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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。


テレビ番組「THE 世界遺産 コスタリカのグアナカステ保全地域」

 2010年7月18日放送。人気のエコツアーがある。カリブ海から吹く風がユニークな森を生んだ。北から南からアメリカじゅうのユニークな動物が集まる森。

●グアナカステ保全地域
 リベリアはグアナカステに行くための起点になる町。ヨーロッパからの移民が築いた。パン・アメリカン・ハイウェイを北西に向かう。牧場が続く。目指すは標高2000m級の山の中腹にある森。雲が雨をよび樹木を繁らせた。そんな熱帯の森を体感できるのが、エコツアー。
 絶対にゴミを残してはいけない。残していいのは足跡だけ。とっていいのは写真だけ。これがコスタリカのエコツーリズムのモットー。
 森を歩くと、アカクモザルがいた。ホエザルの親子も見つけた。ほえるのはなわばりを知らせ、群れ同士の争いを避けるため。彼らは一生をほとんど木の上で過ごす。大昔、南米大陸から渡ってきた。ハナジロハナグマは、アライグマに近い哺乳類。すぐれた嗅覚で大好物のミミズを見つけ出す。ハナグマは北米大陸を南下してきた動物。なぜ南から北から動物たちが集まってきたのか?

 火山が楽園を生んだ。300万年以上前、アメリカ大陸はパナマから南とコスタリカから北の2つの島だった。やがて海底の火山活動により陸地が隆起してつながった。すると、北からはジャガーやハナグマ、南からはホエザルはアルマジロなどがやってきた。
 ココ島は太平洋のただ中にある火山島。海流をさえぎり、栄養に富んだ深海水をわき上げた。珍しい海の生き物の宝庫となった。
 熱帯雨林は3000mを越える山脈が育んだ。そこには、幻の鳥ケッタール、擬態をする昆虫もたくさんいる。生き物たちは独特の進化を遂げた。
 高さ60mを越える木がある。残っているのは、絞め殺しの木。2年前に落雷があり、生家?の木はなくなり、絞め殺しの木が残ったという。
 カリブ海から吹く風が山の頂き近くで雨を降らせると、乾いた風となって、西側へと吹き降ろす。風の勢いは海にまで達する。

 グアナカステの海。そこでは魚の群れが回遊していた。源になっているのはサンゴの群生。強い風が上の層の海水を押しやり、底から栄養分の多い海水を湧きあがらせる。海の濁りも魚のエサとなるプランクトンが多い証し。

 中米コスタリカはエコツーリズム発祥の地といわれる。コスタリカは国を挙げて自然を守る取り組みをしている。グアナカンテの森の魅力を伝えるのは、国歌資格を持つガイド。条件は厳しく、最低2カ国後を話さねばならない。

 森をレンジャーが案内してくれました。木と同じ色の羽を持ち、強い風が吹いても微動だにしないキタタチヨタカという鳥を見つけました。前から見ると枝から生えているみたい。木になりきっています。
 熱帯乾燥林とよばれるこの森は12月から5月までの乾季には、葉が落ちて丸裸となる。砂漠にあるはずのサボテンがある。太陽の光を求めて、真上にヒョロヒョロ伸びた奇妙な形になった。幹で光合成もする。年間降水量は1500mmだが、乾季にはほとんど雨が降らない。かつて乾燥林は熱帯地方の半分を覆っていたが、伐採が進み、世界中でほとんどがなくなった。
 この森も30年前は消滅の危機を迎えていた。少し前までグアナカンテには広大な牧草地が存在していた。伝説のサバネロ?のルポさん。サバネロはコスタリカのカウボーイ。彼が働いていた牧場は今はない。1950年代に牧草地の開発が激しくなり、森は消え、動物たちもいなくなった。19世紀には国土の9割が森だったのが、3割に減少した。
 しかし、1980年代から国は大きく政策を転換した。自然を観光資源と考え、牧場を買い取った。鳥は種が入った糞を地上に落とす。ネズミの仲間のアグウチも木の実を食べるが、余った分は土に埋めて蓄える習性がある。動物たちも帰ってきた。ノドジロオマキザルも。

 珍しい昆虫の宝庫でもある。またこの森では蝶や蛾を調査している。DNAを調べデータベース化を進めている。

 人が自然の力を使って蘇らせた森は、環境保護の手本として世界から注目を集めている。これはまだ長い物語の途中。自然との対話に終わりはない。


テレビ番組「世界遺産への招待状13 カリブ海」

 2009年6月28日放送。テーマは水。メキシコのシアン・カアンのセノーテ、ベリーズの世界2位のサンゴ礁、海の中の巨大洞窟、火山のドミニカ島。

●メキシコのシアン・カアン
 面積は5300平方kmで、広大な湿原や森に多様な自然が存在する。中米最大で釧路湿原の10倍の広さがある。湿原の中に続く1本の水路。15kmにもなる。古代マヤの人は交易魯として利用した。海に近くなると、マングローブの林で覆われる。その根元には様々な魚が泳いでいる。
 海にはマングローブで覆われた小さな島が点在している。この島は水鳥たちの繁殖地となっている。真っ赤な喉のアメリカグンカンドリのオス。ベニヘラサギ、ブラウンペリカンなどがいる。ブラウンペリカンの巣があった。ヒナは1日に5kgも魚を食べるので、親はそれを獲ってこないといけない。
 熱帯雨林の中に入ってみた。石灰質なので、雨はすぐに地中に吸い込まれ、大きな川がない。時折、セノーテと呼ばれる池が存在する。古代マヤの人々はこの泉の奥に神の住む世界があると信じて、儀式を行ない、生け贄を捧げてきた。
 潜ってみると、水はきれいで透明度は50m。カメ、いろいろな魚がいる。内部にはいくつも洞窟があった。一つに入ってみると、鍾乳石が天井を埋めつくす。まさに水中の鍾乳洞。巻き貝やサンゴの化石が壁にあった。かつては海の底だった証しでもある。
 太古の昔、海の底だったシアン・カアンは、氷河期に陸地となった。雨水が少しずつ石灰岩を溶かし、地中に洞窟ができて、鍾乳石がいくつも延びていった。再び地盤が沈下し、洞窟の天井の一部が崩れてセノーテができた。
 洞窟をどんどんいくと、明かりが見えてきたが、透明度が落ちてきた。そこはサンゴ礁の海だった。セノーテは海とつながっていた。

●ベリーズのバリア・リーフ保護区
 シアン・カアンのサンゴ礁をずっと南に下っていくと、ここになる。全長300kmのサンゴ礁。オーストラリアのグレート・バリアリーフに次いで世界第2位の大きさ。
 沖合いにでて30分、白い波が見えてきた。ここがサンゴ礁の口淵。海底ツアーに出かけた。水深10mの海底、きれいな海です。サンゴは大きく分けて2つのタイプがある。海藻のようにゆらゆら揺れる軟体サンゴと、堅い骨格で覆われているのが石サンゴ。種類は500以上ある。ベリーズには70種類の石サンゴがある。柱のような形をしているのが「ピラーコーラル」。岩一面についているのが「スターコーラル」。人間の脳のような形をしているのが「ブレインコーラル」。鹿の角のような形の「エルクホーンコーラル」。石サンゴの表面をみると火山の噴火口のようなものがたくさんある。これはポリプと呼ばれている。その中には褐虫藻という光合成をする植物が住んでいる。これが二酸化炭素を吸収し、酸素をサンゴに提供している。その半分を海中に放出するので、いろいろな生き物が住み着く。イバラカンザシというゴカイの仲間も共生している。
 ノコギリイッカクガニは面白い顔をしていて、ハサミ?を使って器用に何でも食べるので、海の掃除屋と呼ばれている。乱獲によって絶滅が危惧されているウミガメのタイマイもいた。
 「ブルー・ホール」は空から見るとよくわかる。サンゴ礁の中にぽっかり開いた大きな穴。直径300mという巨大な洞窟。潜ってみると、水深は100m以上ありそう。突然大きなメジロザメの仲間が出現。横に洞窟があり、中には鍾乳石があった。ここもシアン・カアンと同じ過程でできた鍾乳洞。
 ブルーホールの底を撮影するために、深海用のカメラを沈めてみた。水深120mは泥の海底。4時間待っても何の生物も出現しなかった。

●ドミニカ島
 小アンティル諸島は、カリブ海の東に南北に連なる。多くは火山島で噴火により隆起してできた島で、その中の島の一つがドミニカ島。
 面積は奄美大島と同じくらい。カリブ島にある16の火山のうち9つがこの島にある。また貿易風の影響で雨も多い。年間7600mm。火山特有の風景と熱帯雨林の景色が楽しめる。国土の80%以上が森林で、平坦な陸地はほとんどない。
 カリブ海に面した町から13km行った所に広がっているのが、「モーン・トロワ・ピトンズ国立公園」。広さは68平方kmで、東京の山の手線の内側と同じくらいの面積。ここが世界自然遺産に登録されている。公園の意味は「3つの峰を持つ山」で、標高は1342m。いつも雲に隠れ、山頂は滅多に見ることができない。山頂まではきつい上りで3時間以上かかる。道は玄武岩の岩も多く険しい。両側にはトゲのある葉が多いので、ナタで払いながら登る。1000mを越えたところで晴れてきて、遠くにカリブ海が見えた。ここから山頂までは低木が多く、かなり歩くのが面倒。山頂からは雲がかかり何も見えなかった。国立公園内には365本の川が流れる水の王国でもある。
 熱帯雨林の森をしばらく歩いていると、小さな滝が見えた。この滝「エメラルド・プール」が人気があるという。緑の苔がいっぱい生えて、岩や木を覆う。その緑が光の反射によって、滝壷の水面に映り、エメラルド色に輝いて見える。ガイドはエルビス・ステッドマンさん。岩の間に「シリック」という名前のカニがいた。
 ドミニカで一番大きな滝には車の後にトレッキングで向かう。赤い植物「ヘリコニアカリバエア」が多い。赤い部分は花ではなく、葉。花は葉ホウ?の中に白く咲いている。ブルーワックスは青いホウ?の葉の中に白い花が咲いている。ピカピカに見えるのでブルーワックスという名前がついた。他にも小さな可憐な花が多い。ドミニカ最大の滝ミドルハム滝に到着。落差83m。
 煙が立ち上がっていた。行ってみると、温泉だった。「ウォットン・ウェイブン」で、別府の地獄のようにボコボコと湧き出していた。下の方に行ってみると、露天風呂があった。3種類の湯船はそれぞれに温度が違う。川を見ながらゆっくり湯につかるのは風情がある。
 一番の景観は「ボイリング・レイク」で、険しい山々の間にある。ここに到達するためには、2つの峰を越えていかねばならない。鳥の鳴き声が聞こえてくる。ドミニカには175種類の鳥が生息しているという。コクロムクドリモドキ。ヒラハシハチドリは昆虫が少ないこの島では植物の受粉にとても重要な役割を果たしている。2種類のオウムはこの島の固有種で、アカノドボウシインコは変わった声で鳴く。ハリケーンなどで島の食性が変わり、今ではなかなか見つけにくい。絶滅が心配されている。世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオツノカブト」は体長18cm。森のアチコチで見かけるトカゲ。アノールトカゲの一種がいた。危険を感じると、喉の部分が赤くなってふくらむ。
 山頂から遠くに湯煙が見えた。3.2km地下にある溶岩の影響で、荒涼とした地形になっている。泥と岩の山肌を降りると、「バレー・オブ・デコレーション?」。あちこちで蒸気が噴出している。歩き始めて3時間で「ボイリング・レイク」に到着。湖面はほとんど見えない。直径63m、沸騰する湖としては世界で2番目に大きい。水温は95度以上。周期的に水位や色が変化する。
 どうしてできたのか?火山の下には空洞があり、雨水などが溜まる。そのすぐ下に溶岩があり、熱されて沸騰し、水蒸気となって表面に噴出する。これを繰り返しているようです。
 ドミニカ島は宝島とも呼ばれている。


テレビ番組「世界遺産への招待状 マヤ文明」

 2009年4月13日放送。3〜10世紀に色鮮やかな文化を花咲かせた。しかし突然姿を消した。グァテマラとホンジュラスを旅した。アンティグアとキリグア遺跡、コパン遺跡を巡る。

●アンティグア
 雄大なアグア火山のすそ野にある小さな町。アンティグアとはスペイン語で「古き良き」という意味。16世紀にスペイン人たちが作った街。観光客用の馬車が町によく似合う。石畳の道なので、乗ってみると見た目ほど優雅ではない。
 町の壁の色は鮮やかなパステル・カラー。花の鮮やかな赤。16世紀、中米一体の植民地の首都であり、カテドラルに代表されるように、キリスト教布教の拠点でもあった。町には教会や修道院が数多くある。「ラ・メルセー教会」の正面入口の贅を尽くした漆喰装飾。町全体が博物館のように残っている理由は、町が火山に囲まれていること。1773年、町は未曾有の大地震に襲われ、壊滅的な被害を受けた。ラ・レコレクシオン修道院の跡がある。多くの人が再建をあきらめて離れて行った。首都は別の場所に移される。残った人々が長い時間をかけて、古い街並みを再建していった。やがて独特のたたずまいが注目されることになった。
 廃墟になっていた修道院がホテルになっていた。「ホテル・カサ・サント・ドミンゴ」はかつての姿を巧みに残してリニューアルされている。崩れた壁などはオブジェとして残してあり、観光客の人気となっている。教会だった場所は結婚式やコンサートの場所として利用されている。

 翌日、先住民マヤの人たちの露店市が開かれていた。中庭には庭一面に織物。ウィピルという伝統的な女性の衣装。みんな手作り。
 郊外の村で機織をしている一家を訪ねた。機織50年のペトロヒラさん、その母のフェリシアーナさん(95歳)はまだ現役。ウィーピルは片面だけで4ヶ月、両面合わせて8ヶ月かかるそうです。複雑なのは10ヶ月。図面は必要なく、デザインは全て頭の中にある。色が意味をもっている。緑色は周辺の山や森。一番大切な色は赤で、祖先の血の色。赤は独特の天然染料を使う。テレサさんが案内してくれた。サボテンの葉についている白い「コチニール」。つびしてみると赤い汁がでる。これはカイガラムシの一種で、これを集めて乾燥させる。お湯につけるとイチゴ色になる。溶液に糸をつけ、これを繰り返す。古代では王や貴族しか身にまとうことを許されなかったという。
 また方位を色で表現していた。東は赤、西は黒、北は冬の色、南は実りの黄色、中心は緑。赤と緑の大切な色をまとう鳥「ケツアール」がいる。尾羽根が1mもある聖なる鳥。マヤの人々はケツアールを神の化身と崇めていた。今は乱獲により幻の鳥となっている。紙幣の単位もケツァール。国旗にも描かれている。

●キリグア遺跡
 アンティグアから車で4時間半。ホンジュラスとの国境に近い村。あたりは広大なバナナ農園。ここの森の奥に「キリグア遺跡」がある。8世紀に繁栄を極めたマヤのキリグア王国があった。広場にはステラと呼ばれる石碑群がある。これが特徴。ステラには複雑な模様のマヤ文字が書かれている。ケツァールの羽根をまとっているのは、カック・ティリウ王。彼によりキリグアは隆盛を極めた。ステラ群と獣形神という祭壇。重さ20トンの巨大な一枚岩にギッシリと紋様が刻まれている。遺跡の端に跡があった。8世紀にはここは多くの船が行き交う河だった。
 今は遺跡から3km離れているモタグア川は水上交易に利用されてきた。その中流ではキリグアに繁栄をもたらしたヒスイ。古代のマヤには金銀は存在しなかった。緑色のヒスイは最も高価な宝石として珍重された。ヒスイの産地では、見た目では岩の中でわからないが、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持っているので、ハンマーで叩いて甲高い音がすれば中に入っていることがわかる。今でもダイヤモンドで10cm切るのに1時間かかる。古代マヤでも苦労した。
 密林の中に70あまりも点在していたマヤの王国は、密接な交易ネットワークがあったことがわかってきた。陸路やカヌーでヒスイなどが運ばれた。
 遺跡から4km離れた場所にあるキリグア村。小高い丘の上にあるペンションが取材班の宿泊先だった。オーナーは日本人女性の桑田真幸さん。4年前からペンションを開き、切り盛りしている。古代マヤで刃物として使われていた黒曜石の刃がいくつも庭に落ちていた。キリグアでは黒曜石は採れないで、1200km離れたメキシコのパチューカで採れた。
 元々キリグアは隣の大国コパンの属国だった。しかし738年独立を求め、コパンの王の18ウサギ王をキリグアの王が斬首した。これによりキリグアは交易で繁栄することになった。

