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なお、これはわたしが個人的にテレビを見て書いたものであり、各テレビ局や番組とは全く関係はありません。
すべての文章の無断使用・転載を禁止いたします。
またここの情報を使って、何か問題が起こったとしても私は一切責任は持ちませんのであしからず。


テレビ番組「旅サラダ 2010年11月は佐藤藍子さんでカナダ」

 エアカナダで行きました。カナダは人口3200万人。面積は約997万平方km。

●プリンスエドワード島
 赤毛のアンの舞台となった島で、世界一美しい島とも言われる。「赤毛のアン」を読んでいくと、本のとおりの場面が多いそうです。
 シャーロットタウン空港 Charlottetown Airport に到着。B&Bのオーナーのジムさんが赤い車で迎えにきてくれました。
 車に乗っていて、金色に光る干し草、可愛い家、青い大西洋、白い鳥などが見えました。絵のような光景です。
 宿泊は、「カレブズ・アウトルック B&B Caleb's Out Look B&B 」(住所:5976 Route # 13 Hunter River RR#2 New Glasgow, Prince Edward Island, C0A 1N0、電話:(902)621-0444、フリーダイヤル:1-866-804-0444、E-mail:calebsoutlook@pei.sympatico.ca )
 草原の丘の上に建つホテル Bed and Breakfast (朝食付きホテル)。まさに絵に描いたようなあまりにも緑色の美しい風景がどこまでも広がっていて、物語の中に入り込んでしまった気分にさせてくれる。オーナーのジムさんは、1人でコツコツと広大な畑を耕し、オーガニックの野菜を育て、毎朝、もぎたての野菜でお客の朝食を自ら作っている。佐藤さんは「Are you マシュウ?」と聞くと、ジムさんは「イェー!」と答えていました。マシュウはアンを引き取ったおじさんです。
 奥さんはベティさん。今回はテラス・スイートで、室料(朝食付き)$125(約11200円)2名。奥に小さな部屋がついていて、外が見える。
http://www.peisland.com/calebsoutlook/index.html

 庭を歩いた。庭といっても草原。湖もある。キツネの巣もある。

●シャーロットタウン
 築後100年以上も経つ古い家が多いそうです。馬車がいたので乗せてもらった。聖ダンスタンス教会、州議事堂などがある。1864年、カナダ独立のための最初の議会がこの町で行なわれたほど歴史がある。
 「マルペック・オイスター・バーン Malpeque Oyster Barn 」(住所:Malpeque Harbor、電話:902-836-3999、Fax:902-836-3999 )は、毎年、夏に行われる牡蠣の殻剥き選手権で優勝した人が始めた牡蠣レストラン。目の前の海でとれる新鮮な牡蠣が食べられる。「生牡蠣」12個C$19.95(約1800円)。「ムール貝、レモン&ハーブ)はC$11.95(約1100円)。
http://www.housenumbers.ca/peioysterbarn.html

 夕暮れが近づいてきた。ジムさんのお気に入りの「ケープ・トライオン灯台 Cape Tryon Lighthouse 」に行く。夕陽が素晴らしい。

●赤毛のアンの足跡
 足跡を追ってみた。「グリーン・ゲイブルズ Green Gables Heritage Place 」(住所:2,Palmer'sLane Charlottetown, PE Canada C1A 5V6、電話:902-963-7874、E-mail:greengables.info@pc.gc.ca )に行く。「赤毛のアン」の作者、モンゴメリが幼少時代、親戚の家を「グリーン・ゲイブルズ」と名付け、この家を舞台に生まれた物語が「赤毛のアン」だった。モンゴメリの死後、この家を訪れるファンが後を立たない事から、広く一般公開することになったという。物語に出て来る様々なエピソードを思い出させるつくりになっている。アンの部屋には、アンが孤児院から引き取られてきた時に着ていた服やバッグなどが置かれている。
 マシュウと妹のマリラの住む家に引き取られたアン。アンは無口で優しいマシュウおじさんが大好きだった。アンは花模様のティーセットで友達を接待するのが夢だった。親友にイチゴ水と間違えてワインを混ぜてしまった事件。アンの部屋には、引き取られた時に持参したバッグや、着ていたワンピースなども置いてある。マシュウがプレゼントしたドレスもある。窓の外にはアンが「雪の女王」と名づけた古い木が立っている。空想好きなアンが名づけた「お化けの森」。森の中は親友のダイアナと話しながら通った道がある。
http://www.gov.pe.ca/greengables/

 森の中にダイアナのおばさんの家として登場するお屋敷も実在している。ニレの木に囲まれた5つ星のB&B「エルムウッド・ヘリテイジ・イン The Elmwood Heritage Inn 」(住所:121 North River Road, Charlottetown, Prince Edward Island, Canada, C1A 3K7、電話:902-368-3310、フリーダイヤル:1-877-933-3310、E-mail:elmwood@elmwoodinn.pe.ca )である。
 アメリカ生まれのオーナーのジェイさんは、おじいさんがプリンスエドワード島出身で、小さい頃からいつかここに住みたいと思っていたそうです。元アーティストの奥様のキャロルさんが、自ら壁紙を貼りなおし、アンティーク家具を飾り、古い家を蘇らせた。7部屋のゲストルームはそれぞれ趣が違う。1889年建築。今回は一番上で6角形の形をした部屋が張り出した部分の「ザ・ピーク・スイート」で、朝食つきで2名C$149〜(約13400円〜)。ベッドも可愛い。
 朝食もアンティークでいただきます。
http://www.elmwoodinn.pe.ca/

 キャロルさんに連れて行ってもらったのは、「ファーマーズ・マーケット Charlottetown Farmers Market 」(住所:100 Belvedere Avenue Charlottetown, PE C1A 8C4、電話:(902)626-3373 )。島中の人が集まっているのではないかと思われるくらい賑やか。
 水曜日と土曜日の週2回、近郊のオーガニック農家が集まり、新鮮な野菜をを売るマーケット。野菜のほか、蜂蜜キャンディ、皮のアクセサリー、ハーブ、チーズ、ソーセージなどが並ぶ。
 レイモンド・ルー Raymond Loo さんの有機野菜に興味を持ち、見学させてもらうことにした。「スプリング・ウィローファーム Spring Willow Farm 」(住所:22748 Veterans Memorial Highway RR6. Kensington.PE C0B 1M0、電話:(902)569-9664 )。
 到着してみると、アヒルの群れが家の前を歩いていた。雑草の中に畑がある。ズッキーニ、カシス、など。お気に入りの場所は一面の草原が見える場所。おじいさんのお爺さんが好きだった場所だという。レイモンズさんは広大な土地だけど、全部は耕さず、一部は自然に残しているという。ほとんどの農家は雑草や虫などの自然をコントロールしようとするが、オーガニック農法は鳥の巣やミツバチたちのために場所を残すということだという。元気な食物は自然の循環の中で育つという。ここをオーガニック・アイランドにしたいという。ダイコンなども作っているので、???と思っていました。
 おじいさんが若い頃、日本を訪れ、日本の農法に強い影響を受けたという。その意思をレイモンドさんは受け継ぎ、オーガニック野菜を作り続けている。必要な人のため必要なだけ農作物を作れば、自然の環境を損なわずにすむという考えのもと、受注を受けてから作物を作る消費者の顔がわかる農業を目指している。今も農場の奥にある自生林の森を農地にせず、野生動物たちの為に残している。ここを訪れる人に、少しでも自然に対する見方を変えてもらいたいと、観光客の訪問を受けいれている。
http://www.springwillowfarm.com/springwillow/

 プリンスエドワード島の旅のお問い合わせは「プリンス・エドワード・ツアーズ(デルタ・プリンス・エドワード・ホテル内1階)」(住所:18 Queen Street, Charlottetown PEI, C1A 8C3、電話:(902)566-5466、E-mail:info@princeedwardtours.com )で、日本語対応。
http://www.princeedwardtours.com/


●ケベック・シティ Quebec City
 16世紀、ヨーロッパから多くの人がセントローレンス川をのぼっていった。その全長3000キロ以上のセントローレンス川を中心に栄えた町。1608年、フランスの探検家サミュエル・ド・シャンブランがこのケベック・シティに上陸したのがカナダの歴史の始まりだといわれている。北米唯一の城塞都市。
 ガイドは日本語が堪能な名物ガイドのイリスさん。城壁は一周4.5km。城壁の上を歩き、ケベックの歴史的な建物や旧市街の可愛い町並みを散策することができる。ケベックの旧市街を取り巻く気持ちのいい遊歩道。
 トゥルニー噴水は、ケベックのサイモンズ百貨店がフランスの蚤の市で購入した噴水。その後、州議事堂に寄付されたそうだが、大きいです(笑)
 この州議事堂にはケベック・シティの発展に貢献した人の彫刻がある。中でも大きいのは先住民のもの。

 世界遺産にも指定されている旧市街を歩く。建物の色、看板の色など色彩が豊か。急な勾配につけられた窓と梯子は雪おろしのため。
 一番賑やかな通りは、「プチ・シャンブラン通り」で、いつも、観光客であふれていて、有名レストランの「金色の豚」(Le cochon dingue )や「羊の親子」や「うさぎ」(Lapin Saute )など、可愛い看板が連なるケベック一のにぎやかな通り。
 いろいろなアーティストの看板などを集めたお店が「ブティック・アリアージュ Boutique Alliage 」(住所:5 du Petit Champlain, Quebec, QC, G1L 9L9、電話:418-692-9645 )。店内には、ユニークなブリキの作品のほか、この地方に住むアーティストの作品が飾られている。ミラー付きのハンガーとかもある。ネックレスはC$87(約7400円)。これもアーティストのソニアさんが手がけたメタル・ジュエリーで、金属でポエムを作っているという。ソニアさんはお店に隣接するアトリエで、太陽、月、水など自然をモチーフにアクセサリーを作っている。ターコイズなどの石をメタルと組み合わせたリングやネックレスを紹介。他にも指輪C$40(約3400円)。
 この通りは、1600年代、北米最古の商店街だった。当時ここを全て崩してコンドミニアムに立て直すという案があったが、イリスさんのご両親がアーティストを集め、人で溢れる通りを作ったのだという。元は、Pauline Pelletier というお店のところに親がお店を開いていて、ソニアさんも子供の頃はここで遊んだという。
 次にイリスさんと昔のケベックが残っている場所に行くことにした。

●オルレアン島
 セントローレンス川に浮かぶ大きな島オルレアン島。巨大な吊り橋を渡って、島へと向かう。うっそうと茂るメープルの森が残っている。昔はケベック中がメープルの森だったそうです。
 メープル・シロップを作る工房「メープル小屋・エラブリエール・リガロ・ボイリー Erabliere Richard Boily 」を訪問した。オーナーのニコル・ボイリーさんの祖先が代々、受け次いで来たメープルシロップの作り方を教えてもらった。2月〜4月に木の幹に2cmほどの穴をあけ、原料の透明な樹液を集める。また木が40歳にならないと取れないそうです。ここでは一晩煮詰め、寝かせて濃厚な「ネープル・バタ−」も作っている。メープルシロップは必ず冷蔵庫に入れ、保存の期間は1年だそうです。メープルシロップはC$3.5(約300円)、メープルバターC$3.5(約300円)。昔は各家庭で作っていたとか。
http://www.erabliereiledorleans.qc.ca/

 メープルシロップを使ったお菓子作りが得意というイリスさんのお母さんのルルさんを訪ねた。B&Bでもある「オ・トゥワ・ブルー B&B Au Toit Blue (青い屋根の意味)」(住所:3879, Chemin Royal Ste-famille, Ile d'Orleans (Quebec)Canada G0A 3P0 )。「青い屋根」の意味で、青い屋根の下では、必ず幸せだということから名前がついている。イリスさんの息子のコレン君もいる。ルルさんは日本(多治見らしい)にも8年住み、世界中を旅したそうです。お酒を入れる枡に鉢を入れて階段に並べていました。
 メープルシロップで作る伝統的なお菓子の作り方。砂糖、小麦粉を各大さじ4、バターとメープルシロップを各大さじ3使う。ボウルでしっかり混ぜ、大さじにとって、500度で4分オーブンで焼く。網目模様のきれいなお菓子になる。これをヨーグルトにつけていただいた。
http://www.quebecweb.com/tourismeiledorleans/giteautoitbleu/introang.html

●王の道 Avenue Royal
 ルイ15世のために作られた北米最古の公道として知られる「王の道」を走った。道沿いには、17世紀から18世紀のケベック様式の可愛い古い民家が残り、入植当時の旅を彷彿とさせる。
 「シェ・マリー Chez Marie 」(住所:Royale Avenue, Quebec City QC、電話:(418)824-49588706 )は可愛いお店。古い写真がバッジとして飾られている。ほとんどがバスの運転手。彼らはマリーさんのパンを食べたいので、道中必ずここのお店に立ち寄るという。マリーさんのパンは昔ながらのパン焼き釜で、窯の余熱で焼くパン作りを続けるお店。これにメープルバターをつけていただく。

 宿泊は、1800年代の農家を改造した「オーベルジュ・ベーカー」(住所:8790, avenue Royale Chateau-Richer (Quebec) G0A 1N0、電話:(418)824-4478、FAX:(418)824-4412、E-mail:gcloutier@auberge-baker.qc.ca )。川の石を積み上げ、上から白いペンキを塗ってある。1935年のオープン当時、料理を50セントで出し一躍注目を浴びたレストラン。今も当時の面影を残している。オーナーはガストンさん。部屋は家族の名前がついている。今回はレストランの創始者のBaber さんの部屋。室料C$125(約10600円)。
 夕食、自慢料理の「ガチョウのコンフィ Confit d'oie 」C$30(約2550円)をラズベリー・ジャムをつけていただいた。「シュガーパイ Tarte au sucre 」C$5(約430円)はメープルシロップを使ったデザート。
http://www.auberge-baker.qc.ca/

●べ・サン・ポール Baie Saint-paul
 ケベック・シティから車で約1時間半のところにある可愛い町。この辺りは、昔から風光明媚な風景で知られ、沢山の芸術家が住んでいる。道沿いに様々なギャラリーの看板を目にすることができる。
 看板の目立つギャラリーを訪問した。「メリッサ・デシュネス・アーツ・ビジュアルズ Melissa Deschenes arts visuals 」(住所:126,Saint-paul,G3Z 1M6,Quebec、電話:418-760-8220、E-mail:info@melissadeschenes.com )。小さい頃からセントローレンス川の風景を見ながら育った彼女の作品には川を描いたものが多い。悩みがあると必ず川に相談するのだとか。
 恋人のジャン・ミシェルさんが来ていました。彼は川の石を使ってアートを作っている。共同で絵も描いている。夕陽と川が美しく見えるメリッサおすすめの場所に連れて行ってもらいました。
http://www.melissadeschenes.com/


●バンフ
 ハイキングやアウトドア・スポーツを楽しむために、世界中からいろいろな人が集まっている。ここはカウボーイ、カウガールの町。観光馬車のお兄さんまでカウボーイ風。
 香りにつられて入ったのは、「ロッキー・マウンテン・ソープ Rocky Mountain Soap 」(住所:204 Banff Avenue, Banff, AB、メールアドレス:vicki@rockymountainsoap.com )。ロッキー山脈から流れる氷河の水(ボウ川)を利用した手作り石けんのお店。合成料を使わない、地球と身体に優しい石けんを販売している。それぞれの香りごとにつけられたネ−ミングが面白い。「Mountain Dew Spearmint & kelp 山の雫(ハッカ・海藻)」C$4.99(約400円)。「Earch Garden patchouli, hamp & mint 地球の庭(シソ・麻・ミント)」C$4.99。「Mountain Man fir & cedar 山男(モミ・杉)」C$4.99。石鹸と同じ香のリップクリームやボディ・クリームもある。「ボディ・バター・アルプスの空気 Alpine Air 」C$12.49(約1000円)はいい香りだそうです。
http://www.rockymountainsoap.com/

 ボウ川の上流にはとても美しい湖があると聞いて、そこに向かう。

●ボウ・レイク
 その奥には、クロウフット氷河がある。これらの水は氷河の溶けた水。クリスタルのように輝いている。湖の青に染まってしまうような気がした。

●カナディアン・カヌー体験
 インストラクターはヘイリー・ダニエルズ Haley Daniels さん(住所:11066 Valley Springs NW Calgary, Alberta T3B 5S6、E-mail:Haleydanielsk1@gmail.com )。両親もカヌー・インストラクターだそうです。お気に入りの湖に、最初は車、次いで歩いて向かう。途中リスもいました。
 「モレーン湖」は空の色よりも濃いターコイズ・ブルー。その湖で、初めてのカヌーに挑戦。一人1時間C$50(約4400円)。2人で漕いで行きました。宝石の上を滑っているみたいでした。

●ヘリ・ツアー体験
 「カナナ・ヘリ・ツアーズ Kanana Helitours 」で、ヘリに乗り込み上空に飛び立つ。上から見ると湖は鏡のように光っていた。標高約2600mで降りてハイキング。高山植物を見て歩きました。そして絨毯のような草の上で、ヨガをしました。ヘリで山の上にあがりヨガをする「ヘリヨガ」は、現在カナダで大人気。往復ヘリで、ランチ代込みで1人C$399(約3.2万円)。インストラクターはマーサさん。新鮮な山の空気を吸いながらのヨガはリラックス気分満点。往復のヘリからの景色も抜群だそうです。
 ヘリヨガの申し込みは、「マーサズ・ヘリ・ハイクス Martha's heli Hikes 」(住所:132 Rundle Crescent Canmore, Alberta T1W 2L6、E-mail:martha@marthashelihikes.com )。
http://www.marthashelihikes.com/

 なお、Icefield Helicopter Tours 」は、ヘリコプターの「カナナスキーズ・ヘリ・ツアーズ Kananaskis Heli Tours 」(E-mail:info@kheli.com )。
http://www.kheli.com/

●乗馬によるキャンプツアー
 バンフの開拓者の第一人者として名高いビル・ペイトさんの子孫にあたるポール・ベイトさんが、当時の開拓者の気分を味わってもらうために開催している乗馬によるキャンプツアー。宿泊に必要な荷物も全て馬で運ぶ「ホース・パック・トリップ Horse pack trip 」というカナダならではのもの。今回は1泊だが、1週間のコースまであるとか。ポールさんに必ずついてくるイヌのラフネックも立派なツアーのスタッフ。
 マウント・テンプル(標高3543m)を見ながらの乗馬ツアー。「ティンバーライン・ツアーズ Timberline Tours Ltd. 」(住所:P. O. Box 14Lake Louise, Alberta Canada T0L 1E0、E-mail:timberline@timberlinetours.ca )。今回乗る白い馬はヘドーゴ号。普段はヨーロピアンの鞍だけど、今回は絨毯のようだと言ってました。料金は、「乗馬キャンプ1泊全食事付き」で、1人C$470(約37600円)。開拓者の精神を感じることができる。片道5時間の行程でした。
 キャンプしました。スタッフのシャロンさんが料理を作ってくれました。「キノコとジャガイモのスープ煮込み」、「じゃがバター」、「ステーキ」。
 翌朝、夜中降った雪であたりは真っ白でした。
http://www.timberlinetours.ca/index.htm


●イエローナイフ
 カナダ最北の都市。オーロラが見えるポイントとして有名。グレート・スレーブス湖があるので、水上飛行機が大切な足となっている。メイン・ストリートは1分もあれば車で通りすぎてしまう。ニューヨークの5番街をもじって、50thアベニューという名前がついているが、正式にはフランクリン街。通りには昔から住んでいる先住民の姿を見かける。このあたりには33の異なる部族が住んでいる。
 ノースウェスト準州立法議事堂は近未来的な建物。議会をする場所を見学することもできる。先住民によって話す言葉が違うので、ここでは11の公用語が使われている。
 1900年代、ゴールドラッシュで賑わったイエローナイフ。一攫千金を狙い、金鉱を目当てにやってくる男たちのたまり場だったカフェがビストロになっている。「ブロックス・ビストロ Bullocks Bistro 」(住所:3534 Weaver Drive Yellowknife, NT X1A 2S9 )。建物の中は賑やか。自分で冷蔵庫を開いて飲み物を取り出す。今回はジンジャーエール。名物は「バッファローのステーキ」C$45(約3600円)。ハーブとガーリックのソースでいただきました。

 宿泊は、「オーロラ・ビレッジ Aurora Village 」(住所:Po Box 1827 Stn Main Yellowknife, NT X1A 2P4, Canada )。イエローナイフはオーロラが見えることで世界的にも有名な場所。特にオーロラがよく見える場所にあるのがオーロラ・ビレッジ。秋は、キャメロン・フォールズへのハイキングや野生のバッファローを見るツアーが人気。他に、湖での釣りや、冬は、犬ぞりツアーも楽しめる。冬季はダウン・ジャケットの貸し出しも行っている。
 オーナーの息子のクラークさんと、日本人スタッフの金森宏太さんが出迎えてくれました。ここでは先住民の伝統的なテント「ティピ Tipi 」の中でオーロラが出るのを待つことができる。先住民の人は組み立て、解体を一人で行い、200km近く歩いて運んだそうです。中は広々していて、4人くらいは泊まれそうとか。バッファローの毛皮で覆われたソファーもありました。尻尾付きでした(笑)今回の「オーロラ観賞ツアー」1人C$95(約7600円)〜。

 秋なので、ハイキングに行きました。森を歩くと、白樺やポプラがある。黄色と緑とオレンジ色に色づいています。土の性格で根を張りにくいため、木が細くて短い。「ラブラドール・ティー」の葉がある。こすって鼻にもっていくとスッとする。鼻が詰まっている時にいいそうです。狩をする場合は体にこすりつけて人間の匂いを消すとか。松茸もありました。金森さんはよく松茸バーベキューをするそうです。木の下に集めてある「まつぼっくり」はリスが冬ごもりをするために集めたもの。キャメロン滝に到着しました。この川はグレート・スレーブス湖に流れこみ、北極海に流れ込むそうです。
 湖に浮かぶ島に行ってみた。小型飛行機で飛びました。グレート・スレーブス湖は琵琶湖の43倍あるそうです。オーナーのドン・モリンさんが出迎えてくれました。孫のマラカイ君(3歳)、ニコさん(3歳)、クイーテン君(5歳)もいました。クラークさんは得意の釣りで、大きなレイク・トラウトを釣りました。これを焼いていただきました。

 夜、念願のオーロラが見えるのか?ティピの中で待った。夜、犬たちが遠吠えをし始めたら、緑の光が現れた。佐藤さんにはクジラに見えたそうです。オーロラが一番早く動く時は、東京・大阪間を約7分で移動するくらいの速度らしいです。
http://www.auroravillage.com/index_jp.html


テレビ番組「世界遺産への招待状57 カナダ グロスモーン国立公園」

 2010年11月6日放送。高さ700mの断崖が連なる海岸線。数万年に渡って氷河の移動で地表が削り取られてできたフィヨルド。不毛の大地でもあるが、隣には多様性に富んだ大地がある。人間もまたこの地球の住人。

●ニューファンドランド島
 カナダの東端にあるニューファンドランド島。この島の西部にグロスモーン国立公園がある。そのシンボルは台形型のグロスモーン山。フランス語で「大きく孤立した山」という意味。この形になったのは、1万年前、厚さ数百mの氷河に覆われ、地表が削られていったから。
 グロスモーン国立公園は、フィヨルドなど地球の歴史が垣間見られる上、美しい景観を形づくっていることから、1987年世界自然遺産に登録された。
 フィヨルドからさらに内陸に入ってみると、穏やかではない。風が強く、風速80mを越えることもしばしばある。1年を通して風が強いので、そのために変形してしまった樹木もある。
 眼下に広がる豊かな針葉樹の森。しばらく行くと湿地帯、そして草原となり、森となる。このように多様な環境があるために、いろいろな動物がいる。湿地帯にはカリブー。草食動物にとって食料の宝庫。森ではアメリカアカリスが木の実をかじる。森の王者ムースは体長が3mにもなる。

 この島は地球の驚くべき活動の末に誕生した。沿岸部にある縦じま模様の断崖は、数億年前の地層。普通は水平の地層が縦に並んでいるのは、数億年前にアフリカ大陸とアメリカ大陸がぶつかったことに起因する。プレートがぶつかり、一方が波打った。その激しく変形した縦の部分がここにある壁。
 パークレンジャーのフレッド・シェパードさんが説明してくれました。地層の1m分が6万年分に相当するという。ここに見えているだけでも1500万年分ある。

 ネイチャー・ガイドのデイン・ヒューリンさん(32歳)は仲間と釣りに出かけた。朝7時半、国立公園周辺の海は遠浅の大陸棚が続いているため、釣りには絶好のスポット。早速2kgのタラが釣れた。自分たちの食べる量しか釣りません。デインさんはサリーズ・コーヴに暮らしている。ロブスターを獲るためのワナもある。1970年代には人口は300人に達したサリーズ・コーヴだが、今は22人。デインさんの父レックスさんは、5年前から農業をしている。無農薬でジャガイモを作っている。国立公園になったために、政府はガソリンスタンドやバーなど店が3つを移転させた。1世帯あたり200万円で移住させた。豊かな漁場に目をつけた大手水産会社が魚を寝こそぎ獲っていったために、80年代に入り魚が獲れなくなった。生活が苦しくなり、みんな去っていった。
 レックスさんのジャガイモは甘くて美味しいと評判となり、隣町のレストラン3軒におろしている。残った人々は工夫し互いに支えあって生活している。友人のヒューイ・デッカーさんがタラの塩漬けを持ってきた。ジャガイモの2倍の重さと交換している。
 町のゴミ集めはみんなが交代で行なっている。16年前に村役場が廃止されたため。
 デインさんはイギリスから来た観光客を案内していた。10年前からガイドの仕事をしている。

 ここに魅了されて移り住んできた人もいる。地理学者のキース・ニッコルさん。テーブルランドは広さ200平方kmの不毛の世界。ここに地球の歴史のカギが隠されているという。蛇紋岩は普通は地上で見ることは難しいマントル近くの地層にある。マントルはプレートの下にある高温の層だが、プレートがぶつかったために、一方の上に乗りだし、表にでてきた。このマントルからは地球の成り立ちを知ることができる。蛇紋岩には鉄分が多く、空気にさらされると錆びる。直接マントルに触れることができる場所は地上では珍しく、研究者にとっては宝の山。
 10月に新しい住民がやってきた。ユステス・ヒューリンさんは、元々はこの村で生まれたが、27年前にこの村を離れた。近くの町で仕事が見つかったので、カルガリーから故郷に戻ってきた。妻のローナさんはコミュニティが大事と言う。ユステスさんは今は家を建てている。将来帰ってくる友達のため。


