特別市麻浦区西橋洞345−22)。イヤリングなどが3000W(約240円)程度でズラリ。激安ピアス1.5万W(約1200円)を2個で2000円にしてくれと店員に頼みました。店員さんは笑いながら涙目でOK。ピアス4点セット3.1万W(約2350円)。
 他の店でも「ワンピース&ハット」5.8万W(約4350円)、「サンダル」2.8万W(約2100円)を購入。

●お土産
 スーパー・マーケット「HOME PLUS 蚕室店」(住所:ソウル特別市松坡区新川洞7−12)に行く。相沢さんは、海外に来た時は必ずスーパーに立ち寄るという。免税店よりも安いという。激安の韓国のりは、16パック入って3980W(約320円)。他にもトウモロコシ?、ホット・グミックス、ミスカル、コデュシャン?、干しイカのコチュジャンあえ、キムチ、インスタントラーメンで合計35830W(約2700円)でした。

●Nソウルタワー
 1975年に完成した。韓国では「高いところに神が宿る」といわれているため、高台に建造された。展望台からは市内が一望できるので、観光客に人気。


テレビ番組「旅サラダ 2010年8月7日は中村玉緒さんで韓国」

 2010年8月7日放送。8月3日時点のレートは、1ウォン=0.07円で計算してあります。中村さんは4泊5日で5kg太ったそうです。

●ソウル
 ソウルへは、羽田から大韓航空で2時間半。韓国の人口の5分の1のおよそ1000万人が住んでいる。

●明洞
 ソウルの中心地にあり、一番のショッピングタウン。通りを歩いていても、IKKOさんの看板の化粧品のお店や、ヨン様の看板のあるお店などが並ぶ。特に格安コスメ、カジュアル服、靴、メガネのお店が目立つ。コスメストリートと呼ばれているエリアもある。流行の商品が充実していることから若者に人気。他にもグルメやエンターテイメント施設など、ソウルの最先端がなんでも揃っている。
 「カキ氷」と日本語で書いてあるかき氷の専門店「アイスベリー」(住所:ソウル市中区明洞2街50−6の2F、電話:+82-2-777-7709 )に入る。韓国の学生の間で人気のお店で、1999年にオープンした韓国初のフルーツ・ピンスの専門店。今回は「チェンバンピンス」8000W(約560円)を食べたが、これは一番人気のメニューで、真中に大きなソフトクリームがのっている。2人で分けて食べるのが韓国流。このお店が韓国内に「パッピンス(かき氷)ブーム」を引き起こしたと言われており、今では各地に店舗がある。パッピンスは韓国を代表する夏のおやつとして大人気。日本の一般的なカキ氷と違って、果物やアズキ、ソフトクリームなどを混ぜて食べるのが特徴。

 夜は焼肉の「ポドゥナムチプ」(住所:ソウル市瑞草区瑞草洞1340−5、電話:+82-2-3473-4167、営業時間:11:30〜22:00 )に行く。1977年創業、韓国産の牛肉にこだわる人気の老舗焼肉店。玉緒さんファミリーもお気に入りのお店で、今年5月にも来店している。特に人気なのが骨付きカルビ。担当はキム・ジンヨンさんで、日本語もいけます。10種類のタレをつけていただきます。「味付けロース(150g)」4.2万W(約2900円)、「骨付きカルビ(150g)」4.2万W(約2900円)などいただきました。
http://www.budnamujip.com/

 宿泊はいつもと同じ「ロッテ・ホテル・ソウル」(住所:ソウル市中区小公洞1、電話:+82-2-771-1000 )で、明洞の中心にあり、百貨店、免税店が隣接している、1979年開業で、2007年に全室リニューアルした日本人に人気の高級ホテル。館内には、ちょっと珍しいマッコリ専門のバーもある。今回は、「ラグジュアリー・スイートルーム」で1泊100万W(約7万円:税・サ別)。
http://www.lottehotel.com/

 このホテルで人気なのが、マッコリ・バー「ボビー・ロンドン・アメイジング・マッコリバー」。日本でも目にする生マッコリ、黒豆マッコリなどオーソドックスなものだけでなく、イチゴ・メロン・パイナップル・紅芋などフルーツ味のカクテルを楽しめるマッコリ専門のバー。「マッコリ(全7種)」グラス1万W〜(約700円〜)。
 ホテルに隣接して免税店街がある。

●南山
 「Nソウル・タワー」(住所:ソウル市中区会賢洞1街、南山公園内、電話:+82−2-3455-9277 )に行く。高さ236.7m、南山(ナムサン)の頂上にそびえ立ち、ソウルのシンボルとも言われる。ケーブルカーで5分で頂上に到着した。ケーブルカーからの景色もいいです。料金は、南山ケーブルカーが往復で7500W(約530円)、展望台入場料8000W(約560円)。
 1969年にテレビやラジオを首都圏に送信する韓国初の電波塔として誕生し、現在まで全国約50%の世帯に電波を送信し続けている。展望台(標高480m)からはソウル市街が一望でき、特に夜景が美しいため、ソウルっ子のデートスポットとして親しまれている。恋人たちが南京錠を使って愛を確認するという人気スポットでもある。またタワー下に広がる南山公園も含め、数々の韓流ドラマのロケ地として登場しており、多くの観光客が訪れる韓国の有名スポット。
http://www.nseoultower.co.kr/