●コパン遺跡
 キリグアから車で1時間半。国境近くにあるコパンのマヤ遺跡。コパン王国は5世紀〜9世紀までの間に繁栄した。建造物からその豊かさと繁栄ぶりが実感できる。総面積24平方km、最盛期には3万人が暮らした。遺跡の中で目を奪われるのは、神聖文字の階段。2200以上のマヤ文字で埋め尽くされている。数百年のコパン王国の歴史が書かれている。ステラ?に描かれていたのは、13代王のワシャクラフン・ウパフ・カウィール王。これが「18ウサギ王」で、コパンはこの時に絶頂期を迎えていた。この時芸術が謳歌し、像も多く作られた。出土した像には、ヤシュ・クック・モという初代の王のものもある。ちなみにヤシュは「最初の」、クックは「ケツァール」、モはコンゴウインコを表わす。マヤの王たちはケツァールの姿に似せた装飾で、民衆に自分が「神の化身」であることをアピールしていた。人々とは越えた存在であり、トウモロコシなどの作物の種まきの時期を人々に伝えていた。その目安となるのがピラミッド。種まきの目安となる春分の日を迎えると神殿に大蛇が出現する壮大な仕掛けを作った。これがメキシコのチチェン・イツァ遺跡。
 現在発掘調査をしているのは、サイバー大学の中村誠一教授のグループ。この日は王族の人の墓が見つかった。この遺跡でよく目にするのはコンゴウインコで、ホンジュラスの国鳥。古代ヤマでは、その鮮やかな赤色から太陽神の化身とされていた。16号神殿の中を特別に見せてもらいました。マルガリータ神殿でコパンの初代王「ヤシュ・クック・モ」を祭ったもの。ヤシュは「最初の」という意味と「青緑色」を意味する。遺跡から発見された壷には赤鉄鉱という鉱物性の顔料が入っていた。赤い顔料により、石碑・神殿などことごとく全て、赤く染めあげられていた。赤い色だけのカリスマ性で、国をまとめていた。


テレビ番組「2009年2月の旅サラダは城戸真亜子さんでベリーズ、グァテマラ」

 コンチネンタル航空で行きました。

●ベリーズ
 メキシコとグァテマラに接する国。人口3000万人、広さは四国よりも少し広いくらい。「カリブの翡翠」。

●ベリーズのカルカー島
 澄んだ海が島を取り巻いている。のどかな島。島中がトロピカル・カラー。警察署は黄色。
 「セリーズ・ギフトショップ Celi's Gift Shop 」(住所:Caye Caulker, Belize、Tel:501.226.0346 )は水色の建物。貝殻でできたハートのネックレスのヘッドなどがある。ピンク色のもの多くて、マナティー(海の牛)、亀、タツノオトシゴ、ひとで、なども。アーティストはオーランド・オーガストさんで、歯医者さんの道具みたいなもので削っている。酒場で勧められて、酔っ払った勢いで始めてもう20年だそうです。おじさんの胸には女性のバストのペンダントが(笑)ベリーズの海にはマナティーが多く生息しているそうです。

 「クーパーズ・アートギャラリー Cooper's Art Gallery 」(住所:Caye Caulker, Belize、Tel:501.226.0330 )に行く。カラフルな風景画が飾ってありました。空の青と草の緑と土の黄土色が強い印象をもちました。オーナーはデビィ・クーパーさん。
http://www.debbiecooperart.com/

●ベリーズのサンペドロ島
 隣の島に人々の生活に密着したラジオ局「ライトハウス・ラジオ」がある。ベリーズに2つしかないラジオ局。DJのデニス・レグエナさんはたった一人で、ニュースを読んだり、音楽をかけたりして運営する。言葉はガリフナ語。ベリーズは多民族国家で、マヤの人々が原住民で、木材を目当てに入植したイギリス人、アフリカから労働力として連れて来られた奴隷との子孫であるクレオール人(アフリカ系イギリス人)が住む。さらに1800年初頭に、難破した奴隷船のアフリカ人とカリブとの人の子孫ガリフナ人(アフリカ系カリブ人)がベリーズに流れついた。様々な土地や文化や言語からガリフナ音楽を発展させていった。ムーンライト・ダンサーズの演奏する曲が流れていました。言葉の違う民族が家族のように暮らしているそうです。

●ベリーズ・バリア・リーフ
 ベリーズに沿って250km以上も続く世界第2位の広さのサンゴ礁があり、世界遺産に登録されている。40種類のサンゴに魚も600種以上。ベリーズの海には、カリブの全ての魚が見られるといわれるほどの豊かな海。漁をしていた人がロブスター3匹をベリーズ・ドル25(1150円?)。
 この中のサンゴ礁「ライトハウス・リーフ」には、深さ130m、直径313mの巨大なブルーホールがあり、グレート・ブルーホールと呼ばれている。

●カヨ・エスパント島 Cayo Espanto a Private Island
 プライベートな島で、砂にずっと模様が描かれている。それをたどっていくと今日宿泊するホテルのヴィラ。青いドア、天蓋付きのベッド。オール・インクルーシブでUS$1395〜(13万円〜)。ゲストが好きな曲が流れている。プライベート・プールがあり、その1m先は海。桟橋付きで、桟橋の先端にはパラソルと机とイス。支配人のテシーさんが説明してくれましたが、事前にゲストが好きな曲を調べてかけておくそうです。ディカプリオやタイガー・ウッズとかも来るとか。
 シェフはパトリック・ハウトンさんで、ゲストの好みにあわせて、全員に違う料理が出される。今回は「ロブスターのスープ」、「コンク貝の前菜」、「ロブスターのワイン蒸し」。  ホテルは「カサ・プリサ」(Tel:1.910.323.8355)
http://www.aprivateisland.com/

●ジャングル
 ベリーズにはジャングルもある。本土にある「ベリーズ・ズー The Belize Zoo & Tropical Education Center 」(住所:P.O. Box 1787, Belize City, Belize、Tel:501.220.8004 )は、ベリーズに住む動物の保護動物園で、入園料が大人US8、子供US$4。園長はシャロン・マトラさんで、動物ドキュメンタリーを制作しているうちに運営するようになった。子供たちの教育の場所に換えた。
 飼育員のラファエルさんが案内してくれました。バクは牛にも似ているが、馬の仲間。ホエザルもいます。プーマもいますが、ネコ科です。キール・ビルド・トゥーカン Keel Billed Toucan というカラフルな鳥が国鳥。他にもカラード・アラカリなど。ジャガー。

 森の中に素敵な隠れ家を見つけた。映画監督のフランシス・コッポラが自分の別荘として作ったロッジ「ブランカノウ・ロッジ Francis Ford Coppola's Blancaneaux Lodge 」(住所:Cayo, Belize C.A.、Tel:501.824.4912, 501.824.4914 )は、ヴィラを増設し、一般に公開している。キッチンにはエスプレッソ・マシンもある。シェル・フォンというのは大きな貝殻がスピーカーになった電話機。コッポラ一家はファミリーでよくここに滞在するとか。「フランシス・フォード・コッポラ・ビラ Francis Ford Coppola Villa 」は室料がUS$625〜で、寝室は2つ。窓から見える緑もアクセント。川沿いにあるイスは構想を練るためのもの。橋は水力発電するためのパイプを通すもの。全部で12棟あるヴィラもデザインが全て違う。「ハネムーン・スイート Honeymoon Suite 」は室料がUS$400〜で、新婚さんにぴったりの部屋。お風呂に工夫があるそうです。深いバスタブは日本のお風呂からイメージを得たとか。風呂桶にも味がある。壁からは竹から水が落ちる形式のシャワー。
 ディナーはイタリアン。コッポラはワインのプロデュースもしている。僕の予想では、これはナパにあるワイナリーのこと。特に白ワインのコッポラエステートワイン「ブランカノウ Rubicon Estate Wine Blancaneaux 」はこのロッジのためのワインで、ボトルでUS$100。まずはカプレーゼで、US$5。モッツァレラ・チーズにトマトとバジルの前菜。パスタは、「自家製リングイネの海老とペストソースあえ」で、US$24。メインの前に赤ワイン「コッポラワイン・ダイヤモンドシリーズ・クラレット Coppola Wine Diamond Series "Claret"」ボトルUS$50に換えた。これもコッポラ自慢のワイン。メインは「牛フィレ・シラーズ・ワインソース」で、US$29。赤ワインのソースにはココナッツが混じっている。デザートはバインと小麦粉を揚げたお菓子「自家製バインとオーガニック・フルーツジャム」で、US$10。ジャムをつけていただく。
http://www.blancaneaux.com/

 翌日、ロッジの周りを馬で散策。「ホースバック・ライディングツアー」US$60〜。森の中に滝がありました。川は翡翠色。この源流を求めて上流のグァテマラに向かう。

●グァテマラのキリグア遺跡
 紀元後300年頃?から500年足らずの間に栄えたマヤ文明の遺跡。急な階段があるが、王様への敬意を表するためのものらしい。広場には王の権威を示すためにいくつもの石碑が建てられている。ステラ。1300年前の戦いで別の王朝の王様に勝ったことを祝って建てられたものもある。裏には王の祖先、側面には動物や人、幾何学模様の組み合わせで、マヤの歴史が数字や文章で刻まれている。ここに書いてある数字を計算すると、2012年12月21日にマヤの暦の1つのサイクルが終わるそうです。
 マヤでは死者には、死後にも富が続くように、翡翠の仮面がかぶせられた。歯にも埋め込まれた。マヤの人が愛したものの一つが、翡翠色のカカオで作るチョコレート。
 マリア・カルメン・デ・コルドンさんに、マヤ伝統のチョコレート料理の作り方を教えてもらった。まず、カカオの中から種を取り出し、釜で煎って、薄皮をむき、機械でつぶす。これでチョコができる。砂糖を混ぜ、水と煮て飲み物としていただく。昔から妊婦がよく飲んだそうです。

●ティカル遺跡
 マヤ考古学ガイドのフランシスコ・フロリアンさんに案内してもらった。コルドンシージョという植物は、解毒剤として使われた。ヘビやコブラにかまれたら、使ったそうです。ハルマ・エスコバの木にある棒は爪楊枝として使う。また、止血剤としても使われた。これらの薬草の知識は先祖から伝えられた。医者からではなく、自然から学んだ。
 森の中にひときわ大きな第IV号神殿が見えてきた。この上に上がると眺めがいい。海?も見えます。他の神殿も見える。森を切り開いて作った文明も、やがて森へと帰っていく。西の神殿がある。このようにジャングルの中には埋もれた神殿が、全部で3000以上もあると言われている。
 森の中に石切り場があった。翡翠で石を切った。
 ある遺跡は、春分、秋分、夏至、冬至を祀るもの。太陽は1年中、向こう側から昇る。
 ノース・アクロポリスにある1号神殿は高さ51mで、今から1300年前に建てられた王の墓。その向かいに、王が建てたという王妃の墓。朝日や夕陽での影がお互いに近づくように設計されている。これらはまた先祖の墓に見守られている。
 マヤに「死」はなく、いつも先祖と語り合っている。
 フランシスコさんが特別に城戸さんたちに祈祷してくれました。火が消えた時に思いが成就するという。

●アンティグア
 標高1675mにある古都。石畳の道にコロニアル様式の建物。富士山ともよく似たアグア火山の麓にある。町が赤い壁、青い壁とカラフル。何度も大きな地震に見舞われている。真中がへこむ石畳の道は水はけをよくするための工夫。
 町のあちこちにカフェがある。「カフェ・コンデサ Cafe Condesa 」(住所:5 Avenida Norte Portal del comercio No.4,, Antigua, Guatemala、Tel:(502)7832-0038 )に入る。壁に描かれた絵のメニューの中から選ぶ。女性は民族衣装のエプロンをしている。エスプレッソにたっぷりの生クリームをのせたカプチーノは、14?ケツァル(Q)で170円?。コーヒーにうるさいグァテマラ人には好評。
http://www.aroundantigua.com/dining/condesa.htm

 140年の歴史を誇る「サンセバスチャン・コーヒー農場 Finca San Sebastian 」(住所:San Miguel Duenas, Guatemala、Tel:(502)7831-5974、E-mail:info@sansebastian.com.gt )を訪れた。シェイド・トゥリーと呼ばれる高い木の木漏れ陽の下でスクスクと育ったコーヒーの木には、収穫の時期を迎えた真っ赤な実がたわわに実っていた。グァテマラのコーヒーが美味しい理由は、今でも1つずつ手で実を摘むため。それを担うのは、手先が器用なマヤの人々。色とりどりの民族衣装もきれいです。豆は天日に干したりする工程を経て、最後に質のいい豆と悪い豆に分ける選別される。これも目もいいマヤの人が担う。
http://www.sansebastian.com.gt

 そんな美味しいグァテマラ・コーヒーの品質管理をしているのが、「グアテマラコーヒー協会アナ・カフェ Ana Cafe 」(住所:5 calle 0-50、Zona 14 Ciudad de Guatemala、Tel:(502)2421-3700 )で、40年前に設立された。標高によって味や品質が違うので、これを管理し、同じ品質かどうかをチェックする。コーヒーのソムリエともいえるカッパーを17年間も続け、ベスト・カッパー賞にも輝いたエドゥアルド・アンブロシオさんが管理する。まず豆の香り、お湯を注いで泡の上の香り、次いで泡の下の香りなど。最後はテイスティング。エドゥアルドさんは自分は「香りの通訳」だという。
http://www.anacafe.org/

 宿泊は、古い修道院を改修したホテル「ホテル・サント・ドミンゴ Hotel Casa Santo Domingo 」(住所:3 calle Oriente No.28, Antigua, Guatemala、Tel:(502)7820-1220、Fax:(502)7820-1221、E-mail :reservas@casasantodomingo.com.gt )で、1500年代に建て始められたと言われる建物。17世紀半ばの最もいい場所から残されている場所。当時の神父さんが使っていたバスタブもある。当時は120人の修道士が住んでいたという敷地内にある客室。室料はUS$518?。1700年代の2度に及ぶ大地震で廃墟となり、長い間打ち捨てられていた。教会部分は残された柱の1部分を使い、今でも結婚式や礼拝などに使われている。
http://www.casasantodomingo.com.gt/

 「La Casa del Barro Y de la Cetra」はロウソクの工房。願いによって使うロウソクの色が違う。赤は愛、ピンクは希望・健康など。

 夕食は、コロニアル風の建物のレストラン「フォンダ・デ・カエ・レアル Fonda de Calle Real 」(住所:3 Calle Poniente No.7, Antigua, Guatemala、Tel:(502)7832-0507 )で、ロウソクの光がロマンティックなお店。著名人も多く訪れていて、フランシス・コップラ監督や、クリントン元大統領もこの店のファンだとか。まずはスープ「カルド・レアル」Q47.95?(580円?)は、お米や鶏肉などが入っている。メインは郷土料理「ペピアン・デ・ポヨ」Q75.95?(910円?)で、カレーみたい。全く違う味です。ゴマ、にんにく、パクチー、トマト、唐辛子などを鶏がらのスープでジューサーにかけ、そのソースを鶏肉などとコトコト煮たもの。デザートは「プラタニートス・エン・モレ?」Q23.95?(300円?)で、バナナでした。
http://www.lafondadelacallereal.com/

 翌朝、グァテマラ料理を教えてくれる人がいるというので、訪問した。イルマ・カスティージョさんの家(住所:calle de Los Pasos No.34, Antigua, Guatemala、Tel:(502)7832-1903 )で、問い合わせは「風の旅行社」。イルマさんは元学校の先生。市場に買出しに行く。野菜を売っているのは、マヤの人々。玉ねぎは8個Q3?(40円?)。ねぎ1束Q1.5(20円?)。「王様の鶏肉」は4kgQ80(1200円)。パクチー、ほおづき、緑のトマトを購入。
 野菜を切って鶏肉のスープと共にジューサーにかける。緑のソースにチキンを入れて煮込む。「ホコン」という名前の料理になりました。イルマさんは翡翠のイヤリングをしていました。

 紹介されなかったけど、HPでは紹介されていた翡翠屋さん「ハーデス・エセ・ア Jades S.A. 」(住所:4 Calle Oriente No.34, Antigua, Guatemala、Tel:(502)7832-3841、Fax:(502)7832-2755 )。
http://www.jademaya.com/

●チチカステナンゴ
 町の中心に建つ教会「サント・トマス教会」は、街の人々の憩いの場。昔は古代マヤの聖地だった。その聖地を壊しスペイン人が建てた教会に通わなければならなかったマヤ人は、自分たちの信仰を忘れず、心の中で祈り続けたという。教会でもピンクのロウソクは健康に対する願いを示す。
 近くに伝統工芸を営む工房があるというので訪ねた。モレリア(仮面工房・貸衣装屋)の店「モレリア・サント・トマス Moreria Santo Tomas 」(住所:9 Calle 4-54 Zona1, Chichicastenango, Guatemala、Tel:(502)7756-1882 )で、600年前のお店を今に受け継ぐオーナーはミゲル・アンヘル・イグナシオ Miguel Angel Ignacio さん。この地で毎年開かれるカーニバルのためのお面を作っている。スペイン人の仮面と牛の仮面を使った踊りを見せてくれた。牛はマヤを表わしているそうです。踊っていたのは少女のジョサ・タンさん、姉のイングリッドさんでした。
  村によって民族衣装の織物が違う。珍しい模様があった。

●サンアントニオ・パロポ村
 ア・ティト・ラン湖の湖畔。渡し舟に乗って点在する村を訪ねた。斜面にはりつく家々で、昔ながらの生活をする人々。この村の民族衣装は湖のように深い青。織物屋「カンデラリア Tienda Candelaria 」(住所:San Antonio Palopo, Barrio San Nicola、Tel:(502)5298-4568 )。長い布が何本かの棒だけで丹念に織られていく。青いと感じられた布にも、多くの色の糸が使われていた。小さな女の子が編んでいたのは、腕に巻くミサンガ。髪に巻く青いものも巻き方を見せてくれました。