テレビ番組「にじいろジーン 地球まるごと見聞録 モントリオール」

 2010年10月2日放送。

●モントリオール
 カナダでトロントに次いで2番目に大きな都市で、ケベック州の州都。今から34年前には、女子体操のコマネチが活躍した「モントリオール・オリンピック」が開催された。
 経済の拠点トロントに比べ、モントリオールは芸術や文化でカナダをリードする街。人生を楽しくというモントリオールの人々の気質はラテン的で、町は活気に溢れている。
 人口の3分の2がフランス系住民であるこの町の公用語はフランス語。サン・ポール通りなどが紹介されました。

 にじいろガイドはエミリー・ベルニーさん(24歳)。
 旧市街の象徴の「ノートルダム大聖堂」は、19世紀初めに造られたもので、地元出身の歌手セリーヌ・ディオンが結婚式を挙げたことでも有名。聖堂内部を覆いつくすような世界最大級のパイプオルガンでも有名で、7000本ものパイプを使用している。

 ベーグルの店「フェアモント・ベーグル Fairmount Bagel 」はモントリオール定番の朝食。1個約60〜80円。麦芽と卵の生地で焼き上げたもので、塩を使わないのが特徴。硬めの「ニューヨーク・ベーグル」に比べてもっちりしている。人気のあるのは、白ゴマや、ケシの実。

 サンドイッチの店「シュワルツ」は、もう一つのモントリオール名物「スモーク・ミート・サンドイッチ」約540円がある。お肉がいっぱい。薫製した牛肉をスライスしたもの。10日間マリネした牛肉を8時間スモークした後、3時間蒸して作るそうです。

 住宅は二階の玄関に階段がついている形式。そういうオシャレなエリアにあるレストラン「オ・ビ・ドゥ・クション」は、なかなか予約が取れない。肉料理がメインで、ラムや鴨肉のメニューが人気とか。「ラムのグリル」2人前で約7300円。「フォアグラのグリル」約2400円。人気メニューという「ダック・イン・ア・カン」約3400円は、缶詰「Canard in conserve 」がそのまま皿に出てくる。鴨などの肉とフォアグラをキャベツなどの野菜と煮込んだもの。

 モントリオールでは自転車に乗ることがライフ・スタイルの一つ。レンタル自転車の店「サ・ルー Ca Roule 」で自転車をレンタルした。1日約2600円。ここで自転車をレンタルする観光客が多いそうです。市内はいたる処で自転車専用道路が整備され、快適で安全なサイクリングが楽しめる。
 サイクリストたちに密かに人気を呼んでいる店「ドゥリン・ドゥリン」では、手描きでペイントされた自転車のベルを売っている。1個約1800円。手書きの後にオーブンで焼いて仕上げている。

 アクティビティとして「ジェット・ボート」がある。「ソウト・ムートン Saute-Moutons 」社で、1時間の旅。セント・ローレンス川を時速70kmで疾走。360度スピンもある。川の流れがとても激しい場所にも突入する。全員水を何度も大量にかぶります。10月6日まで営業し、1人約5900円。

 冬は−30度まで冷え込むモントリオールには、世界最大級の地下街が広がる。19世紀に建てられた教会の地下にも「ブロムナード・デ・ラ・カテドラル」というショッピングモールがある。古い教会に配慮して、工事には3年かけたそうです。

 1年を通して文化的な催しが多い。ジャック・カルティエ広場でも大道芸人が多い。世界的に有名な「シルク・ド・ソレイユ」の本拠地もここ。新しい演目は全てこの街で「こけら落とし」が行なわれる。街自体も文化的な都市開発に力を注ぎ、再開発地にはサーカス芸術村「ラ・トユ」が造られている。この街にはサーカス団体やサーカス学校が多いので、サーカスが好きな人が集まる。
 「トラペジアム Trapezium 」は初心者でも空中ブランコを体験できる場所。注意点を聞いた後に床から7mの高さで体験する。料金は約3600円。

 不動産の案内。1967年のモントリオール万博で建てられ、現在は集合住宅となっている「アビタット67」は、ブロックをいびつに積み上げたような不思議な建物。60年代の未来感が感じられる建物。部屋のレイアウトはそれぞれ異なる。2LDK116平方mで、バルコニーからは目の前に大きな噴水が見える。65万カナダドルで、約5900万円。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん オタワ」

 2010年7月24日放送。

●オタワ
 エア・カナダで13時間かけてやってきたのは、カナダ南東部に位置する首都オタワ。人口約89万人で、経済の中心地。街のシンボルの国会議事堂を中心とする行政機関や、様々な博物館などの文化機関が充実している。
 地元の市場「バイワード・マーケット Byward Market 」へ行く。街でとれたトマトやメープルシロップなどの新鮮な食材が所狭しと並んでいた。市場を抜けると、大行列ができていた。「ビーバーテイル Beavertails 」というお店で、オタワ名物の「ビーバーの尻尾」を売っている。油揚げのお化けみたいな食べ物で、ビーバーの尻尾に似ている。平べったくのばした生地をさっと油で揚げている。これにたっぷりシナモン・パウダーをつけて、レモンを絞ってさっぱりと食べる。シナモン&シュガーやチョコレートソースがかかった甘いものなど10種類あり、3.75カナダドル〜(約310円〜)。
 水門を開けている人がいた。リドー運河の入り口で、この運河は高低差がある全長202kmの巨大運河。水門を通り抜けるにはおよそ90分もかかる。世界遺産にしているために自動にはできない。

 オタワで一番人気のシーフードのレストラン「Social 」のオーナーシェフのマシュー・カーマイケルさん(36歳)が、一番人気の車エビの料理を作ってくれました。すり身をタルト状にしたものに、軽く火を通したら、トマトなどの有機野菜で盛りつけた「車エビと新鮮野菜のレモンナジル添え」。

●キングストン
 隣町のキングストンを紹介してくれた。南に車で3時間。別名ライムストーン・シティと呼ばれていて、白亜の石灰岩を用いた歴史建造物が多く残されている。
 キングストン市庁舎前で何か聞こえてきた。中世の頃の衣装を着た人が、ベルを鳴らし、大きな声でニュースを語っていた。タウン・クライヤーという人で、かつて新聞などがなかった頃、街頭で大声でニュースを伝えていた仕事。おじさんは街で唯一の人で、有名人。彼が登場すると、街の人が集まってくるそうです。記念写真もOK。
 ボウリング場「Garrison Lanes 」に行くと、5ピンと書いてある。1910年にカナダのトロントで誕生した「カナディアン・ボウリング」場だった。ピンが5本でボールも小さい。5本のピンには左から2、3、5、3、2点と得点が付けられていて、倒したピンの点数が得点になる。ボールは小さな子供でも使えるように、穴もない小さなボール。1フレームにつき3回投げられて、10フレームの合計で競う。

 キングストンにあるフォート・ヘンリーから夕方に海を眺めていると、銃声!大砲を撃って、軽快な曲にのせてパレードも始まった。なぜかイギリスの国旗がかかっている。これは19世紀に築かれた古い砦で行われている、当時の軍楽隊の訓練を忠実に再現したもので、7月8月限定のイベント「サンセット・セレモニーズ」でした。毎週夜7時半から行われる。大人気とか。

●オタワ
 新婚さんの朝ごはん。静かな住宅街に住むジェン・トランプリンさん(28歳)が作るのは、1品目「チリ」。フライパンに挽肉の塊を入れ、蒸しながら炒める。チリパウダーとトウガラシを加え、味を整えながら炒める。その間に野菜の準備。地元で取れたトマト、ピーマン、ズッキーニを一口サイズに切り、さらにたまねぎ、にんにくを細かく刻み、水洗いした缶詰の豆と共に煮込み鍋の中に。最後に味付けしておいた挽肉を加え、煮込む。
 2品目「特製パンケーキ」。大きなボウルに小麦粉とミルク、バニラ・エッセンスなどを加えて混ぜる。ブルーベリーと木いちごを加え、バターを敷いたフライパンで焼くだけ。
 3品目「フレッシュ・サラダ」。レタス、トマトなどの新鮮な野菜をカットし、アボカドを一口サイズに切り、よく混ぜる。味付けはバルサミコ酢、オリーブオイル、砂糖を加えて軽くかき混ぜてソースが完成。


テレビ番組「THE 世界遺産 カナダのリドー運河」

 2010年3月21日放送。

●リドー運河
 アメリカ大陸で最も古いリドー運河 Rideau Canal 。1832年に完成したこの運河が一つの都市を誕生させた。それがカナダの首都オタワ。街の中心に巨大な階段が築かれている。これは運河の水位を調節する閘門 Lock 。お城のような国会議事堂の近くにある、高さ25mのオタワ・ロックはオタワ川につながり、リドー運河の始まり。水門の開け閉めに使われるウィンチは創建当時と同じものが使われている。リロー運河は24箇所にロックがある。

 この運河は大地を掘るのではなく、湖や川を水路でつないだもの。そこには緻密な計算があった。またこの誕生には国境の問題もあった。
 オタワとキングストンを結ぶ全長202kmの水路。オタワは稚内とほぼ同じ緯度にあり、冬はマイナス20度を下回る。この街では一風変わった朝の風景が見られる。マルシア・マク・アルパインさんは30年住んでいる。夏は自転車通勤だが、冬は歩いて通勤している。この方が5分早く会社に着くらしい。冬はリドー運河が凍り、7.8kmの氷の道ができるので、スケートで通勤するため。ギネスにも世界最長とでている。氷の厚さは25cmを越えると市民に開放されるらしい。およそ2ヶ月間の大通りとなる。

 オタワを出ると普通の川になり、緑の大地を縫って行く。やがて湖に入る。ランス・ジャービスさんは14年遊覧船の船長をしている。リドー運河が流れるオンタリオ州のオンタリオとは、原住民の言葉で「美しい水」を意味する。水辺はカナダ有数の避暑地になっている。
 そしてロックが見えてきた。180年前の木製。

 もう一つの起点はキングストン。カナダで最初の首都が置かれた。フォート・ヘンリーは軍事要塞。対岸はアメリカ。19世紀初め、アメリカは領土拡大を狙いイギリス領カナダに戦争をしかけた。当時、カナダは物資の移動はセント・ローレンス川に頼っていた。そのため水路を塞がれると、領土を守ることができない。そこで迂回ルートとしてリドー運河を作ることが検討された。英国王立工兵隊のジョン・バイ大佐は設計をまかされた。大工事をする時間的余裕もなく、資金も少なかった。そこで掘らない運河を考えた。
 川は堰を作って舟が通れるように水嵩を上げた。よどみを作り、流れを緩やかにした。その横に堰を迂回する水路とロックを設けた。
 リドー運河の202kmのうち人工部分は19kmにしかすぎない。そして穏やかな水辺の風景が生まれた。着工から5年半、1832年にリドー運河は完成した。ところが国境の争いは終了し、運河は用済みになった。

 しかし、昔ながらの姿を守り続ける男たちがいた。ジョーンズ・フォール・ロックは、キングストンから近いロック。ロック・マスターはハーブ・シンプソンさん(54歳)。20分かけて水位を上げ、ウィンチで水門を開ける。近くにはロック・ステーションと呼ばれる水門管理の小屋がある。以前はここはロック・マスターの家で、24時間待機していたという。またここはアメリカ軍から水門を守る砦でもあった。銃弾跡が残っていました。
 運河に船が通れるのは、5月から10月まで。やがてリドー運河は雪と氷に覆われる。シンプソンさんは冬の間も管理をしている。

 オタワの人々はリドー運河の上に集まる。いろいろな店が並ぶ。フィギュアの選手だったミシェル・サンダースさん?が案内してくれました。お店で人気なのは、不思議な形のドーナツ BeaverTail で100円〜。ビーバーのシッポに似せて作ってある。軽く油で揚げて、シナモンと砂糖をまぶしたもの。外はカリッとしていて、中はモッチリしている。

 1970年代、カナダ政府はリドー運河廃止計画を作ったが、市民から反対が起こって、今も継続されている。


テレビ番組「THE 世界遺産 カナディアン・ロッキー」

 2010年2月14日放送。

●カナディアン・ロッキー
 全長2200km。ロッキー山脈のうち、カナダ国内を縦断するのがカナディアン・ロッキー。ある登山家がこの雄大な眺めを「スイスを50ばかり集めたようだ」と感嘆の声をあげた。かつては地図にも出ていない秘境だった。一人の探検家を導いたのは氷ついた川だった。ハーバート湖、アサバスカ川。
 雪の中を行く大陸横断鉄道「VIA鉄道カナディアン号」。西のバンクーバーと東のトロントを3泊4日で走り抜ける。バンクーバーから18時間、ジャスパーはカナディアン・ロッキーの北の玄関口。人口4000人ほどの小さな街は国立公園の中にある。大自然に囲まれたジャスパー・パーク・ロッジは、冬は多くのスキー客で賑わう。ロッキー山脈を見渡すゲレンデ。

 4つの国立公園が世界遺産に登録されている。北からジャスパー国立公園、バンフ国立公園、ヨーホー国立公園、クートネー国立公園。1億数千年前に海底が隆起し、立ち上がった山々は氷河期は分厚い氷に覆われた。その氷河が山脈を様々な形に削った。山の側面が削りとられ尖ったアシニボイン山。雨の浸食が加わり、ノコギリの歯のようなソウバック・レンジ。なだらかな斜面と絶壁ですべり台の形になったランドル山。垂直に切り立つ糸切り歯のようなルイス山。ヨーロッパのお城のようなキャッスル・マウンテン。
 山岳ガイドのチャック・キャンドゥリーさんは、マリーン渓谷の谷底の川が凍りついた真冬だけのトレッキング・コースを歩く。しばらく進むと滝が無数のツララになっている。アイス・クライミングをしている人もいる。
 氷河から流れだすボウ川は、マリリン・モンローの映画「帰らざる河」の激流下りのシーンが撮影された場所。冬には轟音が途絶え、聞こえるのはせせらぎ。緩やかな流れが春を待つ。
 幾筋の滝が岸壁を流れ落ちる、すすり泣く壁「ウィーピング岩壁」。ここも冬になると、高さ400m、幅100mの氷の壁となる。ここもアイス・クライミングをしている人がいる。
 レイク・ルイーズは神秘的な美しさで「カナディアン・ロッキーの宝石」と称えられる。カナダ総督に嫁いだビクトリア女王の娘ルイーズ王女の名前にちなんでつけられた。湖面に姿を映すのはビクトリア山。朝が一番美しく見える。エメラルド色の湖も冬は一面、氷の世界になる。湖を覆う氷の厚さは1mにもなるという。
 モレーン湖、ベイト湖は鮮やかな色。ロック・フラワーと呼ばれる細かい粒子がエメラルド色の光を放つ。全ては氷河から始まった。
 冬には雪に埋もれるアサバスカ氷河。全長6km、幅1km、厚さは最大で300mを越える。この上を普段着で歩けるツアーは世界でもここだけ。夏のロッキー観光のハイライトでもある。実はアサバスカ氷河の先端は年々後退している。1年前に平均して15mほど短くなっている。その源はコロンビア大氷原。標高3000m級の尾根を覆う広大な氷の平原から流れ出す水は、太平洋、大西洋、北極海へと流れる。
 今も野生動物を間近で見ることができる。ビッグホーン・シープ、17世紀にその動物の毛皮を求めてヨーロッパの商人たちが続々と北米に進出した。彼らの一番のお目当てはビーバーだった。その毛皮は上流社会でもてはやされた。当時の紳士の必需品の帽子はビーバーの毛皮で作られていた。
 18世紀はロッキー山脈の西側は未開の地だった。そこを探検したのは、イギリス人のデビッド・トンプソンだった。1806年、六分儀という測量器を頼りに、ロッキーを越え、太平洋にでるルートを探す旅に出た。旅にでて1年、トンプソンは先住民との交流から、ハウズ峠を越える新しい道を知る。彼はついにロッキー越えに成功し、コロンビア川に到達した。トンプソンはさらにロッキーを歩き、4年後、凍ったアサバスカ川の支流を犬ゾリで訪ねた。そして再びロッキー越えを果たし、1911年、太平洋に辿り着いた。彼の通った距離は13万キロで、貴重な地図を残した。

 南の玄関口バンフ。人口7000人ほどの小さな街に、年間400万人の観光客が訪れる。ジョンストン渓谷を行くと、ここも冬ならではの光景が広がっていた。氷の芸術。凍った氷の裏側に川が流れている。
 中には凍らない湖もある。その理由は温泉。「ケイヴ&ベイスン国定史跡」の洞窟で、1883年ロッキー越えの鉄道建設に従事していた3人の作業員が温泉を発見した。一攫千金の夢を抱き、3人は温泉の所有権を主張し、温泉を巡る争いが起こった。見かねた政府はバンフを保護区に指定、1887年、カナダで初めての国立公園が誕生した。
 冬には白銀のロッキーを見ながら、アッパー温泉に入る人も多い。


テレビ番組「知っとこ! バンクーバー五輪直前SP」

 2010年2月6日放送。

●バンクーバー
 カナダ第三の都市。イギリスの雑誌で「住みやすい町ランキング」で数年にわたって過去1位を続けるくらい環境がよい。
 市内のビルには巨大なラッピングが施されている。オリンピックのオフィシャル・スポンサーでもある老舗デパート「ベイ The Bay 」(住所:グランビル通り674 )では、手にはめて振っているとカナダの国旗を振っているように見える手袋(ミトン)はかなり売れているとか。1個10ドルで、利益の大半はカナダの選手のために使われるという。ウェアはアメリカ・チームはラルフ・ローレンが手がけたとか。
 おつりをもらったら、バンクーバー2010記念コインだった。

 ダウンタウンから車で5分にある選手村に行く。ファストフード店もオリンピック用のデコレーションが施され、マクドの場合、金メダルをかけた看板になっていた。

 この2週間だけ、オリンピック・ラインという無料の交通機関が出現した。オリンピック村駅と人気観光スポット1.8kmを結ぶ路面電車。車両はブリュッセル市からのレンタル。運転手もボランティア。

 町の名物おじさんに会う。
 ピンバッジおじさんのフランク・ザヴァレラさん。地元紙の新聞の1面を飾ったこともある有名人。ピンバッジクラブの会長。オリンピック関連では5000個くらい持っていて、バンクーバー・オリンピック関連では600個ぐらいあるという。交換用のピンバッジをおよそ3000個用意しているという。
 ロブソン通りに行く。2007年10月20日の世界の朝ごはんに出てくれたマーク・ハートウェルさんは、派手なデコレーションを施した車を見てもらうために、毎日この通りのカフェにやってくる。今回は公式マスコットをボンネットに貼っていた。

 公式マークに利用されているのは、カナダの先住民族イヌイットが作る石像「イヌクシュク」というオブジェをデザインしてもの。
 リッチモンド市に巨大なイヌクシュクのオブジェがあった。これは大型コンテナを積み上げたもので、高さは15m、総重量は20トン。オリンピック後は再利用する予定。

 アバディーン・センターは町のショッピング・センター。ここに「ダイソー」がある。バンクーバーでは2ドル均一のお店として知られ、おみやげ物探しの観光客にも大人気。カナダ国旗をかたどった応援グッズが売れている。さらに世界各国の国旗も売れている。

 ウェスト・ジョージア通りにある「亀井ロイヤル」は人気の日本食レストラン。浅田真央選手に好きな具材を選んでもらって作ったハート型のお寿司「真央ロール」を手がけた。新メニューを作った。織田ロールC$15.5(約1300円)、明子ロールC$15.5もあります。


テレビ番組「世界ふれあい街歩き バンクーバー」

 2007年8月1日放送。2009年11月14日再放送。

●バンクーバー
 カナダの西海岸、人口180万人、カナダで3番目の大都市、北緯49度に位置する。「世界で最も暮らしやすい街」のランキングでは、いつも上位にランキングされる。短い夏は湿度が低くて暑すぎず、冬もカナダの他の地域と比べると温暖。一年中過ごしやすい気候です。ビルの合間に入り江が残っている。

 地下鉄「バラード」駅を下車。午前9時、目の前に高層ビルがある。ガラス張りのビルも多くて、空が映っている。ビル街だが、そこそこ緑がある。ダウンタウンは入り江に挟まれた幅2kmのなだらかな丘に広がっている。高層ビルで窓ガラスを掃除している人がいた。HSBCのビルの前で自転車便の人が待機していました。
 午前11時、入り江の方に出て、入り江に沿った遊歩道を北西に歩く。並ぶベンチには「〜の思い出に」などと書いてあるが、市への個人の贈り物だそうです。入り江にはボートが並ぶ。ボート置き場に緑色や白色や黄色の家があって、揺れている。これはフローティング・ハウスまたはハウスボートという。モーターはないそうです。中を見学させてもらった。
 少し南の方に歩く。車が入れない通り。アルバーニ通りかロブソン通りを南東に向かい、フロートン通りかビュート通りを南西に向かう。午後1時。この住宅街は1885年カナダ横断鉄道が作られた頃のウエストエンドの高級住宅街。ギターを抱えている人がいた。イングリッシュ・ベイに行くという。午後3時、消防署がある。
 開拓時代の住宅街。工事中の家を訪ねた。100年前の家をコーヒー・ショップにするそうです。このあたりから北西に向かう。
 太い幹の木に666番地と書いてあるドアがある。小人の住居で地下に住んでいるとか。リスがいました。このまま真っ直ぐ行くと、スタンレー・パークで400ヘクタールの森が広がる。アライグマをはじめ多くの野性動物が暮す。鳥が巣を作っていた。
 午後7時、スタンレーパークの入口に到着。浜辺には多くの人が集まっていた。丸太のベンチが並ぶ。

 「自転車で街を楽しむ」。レンタル自転車店のエドワルド・シンバラさんが説明してくれました。バンクーバーは自転車ととっても仲が良い。レンタル・ショップも多い。種類も豊富。街中を走るときは、車道に自転車専用のレーンがあるから、必ずそこを走ること。遠くに行きたい場合は、無理をせず、バスに積むのがよい。長距離のバスには、自転車を載せられるようになっていて、無料で運んでくれる。
 近場でおすすめのコースは、スタンレーパーク。ダウンタウンのすぐ傍なのに、原生林も生い茂っている。樹齢800年の古木もある。市民の中で選挙で選ばれた人が管理している公園。

 「花いっぱいの交差点」。近くのマンションに住むマイケル・ミゼラさんが説明してくれました。10年前に市が始めたプロジェクトで、マンションの住民でも、交差点のロータリーを自分の庭の代わりに花を植えて楽しめるものがあり、とても人気。今では250箇所のロータリーが花壇に生まれ変わり、市民の目を楽しませている。実はこのプロジェクトの目的は、ただ街を美化するだけでなく、安全ジャケットを身に着けて交差点の真ん中にいるのでドライバーの車の速度が自然にダウンするということ。そのため、背丈の高い花は植えられない。

 「フレイザー川の恵み」。釣り舟のオーナーのデイブ・バーロンさんが説明してくれました。船に乗ってフレイザー川をのぼる。8月になると極上のサーモンが遡上してくる。そこでたくさんの人が集まってくる。1856年に下流で金が発見されたので、みんながこの川を目指した。これでバンクーバーが大きな町になったという。ゴールドラッシュは半世紀も続いた。


テレビ番組「にじいろジーン 地球まるごと見聞録 ケベック・シティ」

 2009年10月31日放送。

●ケベック・シティ
 コンチネンタル航空で成田からニューヨーク経由で行きました。カナダ東部にあるケベック州の中心都市で、セントローレンス川沿いに発展した、世界中から観光客が多く訪れる美しい街。中心にある「シャトー・フロントナック」に代表される街並みは、ヨーロッパを感じさせる雰囲気が漂う。
 ケベックは17世紀初めにフランス人のサミュエル・ド・シャンプランが築いた街で、アメリカ文化の強い北米にありながら、ケベック州の公用語はフランス語。サン・ルイ門などの建築スタイルなどにもフランス文化が根付いている。ロワイヤル広場にはルイ14世の像がお出迎え。
 にじいろガイドはガブリエル・ドワヨンさん(22歳)。街の特徴はとても階段が多いということ。崖によって上の街と下の街に分かれている。そこの間の階段は急で、転んだら首が折れるというので、「首折り階段」と言われる。

 「旧港市場」は、秋の野菜が色鮮やかで、店頭にはまとめ売りする野菜がたくさん置かれている。野菜はとても安くて、にんじん12kgで6ドル(530円)。日本だと12kgで4100円。ジャガイモも23kg880円で日本では7100円。野菜は冬のスープ作りの材料で、まとめ買いするという。スープや煮込み料理に欠かせない野菜が日本では考えられない驚きの安さで売られている。
 地元でとても人気のあるケベック料理の店「ビュッフェ・ド・ランティケール」で、気軽にケベックの家庭料理を楽しめる。冬になるとどの家庭でも食卓に登場する温かいスープは「豆のスープ」で約200円。寒くて険しいケベックの冬を乗り切るため、昔から高カロリー高タンパクの食事が多い。ケベックでフライド・ポテトといえば「プティン」370円。ポテトとチーズに甘いソースの組み合わせ。ファストフードの店にも必ずある定番料理。伝統料理「ミートパイ」1230円は、普段の食事はもちろん、お祝い事の席にも必ず登場する。煮込み野菜に豆、そしてポテトが添えられている。ミートパイには必ず「手作りのフルーツ・ケチャップ」をかける。「フルーツ・ケチャップ」には、トマトのほかにリンゴ、モモ、パイナップルなどが入っている。

 美味しいと評判のスイーツのお店「ビーバーテイルズ」。もちもちの生地を延ばして油でさっと揚げると外はカリカリ、中はふわふわの揚げパンができる。これにケベックが世界に誇る「メープルシロップ」を塗った「ビーバーテイル(メープルシロップ)」570円。
 世界中にあるメープルシロップのほとんどがケベックで作られている。ケベックの町にはメープルシロップの専門店もたくさんある。専門店「プチット・キャバンヌ・アスックル」に行く。採る時期によって種類が変わるという。一番早い時期に取れる「エキストラライト」はさっぱりした味が特徴。採る時期が遅くなるにつれ、色濃く、深みのある味になる。以下「ライト」、「ミディアム」となる。昔は雪の上で作られていたケベック名物「メープル・タフィー(メープルシロップの水飴)」は、今は白いクラッシュアイスを敷き詰めて、その上にたらして作る。これは地元でも大人気。他にもメープルシロップ化粧品「Erable」もあって、ハンドクリーム、ボディクリーム、石鹸、入浴剤もある。デトックス効果も期待できるとか。お肌がすべすべになって、最近とても人気とか。香りだけを残して水分を飛ばしているので、べとべとしないそうです。ただ、甘い香りがするからみんな間違って口に入れるとか(笑)