●江南
 スパ「ヴィシー・デイ・スパ Vichy day spa 」(住所:ソウル市江南区C潭洞88−20の4F、電話:+82-2-3443-6776、営業時間:10:00〜翌日6:00、定休日:年中無休 )に行く。韓流スターも数多く訪れる人気のスパ。今回日本のテレビ初登場。今回は、「足マッサージ」60分6万W(約4200円)。ピョン・ジュヨンさんが担当でしたが、イ・ビョンホンさんが来ると言っていました。お風呂の色がカラフルに変化していました。他にも、エステメニューも充実しており、料金もリーズナブル。
http://www.vichyspa.com/

 韓流スターショップ「スター・アベニュー」(住所:ソウル市松坡区蚕室洞4001、ロッテワールド・アドベンチャー南門1F、電話:+82-2-411-0050、営業時間:10:00〜21:00、定休日:年中無休 )に行く。入場料は1万W (約700円) 。2009年7月、ロッテワールド(遊園地)の中にオープン。韓流スターの愛用品や衣装や台本などを展示したブースや、ドラマのセットを再現したスペースがある。ほかにも、グッズショップや体験型のアトラクションもあり、韓流ファンに人気のスポット。アトラクション「ムービースター」は中に入って韓流スター(等身大の看板?)と写真が撮れる。料金は6000W(約420円)。このブースは日本人観光客に大人気だそうです。
http://jp.lottedfs.com/staravenue

●鐘路
 「昌徳宮(チャンドックン)」(住所:ソウル市鐘路区栗谷路99、電話:+82-2-762-9513、開館時間:9:00〜18:00(11月〜2月は 〜17:00)、休館日:月曜日)に行ってみた。観覧料は、大人3000W(約210円)。1405年に朝鮮王朝の離宮として建てられ、王室が使用した日用品などが展示されている。壬辰倭乱(文禄・慶長の役)で焼失し、1609年に再建された後、300年間正宮として使われた。そのため韓国五大王宮の中では最も保存状態がよく、1997年にユネスコ世界文化遺産に登録された。王座の作り方は中国のものに似ていました。
http://www.cdg.go.kr/

●大門区
 カニ料理の店「イルミ・カンジャンケジャン」(住所:ソウル市東大門区長安二洞367−4、電話:+82-2-2242-4338、営業時間:24時間、定休日;年中無休)に行く。カンジャンケジャンとは、新鮮な生のワタリガニを、生のまま醤油ベースのタレに漬けてまる2日間熟成させた韓国の家庭料理「カニの醤油漬け」。「カンジャンケジャン」2〜3人前で6万W(約4200円)。社長のハン・チュンサンさんが説明してくれました。足の部分は両手で絞りだすようにして、身を吸う感じで食べ、甲羅の部分にはごはんを入れて、カニ味噌とかき混ぜて食べる。この甲羅ごはんが病みつきになるため、韓国では「ごはん泥棒」ともいわれている。イルミは、店の前に大きな水槽があり、いつでも新鮮なカニを提供している。


●済州島
 「東門市場」(住所:済州島済州市一徒1洞周辺、電話:+82-64-752-3001、営業時間:7:00〜19:00(店舗により異なる)、定休日:旧正月、秋夕(韓国の旧盆))に行く。島の北部、済州市にある済州島最大規模の市場。総面積は約2.5万平方mで、海産物、肉、青果、衣料、雑貨など、656の店舗が軒を連ねる。「済州島の台所」と呼ばれているが、島の入口となる済州空港から車で約10分という便利なロケーションで、地元の人だけでなく、観光客も数多く訪れる。中でも海産物が豊富。
 市場の中には店頭で買ったものをその場ですぐにさばいて調理してくれる場所もある。今回はイカを購入し、イカソーメンを作ってくれました。

 海では海女さんが漁をしていた。漁が終わった海女さんに話を聞いた。ウニが多い。さざえ、あわびなどがありました。一番年配は67歳でした。その場所のすぐ横にあるレストランに行った。
 海産物レストラン「海女の家」(住所:済州島西帰浦市大靜邑上?里1670、電話:+82-10-5270-6116、営業時間:11:00〜20:00、定休日:旧正月、秋夕(韓国の旧盆))に行く。目の前の海で海女さんたちが獲った新鮮なアワビやウニを、調理してくれる食堂。特にこの季節は、貴重な天然物のアワビが味わえる。「ウニとアワビの盛り合わせ」15万W(約10500円)。「アワビ粥」1万W(約700円)。お店のホ・ツンスンさんが説明してくれました。色がついているのは、新鮮なアワビ粥には肝が入っているため。

 海にヨットででてみた。「シャングリラヨット」(住所:済州島西帰浦市嗇達洞2950ー5、電話:+82-64-738-2111 )の白いヨットに乗る。済州の海を豪華ヨットでクルージングできるツアー。柱状節理を間近で見たり、船の上で釣り体験をすることができる。料金は、「プライベートツアー(120分)」で5人貸切で70万W(約4.9万円)。
http://www.y-tour.com/
 海から見えるのは、「柱状節理」(住所:済州島西帰浦市中文洞2663−1、電話:+82-64-738-1532 )で料金は大人2000W(約140円)。船長のパク・ジョンキュさんが説明してくれました。節理とは火山岩や溶岩、溶結凝灰岩が海に流れこんで急に冷えたことによって出来たもので、断面の形が六角形または三角形の長い柱状になったもの。特に中文観光団地の西側にあたる1.75kmの大浦海岸沿いの絶壁には、この柱状の節理が続き、大自然の彫刻と呼ばれる絶景が見られる。済州島は約120万年前に火山の噴火によってできた島。