●サンファン・ラグーナ村
 奥まった場所に可憐な花のような村があるというので、訪ねた。湖畔まで子供たちが迎えに来てくれた。坂の多い村でべんりなのがトゥクトゥク。お伽の国に来たようでした。村の女性たちで営まれる天然の染色工房「アルテサニア・サン・ホセ Artesania San Jose 」(住所:San Juan La Laguna, Solola, Guatemala )は、伝統的な草木染めの糸で織られている。子供たちに草木集めに連れて行ってもらった。豆科のパロデビト?を集める。色を染めるところを見せてもらった。バナナの茎を煮出して色留めに使う。2つの液を混ぜ糸をつける。色には意味があり、赤はスペインとの戦いで流れた血、白はマヤの希望を示す。胸の24の四角は日、6本の線は月で、6月24日の祭りを表わす。夜を表わす黒に、既婚者を表わす白を入れてある。毎日昇る陽は、家庭の希望を表わす。染めあがった黄色を、あいの木サカティンタで煮出した濃い紫につけるとあっという間に緑色になった。
http://semilla-guate.com/

●サンチアゴ・アティトラン村
 最後に訪れたのは、山々を背に絵のように美しい村。薄紫の花が咲いている。この村には景色に惹かれた多くの芸術家が住んでいる。「ギャラリー・カサ・ビエハ Galeria Artes Casa Vieja 」(住所:Playa Publica Chinim-ya, Santiago Atitlan, Solola, Guatemala、Tel:(502)5111-7927 )はペドロ・ラミレスさんの画廊。ペドロさんは少し日本語を話せる。教師をしながら、好きな絵を描き続けている。ペドロさんの絵には多くの種類の緑色がふんだんに使われている。ペドロさんがいつも絵を描くという場所に連れて行ってもらった。急な階段を登りきった場所にある。湖と富士山のような山を一望できる場所。ここは斜面に建つホテルの一角。
 ホテル「ロマス・デ・ツヌナ Lomas de Tzununa 」(住所:Lomas de Tzununa, Solola, Guatemala、Tel:(502)5201-8272、5206-6215、7820-4060、E-mail :info@lomasdetzununa.com )。
http://www.lomasdetzununa.com/


 問い合わせは「風の旅行社」、遺跡ツアーや、滞在型の旅など、二人から参加できる、手作りの旅を日本語ガイドが案内する。Tel:東京 0120-987-553、大阪 0120-987-803
http://www.kaze-travel.co.jp/


テレビ番組「THE 世界遺産 グァテマラのティカル遺跡」

 2008年7月6日放送。19世紀にジャングルに送り込まれた探検隊が900年前のマヤの古都ティカルを発見した。漆喰が町の繁栄と衰退に関係した。1976年世界遺産。

●ティカル
 グアテマラ北部はうっそうとするジャングル。その真中に古代遺跡がある。ティカルは古都と周辺の森林を合わせて複合世界遺産となっている。
 マヤ文明に統一した王国があったわけではない。個々が独立し勢力を争っていた。ティカルは3〜9世紀に繁栄した。ピラミッドの中にティカルに全盛期をもたらした偉大な王「ハサウ・チャン・カウィール1世」が眠っている。7世紀末に即位し50年間君臨した。ティカルの巨大神殿の多くは、この王とその息子により建てられたもの。
 1号神殿の脇の高台には王族や支配層が住んだ宮殿もあった。当時のきらびやかだった町の様子を知ることができた。王族が住んでいたのは、巨大な宮殿、42の建物と6つの中庭が複雑に入り組んでいた。当時は建物全体が漆喰で塗り固められていた。その上に様々な色が塗られていた。風化を免れた天井には赤い色が残る。当時は赤、黒、緑、白などで鮮やかに塗り固められていた。疑問は大きな川もないのに、発展できたのか?その答えは雨だった。
 マヤの儀式で重要な意味を持ったのが、生き血を流すことだった。それを神に捧げて真摯な祈りの証しとした。この地方では雨季と乾季がわかれていて、降った雨も石灰岩の大地に瞬く間に消えてしまう。漆喰で雨水が地下にしみこむのを防いでいた。階段にもわずかに傾斜がつけられ、集まるようになっていた。
 セルセオ・モラレス?さんが説明してくれました。マヤの人は水路を利用した。貯水池に水を導く配管が作られていた。王が住んだ宮殿の裏地が貯水池だった。
 869年の石碑を最後にティカルの歴史は途絶えている。ホエザルはジャングルの中で威嚇のためにホエているが、絶滅危惧種となっている。この森が消えようとした時期があったが、それはティカルが絶頂期を迎えようとした時。トウモロコシはマヤの人の命の糧。このあたりでは焼畑農法で作る。土壌は酸が強く、焼いてアルカリ性にしないと作物が実らない。かつては再生可能な範囲で行なうものは森にとって大事だった。都市の人口増加によりその焼く範囲が増えた。食料の増産は森を奪い、都市は拡大した。8世紀、「イキン・チャン・カウィール王」は絶大な権力をふるい、高さ65mの巨大な神殿を築いた。この神殿作りが衰退への歯車を一気に回した。神殿は漆喰で塗り固めてあった。
 石灰岩が漆喰の素で、漆喰を作るには石灰岩を燃やさないといけない。1000度を越すためには、大量の薪が必要となった。そのために樹木が使われ、森の破壊により気候が変化した。雨が降らなくなり水不足になった。作物の収穫量は減り、人口は増えた。そのために他の都市を攻めた。その後、人々は都市を捨てることにした。
 ティカルは適度な大きさで生活していくという教訓を残しました。


テレビ番組「地球街道 麻生祐未さんでコスタリカ〜パン・アメリカン・ハイウェイ〜」

 2008年5月3日、10日放送。中米の楽園と言われるコスタリカは「豊かな海岸」の意味。麻生祐未さんが3日はパン・アメリカン・ハイウェイ、10日は熱帯雲霧林を紹介しました。四国と九州を足したくらいの大きさだが、豊かな自然がある。地球上の生物の5%がこのコスタリカにいる。

●サン・ホセ
 コスタリカの首都。中心に建つ国立劇場は、パリのオペラ座を模して、19世紀末にヨーロッパから一流の技師を招いて造られた。座席数1000席ほどの小さな劇場だが、豪華絢爛。この国立劇場は、コスタリカの文化的シンボルとして今も人々に愛され、彼らの誇り。「コスタリカで革命が起きないのは、この国立劇場の窓を割りたくないからだ」と言われる。

●エレディア
 麻生さんがコスタリカを訪れた3月中旬は、イースター(セマナ・サンタ)の時期。メインイベントは、キリストの受難と復活を再現するパレードで、「プロセシオン」という。通常はキリストやマリアの人形などを乗せて廻るが、エレディアでは、伝統的に見ている人にわかりやすいように、役者たちがそれぞれの役割を演じる。プロセシオンは、ローマにあるバチカン公認で、毎年1万人以上の人がつめかける盛大なパレード。

●サン・ホセ近郊
 サン・ホセ近郊は、標高1000mを越える高原地帯。そこに広がっているのが、一面のコーヒー畑。世界的に有名なコスタリカのコーヒーは、ちょっと酸味がある。ここで極上の一杯をいただいた。

●カルタゴ
 コスタリカ最古の街。この街のシンボルは、1926年に建てられたロス・アンヘレス大聖堂。ビザンチン様式で、コスタリカの聖母といわれる黒いマリア像が祀られており、中米各地からたくさんの人々が巡礼に訪れる。訪れた人々は膝をついて祭壇まで進む。それは、入り口から祭壇まで膝をついて参拝すると願いが叶うと言われているため。麻生さんも膝をついてお祈りをしました。

●グアナカステ地方
 熱帯乾燥地林が広がる、牧畜がさかんな土地。この地方では、牧場で働く男たちは草原の男という意味の「サバネロ」と呼ばれる。この地方の伝統は、女性に愛を告白する際はギターの伴奏とともに歌でその思いを伝えること。その「愛の歌」を聞かせてもらった、
 サバネロのお宅を訪問した。この辺りでは、今でも肉やビスケットを薪で焼く。その大切なかまどを見せてもらい、かまどで焼いたチーズビスケットをごちそうになった。

●サラピキ
 首都サンホセから車で3時間。サラピキ一体は熱帯雨林に覆われている。長靴を履いて森に入る。ナマケモノ発見。ナマケモノは週に1度糞をするために地上に降りる。湿度が高い。螺旋形の茎の植物もある。ウォーキング・トリーという木があり、2−30本の根を使って年間5cm移動する。ハキリアリが葉を運んでいた。これを発酵させて幼虫のためのキノコを育てる。葉の裏にシロヘラコウモリがいた。白いコウモリで夜行性なので葉の裏で昼間は休む。3時間の熱帯雨林ツアーでした。宿泊は熱帯雨林に囲まれたホテル。

●パロ・ベルデ国立公園
 サンホセのずっと西。ここのエコツアーは船で回る。アメリカン・クロコダイルが休んでいた。ここの湿地帯は野性たちのサンクチュアリ。木に銀色の鳥がトラフサギ Tiger Heronが、隠れていた。木の幹に張り付いていたのは、ハナナガサシオコウモリ。外から見るとヘビのように見えるので、外敵から身を守っている。ホエザル、グリーンイグアナ、バシリスクなどがいた。バシリスクは水の上を2本足で走ります。

●モンテベルデ自然保護区
 パロ・ベルデの東。独特の熱帯雲霧林を形成している。1本の木に多くの植物が生えている。これらは着生植物といわれている。地表近くには太陽の光が届かないため。根がないので、水分は霧や雨でとる。モンキーテイルという植物は4億年前から生息していたという。
 森のタクシーと呼ばれる「スカイトレック」を体験。空を飛んでいるようでした。
 この森にはケツァール Quetzal という美しい鳥がいる。ケツァールは同じ木にやってくるという。メスの緑のケツァールがいました。オスも見つけました。古代マヤ文明ではケツァールを神の鳥として崇めていた。
 自然のバロメータといわれるカエルたちに異変が起きている。モンテベルデ・カエル園に行ってみた。タイガーフロッグは絶滅が危惧されている。コスタリカには183種類のカエルがいるといわれるが、そのうちの90種が絶滅の危機にある。イチゴヤドクガエル、マダラヤドクガエルなどが紹介されました。地球温暖化で、カビの一種「ツボカビ」が非常に繁殖しやすい環境になっている。これがカエルに寄生して感染症になり、ほとんどが死ぬという。既に3種類のカエルが絶滅した。このまま温暖化が進み、気温が3度上昇すると、コスタリカに住む16万種類の生物と75%の森が姿を消すといわれている。

●イラス火山国立公園
 サンホセの東にある標高3432mの山。この日は雲が多かったが、西の太平洋まで80km、東のカリブ海(大西洋)まで50km。2つの海が見られるのは年に数回ほどだそうです。目の前にはトゥリアルバ火山 Volcan Turrialba の噴煙が上がっていました。


テレビ番組「世界ネイチャー紀行 コスタリカ」

 2008年2月2日放送。エコツアー客が自然を求めてやってくる。ワールド・スタッフ製作。

●サンホセ
 首都。町の中心にはコロニアル様式の建物がこの国の歴史を感じさせてくれる。高地に位置しているため、日本の軽井沢のような過ごしやすい気候。人口の30%がここに集中している。カーニバルが大好き。陽気なラテンの音楽と情熱的なダンス。

●熱帯雨林
 一歩町を出ると自然の宝庫。雲霧林が中心。雲霧林とは熱帯雨林の中で、標高1000m以上の高い地域で、常に霧のような雲に覆われている場所のこと。湿気を含んだ雲霧林は地球上の動物の5%が暮す驚異の森を育んできた。野鳥の種類の多さが目をひく。世界の鳥の10%にあたる850種類の鳥がいる。ムナフチュウハシは大きなくちばしで固い実を器用に砕く。ニショクキムネオオハシはくちばしが大きいがスポンジのようなもの。サンショクキムネオオハシ。コンゴウインコの大好物はアーモンドなどの種子。まぼろしの鳥が住んでいる。ケツァールは世界で一番美しいといわれている鳥。体の倍以上ある尾。主食はリトル・アボカドで、これはケツァールの胃酸に刺激されないと発芽しない。
 国土の4分の1を自然保護区にしている。昆虫もたくさんいる。緑色のキリギリス、ナナフシ、毒キノコに姿を変えているのはクジャクハゴロモ。ツノゼミにはアリと共生している。セクロピアはアステカ・アリと助け合う木。アカシアはアカシアアリと共生の関係。ハキリアリは葉を切り取り、アゴにはさんで運ぶ。マダラヤドクガエルは皮膚に猛毒を持っている。イチゴヤドクガエルはオタマジャクシを水のある場所まで背負って運ぶ。1回の産卵数は6個。サンゴヘビも毒が強い。マツゲハブは黄色や緑色がある。ガラガラヘビもいる。尻尾に音がでる器官を持つ。木の上にはグリーンイグアナ。ツナギトゲオイグアナは恐竜を彷彿させる姿だが、おとなしい。グリーンバシリスクは緑色のたてがみがあり、世界で一番美しいといわれているイグアナ。
 水辺にはアメリカワニ。ワニは変温動物なので、28〜30度の体温がないと動けない。日中は日なたぼっこをして体温を調整し、襲撃に備える。今はアメリカワニも激減して、保護されている。
 豊かな水によって熱帯雨林は維持されている。南北アメリカが陸続きだから見ることができる動物たちがたくさんいる。オジロジカ、アグーチはネズミの仲間。ハナジロハナグマは土の上で餌を探すが、寝るのは木の上。コクモツリスは体重が500gで湿った森に住む。シロヘラコウモリはヘラコニア?の木の葉の裏などにいる。幻のコウモリといわれている白い毛のコウモリ。ミツユビナマケモノはセクロピア?の木に住む。クモザルは熱帯雨林屈指の身の軽さを誇る。5番目の手と言われる尻尾だけで体重を支えられる。ノドジロオマキザルも5番目の手をもつ猿。セアカリスザルはコスタリカの太平洋沿岸の熱帯雨林にしか生息しない貴重な種類。ホエザルは1km先まで聞こえるという大きな声で、自分のテリトリーを主張する。1日6時間も食事の時間を持つ。ホエザルは集団生活をしている。
 夜、海辺にはヒメウミガメ。太平洋に突き出したニコヤ半島?の先端に位置するオスピオマル?海岸は世界に8箇所しかない、ウミガメの大産卵地。8月〜10月に産卵し、たった3日で数十万頭になることもあるそうです。到着の意味をもつアリバダという言葉で称される。本来なら夜間だが、間に合わないので、一度にやってくるのがアリバダ。メスは一度に100個産卵する。砂をかけるが、温度によって雌雄が決まる。29度以下だとオス、29度以上だとメスになるという。ウミガメは同じ場所で産卵する。多い年は50万頭となることもある。50日後に子ガメが海に向かう。


テレビ番組「旅サラダ2007年8月は田中美奈子さんでコスタリカ」

 コンチネンタル航空で行きました。

●サンホセ
 首都で、コスタリカの中央に位置し、コスタリカの最大の都市、サンホセ州の州都でもある。標高は1150m。ヨーロッパ調の建物の美しい高原都市で、周辺を含めて国の2割?4割の150万人が暮らす。
 青空市場も色とりどりのテント。果物や野菜が多い。人々はカートをひきながら1週間分買う。マンゴーも大きい。ナンセというフルーツもある1kg1000コロン(230円?)でコスタリカの人は大好きだそうです。笑顔がみんないい。
 「国立劇場 National Teater」(住所:San Jose Centro、Tel:+506 221 1329 )はコスタリカの人が誇りにしている。パリのオペラ座をモチーフにして、1890年から7年かけて建てられた。バナナとコーヒーの輸出によって経済発展したコスタリカ、天井画はこれらを作った国民こそが主役だと訴えている。この建物もコーヒーで得た外貨で建てられた。中にはたった2ドルの席もあり、全ての人が楽しめる。見学入場料(スペイン語・英語によるガイドツアーがある)US$5。昔の5コロン札に使われていて、世界で一番美しいお札といわれたという。

●郊外
 コーヒー畑が広がる。豆は手間をかけた上質のもの。その中にたたずむ白亜のホテルが「フィンカ・ロサ・ブランカ・カントリー・イン Finca Rosa Blanca Country Inn 」(住所:Apdo. 41-3009 Santa Barbara de Heredia、Tel:+506 269 9392 )で、ロビーの白い壁と明るい光とあふれる色が印象的。ジュニア・スィート1室US$250。
 ランチは伝統料理タマカUS$42か$12か・・。バナナの葉でくるんである。鶏肉や野菜がトマト味で処理してあり、温かくて素朴な味。食後は自慢のコーヒーで、コーヒー園を見ながら一服。

●モンテベルデ自然保護区 Monte Verde
 熱帯雲霧林の自然保護区の森に、見ると幸せになれる幻の鳥ケツァール(カザリキヌバネドリ)がいるというので訪れた。住所:Tropical Science Center, PO Box 8-3870, San Jose 1000, Costa Rica。
http://www.monteverdeinfo.com/

 また熱帯雲霧林のトレッキングで人気が高い。ガイドのフランシスコさんに案内してもらった。入場料US15、ガイドは別料金。
 熱帯雲霧林とは、標高800m〜1300mに深い霧とある雲に覆われた密林地帯。木々は苔やシダに覆われていて、別の生態系を育てている。キバシミドリチュウハシ、青いハチクイモドキ、黄色いトゥカン(オオハシ)など個性的な鳥が多い。金属音の不思議な鳴き声のヒゲドリ(ベルバード)。オナガセアオ・マイコドリもなかなか見ることができないそうです。ケツァールが巣穴にいたので、1時間待って見ることができました。上半身が青と緑で下が赤でした。
 熱帯雲霧林の中にある「クラウド・フォレスト・ロッジ」で休憩。紫陽花など美しい花にあふれた庭を過ぎて部屋に向かう。ツインUS$70。庭にはハチドリがたくさん飛来しました。ロビーではハチドリを見ながらコーヒーを楽しめる。
http://www.monteverdeinfo.com/cloud-forest-lodge/