●オルレアン島
 セントローレンス川に浮かぶ小さな島で、ケベック・シティから車で30分。地元の人々もよく訪れるという人気の場所。島内には広大な牧草地が広がり、ケベックシティの農産物のほとんどがこの島で作られている。秋はリンゴ狩などのほか、ピクニックにも最適。
 「リンゴ園ビロドー Bilodeau 」を訪れてりんご狩をした。袋をわたされ、裏の畑で好きなだけ採ってくる。重量制で450gで50円。ただ1つ2つなら味見をしてもOK。柵がしてあって、その先はお酒用のリンゴ。ケベック地方の名物、りんごのお酒「アイスシードル」を作る。リンゴ100個で1本できる。1本約1700円。収穫は通常9月から10月だけど、アイスシードル用は1月に気温がマイナス15度くらいになっていから収穫する。飲みやすいから最近若者にとても人気とか。

●ケベックシティ
 街の通りの壁にはいろいろな絵が描かれている。ストリート・ミュージシャンの軽快な音楽。
 プチ・シャンプラン通りは、北米で一番古いといわれている商店街。カナダ・ケベックシティでショッピングをするならここが一番。通りのあちこちには市民ミュージシャンが登場する。北米の原住民グッズの店「シャス・ギャラリー」に入る。「モカシン」と呼ばれている先住民の靴は、昔は鹿の皮で作った靴を履いていた。「ドリームキャッチャー」約800円は部屋の窓際にかけるお守りで、悪い夢がこの網にひっかかって良い夢だけが自分のところに来るという。
 この通りはとても個性的で、この時期冬物が出始めている。ほとんどのブティックには専属のデザイナーがいて、オリジナルの商品が並べられている。婦人服「ザズー」では、100%コットンが使用されていて、クマのデザインはこのお店のオリジナル。マフラー3400円。冬物の洋服を買う時には、タグについている耐寒温度表示をチェックすること。冬の寒さが厳しいケベックでの洋服選びの最大のポイントとなる。靴を選ぶ時も同じ。

 不動産屋に行く。街の中心部に建つ、大きな窓が印象的なマンション。18世紀に建てられた歴史のある建物で、マンションとして作りかえて、2009年6月に完成したばかり。天井がとても高くて4m以上。部屋はメゾネット形式で、77平方m、オープン・キッチン。屋上のテラスからは美しい風景が一望できる。35万カナダドル(3000万円)でした。


テレビ番組「世界遺産への招待状22 ロッキー山脈」

 2009年10月19日放送。ロッキー山脈はアメリカからカナダまで4800kmに及ぶ。その中にある3つの世界遺産。火山が作ったイエローストーン国立公園、氷河が作った絶景ウォータートン・グレーシャー国際平和自然公園、大氷原のカナディアン・ロッキー山脈公園群。

●イエローストーン
 山のあちこちで白い蒸気がたちのぼっている。これは地下のマグマが活動している証し。イエローストーンの真中は世界最大級のカルデラになっている。今でも地下のマグマが活発に活動している。それが見られるのは公園内に1万箇所もある。
 アッパーガイザー・ベイスンと呼ばれる地域には、200以上の間欠泉がある。中でも最も美しいと言われるのは、「オールド・フェイスフル間欠泉」。3万リットルの熱水を15m以上の高さにまで吹き上げる。世界最大級の噴出が見られるという「グレート・ファウンテン間欠泉」で、熱水の柱は60m。その高さまで吹き上げるのは年に数回。今回の撮影では高さは60mを越えた。地球が生きているって実感できる。
 「テラス・マウンテン」では、幾重にも続く白い階段に水が流れ落ちている。何故岩が白いかというと、地下のマグマにより石灰岩が溶け地表に流れでてきたから。60度を越える熱水の表面には白い石灰岩の薄い膜「カルサイト・アイス」。これが沈殿し積み重なり8000年をかけて、今のテラス・マウンテンとなった。
 最も美しいと言われる温泉、「グランド・プラズマティック」は直径111m。鮮やかなブルーと褐色の入り混じった色合いで、「虹の温泉」と呼ばれている。褐色は温かい水を好むバクテリアによるもの。
 イエローストーンは220万年前から大噴火を繰り返してきた。その溶岩が固まり、長年かかって削られ「イエローストーン大峡谷」ができた。高さ360mの岸壁が36kmに渡って続いている。「ロウアー滝」。黄金色の大峡谷。イエローストーンという名前もこの色からつけられた。

●ウォータートン・グレーシャー国際平和公園
 氷河が作った光景。19世紀に鉄道ができて少しずつ観光できる公園として整備されていった。アメリカとカナダの国境を越えて作られた世界初の国際平和公園。
 アメリカ側のグレーシャー国立公園に入る。東西に横切る一本道は全長86kmの「ゴーイング・トゥー・ザ・サンロード(太陽へ続く道)」。標高2250mの峠を越えて「ローガン・パス」に向かう。グレーシャー国立公園は東京都の2倍の面積を持つ。ローガン・パスを起点に様々なトレッキング・コースがあり、氷河によって作り出された雄大な自然を堪能したり、手付かずの自然の中を歩く事ができる。
 トレッキングに出発。案内役はデニー・ジヌーさん。まず全長21kmのトレッキング・コース「ハイライン・トレイル」に出発。このコースは氷河によって削られた山々がノコギリの歯のように連なっている「ガーデン・ウォール」の下を歩く。目指すは丘の上の山小屋。そこは大パノラマが目の前に広がる絶景ポイント。最初は岩だらけの道で少し危険。山の斜面のあちこちに小さな花が咲いていた。デニーがハックルベリーを見つけた。クマもこの実が大好物で、パンケーキやパイなどによく使われている。眼下に深い谷を見る細い道が続く。そして広い谷が見えてきた。「マクドナルド谷」はU字谷で、かつては厚さ1000mほどの氷河があったが、200万年かけて山を削り谷となった跡。崖に白い生き物がいた。マウンテン・ゴートだった。谷の細い道から突然開けたな所にでた。6億年前の「ストロマトライト」と呼ばれる太古の海にあった藻の化石があった。地球で最初の生命体で、多くの酸素を排出してくれて大気圏ができたという。
 6時間で山小屋に到着した。ここから見られる大パノラマは氷河が作りあげた雄大な景観。特別な場所に連れて行ってくれたのは、「ガーデン・ウォール」の頂き。急な坂を登った。壁の反対側の風景は、わずかに残る氷河と不思議な色の湖。ここからは降りられない。
 翌朝、別のコースで降りてみた。山の上にはグリンネル氷河が見えた。200万年かかってこの谷を作った氷河。もみの林を抜けると視界が開けた。左手にはU字谷。山の斜面に変わった植物が群生していた。オキナグサの仲間で別名「ビートルズのカツラ」。ビッグ・ホーンの姿も見えた。カールした大きな角が特徴。半分ほど登ったところで、眼下に湖が見えてきた。きれいなターコイズ・ブルーの「グリンネル湖」。こうした色は氷河に削られた岩の粉末が光に反射してこのような色に見えるのだという。目指す神秘の湖まではここからさらにきつい登りが続く。小さな実を食べていたのは、「コロンビアジリス」という小さなリス。何度も巣穴に草を運んでいた。3時間かかって目的の不思議な湖「アッパー・グリンネル湖」に到着した。湖面に白く浮かんでいたのは、たくさんの氷河のかけらだった。静けさの中でかすかに聞こえる音は、はるか昔氷河に閉じ込められた大気の音。グレイシャー国立公園にはおよろ100年前は150もの氷河があったが、現在は30ほどしか残ってない。年々減りつつある。200万年かけて景観を作ってきた氷河は今、消えようとしている。

 車でカナダ側に入った。国境を通過すると、「ウォータートン・レイク国立公園」に入る。中心はウォータートン湖。静かなたたずまいを見せる美しい湖。ここでは動物達を探すことにした。
 ガイドはナチュラリストのチャーリー・ラッセルさん。メスの鳴き声を真似ると、立派な角を持ったオスのエルクが現われた。近くには群れもいた。1匹のオスと多数のメスと子供。チャーリーさんによると交尾の時期も近いという。草原ではアメリカ・バイソンの姿を発見。数は減り続けているので、今は大切に保護されている。愛嬌のあるつぶれたユニークな顔です。他にもカナダガン、エリマキライチョウ、ミサゴなどがいた。
 次に案内してくれたのは、山の上の湖。そこには時折、巨大な鹿の仲間ムースが現われるという。湖の向こう側にムースが番で現われた。交尾の時期には少し早いそうです。メスは湖の中で水草を探して食べる。オスは泥を嫌がって近づかない。
 ウォータートン湖の湖畔でアメリカクロクマに遭遇した。体長は2mくらいで、冬に備えてたくさんのベリーを食べていた。
 最後に山々とウォータートン湖を一望できる絶景ポイントに上がってみた。虹もきれいでした。

●カナディアン・ロッキー山脈公園群
 ここには大小数千の氷河がある。特に北極圏以外で最大のコロンビア大氷原は氷河を生み出してきた源。大氷原に蓄えられている水の量は推定500億立方メートルと琵琶湖の2倍半もある。ここから太平洋、大西洋、北極海に流れていく分水嶺でもある。流れでた水はやがて滝や川となる。ホワイト滝、エンペラー滝が紹介されました。
 旅の最後にコロンビア大氷原の頂上を目指した。装備を完璧にして末端部から歩いた。距離は6km、高低差1000mの道のりを歩く。何箇所もクレバスがある。途中、青く輝く氷の層を見つけた。まさにグレイシャー・ブルー。スキーを履いてさらに急な斜面を慎重に上がっていく。頂上の手前に大きなクレバスがあった。幅15m、奥行き50mの巨大な空間が広がっていた。
 標高およそ3500mが頂点。


テレビ番組「にじいろジーン 世界まるごと見聞録 カルガリー」

 2009年5月23日放送。

●カルガリー
 成田からバンクーバー経由のエア・カナダで到着。タクシーでアユーブ・イスマイルさんが市内まで連れて行ってくれた。30分で初乗り300円。雄大な自然の中に近代的な街並み。ダウンタウンは街並みが美しい。1988年に冬季オリンピックが開催されて世界的に有名になった。協力したボランティアたちの活躍が有名になった。4月、雪が残るが公園ではみんな薄着で、働いている人も昼休みには公園を走る。カルガリーのシンボルはカルガリー・タワーで、高さ160mの展望デッキからは世界遺産カナディアン・ロッキーが一望できる。床の一部はガラス張り。にじいろガイドはジュリー・フォスターさん(29歳)。
 カウボーイ・ハットはカルガリーに住む人はみんな持っている。Smithbilt Hats という店を多分訪問したはず。カルガリーは古くから牧場経営が盛んなカウボーイの町。スタンピード・パークでは毎年7月に世界的なカウボーイの祭典「カルガリー・スタンピード」が開催される。カウボーイ・ハットは作り方は100年近く変わってなくて、全て手作り。ウールが7200円、ウサギの皮が1.5万円、最も貴重で価値が高いのはビーバーの革で8万円。濡れたら必ず逆さにして置く。そうしないとしみこんだ水の重みで形が崩れる。白いカウボーイハットは特別でフォーマルな時にかぶる。大切なお客様へのプレゼントにも使われている。小泉元首相ももらっていました。
http://www.smithbilthats.com/

 カルガリーのCトレインは自転車も持ち込める。90分券は220円、1日券は620円。時間内だと何度でも乗り降りOK。ダウンタウン内の利用はいつでも無料。自動車の渋滞防止のためらしい。
 「プラス15」という特別な作りがある。ビルとビルの間を地上15フィート以上の高さで渡り廊下で結んだもの。冬はマイナス20度以下になることもあるので、外を歩くのは大変だから建物内を移動できるようにつないだもの。ダウンタウンのほとんどのビルがこの通路でつながれている。

 自慢の食べ物は「Tucker's fine food」のアルバータ牛のステーキ。レギュラーサイズで約2400円。アルバータ牛は世界的にも有名。鶏肉や魚よりも安い。プライムリブも人気で、ステーキよりも肉汁が多く、ジューシーな味わいが特徴。レギュラー・サイズ(230g)で約2300円。ステーキにはホースラディッシュ(西洋ワサビ)をつけて食べるのがカルガリー流。
 夜は「カウボーイ・バー」に行く。「WE ID UNDER 25」(25歳以下は身分証明が必要)というサインのお店に行く。中はカウボーイ、カウガールたちがいっぱい。でもクラブ風です。年配の人も多い。一番人気の遊びがロデオ・マシーンで、1回約900円。

 不動産屋さんに行く。郊外の高層マンションの最上階。3LDK、240平方mで、どの窓も大きい。バルコニーからはダウンタウンが一望できる。また別の場所ではカナディアン・ロッキーも見ることもできる。90万カナダドル(8000万円)。

●バンフ
 車で1時間半。カナダ屈指の観光スポット、カナディアン・ロッキーの玄関口。景色も素晴らしいが、スキー、スケートなどのアクティビティも充実。犬ぞりは1時間1.6万円。
 アッパー・ホット・スプリングスは入浴料が650円。温度は39度くらい。多い時は1日3000人くらいらしい。
 お土産は町の大通りに面したお店「Rocky Mountain 何とか」(緑色の店名)などにある大人気の石鹸。材料にカナディアン・ロッキーの氷河を使っている。とても自然な成分で上質。ロッキーマウンテン・ソープは1個約450円。


テレビ番組「びっくり法律旅行社 バンクーバー」

 2009年2月1日放送。児玉清、黒崎めぐみ、タカアンドトシさんが司 会。ヨネスケ、青田典子、柳原可奈コさんがゲスト。

●バンクーバー
 成田から8時間。平均気温10度、時差は日本マイナス17時間。人口200万人。海、山、緑に囲まれた自然豊かな町。西の玄関口。町の中心から車で30分も入るとスキーができる。「グラウス・マウンテン・スキー場」。
 2010年2月12日からオリンピックが開催される。マスコットはクワッチ、スーミ、ミーガ。カナダ観光局のグレッグ・クラッセンさんは、カナダに是非お越しくださいと言っていました。バンクーバー五輪開会式会場は「BCプレイス」で、東京ドームの原型となった建物。
 アクアバスは電動のボート。運行は6時40分〜21時、料金は3−6ドル(240〜480円)。エコ意識が高く、2010年までに全てのタクシーはハイブリッド・カーに移行する。
 魚が新鮮。シェフのマリオ・フォーティンさんがサーモン料理を作っていました。「ワイルド・サッカイ(紅鮭)の直火焼き」。「BCロール」はあぶったサーモンの皮で巻いたお寿司。
 イギリスの調査機関 Economist Intelligence Unit が調べた128都市の中で世界で住み易い町のランキングで1位だった。2位はメルボルン、3位ウィーン、4位パース、5位トロント、6位アデレード、7位ヘルシンキ、8位カルガリー、9位コペンハーゲン、10位ジェノバとシドニーとチューリッヒ、13位ストックホルム、14位ブリスベン、15位東京。項目は社会の安定性、医療文化、環境、教育、社会基盤の5つの要素を総合的に評価したもの。

 バンクーバー発祥の地ギャスタウン。名物の蒸気時計が冬の町を暖かく包む。19世紀の古い街並みが今なお残っている。カウチン・セーターもある。カウチンは「日の当たる温かい場所」という意味。
 バンクーバー市役所の都市開発課デイビッド・ジョーンズさんが説明してくれました。自分の家の前に積もった雪は朝10時までに除去しなくてはならないという法律がある(バンクーバー市道路交通条例第76条)。違反すると250〜2000カナダドル(2〜16万円)の罰金。罰金のせいではなく、トレブルに巻き込まれてしまう可能性があるから、地元の人は雪かきをするそうです。家の前で転んで怪我でもされたら困るため。旅行に行く場合は近所の人にお願いするみたいです。

 税金の話。GSTは物品・サービス税(消費税)で5%、PSTは州売上税で7%。このPSTは全ての品にかかるわけではない。15歳までの子供服はかからない。ブリティッシュ・コロンビア州は6〜17歳が義務教育で、その間は教育費は無料。水はPST、GSTがかからない。ジュースはPSTはかからない。クロワッサンはGSTがかからない。チョコ・クロワッサンはGSTがかかるが、6個以上だとおなかが一杯になるから食事とみなされてGSTはかからない。ホールケーキはGSTがかからない。切ったケーキは税金がかかる。

 アクアバスで10分、グランビル・アイランド。ここのパブリック・マーケットは有機野菜、お肉、魚介類などが揃う。支払いをする際にしてはいけないことは、大量の硬貨で支払うこと。硬貨での支払いは、ある金額に対して一定の数でしか使用できない(通貨法第8条第2項)。1カナダドルだと25枚、2カナダドルだと20枚まで。使う硬貨の数も、25セント硬貨は40枚、10セント硬貨は100枚、5セント硬貨は100枚、1セント硬貨は25枚まで。

●ウィスラー
 バンクーバーから車で2時間。毎年200万人以上の人が訪れ、200以上のコースがある「ウィスラー・ブラッコム・スキー場」。最長滑走距離は11km。ヘリスキーも可能で1人1000カナダドル(8万円)。ゴンドラ・リフト1日券は大人89カナダドル(7000円)。昨年できたばかりのゴンドラ「PEAK2PEAK」は全長4.4kmで、ウイスラーとブラッコムの2つの山を結んでいる。スキー・インストラクターのナタリー・モーレルウッドさんが説明してくれました。12歳までの子供はヘルメットをかぶらなくてはならない(ウィスラー・スキー場のルール)。子供が一人だけで滑ることは禁止。子供をおんぶして滑ってはいけない。紐をつけて滑るのが好ましい。雪合戦をすることも禁止。怪我をしたことがあるため。


テレビ番組「探検ロマン世界遺産 カナダ スカン・グアイ島」

 2008年11月8日放送。鬼頭あゆみさんが案内。

●スカン・グアイ島
 バンクーバーから北西に500kmのクイーン・シャーロット諸島の、南の端にあるスカン・グアイ島。面積はわずか2平方km。バンクーバーからは飛行機と船でまる2日かかる。対岸にはシトカジカという鹿がいた。海にはゼニガタアザラシがいた。スカングアイの船着場は浅瀬になっているので、残り10kmでゴムボートに乗り換えて上陸する。トーテムポールは海を向いて20本立っていた。ガイドはアンディ・ウィルソンさん。
 昔、渡りガラスが浜辺を散歩していた。渡りガラスは一緒に遊ぼうとハマグリに声をかけたら、ハマグリからこの世で最初の人間が現われた。この神話を語り継ぐのはカナダの先住民ハイダ族の人たち。7000年前からこの地に暮らし、独自の文化を作ってきた。顔立ちが日本人に似ているモンゴロイド系の民族。ハイダ文化のシンボルはトーテムポール。刻まれているのは独特のタッチの動物たち。トーテムとは崇拝の対象となる動物や植物をさす。森の中にたくさんのトーテムポールがあるが、修復もされず朽ち行くままになっている。
 トーテムポールの材料は樹齢およそ400年のベイスギの木。高さは6mを越える。それぞれのポールの中心的なものは一家の紋章を示す。ハクトウワシ一家、ビーバー一家、クマ一家、カエル一家、クジラ一家、フクロウ一家、シャチ一家などがある。白く朽ちようとしているのは200年くらい前のもの。多い時は島には300人くらいの人が住んでいた。しかし今は無人島。クイーン・シャーロット諸島では、昔は多くの人が住んでいたが、今ではスキドゲイトともう1箇所だけが残っている。
 ほとんどのトーテムオールの上の部分に窪みがある。そこに亡くなった先祖の遺骨が納められていた。一家の長が亡くなると家族はトーテムポールを建てた。これらはお墓なのです。一家の紋章の入った木の箱に遺骨を納め、くぼみに置いたようです。最後に蓋をする。ポールを掘り埋葬するまで1年かけたという。ハイダの人々は死んでも生まれ変わると信じている。そして赤ん坊として生まれ変わり、トーテムポールがきちんと作られているかどうかを確認するという言い伝えがある。トーテムポールが海の方を向いているのは、カヌーで行き来していたハイダの人たちは、海を渡ってくる仲間に先祖を大切していることを示していたようだ。大切なのは、ハイダの人たちは周りの環境によって生かされていると思っていること。無駄に捨てるということはなかった。トーテムポールを建てる際にはポトラッチという祭りを開いた。先祖に感謝を捧げていました。
 家の正面に建てるポールもある。一家の履歴書だと言われている。1881年に撮影された写真がある。建物の前にトーテムポールが林立している。

 スキドゲイトを訪ねた。今でもハイダの人が暮らす。デビル・クラブというセリの仲間の植物のトゲを除いて、ネックレスみたいなものを作る。ハイダの人には神聖なものです。ビーズは魔除け。エルマ・ベリスさん(63歳)は昔からの文化に詳しいので話を聞いた。カズノコは醤油をつけて毎日食べるそうです。子供たちがワシを称える歌を歌ってくれました。

 どうして島が無人になったのか?森の中には作りかけのカヌーがある。スキドゲイトにスカン・グアイの住民の子孫が住んでいる。アーニー・ウィルソンさん(96歳)に話を聞いた。白人がやってきて、病人が使っていた毛布などをハイダの人に売った。それで天然痘が流行し、9割の人?が死んだそうです。廃墟になった島から白人たちはトーテムポールを持ち出し、あちこちで売りさばいた。美術館や博物館が多かった。遠くはドイツにまで売られたとか。運搬のために細かく切断されるケースもあった。祭りで使う様々な道具も略奪された。とどめは19世紀末に制定された法律でした。ポトラッチが禁止された。道具を持っていただけで有罪となり、刑務所に入れられた人もいた。子供たちはカナダ本土の寄宿舎に住まわされ、英語の使用を強制された。ハイダ語を使うとなぐられたそうです。20世紀に入るとハイダ族に対する人権侵害が問題となった。トーテムポールなどの作成も許可されたが、その意味は忘れられてしまった。人々はわずかに残ったトーテムポールを手探りで研究し始めた。
 1978年6月10日、スキドゲイトの浜に100年ぶりに新しいトーテムポールが建てられた。高さ18m。ハイダの人々が誇りを取り戻し始めた瞬間だった。ティム・ボイコさん(47歳)は15歳からトーテムポールを作っている。
 8月23日、スキドゲイトの文化遺産センターが改装された。そこにはティムさんが作ったトーテムポールが建てられた。
 残っているのは先祖供養。アンディさんは世界中の博物館に売られたトーテムポールを返してもらう活動をしている。ポトラッチの際に使う杖はカナダ本土の博物館から取り戻した。
 2003年シカゴの博物館が遺骨の返還に応じた。他にも応じたところがあり?、その数は160体を越えた。遺骨はスキドゲイトの墓地に埋められた。

 トーテムオールはあと20−30年で朽ちてしまう。ポールは大地に帰る定めであるとアンディさんは語る。生まれ変わりを信じる人々には自然の考えかもしれません。


テレビ番組「めざまし土曜日 カナダの絶景紅葉&グルメ旅」

 2008年10月25日放送。佐野瑞樹アナウンサーが旅しました。フジテレビ製作。

●カナダ
 ビデオに撮れたのは終わりの方です(汗)
 モントリオールに行き、シルク・ド・ソレイユ本部を訪問。アットウォーター・マーケットに行きました。
 モントリオールから車で1時間「イースタン・タウン・シックス?」という町の「オーベルジュ・キリアムズ・ホテル」に宿泊。「鴨のコンフィ」34カナダドル(2500円)をいただいた。胸肉と別の肉は味が全然違うようです。ワインと共にいただきました。
 ホテルから車で30分、サットン自然公園に行く。ナディア・バロンさんが案内してくれました。秋のフェスティバルが開催されているのでよい時期だそうです。週末にはリフトで頂上に行けるそうです。紅葉観賞用リフトは8カナダドル(590円)。7歳以下は無料。山頂からは色とりどりの木々が見えました。日本の紅葉とは一味違う壮大なスケールでした。黄色から赤へ色を変えるのは、メイプル・シロップの木「サトウカエデ」。あと2週間はきれいな紅葉が見えるそうです。


テレビ番組「THE 世界遺産 カナディアン・ロッキー」

 2008年10月4日放送。

●カナディアン・ロッキー
 北米大陸を南北に縦断するロッキー山脈のうち、カナダ国内にある2200kmがカナディアン・ロッキー。
 幅1km、長さ6kmの氷河を人々は目指していた。原住民たちは畏敬の念を持って「光輝く山々」と呼んだ。3000mを越えて連なる急峻な山々。息を飲むほどに神秘的な輝きをたたえる湖。生き物の楽園でもある手付かずの自然。その比類なき風景を造りあげた主役が氷河。
 かつて山を覆った分厚い氷は川となり、山を削り、谷を刻んだ。ここは氷が創りあげた宝石、絶景。

●バンフ
 カルガリーから車で2時間。カナディアン・ロッキーの南の玄関口。人口1万人に満たない小さな町に、世界中から毎年400万人の人々が大自然との触れ合いを求め訪れる。
 未開の山岳地帯だったこの町の歴史は、偶然の発見から始まった。1883年、鉄道ルートを探るために山を歩いていた3人の作業員が、洞窟の中に温泉を見つけた。それがケイブ&ベイスン国定史跡。3人は所有権を主張し、洞窟の上にほったて小屋のようなホテルを建てた。争いがしばしば起こったので、政府はバンフを保護区にした。1887年、バンフはカナダで初の国立公園となった。

●アイスフィールド・パークウェイ
 カナディアン・ロッキーを南北に走る全長230kmのパークウェイ。周辺には4つの国立公園(ジャスパー、バンフ、ヨーホー、クートネー)があり、全てが世界遺産に登録されている。マッターホルンに初登頂したウィンパーは、この景観を前に、スイスを50個ばかり集めたようだと感嘆の声をあげたという。
 南から北上すると、まず見えてくるのがキャッスル・マウンテン(標高2766m)。西洋の城を思わせる形をしている。夕陽をうけてオレンジ色に輝いていました。
 次は垂直に切り立つ地層が幾重にも連なったソーバック・レンジ。独特の景観です。ソーバックとはのこぎりの背。麓には氷河湖レイク・ルイーズがある。それはカナダ総督の妻のルイーズ王女の名を取ったもの。その氷河はその母のビクトリア女王の名を取り、ビクトリア氷河と名づけられた。氷河と湖が織り成すえもいえぬ幻想的な景色です。テン・ピークス、モレーン・レイク、エンドレス・チェーン・リッジ。
 バンフの宝石店に、7000万年前の地層から取れたアンモナイトがある。化石化したアンモナイトの表面に様々な鉱石が付着したもの。かつてこの地は海の底にあった。1億2000万年前、西から移動してきた太平洋プレートが北アメリカ大陸のプレートに衝突して海底が隆起した。6000万年という時を経て、海底は山脈へと姿を変えた。
 カナディアン・ロッキーで2番目の高さを誇るマウント・コロンビア。その後、山々は氷河に覆われる。ロッキー山脈で最大のコロンビア大氷原。やがて流れ落ちた氷は河になり、山を削った。標高3618mのマウント・アシニボインも奇妙な形をしている。削られてピラミッドのような岩山となった。氷河は谷を刻んだ。氷河は山の麓に水を湛えた。山を削った氷河には、ロック・フラワーと呼ばれる細かい岩の粒子が含まれている。そのために湖は鮮やかなエメラルド色に輝く。ベイト・レイク。
 氷河が消え去った後には、様々な命が生まれた。ビッグホーン・シープ、ビーバー、グリズリー・ベア、コロンビア・シリス?など。
 アサバスカ氷河はコロンビア氷河の支流。幅1km、長さ6km、氷の厚さは最大で300m。雪上車に乗って氷河の上に行き、歩くのが氷河ツアーの目玉の一つ。氷河は年間15mの速度で流れている。
 ロッキーで起きている最近の変化を、ガイドのバーナード・フォーレさんが説明してくれました。ここ数年、氷河は年3−4mのペースで薄くなっているという。夏には氷河には溶けて流れる幾筋もの川が流れていた。これらはムーランと呼ばれる大きな氷の井戸に流れる。アサバスカ氷河は1分間にドラム缶1000本分の水が流れているという。氷河の先端はこの160年間で、1.6km後退した。21世紀に入り、多い年は年間15m短くなっている。
 終点はマウント・エディス・チャペル(標高3963m)をいただく町のジャスパー。北の玄関口。西に80km、カナディアン・ロッキーの最高峰マウント・ロブソン(標高3954m)は、滅多にその全貌は見せない。