 宿泊は、「ロッテホテル済州」(住所:済州島西帰浦市穡達洞28102−4、電話:+82-64-731-1000 )。韓国スターや、イ・ビョンホンが主演した「オールイン」のロケ地として有名。2000年に中文観光団地内にオープンした巨大リゾートホテル。館内には免税店やカジノ、各種レストランやプールなど、ホテルの中だけで1日過ごしても飽きない、アミューズメント施設のようです。 今回は「シャーロッテ・ルーム(オーシャンビュー)」で1泊55万W(約3.9万円、税・サ別)。
http://www.lottehotel.com/

 チェジュ国際空港からセスナで飛び出した。空からしか見えないものを見に行く。世界遺産「城山日出峰(ソンサンイルチュルボン)l(住所:西帰浦市城山邑城山里104、電話:+82-64-784-0959、入場時間:日の出〜日没 )は、入場料2000W(約140円)。これは済州島の最東端の海岸線にある海底火山の噴火でできた噴火口。火口の直径が600m、突き出た形の周囲約1.5kmの寄生火山。およそ10万年前にできた巨大な噴火口は、高さ182m、面積は8万坪、東京ドームが5個半入る。昇りかかる太陽を一番早く見られることから日出峰と呼ばれるようになった。海抜182mの頂上にある噴火口の内側には広大な草原が広がっているが、地上からは見ることができず、今回のように空から眺めるのが一番分かりやすい。


テレビ番組「恋するソウル 7/4」

 2010年7月4日放送。押切もえ、近藤しづかさんが司会、ゲストは長谷川理恵さんで1泊2日の旅をした。テレビ東京製作。

●ソウル
 世界遺産「昌徳宮」の敦化門はソウルに来たという感じ。1405年に李朝三代・太宗によって建設された宮殿。
 街の人が散歩するには、「三清洞」がいいという。山・水・人柄の3つが素晴らしいという意味の街で、伝統的な住居群がソウルの美を感じる人気エリア。
 日本語で「甘酒あります」と書いてあるお店に入る。甘酒「シッケ」1500W(約115円)。テイクアウトのコーヒーのような感じでストローで飲みます。
 靴屋さん「Shupang」(住所;鐘路区昭格洞109)に入る。全てが手作りのオリジナル商品。韓流スターも来るとか。気に入ったのはヒール(ダブルショット)12万W(約1万円)。
 次は「RESURRECTION」(江南区驛一洞62−39)に行く。奇抜なデザインで若者に人気がある。デザイナーのイ・ジュヨンさんがレディ・ガガ、マリリン・マンソン、ブラック・アイド・ピースなどの名前を挙げた。理恵さんも1つ購入しました。

 「カフェ・インサドン」(住所:鐘路区貫勲洞196−5)で、お客がみんな飲んでいた、韓国の伝統的な飲み物「ミスカル」7500W(約550円)を注文した。これは穀物を中心にした米、蕎麦粉、麦、黒豆、玄米などを配合することによって、体によい美容健康ドリンク。地元の人に聞いてみると、便秘に効果があるそうです。
 「京東市場」へミスカルの材料を買いに行った。あるお店には30種類以上の穀物が並んでいた。市場で買った雑穀は近くのお店で、乾燥させたり、煎ったり、すりつぶしたりして、粉状にする。デパートなどのミスカル・コーナーでは簡単に材料が手に入るそうです。カフェで出会った女性のお宅を訪問して、ミスカルを作ってもらった。飲みやすいように牛乳を入れてありました。毎日飲むそうです。お母さんは日本語が話せました。クッキーもいただきました。

 宿泊は世宗ホテル。日本語が話せるスタッフが常時いる。


テレビ番組「アジアナビ ソウル」

 2010年5月23日放送。金城典子さん(在歴7年)が案内。旅チャンネルJIC製作。

●ノヨンドン
 美味しいお店が多いことで有名。ノンヒョン駅前の大通りを1本入った下町の雰囲気が濃くたちこめる場所にある焼肉のお店「セマウルシッタン」(ソウル市江南区論○洞164−12(○は山へんに見))。お店に入って眼につくのは、お肉を切っている包丁台。「その日に食べるものは、その日の朝に配達されたものしか出さない」というのが主義。一番人気は「練炭プルコギ」1人前7000W(約420円)。薄切りの豚肉をコチュジャン・ベースのタレに漬け込んである。1枚ずつ焼くと肉が乾燥するので一度に焼く。一度において焼く方が美味しいそうです。少し辛いそうです。サンチュなどの野菜も豊富で、まずはキャベツに包んでいただく。辛いのが苦手な人にお勧めなのが「塩焼」1人前7000W(約420円)。お勧めは「7分豚キムチチゲ」1人前5000W(約300円)。ご飯に混ぜて食べても美味しいように、7分間煮込んだ後に、ハサミで徹底的に切ってくれます。酸味の効いたキムチを使っているそうです。お店は24j機関営業。

●カンジャン市場
 東大門市場の西にあり、100年近い歴史のある市場。市場内には食べ物の屋台がズラリと並ぶ。
 入り組んだ細い路地がある。ユッケのお店がズラリと並ぶユッケ通りがある。最も人気があるのが「チャメチッ」(ソウル市鐘路区鐘路4街177、電話:02-2274-8344, 02-2272-3069、営業:8:30-23:30)創業35年余りで、この通りの元祖のお店。お店の店先には冷蔵庫があり、お肉はその日に入荷したもので、その日だけ使用する。夕方以降だと常に満席状態となるが、回転率がいい。ユッケは1万W(約600円)。細く切った梨の甘味と生肉が絶妙。「生レバー。センマイ刺し」は1万W(約600円)。ユッケ丼は5000W(約300円)。このお店の2軒隣に「チャネチッ1号店」もある。