 インフォメーションセンターではトレイルガイドや動植物の説明パンフレットなどが販売されている。この自然保護区への入場は一度に120人までに制限されていて、観光客の多い時期には待たされる。鳥の活発な早朝がおすすめ。午前7時から午後4時半まで。


 高校野球のために2、3日目は両方ともなし。HPからの情報です。一部は2008年3月15日に紹介されました。

●マヌエル・アントニオ国立公園 Parque Nacional Manuel Antonio
 首都サンホセから南へ車で3時間、太平洋岸に面したコスタリカでも最も人気の高い国立公園のひとつ。白い砂浜が広がるビーチと、熱帯雨林が美しいコントラストで、森林浴と海水浴を同時に楽しむことができる。入場料はUS$8。ノドジロオマキザルがいました。ミュビナマケモノもいました。週に1回トイレのために木から降りる。入場料6ドル?
 宿泊はエコ・ホテル「シ・コモ・ノ Si Como No 」(郵便住所:SJO 297, PO Box 25216 Miami, Fl 33102-5216、USA、Tel:+506 777 0777 )で、スイートは1室US$260。税金は16.39%。
http://www.sicomono.com/

 セールフィッシングをした。受付店は、「ブルーパール・スポーツフィッシング Blue Pearl Sportfishing 」(住所:Apdo. 482-6350 Quepos, Puntarenas, Costa Rica、Tel:+506 777 2516 )で、半日コース(7名まで乗船可能)US$700(ドリンク付・税込))で、昼食は要相談。料金の他にフィッシング・ライセンス(1年間有効)代が1人US$24かかる。
http://www.bluepearlsportfishing.com/

●リンコン・デ・ラ・ビエハ国立公園 Parque Nacional Rincon de la Vieja
 首都サンホセから北西へ車で約5時間、世界遺産に指定されているグアナカステ保全地域の一角になる、熱帯乾燥林や雲霧林が広がる国立公園。火山活動を続けているリンコン・デ・ラ・ビエハ火山の麓に位置しており、火山ガスが泥を吹き上げる場所を見に、乾季には大勢のトレッカーで賑わう。森の中のトレイルは歩きやすく、また様々な変化に富んでいるため歩いているだけで楽しい。ただ、乾季の晴れの日は、かなり強い日差しとなるので、帽子と飲料水は必須。入場料はUS$7。
 宿泊はホテル「アシエンダ・グアチペリン Hacienda Guachipelin 」(住所:Rincon de la Vieja, Guanacaste, Costa Rica、Tel:+506 666 8075 )で、1室US$46.09(朝食付き・税込)、2名利用だとUS$66.58。エステとして、泥パック(全身)はUS$70。泥は好きなだけ自分で塗ることが出来る。サウナ・温泉代を含む。
http://www.guachipelin.com/

●スカイトレック Sky Trek
11本のケーブルを降りてくるツアー。所要時間は2時間程度で、短いズボン・サンダルは厳禁。住所はMonteverde, Costa Rica、Tel:+506 645 5238 )。料金は1人US$44。
http://skytrek.com/

●サルチー Sarchi
 サンホセから北へ車で約2時間。世界遺産「コスタリカの牛飼いと牛車の伝統」で、コスタリカの伝統的な牛車である「カレータ」の生産地として有名だが、サルチーには2軒しか残ってない。訪問したのは、「タジェール・エルマノス・アルファロ・カストロ Taller Hermanos Alfaro Castro 」で、見学自由。

●ケポス Quepos  トローリングに挑戦。半日ツアーでUS$74.5かな?長さ40cmくらいの緑色がかったマヒマヒ、50cmくらいのガジョ(ルースター・フィッシュ)などが釣れました。


●熱帯雨林
 首都サンホセから北西へ車で約5時間、リンコン・デ・ラ・ビエハ火山の山麓に広がる熱帯雨林のカリブ海側にある小さなロッジ「アグロ・エコロッジ Agro Eco Lodge 」(Tel:+506 389 2208 )のオーナー&案内人はオスカル・アルバラド Oscar Alvarado さん。8年前に始めて以来、多くの生物学者などが訪れる熱帯雲霧林の隠れ宿。宿泊代は1泊3食は1人US40(税込)。地図にない場所のため住所はなく、郵便も届かないため、連絡手段は電話のみ。場所を知っているドライバー、通訳と一緒に行くことが望ましい。
 ジャングルの中でコスタリカの伝統的な家屋に寝泊りしながら、家庭料理を味わうことが出来る。未開の部分が多く野生のバクやジャガーといった大型哺乳類も住むこのジャングルは貴重な動植物にも溢れており、ガイドのオスカルさんがジャングルを案内してくれる。マント・ホエザルは特徴的な声でなき、ジャングルのマスコット的存在。赤い花で触るといい香りになる通称「森のともしび」もある。滝があります。
 昼食は「キャッサバのフライ」、「ヤシのサラダ」、「煮豆」、「チキンライス」。愛情溢れる家族でした。

●トルトゥゲーロ国立公園 Parque Nacional Tortuguero
 首都サンホセから車で東へ約2時間、モインという小さな港からさらに船で約2時間。もしくはサンホセからセスナ機に乗って約30分、そこから船で約30分。カリブ海沿岸に広がる未開のジャングル地帯、トルトゥゲーロ国立公園。トルトゥゲーロとは「カメがいる場所」という意味。国立公園内の砂浜には、カリブ海一帯から多くのウミガメが産卵にやってくる。

 宿泊は「マワンバ・ロッジ Mawamba Lodge 」(住所:Tortuguero、Tel:+506 223 2421 )で、1泊5食で、1名利用US$226、2名利用で1人US$168。「サンホセからの送迎・ジャングルクルーズつき」(税込)。ジャングルの中で、コテージの横には運河?がある。庭は緑も多く、いろいろな花もある。リゾートのようなプールもある。ハンモックでおやすみもできる。
http://www.grupomawamba.com/
 「フラッシュ禁止」と書いてある札が多いが、アカメガエルはホテルの一角で育てられており、夕方ごろになると必ず出会える。オモチャみたいです(笑)係りの方にお願いすればじかに触ることも可能。

 熱帯雨林の運河をボートでのぼるツアー(ジャングル・クルーズ)がある。国立公園入場料US$7が追加でかかる。約80kmに渡り海沿いを走る運河と周辺の熱帯雨林は野生動物の楽園。緑色の世界一美しいトカゲ「グリーンバシリスク」、リスザル、クロコダイルもいます。小さな支流に入ると、少し黒ずんだ水になり、多くの水鳥が生息している。ハゲノドトラフサギ、アメリカヘビウ、アメリカレンカウ、ベニヘラサギ。他にもミユビナマケモノ、ナマケモノの天敵ジャガー、サル、バクなども生活する。
 「ウミガメ観察ツアー」は別料金で1人US$30。日によっては見れないこともあるため、ホテルのフロントで確認すること。夜、アオウミガメが産卵に来ていた。


テレビ番組「知っとこ! 世界の朝ごはん、エルサルバドルのサンサルバドル」

 2007年6月30日放送。

●San Salvador
 スペイン語で救世主という意味の町。人口50万人、中米で人口密度が一番高い。中心にあるのが、カテドラル・メトロポリアーナという大きな教会。この町でシンボル的な存在で一番大きな建物。熱心な信者のみなさんが祈りを捧げている。中央市場に行ってみた。フルーツ、トマト、白い花を売っているが、イソデと言ってスープに入れて食べるそうです。鍋を売っている人もいる。毒を売っているおじさんがいる。ねずみ、ゴキブリなどの殺虫剤でした。鉄板の上で焼いているのは、ププサで、薄いのに中には豚のミンチやチーズなどの具が入っている。1つUS$1〜。これにピクルスをのせてサルサソースをかけて食べるのが通だそうです。
 フィナル25通りに立派な門がある。エルサルバドル大学で、中には公園みたいな感じ。木の下で勉強している人が多い。大学の構内に大きな絵がある。メガネをかけた同じ人。Tシャツもある。ロメロ大司教(1917-1980)で、この国で一番の英雄。人権の平等を政府に訴えた人。その偉大な功績が国民に支持されている。サビエル・フェルナンド・ベラ・パラダさん(21歳)が紹介してくれたのは、町の郊外の名所。

●サンアンドレス San Andres
 ピンク色?オレンジ色?のモダンな建物がある。その奥にサン・アンドレス遺跡がある。これはピラミッドで1200年前のものでマヤ文化を起源とするもので、高いピラミッドは21mにもなる。教授がピラミッドの発掘現場を案内してくれました。

●郊外
 一軒屋に住む新婚さんの朝ごはん。ナンシー・マルレーネ・エンリケ・デ・タケムラさん。1品目「ププサ Pupusa」。とうもろこしの粉に水を加え、こねる。フリフォーレスという豆のペーストをフライパンで温めて、生地の上にのせ、豚のミンチ、チーズを加え包み込む。これを鉄板で焼いてププサが完成。
 2品目「フウィスキル・レジェノ Guisquil Relleno」。トマト、ピーマン、パクチーを切り分け、水と各種スパイスを加えてミキサーで混ぜてソースの完成。ウィスキルというウリをスライスして鍋で20分茹でる。これを2つに切り、にチーズをのせてはさみ、まわりにメレンゲをつけてフライパンでじっくり焼く。焼いたところにさきほどのソースを入れて焼き上げる。
 3品目「エンパナダ Enpanada」。鍋に水をはり熟したバナナをいれ、砂糖、シナモンと煮る。煮えたら、フォークでペースト状につぶす。温めた牛乳、コーンスタージ、シナモンパウダーを入れて混ぜて、これをさきほどつぶしたバナナで包んで丸くしてフライパンで揚げる。


テレビ番組「知っとこ! 世界の朝ごはん・ホンジュラスのラ・セイバ」

 2007年6月16日放送。四季はなく、雨季と乾季がある常夏の国。

●ラ・セイバ La Ceiba
 カリブ海に面した人口12万人の陽気な港町。カラフルな建物が目立つがのどか。サン・イシドロ市場 Mercado San Isidro を歩く。ピーマン、トマト、バナナなどがトラックの荷台で売っている。屋台もある。バレアーダスというメキシコのタコスみたいなのがある。生地を焼いて、クリフォーレス?という豆のペーストを塗り、たまご、鶏の唐揚げ、野菜をトッピングしてはさんで食べる。10レンピラ(60円)〜。
 プラヤ・デ・ムエジェ Playa de Muelle という素敵なビーチ。人が少ない。海は人気が少なくて、山が人気。
 ロス・チョロス Los Chorros という山?に行く。建物の中はカフェ。川ではみんなが泳いでいる。「バルネアリオ」という川で水遊びができる場所・天然プール。ベタベタしないから川の方が好きらしい。上流では子供たちが15mくらいの高い場所から飛び込んでいる。
 バウディリオ・カリックスさん(27歳)が紹介してくれたのは、モンテクリスト Montecristo の畑。ここではパイナップルを作っている。逆さにしておくと長く鮮度が保たれるそうです。Dole の工場に運ばれて出荷される。
 サン・イシドロ通りでは中米最大のお祭りがある。まずは馬の行進、子供たちのダンス、鼓笛隊、鉄琴演奏、民族ダンスなどがあった。

 郊外の新婚さんビルマ・ダャニラ・モルガンさん(24歳)が作っている。1品目は「シーフード・スープ Sopa de mariscos 」。ピーマン、たまねぎ、にんにくを千切りにして熱したフライパンに入れて、たっぷりのバターで炒める。ココナッツミルクを鍋に入れ、炒めた野菜を入れ、切ったバナナとキャッサバ(芋)を入れて煮る。塩、胡椒、ブイヨンで味付けする。これにロブスターなどの魚介類を入れて煮る。
 2品目は「チチャロン・コン・ユカ Chicharron con yuca」。切ったキャッサバを30分茹でる。トマトペーストをフライパンにあけ、お湯を加え、バターを混ぜる。塩、ウスターソース、マスタードを加えてソースが完成。チチャロンという豚の皮を揚げたものを木槌で砕く。お皿に茹でたキャッサバを置き、千切りのキャベツ、砕いたチチャロン、トマトソースをかける。
 3品目は「タマリンド・ジュース Jugo de tamarindo」。タマリンドという豆の皮を丁寧に取り除き、湯に入れて20分煮る。実をほぐし、網でこしながらポットの中にいれ、砂糖を入れて冷やす。


テレビ番組「ホンジュラス カリブの青空に映える女性と子供の笑顔」

 2007年1月3日放送。佐藤藍子さんが案内。女性と子供の笑顔が国の幸せのバロメータになる。日本も多くの支援をしている。その様子を取材した。テレビ東京製作。

●テグシガルパ
 首都、標高960m、人口85万人。テグシガルパとは古い言葉で「銀の丘」という意味。丘の上からは美しい街が見渡せる。その場所にはキリストの大きな像が立っている。街の真中にはスペイン統治時代に建てられたコロニアル調の美しい教会もある。中心部では路地裏に露店が並ぶ。ココナッツと砂糖のお菓子がある。
 街の周辺部には貧しい人々が暮らす地域が広がっている。その多くは地方から仕事を求めてやってきた人。ホンジュラスでは国民の2割が1日1ドル以下で暮す中米でも貧しい国の一つ。1998年10月に襲った大型ハリケーン「ミッチ」は各地に大きな被害を与えた。日本はいろいろ援助をしている。テグシガルパ市内のエル・チーレ橋はハリケーン災害の復興支援でできた。

●職業訓練
 郊外にある「国立職業訓練庁サン・フェリーペ校」を訪問。国立職業訓練庁は1972年にできた機関で、初等教育を終えた21歳までの若者と社会人に対して職業訓練を行なっている。日本人も技術指導を行なっている。JICAシニア海外ボランティアの久光好子さんに話を聞いた。2年の任期で派遣され、洋裁を担当している。ホンジュラスは男性優位社会で女性が外で働くことを好ましく思わない男性も多いが、貧困を解決するには女性が社会で活躍するしかない。久光さんはプロにも立体裁断などの技術を教えている。

●教育
 小学生に入学する子は90%を超えているが、卒業するのは60%台。勉強についていけない子が多い。
 こうがいにある「ラス・アメリカス小学校」でJICA青年海外協力隊の松田武蔵さん(25歳)は2005年2月からボランティアとして派遣されている。算数の先生の指導力不足が問題なので、先生を教えている。1989年から既に100名ほど教えに来ている。さらに算数の教科書もわかりやすいものに変えられた。この小学校は午後は別の小学生と別の先生が教える。6年生の男子エスティーベン君の家を訪問した。
 国立教育実践研究所ではJICA専門家の阿部しおりさんが定期的に教科書を改訂するように国に働きかけている。
 テグシガルパの西のエスペランサでも教育改革が行なわれている。山に囲まれた風光明媚な街で、住民の多くはデンパ族?、雰囲気はテグシガルパとはかなり異なる。「エスペランサ師範学校」では中学生から大学生が学ぶ。ここに国立教育大学の教員養成課程がある。ここでも算数の実力が劣る小学生の先生が多いので、ブレンダ先生が算数を教えている。その先生をJICA専門家の西方憲広さんが指導する。
 ホンジュラスの成功をうけて、教育改革はエルサルバドルなどの周辺国でも始まっている。

●女性の自立
 北部の港町ラ・セイバには美しいカリブ海が広がっている。人口は15万人。中心部にある「ホンジュラス赤十字ラ・セイバ支部」で2005年6月からJICA青年海外協力隊のボランティアとして活躍する鎌田真紀さん(30歳)。貧しい女性たちの作った工芸品などを販売するのを手伝っている。
 中心部から車で30分のロス・ヒラソーレス地区に今回は訪問した。98年のハリケーン・ミッチで被害にあった人が移住してきた人が多い。経済的な自立のために支援している。4年前から6人のメンバーで小物などを作っている。完成品は赤十字が買い上げている。画期的な現金収入になっている。真紀さんが来てから、製品の欠点を改善し、デザインをよくして、事業はうまくいっているそうです。
 10月12日「コロンブスの日」に、ラ・セイバの中央公園でガリフナという少数民族のお祭りがあるが、露店を出して売りたいというので会合を持った。
 夜、アシンダ・ルイスさんが家庭料理を振舞ってくれた。タマレスという代表的料理は、鶏肉、豆、お米、人参、レーズンなどをとうもろこしの粉で巻いて、バナナの葉で包んだもの。
 アフリカから連れて来られたガリフナ族は船が難破して逃げ出したので、一度も奴隷になっていない誇り高い民族。お祭り当日、男性が女性用にアクセサリー類を買っていきました。


テレビ番組「探検ロマン世界遺産 コスタリカ・グアナカステ保全地帯」

 2006年9月30日放送。竹中三佳さんが案内。グアナカステ保全地帯はコスタリカの北西部にあり、広さは1500平方km、香川県よりやや小さい面積。ここに17.8万種類の動物が生活している。日本列島は6万種類なので多さがわかる。ハナジロハナグマは竹中さんが会いたかった動物。他にも、サンショクキムネオオハシ、ドウイロハチドリ、アグーチ、カンムリシャクケイ、ノドジロオマキザルなど。国土の25%以上が環境保全区となっている。