テレビ番組「地球街道 八木沼純子さんでカナダ」

 2008年8月16日、23日放送。八木沼さんは昔カナダに来たのは冬だった。今回は緑が多い中での旅。1988年アルバータ州カルガリーで開催されたオリンピックに14歳でデビューした。ビーバー街道とアイスフィールド・パークウェイを走って、カルガリーを目指す旅。実際には6月に旅をしました。

●バンクーバー
 ビーバー街道の起点。世界で最も住み易い都市と言われている。2年後の冬季オリンピックが開催されます。

●ビーバー街道
 国道99号線を一路北東に向かい、いくつかの国道を継承して、カナディアン・ロッキーを越え、アルバーター州のエドモントン方向に行く道。

●ウィスラー
 バンクーバーから2時間半。スキーリゾートして世界的に有名な街。ここに1年を通して楽しめる大人気のエコツアー「ジップトレック・エコツアーズ」C$99(1万円)がある。6年前から始められたエコツアー。世界的に稀有な温帯雨林が残る個所。ガイドはジェス・アンドリューさん。ライケンは菌類と藻類が共生している生物。養分を空気中から摂取しているので、空気がきれいでないと成長しない。ほんの20cmになるのに200年くらいかかるらしい。このツアーのクライマックスは、高さ20mの台の上に登り、ケーブル1本を便りに谷を渡る。結構怖いといいながら楽しんでいました。

●リルエット Lillooet
 ウィスラーから2時間の小さな村。かつては一攫千金を夢見た人の宿場町だった。19世紀の半ば、この街の横を流れるフレーザー川で金が発見され、ゴールドラッシュが起こった。今は2300人だが、当時は1.5万人いた。ここから始まるカリブー・ロード Cariboo Road はこの先で金を求める人たちのために開発された道。その起点の石碑がある。

●カムループス Kamloops
 リルエットから東へ200km。カムループスとは先住民の言葉で、「川が出合う場所」という意味。ノーストンプソン川とサウストンプソン川が交わり、トンプソン川となる。19世紀からは毛皮の交易地として栄えた。
 今はフライ・フィッシングの本場としてたいへん人気がある。ラック・ル・ジューン Lac Le Jeune という湖で、釣り名人のブライアン・チャンさんが指導してくれました。10時の方向から2時の方向に投げなさいと言われました。チャンさんはすぐに25cmのカムループス・トラウトを釣り上げました。八木沼さんもがんばって、20cmのを釣りました。フライ・フィッシングはキャッチ&リリースが基本ですが、ここでは6匹までなら持ち帰ることができる。今回は1時間で4匹釣れました。身はオレンジでした。これの内臓を取り、オイル&ビネガーをかけてホイルに包んで焼きました。八木沼さんは塩焼きにしました。

●ウェルズ・グレイ州立公園
 国道5号線を北に向かい、1時間半。ウェルズ・グレイ・ゲスト・ランチ Wells Gray Guest Ranch は宿泊可能な観光牧場。丸太で作られたロッジ。目の前には馬がいる。白馬もいます。カウボーイのポール・エリスさんの指導で初めて乗馬をする。練習もそこそこに出かけました。乗馬体験は2時間半コースでC$60(6200円)。川も渡ります。馬でしか行けないポールさんとっておきの場所フィリップ・フォールズ Philip Falls という滝に行きました。
http://www.wellsgrayranch.com/

●カナディアン・ロッキー
 最高峰のマウント・ロブソン(3954m)が見える。ここから世界遺産カナディアン・ロッキーが始まる。
 道路の途中に「Time zone, move watch ahead one hour 」と書いてある看板があった。つまり1時間時計を進めてくださいという標識。アルバータ州に入ると時差が1時間早まります。ここからカルガリーまで440km。

●ジャスパー国立公園
 カナディアン・ロッキーにある4つの国立公園のうち最大。アイスフィールド・パークウェイはジャスパーの街からレイク・ルイーズまでの230kmを結ぶカナディアン・ロッキーきっての景勝ロード。

●アサバスカ氷河
 ジャスパーの街から100km。北極圏を除く北半球では最大のコロンビア大氷原から流れだしている氷河の一つ。長さは6km、厚さは最も厚いところで350m。ガイドはピーター・レミューさんですが、犬のジョージはキスしたがっています(笑)
 初夏なのにこの日の気温は8度。近年氷の溶けるスピードが増し、アサバスカ氷河でも毎年15mずつ先端部分が後退しているそうです。
 ピーターさんが見つけたのは、氷の裂け目クレバス。とても美しい青色が見えます。空が青いのと同じ様に、空気が少なくて塵が多いので短い波長の青や緑だけが反射される。それでこのような深い青色が生まれる。

●ウィーピング・ウォール
 切り立った崖で、雪解け水がいく筋も流れてできたもの。その壁がすすり泣いているように見えるから、その名前がついた。
 周辺にはエルク、ブラック・ベア、ムース、ビッグホーン・シープなどがいます。道路では動物たちが優先です。

●ペイトー湖 Peyto Lake
 氷河が削りとった青い粒子が反射して、鮮やかな青が生まれている。

●クロウフット氷河
 カラスの足を思わせる氷河。

●レイク・ルイーズ
 カナディアン・ロッキーの宝石と称えられる。とてもきれいな湖です。ここからカルガリーまで180km。

●モレーン湖
 周囲3.5kmほどの小さな湖。雪をかぶった岩山、なだらかな緑の木々、ガラスのような湖面がとてもきれい。カナディアン・ロッキーのもう一つの宝石。水はとても冷たい。カヌーを準備している人がいたので、乗せてもらった。ステファン・クリボーさんで、右手の方に雪崩が起きていました。夏の到来を告げる雪崩です。

●グラッシー湖トレイル
 カナディアン・ロッキーには数多くのハイキング・コースがある。1時間ほど歩いて、緑色の透明なグラッシー湖に到着。

●カルガリー
 カナダ・オリンピック・パークは20年前はジャンプの会場だった。サドル・ドームはフィギュア・スケートの会場。開会式はマクマホン・スタジアムだった。
 「ライリー&マコーミック Riley & McCormic 」は1901年創業。カウボーイ・グッズを扱う老舗。オリンピックの際に、ここの白い帽子「カルガリー・ホワイト・ハット」を選手全員がもらったそうです。オーナーのブライアン・ボションさんが説明してくれました。この白いハットはカルガリーのシンボルなのだそうです。
 サドルドームを一望できる丘の上に行った。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん プリンス・エドワード島」

 2008年7月26日放送。トロント経由で14時間。

●プリンス・エドワード島
 カナダの東部、セントローレンス川に浮かぶ島。美しい自然に囲まれ人々はのどかに暮す。愛媛県とほぼ同じ広さの島で14万人が暮らす。「赤毛のアン」の舞台となった場所。あるお土産屋さんに行くと「アン・ハット」を売っていて、これをかぶれば、赤毛の三つ編みのおさげがついている。今年は出版100周年で、観光客には大人気。1つ14カナダドル(1400円)。
 シャーロットタウンでは、水陸両用の観光バスが走る。ハーバー・ヒッポー2400円。
 コーブヘッドという漁港を歩く。籠を船に乗せている。ロブスターがたくさん取れました。この籠はロブスター・トラップといってロブスターが中に入ると抜け出せない仕掛けになっている。4月から7月?にかけてが最盛期。
 ロブスター料理が美味しいのは、「セント・アン St. Ann」なる教会。ここの地下で食べられる。教会が運営資金を集めるために、素材を生かした料理を提供している。ロブスター&??で30カナダドル(3200円)。溶かしバターでいただく。
 レニー・マクファーソンさんが紹介してくれたのは、赤毛のアンの物語のモデルになった村キャベンディッシュ Cavendish。モデルとなった建物は「グリーン・ゲイブルズ」。中も見学できる。入館料C$8(800円)。作者のモンゴメリーの親戚が実際に住んでいた家で、当時の家具がそのまま残っている。アンの部屋も小道具もある。
 島の赤土を使って名物を作っている人がいる。真っ白なTシャツを染めている。島全体が鉄を多く含む赤土でできていて、染料に向いているので、染めたTシャツや帽子が名産品になっている。

 新婚さんの朝ごはん。街の郊外に住むアンジー・スコットさんが作るのは、1品目「ホーム・フライ」。名産のじゃがいもを皮をむかずに茹でて、1cmの大きさに切る。塩胡椒、オリーブオイル、パプリカで味付けし、オーブンで30分焼く。
 2品目「シーフード・オムレツ」。マッシュルームと長ネギをカットし、バターでさっと炒め、エビなどのシーフードを加え、サワークリームをかけてクリームソースを作る。別のフライパンに卵をとき、上からチーズを降りかける。卵が固まったら、先ほどのクリームソースをのせて半分に折りたたむ。
 3品目「ムール貝の赤ワイン蒸し」。名産のムール貝を赤ワインで蒸し焼きにする。別の鍋にバターを溶かし、にんにくをすり降ろす。これをつけていただく。


テレビ番組「タクシーでめぐる世界の街かど 北米のパリのモントリオール」

 2008年7月6日放送。マイケル・クラスさんが案内。放送番組センター配給。オランダのPalazzina Productions 製作。

●モントリオール
 ドライバーはタクシー会社社長のジョゼフ・マスードさん。1960年からタクシーをしていて、今は車40台、運転手を80人以上雇っているそうです。
 ホテルはクィーン・エリザベス。冬の厳しいモントリオールはかつては毛皮取引の中心地だった。川沿いの町は昔の面影があるが、目的はビーバーから観光客へと変わった。普通の公園では住民が生き生きしていた。
 キャサリン・ロウさんを訪ねた。彼女の仕事は映画などのロケーションを探して予約すること。最近モントリオールは映画の町として注目されるようになってきた。TVのバンクーバー、一般的な映画のトロントを追いかけている。
 ジョゼフさんの会社の近くは郊外にあるが、映画のセットみたいです。彼の家を訪問し、昔の写真を見せてもらいました。ダンスの場に連れて行ってもらいました。


テレビ番組「びっくり法律旅行社 ナイアガラの滝」

 2008年6月12日放送。児玉清、黒崎めぐみ、タカアンドトシさんが司会。奈美悦子、土田晃之、にしおかすみこさんがゲスト。

●トロント
 原住民の言葉で「人の集まる街」という意味。CNタワーはランドマークで、年間200万人が訪れる。高さ553m、展望台の高さは447m(世界一)。床の一部が透明。
 街中を入る黄色いヒッポ・バスは、救命胴着を着る。なぜなら、水陸両用の観光バスだから。

●ナイアガラ・オン・ザ・レイク
 世界一小さなチャペルがある。中には5人しか入れない。
 ナイアガラ観光局では、無料でハネムーン証明書を発行してくれる。1801年にアメリカの副大統領アーロン・プーアの娘が新婚旅行でナイアガラの滝を訪れたのが最初と言われる。ナポレオンの弟ジェロム・ボナパルトさんもハネムーンで行ったそうです。

●ナイアガラ
 ナイアガラとは先住民の言葉で「雷鳴が轟く水」という意味。
 総料理長のアイバー・ウィルセさんはサーモンがおいしいという。ブランデーでフランペし、野菜を添えた「松の板に盛り付けた焼きアトランティック・サーモン」。食事の際に楽しみたいのは、「アイスワイン」。甘さからデザートワインとして女性にも大人気。甘いといえば、メイプル・シロップ。デザートは「レインボー・アイス、メイプルシロップかけ」。

 アメリカ滝(落差34m、幅260m)とカナダ滝(落差54m、幅670m)をあわせてナイアガラの滝と呼ばれている。年間の観光客は1500万人。
 まずは滝の真横にあるトンネルに行く。テーブル・ロックは歩いていけるビュー・ポイント。黄色いポンチョを貸してくれるが、あまり意味はない。滝の真裏まで歩いていける。
 空から見るツアーもある。とどめは霧の乙女号。
 レインボー橋も渡れるが、国境があるので、パスポートを持ってないと大変なことになる。ナイアガラ・ブリッジ・コミッション管理官のステファニー・ミッチェルさんが説明してくれた。橋の両側には税関があり、通行料50セントが必要。アメリカへの入国時は6ドルがかかる。

 滝を下った人たちがいる。Annie Edson Taylor さんは1901年初めてワイン樽で下った。学校の先生で当時63歳で、無事生還した。次はWilliam Red Hill ヒル親子で、1941年にジュニアが挑戦して亡くなった。1951年に父親が赤い樽で挑戦して成功した。最後の挑戦者は1993年のDave Munday さんで、ボート、鉄製のカプセル、爆弾型のカプセルで3回挑戦し、3回とも失神したが、成功した。今は禁止されている。滝からの飛び込みの禁止。石を投げることの禁止。定められた場所以外での遊泳の禁止。スタント行為の禁止。違反した場合は、最高1万ドルの罰金。

 時速50kmオーバーの交通違反をした場合、車をその場で没収される。ナイアガラ警察署のポール・フォーシェ警部は、スピード違反による大事故が多くなったので、厳しく取り締まるために7日間の免許停止と車没収となるという(カナダ・オンタリオ州道路交通法、第172項)。悪質な場合、最高1万ドルの罰金、もしくは最高6ヶ月の拘留。

 夜9時、イルミネーションでライトアップされる。1925年から始まった。夏の期間は花火もある。ライトアップのコントロール・タワーは予約をすれば、観光客も入れる。
 このコントロール・タワーでやってはいけないのは、ライトの前で手をかざして影絵を作ること。たくさんの人が眺めているので、それを邪魔してはいけない。滝に何かの映像を投影することを禁止したナイアガラ公園法がある。


テレビ番組「にじいろジーン 世界ぐるぐるジーン カナダのトロント」

 2008年5月31日放送。
 カナダの国旗のカエデの両側は大西洋と太平洋を意味する。国旗を変えた時に、一色の方が簡単だから一色にしたらしい。

●トロント
 カナダ最大の都市で人口400万人。高さ536mのタワーとしては世界一のCNタワー。「人が集まる場所」というトランテンという先住民の言葉からきている。人口の半分以上が移民で、80以上のエスニック・タウンがある。
 郊外に住むリサ・テイラーさん(37歳)はご主人と娘二人と暮す。6LDK230平方m。庭の先に湖がある。朝食はメイプル・シロップをかけたホットケーキにカリカリのベーコン。メイプル・シロップはサトウカエデの樹液を煮詰めた天然甘味料。シェアは80%。採れた時期によって5段階の等級がある。透明度が高いのと、一番搾りが最高級。
 湖はカヌーで楽しむ。
 カナダの男の子は3歳くらいからアイスホッケーをするが、オフシーズンはストリート・ホッケーをする。
 ハイパークの桜はとてもきれい。日本の札幌よりも北にあるので、5月上旬に咲く。100本の桜並木は市民の憩いの場。第二次世界大戦後に日系カナダ人をトロントが暖かく受け入れてくれたことに感謝して、1959年に東京都が桜を寄贈したもの。

 先住民イヌイットの道しるべ「イヌクシュク」がある。巨大なオブジェで移動などの際の目印にしたらしい。

 セント・ローレンス・マーケットでお買い物。100軒を越える店舗があり、200年以上の歴史がある。牛肉は1kg2400円(日本は6300円)。ホテテは4500円(日本2100円)。エビ(ブラックタイガー)6700円(日本2600円)。犬にはスモークド・ボーン220円。
 夜、肉とシーフードのBBQは、「サーフ&ターフ」という。

●ナイアガラ
 高さ54m、幅670m。国境を境にアメリカ滝とカナダ滝があり、年間1600万人を越える観光客が訪れる。
 霧の乙女号に乗って滝壷に向かう。


テレビ番組「世界!弾丸トラベラーは土岐田麗子さんでカナダのマドレーヌ島」

 2008年3月29日放送。マドレーヌ島の流氷の上で生活しているのが 、背中にハープの模様のあるタテゴトアザラシ。2月下旬から3月上旬にか けて出産が行なわれる。真っ白な赤ちゃんたちを間近で見られる。土岐田麗 子さん(23歳)が「アザラシの赤ちゃんに会いたい」と1.1万キロの旅 を1泊4日で敢行。

●予定
 1日目、10:40成田空港発ユナイテッド航空UA9679便で11時 間30分でシカゴ着。10:40シカゴ発UA7630便で2時間でモント リオール着。18:00モントリオール発AC8724便で4時間、23: 07マドレーヌ島空港着。ホテルへ移動。24:00ホテルにチェックイン。
 2日目、9:00朝食後出発まで自由時間。12:00流氷までヘリコプ ターで移動。12:30タテゴトアザラシの赤ちゃんに会う。17:25マド レーヌ島空港発AC8597便、23:00モントリオール発AC431便。
 3日目、15:25トロント発AC001便。
 4日目、17:30成田空港着。

●マドレーヌ島 Iles de la Madeleine
 土岐田さんはネイルにアザラシをつけていました。道路脇は約50cmの 積雪。ホテル「シャトー・マドリノ」にチェックイン。ホテルのロビーに置 いてあるチェスはアザラシの姿をしていました。1泊136カナダドル(1 .5万円)
 翌日のアザラシのツアーはこのホテルが主催している。日本からの予約も 可能。天候次第でツアーが中止になることもある。
http://www.hotelsilesdelamadeleine.com/lodging-room-magdalen/chateau-madelinot/japanese-language_ang.cfm

 ツアーガイドのレオーさんに挨拶して、完全防寒着でヘリで移動。5分で 流氷だらけ。15分後に着陸ポイントに到着。あっさりアザラシ発見。大き くて黒い毛があるのは歳をとっている。氷の中に穴があった。中を覗くと、 エサを探して泳ぐ無数のアザラシの姿があった。30分後やっと赤ちゃん発 見。10日目でしたが、母親はもう去っていた。10日目である程度マダラ になっています。純白なのは生後1週間まで。生後10日のを見つけた。レ オーさんがあっという間に手なづけてしまった。触ったら温かいそうです。 条例に基づいてガイドの指示に従う必要があります。今回は触り放題でした 。子育てシーズンの終盤だったので、なかなか見つからなかった。アザラシ の群れを発見。そこにいると考えて行ってみるとミルクタイムでした。生後 4日のを見つけた。スキンシッピをたっぷりして、ガイドにキスのOKをも らい、キスしました。
 アザラシ・ウォッチング・ツアーは460カナダドル(5万円)。


テレビ番組「世界ネイチャー紀行 カナダ」

 2008年3月22日放送。ワールドスタッフ製作。

●ケベック州
 ケベック州はカナダで一番大きな州。ケベックシティは世界遺産で、先住民族の言葉で「川が狭くなる場所」の意味。セントローレンス川が狭まった場所に位置している。17世紀初頭、戦略的拠点に入ったのはフランス人で、毛皮取引を中心に発展していった。フランス統治時代は150年以上続いたが、1759年にイギリスの支配下となった。1985年世界遺産に指定された。
 旧市街の中心にそびえたつ古城「シャトー・フロントナック」はかつての総督の館をホテルにしたもの。1893年にオープンしたケベックシティのシンボル。その麓には18世紀にタイムスリップしたかのような石造りの街並み。イギリス統治時代もフランス風を守り、今も市民の90%以上がフランス系の住民が占めていて、公用語もフランス語。
 郊外には豊かな自然が広がり、エコツアーへの興味をひきたてる。車で2時間の場所に20を超える国立、州立の自然公園がある。650種以上の動物と320種以上の野鳥が生息している。湖にはビーバーもいる。ブラックベアもいて、好物の果実や草の根を探す。
 ペルセはセントローレンス湾に面した小さな漁村。その沖にある島ボナヴァンチュール島は5億1000万年前に海底が隆起してできた島。海鳥の保護区で、28万羽生息している。シロカツオドリは8万羽いる。テリトリーが大事で、自分の巣を見つけるまで何周も上空を舞う。90日後ヒナは巣立ち、10月にはフロリダに飛び立ち、3年後に新しい生命をもたらすために戻ってくる。

●ニューファンドランド
 ニューファンドランド島はカナダ最東端。エコツアー憧れの地で、拠点はセント・ジョンズ。この島が一躍有名になったのは、1497年イタリア人が沖にグランド・バンクスというタラの豊かな漁場を見つけたから。
 島の西にあるグロスモーン国立公園は地質学的に興味深い。テーブルランドは5億年前に海底にあったマントルが、700mの高さにまで隆起したもの。そのまま冷やされてできたマントルの山。世界にも少ししかない。
 雪解け水を含む川には魚も豊富で、フライ・フィッシングなどの釣りを楽しむ人も多い。初夏は花々がきれいに咲く。20以上のハイキング・コースがある。途中にはアカギツネの子供などを見ることができる。ムースもいるので、道路では注意。木の芽や草が主食。オスは見事な角を持っている。カリブーは日本ではトナカイの名前で知られる。
 沖では寒流と暖流がぶつかりプランクトンが豊富。6月にはししゃもが多く獲れる。海鳥の主食がししゃも。ミツユビカモメ、ウミガラス、アトランティックパフィンなどが紹介されました。
 海では体長が13mにもなるザトウクジラもししゃもを狙う。1シーズンに4000頭集まる。世界中の3分の1になる。


テレビ番組「冬は秘境だ!吉本だ!3」

 2008年2月24日放送。オール巨人、石田靖、たむらけんじ、チュートリアルが出演。オール巨人、石田靖は奄美大島に行った。たむらけんじと長男の田村風太君が和泉葛城山の天然記念物のブナ野性林に行った。最後にチュートリアルがカナダにオーロラを見に行った。毎日放送製作。

●イエローナイフ
 関西空港からバンクーバー、エドモントンを経てイエローナイフに到着。およそ17時間の空の旅。この日マイナス27度。鼻毛が凍っているそうです。ビジターセンターではオーロラの解説、写真、展示などがある。イエローナイフ在住の内野志織さんは、写真がNASAのHPに採用されるなど世界屈指の女性カメラマン。オーロラは地上100km程度に出るので、雲が出ていると見えません。
http://www.lapisnight.com/

 車で30分、山小屋みたいなオーロラ観賞施設「オーロラ・ビレッジ」に到着した。ここには「ティー・ピー」という三角形の形をした先住民のテントがあり、ここで暖を取り、オーロラが出ると湖の上で観賞するそうです。他にも「オーロラこたつ」という暖房付きのオーロラ観賞用ベンチ(360度回転可能)もある。バッファローの首が置いてあるが、経営者のドンさんが獲ったものだそうです。ドンさんが誰もいないとっておきの場所に連れて行ってくれるそうです。目的地までは犬ゾリで移動。時速30kmで走ります。湖を横切った。斧を渡され、木を切って骨組みを作りビニールを張ってテントを作った。松の枝を床に敷いた。火を焚いてなくても温かいそうです。3時間かかりました。今度はバーベキューで、ドンさんが獲ったバッファローの肉を豪快に焼いて食べました。お皿は松の葉でナイフで食べます。
 この場所では雲が多くて見えませんでした。通常は12時までに出る確率が高いそうですが、12時過ぎに湖の方に移動したら雲が晴れてきた。薄い雲の上に10分ほど光のカーテンが見えました。
 翌日は絶好の天気でした。今回はスノーモービルで移動し、湖に穴をあけて釣りをするアイス・フィッシングに挑戦。氷の厚さは1m。ノーザンパイクという巨大淡水魚を狙ったが、釣れません。昨日から仕掛けていたという網を引き揚げた。ノーザンパイク、ホワイト・フィッシュが獲れました。最大75cmの魚が合計10匹。そのまま刺身でいただきました。
 夕方からドンさんのホームパーティに参加。先住民の人が伝統的な衣装で踊り「スニークアップ・ダンス」を踊ってくれました。
 夜8時にテントに移動した。快晴でした。2時間くらい経過しても出てないので、湖に移動するとテレビカメラの照明を消したら、オーロラがでていました(笑)かなりでかくて濃いオーロラでした。5段階評価の5だそうです。内野さんに焚き火とテントとオーロラを入れた写真を撮ってもらいました。


テレビ番組「世界弾丸トラベラー 田中美保さんでカナダのイエローナイフでオーロラ」

 2008年1月19日放送。世界で一番オーロラが見える場所。オーロラを見る時間は夜中の5時間半しかない。

●予定
 1日目。17:00成田空港発エア・カナダAC004便、9時間で8:55バンクーバー国際空港着。11:35バンクーバー空港発AC236便、1時間半で14:00エドモントン着。14:45ウエスト・エドモントン・モールまでシャトルバスで移動。15:20ウエスト・エドモントン・モール着。世界最大のショッピング・モールでお買い物。18:20エドモントン空港へ移動。19:55エドモントン空港発AC8219便、21:37イエローナイフ空港着。22:00オーロラ・ワールドに送迎バスで向かう。22:30オーロラ・ワールド着。オーロラを鑑賞。
 2日目。4:00イエローナイフ空港へ移動。7:15イエローナイフ空港発5T243便、8:50エドモントン空港着。10:00エドモントン空港発AC239便、10:44バンクーバー空港着。12:00バンクーバー空港発AC003便。
 3日目。15:25成田空港着。

●エドモントン
 バンクーバーは曇っていたが、エドモントンは晴れていた。ウエスト・エドモントン・モールは総床面積49.3万平方m、店舗数900以上のギネス公認の世界最大のショッピング・モール。真中にはスケートリンク、室内プールや動物園、遊園地まである。防寒着にあう帽子2つC$60(6600円)と手袋C$20を購入。ステーキハウス「Mr.Mikes」で、アルバータ牛の粗挽きハンバーグにマッシュルームやチーズをのせた「マッシュルーム・ハンバーガー」C$12(1300円)。