●イテウォン(梨泰院)
 外国人がたくさん集う街。買い物の街としても有名。大通りから1本入った路地にはオシャレなカフェが建ち並ぶ。大人気の「My Chelsea 」(ソウル市龍山区梨泰院116−7、営業時間;12:00-翌2:00?)。店員は男性で恰好いい人が多いとか。このお店の人気の秘密をオーナーのホン・ソクチョンさんに聞いてみた。この人は映画でとても有名なタレントだそうだ。映画「マンマ・ミーヤ」の影響を受けてインテリアや内装に関わったそうです。料理は女性好みのパスタやサラダ、ピザなど、ブランチのセットなどを用意しているそうです。男性スタッフの採用基準は顔にしているとか。この人のお店は5軒あるが、全て恰好いい人だとか。タレントなので、韓国の有名なタレントもやって来るとか。イ・ビョンホン、ウォンビン氏など。「エンジェルハート・チキン&ライス」1.1万W(約660円)。「グリル屋際の盛り合わせ」9000W(約540円)。「ゴルゴンゾーラ・チーズのピザ」1.5万W(約900円)。「アイスクリーム・ワッフル」1.2万W(約720円)。
 近くにオーナーが経営する中国料理の店「My China 」やタイ料理の店「My Thai 」などのお店が5軒集まっている。

●梨泰院近くのエステ
 「イヴ汗蒸幕」(ソウル市龍山区漢南洞110−1、営業時間:9:00-23:00)は女性専用。入口を入ると日本語で挨拶。入場料は1.5万W(約900円)。韓国伝統の雰囲気を取り入れ、ロッカールームやパウダースペースなど女性専用ならではの細やかなサービス。休憩スペースもある。内部は日本語で表示されていました。
 基本コース90分8.2万W(約4920円)を紹介。まず、汗蒸幕で、高温のサウナなので、頭から麻の布をかぶって中に入る。休憩を入れて何度か入ることにより新陳代謝が活発になる。「黄土炭火釜室」もサウナ。黄土による遠赤外線により体が芯から温まり、流れる汗と共に老廃物や毒素が排出される。天井は殺菌効果のある炭でできている。血行促進や冷え性の解消になる。次は浴室の中で、浴槽は漢方風呂、緑茶風呂、ハーブ湯の3つ。浴室にも2種類のサウナがある。「宝石ミスト・サウナ」では宝石のパワーがあり、「ゲルマニウムサウナ」で、様々な漢方の入った袋があり、肩こり、冷えなど症状によって使う。あとはアカスリ。
 基本コース以外にオプション・メニューも豊富。「経路マッサージ」50分8万W(約4800円)はツボを刺激する。その他「よもぎ蒸し」「コラーゲン・パック」などがある。
 「チマチョゴリ撮影」は2万W(約1200円)。

●ノリャンジン(鷺梁津)
 ノリャンジン駅から徒歩5分にソウルで一番大きな水産市場がある。「鷺梁津水産市場」。まず貝、たこ、タコの足、かに、あわび、牡蠣など。お店で刺身にしてくれる。また1階で買ったものを2階で料理してくれる。アンコウ6人分くらいが2万W。エビ1万W。あわび1つ5000Wを3個1.3万W。カキ1皿5000Wと2000Wのホタテ3つを7000Wで購入。2階のお店は「ファンジェフェヤンニョムチッ」(営業時間;10;00-24:00)にほ日本語ができる店員さんがいる。基本チャージとしてサンチュなどのセットがついて、一人2000W(約120円)。あとは鍋の大きさによって4−5人なら1.3万W、3人なら1万W、2人なら7000Wなど。

●明洞でメガネ
 メガネの店「ビエンナ・メガネ」(ソウル市中区明洞2街31ー7、営業時間:月曜〜土曜は9:00-22:00/日曜10:00-22:00)は人気が高い。日本人観光客やリピーターに根強い人気。メガネの品揃えが多く、オリジナル・メガネはレンズ代込みで3万W〜(約1800円〜)。キム・ダンさんなど日本語がうまい人が多い。

●ヨジュ・アウトレット
 ヨジュ・アウトレット・ツアーがある。2名以上で催行。一人10万W(約6000円)だが、人数によって値段は変わる。ホテルの前まで迎えに来てくれます。1時間半かけて高速道路で山の中のヨジュに向かう。
 ヨジュ・プレミアム・アウトレットはアメリカの雰囲気。日本語のパンフレットもくれます。集合時間までの3時間、買い物が楽しめる。グッチ、バーバリー、コーチ、セリーヌ、ロイヤル・コペンハーゲンなどのお店があり、かなり安かったそうです。
 Bean Pole は韓国で人気のブランド店。このお店はソウル市内ではセールをしないお店として有名で、年に1,2度するくらい。でもここでは50−60%引きです。セーターも24万Wが半額になります。男性用のデニムが60%オフで6.7万Wとなる。10万Wのシャツも50%オフでした。子供服は40%オフなど。帽子などもありました。
 韓国ブランドのEXRはスポーティでオシャレな洋服。普段着でも使えるもので7万W程度から値引き。Tシャツ類が豊富でした。
 アウトレット内にはフードコートやカフェも充実している。仕立てなおしもできるそうです。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん ソウル」