●リベリア
 北西部の町で、グアナカステ保全地域への入口。みんな明るく陽気。屋台の果物屋さんで出されたのは、サボテンの実。キウイみたいでおいしい。観光の町なので、お土産屋さんが多い。いろんな動物の絵柄のタオルなどが多い。

●グアナカステ保全地域
 北へ車で1時間で到着。入場料は6ドル、地図は100コロン。研究員のマリア・チャバリアさんと会って、案内してもらったが、いきなりトゲオイグアナが首を縦に振って挨拶してました。体長60cmほどになる。マントホエザルが木の上から吠えた。クモザルもいた。地面にはココノオビ・アルマジロがいた。
 まず全体が見渡せる展望台に30分で到着した。リンコン・デ・ラ・ビエハ火山、カカオ火山、オロシ山が見える。
 見えないが海も世界遺産で、サンゴがある。数万匹のウミガメがやってくる海岸もある。活動中の火山もあり、ガスが噴出していて、山の中腹以上では1年中雨が降る湿った森「湿潤林」がある。太平洋側の海岸から中腹へは熱帯乾燥林が広がっている。グアナカステには様々な環境があり、それに適応した生き物が暮らしている。

 湿潤林は、ヤシのような背の高い木が多く、森は暗い。竹中さんは研究員のマリアーノ・ペレイラさんが案内してくれた。木の上にはサンショクキムネ・オオハシがいたが、滅多にお目にかかれないそうです。ある大きな木にコケなどの着生植物が生えている。着生植物は水分の多い空気中から水分を取るように進化し、光が下まで届かないので、高い木の幹を利用している。葉と全く見間違うようなマルムネ・カマキリもいた。突然、激しい雨が降り始めた。年間4000mm降るそうです。きれいな花が咲いているが、ヘリコニアの仲間、極楽鳥花の一種で、この花の蜜を求めて、ハチドリの仲間がやってくるそうです。同じ色の帽子や服を着ているとハチドリが来るというのでがんばってると、3時間でハチドリが来ました。ハチドリの舌は長くなり、ヘリコニアの花も長くなった。ハチドリとヘリコニアはお互いの進化を合わせたようです。

 300万年前にはアメリカ大陸は北と南に分かれていて、その間の海底で火山が噴火し島ができ、隆起して大陸がつながった。北からはジャガーやハナグマなど、南からはホエザルやアルマジロなどがやってきた。

 熱帯乾燥林は明るい。木も低い。カリブ海からの湿った風が山に当たり、北東部で雨を降らし、南西には乾いた風が通る。特に12月〜3月は乾燥し、木は葉を落とす。動物は湿潤林に移動する。葉は小さく水分が蒸発するのを防ぐ。サボテンまである。
 ノドジロオマキザルがいた。植物でもフルホーン・アカシアには大きなトゲがついている。アカシア・アリが登っているが、トゲの中が空洞になっていて、アリが入れるようになっていて、子供を育てている。ケムシがいるとアリが守るので、アカシアは脂肪なども提供している。アグーチは体長30cmほどで、ネズミの仲間。主食はナンセという木の実。アグーチは食べきれないと地面に埋める。時には忘れるので、そこから木が生えてくる。ハチドリの巣を見つけた。ハナジロハナグマがいました。昆虫が大好物で、落ち葉の中に鼻を突っ込んでいる。鼻先が上に反っている。木登りも得意で木の実も食べる。糞から芽が出るそうです。

 森林警備隊レンジャー(20人)がいつも森を見守っている。ハビエル・シエサルさんも活動している。今、世界でエコ・ツアーが流行しているが、コスタリカがその発祥の地と言われている。高いところから低いところへもケーブルで移動できるようにしてある。そのお金で森を保全している。

 パナマからメキシコまで熱帯乾燥林があったが、牧草地としての開発が進み、20年前の時点で過去の2%しか残っていないことがわかっている。現在はかなり回復している場所もある。牧草地の中の1本の重要な役割についてチャバリアさんが説明してくれました。


テレビ番組「感動紀行スペシャル、絶景!世界遺産の宿、大和撫子たちのフロンティア物語」

 2006年3月24日放送。鶴田真由、宇梶剛士、内山理名さんが出演。テレビ東京制作。

●アラスカ
 日本の4倍の広さ。鶴田真由さんが目指したのは極寒の大氷河が作り出す奇跡のオーロラ。
 フェアバンクスは人口3万人で動物たちと共存して生活している。マッキンリー山、ブルックス山脈、世界遺産グレイシャーベイ国立公園、世界遺産ランゲル・セントイライアス国立公園が周辺にある。年間240日以上もオーロラが観測できる。
 お菓子のお家みたいな家が多い。ダウンタウンの一角にある可愛らしい一軒家タウンサイド・ガーデンズB&Bは日本人女性が経営する。和美ランディスさん(41歳)と夫のロブさん、娘の安里紗ちゃん(4歳)。宿の上空でもオーロラが見えるそうです。キッチンもついているお部屋で1泊朝食付きで95−120ドル。97年にハワイで結婚し97年にアラスカに移ったそうです。アラスカの人は夏にサーモンを釣り、冷凍しておく。夜は「ハニーライム・サーモン温サラダ添え」をいただきました。
 セスナ機でランゲル・セントイライアス国立公園を見ることができる。九州の1.5倍の広さ。氷河地帯は天候が不安定なので、空港に行ってはじめてその日飛ぶかどうかがわかる。世界遺産は規制が厳しく、飛行資格を持つのは数名のみ。今回はポール・クラウスさんが機長。数年に1度の快晴だということでした。新雪の降り積もるこの真冬だけ氷河の上に降り立つことができる。セスナ機で1時間、ファン氷河が見えた。川幅は5km。氷山と氷河は絶景です。ポールさんもまだ氷河の上に降りたことがないという。簡単に着陸しました。静寂しかない場所で、きれいなパウダースノーでした。ポールさんはここは名前がないからこれからはマユ氷河と呼ぶと言ってくれました。紅茶をいただきました。
 翌日は快晴だが真昼でもマイナス20度。紀元前1万年前からアラスカの内陸に住むアサバスカン民族は伝統的な方法で釣りをしている。えさはない。上下に動かして釣るが、鶴田さんも簡単に釣れました。6頭がひく犬ぞりを体験。焼き魚を食べました。焼いたのを置いておいたら凍りました。
 オーロラを見るためにより条件のよい山頂のオーロラ鑑賞ロッジ「オーロラ・ボレアリス・ロッジ」を紹介してくれました。熊谷誠・亜希子さん夫妻が経営しています。奇跡のオーロラは赤みを帯びたもので、年に数回しか見れないという。ロッジから少し離れたところに観測に最適の場所がある。20分歩いて到着。オーロラは北半球だと北に出る。
 深夜2時、マイナス26度、オーロラは出なかった。最終日も雪だったが、5時に止まった。深夜3時、マイナス30度、やっと顔を出してくれました。

●グアテマラ共和国
 宇梶剛士さんが古代マヤ文明を訪れる。16世紀にスペイン人が支配したが、今でも人々は伝統を守っている。
 世界遺産の町アンティグアはスペイン統治時代の18世紀に3度の大地震で壊滅と再生を繰り返したコロニアル都市。歴史地区は時が止まったかのような静寂の世界。サンタクララ修道院、レコレクシオン修道院は廃墟となっているが美しい。サンフランシスコ教会は廃墟となっているが、ミサは行なわれている。
 歴史地区のメルカド(市場)には食料品や日曜雑貨が売られている。毎週月、水、土曜日は周辺のマヤ系先住民による朝市が開催される。木イチゴはかなり酸っぱい。チュチートは中に肉が入っているパン。
 アンティグアからグァテマラ・シティ行きのチキン・バスに乗る。6.5ケツァル(100円)で、バス停はなく、その場で手を上げて車を止める。バスは狭い。次にグアテマラシティ〜キリグアまで40ケツァル(600円)。バスを乗り継いで5時間で到着。
 キリグアは3世紀に建設された古代都市で、熱帯性気候で高地のアンティグアとは標高差が1000mで、この日も33度だが、乾季なのでまだ涼しい。
 桑田真幸さん(44歳)経営のホテルはホテルらしくない平屋建。去年5月にオープン。5室で今回は一番いい部屋で1泊朝食付きで120〜280ケツァル(1800〜4200円)。お客さんのほとんどはキリグアの遺跡を訪れる日本人観光客で、部屋はとてもきれいです。桑田さんは37歳まで東京の建築会社で働いていたが、7年前にここに来て、土地の人とのふれあいから会社を辞め、ここで2年働いていて、1年経過してから宿をやりたいと思ったという。2004年に300坪の土地を購入。
 キリグアの遺跡は1981年世界遺産に登録された。古代マヤ文明最高傑作の石碑と彫刻がある。このステラといわれる石碑の数々が素晴らしい。当時の王族の肖像画などが表情豊かに描かれている。巨大な岩の彫刻アルター(獣形祭壇P)も貴重な文化遺産。入場料25ケツァル(375円)、営業時間:8時〜16か18時?。石碑Eのカックティリウ王の石碑は桑田さん一番のお気に入り。マヤ最大の高さを誇る。中国の楊貴妃には記録があるからロマンがある。この王にも記録があればロマンがあったのでは?と桑田さんは言う。約6.5万平方mの公園内に17箇所の石碑と祭壇が点在している。
 夕食は桑田さんの手料理。カルド・デ・パタス・デ・レス(牛の足の煮込みスープ)で4時間煮込んだもの。世界遺産ティカル遺跡に伝説の絶景があるという。圧倒されるそうです。
 翌朝子供たちが椰子の実を取って開いてくれた。お昼はメッチェスおばあちゃん(74歳)のお宅でごちそうになった。食事の後は子供たちが民族ダンスを披露してくれました。
 モラレスからリオ・デュルセにバスで向かう。10ケツァル(150円)。ここの川下りが桑田さんは好きだという。途中で蓮の花の大群、きれいな鳥の大群があってとてもきれいだそうです。リオ・デュルセからリビングストンまで400ケツァル(6000円)。水上で生活している人たちもいる。突然寄ってみた。さらに下って橋があったが、ペリカンの大群がずらりと並んで止まっていました。ついにカリブ海に到着。
 リビングストンは人口3000人だが、世界遺産がある。ここに暮すのはガリフナ人で、400年前にアフリカから連れてこられた人と先住民を先祖に持つ人々。融合してできた言語、舞踊、音楽が無形世界遺産。宇梶さんも参加して楽しみました。
 ティカル遺跡へはトラックの荷台の車で移動。フローレス〜ティカル30ケツァル(450円)で5時間の旅。この国立公園は淡路島くらいの576平方kmの広さの森林公園の中に4000以上の建造物が点在している。8世紀に全盛期を迎えた都市遺跡で、5つの巨大な神殿がある。入場料は50ケツァル(750円)、営業時間:6時〜17時。森林の中にはクモザルが多い。オーロペンドラやヒメクロシャクゲイという鳥、ハナグマもいる。神殿は壮大だが人は少ない。複合遺産として1981年に世界遺産に登録された。最盛期にはこの神殿周辺に6万人の人が暮らしていたという。「失われた世界」はティカル一巨大なピラミッド神殿。頂上から眺める360度の緑の大海原は素晴らしい。4号神殿から見た朝霧は最高だそうなので、翌朝に挑戦。
 暗いうちから4号神殿に行く。周囲は霧に被われていた。待つこと1時間、朝日が昇り、素晴らしい風景が見えました。

●ポルトガル
 16世紀の大航海時代に活躍。リスボンは今でも歴史の面影を残し、世界で最も美しい町と言われた。内山理名さんが訪れた。春先の一瞬に訪れる幻の夕景を見る。リスボンの夕景は絶景だという。
 テージョ川にのぞむベレンは歴史地区。ヨーロッパ建築の最高傑作という世界遺産ジェロニモス修道院。建築当時、ヨーロッパ一壮大にして華麗と言われた。巨大な建築資金はバスコ・ダ・ガマによるインド航路によって得られた莫大な富だった。入場料4.5ユーロ。柱一つ一つにこの国の偉大なる歴史が刻みこまれている。中庭の回廊が織り成す光と影のシンフォニー。
 ベレンの塔も世界遺産。要塞として建てられた。長く辛い航海を終えた船乗りたちに、この美しすぎる姿は聖母マリアの化身にも見えたという。
 市内でカステラと宿を経営する智子ドゥアルテさん(43歳)を訪ねた。ご主人はパウロさん(37歳)。この店の自慢のカステラ1ユーロを食べさせていただいた。隣の建物の6階が宿で、築200年らしい。階段は壊れやすいらしいので、気をつけてと言われていました。部屋の中はきれいです。2003年オープンで、1日1組限定。1人1泊40ユーロ。2人60ユーロ。2泊以上の連泊が必要。アズレージョ(ポルトガル独特の装飾タイル)もある。智子さんは京都育ちで、22歳でお菓子作りにポルトガルに渡り、パウロさんと出会う。87年に結婚し、日本に帰国。パウロさんは96年に長崎の「松翁軒」でカステラ作りを学びポルトガルに帰った。
 南部の小さな港町セトゥーパルに行く。写真家のペードロ・ナーラさんが船でローズ・フラミンゴを見るのにサド川の上流に連れて行ってくれた。非常に用心深いのでなかなか見ることはできない。1時間後に中州が見えてきたが、そこに200羽以上いた。突然全部飛び立ちました。
 翌日、国鉄ローマ・アレエイロ駅からシントラ駅まで1.55ユーロ(220円)、所要時間40分。シントラは童話のアンデルセンがこよなく愛したおとぎの国。1995年に世界遺産に登録。ムーアの城跡は入場料3.5ユーロ。シントラの町がきれいに見えました。次にロカ岬に行きました。
 さらに智子さんとリスボン市内の市場に行きました。智子ドゥアルテのポルトガル料理ツアーは、料金が1人100ユーロで、火曜〜金曜に実施。リベイラ市場は整然としています。ピーマンもでかい。食材を買うとコリアンダーなどのハーブはプレゼントしてくれるそうです。自宅で料理を作ります。おいしくいただきました。自宅の近くではカステラ工房があります。
 春先のリスボンは朝に雨になると素晴らしい夕景になるといわれている。市電28番線(1.2ユーロ)に乗りサン・ジョルジェ城に向かう。入場料3ユーロ。大西洋に沈む夕陽と黄金色に輝く町が同時に見られる場所。すごくきれいでした。鐘の音も聞こえていい感じでした。海から眺める景色もさらにきれいでした。


テレビ番組「憧れ!!夫婦で海外ロングステイ“外国と日本半年ごとの楽園生活”」

 2004年10月4日放送。 桂菊丸、松本明子、大東めぐみ、林マヤさんが案内。テレビ東京製作。

●インドネシア・バリ島
 女性に人気で、リゾートホテルが立ち並ぶ。南田豊幸さん(58歳・バリ在住5年)はスキューバ・ダイビングに魅了され、5年前にロング・ステイを決意。若返りに秘訣だという。

 メインビーチから車で30分のウブド Ubud は芸能・芸術の村。村のいたるところで無料絵画教室が開かれている。子供たちがやっている、伝統舞踊教室も無料で、誰でも参加できる。
 光森登司子(65歳)史孝さん(65歳)はバリ在住1年。大阪で暮らしているのと同じ感覚で、日本語で値切っている。神戸の新聞社に勤めていて、11年前に初めてウブドを訪れ、その魅力に取り付かれ、1995年にコテージを購入。奥さんの定年を期に本格的なロング・ステイを始めた。現在は6ヶ月毎に日本とウブドを行き来し、ビザを更新している。遅めの朝食は「タマン」というレストランで、日本語のメニューも常備。焼きそばトマト風味は1.4万ルピア(180円)で、今回7品で12.6万ルピア(1500円)。香辛料が控え目で日本人の口に合うそうです。自分の好きな時間が取れるし、重労働の食事作りから開放されるのがいいそうです。お昼は昼寝。
 住まいはヴィラ・ビンタン Villa Bintang で田園の中。20年契約で土地を借りて、友人達と協力して5棟のコテージを作った。1995年に購入価格は2.08億ルピア(260万円)。テラス、12畳のリビング、高い天井とタイル張りの床、風は素通し、家具もバリで調達し、たんす一式240万ルピア(3万円)。ただ気になるのは萱葺き屋根で漏れるかもしれないとか。大工さんも「ティダアパアパ(気にしない)」と言うそうです。
 現在、年金収入が月40万円、支出は外食中心で4万円、電気代・光熱費等が2万円、交遊費が4万円の合計10万円。ご主人は何もしないために来たから楽しいそうです。奥さんは趣味の陶芸を1日じゅうしています。時折乗馬もするそうです。
 夕方からはお寺に行って、ジュゴク演奏とバリダンスを観ました。毎夜必ずどこかで開催されているそうです。最後は舞台に上がって踊りを楽しみました。

 ロング・ステイする人への物件紹介。初心者にはヴィラIKS。バリ建築でメイドさん付きで家賃は2名朝食付きで月800万ルピア(10万円)。持ち家派の人には日本人向けの2階建の築3年中古一戸建て2LDK(45坪)で、2寝室、土地は242坪(鶏付き)で10億ルピア(1250万円)。
 バリ島が人気の理由は医療体制が充実しているため。SOSクリニックは24時間診察してくれて、日本語通訳付き。