●イエローナイフ
 飛行機の中からオーロラが見えた。ドライバーのボーンさんに会って外に出るとマイナス10度。空は曇り。ボーンさんは8時半に赤とピンクのオーロラが出ていたという。赤やピンクは5段階の中のレベル4〜5の最高レベルだった。
 世界一オーロラが見える町「オーロラ・ワールド」に到着。オーロラ鑑賞ツアーは一晩C$90(1万円)。受け付けしたら、防寒着に着替える。湖の前にある鑑賞エリアは空をさえぎる木々がない。強い風が吹くと雲が晴れるかもしれない。待機用ドームは暖かいので、そこで待つ。外に出るが、1時間が限界。室内で暖かいシチューをいただいた。売店でドリーム・キャッチャーの手作りキットを買ってきた。悪い夢から守り、幸運を呼び寄せるといわれている。
 午前3時半、あと30分。突然、風が吹き始めたが、見えなかった。帰りの飛行機の中でも見えなかった。またチャレンジしたいと語っていました。


テレビ番組「世界の村で発見!こんなところに日本人」

 2008年1月2日放送。久本雅美、千原ジュニア、千原せいじ、松嶋尚美、高橋英樹、YOUさんが出演。海外には日本人は100万人以上住んでいる。1000人以上住んでいる国は非常に多いが、全く住んでいない国は7つ。アメリカには37万人。

●カナダのイヌピック Inuvik
 北極圏に住む日本人。城咲仁、猫ひろしさんが訪問。バンクーバーからホワイト・ホースに飛ぶ。人口は2.5万人。北部カナダ観光の玄関口。イヌピックまでは明日の朝8時に飛ぶという。ドーソン・シティ経由で5時間半かけて到着。悪天候のためにホワイト・ホースに引き返した。さらに翌日、16席の飛行機で飛んだが、ドーソン・シティ空港止まり。ここから車で行くことにした。ユーコン川は凍結していた。ドーソン・シティは19世紀にはゴールド・ラッシュで湧いた町。冬はホテルやレストランも休業状態。スーパーで聞いてみたら、レンタカーはないという。イヌビックに住んでいるバスの運転手トム?さんの車に乗せてもらったので、1人2.3万円。700kmを車で北上した。この時期は日照時間は3時間。22時間後に北極圏の入口を示す看板を通過。午後3時に日没。27時間目、凍結したマッケンジー川に到着。気温はマイナス37度。氷の厚さは1m以上で、12月上旬から5月上旬まで川の上を通行可能。30時間後、イヌビックに到着。気温はマイナス40度。
 元々はイヌイットという先住民が暮らしていた町で、伝統と文化は息づいている。人口3500人。永久凍土の上に作られた街。スーパー?の店員は半袖でした(笑)小泉英昭さん(33歳)の家を訪ねた。マッサージ師の仕事をされています。奥さんはキャトリンさん、娘は雪さん。夕食をご馳走になった。カリブーの肉、スープ、ハム。
 午前1時、家の外で2時間待っていると、オーロラが出た。
 小泉さんのお気に入りの場所に行く。車で30分、高いところから寒寒した平原が見えました。地球の上に立っているという感じがあって、360度回りが見渡せる。

●アルゼンチンのウスアイア Ushuaia
 世界最南端に一人で住む日本人女性。堀越のりさんが旅をした。飛行機で30時間、ブエノスアイレス郊外のエセイサ国際空港に到着。この日は30度。
 ブエノスアイレスは人口272万人で、南米のパリと言われている。町中でタンゴを踊っている人がいる。一般の人はマテを飲んでいる。これは飲むサラダで、ビタミン、ミネラルが豊富で回し飲みするのが習慣。市内は昔の日本の電車が走っていました。
 飛行機で2100km南のリオ・ガジェゴスまで飛ぶ。人口7.5万人。気温は15度。夜9時でも明るい。ホテルに宿泊。朝9時、長距離バスに乗る。料金は4600円。はねる小石をガードする金網がバスに張ってある。町を出ると何もない広大な大地。グアナコというラクダの仲間が見えた。ある町でパスポートと荷物を持って降りろといわれた。実はアルゼンチンから一時チリに入り、またアルゼンチンに入るルートである。ずっと家は見えない。出発から3時間でやっと建物が見えた。フェリー乗り場からマゼラン海峡を渡って、フェゴ島に向かう。しかし人の住む気配はない。日本を出て51時間の午後0時15分島に到着した。ここからは舗装されていない道を進む。再びアルゼンチンの国境。遠くに残雪の山々、海が見えてきた。日本を出て60時間、午後9時にウスアイアに到着した。
 町を一望できる小高い丘に登る。7万人が暮らす世界最南端の町。南極からの強い風が木の形を変えている。マゼラン・ペンギンが3000頭以上、子育てのためにやってきていた。
 5分バスに乗って到着。午前11時、「上野山荘」に到着。上野綾子さん(85歳)が一人で住んでいた。上野さんが来た昭和38年は、ご主人の信隆さんと63日かけて船で来たそうです。ご主人は柄物のTシャツを作って売ったそうです。昭和57年にウスアイアに移住した。6年前にご主人が他界した。
 素泊まりで1泊660円(18ペソ?)。バックパッカーなどが利用するそうです。名物は狭いけど五右衛門風呂。セントージャという大きなカニをいただいた。カニを使った炊き込みご飯も。堀越さんがお礼にお雑煮を作った。

●ケニアのマサイ族の村
 千原せいじさんが旅をした。たった一人で暮らしている日本人女性がいる。ドバイを経由して27時間でナイロビに到着。高層ビルが建ち並ぶ。人口200万人。意外と日本語を知っている人が多い。YKKは有名?マタトゥという乗合バスで7時間で行けるという。夜は危険なので、ナイロビで1泊。
 朝8時、マタトゥに乗る。マサイ村までは料金1100円。かなりきついです。道端で手を上げている人がいると、どこでも乗せる。鶏も乗りました(笑)。マサイマラまで190km、7時間。マタトゥならマサイ・マラ国立公園の入口まで行ける。郊外は道はどんどん悪くなる。でも車の中は歌で盛り上がる。
 国立保護区の中はサファリカーに乗り換える。野生のマサイキリン、アフリカゾウ、インパラ、トッピ、水牛、ライオンがいる。500種類以上の動物たちがのびのび暮らしている。テントロッジ「キチュワ・テンボ・テント・ロッジ」に宿泊。1泊2.2万円。シャワー、水洗トイレも完備している。動物の鳴き声がしてましたが、カギはない。
 朝6時、朝日は素晴らしい。マサイの村に向かう。揺れ方はすごい。1時間でカワイ村に到着。マサイの人はマサイ・チェックの赤い布をつけている。マサイ族は牛を放牧し、糞と泥で家を作っている。ルングという道具は身を守るためのもの。みんな携帯電話を持っている。靴と靴下を履くのがブームらしい。時計もしています。村にはいくつかの集落がある。
 森を越えた8つめの集落に日本人女性がいた。滝田明日香さん(32歳)は獣医さんで、きれいな人です。イヌに予防接種をしていて、イヌの先生と呼ばれている。ペットの犬7匹と暮らしています。普通のアパートの感じです。水は雨水を専用のタンクに貯め、電気はソーラーで発電している。マサイ・マラに来るために獣医になったそうです。
 夕食はマサイの人にご馳走になった。焼き肉は羊を焼いたニャマ・チョマで、おめでたい時に食べるもの。男の人が先に食べ、残ったものは女性が食べる。滝田さんのお気に入りの場所に連れて行ってもらった。多分、グレート・リフトバレーです。滝田さんはずっとアフリカに住むそうです。


テレビ番組「地球街道 床嶋佳子さんでカナダ」

 2007年11月3日、10日放送。カナダ東部のメープル街道。ローレンシャンの秋の写真集を見て、行きたいと思った。

●ガスペ半島とボナヴァンチュール島
 ケベック州の東南、セントローレンス川の河口に突き出た半島。ガスペとは、先住民の言葉で「地の果て」という意味。1534年フランス人探検家ジャック・カルティエがこの地に上陸し、フランス領有を宣言した。
 この半島の小さな町ペルセから始まった。国立公園管理者のジャック・ランジェバンさんが案内。
 ペルセの沖合いに浮かぶボナヴァンチュール島。このベレー帽をつぶしたような形の島は無人島。なのに定期船がある。10分で島に到着。歩いて島の反対側に行く。40分歩くと、鳴き声がしてきた。海岸に出るとカツオドリがいた。世界最大級のカツオドリのコロニー。12万羽の鳴き声。近づいても逃げない。糞の匂いもします。4月から半年間ここで暮す。首を振るのは自分の領土だと主張しているのだそうです。二羽がくちばしをぶつけるのはキス。黒いのはヒナ。10月には旅立ちの時がやってきて、遠いメキシコ湾を目指す。

●リムスキー
 セントローレンス川を南下する。ペルセから350kmのリムスキーの町からフェリーで対岸に渡った。1時間。それにしても広いセント・ローレンス川。ここではミンククジラなど13種類のクジラが生息しているそうです。

●クジラの道
 セント・ローレンス川沿いにはいろんな名のついた道がある。クジラの道、セント・ローレンス川の道、ニューフランスの道、王の道が北側。航海者の道、ワインの道が南側。
 クジラの道をまず走る。対岸を見ると川がとても美しい風景。

●サンタンヌ・ド・ボーブレ
 サンタンヌ・ド・ボーブレ大聖堂は1657年にフランスからの入植者たちによって建てられたカナダ屈指のカトリックの巡礼地。天井には聖母マリアの母の聖アンヌの生涯をモチーフにしたモザイク画が描かれている。240枚に及ぶステンドグラス。

●メープル街道
 こういう名前の道はないが、セント・ローレンス川沿いを走るとそういう気になる。

●オルレアン島
 17世紀に入植があった、レント・ローレンス川に浮かぶ島。1本の橋があるが、完成したのは1935年。300年間は船で通った。
 島でも有数の古い農家を訪ねた。ジェルメン・ブリオットさん、妻のシャンタルさん、母のテレーズさん一家。1652年の最初の入植者から10代目。この家は1670年に建設された。自家製のメイプルシロップをパンにつけていただいた。クレープを作る時はラムシロップを混ぜるそうです。

●サンタンウ渓谷
 オルレアン島の対岸にある森の中もきれいに紅葉していました。この時期、滝は1秒間に1万リットルの水が高さ74mの落差を流れ落ちる。
 吊り橋から見ると絶景です。滝の色は腐葉土のために茶色です。

●ケベック・シティ
 ケベックとは先住民の言葉で「川が狭くなる所」という意味。来年400周年を迎える唯一の城壁都市で、1985年に世界遺産に登録された。ヨーロッパ風の街並みが続く。

●モントリオール
 ノートルダム大聖堂は町のシンボル。祭壇の後ろのコバルトブルーやステンドグラスがとても美しい。1829年に建てられたネオ・コシック様式の教会。オルガンの演奏者のピエール・グランメゾンさんは、34年間演奏している。このオルガンには7000本のパイプがあり、99ある操作ボタンで操作している。つまりパイプオルガンはオーケストラなのです。

●イースタン・タウンシップス
 モントリオールの東80km。アメリカの独立戦争後に、アメリカからの入植者たちが住んだ町。現在はケベック・ワインで有名。
 オーベルジュ「レイク・ビュー・イン」に宿泊。創業は1874年で、落ち着きあるビクトリア様式の建物。おごそかな螺旋階段を上がった2階が今回の部屋。可愛らしい室内です。
 1900年代の初頭に飼育が始められたというアヒルのコンフィ「ダックコンフィ Duck Confit 」をいただいた。ワインはケベック・ワイン「ラ・ミッション La Mission 」。

●ローレンシャン
 モントリオールの北に広がる森は東京都の10倍の大きさ。カナダ一美しいと言われる紅葉の森。無数の湖が点在している。湖岸にボートを操縦している人がいたので乗せてもらったが、燃料が切れていました。
 ヘリ・トランブラン Heli Tremblant は最高の贅沢。ヘリコプターで森の上を飛びます。紅葉と湖がずっと続いている。山が燃えている。
 この森の本当の贅沢は夕暮れ時にある。床嶋さんはあの写真の風景を見つけた。鏡のような湖に赤や緑や黄色の森が映えていました。同じ色がない。刻々と色が変化していく。とても美しい。


テレビ番組「知っとこ!世界の朝ごはん バンクーバー」

 2007年10月20日放送。

●バンクーバー
 カナダの西の玄関口。緑も多く、今年8月、イギリスの調査機関が最も住みやすい町No.1に選んだ。発展を支えたのは多くの国の移住者で、その3分の1がアジア。
 ロブソン通り Robson Street にすごい車がある。デコレーションがすごくて、ボンネットに水が噴出している。元はフォルクスワーゲンか?
 ロンズデール・キー・マーケットに行く。新鮮な食材がずらりと並ぶ。桃、キング・サーモン、牡蠣。牡蠣に特製マヨネーズソースをのせてオーブンの中で焼いた「クリーミー・オイスター」1個8カナダドル(880円)。これにレモンをかけて食べる。
 「フェアモント・ホテル・バンクーバー」は一風変わった建物。最上階のスイートルームを案内してもらった。グラミー歌手のエルトン・ジョンが愛用している。エリザベス女王やセリーヌ・ディオンも愛しているという。モーニング・スィートは700〜1170C$?(8万〜14万円)。ロビーに犬がいる。犬を借りて散歩に行くための犬でボー君。ぬいぐるみも販売している。
 スタンレー・パーク。バンクーバー水族館には近海の魚がいる。白イルカ、ラッコもいる。手をつないだりするので、みんなそれを待っている。
 サティアン・ゴーヒルさんが紹介してくれたのは、車で20分郊外の畑。水の中に赤いものが絨毯のようになっている。クランベリーの実だった。背が低いので、この状態だと実を傷つけるので、畑に水を貯めて浮かばせて収穫する。

 新婚さんの朝ごはん。閑静な住宅街のマンションに住むリサ・ワードさん。1品目は「スモークサーモンのオムレツ」。たまねぎとパプリカを賽の目状に小さく刻み、たっぷりのバターを敷いたフライパンでしっかり炒める。香草を細かく刻んだものを入れた溶き卵を流しいれ、弱火でじっくり火を通す。スモークしたキングサーモンの切り身を加え、ペタチーズを加え、ゆっくりかき混ぜる。フライパンごとオーブンの中で20分焼く。
 2品目は「ワッフルのクランベリー・ソース」。クランベリーをつぶし柔らかくし、たっぷりの砂糖と水に溶かしたコーンスターチ、すりおろしたオレンジの皮を入れる。火にかけて焦げないようにかき混ぜる。とろっとするまで煮詰める。その間にワッフル作り。小麦粉、卵、牛乳などを混ぜ合わせた生地をワッフルメーカーに入れて焼き上げる。
 3品目は「海老とアボカドのサラダ」。種を取ったアボカドの実を取り出し、ボウルに移し、マヨネーズ、小海老、コリアンダー、たまねぎなどを入れてよく混ぜる。塩胡椒で味を整え、アボカドの皮にもどして完成。


テレビ番組「ポカポカ地球家族 カナダ西海岸・ガブリオラ島」

 2007年9月22日放送。

●ガブリオラ島
 大自然に恵まれたカナダ西海岸の小さな島、ガブリオラ島。面積は、三宅島とほぼ同じくらいの島で、日本からバンクーバーを経由して約10時間で到着する。人口は約4500人で、バンクーバーからは水上飛行機で15分。年間平均気温は14度。気軽に手付かずの大自然が楽しめる隠れ家リゾート。静かな環境を求めてアーティストたちが集まってきている。そういうアートを集めたお店が「ガブリオラ・アート・ワークス」で、観光客の人気を集めている。
 その島に移り住んで11年になるのが、村田三郎さん(61歳)、妻のスイーキーさん(51歳)。友達のボートでフィッシングもする。この日は80cmのキングサーモンでした。
 村田さんの住まいは、島の中心から車で10分。「ワイルドローズB&B]を経営している。5LDK(200平方m)で敷地は1600平方m、価格は2000万円。その2部屋を旅行者用の宿として使っている。ツインの部屋が朝食付きで70カナダドル(7700円)、スィートルームは90カナダドル(1万円)。ホームステイ感覚で滞在できると日本人を中心に人気。大きな窓から太陽がふり注ぐリビングは、お気に入りの場所。二人の共通の趣味はハーブなどの野菜の栽培で、ミント、ローズマリー、バジル、トマト、サニーレタス、アサツキ、ケール、パセリなどの有機野菜30種類を栽培している。
 サーモンが釣れた時は友達を招待する。この日はジョン&泰枝・カールソンさん一家、中谷路子さんを招待。サーモンはにんにく、醤油、白ワイン、みりんなどに漬け込む。それを炭火で焼く。照り焼き風にするのが村田さん流。2品目はキングサーモンを使った押し寿司。

 バンクーバー島から常連の石井真理子さんがやってきて、3人でカヤックに挑戦。カサブランカ・カヤック・レンタル&ツアーで借りた。シングル・カヤック1日30カナダドル(3300円)。15分くらいの講習で初めての人でも簡単に漕げる。すぐに海へと乗り出した。気軽に大自然を満喫できる。
 この日の夕食は、採れたてのオイスターの炭火焼きとクラムチャウダー、無農薬野菜のトマトとバジルのサラダ。家から10分の海岸では、牡蠣とあさり(クラム)はライセンス(年間22.47カナダドル:2500円)を取れば、1日に牡蠣15個、あさり75個までなら取ることが出来る。足の踏み場がないくらいに、海岸一面に敷き詰められたオイスターとあさり。

 ツィーキーさんは自宅で工芸品を作成している。今は女の子用の手染めシャツ。14歳くらいから草木染めをしてきた。手染めシルクとロウを使ったランタンも作った。手染めシルクの洋服は通気性が高い。手染めTシャツなどは、この週末に開催される島のお祭りで販売する。
 村田さんは地元の人と音楽交流。地元の人とバンドを組んでジャズの音楽活動をしている。村田さんはアルト・サックス?演奏。お祭りで演奏します。

 敷地の一角に村田さんはユニットバスで造った露天風呂を造った。日本からわざわざ運んできた。また敷地の一角にお気に入りの場所がある。それは、なんとツリーハウス。土台は大工さんに作って貰ったが、その他は全て手作り。中には、ベッドを完備。電気を通し、音楽も聴けるようにとの懲りよう。子供の時にハックルベリーなどを読んで、憧れていた。でも、喧嘩をした時に逃げ込む場所でもあるんです。夫婦でハーブティーを飲むのも楽しい。

 2人が出会ったのは1992年。日本でミュージシャンをとして活躍していた村田さんは、英会話教師をしていたスイーキーさんと友達の紹介で知り合った。村田さんは離婚した直後で、心を癒してくれた。娘の美都江さんが押してくれ、94年に結婚した。

 8月、年に一度の島の大イベント・サーモンバーベキューの祭り。メインは巨大な網で焼くサーモン。「サーモン・バーベキュー」1食10カナダドル。味付けは塩と胡椒のみ。
 ここで、スイーキーさんは自身の作品を販売した。小さなお客様が、洋服を買ったのを皮切りに209カナダドル(2.1万円)の売上があった。そして、いよいよ村田さんとバンド仲間との演奏。お祭りは終盤を迎え、大人から子供まで踊っていました。

●メープルシロップを使ったサーモンの照り焼き
 サーモンにメープルシロプp、醤油、酒を合わせたタレをからめて照り焼きにしたもの。

村田さん家族のHPアドレスは
http://members.shaw.ca/sikisab/


テレビ番組「2007年7月の旅サラダは伊藤裕子さんでカナダ」

 エア・カナダで行きました。バンクーバーでサハリンと同じくらいの緯度。

●バンクーバー
 海と山を望む町。西海岸で最も大きな町。高いビルも多いが、緑も多くゴミゴミしていない。笑顔の人が多く好印象。
 蒸気時計は、世界で初めて1997年に建てられたが、Raymond Saundersの1975年の設計を基にしたものだった。15分、1時間毎に蒸気がでるパフォーマンスが行われているが、今は本当の蒸気ではない。
 シンボルでもある蒸気時計の汽笛に誘われてやってきたのは、ガスタウン GasTown で、最初に栄えたエリア。この町の名前の由来は、1867年、1バレルのウイスキーを持ってやって来た “Gassy Jack” Deighton が、労働者たちに酒場を建てさせて、そのウィスキーを使った酒場を始めて、バンクーバーの礎ができた。当時の面影が残る街並みは、Neverending Story などの映画の撮影にもよく使われる。街中にあるギャシーの銅像は、酔っぱらいおじさんのイメージから作られた。
 そのガスタウン内の「ヒルズ・ネイティブ・アート Hill's Native Art 」(住所:165 Water Street, Vancouver, BC V6B 1A7, CANADA、Tel:+1-604-685-4249、Fax:+1-604-682-4197)の創業60年の伝統工芸品のお店。お店のティム・ストラング Tim Strang さんが対応してくれました。ドリーム・キャッチャー$15(約1740円)、ドリーム・キャッチャー・携帯ストラップ$7.95(920円)。これらはいい夢だけを通して、悪い夢は遮る。太陽が戻ってきたら、悪い夢は燃やしてくれる。カウチン・ニット類$10〜(約1200円)〜は、カウチン族が手作りで作ったもの。靴下、手袋、帽子、クッションなどがある。カウチン・セーター$175〜245(約20300円〜28400円)。

 港にキュートなミニ・フェリー「アクアバス Aqabus 」(住所:Suite 230-1333 Johnston St., Vancouver, B.C. Canada V6H 3R9、Tel:+1-604-689-5858、Fax:+1-604-689-5838 )がある。アクアバスは8つの港駅に停泊する。今回、伊藤さんが乗ったのは2番〜6番(1: Hornby St./Downtown、2: Granville Island / Arts Club、3: David Lam Park / Homer St.、4: Stamp’s Landing / Monk's、5: Spyglass Place、6: Yaletown / Davie St.、7: Plaza of Nations / Edgewater、8: Science Worlds / Main St.)。料金は、1〜6番駅の間は1区間$2.5(300円)、2区間以上$3.5(400円)。7、8番駅⇒1、2番駅は大人$5(580円)、⇒3番駅$4、⇒4、5、6番$3.5、7番→8番または逆は$2.5。現在、3番駅が閉鎖中だそうです。グランビル・アイランド間では約15分毎に運行している。自転車で搭乗する事も可能だが、追加料金$0.5。ペット可だが、ひもでつないでおく事。

 グランビル・アイランド Granville Island に到着した。元は工場街だったが、地元の人々の憩いの場になった。ダウンタウンから車で行ける。ショップやギャラリー、ホテルなど施設は充実し、今や観光名所の一つとなっている。
 「グランビル・パブリック・マーケット Granville Public Market 」は巨大なマーケットで、営業時間は、毎日9時〜19時。マーケットの中で鮭の店があった。「サーモン・ショップ The Salmon Shop 」(住所:#112-1689 Johnston St., Granville Island Market, Vancouver BC. Canada V6H 3R9 、Tel:+1-604-669-3474、Fax:+1-604-682-7180 )にある「ワイルド・サーモン・スプリング・キャンディー」$6.5/100g(750円)は、伝統的な食べ物で、メイプルシロップをつけて薫製にしたもの。おいしいそうです。

 宿泊は「シェラトン・バンクーバー・ウォール・センター Sheraton Vancouver Wall Centre 」(住所:1088 Burrard Street, Vancouver, BC. Canada V6Z 2R9、Tel:+1-604-331-1000、Fax:+1-604-893-7200 )で、新館ノース・タワーの高層階の「デラックス・コーナー・キング」$469(5.4万円+税サ)で、明るい部屋。海も見えます。

 夕食は地元で大人気のレストラン「モンク・マクィーンズ Monk McQueens 」(住所:601 Stamps Landing, Vancouver, B.C. V5Z 3Z1、Tel:+1-604-877-1351、Fax:+1-604-873-5816 )で、珍しい「カキのチーズフォンデュ」$14(約1620円)は、カキフライをソルトスプリング島産のGoat Cheese Mornayにつけて食べる。グラタンぽい感じで合うそうです。「オヒョウのオーブン焼きとクラブケーキ」$29(約3400円)は、オヒョウをオーブンで20分焼き上げ、伝統的なギリシャ料理である野菜のラタトゥーユが添えてある。クラブ&シュリンプケーキに付けるソースは、ギリシャのオリーブをマリネードしたレムラードソース。かにとえびの甘さとレムラードソースの酸っぱさがうまく調和している。とてもおいしいそうです。
 夕食が終わり10時頃に夜の闇がやってきた。

 バンクーバー郊外北にある「バンデューセン植物園 VanDusen Botanical Garden 」(住所:5251 Oak Street (37th and Oak Street), Vancouver, BC V6M 4H1、Tel:+1-604-878-9274 )は入場料$8(930円)で、黄色い花が咲き誇っています。

●ノース・バンクーバー
 さらに車を走らせると、バンクーバー最古の渓谷と言われる渓谷がある。「キャピラノ吊橋 Capilano Suspension Bridg 」(住所:3735 Capilano Road, North Vancouver, BC V7R 4J1、Tel:+1-604-985-7474、Fax : +1-604-985-7479 )は、入場料大人$26.95(約3100円)で、5月〜10月末に営業。6歳以下は無料。高さ70m、長さ137mの吊り橋は、真下を見ると怖い。昔は麻とシダの板で作られていたが、今は安全性のためはがねで作られている。橋を渡りきると森の中に入っていく。

●ソルト・スプリング島
 フェリーでバンクーバーから1時間半。バンクーバー周辺に点在している島の中でカナダの人が注目している小さな島。特徴は250を越えるオーガニック・ファーム。島民たちは家畜、ハーブ、野菜などを育てて自給自足の生活をしている。道の無人テントで野菜の苗が売られていた。島全体が信頼しあい、助け合って暮らしていることが感じられる。
 そんな島の人々が週に1度楽しみにしているのが「サタデー・マーケット Salt Spring Island Saturday Market 」(場所:Gangesという街の下町にある Centennial Park )で、4月から10月の毎土曜日に開かれる、作ったものを持ち寄って開かれる市場。オーガニックやスローフードは当たり前のこと。この島だけで通用するお金もある。8時半から3時半の間まで開かれている。
 チーズを売っているテントがあった「ソルト・スプリング・アイランド・チーズ・カンパニー Salt Spring Island Cheese Company 」(住所:Weston Creek Farm, 285 Reynolds Road, Salt Spring Island, BC V8K 1Y2、Tel:+1-250-653-2300、Fax:+1-250-653-2308 )で、オープン期間は5月〜9月が10時〜17時、10月〜4月が10時〜16時。「ヤギのチーズ」は1個$8。花のチーズもある。Sundried Tomato, Pepper, Basil, Hot Chili, Roast Garlicの中から3個$22。お勧めはガーリックらしい。トリュフ+他2個で$24もある。
 この市場では絵画もある。この島はアーティストが集まることでも知られている。