 2010年5月22日放送。

●ソウル
 日本から毎年200万人以上の人が訪れる。人口1000万人以上の韓国の首都。
 100年以上の歴史をもつクァンジャン市場に行く。今回は裏路地に行く。生の肉を混ぜているお店が多い。ここはジャメチプなどのユッケのお店が多いことからユッケ横丁とも言われている。40年ほど前に1軒のユッケ専門店がオープンしたのが始まりで、今は7軒あるがどの店も満員。今は不況なので量を多くしているが、1火と前1万W(約800円)。

 ビジネス街のドサンロに行く。ビルの前にトレーラーが留まっている。「メッドル・ソバ」は、韓国の食品会社が1ヶ月前にオープンしたばかりの日本蕎麦の店で、トレーラーみたいなのはソバをひく自動製粉機。店長は日本で修行した。すべてのメニューで二八そばと十割そばが選択できる。オリジナルの「コチュジャンそば」もある。二八が7000W(約560円)、十割が1万W(約800円)。

 中心部のジュンロに行く。「JUMP」を観るためにチケットを購入する人が並んでいた。JUMPはテコンドーや東洋武術を取り入れたエキサイティングな人気の舞台。2003年に始まり、年間30万人の観客を動員する。ストーリーはコメディ・タッチでとても面白い。セリフはほとんどないので、外国人が観ても楽しめる。毎日上演しており、R席が5万W(約4000円)、S席4万W(約3200円)。

 道路を歩いていると、銅色のダビデ像があった。店内には欧風の装飾品が並ぶ。ジルトクという韓国の天然石から作った住宅建材を中心に扱うお店。エコブームのおかげで富裕層の人に人気。

 若者でにぎわう街シンサドンに行く。オープンカフェが目につくが30軒以上もある。「ダルピッスルダム」というお店は半年前にオープンした。イ・ソンヨプさん(23歳)が紹介してくれたのは、おすすめドリンク「山いちごのマッコリ」1.2万W(約960円)。今ソウルではマッコリが大ブーム。このマッコリは飲みやすいので、女性に人気がある。これに合う料理は「茹で豚とポッサンキムチ」2.9万W(約2320円)。

 新婚さんの朝ごはん。街の西側にある高層アパートに住むド・レミさん(28歳)が作るのは、1品目「牛肉と大根のスープ」。大根を薄くスライスし、さらに賽の目状にする。ボウルに牛肉、きざみにんにく、ネギを加え、醤油を一回し、塩胡椒、ごま油を入れてしっかりと混ぜる。鍋に移し、大根と一緒に軽く炒める。肉に火が通ったら、水を加え、中火で煮込む。
 2品目「イカと野菜のピリ辛炒め」。イカを食べやすいように隠し包丁を入れてから一口大に切る。黄色、赤色、緑色のパプリカも同様に切る。辛いのが好きな人用にはここで緑色の唐辛子を入れる。そのほかの食材もボウルに移し、たっぷりの粉唐辛子を加える。隠し味にハチミツをスプーン1杯入れ、もみこむ。強火でさっと炒め、イカに軽く火が通ったら、パプリカを加えて炒める。
 3品目「オデンの甘辛炒め」。オデンと呼ばれる魚のすり身を食べやすい大きさに切り分ける。水をはったフライパンで炒め、醤油を加え、スライスしたたまねぎと水飴を加え、刻み唐辛子を加えて炒める。


テレビ番組「にじいろジーン 世界まるごと見聞録 済州島」

 2010年5月22日放送。大韓航空で行きました。

●済州島
 韓国最南端の島。大阪府とほぼ同じ面積で人口約50万人。韓国の特別自治道として発展を続ける。200万年前に火山の噴火により誕生した。15世紀までは独立国であった歴史を持つ。今でも独自の文化や風習が残されている。その代表が島の守り神トルハルバンで済州島のシンボルとして愛されている。
 にじいろガイドはカン・ウナさん(28歳)。トルハルバンは新婚旅行で来た人たちにも人気があるという。鼻を触ると男の子、耳を触ると女の子を授かるという言い伝えがある。

 街の市場に行く。辛いスープにお餅を入れた「トッポギ」1人前約160円や韓国版のり巻き「キンパッ」1本約80円は屋台グルメの定番メニュー。タイ焼きと同じなのが「フナ焼き」4個約80円で、作り方も味も同じ。
 定番の焼肉も豚肉が基本。牛肉よりも人気があり、皮はコラーゲンがたっぷり。「サムギョプサル(黒豚)」は1人前約1100円。特に済州島は黒豚の産地としても有名。豚肉を野菜に包んで食べる。
 人気なのは、「アワビ粥」約800円や「アワビ釜飯」約1200円で、アワビが気軽にいただける。アワビの肝をすりつぶして混ぜているから黄色くなる。新鮮だからこそできる方法。アワビの肝をお米と一緒にゴマ油で炒め、香ばしさを引き出した後に、アワビと一緒に煮込む。おかずがたくさんついてくるのは韓国グルメの基本です。
 新鮮な海鮮をまるごと入れて作る「海鮮鍋」4人前約4000円が自慢。少し辛めの味噌を使っているのもポイント。たこやあわびやカニが生きたまま煮ていきます。煮すぎると美味しくないそうです。
 港から近くて刺身通りと呼ばれている通りがある。新鮮な魚は生で食べたいという。刺身で人気の魚は「サバ」約2000円や「太刀魚」約2400円など。刺身は辛味噌をつけ、チシャなどの葉にくるんで食べる。好みで生のニンニクをのせても美味しい。