●マレーシア・ペナン島 Penang
 桂菊丸、松本明子さんが案内。市場では食材が豊富。プラウティクス市場 Pulau Tikus では、海老が600g20リンギットRM(600円)。ピーマン1kg5RM(150円)、大きなトウモロコシは1個90セント(27円)、牛肉は1kg14RM(420円)、鶏肉1羽8RM(240円)。ここで香川県から来た木村令子(66歳)・良香(64歳)夫妻に出会う。ペナン在住6ヶ月。「これ3つ」、「これ2つ、骨抜いて」と日本語で指示していました。木村さんは全部日本語ですと言っていました(笑)下手な英語使うよりはコミュニケーションがいいそうです。

 パンタイ通り Lobuh Pantai はオフィス街で、ペナン島の経済の中心地。そこにある「スリウェルド・フード・コート Suri-weld Food Court」は屋台村。ここには中華系、インド系もあり、OLさんもここで食べる。ラーメン1杯2RM(60円)。チンタン・ライスは海南・・という店のチキン・ライスで3RM(90円)。きし麺炒め3RM(90円)、スープミーフン3RM(90円)。ラスラマ1RM(30円)はカレー味のちまき。毎日通っても飽きません。ここで、加藤英紀(60歳)・伸代さん(56歳)ペナン在住1ヶ月の夫妻に出あった。設計事務所を退職してペナンに来たという。奥さんはご飯作らなくてもいいので楽だという。町の中でもひときわ高くそびえるガニーパーク・コンドミニアム Gurney Park に住んでいて、家具は備え付け、3寝室、プール・テニスコート付きで3LDKで家賃は月2400RM(7.2万円)。ここは木の床です。娘の真由美さん(31歳)と真紀子さん(28歳)とは毎日メールしているようです。英紀さんは週2回はゴルフを楽しむ。シニアは料金は平日で80RM(2400円)。伸代さんは英会話スクール。

 物件を紹介。タンジュン・パーク・コンドミニアム Tanjung Park はホテルのような豪華さ。中は靴を脱いで入ると、白を基調とした部屋で、家具など備えてあって、居住者専用プールもあり、3LDKで月2300RM(7万円)。

 マレーシアの観光ビザは有効期限が3ヶ月、マレーシア移民局 Malaysia Immigration で長期の滞在の申請が必要。マレーシア・セカンド・ホーム・プログラム(リタイアメント・ビザ)があり50歳以上の夫婦の場合、マレーシア国内の銀行に15万RM(450万円)以上の定期預金があるか、月の収入が1万RM(3万円)以上あることがまず条件。マレーシア国籍を持つ保証人が必要だが、移民局公認団体「ロング・ステイ財団」トロピカル・リゾート・ライフスタイル社 Tropical Resort Lifestyle が保証人になってくれる。移住したいという日本人のほとんどがここにお世話になっている。石原彰太郎さんが言うには、このプログラムは日本人のためにできたようなもので、日本人は歓迎されている。この保証人代行サービス(ビザ取得手続き込み)で1500RM(4,5万円)。
 マレーシアでは人差し指で人をさすのは非礼。親指でさすのが礼儀。

 ロングステイ成功の秘訣は「何か新しい事にチャレンジする」ことかもしれない。桂さんは水上バイク1時間50RM(1500円)に挑戦した。乗馬15分40RM(1200円)〜、パラセーリング1回50RM(1500円)もある。

●カナダ・ビクトリア Victoria
 大東めぐみさんが紹介。古きイギリスの文化を色濃く残す町で、花々がきれい。バンクーバーの近くで、年間平均気温は15度で、人口は30万人。町を歩くと車イス利用者が多いことに気がつく。この町はバリアフリーの町と言われている。充実したセカンド・ライフを過ごしたいシニアに大人気。地元TVリポーターのキング・リーさんが案内してくれた。
 三戸紀昭(64歳)・和子さん(57歳)夫婦はビクトリア在住4年。日本では安い車に乗っていたが、今はオープンカーに乗る。4年前に大阪の家を売り、ここに来たそうです。観光ビザ期限の6ヶ月ごとに日本に帰国して更新しているそうです。退職金で買ったローレル・ポイント Laurel Point というコンドミニアム。白の基調の部屋で、2寝室、プール・ビリヤード・サウナなどのレクリエーション設備も完備していて、窓からビクトリアの町が絵ハガキのように見える。値段は1500万円弱。オークベイ・マリーナ Oakbay Marina も近くレジャーも格安で遊べる。 フィッシング・クルーズは6時間貸切で300 Can$ (2.5万円)。
 年金月24万円、支出は食事7万円、交遊費5万円、その他10万円で22万円。奥さんは一軒屋に畳を入れ、茶室にして(改装費40万円)、お茶を教えています。賃料は月950Can$(8万円)、週に2−3度、集まる生徒は20人、ほとんどがカナダ人。好きなことを自由にできるのがいいという。

 シニアを大事にする憩いの場がある。モントレイ・センター Monterey Center は年会費31Can$(2600円)で施設が使える。エクササイズ教室、Oak bay Library に行ってみた。センターからは無料送迎バスの利用が可能。
 老人ホームも充実しており、パークウッド・プレイス Park Wood Place は平均的な老人ホームで健常者100名と要介護者80名が入居している。看護士も24時間体制で常駐している。入居2年目のウクライナ出身のメアリー・ハートウッドさん(75歳)にお部屋を見せてもらった。朝食付きで1LDKで月1650Can$(15万円)〜。ディナーは体調や好みに応じて、好きなものを選べる。気の合う友人と食事ができます。

 コモソン・カレッジ Comosun College という1914年からある大学は10学部、生徒数7800人。根元さい子さん(62歳)はここの英語中級クラスに在学中。学生ビザを取得して来た。観光ビザは6ヶ月毎に日本で更新する必要があるが、学生ビザは1年間有効で、カナダ国内での更新も可能。奥さんの学生ビザがあれば、その家族も滞在が可能。ご主人は根元剛さん(66歳)ビクトリア在住3年。体調を崩したご主人の療養と勉強のために、気候・環境のいいビクトリアに来て、毎日の散歩で健康を取り戻したそうです。

 広瀬早智子(61歳)・清さん(64歳)は定年とともにこの町に来て、4年。日本とカナダ半年ずつの生活。カナダではホーム・パーティをして友達を増やしている。

●タイ・チェンマイ Chiang Mai
 タイ国内で日本人に一番人気がある町。北方のバラと呼ばれる。年間平均気温25.7度、人口160万人、日本人900人。各種手続きを日本語代行サービスしてくれる会社がある。ロングステイ財団サロンのAPC。ランナー総合病院 Lanna Hospital にも日本語表示がある。通訳してくれる日本語カスタマーサービスの山路志乃さんもいる。
 築2年3LDKの大きな家に月の家賃は1万バーツ(2.7万円)、生活費はメイドさん付きで月6万円。齋藤和彦(65歳)・トモさん(59歳)はチェンマイ在住1年。奥さんはピアノを弾いている。

 不動産を紹介。ルンシン・ハウジングの前原藤吾さんは「この2年間で激変している」という。日本人が満足できる物件は4万〜5.5万円くらい。現在チェンマイ郊外は怒涛の新築ラッシュ。そのどれもが日本人の住みやすさを追求したもので、リビングやキッチンが広い。市街地から車で20分で、3寝室の3LDKで月2万バーツ(5.4万円)。20年の長期リースで土地を借りて家を建てるという方法もある。20年リースの土地120坪と建物(3LDK)で700万円。今は日本でインターネットで物件探しもできる。

 インターネットで探して来たという太田公威(61歳)・美鈴さん(59歳)夫妻は、化学関係の会社を早く退職し、チェンマイ在住1ヶ月。現在は貯蓄と年金(月24万円)で生活し、寺院を巡るのが楽しいとか。メイドさんに週1度掃除をしてもらう。2LDKで月7000バーツ(1.9万円)で、NHKも見られる。奥さんは料理好きの田村千代子・松尾静江さんと月に数回タイ料理教室に通う。コック長はデーンさん。今日はパット・サトー・クンソット(海老とサトー豆の炒め物)。現在1ヶ月でヤムウンセン(海老と春雨のサラダ)、リス族の料理の「バラ肉とインゲンの炒め物」、タイ風焼きそば、パット・パックファックトーン(カボチャの炒め物)、トムヤムクンなどの10種類近くの料理をマスターした。屋台に興味しんしんで、ロティというタイ風パンケーキは、卵を包んで焼いて最後にコンデンスミルクをかける。15バーツ(40円)でおいしいそうです。ルワムチョーク市場で買物。「ロット・ダイマイカ」(まけてください)を連発していました。奥さんはタイの人を家に呼んで料理を食べてもらって、味の調節をしている。

 JATSチェンマイ語学学院の有澤剛さんはタイ語は難しいという。犬、馬、来るが、「マー」、「マー」、「マー」だそうです(笑)

●ブルガリア
 広さは日本の3分の1、人口は800万人、平均気温は春〜夏が16度、秋から冬は5度。在住日本人は130人。聖ソフィア像が首都ソフィアのいたるところに見られる。健康で長生きできて、金利で暮らせる国。文字はキリル文字。30日以内の滞在はビザが不要。長期ビザはブルガリアからの推薦状等が必要。現在ロングステイしている日本人は10人ほど。林マヤさんが案内してくれました。
 まずは130店舗がひしめく、ソフィア最大のショッピング・モール「セントラル・ハリ」に行く。通過はレフ(レヴァ)で1Lv=70円。すいか1玉2.38レヴァ(168円)、茄子1kg0.45レヴァ(32円)、トマト1kg1.05レヴァ(73円)、ヨーグルト450g0.51レヴァ(35円)。

 ブルガリアで「はい」は「ダー」で首を横にふり、「いいえ」は「ネ」で縦にふります。他にも違うのは、トイレで紙は流さないということ。掲示板に顔写真がよく貼ってあるが、これは亡くなられた方の写真です。

 夫婦でのブルガリア移住第一号で地元の新聞にも出たのは高田遼(55歳)・さとみさん(54歳)。ソフィア中央駅から電車に乗ってひまわり畑の中を通って、バルカン山脈の麓にあるソフィアの東のシプカ Shipka に向かった。ソフィアからカザンラクまで3時間12分、特急1等車で12.9レヴァ(910円)。ここで車に乗り換えて30分、バラの谷に向かう。ここのバラは、香料用のバラの世界のシェア80%になる。原料となるのはダマスクローズで開花時期は5−6月。250本のバラを使って100mlしか取れない。エッセンシャルオイルはわずか0.5mLで50レヴァ(3500円)。午後8時に到着。
 高田さんはブルガリア在住3年3ヶ月で、元翻訳家。こちらでは働かなくても住んでいけることに気がついた。家具は備え付けの2DKの30坪の賃貸で、庭付き一戸建てで、月8400円。生活費は月3−5万円だそうです。銀行の金利が1年もので7.5%なので、1400万円の預金で利子が年間105万円、生活費が年間60万円なので、年間45万円ずつ増えている。奥さんはとうもろこし、きゅうりなどを作って、味をブルガリアに広めるのが夢だそうです。
 高田さんの紹介でシプカに住み始めたのは、板橋賀津男(76歳)・初枝さん(65歳)でブルガリア在住6ヶ月。1LK約21坪に住み、家賃は180レヴァ(12600円)で、年金が月10万円。唯一の不満はバスタブがないことくらい。こちらは自然に囲まれてこせこせしてないのがいいそうです。村のお祭りも楽しそうでした。

 オーガスタ・スパ・ホテル Augusta Spa Hotel は温泉療法で有名。ブルガリアには550箇所以上の温泉がある。メディカル・チェックしてから入浴する。人それぞれの症状にあわせてマッサージをしてくて、初めて水着を着て湯船に入る。お湯の中に、リラックス効果がある黒松オイルを入れている。料金は26レヴァ(1800円)〜で、神経痛、疲労回復、ストレス解消に効果があるそうです。

 クルンスコ・ハンチェで食べて健康になる。ブルガリアの料理は乳製品が基本。冷製ヨーグルトスープの「タラトール」はハーブがトッピングされている。ギョベチェという壷焼き料理は、野菜と白チーズの煮込み。これにワインとサラダをつけて3人で22.4レヴァ(1550円)。

●コスタリカ
 コスタリカはスペイン語で豊かな海岸という意味。九州と四国をあわせたくらいの面積で、国土の24%は国立公園。地球上の全動植物種の5%が生息し、映画「ジュラシック・パーク」の舞台として一躍有名となった。森の中にはイグアナ、青と赤い鳥ケツアール、ハチドリなどが生息する。首都はサンホセ。人口は33万人で在住日本人は350人。中南米一と言われる治安のよさ。年間平均気温は22度で、公用語はスペイン語。90日以内の滞在はビザが不要。移住ビザ(ペンショナード・システム)は、毎月600ドルの年金を受給していること、1年の内最低4ヶ月はコスタリカに居住することを実現すれば、比較的簡単に移住できる。

 栃木県の加瀬一夫(63歳)・キヨさん(54歳)が移住を計画中。理由は長男の和城(31歳:旅行代理店勤務)・マルセーラさん(27歳)が家族で住んでいて、孫の匠(3歳)とは一度もあったことがないので行ってみることにした。日本とコスタリカに半年ずつ住むのが夢だそうです。和城さんの家は5年前に500万円で購入したもので4LDK。
 中央市場に行ってみた。1コロン=0.25円で、じゃがいも1kg290コロン(73円)、トマト1kg250コロン(63円)。近くの食堂で食べてみた。「カサード」というコスタリカの一般的な定食で、米や豆を基本に、鶏の足のフライとスパゲッティとトマトとポテトチップス。1皿800コロン(200円)。コッテリなので自分で作る方がいいと判断した。スーパー・ソニーに寄ってみて、征露丸、ビオフェルミンなどを発見。サンホセ・シーマ病院も頼りになる。最新機器も揃っていて、旅行者用の保険も効くので心強い。
 ラフティングに挑戦してみた。1回33200コロン(8300円)。奥さんはコスタリカの花々に心を奪われていた。スケッチが昔から好きなので、ずっと描いていたら、孫たちも描きはじめました。那須に比べても気候がいいので楽だそうです。

 物件を紹介。アパルトテル・ラ・サバナ Apartotel La Sabana は静かなプールサイド、キッチン付きの1LDKで1ヶ月約8万円〜。

●マレーシア・ペナン島で本音トーク
 ホテル・パラダイスで7組のご夫婦(加藤、木村、湯沢、石渡、竹丘、木村、大橋)に来てもらって話しをしてもらった。海外に暮らして本当によかったことは物価が安いこと、食事がおいしいこと、メイドさんがいること、しがらみがないこと。
 夫婦関係におきた変化は、一人では何もできないので、二人で一人っていうことがわかったこと。二人の考え方が違うっていうことがよくわかって、お互いを見つめなおして、夫婦はこうやって生きていかないといけないとわかったことだそうです。
 全員ここに来てよかったと言っていました。


テレビ番組「日本のタクシー大冒険U…地球縦断26000キロ南米最南端〜ニューヨーク100日間奇跡の旅」

 2004年7月18日、19日放送。乗客は大鶴義丹。前回の東京〜ロンドンに続く第2弾。南米の南端からニューヨークまでの2.6万kmの旅。使用ガソリン2359.547リットル、給油回数74回、最高気温37度、最低気温ー2度、乗車時間637時間、越えた国境11ケ所。
 2003年8月5日、ドライバーを決めるオーディションをした。全国から61組の応募があり、練馬区大泉学園に住む父65歳佐久間侃さん、娘39歳の綾子(日生交通)さん親子が選ばれた。テレビ東京製作。

●アルゼンチン・フエゴ島
 日本から飛行機で37時間。2003年12月22日にウシュアイア国際空港に到着。ここから1000km南下すれば南極。空港のすぐ南のビーグル水道はダーウィンが乗っていたビーグル号にちなんで名づけられた。アシカ科のオタリア、ズグロムナジロヒメウなどが生息している。
 ウシュアイア(アルゼンチン:南緯55度)は世界最南端の町。先住民は日本人と同じモンゴロイドだが、今は純粋な先住民は誰もいない町、南極観光の拠点として世界中から観光客が集まってくる。

 12月27日午前9時、世界最南端、国道3号線の終点からスタート。2ヶ月かかってタクシーは船で先に到着していました。グアナコという鹿みたいなのが道路の横をはねていました。

●チリ・フエゴ島 ⇒チリ本土
 12月28日、アルゼンチンからチリへの国境越え。フエゴ島は九州よりも少し大きいくらいで、島の真中を縦に国境がある。国境を出ると何もない緩衝地帯が10km続く。チリに入って395km、11万円。ポルベニール港から本土へ渡ろうとしたが、満車で乗れなかった。仕方なく、バイア・アスール港のフェリー乗り場から南米大陸に渡る。12月は百夜。巨大な虹がかかりました。海の底から照明を当てているようなすごい虹でした。午後10時半にフェリーに乗り、マゼラン海峡を20分で渡る。

●チリ
 3時間走って、プンタ・アレーナス Punta Arenas (岬の先端という意味)という町に到着。夜中の2時。プンタ・アレーナスはマゼラン海峡の入口にあり、マゼランによる発見により栄え、その衰退とともに静かな町に戻った。マゼランのブロンズ像があるが、その足元には、マゼランによって滅ぼされた先住民の姿がある。足が異様に光っているのは、ここにキスをすると再度帰って来られるという伝説があるからだという。