 緑に包まれたワークショップを持つアーティストを訪ねた。「ウォーレン・ラングレー・サインズ Warren Langley Signs 」(Tel:+1-250-537-9407、Email : wlsigns@saltspring.com )で、ウォーレンさんは島では有名人。島で通用する2ドル札と5ドル札の絵を描いた人でもある。鮮やかな色彩と自然は島の人のお気に入り。看板も多く作成している。自然を多く取り入れ、感じるままを表わすことが大切だと語っていました。商品価格は、使用する石、サイズ、アートワークの複雑さ、レタリングを入れるかによって違う。メールで見積りももらえる。1面のサインの場合1スクエア毎に$120、両面のサインの場合$200+デザイン、イラストレーション料金。
http://www.warrenlangley.com/


●ロッキーの鉄道
 バンクーバーから「ロッキー・マウンテニア号 Rocky Mountaineer」に乗って、内陸部に向かう。今回はゴールド・リーフというファーストクラスで、パノラマ・カーになっている。2日間で朝食2回、昼食2回、夕食1回込み、1泊分込みでC$1649(19.3万円)。どちらか1日だけ列車に乗ることも可能です。バンクーバー駅の予約は、メール:reservations@rockymountaineer.com、予約電話:+1-(604) 606-7245、Tel:(604) 606-7200、Fax:(604) 606-7250。バンクーバーからバンフまたは、ジャスパー、バンクーバーからカルガリーの2ルートがあり、週三回(火・木・日曜日)バンクーバーから出てる。
http://www.rockymountaineer.com

 出発するとすぐに鮮やかな緑の景色が広がる。1階で豪華に食事。撮影ポイントに近づくと社内放送で教えてくれる。観覧車もある。泥色の川の側をずっと走る。10時間でカムループス駅に到着。伊藤さんはここで途中下車してケローナに向かう。

●ケローナ Kelowna
 カナダ西部の内陸部、オカナガン地方最大の街。雨量がとても少なく、夏は30度以上の日が続く。6月下旬では、朝4時頃には日が明け、午後10時半頃に日が沈むので、光合成が長く行われ、ぶどうがよく熟す。オカナガン地方の地質はエリアによって異なるが、ケローナ一帯は、5000万年以上堆積され、栄養分の高い火山性の地質で、144kmにも及ぶ大きなオカナガン湖は、ぶどう園を温めたり、冬はぶどうが凍ってダメージを受けないないように守る働きがある。そのために非常に評判のよいワインができる。

 ワイナリー「クエールズ・ゲート・エステート・ワイナリー Quails' Gate Estate Winery 」(住所:3303 Boucherie Road Kelowna, British Columbia, V1Z 2H3 Canada、Tel:+1-250-769-4451、Fax:+1-250-769-3451 )を訪ねた。1956年創業、ワイナリーは1989年にオープン。オーナーのトニー・スチュワートさんにぶどう畑を案内してもらった。木が大きく育ったら選別をして、10月〜11月に美しい実をつける。今では、4万ケースを製造している。12種類のワインを製造しており、特にPinot NoirとChardonnayが有名で、国内外で数々の賞を獲得してきた。ピノノワールは秋まで樽で、ついでボトルで3ヶ月寝かせた時が飲み頃だという。ピノノワール 2005 ファミリー・リザーブC$39.99(4700円)、リースリング・アイスワイン2006C$34.99(4100円)を試飲した。アイスワインはチョコレートの器で飲みました。ツアー&テイスティングはC$5(600円)。

 この地方は果物の産地としても有名で、りんごやチェリーなど、毎年たくさんの果実が実る。果樹園に囲まれた小高い丘で、地元の自然食材を使った料理をいただいた。「リッジ・レストラン The Ridge Restaurant 」(住所:3002 Dunster Road Kelowna, BC V1W 5K8、Tel:+1-(250) 712-9404 )。ランチは11時〜15時(4月〜10月)。「リンゴとウイキョウのサラダ」C$8(960円)。赤と青の2種類のリンゴが入っている。スイカのビネグレットソースとクレソン。「北極イワナのグリル」C$10(1200円)。この地方では、希少価値の高い魚として知られる「アークティック・チャー」というイワナを使った料理。トマトとナッツで作られた少し甘みのあるソース。シェフ一押しのグルメです。

●ルシエ・ホット・スプリングス Lussier Hot Springs
 ホワイト・スワンレイク州立公園の西境に位置する天然温泉。濁ったルシエ川沿いに3つの温泉がある。氷河から溶け出した水が地表にしみこみ、断層で温められて湧き出している。ここだけ水がきれい。一つ目の温泉は最高で43度ほどで、下の温泉は夏でも34度程度。カナディアン・ロッキーには国立公園を含め数多くの温泉が点在している。ロッキーの温泉は古くから「病を治す水」として知られてきた。
 情報は、Kootenay Park Services Ltd.(tel:+1 (250) 422-3003 )。ドネーションボックス有り。一年中オープン(冬は雪により大変滑りやすい)。

●ヨーホー国立公園 Yoho National Park
 切り立った岩山や世界有数の落差を持つ滝など、カナディアン・ロッキーの中でも野生味を残す国立公園。スリー・サウザンダーズと呼ばれる3000m級の険しい山々が30以上も連なっている。青緑色の輝きを放つエメラルド・レイクがある。
 「エメラルド・レイク・ロッジ Emerald Lake Lodge 」(住所:Post Office Box 10 Field, BC V0A 1G0、Tel:+1-250-343-6321、Fax:+1-250-343-6724 )はその湖に浮かぶように建っている。湖畔に沿って24棟ある。今回は「エグゼクティブ・ルーム」C$570(6.7万円)暖炉もあり、ベランダからは緑色の湖と白い山が見える。
 ここでカヌーに乗る。カヌー&ボート(エメラルド・レイク)1時間C$27(3200円)予約は Emerald Sport & Gifts でTel:+1-250-343-6000、7月〜8月の午前9時〜午後7時。月によって、営業時間が変わる。ボートは3人まで乗れる。


●バンフ Banff
 南の玄関口。1887年カナダで初めて国立公園に指定された。標高1380m、カナダで一番高い場所に位置する街で、毎年400万人が訪れる観光の拠点。ダウンタウンのすぐ近くにあるボウ滝は氷河の雪解けが流れだしたもの。

●レイク・ルイーズ
 カナディアン・ロッキーの中でも美しさを誇るレイク・ルイーズ。見る者をひきつけてやまないその色彩と景観から、カナディアン・ロッキーの宝石と呼ばれている。

●アイスフィールド・パークウェイ Icefield Parkway
 レイク・ルイーズからジャスパーまでの230kmを結ぶハイウェイ。この道は4つの国立公園を結び、ロッキーの山々の大パノラマ驚異を見せてくれる。この道は風景だけじゃなく、道端にオジロジカ、エルク、ビッグ・ホーン・シープ、グリズリー、ブラックベアなどの野生動物に出会うことができた。

●バンフ国立公園
 面積6641平方kmで、スキーリゾートとしても名高いバンフの町を中心に、レイク・ルイーズ、モレーン湖、ペイト湖などの美しい湖や名峰が数多く存在する。氷河が作り出した美しい光景を沢山見ることができる。カナディアン・ロッキーは長さが2200kmあり、6000万年前、地球を襲った地殻変動が大地を隆起させて誕生した。

●コロンビア大氷原 Columbia Icefield
 アイスフィールド・パークウェイのハイライト。ジャスパー国立公園内にあるコロンビア大氷原は、北極圏では北半球最大の氷原で、325平方kmで、日本の小豆島の約2倍の広さ。周囲には3747mのコロンビア山の最高峰の他、3000m級の山々が大氷原を囲むようにそびえたっている。
 またアサバスカ氷河とドーム氷河の中間に、チーズケーキをサクッと切ったような氷河があり、その奥のスノードーム山から流れ出す川は、北は北極海、西は太平洋、東は大西洋へと注ぐ、3大陸分水嶺となっている。また、大氷原から6つの氷河(コロンビア氷河、スタッドフィールド氷河、ドーム氷河、アサバスカ氷河、サスカチュワン氷河)が流れ出す。
 コロンビア大氷原から押し出されるように流れ出ているアサバスカ氷河は「押し出し谷間型氷河」とも呼ばれ、長さ6km、幅1kmで氷の厚さは一番厚いところで350mある。アサバスカ氷河の流れは一番流れのあるところで年間約125m、スノーコーチで氷河に上に立つ付近で約25m、氷河の先端部分で約15m流れている。しかし、大氷原のほんの一部に過ぎない。160年ほど前までは、現在のパークウェイのあたりまで氷河が到達していたらしい。現在も毎年1〜3mの速度で後退している。冬の積雪(年間7m〜10m)によって新しい氷河が作られている。近年、地球温暖化の影響などを受け、夏の時期に大量の氷河が溶け、実際には年々容積は減少している。

●コロンビア大氷原ヘリツアー
 空から氷河を見る。55分間で、料金1人C$449(5.2万円)。2名以上で参加可。Icefield Helicopter Tours 社(Tel:1-403-721-2100、Fax:1-403-721-3779 )。伊藤さんがのった、今回のツアーはヘリポートから、コロンビア大氷原→Lyell Icefield→Wilson Icefieldを回ってヘリポートに到着するコースでした。
http://www.icefieldhelicoptertours.com/

●バンフ Banff
 バンフの街を一望できる、標高2285mのサルファー山頂 Sulphur Mountain に「バンフ・ゴンドラ Banff Gondola」のゴンドラで10分ほどで行ける。大人C$24.95(2900円)、5歳以下無料。頂上からは360度パノラマで、きれいな風景が見える。山頂付近ではリスなどの可愛い野生動物に会える。街の人口は6500人。街は2998mのカスケード山、2949mのランドル山、2134mのマウント・ノーケイなどの山々に囲まれている。
 「フェアモント・バンフ・スプリングス The Fairmont Banff Springs 」(住所:405 Spray Avenue, Banff, Alberta, Canada T1L1J4、Tel:(403) 762-2211、Fax:(403) 762-5755 )は、1888年バンフを世界一の山岳保養地にしようと建設された。アンティークな雰囲気のこのホテルは貴賓に満ち、人々を魅了してやまない。幾度となく行なわれた改築で、内部は迷路のように入り組んでいる。今回は「ワンベッド・ルーム・スイート」で、C$599〜C$999(7万〜11.5万円)。

●ジョンストン・キャニオン Johnston Canyon
 バンフ国立公園の中にはたくさんのトレッキング・コースがある。中でも、このトレッキングコースは大変有名。今回はガイドはケビン・ゲドリングさん。Ishbel山近くの大きな地滑りが起こりできたこの峡谷は8000年前のもの。今でも、毎年2〜3mmずつ浸食が進んでいるそうです。木造のキャトウォークやビューポイントは1920年代初めに作られ、70年代に改築された。一年に約30万人以上の人々が訪れる。トレッキング先には、Lower Falls (高さ15m)とUpper Fallsがある。滝壷の横に洞窟があった。この辺りの岩は石灰岩とドロマイトでできている。川沿いを抜けて森の中を歩く。時折熊も出るそうですが、大きな声で話した方が来ないそうです。3時間歩いて、周りが少し開けてきた。そこがインクポット。

●インク・ポット Inkpots
 不思議な色をしている池。エメラルド・グリーンに近いが、ブルーのインクが入った器に似ていることから、インクポットと呼ばれている。この池は地下水が石灰岩(カルスト)を溶かして、温泉のように湧き出ている。独特の色は石灰岩の微粒子が光を屈折させて生まれたもの。インクポットまでの距離は、約5.8kmで、4−5時間。高さとしては、出発地点から215m登ることになる。

●モレーン・レイク
 山を削った氷河が溶け出した水はロックフラワーと呼ばれる細かい粒子を運びながら湖へと注ぐ。この粒子がエメラルド色の光だけを反射して神秘的な色を生み出している。
 数多い氷河湖の中で最も神秘的だと言われている。レイクルイーズから14kmほど進んだところにある。カナダの旧20ドル札の絵にも使用されていたので、カナダの人なら知らない人はいないという光景。他の湖とは少し色の質が異なり、晴れているときにはエメラルドグリーンというよりは、コバルトブルーに近い色をしている。しかし水は透明です。湖を囲む山々は10の険しい峰、ten peaks と呼ばれている。


●カルガリー Calgary
 今は巨大なビル群が多いが、古い街並みも残っている。カルガリーのニックネームは「カウボーイの街」。アルバータ州最大の商業都市の上、ロッキーへの入口でもある。元々は豊かな牧草地帯で、牧場が多く、精肉業の一大拠点、カウボーイの町として発展した。1914年にカルガリーの南西のターナー・バレーで石油が発見されてから都市として発展した。さらに1947年レデュークでも石油が発見された。また金融の中心地でもある。また1988年の冬季オリンピックの開催地としても有名。
 ダウンタウンには馬やカウボーイのオブジェも多く、赤いシャツにテンガロンハットの人は旅行者に案内をするCDAの人達。CDAは非営利団体で、カルガリーをよくするための団体。掃除等もしています。
 彼女に勧められたのが、「カルガリー・タワー The Calgary Tower 」(住所:101-9th Avenue SW, Calgary, Alberta, Canada T2P 1J9、Tel:+1-(403) 266-7171、営業時間:月曜〜金曜 7:00am〜11:00pm )で、料金はC$12.95(1500円)。高さ190.8mのカルガリーのシンボル。西を見れば雄大なカナディアン・ロッキーが、東を向けば大平原、外側のガラス張りの床からは真下にダウンタウンを見ることができる。

 「ホームプレイス・ランチ Homeplace Ranch 」(住所:Site2, Box6, RR1Priddis, Alberta, T0L1W0、Tel/Fax:+1(403)-931-3245 )はカルガリーの東側にある牧場。オーナーはマック・マケーニーさん。旅行者が宿泊もできるようになっている。料金は、3泊4日でC$785(9万円)、6泊7日C$1352(15.7万円)で、宿泊・食事・乗馬等が含まれている。マギーという馬に乗せてもらった。夜は外でBBQで、ギターを使った歌もありました。

●バッドランド
 カルガリーの東120kmに、荒涼とした大地、削られた大地、剥き出しの大地が続く。ここの特有の地形は 1.5万年前に流れ出した氷河により大地が浸食されて出来た。さらに風雨による侵食で奇怪な形となった。カッパドキア風の奇岩もある。むき出しになった地層からは、白亜紀の恐竜の骨が数多く発掘され、世界から注目を集めている。
 1884年バッドランドの地層から恐竜の骨の化石が大量に発掘され、このあたりは恐竜の生息地だったとして世界中に有名になった。ここほど数が多く、完全な形で発見されることはあまりなかった。

●ドラムヘラー Drumheller
 バッドランドの中にある小さな街。レトロな街という雰囲気だが、街中にはちょっと変わった恐竜のオブジェや、壁画が溢れていて、恐竜の街として知られている。
 「ロイヤル・ティレル古生物博物館 Royal Tyrrell Museum of Palaeontology」(住所:Highway 838 Midland Provincial Park, Drumheller, Alberta, Canada T0J 0Y0、Tel:+1(403)823-7707 )は、入場料金C$10(1160円)。ここでは多くの化石や復元模型を見ることができる。

●アルバータ州立恐竜公園 Dinosaur Provincial Park
 ドラムヘラーの街から南東へ200km。現在も恐竜の骨が発掘されている場所。カナディアン・ロッキーの雪解け水が流れる川沿いに、広大な谷間を形成する公園(Tel:+1(403)378-4342 )で、世界遺産。維持するために、レンジャーの同行が必要なエリアもある。今回はバイロン・ウェイトさんが案内してくれました。滝壷があった場所、7000万年前の恐竜の骨もまだ置いてあるままで、石みたいに見えます。骨と石の違いは、舌にあててみるとぴったりくっつくものが骨だそうです(笑)表面が茶色なのは肉食竜の骨。木の化石もある。緑の広い場所もあります。
 バスツアー&ハイキング(5月〜10月)、大人C$8(930円)。バスツアーは2時間で、レンジャーさんの解説付き。ツアー予約電話番号は:+1(403) 378-4344 (電話予約のみ) 。
http://tprc.alberta.ca/parks/dinosaur/flashindex.asp


テレビ番組「ポカポカ地球家族 カナダ中部・サスカチュワン」

 2007年7月21日放送。

●サスカチュワン州ビヨークデール村
 日本からはバンクーバを経由して約13時間で到着する。美しい大自然に囲まれたカナダ中部・サスカチュワン州人口250人のビヨークデール村。ホテル、銀行、郵便局などが一軒ずつあるだけで、住民の殆どが農業を営んでいる。村の人はみんなフレンドリー。会えば気軽に声を掛け合う。ここに住んで11年になるのが、淳子・ジョルディさん(43歳)、夫グレッグさん(47歳)、長女の観那さん(9歳)、次女の真耶さん(7歳)と穀物の生産と肉牛の飼育をしている。

 ジョルディさん一家が営む農場は、村の中心から6km離れたところ。敷地は150ヘクタール、購入価格は800万円で、土地・機械など全て込み。牧場では70頭の肉牛が放牧されている。毎日1回マメ科のアルファルファの干草を与えるのが日課。牛は飼い主をとても信頼していて、子供たちが背中に乗っても嫌がらない。グレッグさんはバンクーバー北部で漁師をしていて、6週間のうち1週間しか家にいなかったそうです。20頭から始めて今は70頭。田中義剛さんの話ではカラダで成功するには5000頭必要とか。
 自宅は4LDKの200平方mで、建築費は400万円。自分たちの手で6ヶ月かけて建てた。一家の暮らしは手作りが基本。娘も手伝います。自家製のパンは小麦粉を丸くこねて後はオーブンで焼くだけ。パンに塗るジャムも手作り。朝食はパンと卵とベーコンエッグ。庭にエルクも来ることもある。8時半にスクールバスが来る。ビヨークデール・スクールまで6km。高校を卒業するまで授業料は無料。

 ビヨークデール村に住んでいて困るのが買い物。スーパーマーケットが無いので、車で30分かけて隣町へ行く。隣町のティズデールにはほとんどの物は揃っている。新鮮な野菜や肉などが手に入るスーパー「コープ」で週に2回購入する。リンゴ1kg3個C$2(230円)、オレンジ1kg4個C$1.69(190円)、ピーマン1個C$0.5(55円)、牛ステーキ肉800gC$15(1700円)。しかし、内陸部なので魚介類がほとんどなく、値段が高め。

 カナダといえばメイプルシロップが有名だが、この村はハチミツでも知られている。クローバーやカノーラの花から採れるハチミツが中心で、クリーム状なのが特徴。味はマイルド。淳子さんは「クリーム・ハニー」を使って新たな商品開発「フレーバー・ハニー」を進めている。ブルーベリーやイチゴなどを加えて作った優しい味のハチミツ。

 2人の出会いは、1990年。ワーキングホリデーでカナダに来た淳子さんが、妹が以前ホームスティ
していた家を訪ねて、グレックさんと出会った92年に結婚し、カナダに移住した。
 出産のシーズンを迎えた牧場。子牛は5分もすると立つようになり、お母さんのお乳を飲む。何匹も生まれました。親子を認識させることも大事。田中さんの話では初乳を子牛に飲ませないといけないそうです。自然に生まれてくる光景を見ているだけで嬉しい気持ちになれると話してくれました。

●ハチミツでつくる生キャラメル
 田中さんが教えてくれました。牛乳、生クリーム、ハチミツ、砂糖、水あめなどを合わせて強火にかける。吹きこぼれやすいので、注意して、泡に注意して混ぜる。絶対に焦がさない。茶色になったものをバットに移し、冷凍庫で2時間で固まる。

http://jordefarms.fc2web.com/


テレビ番組「知っとこ! 世界の朝ごはん・カナダ・カルガリー」

 2007年4月14日放送。

●カルガリー
 カナディアン・ロッキーを望む街だが、人口100万人。石油会社の巨大ビルが多い。1914年に油田が発見されて発展した都市。「スティーブン・アヴェニュー・モール Stephen Ave. Mall 」を歩くと、人通りが少ない。ビルとビルがプラス15という「渡り廊下」でつながっている。これで寒い冬も外に出ずに過ごせる。ダウンタウンのビルは網目状につながっていて、延長すると17km以上になる。
 サニーサイド Sunny Side ではカーリングができるお店がある。子供からお年よりまで楽しめる。カルガリーだけでも競技人口は2.5万人以上。
 スタンピード・パーク Stampede Park には馬に乗ったカウボーイの銅像がある。テンガロン・ハットの人も街中に多い。ウェスタン・ブーツを売っている「アルバータ・ブーツ Alberta Boots Co.」に行ってみた。工房を見せてもらったが、パーツに切ってから、貼っていく。1足に200以上の工程をかける。

 ジェイク・マシューズさん(29歳)はカントリー・ミュージシャンのお勧めはバンフ。

●バンフ
 車で1時間。年間400万人の旅行者が集まる観光スキー・リゾート。森の中にひときわ目立つ建物はフェアモント・バンフ・スプリングス・ホテル。中も広々としている。一番人気のスィート・ルームを見学させてもらった。

 ジョンストン・キャニオン Johnston Canyon に人が集まって森の中に入っていく。冬の自然を楽しむアイスウォーク。川の表面が凍っていたりする。細い道を奥に行くと、滝が凍っていて、下側を川が流れている。10月から6月まで凍っているという。1〜6名までで210カナダドル(22800円)。

●カルガリー
 郊外の新婚さんの朝食。マリア・シウバさん(35歳)。「バナナ・フレンチ・トースト」。バナナの皮をむいてフォークでペースト状にし、バケットの間にたっぷり塗りこむ。卵をよくかきまぜ、牛乳、シナモン、ナツメグを加えて、これにさきほどのバケットを入れて、しっかり浸したら、フライパンで両面がこんがりきつね色になるまで焼く。仕上げに粉砂糖と溶かしたチョコレートをかける。生クリームを添える。
 カナダではおなじみの「ジャパニーズ・サラダ」。紫キャベツ、レタス、ブロッコリ、トマトなどを細かく刻み、器の中に入れる。インスタントラーメンをそのまま砕いてサラダの上に。あとはドレッシングをかけて混ぜるだけ。
 「スムージー Smoothie 」。イチゴ、キウィ、バナナ、リンゴなどのフレッシュな果物を一口大に切り、ヨーグルト、氷と一緒にミキサーにかける。


テレビ番組「世界遺産 カナダ・ナハニ国立公園」

 2007年2月11日放送。地球が誕生して46億年。カナディアン・ロッキーの北、アラスカにほど近い地域に永久凍土が広がる。夏、雪解け水を集め悠々と流れるサウス・ナハニ川。そこに広がるナハニ国立公園 Nahanni Nationa Park。森と氷河とツンドラ。1978年世界遺産。

 容赦なく吹き付ける強い風は岩肌を削る。激しく波打つ地層。山が形成され、水と川が削る。この200万年、繰り返し氷河期を迎えたが、ハナニは氷河の影響を受けなかった。太古の景観を今に伝える貴重ば場所となった。
 サウス・ナハニ川を下流から中流に入ると景観が大きく変化する。1本の自動車道路もなく、川は浅瀬で大きな川の立ち入りを拒否してきた。
 ヴァージニア滝も美しい。落差100m、ナイアガラもイグアスもこの滝の高さにはかなわない。白濁した水がゴウゴウと流れる。

 サウス・ナハニ川をさらに上流に行くと、雄大な山々がある。針葉樹の森から顔をのぞかせる不思議な隆起。湧き出した温泉が含まれる成分を幾重にも積み重ね、小高い丘を積み上げた。  国立公園の西にそびえる、岩肌をむき出した険しい峰。ロッキー山脈から連なるアラスカに至る山々を何本もの氷の河が流れる。氷河から流れ出すエメラルド色の水。グレイシャー・レイクも美しい。
 昔ゴールドラッシュの流れの中で何人もの白人がこの川を移動し、帰らなかった。
 極北のゆるやかな夕暮れ。闇に包まれると、今宵もそれはやってくる。古代ローマの夜明けの女神にちなみ、オーロラと名づけられた神秘の光。

 ところどころにカルスト地形が見られる。カルストは水に溶けやすい石灰岩の地形で、地中には無数の洞窟が発達している。闇の世界を・・幻想的な氷の造形。したたり落ちた水が凍って次第に成長していく。洞穴の奥で白骨化した動物の死骸。おそらく戻ることができずに餓死したのだろうドールシープの群れ。今も切り立った断崖に寄り添って生活している。


テレビ番組「ホンモノの伊東一家は海外嫌い!?第6弾カナダ」

 2007年1月20日放送。関東では2006年1月22日放送。伊東四朗(68歳)、貴明(34歳)親子が参加。第一弾の2001年オーストラリアから、ニュージーランド、イタリア、オーストラリア、ハワイ。今回はカナダで、2005年12月26日出発。まずはバンクーバーに9時間で到着。カルガリーに飛び、レンタカーで移動。TV朝日製作。

●バンフ
 雄大なロッキー山脈の中にある。様々な動物達がいる。車でロープウェー乗り場まで行き、ゴンドラで標高2285mのサルファー山の山頂に行く(C$23.5)。展望台に到着、カナディアン・ロッキーとバンフ市街地が一望できる。最高峰は3543m。ノーケイ山スキー場は賑わっている。息子はスノーボードをレンタルした。C$34?。父はソリで楽しんだ。
 近くの「ケイブ&ベイスン洞窟温泉」に行く。洞窟の奥に原泉がある。1883年に初めてバンフで発見された硫黄温泉だが、ここは立ち入り禁止。
 アッパー温泉 Upper Hat Springs に行く。家族連れで大賑わい。水着を着て入りますが、人だらけ。温度は37−40度。最初は落ち着かないそうです。雄大な景色が見られました。
 夕食は日本料理「杉乃家」。掘りごたつで食事。スモークサーモン・サラダC$6.5、サーモンにぎり1カンC$1.9。にぎりと塩鮭がとてもおいしいそうです。
 宿泊はジュニパー・ホテル Hotel The Juniper 。朝6時にチェックアウト。