 「天帝淵瀑布」など街を少し離れるだけで、自然の風景が広がる。「城山日出峰」は世界遺産に指定されている。そんな自然を楽しむために生まれた「済州オルレ」というトレッキングコースは人々に大人気。現在12のコースが設定されている。主催者は、コースを完走することが重要なのではなく、時間が空いた時に、気軽に行ければそれでいいそうです。
 港から船に乗り込んで、沖に出ると、潜水艦が登場。これに乗り換える。「チャギド潜水艦ツアー」1時間約3600円は済州島の名物。サンゴや魚がたくさん見えたそうです。こういうツアーが済州島に4箇所も存在している。40m程度潜るようです。沈没船もありました。

 韓国茶道が体験できるのは、「耽羅茶文化院」で、「お茶体験」は約2400円。まずお茶の色と香りを確かめて、その後に3回に分けて飲み干す。一般には緑茶が多く飲まれているが、済州島では、様々な薬草を使うkとも多く、日本ではあまり馴染みのないお茶を飲むこともできる。「菊花茶」や「桑葉茶」が紹介されました。
 済州島特産のお茶が飲める場所ということで、「French Kiss 」という建物に行った。こういう地元の喫茶店でも「五味子茶」1杯約280円を飲むことができる。済州島特産の黒五味子を1年間ハチミツに漬け込み、お湯で割って飲むもの。疲れた体を癒してくれる健康茶として、地元では古くから愛されている。五味子は「甘味」「酸味」「辛味」「苦味」「しょっぱさ」の5つの味があるという。

 美容スポットとしてサウナがある。ここのサウナは黄土で作られているから、特に人気があるという。黄土は砂漠地方から飛ばされ堆積した非常に粒子の細かい土で、遠赤外線反射が高い。「黄土サウナ」入場料約650円は韓流スターも多く通う大人気のスポット。また男女が一緒に入るため、服を着て楽しむのも韓国サウナの特徴。炭火を直接部屋に入れて暖めるので、300度になることもあるという。常連客を中心にこの部屋は大人気とか。慣れた人でも3分以上は入っておれないそうです。ヤケドをしないために、できるだけ肌を出さないのが基本だそうです。
 済州島ならではの美容製品があるのは、「済州国際コンベンションセンター」で、火山の岩から作られたオリジナル化粧品を販売する。特別自治道の支援を受けた済州島ブランド化粧品「REOROM」が市販している。火山岩には肌に潤いを与える成分が含まれている。3年前から研究を始めて、去年やっと商品ができたそうです。他の国の火山岩とも成文比較をしたけど、チェジュのものは優秀だったそうです。

 お勧めホテルは、「ヘビチ・ホテル&リゾート、チェジュ Haevichi hotel&resort 」で、室内外のプールをはじめ、様々のアクティビティを兼ね備えたチェジュ最新のリゾートホテル。コンゴミニアムタイプのスイートは6人まで泊まれて、49平方mでキッチンも完備。このホテルはチェジュで一番早く日の出が見られる場所にある。ヘビチは「太陽がさす」という意味。1泊54万ウォン(約4.3万円)。


テレビ番組「THE 世界遺産 済州島」

 2010年2月28日放送。

●済州島
 韓国のリゾート島。かつては最果ての流刑地として怖れられた時代もあった。今は映画やドラマの舞台、ハネムーンリゾートの定番として知られている。この島にはもう一つの顔がある。韓国で唯一の世界自然遺産の顔。遠い昔、火山活動により誕生した島だった。流れだした巨大なマグマはやがて冷えて固まり、柱状節理などの独特の風景を産んだ。溶岩が作り出した世界最大級の地下の洞窟がある。
 南北32km、東西73km。海岸に直接降り注ぐ滝は済州島の魅力の一つ。島民は石造りの家で暮らしてきた。屋根は碁盤の目のように縄で堅く結ばれている。壁など全て溶岩で作られたのは、この島が火山の島だったから。
 標高1950m、韓国最高峰の漢拏山(ハンナ山)。ハンナとは天に届くほど高いことを意味する。およそ200万年前、海底の火山活動により生まれた山は、噴火を繰り返し、今の高さになった。直径は550m。その周辺には側火山帯と呼ばれる小さな火山が360もある。側火山の周辺には洞窟がある。
 最大の洞窟が万丈窟。入口から1km進むと溶岩の柱が立ちはだかった。高さ23m。観光客はここまで入ることができる。その奥はどうなっているのか?今回別の縦穴から入ることが許可された。
 地底から出た溶岩流はまず冷えて固まる。その中をまだ固まっていない熱いマグマが流れ空洞ができた。これが溶岩洞窟で、溶岩トンネルとも呼ばれる。チェ・ドンウォン博士が説明してくれました。流れる溶岩の量が多い時は、壁の高い所に筋がつく。量が減ると、低い場所に跡が残るようになる。全長は13kmにも及ぶ。溶岩は地形によって様々な模様を描き、やがて冷えて固まった。30万年前の溶岩の跡が残っている。この島にはこのような洞窟が130もあるという。ほとんどが立ち入り禁止で、全貌は未だに明らかではない。
 伝説でも地底から3人の神が現れ、海から来た3人の乙女と結ばれたとある。それが済州島民の祖先であることが伝えられている。