●チリ・パタゴニア
 1年を通じて強風が吹く。海沿いの陸上にマゼラン・ペンギンがいました。海にえさを取りに入っていきました。巣の中には卵からかえって2ヶ月の、大きな子供がいました。パタゴニアは冬が長く野生動物が暮らすには適している。
 12月30日、美しい場所の一つパイネ国立公園が見えてきたところで、車がスピン。路肩の岩にぶつかって止まりました。右側の前輪と後輪がパンクしたが、お父さんが交換しました。怪我はなかったのですが、綾子さんはショックが大きすぎて、静かになってしまいました。1220kmしか走ってないし、お客を乗せていただけにショックだったようです。
 12月31日、アルゼンチンに入国。やけに明るい職員で綾子さんも笑う。1350km、40.6万円。

●アルゼンチン
 パタゴニアの広大な風景が広がっていた。コンドルが悠々と飛んでいました。カラファテの町で1泊し、新年を迎える。1月1日6時半、朝日に佐久間さん親子は、安全を手をあわせて祈りました。
 アンデス山脈の上に広がる、ペリト・モレノ氷河。高さ60m幅5kmの巨大な氷河の壁。崩れて川に落ち込む様子を見て、滅多に感動しない大鶴さんも感動しました。氷河って生きているみたいです。
 パタゴニアは日本の2倍の広さ。1月3日、大西洋に出ました。1月5日バルデス半島、オタリアというアシカとオットセイに似た動物がいました。南米大陸しかいません。オスはSea Lion と呼ばれていて、1頭がメスを10頭くらい従えている。1月6日、費用が100万円になりました。3403km。

 1月8日ブエノスアイレスに到着。人口300万人で、南米のパリと呼ばれています。移民たちが作り上げた町です。ブエノスアイレスで一番という喜納自動車整備工場で修理してもらった。沖縄出身の日系移民がオーナーです。休日も修理をしてくれました。本来は部品交換をするのですが、部品がないので、叩きだしという技術で対応しました。
 その間に、おいしいと評判のレストラン「ロス・プラティトス」で食事をした。アルゼンチンは牛肉の消費量世界一を誇ります。ベイビー・ビーフを注文。800gで20ペソ(600円)。
 アルゼンチンには日系移民が3.5万人暮らしている。ブエノスアイレス郊外の渡辺よしのさん(90歳)宅を訪問。昭和10年にアルゼンチンに来て68年。最初は苦労ばかりでしたが、花の栽培をはじめてから生活が楽になったそうです。妹さんが東京・足立区の五十嵐すみえさん(82歳)で、ビデオレターを見て、涙していました。
 1月12日に当初の予定よりも3日早く、タクシーが新品同様に直っていました。
 南米のきれいなひまわり畑が広がっていた。

 1月16日イグアスの滝。世界三大瀑布の一つ。悪魔ののど笛を含め300近い滝が流れ落ちます。圧倒的なスケールに人間は立ちすくむのみです。あまりに量が多すぎて、水の動きが奇妙なんだと大鶴さんは言います。

●ブラジル
 1月17日ブラジル国境を越える。6230km、180万円。ブラジル側からもイグアスの滝を見ました。ブラジル国内を走るが、お父さんも大鶴さんも爆睡。
 1月20日サンパウロに到着。人口1500万人、南米最大の町。異なる文化を持った移住者の街。かつての日本人街、今のリベルタージュ(東洋人街)に行ってみた。サンパウロには37万人の日系人が暮らしている。日本のタクシーを見て、いろいろ聞いてきた人がいました。
 1月24日、マウリシオ・ジョペル橋を渡る。パウナ川を渡る全長13kmの橋で、渡りきるのに10分以上かかった。ここで自然渋滞に巻き込まれた。ここでお父さんがイライラし始めた。その夜カンポ・グランジのホテルで、スタッフが親子の関係について聞いてみた。やはり亀裂ができていた。

 パンタナール湿原。日本の本州と同じくらいの面積、パンパジカという鹿などの80種類の哺乳類、トゥユユ(ズグロハゲコウ)という白鳥などの650種類の鳥類が確認されています。中でもスミレ色をしたスミレコンゴウインコはここにしかいない。そして、ジャカレ・ド・パンタナール(パラグアイ・カイマン)というワニのような50種類の爬虫類。
 1月29日パラグアイ川で釣りを楽しんだ。ピラニアが釣れますが、ワニもいます。地元の人が川に飛びこんだ。この時期、パンタナールは雨季で、毎日バケツをひっくり返したような雨が降った。
 1月31日、300万円到達。ボリビアとの国境に近い、カセレスに到着。ここにも日本人移民が住んでいます。中本仁平さん68歳。昭和34年に23歳で単身ブラジルに渡った。その半生は壮絶を極めるものだった。戦時中は満州に家族で行っていて、日本に帰れたのは兄と妹だけだったそうです。農地を切り開き、木材などの伐採などもしていた。体長2mのジャガーも食べたが、おいしくなかったそうです。1968年アルミで雨どいをつくる工場をつくり、これがあたって、生活が楽になった。叔母さんの北村時子さん(87歳)のビデオレターを見て涙しました。3人は日本食をおいしくいただきました。刺身はパクーという魚でした。
 2月5日アマゾン縦断道路 BR319 を600km、マナウスに向かって走っていましたが、道路のぬかるみにはまりました。抜け出しましたが、退却することに決定しました。346万円で撤退。川で行くことを提案され、農作物を載せる船に船長に頼んで、マデイラ川から船に3台乗せてもらって、マナウスに2泊3日で向かいました。途中で、10kmに渡り黒い川と白い川が分かれて流れているのを体験しました。2月11日午後8時マナウス上陸。マナウスは19世紀に天然ゴム景気に湧いた町です。
 2月12日、道はあてにならないので、船がメインの町。中央市場に行く。一部は魚専用市場になっています。でかい魚が並び、さばき方も豪快で輪切りです。タンパキ、アロワナ、ピラルクなどもでかいです。アカリというナマズの一種が一番人気。炭焼きして、塩とレモン汁をかけて食べますが、おいしいそうです。
 2月13日、赤道を通過。赤道モニュメントもありました。

●ベネズエラ
 2月18日ベネズエラの国境を越えた。13277km、384.6万円。最近クーデターがあったばかりで政情が不安定なので、ピリピリしていた。
 大鶴さんはギアナ高地へ来るのが夢でした。1000mの絶壁です。ヘリコプターを使い、1000m上の太古の大地に上がりました。下を見ながら、いろいろなことを思いました。2月21日、目の前にカリブ海が広がりました。ここから船でパナマに渡ります。ところが船がキャンセルされた。
 カラカスのシモン・ボリーバル国際空港から3人は飛行機でパナマに飛び、ディレクターはタクシーをパナマに運んでくれる貨物船を探します。

●パナマ
 3人はホテルでディレクターからの連絡を待っていました。タクシーはコロンビアからパナマまでは道がないので、飛行機で空輸してもらいました。パナマのトクメン国際空港で、ディレクターからカギを受け取りましたが、ディレクターは泣いていました。いろいろあったのでしょう。

●コスタリカ
 3月1日コスタリカ入国。17099km、452万円。人口は350万人たらず。山下鉄郎さん89歳、長女和子さんがコスタリカ人と結婚したので、18年前に一緒に来たそうです。次女裕子さん、三女泰子さんのことはいつも忘れないと言います。事業に失敗し、奥さんと離婚し、和子さんには迷惑をかけたと言います。三女のビデオレターに和子さんと鉄郎さんは涙しました。

 3月5日、お父さんが突然、体調を崩しました。長い間、風邪ひとつひいたことがないというお父さんでしたが、咳と熱がでました。

●ニカラグア
 18199km、483万円。コンセプシオン火山(標高1610m)が見えてきた。富士山に似ていました。病院どころか町がありません。
 グラナダという町があり、日本からの資金協力で作られた日本ニカラグア友好病院があり、入院した。39度になった。ちょうどこの頃、中米ではデング熱というのが流行していたので、それかもしれなかった。原因不明でした。3日連続して寝ていました。黄熱病やマラリアなども考えられていましたが、3月8日復活しました。
 ガソリンの値段の値上がりでトラックの運転手がストライキをしていて、道路が閉鎖されていた。みんなが農道を教えてくれたが、橋のない川を何度も渡りました。

●グアテマラ
 3月12日、19197.5km、511.9万円。
 3月14日、世界で最も美しいという湖、アティトラン湖に到着。ここにも富士山に似た火山が3つある。サンペドロ火山(標高3020m)も見事な火山です。
 湖畔には、先住民族カクチケル族が暮らしています。日本人にとってはどこか懐かしい風景です。男たちが漁から帰ってきました。サンタ・カタリーナ村。カクチケル族は古代マヤ文明の衣装と同じです。
 ある一軒の家を訪ねてみた。カタリーナ・ミマカチさんのお宅です。マッチだけで火がつく木があります。トウモロコシの粉をこねて作る、中南米代表の食材トルティーヤを作るのを綾子さんは手伝った。各家庭には石、水を加熱した石で作った部屋がある。サウナで、みんな毎日入るそうです。男性はサウナに入りました。中はかなり煙いそうです(笑)
 湖で獲れたモバラという魚を油で揚げた。今晩のメニューはトルティーヤに魚が1匹ずつ、それにチキンが入ったスープにライス。

●メキシコ
 3月15日。19849km、530.7万円。日本の5倍の面積の国、メキシコに入りました。
 3月19日、ティオティワカンが見えてきた。メキシコ最大の宗教都市遺跡、死者の道と呼ばれる全長4kmのメイン・ストリートを中心に、太陽のピラミッド、月のピラミッドがある。謎多き遺跡ティオティワカン。太陽のピラミッドは、全部で248段ある急な階段、高さは65m。世界でも3番目に大きいピラミッドです。紀元前2世紀に作られて、最盛期には20万人が暮らしていた。
 突然、ピラミッドの頂上にいた人が両手を上にあげ、逆立ちしている人も出ました。この日は丁度春分の日。年に2回、太陽の位置が一番高くなる日だった。太陽のエネルギーを得るためだそうです。

●アメリカ合衆国
 3月22日、22446km、606.1万円。テキサス州に入りました。 あとはゴールのニューヨークに向けてつき進むだけ。
 3月23日、サンアントニオ市。観光都市としても知られ、水路が走っています。満枝・マクダニエル(旧姓川島さん)さん70歳は、両親のとまどいを押し切って、リチャードさんと1959年結婚した。両親との仲を修復したいという思いはあったが、ちゃんと言えないままに逃げていて、両親は亡くなった。妹さんの大川由子さんからのビデオレターを見て、涙しました。

 3月27日、ミシシッピ川の河口のニューオーリンズに到着。ここで日本人観光客に囲まれました。
 500km北東に進み、アトランタのストーン・マウンテンが見えた。世界最大の花崗岩。レリーフは南北戦争の南軍の英雄3将軍。ケーブルカーで山頂にも上ることができます。眼下にはアメリカ南部の風景が見えましたが、タクシーが目に入りました。
 ここで The long and winding road が流れました。3月31日、ワシントンDCを通過しました。満開の桜が向かえてくれました。ホワイトハウスも見えました。

 4月2日、午前5時、フィラデルフィア。気温0度。とても寒い日でした。朝6時に最後の洗車・給油をしてから、200km先のニューヨークに向けて8時に出発しました。7108420円からのスタート。最後は綾子さんがハンドルを握りました。
 ブルックリン橋を渡り、プラザ・ホテルの前に向かう。1907年10月2日に新装オープンしたこのホテルの前で、アメリカで初めてメーター付きのタクシーが使われた。それで、プラザ・ホテルの前に向かう。エンパイア・ステートビルの横、タイムズスクエアを通過し、60丁目の角を左折しました。しばらくするとクラクションの音がすごい。イエローキャブが迎えてくれました。鳩も飛んでいて、綾子さんはとっても嬉しかったようで、涙にくれていました。
 2004年4月2日、12時57分ゴールしました。全走行距離26368.6km。プラザホテル前には、お母さんと綾子さんの子供たちが待っていました。しっかり抱き合って、感動しました。改めて家族の大切さを感じた旅でもありました。
 料金は716万1860円でした。


TV番組「「旅サラダ」2003年2月は藤森夕子さんでコスタリカ・パナマ


 コンチネンタル航空で行ったらしい。

●サンホセ
 コスタリカの首都。標高1000m以上にあるので涼しい。Av. Central アベニーダ・セントラルという通りはお洒落な店が多い。コーヒー税によっ て建てられたという国立劇場や国立博物館などの歴史的建造物がある。中心 の文化広場に行くと、みんなのんびりしている。鳥が多い。
 1880年に建てられた中央市場に行く。変わった果物が多い。ノニは1 kgで1100コロン(350円?)水につけて絞った水分を飲むと万病に 効くという。トロトロして黒酢に近い味?

●エレディア
 サンホセから北に11km、車で30分。コーヒー園で有名。12月から 2月に毎月1回ずつ収穫される。食べてみた。味は全然違うらしい。
 丘の上に建つロサ・ブランカ Rosa Blanca Country Innに宿泊した。ロビ ーは白い吹き抜けの隠れ家的ホテル。14年前に画家のオーナーによって建 てられたというので、白い壁で絵画的。お部屋も白が基調。曲線をうまく使 っている。お風呂は青が基調の絵画的!こんなのは初めて見た!窓はガラス 張りです。部屋の真中の階段を上がると天蓋付き寝室。360度の展望!こ こはマスタースィートで96600コロン(3万円)。ジュニア・スィート だと77700コロン(25000円)。
 コーヒーをホテルのお庭で緑の中でいただいた。コーヒー園が見える。

●ケポス Quepos
 コスタリカの太平洋側の町。カジキマグロのポイントの町。トローリング に行く。Flounder II 号。群青色の海にイルカが遊びにきた。間もなくして リーサという魚を釣り糸につけてトローリング開始。待つこと7分で当たり が来た!45分奮闘して2.3mのが釣れた!これはリリースした!このあ と、30分程度でもっと大きいのをもう1匹釣ったそうです。トローリング 半日コース1隻で229000コロン(7.3万円)。
 ホテル・パラドール Paradorに宿泊。南スペイン風のリゾートホテル。青 い空に黄色の建物で、庭は緑。部屋はブルーが基調で、プレミアム・スィー トで92500コロン(3万円)。テラスからは青いきれいな太平洋が眺め られる絶景。
 夕陽を見ながら食事ができるレストラン「エル・アビオン」El Avionで 食事。ロブスターのグリル7700コロン(2450円)。ガーリックとバ ターで炒めてある。

●モンテベルデ
 コスタリカ。標高が高く、熱帯雲霧林があり、400種類以上の鳥類が生 息している。モンテベルデ自然保護区 Monteverde Cloud Forest Preserve に行く。ハチドリ、ジグエロ(コスタリカの国鳥)、エメラルド・トゥカン (警戒心が強い色鮮やかな鳥)、ケツァールという幻の鳥も生息していて、 アグアカティーヨというアボガドの一種を食べるらしい。たくさんの人が待 っていた。2時間後に出てきた。水色で長い羽と尻尾を持ち、手塚治さんの 火の鳥のモデルになったという。おなかは赤色。絶滅が危惧されている。1 週間泊まって1回見られたらラッキーらしい。
 空をロープで渡るスカイトレック15400コロン(4900円)では、 ワイヤロープで移動する。高さと距離があるが、気持ちいいらしい。怖くて どうもという人にはスカイウォークがある5770コロン(1850円)。

●アデナル
 タバコン・リゾートで旅の疲れを癒せるスポットがあるという。南国ムー ドが漂う不思議なところ。1994年にオープンした温泉リゾート。近くの 火山によって50度以上に暖められた川を利用している。打たせ湯のような 滝もある。すごい川です。天然のジャクージ。
 Skandria Spa の小屋ではエステが体験できる。火山灰エステで顔までも きれいに塗ってくれる。乾いたら、川の温泉に入って自分で流す。お肌が すべすべしてつるつるになったそうです。未だかつてないくらいの感覚だ ったそうです。45分コース25000コロン(8000円)

●トルトゥゲーロ国立公園
 サンホセのアルブロック国内空港からセスナで45分でカリブ海の国立 公園。カリブ海沿岸に広がるジャングル。80kmある運河と熱帯雨林には たくさんの動植物が生息している。船でロッジに向かう途中で、ダイサギ、 アニンガ、クロコンドルなどの水鳥と出会う。コンドルが羽根を広げている のは、雨にぬれた羽根を乾かしているらしい。
 パキラ・ロッジ Pachira Lodge は7.5ヘクタールの緑豊かな場所。全 部で49部屋あり、空調はない。電気はある。ガイドのフリオさんについて いってジャングル内の面白いものを見る。ノドジロオマキザル、トゥカン、 などの動物がいた。ベフーコ・デ・アグアという植物の枝から水が飲めると いう。切って飲ませてくれました。

 翌日、船を走らせてプエルトリモン港に行く。豪華客船ラディソン・ダイ ヤモンド号(2万トン)収容客数350人、カリブ海を1週間かけて航海す る船。揺れも少ない双どう船。吹き抜けもすごい。今回はすごい広い部屋。 マスターズスィートは7日間で4946ドル(60万円)。食事代込み。 食事はサーモンのマリネ・キャビア添え、リブステーキ、チョコレートムー ス。