●フォートマクマレー Fort MacMurray
 12月29日、エドモントンからAir Canadaの国内線で北に向かった。オーロラの名所で晴天率が高い。1年で100日以上見られるという。まずは先住民のテントを訪ねた。ジョン・ポール・クチュ John Paul Coutu さん(64歳)が出迎え。ティーピーと呼ばれるテントの中は温かい。バッファローの肉を焼いて、塩と胡椒で食べる。
 宿泊はソーリッジ・ホテル The Sawridge Inn。夜はオーロラを見る。案内してくれるのは、天文家のビル・ロックウェル Bill Rockwell さん。観測スポットは街から離れた平原の中。待合所は温かい。オーロラは北の方角に現れます。深夜12時過ぎに出ることが多い。オーロラから音が聞こえる人もいるそうです。11時過ぎはオーロラを待つ人で一杯。1時に雪となったので、部屋に帰る。

 翌朝は犬ゾリ体験。担当はゴードン・ホグさん(60歳)。ハスキー犬は寒さに強く、足腰が強い。犬は顔を出した状態で運びます。雪の白樺並木を抜けていきました。お尻に相当くるそうです。犬に感謝して別れた。次はアイス・フィッシングに挑戦。クアッドという4輪バイクでアサバスカ川に行く。川は全面凍結している。なかなか穴が開かなくて、結局あきらめた。

 夜はオーロラに挑戦。今回は「Alta-CAN Aurora 」のヨハン・ローさん(61歳)が案内。今は雲っているけど、晴れるし、上空は強い風が吹いているので、見られる可能性があるという。オーロラを見るためにカナダ先住民族の人が集まってオーロラ乞いの踊りをしてくれた。朝3時まで粘ったがダメでした。

●ナイアガラ
 12月31日夜10時にトロント経由でナイアガラに到着。「シェラトン・オン・ザ・フォールズ」に宿泊。1073号室かな?ベランダからライトアップされた滝が見える。街はカウントダウンが始まった。1月1日になると花火が上がって、みんなが騒いでいました。

 ミッキー中村さんが案内して、テーブル・ロック・ポイントから観光。滝の真横から水が落ちる様子が見られる。大迫力で飲み込まれそう。「ジャーニー・ビハインド・ザ・フォールズ Journey Behind the Falls 」に行く。まずは滝の裏から。ここも迫力がすごい。エレベータで38m降りると真横で迫力ある滝を見られる。次は滝を真上から見下ろせるという「スカイロン・タワー Skylon Tower 」に上る。入場料C$11.5。高さ160m。今回特別にさらに一番高い屋上から見せてもらった。半径10mくらいの丸いところ。すごい風景でした。


テレビ番組「探検ロマン世界遺産 カナダ恐竜公園」

 2006年12月23日放送。岡田理江さんが案内。荒涼とした風景の中に無数の恐竜達が眠っている。カナダ・アルバータ州立ダイナソー・パーク恐竜公園。次々と新しい化石が発見される。昔はティラノザウルスはゴジラのようにすっくと立ち、尾は地面についていた。今は前傾し、尾は水平になっている。その鍵となるのが化石。

●ドラムヘラー
 ドラムヘラーという小さな町には大きな恐竜の像がある。高さ26mの町のシンボル。中を登ることができる。途中には化石の模型があり、雰囲気を盛り上げている。一番上は恐竜の口の中。ドラムヘラーは人口8000人。かつては石炭で栄えたが、今は恐竜の町。町中は恐竜のオブジェや足跡などが多くある。

●恐竜公園
 カルガリーの東南東130kmのところにある。恐竜公園のある地域は昔はバッドランドと呼ばれてきた。1979年世界遺産に登録された。アルバータ州は日本の国土の1.7倍の広さがある。牧草地が広がる。
 ドラムヘラーから来ると、目の前に不思議な光景が広がる。地球の表面とは思えないような景色。83平方kmの広大な公園。谷底まで120m。パークレンジャーのセリーナ・プレーマックさんが案内してくれた。7000万年前の白亜紀の地層。火山灰が積もってできた地層でした。一般の人が入れるのはほんの一部だけで、今回は特別な場所まで案内してもらいました。恐竜の骨の化石が地面に転がっていました。舌にくっつくものが化石で、小さな穴があり水分を吸収するからだそうです。
 キノコ岩のような帽子をのせたような岩が多くある。フードゥーと呼ばれている。無数のシワが刻まれた奇妙な岩肌がある。これらは雨や水の浸食による。ここでは現在1年間で4mmの侵食が進む。こうして地中の化石が出てくる。
 谷底にあるレッドディア川は氷河の溶けた水が流れた。ドナルド・ブリンクマン博士らが発掘していました。かなり若いセントロサウルスの恐竜の化石でしたが、肉食のアルバータサウルスに噛まれて、歯が残っていました。
 化石は「ロイヤル・ティレル博物館」に持ち込まれる。学芸員が丁寧に細かい土などを除去していました。副館長のアンディ・ニューマンさんに館内を案内してもらいました。300億の骨があり、40体の恐竜になっている。是非見せたいものは、オルニトニムスは全身の骨が揃っている。ティラノサウルスの頭の化石「ブラック・ビューティ」は博物館の自慢だそうです。
 当時は地球は温室効果で暖かかったと思われる。

 ボーンベッドという場所は大量に恐竜の化石が発見された場所。草食恐竜の化石で、ある群れの恐竜が同時に死んだことがわかった。
 1987年世界を驚かせた大発見があった。ウェンディ・スロボーダさんは恐竜の卵の化石を見つけた。この恐竜ヒバクロサウルスは巣を作り、そこに卵を産み孵化させていたことがわかった。孵化直前の赤ちゃんまで発見された。

 6500万年前のある日、恐竜の世界に終わりを告げる事件が起こった。直径10kmを越える隕石が落ちた。その隕石落下を物語る痕跡があるという。K/T境界層は隕石により舞い上がった粉塵が約7ヶ月降り注ぎ積もったもので、舌が白亜紀、上が新生代。境界層の下では恐竜が見つかるが、上では全く見つからない。恐竜の最後は隕石だろうと予想している。


テレビ番組「世界遺産 カナダのウッド・バッファロー国立公園」

 2006年10月29日放送。北緯60度、北極圏に迫るカナダのほぼ中央の森。1年の大半を氷と雪に閉ざされる地方は、夏は短い。20世紀初めにバイソンを保護するために国立公園となった。かつては北米を支配するほど多かったアメリカ・バイソンは絶滅の危機にさらされていた。1983年世界遺産。

●ウッド・バッファロー国立公園
 アルバータ州の北部、総面積4.5万平方km。スイスやデンマークよりも広い。全体のほぼ1割を占めるのは二つの川が作る三角州。アフリカのオカダンボ?と並ぶ世界最大規模の内陸デルタ。亜寒帯特有の針葉樹林はバイソンたちのかけがえのない住処。陸上の動物としてはアメリカ大陸で最大で、時に1トンを越える。開拓時代にはバッファローと呼ばれていたが、それは俗称で、正しくはバイソンと呼ばれる。森に住むウッド・バイソンと平原に住むプレーン・バイソンの2種類に分けられる。現在ここにいるプレーン・バイソンは数を増やすために、アメリカ西部から運ばれてもの。氷河期に凍った海をユーラシア大陸から渡ってきたバイソンだが、野生のバイソンは死滅し、残ったバイソンも絶滅の危機にある。
 19世紀後半に大がかりなバイソン捕獲が始まった。公園内にもそういう時代の記憶が残されている。森を切り開き、群れを追い込んで一網打尽にした場所がある。年間数百万トンに及ぶ乱獲が唐突に始まったのは、原住民の制圧に手を焼いたアメリカ政府の思惑があった。「バイソンを殺せばインディアンは自滅する。」と先住民から生活の糧を奪うためにバイソン狩が奨励された。かつて北米大陸を埋め尽くし6000万頭と言われたバイソンは20世紀初めには、わずか数百頭となっていた。国立公園として保護にあたり、現在5000頭にまで回復している。
 自然が作り出す様々な大地の顔が見られる。石灰岩の地盤の下に無数の洞窟がある。時に巨大な穴となる。カナダで唯一ここだけでしかない不思議な光景がある。白く見えているのは塩の原野。太古の昔、氷河が運んできた岩。それが砕かれていく。
 広大な湿地帯をいくつもの川が横切る。渡り鳥にとっても重要な場所で、春の訪れと共にカナディアン・グースなどの鳥が帰ってくる。ここで夏の間、子作りに励む。アメリカ南部から飛んでくる絶滅しかけの鳥アメリカ・シロヅルはタンチョウと並んで世界でも有数の優美な鳥。ブライアン・ジョーンズさんは鳴き声で彼らを呼んで生態を調べている。乱獲などでほぼ絶滅とされていた。

●カルガリー
 アルバータ州の州都。この郊外にアメリカ・シロヅルを絶滅から救うための「カルガリー動物園、野生生物保護センター」は、地道な努力を続けている繁殖施設。今は人工授精で育てているが、野生に戻すために、職員は親の姿をしている。10年で16羽野生に戻したとか。現在、ウッドバッファローに140羽生息している。

●ウッド・バッファロー
 焼け跡が森に多く残っている。夏、雷が多いので、自然発火による火災が頻発する。毎年、1割が焼けるというが、森林の生態系は火災に依存している。森を作る松ジャック・パインの実は普段は傘を開かないが、火事の熱で開いて種がまかれる。1つの森が火事に見舞われる周期は60年。日当たりのよくなった地面に木々は芽を出す。破壊と再生が繰り返されている。
 先住民は「バイソンも人間も同じ土からできている。その兄弟を食べて生きている人間は悲しい生き物だ。だからバイソンを必要以上に殺してはならない。」と言う。


テレビ番組「ピン子と寿賀子の美女ふたり旅2 カナダ、ニューヨーク」

 2006年2月12日放送。橋田寿賀子、泉ピン子が出演。バンクーバーからケベックを経てニューヨークまでの旅。TBS製作。

●カナディアン・ロッキー
 ヘラジカが3頭川の対岸にいた。コロンビア大氷原のアサバスカ氷原に行く途中に世界一のカーブ「ビッグ・ベント」を通過。コロンビア大氷原は総面積325平方kmで、過去4回の氷河期を経て形成され、北半球では北極に次ぐ規模を誇る。大氷原には専用の雪上車で行く。このアサバスカ氷原でもコロンビア大氷原の3%にしかすぎない。気温はマイナス10度で風が強く、少し吹雪いてました。氷がおいしいそうです。最もぶ厚いところで氷の幅は300m。
 300もある湖の中で美しさで名高いエメラルド・レイクは、エメラルド・グリーンの水をたたえている。湖に木が沈んで九塞溝みたいな感じ。
 レイク・ルイーズは屈指の美しさを誇る。氷河に削られた岩が水の中で反射して、この色をうんでいる。シャトー・レイク・ルイーズで英国式のアフタヌーン・ティー。

 レイク・ルイーズからバンクーバーとの中間の町カムループス Kamloops に向かう。車で6時間。この駅から豪華列車ロッキー・マウンテニア号 Rocky Mountaineerの旅。赤い絨毯を踏んで入る。日本語のできるスタッフもいる。列車からクマも見えるそうです。ウェルカム・ドリンクでオレンジ・ジュースで乾杯。カナダの鉄道の歴史は1837年から。1885年に大陸横断鉄道が開通し、物資を運んだ。年間乗客数は8万人。のんびり走る時に昼食。ゴートチーズかけレタスサラダ。トマトとカリフラワーのスープ。アルバータ牛のローストビーフ。サーモン、ホタテ貝、キノコのスパゲッティ。「本日のデザート」にはチョコレートの蒸気機関車がありました。最後尾の車両にはカメラの列。ロッキーで一番高い山マウント・ロブソンが見えた。この自然公園群は世界遺産。
 ジャスパーで下車。ジャスパー国立公園はカナディアン・ロッキーの国立公園の中で最大の面積を誇る。標高1030mの湖でボートに乗る。ワイルド・グース、エルフがいた。
 季節はずれの雪の中をエドモントンに向かい、モントリオールまで飛行機で飛んだ。

●ローレンシャン高原 と メイプル街道
 かつてナイアガラからケベック・シティまで冒険家・移民・開拓者たちが移動した道がメイプル街道。まず紅葉のきれいさで世界的に有名なローレンシャン高原のほぼ中心のサカコミホテルに宿泊。きれいな湖と森が目の前にあり、ハリウッド映画にも出たそうです。初めて泊まった日本人だそうです。滞在型のホテルなので、生活に必要なものは一通り揃っています。スィートに泊まりました。リスがいた。ジープで森の中を走ると、馬がいた。4匹のビーバーの住む池に行って、ビーバーダムを見た。かつては欧州のシルクハットの原料で乱獲されたそうです。口笛を吹いたが出てこなかった。クマの絵が書いてある先は一応侵入禁止だそうです。ドラム缶に頭を突っ込んで餌付け用の餌を食べている熊がいた。
 近くのメイプル・シロップの工場「Chez Doug ?」を訪問した。現在はパイプによって自動で樹液を集めているそうです。メイプル・シロップはダイエットに使われているそうです。メープル・タフィーはキャンディー。併設のレストランではパンケーキと共にメープル・シロップを楽しむことができる。
 メープルの森の中にある小さな飛行場から気球に乗った。高度260mまで昇った。色づいたローレンシャン高原が見えました。

●ケベック・シティ
 セントローレンス川に面した町で、かつて多くの冒険家がこの川を上り、上流にあると思われていたジパングを目指した。北米唯一の城塞都市は世界遺産。フランス人探検家サミュエル・ド・シャンプランの銅像がある。彼は1608年にこの広場に居を構えたのがこの町の始まり。プチ・シャンプラン通りは北米最古の繁華街のメイン・ストリートで、当時の面影を今に伝えている。
 フェアモント・ル・シャトー・フロントナックから馬車で町を散策。城壁を出ると新市街。元はフランス領だったが、1759年にイギリスの植民地になった。大砲の弾が木に入ったまんまで残っている。現在もフランス文化が色濃く残っている。公用語はフランス語。車の番号の下に書いてある「Je me souviens」は「私は忘れない」という意味。

●クルーズ
 豪華客船 Seven Seas NAVIGATOR 号でニューヨークまでクルーズ。12階建の超豪華客船で、エレベータもすごい。2つのレストラン、7つのラウンジとバー、エステ、スパ、プールがある。橋田さんの部屋はプライベート・デッキ付きの豪華室で、そこは船の先端の特等室でした。夕方入船して、ウェルカム・パーティ。キャプテンはノルウェー人のヤーリ・ヤンセン船長。早朝に出発し、ハリファックスを経由して2日の旅。
 Carita Spa でスパを体験。ケリーさんが担当。まずはひまわりの種の油で足などをマッサージ。保温効果の高いバリ島の石を温めて使うオリエンタル・エステ。
 ハリファックスに到着。冬でも凍らない港としてかつては重要な軍港だった。またイギリス人が初めてカナダに築いた町でもある。ここで橋田さんは釣りに挑戦し、3時間後にカサゴを釣りました。泉さんはハーブ専門に行くつもりが、種屋のお店 The Halifax Seed Company で買物。次にハーブ専門店に行く。元々カナダはハーブ発祥の地で、先住民たちが使っていた400種類以上のハーブが、移民たちに伝えられ、病気の治療や予防を助けた。記憶力にいいのをと言うと、銀杏入りのを勧められた。ハーブの毛染めも置いてあり、化学品よりももちがいいそうです。

●ニューヨーク
 ボストンを経由して到着した。自由の女神の前を通過して、ハドソン川をのぼり到着した。グランド・ゼロに花を捧げた。泉さんは9月11日生まれだそうです。1196 Lexington Ave. のKarens という店に行く。犬のグッズ専門店で、奥にはトリミング・コーナーもある。泉さんはかなり買って日本に送りました。18年来てなかったので、かなり変わったそうです。ティファニー、トランプタワー、プラダなどを回った。
 ヤンキースとエンジェルスのプレーオフを橋田さんだけが見に行けました。この日松井は打てませんでしたが、ヤンキースは3−2で勝ちました。
 翌日は案内は中島唱子さんで、泉さんはミュージカル「ウィケット Wicked 」を見た。オズの魔法使いが原作。次に街角で1.5ドルのホットドックを購入した。
 橋田さんはニューヨーク郊外のバス・ツアーに参加。ロックフェラーがクラブハウスや娯楽施設として使っていたロックフェラー邸に行く。かつては夏の別荘だったが、現在は博物館として一般に公開されている。100点以上の彫刻はニューヨーク市長でもあったネルソン・ロックフェラーが集めたもの。

 旅で元気をもらったそうです。


テレビ番組「遥かなるオイスターロードの旅」

 2006年2月5日放送。岸朝子、森公美子、きたろう、金子昇さんが出演。東京湾にもカキがいた。アメリカでは開拓者を支えていたのはカキとトウモロコシ。だからアメリカではカキは神からの授かり物だという。カキには亜鉛が入っていて、男性が元気になる。ナポレオンなどもよく食べたという。外国人は生ものは食べないがカキは生で食べる。岸朝子さんの父の宮城新昌さんは世界の牡蠣王と呼ばれる。東日本放送製作。

●ニューヨーク
 ニューヨークのグランドセントラル駅のオイスター・バーは世界中のカキ愛好家が集まり、毎日4000個以上の生ガキが消費される。アメリカではカキを一緒に食べる男女は深い仲だと言われている。

●グランド・セントラル・オイスター・バー
 品川に「グランド・セントラル・オイスター・バー」の世界2号店がある。メニューもレシピも本店と同じにしている。熊本産470円、コフィン湾430円、ステラ湾450円、バリラ湾430円、ファニー湾430円、宮城450円などがある。

●カナダ・コルテス島
 バンクーバーの近くのナナイモ。船で島に渡り、水上飛行機に乗ってコルテス島にいく。暖流と寒流がぶつかる場所にある。コルテス島は小さな島。ここではブレント・ペットカウさんが案内してくれた。自分たちをオイスター・マンやシー・ファーマーと呼ぶことが多い。
 ここには日本の牡蠣がある。ここに持ち込んだのは岸さんのお父さん。夜になると潮が引くから星空の下で歩きながら牡蠣を拾うことができるという。ブレントさんが見せたい物があるというので、船に乗って移動する。景色がとてもいい。透明度が高くて、海の中の杉の木のように見える。筏からロープを垂らす垂下式という方法は宮城さんらが考案して持ち込んだもの。バーベキュー・パーティで歓迎してくれた。生もおいしいが、少し焼いたものもおいしい。海を大切にしないと牡蠣が育たないという。  夜に潮の引いた海底に見に行くとたくさん牡蠣がいたのでバケツで取りました。

●カナダ・レディスミス
 バンクーバーの対岸にあり、宮城さんはこの町に明治44年生牡蠣を輸入する会社を設立したが、輸送中の死亡率が高くて失敗した。

●カナダ・バンクーバー
 ジョー・フォーテス Joe Fortes というオイスターとシーフードの専門店で有名な人気店。オイスター・プレートをいただいた。クマモトという牡蠣は今はクマモトで作られていないが、マッカーサーがその繊細な味にひかれてアメリカに輸入しろと言ったという。Golgi inlet、Penrose、などをいただきました。
http://www.joefortes.ca/

●アメリカ・シアトル
 マリナーズの球場セーフコ・フィールドに行く。スペース・ニードルは展望台。Pike Place Market は100年近い歴史を誇る全米最古の市場。魚のお店では魚を投げていた(笑) ここに並んでいる Pacific Oyster は日本産のまがき。
 宮城さんは高校を卒業してアメリカに渡り、牡蠣の商売に入った。当時アメリカではオリンピア・オイスターという小粒の牡蠣があったが、乱獲などで激減した。宮城と月本二郎さんは会社を設立し、輸入したが全滅した。しかし殻についていた番が新しい命をはぐくんでいた。山下英一さんのお宅を訪問して話を聞いた。この成功により、日本の農民、漁民は喜び、お米、海苔などを持ち込んだという。
 フェリー乗り場のすぐ前にある「エリオット・オイスター・ハウス Elliott's oyster house」は料理の種類が豊富なカジュアルなシーフード・レストラン。昔はアメリカでも火を通して牡蠣を食べていた。クラシックな料理「オイスター・ロックフェラー」は1800年代にニューオーリンズで初めて作られた。「ハード・タウン・フライ」は牡蠣フライの原型で、下に牡蠣が敷いてある。当時は卵もパン粉も牡蠣も貴重品だったからで、牡蠣フライのオムレツみたいな感じ。「オイスター・シューター」はカクテルソースとスパイスで味を整えた生牡蠣にウォッカやリキュールを注いだきつい飲み物?牡蠣をかき混ぜ、一気に飲み干すそうです。
http://www.elliottsoysterhouse.com/

●宮城県
 仙台からリアス式海岸の唐桑町に行く。ここに財団法人「かき研究所」がある。世界中の牡蠣を調査している。理事長の森さんに話を聞いた。宮城の牡蠣は低水温に強い。それで暖かい場所に持っていくとグンと成長する。
 水山養殖場に行って、畠山重篤さんが案内してくれた。とても大きな牡蠣です。海をきれいにしておけば、餌は必要ないそうです。「森は海の恋人」ということで、89年から山で植林を続けている。養分を川が運んで牡蠣が育つそうです。木を育てるには50年かかる、漁師ももっと長いスパンで考える必要があると畠山さんは言う。
 松島の「牡蠣庵」で牡蠣のしゃぶしゃぶをいただいた。
万石浦は宮城さんが初めて宮城県で養殖をした場所。

●フランス・パリ
 パリでも牡蠣はよく食べられる。町のいたるところで牡蠣は売っている。フランスでは真夏でも食べる。ランジス中央市場でも魚などと一緒に売られている。フランスの牡蠣は北からノルマンディ、ブルターニュ、ヴァンデ・アトランティック、マレンヌ・オレロン、アルカッション、トゥの6箇所の海で養殖されている。
 エカイエと呼ばれる看板職人が牡蠣の殻をむく。ベルナール・ゴンティエさんは牡蠣むきの世界チャンピオンに5回なったという。商品として出す場合は1分間に17個、大会での最高記録は34個。ギネスブックにも出ている。
 新鮮な海産物で評判のムフタール市場。牡蠣は殻つきで、Fines de Claires の Marennes Oleron のN4は?の量で6.8ユーロ、N3は8.8ユーロで売られていた。番号は牡蠣の大きさを表している。小さいのが5番、大きいのは00番。標準は3番で1個100円程度。このPrat-ar-coum 社の牡蠣はLe Grand Cru des Abers ?を入賞したそうで、ブルターニュのブレスト産だという。

 ブルターニュに行く途中にモン・サン・ミッシェルにも寄った。有名なオムレツや塩味の羊を堪能した。

●フランス・ブルターニュ地方ブレスト
 プラッタコム Prat-ar-coum 社は1890年代から牡蠣養殖に携わってきた。3つ星レストランにおろしているという。イボン・マデックさんが説明してくれた。毎年のように農業際で受賞しているという。形が違うのがあるが、これはヨーロッパ・ヒラガキでブロンとも言う。これがこの地域で採れていたオリジナルな牡蠣。ヒラガキの生産はフランス全体の1%で、歯ごたえがある。00番よりももっと大きいものがあるが、8年ものだそうです。ここは潮の満ち引きが激しいので、栄養がたっぷりになる。太陽にあたると身を守るために貝柱を強く引いて殻を閉じるので、身が締まる。収穫後に15日程度生き延びるので、いつまでもおいしいそうです。
 シーフードの盛り合わせを食べるが、アサリも生で食べられる。1970年前後に病気が蔓延して全滅した。日本から宮城のまがきを輸入して育てていったが、牡蠣だけだと危ないので、他の魚介類も始めたという。

●フランス・アルカッション
 エレガントなリゾートとして人気。ここで牡蠣の種ができる。標高100m以上のピラ砂丘はヨーロッパで一番高い砂丘。ナポレオン3世はここで牡蠣の養殖場を作り、盗まれないように見張り場まで作った。牡蠣の産卵は水温が20度を越す6月〜8月。ジェローム・ドゥラリュさんが説明してくれました。アルカッションだけでヨーロッパの種牡蠣の70%を生産する。
 牡蠣博物館を訪問した。セブリンヌ・キャニュさんが説明してくれました。

●フランス・マレンヌ・オレロン
 フランス最大の牡蠣生産地。海を生け簀みたいにして生産している。ダビッド・エルベさんが説明してくれました。潮が満ちてくると生け簀に海水が入る。海が見えないが、平坦なので潮が満ちるとかなりのところまで潮が来る。2年海で育てて仕上げにクレールで牡蠣を休ませる。普通のクレール牡蠣で1〜3週間、高級ブッサン・クレールは半年近く続ける。海水80%、雨水20%が重要。海水以外にも太陽、土が大事。ブッサンクレールは細長く、1平方mあたり2個という環境で育てられる。これは甘味があってとてもおいしいそうです。これも元は宮城の牡蠣。

●パリ
 ダビッドさんから牡蠣をおろしていると教えてもらったお店「ラ・アグイユ La Agouille」で食事をした。レモンをかけるのがもったいない。


テレビ番組「椎名誠のでっかい旅、北極海の巨大角クジラ、幻のイッカクを追う」

 2005年12月23日放送。辺境地を訪ねる作家・椎名誠の旅。そこはどうなっているのだろう?という疑問、4年間留まって書いたバリー・ロペスの「極北の夢」にでてくるイッカクというクジラを見ること。イタリア・ベニスのサンマルコ大聖堂に保管されている角はイッカクの角。1597年にフランスから借金のカタとして持ち込まれた。宗教的に重要な存在価値のあるものとしてあがめられていた。当時は金の延べ棒よりも高いお金で流通していた。デンマークのローゼンボー宮殿にも王座にはイッカクの角が使われている。ユニコーン伝説と関係がある。角は純潔を象徴し、解毒の作用を持つものと思われていた。ユニコーンの角はないので、イッカクの角が代用された。江戸時代の芝蘭堂新元会図(早稲田大図書館蔵)にも記載がある。2mくらいの角で、イヌイットが今でも取っているという。フジテレビ製作。

●カナダ北極圏
 7月になると氷に埋もれていた世界に春が来る。野生動物の営みもある。ホッキョクグマ、アカギツネの子供、セゴロカモメ、ワモンアザラシ、ホッキョクジリス、シロオオカミなどがいる。
 北極圏の入口ハドソン湾。東京湾の880倍の広さ。このチャーチルを出発し、北上して内陸の町ベーカーレイクに。そこから北極圏に入り、ポンド・インレットに目指す。1ヶ月かかる。

●マニトバ州チャーチル
 人口1000人。北極圏の入口の町で、シロクマが現れることでも有名。たくさんの白い鳥キョクアジサシが出現。南極のすぐ近くから北極圏まで飛ぶ。夏になると現れる人気者がシロイルカ(ベルーガ)。ガイド歴20年のマンフォード・バセルさん(48歳)が、20頭の群れを見つけた。かなり大きくてメスで3m、オスで5mにもなるという。赤ちゃんは灰色で真っ白になるには5年かかるそうです。シシャモを食べるそうです。「海のカナリヤ」とも呼ばれていて、水中で様々な鳴き声を出す。ホッキョクグマも泳いでいました!アゴヒゲアザラシもいた。温暖化の影響で氷の解ける時期が早くなっているそうです。