 海に突き出す巨大な岩山。これもハンナ山の側火山の一つ「城山日出峰」。溶岩が固まって、その際にヒビができたのが、柱状節理。並び立つ岩は柱のようです。その断面の多くは六角形や五角形をしている。
 市場には取れたての魚介が並ぶ。その海では海女たちが働く。東南アジアに始まった海女漁ですが、今も残るのは日本と済州島のみ。主にアワビやサザエを取るが、お金になるのはウニ。1日に7万円ほどになるという。海底も溶岩が固まったもの。水深20m、ここにも溶岩洞窟があった。30年前に地元のダイバーが見つけた。溶岩洞窟は海の中ではできない。遠い昔、地上にあって、海に沈んだものと考えられている。

 島の北東部、このあたりの溶岩洞窟は少し変わっている。洞窟の中に白い筋が多く入っている。この一帯の溶岩洞窟の上には石灰質の土壌が堆積している。雨水で溶けた石灰質が洞窟に溶け出している。天井から垂れ下がるのは、まさに鍾乳石のツララ。「石筍」もできている。球体の洞窟真珠もある。まるで生物の体内のような奇妙な世界。

 島の各地に「トルハルバン」という石像をみかける。トルは石、ハルバンは「お爺さん」の意味。城邑民俗村には250年前に作られたものが残っている。13世紀、モンゴルの支配下にあった時に作られ始めたという説もある。ジャン・コンイクさん(78歳)は今も現役の職人。60年で作品の数は1万を越す。


テレビ番組「魅惑のフルーツ 世界柿ロード」

 2010年2月13日放送。政井マヤ、久本朋子、甲斐まり惠さんが案内。果物屋さんやスーパーにも多くの干し柿が並んでいる。世界には1000種類の柿がある。柿の学名は、Diospyros Kaki Thunberg。柿は日本、韓国、中国が原産とされる。TVQ九州放送製作。

●パリ
 朝市(マルシェ)で柿は売られていた。3個で2ユーロ。
 世界的なスキン・ケア・ブランド「クラランス Clarins 」のパリ本店。予約は1年先までいっぱいというカリスマ・エステティシャンのローズマリー・カスターノさん。「スープラ・シリーズ Soins Multi Intensifs 」には柿の果実エキスとクズが使われている。4年前に登場したシリーズです。

 セーヌ川に面した場所に人気のスペイン料理店「フォゴン Fogon 」がある。ミシュランにも掲載されている店で、名物料理はパエリア。オーナーシェフのアルベルト・エライスさんは6年前から店で柿料理を出している。レパートリーは10種類。薄くスライスした柿にショウガなどで味をつけ、カラスミをはさんでミルフィーユ仕立てにした。2品目は、帆立の貝殻にオリーブオイルのソースをかけ、薄くスライスした柿をのせ、生の帆立を柿のスライスではさみ、最後にキャビアとネギをトッピング。3品目は柿をくし切にして、タラの塩漬、生野菜、オレンジと和える。これはとても美味しいそうです。

●日本
 柿は奈良時代頃から、干し柿は平安時代頃から食べられている。食物繊維、カロテノイド、ソルビトール、ビタミンC、βシトステロール、ポリフェノール、βクリプトキサンチンなどが入っている。
 飯田市の「かぶちゃん農園」の干し市田柿が紹介されました。
http://www.kabuchan.co.jp/

 久本朋子さんが奈良県を訪ねた。柿の生産は全国2位。法隆寺のお土産屋さんには「パゴちゃん」という柿のゆるキャラが販売されていた。柿のソフトクリーム250円、松本屋の「柿ざるうどん」(700円)などをいただきました。「柿博物館」は平成6年にオープンした、五條市にある柿の博物館。数百種類もの柿のサンプルや柿を使った加工品などが展示されている。同じ敷地内にある奈良県果樹振興センターには、200種類の柿が植えられている。イボのある「いぼ柿」、黒柿、長トロ柿、正月、菊平、マメガキなどが特徴がある。
 柿の2大ブランドは次郎柿と富有柿。次郎柿は関東でよく食べられている甘柿で、四角い形が特徴。富有柿は、日本各地で栽培され、甘柿で最も生産量が多い。
 富有柿の名産地の和歌山県九度山町。
 次郎柿の生産地の静岡県の足立さんの農園を訪れた。森町には次郎柿の原木が今も残っている。

 長野県の松川町ではお漬物に柿を使っている。野沢菜と柿の皮を交互に敷いていって作る。

 「マルメゾン成城店」は30年以上の歴史を持つ成城にある、大人気のスイーツ店。甲斐さんが干し柿を現代風にアレンジしてスイーツにしてもらうために訪れた。オーナー・シェフの大山栄蔵さんが作ってくれました。オリジナルのスイーツ4品は2月14日から1ヵ月限定販売されたそうです。できたものは、「クリームブリュレ」、「キャラメルバニーユ」、「シュークリーム」、「マカロン」でした。

●ベトナム
 ホーチミン市の中心近くの市場。作っているのはダラットで、ホーチミン市の北東の高原地帯にある都市。フランスの植民地時代に避暑地として開発され、プチ・パリとも言われている。
 ダラットの端に柿を売る店が並ぶ。市内では、阿蘇大作さんが案内。ダラットでは5種類の柿が作られている。とても美味しいそうです。
 干し柿も売っている。できた干し柿を瓶の底で押しつぶして細くし、薫製にしている。
 柿農園に行く。カイロンという収穫器具を使っていた。桃もこれで収穫するとか。
 「ダラット農業技術センター」でどこから来たのか調べた。所長のトイさんが説明してくれました。1945年頃に日本から来たそうです。日本の Nishi Suchi ?