●コロン
 パナマの北部にある町。クルーズの終点。音楽でお迎え。

●パナマ・シティ
 世界の十字路と言われている。スペイン植民地時代そのままの旧市街、新 しいビルが立っているのが新市街からなる。ヌニェス・デ・バルボアの像が ある。彼は1513年この地をスペインの植民地にした。太平洋の名づけ親 でもある。
 旧市街ではスペイン植民地時代の名残が多く残っている。サンホセ教会に 入ってみた。マリア様のステンドグラスがあった。正面には黄金の祭壇があ る。今から300年前にヘンリー・モーガンという海賊にあらゆる金銀を盗 まれたが、この黄金の祭壇だけは漆喰で黒く塗って隠して免れた。
 宿泊は郊外の Gamboa Resort。3年前にできた。ロビーの大きな吹き抜け と大きな窓が開放的。ハリウッド映画でも使用されたらしい。庭には赤い花 とかが咲いている。部屋は広く、二階のあるジュニア・スィートは425ド ル。全室ハンモック付き。
 伝統料理がいただけるというティナファス Tinajasというお店に行った。 まず鶏肉のスープ3.5ドル。牛肉(燻製)のトマト煮8.50ドル。民族 衣装をまとった人のダンスショーが楽しめる。男性はパナマ帽をかぶってい る。途中から観客も参加。記念写真も撮った。

●パナマ運河
 今から90年前に3億8700万ドルをかけて契約し、全長81.3km の運河が10年かけて完成した。完成する前は南米の南端を21日間かけて 行っていたのが、今では1日。何か所か水門があり、一部見学できる。
 ミラフローレス水門 Miraflores Locks は水路が2つある。1日平均37 隻航行している。この水門前後で高さは8mある。船は両側からロコモータ という車で誘導されていて、船長もここの職員と交替している。入場料は無 料。
 運河の権利は5年前にアメリカからパナマが取得している。 アメリカ橋。

●ガツン湖
 パナマ・シティから車で1時間のチャグレス川の川岸からボートが出てい る。2時間のツアーで、ガイドはモイセスさん。10分でパナマ最大の人造 湖のガツン湖。モンキーアイランドという島に上陸。可愛い猿がたくさんい る。欧州の司祭さんみたいな感じだったが、猿が木から落ちた!(爆) さらに奥に進んだら、船を下りて歩いてジャングルを進む。ホエザルの鳴き 声がする。3km先まで聞こえるとか。旧アメリカ軍のベース・キャンプが ある。ガツン湖ジャングル・クルーズ55ドル。
 宿泊は旧アメリカ陸軍の学校跡を改造したメリア・パナマ・カナル。5階 分?の吹き抜けがある。3年前にオープンしたばかり。光が気持ちよく入っ てくる部屋。窓の外にはガツン湖が見える。スィートで205ドル、スタン ダートだと75ドル。http://www.solmelia.com/

●ポルトベーロ
 2時間でカリブ海側に到着。1502年コロンブスによって命名された。 街の教会に行ってみた。街の人が崇拝している奇跡を呼ぶという黒いキリス ト像。昔から奇跡が起こっている。入場料は無料。
 街のはずれのポルトベーロ要塞跡に行く。16世紀には海賊から攻撃を受 けたが、街を守るための要塞。大砲なども残っているが、子供の遊び場にな っている。

●サンプラス諸島
 カリブ島の350以上の島からなる諸島。クナ族という先住民が昔からの 言語を守りながら暮らしている。ガイドのアルジビアテスさんはアジア系の 顔。ブライオンチコ村の家はさとうきびの茎を並べて造った壁とヤシの葉の 屋根からなる。この島は3000人で、15歳以下が2000人。1家族平 均12名。モラというカラフルなものが飾ってあった。モラを着た女性は太 陽をまとった人々と言われているという。子供たちが民族舞踊を踊ってくれ た。
 村の人にとってとっておきのビーチがあるというので、連れていってもら った。


TV番組「カリブ海神秘なる国ベリーズ、稲森いずみ詩づくりの旅」


 2002年12月30日放送。稲森いずみ、モト冬樹、河村隆一さん。 テレビ朝日製作。

●ベリーズ
 2002年10月にこの3人が久しぶりに集まった。河村隆一のコンサート に稲森さんは行って、コンサートがいいなぁ、という話になった。河村さん にプロデュースしてもらって、自分で詩を書いて、歌を歌ったらどうか、と いうことになった。2週間後に曲が届いた。海がきれいなところがいいとい うので、ベリーズが選ばれた。カリブ海に面した常夏の楽園。場所はカンク ンのすぐ南です。1981年9月21日に独立して、イギリス領ホンジュラ スからベリーズという名前になった。国土は四国くらいの大きさ。世界で2 番目に大きいサンゴ礁の広がる海には世界中からダイバーたちが集まってく る。野生動物も多いし、国じゅうにはマヤ遺跡が点在する。ベリーズとは、 マヤ語で「沼地」「ぬかるみ」の意味。海だけでなく、川や湖や森に囲まれ た国 Belize。一番のおすすめはカリブ海のブルーホールだという。

●ベリーズ・シティ
 中心都市。総人口23万人のうち、5分の1が集中する街。露店で果物を 売っている。アボガドに似たゴールデン・プラム。

●ブルーホール
 ダイビング・インストラクターのドノバンさんらと船に乗って向かう。こ こは自然の造形美を味わえる。港から100kmで2時間くらいかかる。 途中でイルカに会えるかもしれないが、この日は風が強く、沖では海が荒れ ていた。荒波を乗り越えると、水の色が水色になった。浅瀬らしい。透き通 ったカリブの海。エメラルドグリーンの海に一点、際立つ円形の深い青。 それがブルーホール。直径、深さともに300mで、海底火山がもたらした 造形美。まわりはサンゴ礁。空から見ると円形のサンゴ礁の中に青色の円が 見える。
 船の横にバラクーダがいた。透明度が高い!モトさんはスキューバ、稲森 さんはシュノーケリングをしたが、きれいさにはまったという。船長のマン ローさんが面白いものを見せてくれるという。サメでしたが、食いついてく る分じゃないというので、ドノバンさんが捕獲!ここはシャーク・レイ・ア レイという場所で、サメも餌付けされていて、エイとも泳げる。何とここは ツアーも組まれている有名なダイビング・スポットだった。

●サンペドロ
 リゾート。ここで稲森さんは詩を書く。モトさんは町を散策。カートが走 っている。この街の交通手段だった。Island Auto でGolf Cart rental を しているので借りる。電話は2790。1日借りて120ベリーズドル。約70 00円。プラス税金600円。1時間だと1500円くらい。街の建物はい ろいろな色。浜辺もカートで走れる。

●音楽
 ベリーズのもう一つの顔。いろいろなところで音楽が聞ける。CDショッ プで聞いてみたが、ダンスでアップテンポなのは Puna Rebel などで、ゆっ くりなのは、The REBELS again のようなもの。ディスコ MJ's が紹介さ れた。でも、伝統音楽は Aranda?という人のドラムとギターの曲のような もの。二人ともこちらの音楽がいいという。

●ダングリガ
 そこで、ダングリガにJr アランダさんを探しに行った。ここはアフリ カ系民族と、カリブ性住民を祖先に持つガリフナという人たちが数多く暮ら している。最初に彼らがカリブ海からベリーズに流れついたのが、この街 ダングリガ。そして独自の文化を形成していった。毎年11月19日には入 植を記念し、それを祝う祭りが開かれている。
 みんなスプリング・チェッカーというチェスみたいなのをしている。太鼓 (ガラオン)職人のデイターさんに会う。鹿の皮で作るという。モトさんが 挑戦した。
 稲森さんはアランダさんの家を教えてもらって、訪問した。ひげもじゃの おじいさんでした。ギターだけで、♪Dondo を歌ってくれた。一番大切なの は、音楽に対する情熱だという。
 地元のミュージシャンとセッションしてくれた。素晴らしかった。

●ラマナイ遺跡
 2人別れて別々の遺跡に行くことにした。稲森さんは最も美しいと言われ るラマナイ遺跡に向かう。ベリーズシティから車で1時間、ボートで1時間 半ほど川を上る。ガイドはヘラルドさん。
 ラマナイというのは、「水に潜るワニ」という意味。たくさんワニがいる らしい。緑の中を川を上る。ただ緑だけ。遺跡の桟橋に到着。歩いていくと 緑の中に石でできたピラミッドの遺跡が青い空の下に現われた。この遺跡は 紀元前100年くらいのものらしい。稲森さんは階段を上がっていったが、 下を見ないようにしていた。一番上に行くと緑と川と空を飛ぶ鳥が見えた。
 マヤ文明は紀元前3世紀〜紀元10世紀にかけて栄えた古代文明で、ベリ ーズでは4500年前に既に人の生活があったことがわかっている。カラコ ル遺跡やアルトゥン・ハ遺跡など調査が進んでいる遺跡がある。

●シュナントニッチ遺跡
 モトさんはガイドがアーネストさんで、シュナントニッチ遺跡に。距離は 135kmで車で2時間くらい。ここにはマヤ遺跡最大の神殿がある。サン グイナシオという街に到着。ここから人力のフェリーで川を渡る。車を乗せ てモトさんが鉄の棒をぐるぐるまわすと川を渡れた。無料です。
 遺跡に着いた。ピラミッドで、これを登る。マヤ遺跡の中で一番高く、地 上44m。頂上から眼下に広がる景色を目に焼き付けた。

●ベリーズ料理
 「メーシーズ・カフェ」でベリーズのオリジナル料理を味わってみること にした。この店お勧めのメーシーズ・チキン10ベリーズドル(600円) には主食のライス&ビーンズと、ベジタブル・ソースがたっぷりかかったチ キン。もう一つは、カレーチキン10ベリーズドル。食べている時にフォー クが曲がりました(爆)もう一つ地元の人がとても好きだというアルマジロ の煮込み12ベリーズドル(720円)。

●山のブルーホール
 グァテマラとの国境のサニグナシオから山道を行くと、クリスト・レイと いう人口600人の村がある。子供たちが泉を教えてくれた。20分で到着 した。不思議な色をしている。子供たちはシャワーと呼んでいた。彼らは高 さ6−7mくらい高さから飛び込んでいた。

 首都ベルモパン付近の山の中を行く。ジャングルの奥に一軒の屋敷があっ た。彼がブルーホールを知っているという。巨大な浮き輪をもって歩く。1 時間歩く。ジャガーパウという鍾乳洞がある。ここは2.5万年かけて作ら れたと言われている。きれいな石灰の構造物がある。奥に行くと川の中に浮 き輪を浮かべて、それに乗ってヘッドライトをつけて移動する。水はかなり 冷たいらしい。30分かけて岩の間を抜けていくと太陽の光が見えて外に出 た。
 今度は浮き輪なしで、さらにジャングルの奥に向かう。腿までつかって川 を登っていくと、緑から黄緑色、時に青色をして太陽の光にぼう〜っとした 光を放つ場所があった。ここがブルーホールかもしれない。

●ベリーズの印象
 青がポイントになっている。最後の夜に、深夜まで詩を作っていった。 タイトルは For Myself 。帰国後、1週間後にライブをすることになってい た。河村さんところに行って調整した。

●ライブ
 南青山 Mandala にて1曲だけの初ライブを行なう。いい曲です。それに ベリーズの思い出がフルに盛り込んでありました。歌い終わって感動。


http://mbs.co.jp/tv/michi/237/index.html

TV番組「道浪漫」2002年3月9日、16日は日比野克彦さんでコスタリカ

 四国と九州をあわせたくらいの国。多彩な生き物が生活している。
活火山イラス(3431m)の山頂には黄緑色の湖。西に太平洋、東に大 西洋が見える。コスタリカというのは豊かな海岸という意味。
 合言葉は「コスタリカ・プーラ・ヴィーダ(ピュアな人生)」。 美人が多いことで有名。軍隊を持っていないので、非武装中立。
 2002年ワールドカップにも出場する。コンチネンタル航空で行ったよ うですね。

●サンホセ
 ダラスから飛行機で3時間半。中央アメリカで一番安全な国。 1890年から7年をかけて作ったパリのオペラ座を真似てつくった国立 劇場が戦争をしない理由の一つ。ここの窓ガラスを割りたくないかららし い。
 郊外には豊かな農業。華麗な牛車カレータに遭遇。持ち主を区別するため に派手な色をつけたとか。牛車は植民地時代にスペイン人が持ち込んだもの で、サルチーという街に向かった。アルファーロというカレータの工房に行 ってみた。水力で機械を動かしている。ペイントは手仕事で1個に10時間 かかるという。カレータでコーヒーを運搬するらしい。

●モンテベルデ自然保護区
 国土の4分の1が国立公園と保護区。サンホセから北へ車で4時間。コス タリカの北東部、標高1600mを越えるモンテベルデ保護区は、太平洋と 大西洋の気流がぶつかり、常に雲の中に隠れている。自然の中で自然を学ぶ というエコツアーの方に絶大な人気を誇る。森の中へは朝7時から夕方4時 まで、入場料は US$12。専門知識を持つガイドが同行し、環境への配慮から 一度に150名の観光客しか入れない。熱帯雨林。樹の枝や幹には着生植物 が多い。鳥も多い。人気 No.1 は幻の鳥ケツァール。地球上で最も美しい鳥 といわれている。おなかが赤い、クチバシが黄色い、のど青い、しっぽが長 い。
 生き物たちの博物館。蝶の種類も豊富。バタフライ・ガーデンには755 種類の蝶がいる。シカシマダラのサナギもいる。朝日に当たると水滴のよう にカモフラージュできるという芸術品。親になって、羽は透明。
 森を移動するにはタクシーがいいよと言われたが、乗るには装備が必要。 螺旋階段を20mのぼり、つり橋を渡る。この滑車がタクシーだと言われて 渡された。自分で運転しないといけない。スカイ・トレックと言い、これで ジャングルの中の空中を滑る。ターザンになる!
 最後のスカイ・トレックでは風が相当強い。一番てっぺんからは森が一望 できたが、手すりもないし怖い。ワイヤーが糸に見えてきたが敢行した。 1名 US$35 (要予約)1コース2時間半。問い合わせは e-mail: info@skywalk.co.cr
 「子供たちの永遠の森」は問い合わせは Monteverde Conservation League Apratado 10581-1000 San Jose Costa Rica.
e-mail: acmmcl@sol.racsa.co.cr

●アレナル火山
 活火山。何千トンという溶岩がでている。その川は40度程度らしい。 タバコン・リゾート温泉。ここで川を利用した打たせ湯に挑戦。量が多いの で、ちょっとね。当然服を着て入っています。温泉の常識をくつがえす温泉 がここにある!

●イラス火山国立公園
 裾野には固有種を含む珍しい花が咲き乱れる。入園料:外国人1名US$6。

●サラビキ
 自然の王国。マダラヤドクガエル、イチゴヤドクガエルのようなカラフル なカエルがいる。50万種いるらしい。サラピキ川をクルーズ。この川流域 にはナマケモノが住んでいる。日比野さんはワニが見たいという。5分で見 つけた。カイマンという小さいもの。近くの木の上にグリーンイグアナがい た。他にはホエザル、ナマケモノが木の上にいた。動かないのでなかなか見 つけられない。地上には1週間に1度だけらしい。
 歌うドライバーのオスカルさんはマイク片手に疾走した。走るカラオケ・ ボックスである。自分の実家にもお立ちより。サトウキビを抜いてきて、手 動機械で絞った。サトウキビのジュース。サルー!と乾杯。リーコ(おいし い)。
 ホテルも椰子でふいた屋根のコテージタイプ。巨大な屋根の下にはホール を取り囲むような8つの部屋。1泊 US$85。

●南部のパルマ・スール
 小型飛行機で40分。飛行場はとてもシンプル。奇妙な球形の石の塊を見 つけた。直径1mくらい?ナゾの石の球。インディヘナの石は世界七不思議 と言われている。いつ誰が何のために作ったのかわからない。きれいな球形 です。
 川に行ってコルコバード国立公園へ向かう。

●コルコバード国立公園
 パルマ・スールの南西オサ半島にある。船で海から入る。手つかずの熱帯 雨林が残る。稀少動物の宝庫で、鳥もとってもカラフル。コンゴウインコや ニショクキムネオオハシなど。
 カサ・コルコバードに宿泊。コテージ形式。11号室。1泊1人 US$110 (基本的に2泊から)。ベッドにはかやがかかる。窓は網戸だけが張られて いて木のシャッター。ソーラーシステムで電気やお湯が提供される。 tel:(506)256-3181 Fax:(506)256-7409 E-mail: corcovado@sol.racsa.cr
 木は高く、そのために根も張っている。「歩くヤシの木」と言われている ウォーキング・パームは太陽に向かって動く。1年に10cmらしいが、 日陰側の根が枯れて、日なた側へ成長していく。「サルのハシゴ」は他の木 に絡まって、その木が生長することで自分が助かるという。
 ハキリアリは葉を切って運ぶ。巣の中は葉を発酵させて食料となる白いキ ノコを育てる。ランチはカサードという定食。豆とご飯は必ずついてくる。

●ボルカ族の村
 パルマ・スールから車で2時間。仮面作りで有名なインディヘナの村。

●カーニョ島
 西20kmにある無人島。ジュラシックパークのモデルにもなった島。 途中イルカが歓迎してくれた。ダイビングスポットとしても世界的に有名で 透明度はすごい。
 天国につながる島として先住民がお墓を作った。その跡や副葬品が多く見 られる。インディヘナの石もある。バシリスクの得意技を見たくて来た。体 長10cmのトカゲだが、幅2mの川の上を渡った。

●コヨル・ワイン
 疲れたら、道端で売られているコヨル・ワインをどうぞ。コヨル・ヤシの 幹から取れる樹液で強壮剤として人気がある。甘いらしい。

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