●ブラジル
 サンパウロから車で1時間半のピエダーデ市。スーパーでは Caqui と書いてあり、干し柿まである。
 「ブラジル移民100周年記念2レアル硬貨」は1908年の最初の移民船が描かれている。コインの裏には柿を収穫する女性が描かれている。
 柿農園を経営する日系人ジョゼ・ヒロシ・ツヅキさんを訪ねた。富有柿を栽培している。

●韓国・ソウル
 韓国は日本を抑えて柿の生産量は世界2位。秋には市場に柿が並ぶ。干し柿もある。
 「水晶果(スジョンカ)」は食後の定番だという柿のドリンク。生姜を煎じた汁にシナモンを加え、干し柿を煮詰めて作る。ニッキの飴の味をお茶にしたような味とか。韓国では缶ジュースの水晶果もポピュラーとか。

●韓国・サンジュ市
 韓国のほぼ真中近く。韓国で柿の生産の6割を占めている。柿の看板が多い。街路樹まで柿。青果市場では柿の競りが行われていた。ここから韓国各地に柿が出荷されていく。キム・ゴクリーさんが説明してくれました。
 郊外では干し柿生産が多い。工場では一度に200万個の干し柿を製造できる設備がある。日本では通すが、韓国では2個ずつヘタの部分で吊るす。
 柿協会会長のパク・キョンファさんに話を聴いた。

●韓国・プサン
 国際市場にはいろいろな食物が並ぶが柿キムチはない。

●韓国・ヨンチョン
 プサンの北にある町。「モア・コーポレーション」という会社で作っている。柿キムチは見た目は普通のキムチ。3年前から作られていて、干し柿が使われている。韓国国内でもまだ知られていない。


テレビ番組「世界の果てまでイッテQ! ベッキーが行くワールド鍋ツアー」

 2010年1月31日放送。日本には和歌山の「たきたき」、山梨の「ほうとう」、秋田の「きりたんぽ鍋」、福岡の「もつ鍋」、愛知の「味噌おでん」などの鍋がある。韓国と中国の鍋を探る。

●ソウル
 この日はソウルは10数年ぶりの大雪。オウさんが案内。
 南大門市場にチゲの名店がある。「チゲ」とは1人前の鍋料理のこと。細い路地を入ったところにある「チゲ専門横丁」。「納豆チゲ(チョングッチャンチゲ)」のチョングッチャンとは、大豆を発酵させて作った味噌納豆のような刺激臭を放つもの。これがたっぷり溶かしこんであり、臭いがすごいらしいが、食べると美味しいそうです。

 ソウル・タワーに行く。韓国ではお寺や神社に初詣をする習慣がない。そこで若者はここに来て、カギをかけて願掛けするのが定番となっている。また夜はソウルNo.1の夜景スポットにもなる。

 一般家庭に行って、石鍋を使った料理をいただいた。コンさんのお宅。「ジョンゴル」はみんなで食べる鍋。今回いただいたのは、「マンドゥ・ジョンゴル」。「マンドゥ」は餃子。新年に幸せがぎっしり詰まるように、韓国ではお正月に餃子を食べる。餃子はキムチ味で、ゴマ油も入っているとか。食べた後はご飯を入れて「焼きご飯」をいただく。

 「タッカンマリ」を食べに行く。風呂桶みたいな鍋でいただく。鶏が1羽まるごと入っている。オウさんと食べる。まずハサミで豪快に切り、唐辛子ベースのタレにつけて食べる。人気の理由は薬膳スープ。

 チェ・ジウさんとプルコギをいただいた。普通は焼肉だけど、この店のはスープを入れるので、焼肉と鍋の中間。野菜はスープで煮込み、お肉は真中のでっぱりで焼く。お肉にコチュジャンをつけ、サンチュで巻いていただく。鍋が出っ張っているのは、肉汁をスープに誘うため。締めは麺。冷麺なんだけど温かい。

●ハルビン
 別名「氷の都」と言われる。この日はマイナス11度。ソンさんが案内。
 「炭火鍋」は炭さえあれば、どこでも鍋ができる。中国では古くから使用されている。真中に炭を入れ、煙などを避けるために、煙突をつける形。具材はこの地方の鍋料理に絶対に欠かせない「酸菜」。これは日本の白菜漬をより発酵させたような漬物。名物の「酸菜鍋」をいただいた。味噌ダレにつけていただく。酸っぱい鍋もいいそうです。

 ハルビンでは中国4大自然奇観の一つ「吉林霧氷」が見られる。目の前を流れる川の上流には水力発電所があり、暖められた水はこの気温でも凍らない。大気との温度差で霧がたちこめ、木々に凍りつき、この景観ができる。

 「ハルビンの氷祭り」を見る。夜はライトアップされて、とてもカラフル。全部氷でできている。毎年1月〜2月に開催される「ハルビン国際氷雪祭」。日本のお城、北京の天壇、塔林、秦の大殿、マーライオン、イギリスのウィンザー城、スフィンクス、コロッセオなどの建物が並ぶ。相当大きいです。この氷は人工的なものではなく、凍った川の天然のものを使用しているが、準備期間はたったの10日間。氷のすべり台などもあり楽しいようです。

 5つ星ホテル「シャングリラ」の中に「氷のレストラン」がある。天井と壁は全て氷で、店内の温度はマイナス10度以下。「アイス・パレス」と書いてありました。その中で食べる鍋が「汽鍋」。持ってきたのは、生の具材だけの入った鍋。次はお湯だけが来た。つまり蒸気で具材を暖めていただく。ここから食べるまで40分かかる。スープが特によいそうです。店の中は蒸気だらけ。


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