●ベーカーレイク
 北緯64度。樹木が生えていない人口1500人の町。近くに琵琶湖の3倍の大きさのベーカー湖がある。7月9日に到着。先住民族イヌイット(エスキモー)がいた。1900年当時イギリス人がイヌイットの持っている毛皮を交換した。この町の住民の9割以上がイヌイット。50年前までは移動していたが、最近は家を持ち衛星テレビを見ている。遠隔地なので物価はとても高い。スーパーでジャガイモ10個1000円、牛乳1リットル360円、ハンバーガー500円。家の前に干された動物の毛皮がある。
 椎名さんはジョー・ウカイユタックさん41歳のお宅を訪問した。13歳の息子タイロン君は狩をして家庭の食事を支援する。狩について行った。セーロン川流域にジャコウウシがいた。体重300kgを越えるが、繁殖期なので狙わない。夏のツンドラでは蚊が大量にいる。カリブーという鹿の仲間がよく現れる。テントで宿泊。ジョーさんたちは赤い草ジンヨウスイバ(タデ科)を食べていた。カレーライスは納得してもらったようです。シロオオカミがいた。
 彼らの知っている氷河がなくなっていた。NASAの発表では26年前と比べて北極圏の氷河は20%消えていた。同じことが陸の氷河でも起きている。レイクトラウトが擬似餌で簡単に釣れた。身の色はオレンジ色で、生で食べます。
 川を移動中にカリブーを発見。タイロン君がライフルで狙い、3発で仕留めた。中型のオスでした。運びやすいように解体し、生で肉を食べました。夜はカリブー・シチュー、バーニックというパンを食べました。さらにステーキ、カリブー・カレーも。

●バフィン島ポンド・インレット
 ジョーさんはタイロン君に海のイヌイットを見せて欲しいと椎名さんに頼みました。バフィン島は本州の2倍の広さ。ポンド・インレットは人口1200人、北緯70度。夏は百夜になる。ショッピング・センターの民芸店に去年取れたイッカクの角がある。
 チャーリー・イヌアラックさん(58歳)は8歳から狩をしているという。エクリプス海峡は厚い氷に被われていた。対岸のバイロット島にも氷河がある。この時期イッカクは餌のタラを追ってこの時期にここに来る。
 7月24日出発。午前3時がマイナス7度。船は2艘。もう1艘は長男のネイマンさんが操縦。氷に乗り上げてしまいましたが、何とか抜け出しました。午前6時に目的地ポンド・インレットから東へ50kmの入り江に到着し、テントを張る。午前9時に7−8頭のイッカクが通過した。チャーリーさんは見過ごしたが、長い角を持つ大人のオスを狙っているためだそうです。大きなのをライフルで1発で仕留めました。沈む前に引き上げないといけない。体長4.3mでしたがとても大きいものです。角は3m弱だが、牙だそうです。マクタックという皮下脂肪付きの皮はイヌイットたちの大好物。取れたてを調理しました。30分ほど海水で煮た。カナサ製の醤油をかけて食べたが、おいしいそうです。脂ののったあわびのような味だそうです。
 8月1日、一気に夏になり、氷が流れていった。椎名さんはあるきれいな台形の氷山に登りたいと言った。40m?くらいの高さの氷山で、上陸しました。


テレビ番組「旅サラダ」2004年10月は田中美奈子さんでカナダ

 エアーカナダで行きました。

●バンクーバー
 西の玄関口で、カナダ第三の都市。美しい都市として世界的に知られている。最近大人に人気のスポットであるイェール・タウンに行ってみた。1986年の万博開催跡地で、昔は倉庫街、今は倉庫を利用してお洒落な建物にしている。
http://www.myyaletown.com/
 「オーシャン・ドライブ Ocean Drive」は地元の新進のデザイナーによるレザーショップ。黒ジャケット1300CAN$(11.3万円)、白or 赤ジャケット1200CAN$(10.44万円)、白or黒パンツ 800CAN$(6.96万円)、黒ロングジャケット1500CAN$(13万円)。
 「イェールタウン・ブリューイング・カンパニー Yaletown Brewing Co.」は蒸留所から直接ひいたビールを味わうことができる。1合くらいのが6個試飲できます。テイスティング・ボード10.50CAN$(900円)。まずは黒色のきめ細やかな泡の Downtown Brown。レモンを絞って飲むHill's special Wheatは軽くて飲みやすい。それ以外もあります。試飲は1種類からでも可能で、1杯1.75CAN$(150円)。普通のビールは、1杯(グラス)3.50CAN$(300円)、ジョッキで5.25CAN$(500円)。
http://www.markjamesgroup.com/restbrew/yaletown/yaletown.html

 一昨年オープンしたホテル「オーパス Opus」に宿泊。原色と幻想的な光でクラブみたいなロビー。赤や黄色を基調としたスーぺリア1室289CAN$(2.5万円)、デラックスキング1室379CAN$(3.3万円)、今回は青が基調の512号室のスイートルームで、439CAN$(3.8万円)。
http://www.elixir-opusbar.com/

●サーモン料理
 ダウンタウンから車で20分のWest Vancouverにある「サーモンハウス The Salmon House」。窓が大きくて、緑あふれるバンクーバーの町が一望できる。サーモンハウス・サンプル 14.75CAN$(1300円)は、サーモンの盛り合わせで、グリルサーモン(まきのグリル焼)、キャンディサーモン(スモーク・サーモンをメイプル・シロップや黒砂糖につけたもの:相当おいしいそうです)、ホーレン草とクリームチーズのムースとキングサーモンのロール、紅ザケのスモーク、などがある。ソースはパイナップルのサルサ、アプリコットチャツメだそうです。
http://www.salmonhouse.com/

●ビクトリア
 ブリティッシュ・コロンビア州の州都。イギリスの支配にあったので、ガーデニング好きなイギリスの習慣を今も残している。
 水上飛行機でバンクーバーから向かった。片道113.35CAN$(9800円)で40分。他にもヘリジェットもあります。
http://www.westcoastair.com/
http://www.helijet.com/

 「ブッチャート・ガーデン The Butchart Gardens」は元々は石灰岩の採石場に作られたもので、北米の花のショーウィンドーとも呼ばれている。今年で100周年、7000種類の花が咲いている。この時はダリアが咲いていた。入園料大人19CAN$(1600円)ですが、時期によって13CAN$とかになったりもする。
http://www.butchartgardens.com/
 ここのレストラン「ダイニングルーム・レストラン The Dining Room Restaurant」でアフタヌーン・ティーをいただいた。貴賓溢れた部屋から可愛い部屋までさまざまある。二人分で3つのお皿にケーキが10個以上、スコーン、サンドイッチ8個、お茶、クリーム?入りのグラス付きで1人21.75CAN$(1900円)。庭園を眺めながら優雅な気持ちになります。
http://www.butchartgardens.com/dining/

 宿泊は緑の中の静けさの中の「フェアホルム・マナーハウス Fairholme Manor 」。B&Bみたいな感じです。今回はオリンピック・グランド・スイートで、1室朝食付275CAN$(2.4万円)。白い壁、白いソファで豪華なイメージです。テラスから庭園もきれいに見える。
http://www.fairholmemanor.com/

 先住民の文化も大事にしている。「サンダーバードパーク Thunderbird Park 」にはトーテムポールがたくさん立っていた。部族が違うとトーテムポールも違うそうです。彫られている動物は家紋を表している。それぞれのトーテムポールにはそれぞれの部族の歴史や物語が描かれている。
 先住民のダンスをサンダーパーク内に見に行った。「クアギュールダンサーズ Kwagulth Dancers 」は、インディアンのような衣装だったり、なまはげのような衣装やお面でした。自然の持つ智恵や神聖な力を授けられるという踊りもあるそうです。その後、木を叩くリズムにあわせてみんなでダンスしました。観賞料は大人20CAN$(1700円)。開催日に注意。

 先住民の文化に触れるために「イーグル・フェザー Eagle Feather 」というお店に行ってみた。部族特有のお面や楽器などが置かれていた。枕元に置くと、悪い夢を見ると蜘蛛の巣状の網がキャッチしてくれて、いい夢だけを見るというドリーム・キャッチャーを製作してみた。20CAN$(1700円)。シャーリー・ブラックスターさんが教えてくれた。市販していたのは、16.25CAN$(1400円)だそうです。
http://www.eaglefeathergallery.com/


●ジャスパーに向かう
 バンクーバーの年間14.5万人が利用するパシフィック・セントラル駅からヴィア鉄道で、午後5時半に出て、17時間半かけてジャスパーに向かう。個室寝台(二人部屋?)1泊2日(2食付)828.18CAN$(7.2万円)。食堂車のディナーのメインディッシュは、仔牛のチョップでした。
 翌朝、緑の中を進む。ドームカーという展望車で景色を楽しんだ。目の前にロブソン山(3954m)が見えた。1年間に14日しか見えないという。
http://www.viarail.ca/

●ジャスパー Jasper
 美しい山々に囲まれた町。ゴンドラ「ジャスパー・トラムウェイ」に乗って、美しいロッキーの山並みを眺めに行く。出発して約5分で標高2300m地点に到着した。木は生えてません、長さ1500kmのカナディアン・ロッキーが目前に広がっていた。大人21CAN$(1800円)。開園時間は季節で異なり、9/11-10/11 は10:00-17:00。
http://www.jaspertramway.com/

 町に降りてからマリーン・レイクの方へ車で向かう。ビッグホーンシープが出てきた。くるりと回った太い角が特徴。エルクもいました。
 マリーン・レイク Maligne Lake はカナディアン・ロッキー最大の氷河湖。ここでボート・クルーズに出かけた。大人35CAN$(3000円)。緑の木々とエメラルド色の湖と白いチャールトン・アンウィン氷河のコントラストが印象的です。出発から約40分で港に到着。
 ジャスパーの絵ハガキに使われている有名な景色の場所を見つけた。カナディアン・ロッキーを代表する、とても小さい島スピリット・アイランドが真中に見えた。心が洗われる感じがします。天気が変わりやすかったそうです。
http://www.malignelake.com/

●コロンビア大氷原
 総面積325平方kmで、北極圏に次いで、北半球で最大規模のコロンビア大氷原。氷河の上を雪上車で行く。タイヤだけでも直径が1.5mくらいある。アサバスカ氷河 Athabasca Glacier に向かう。途中に氷河が造りだした巨大な穴ミルウェルが見える。深さ300mにも及ぶ。厚さ300m。すぐ横にはアンドロメダ氷河の先端が見える。氷河の裂け目クレバス crevasse が見える。10月末でこのスノーコーチ・ツアーは終了で、大人27.95CAN$(2400円)。
http://www.brewster.ca/attractions/icefield.asp

●バンフに向かう
 全長230kmのアイスフィールド・パークウェイをオープンカーで走る。3000m級のロッキーの山々が連なる。鳥が羽根を広げたような形のスノーバード氷河 Snowbird glacier 、鏡のような湖面のウォーターファウル・レイク Waterfawl Lake などがポイント。
http://www.canadianrockies.net/icepwy.html
 ペイト・レイク Peyto Lake は季節によって湖の色が変わるという。エメラルド色に見えるのは、氷河が削った岩の粉が太陽の光に反射するから。
http://www.peytolakebooks.com/peyto-lake.htm
 ボウ・レイク Bow Lake 。湖の水もきれいで、湖面もきれいに光っている。

●バンフ
 1885年にカナダ初の国定公園に指定された。美しい花々と険しい山に囲まれている。乗馬 trail rides に挑戦。ガイドはメリッサ・シュワルツさん。 30分で小川に到着。幅10mを渡りました。ボウ滝が目の前にあった。マリリン・モンローの「帰らざる河」の舞台になった滝。料金は、Spray river side (1時間のコース)で、34CAN$(3000円)、Sulphur mountain spray(3時間のコース)で82CAN$(7000円)。
http://www.horseback.com/

●レイク・ルイーズ
 宿泊は1890年創業のお城のような豪華ホテル「フェアモント・シャトー・レイク・ルイーズ The Fairmont Chateau Lake Louise 」。滑らかな湖面に映し出される姿も神秘的です。ビクトリア朝の装飾がロマンチック。今回はベルベディア・スィートで、部屋はメゾネット・タイプで、赤の絨毯と白の壁が基調の大人の雰囲気。目の前はレイク・ルイーズで、テラスにはハイイロホシガラスという鳥が来ていました。湖はエメラルド・グリーンで山が湖に映っていました。田中さんはこの光景に鳥肌がたったそうです。1泊1249 CAN$(10.9万円)、フェアモント(レイクビュー)1室249CAN$(2.2万円)。
http://www.fairmont.com/lakelouise/

 レイク・ルイーズはカナディアン・ロッキーの宝石とも言われる。ビクトリア氷河とそれを映す湖が絵ハガキのように広がっている。湖畔を散歩してみた。湖にカヌーで漕ぎ出した。1時間で大人3名or 大人2名+子供2名で、32CAN$ (2800円)。湖面は静かで何の音もしない。
http://www.lakelouise.com/


●トロント
 人口430万人でカナダ最大の都市。金融と商業の中心地。トロントとは先住民の言葉で「出会いの場所」という意味。
 CNタワーの高さ550mの展望台まで58秒。一気に上ります。四国がすっぽり入ってしまうほどの大きさのオンタリオ湖もよく見える。グラス・フロアは下が透明になっている。料金は31.99CAN$(2800円)。怖いそうです。
http://www.cntower.ca/

 カバのマークのヒッポツアーで市内観光。ガイドはリズ・モアーさんで、水陸両用のバスで見所を90分かけて回ります。トロント・ブルージェイズの本拠地スカイドーム、ホッケーの殿堂(博物館)。ライフジャケットを着て、いきなり湖に入ります(笑)料金は大人35CAN$(3000円)。5月〜10月に運行。
http://www.torontohippotours.com/

 ケンジントン・マーケット Kensington Market に行く。世界中のものが70軒以上のお店で売られている。人気の食べ物はエンポリウム・エキスプレス Emporium Express のエルサルバドルのセシリア・スピノーザさんが経営していて、名物スナックがある。トマトとタマネギに豚のミンチとすりつぶした豆とチーズをパン生地で包んで、鉄板でこんがり焼き、たっぷりの野菜とチリソースをかけたブブサ 1.75CAN$(150円)。

●トロント島 Totonto Islands
 フェリーでオンタリオ湖に浮かぶ島に渡る(往復6CAN$:520円)。片道10分。市民の憩いの場。芝生の中でみんな遊んでいました。トロントの街が一望できるが、大自然と大都会が対照的。自転車を借りました。一人乗り1時間6CAN$。
http://www.torontoisland.org/

●ナイアガラ
 12000年前から形成されはじめた。アメリカ滝とカナダ滝がある。水の色がヒスイみたいにきれいな緑色です。幅675m、高さ54mのカナダ滝からは、毎分1億5500万リットルの水が流れおちていて、今でも毎年3cmのペースで侵食されている。
 「霧の乙女号」で、高さ55mのアメリカ滝の前を通ってカナダ滝に向かいます。田中さんは息ができない!と叫んでいました。13CAN$(1100円)。
 次は空から滝を眺めました。直線状にジグザグのアメリカ滝と馬蹄形のカナダ滝がきれいに見える。ヘリコプターは滝の落ちるところに沿って飛びましたが、とても怖かったそうです。ヘリツアー10分95CAN$(8300円)。
http://www.niagara-helicopters.com/

 宿泊はシェラトン・オン・ザ・フォールズ。今回は1773号室のコーナー・スィートで1泊390CAN$(3.4万円)〜。テラスからはアメリカ滝とカナダ滝がきれいに見えます。浴室からも見えます。日が暮れてライトアップされたり、たまたまこの日は花火が打ち上げられましたが、目の前で見ることができました。
http://www.starwood.com/sheraton/search/hotel_detail.html?propertyID=1330

●ナイアガラ半島
 ワイン作りに適しているので、カナダのワインの85%が造られる。ヴァイン・ランド Vine Land というワイナリーに行った。43万坪のブドウ畑には収穫を3週間後にひかえたブドウがたくさんなっていた。オーナーのアラン・シュミットさんに案内してもらいました。ランチをいただいた。前菜は「フォアグラとウズラのグリル」22CAN$(1900円)。フォアグラが濃厚なので、アプリコットの甘酸っぱさがいいそうです。これに合うワインは Icewine Vidal 2002(200mL:24.95CAN$:2200円)。アイスワインは高級なデザートワインで甘い。アイスワインの生産量が世界一のカナダでは料理と一緒に味わうそうです。メインはカレーの一種ハリバットを使った料理で、シェフは世界的に有名なマーク・ビーコンさん。オリーブオイルでカリッと焼かれたハリバットは、色とりどりの旬の野菜で飾られる。ハリバットのグリルは32CAN$(2800円)。ワインはキレのあるシャルドネ(750mL、12.95CAN$:1100円)。
http://www.vineland.com/


●ケベック・シティ Quebec City
 ケベック州の州都で湖を見下ろす城壁に囲まれた町。1608年にフランス人探検家がこの街に住みはじめ、フランスの文化が溢れる美しい街並みは、世界遺産。
 発祥の地と言われるロワイヤル広場 Place Royals は19世紀半ばまでは気ままな交易の町として賑わった場所で、今でも当時の服装の人がいて、音楽を奏でている?広場のすぐ隣には巨大な壁画があり、昔と現代が描かれている。発見した探検家サミュエル・ド・シャンブランをはじめ有名人物が描かれているが、どこまでが壁画かわからない感じです。
 プチ・シャンプラン通り Rue du Petit Champlain は1680年に作られた北米で最も古い繁華街。ギャラリーや工房が並ぶ。ここのスカーフ屋さん「スワリー・ユオ La Soierie Huo 」を訪れた。カラフルで、紹介されたスカーフは赤が130CAN$(11300円)、スカーフ以外にもパレッタ45 CAN$(3900円)、男性用ネクタイ65CAN$(5700円)などもある。地元の有名デザイナーのドミニク・ユオさんに製作風景を見せてもらった。白い塩をかけてエアーブラシで赤をまいていきました。塩がとけて色がにじんでいくようです。
http://www.bravoski.com/east/purpose/shoping/08.html

 フニキュラーとよばれるケーブルカーで丘の上を目指す。料金1.50CAN$(130円)。結構急角度の45度です。
http://www.funiculaire-quebec.com/

 旧市街はパリの雰囲気で、芸術を身近に感じることができる。長さ30mのトレゾール通り Rue du Tresor はギャラリーの通り。あるお店では、紙の周辺部分が浮き上がっている紙を使っていた。169CAN$のを160にまけてもらって買いました。

 1675年に建てられたケベック・シティで最も古い屋敷を改造してできたレストラン「オ・サンシャン・カナディアン Aux Anciens Canadiens」でケベックの伝統料理をいただいた。「ヤギのチーズ、メープルビネガーソース」10.50CAN$(900円)はメープルシロップにバルサミコ酢を混ぜたドレッシングが特徴。チーズが塩っぽくて、ソースが甘酸っぱいのでちょうどいいそうです。メインは豚肉の「ケベック風ミートパイ」7.75CAN$(700円)で、家庭でよく食べられているそうです。添えられているフルーツと一緒に食べるとおいしくて、レシピをもらったそうです。HP見るとわかりますが、ウェイトレスの衣装が素敵です(笑)
http://www.auxancienscanadiens.qc.ca/

●王の道
 ケベック・シティから北東のシャルルヴォワへ向かう道は「王の道 Avenue Royals 」と呼ばれる(国道360号線の別名)。今から300年前の1683年に作られた北米で最も古い街道。両側には17世紀に建てられた歴史ある家が並んでいる。1650年の家や1641年のマリア像の祠が紹介されていました。

 メイプル・シロップのお店「シェ・マリー Chez Marie 」。色が薄いのはパンケーキは紅茶に、色が濃いのは料理に使う。メープルシロップ入りケチャップは5.95CAN$(520円)。ほかにもマスタードやドレッシングもある。もう一つの名物は、昔ながらのパン焼き窯で焼かれたパン。これにメープルバターをたっぷりつけていただきます。
住所:243 Augusta Ave Toronto, Ontario M5T 2L8
Tel: 1-416-351-9646

 通りの先に見えてきたのは、「サンタンヌ・ド・ボープレ大聖堂 Basilique Saint-Anne-de-Beaupre 」。セントジョセス礼拝堂に次ぐ北米のカトリック三大巡礼地。聖母マリアの母、聖アンヌに捧げられた大聖堂。1658年に木造で建てられ、1923年に改築され、240枚のステンドグラスが輝く。女性的な温かさに包み込まれている感じがするそうです。
http://www.chalets-village.qc.ca/fr/liens.asp?lien=cotedebeaupre

 サンタンヌ渓谷 Sainte-Anne Canyon に行く。9億年前から徐々に侵食してできた滝で、段々になっているが高さ75mで流れが激しい。入園料8CAN$(700円)。
http://www.canyonste-anne.qc.ca/
 ここに来たら是非試して欲しいのが、マクニコル橋 McNicoll suspension bridge という吊り橋。高さ55mで眺めはいいです。

●シャルルヴォワ
 ケベックのリゾート地。宿泊したのは「マノワール・リシュリュー Manoir Richelieu 」1898年創業で、エレガントな雰囲気が漂う。今回は259号室で、廊下と室内は全然違いベージュ系で、目の前には海のように見えるセント・ローレンス川が見える。リバービュー1泊249CAN$〜(2.2万円)。
http://www.fairmont.com/richelieu/

 翌日、8人乗りのゴムボートみたいな船Zodiacでホエール・ウォッチングに向かう。かなりスピードが出るガイドクルーズは2時間45CAN$(3900円)。Excursions 235-4548 と書いてある。カモメが飛んでいる先に潮を吹いているミンククジラがいました。次々と出てきて、中には10m程度先のものもいました。夏から秋にかけて回遊するクジラを数種類見ることができる。
http://www.croisieresaml.com/AB.html?S=0&C=ZOD&L=En
 この船でサグネ・フィヨルド fjord du Saguenay を見に行った。高さ100m程度の滝がいくつも見えました。一番長いのは360m。滝の一番下付近にまで行ってみました。
http://pages.infinit.net/explos/publ/carnet3a.html


テレビ番組「憧れ!!夫婦で海外ロングステイ“外国と日本半年ごとの楽園生活”」

 2004年10月4日放送。 桂菊丸、松本明子、大東めぐみ、林マヤさんが案内。テレビ東京製作。

●インドネシア・バリ島
 女性に人気で、リゾートホテルが立ち並ぶ。南田豊幸さん(58歳・バリ在住5年)はスキューバ・ダイビングに魅了され、5年前にロング・ステイを決意。若返りに秘訣だという。

 メインビーチから車で30分のウブド Ubud は芸能・芸術の村。村のいたるところで無料絵画教室が開かれている。子供たちがやっている、伝統舞踊教室も無料で、誰でも参加できる。
 光森登司子(65歳)史孝さん(65歳)はバリ在住1年。大阪で暮らしているのと同じ感覚で、日本語で値切っている。神戸の新聞社に勤めていて、11年前に初めてウブドを訪れ、その魅力に取り付かれ、1995年にコテージを購入。奥さんの定年を期に本格的なロング・ステイを始めた。現在は6ヶ月毎に日本とウブドを行き来し、ビザを更新している。遅めの朝食は「タマン」というレストランで、日本語のメニューも常備。焼きそばトマト風味は1.4万ルピア(180円)で、今回7品で12.6万ルピア(1500円)。香辛料が控え目で日本人の口に合うそうです。自分の好きな時間が取れるし、重労働の食事作りから開放されるのがいいそうです。お昼は昼寝。
 住まいはヴィラ・ビンタン Villa Bintang で田園の中。20年契約で土地を借りて、友人達と協力して5棟のコテージを作った。1995年に購入価格は2.08億ルピア(260万円)。テラス、12畳のリビング、高い天井とタイル張りの床、風は素通し、家具もバリで調達し、たんす一式240万ルピア(3万円)。ただ気になるのは萱葺き屋根で漏れるかもしれないとか。大工さんも「ティダアパアパ(気にしない)」と言うそうです。
 現在、年金収入が月40万円、支出は外食中心で4万円、電気代・光熱費等が2万円、交遊費が4万円の合計10万円。ご主人は何もしないために来たから楽しいそうです。奥さんは趣味の陶芸を1日じゅうしています。時折乗馬もするそうです。
 夕方からはお寺に行って、ジュゴク演奏とバリダンスを観ました。毎夜必ずどこかで開催されているそうです。最後は舞台に上がって踊りを楽しみました。

 ロング・ステイする人への物件紹介。初心者にはヴィラIKS。バリ建築でメイドさん付きで家賃は2名朝食付きで月800万ルピア(10万円)。持ち家派の人には日本人向けの2階建の築3年中古一戸建て2LDK(45坪)で、2寝室、土地は242坪(鶏付き)で10億ルピア(1250万円)。
 バリ島が人気の理由は医療体制が充実しているため。SOSクリニックは24時間診察してくれて、日本語通訳付き。

●マレーシア・ペナン島 Penang
 桂菊丸、松本明子さんが案内。市場では食材が豊富。プラウティクス市場 Pulau Tikus では、海老が600g20リンギットRM(600円)。ピーマン1kg5RM(150円)、大きなトウモロコシは1個90セント(27円)、牛肉は1kg14RM(420円)、鶏肉1羽8RM(240円)。ここで香川県から来た木村令子(66歳)・良香(64歳)夫妻に出会う。ペナン在住6ヶ月。「これ3つ」、「これ2つ、骨抜いて」と日本語で指示していました。木村さんは全部日本語ですと言っていました(笑)下手な英語使うよりはコミュニケーションがいいそうです。

 パンタイ通り Lobuh Pantai はオフィス街で、ペナン島の経済の中心地。そこにある「スリウェルド・フード・コート Suri-weld Food Court」は屋台村。ここには中華系、インド系もあり、OLさんもここで食べる。ラーメン1杯2RM(60円)。チンタン・ライスは海南・・という店のチキン・ライスで3RM(90円)。きし麺炒め3RM(90円)、スープミーフン3RM(90円)。ラスラマ1RM(30円)はカレー味のちまき。毎日通っても飽きません。ここで、加藤英紀(60歳)・伸代さん(56歳)ペナン在住1ヶ月の夫妻に出あった。設計事務所を退職してペナンに来たという。奥さんはご飯作らなくてもいいので楽だという。町の中でもひときわ高くそびえるガニーパーク・コンドミニアム Gurney Park に住んでいて、家具は備え付け、3寝室、プール・テニスコート付きで3LDKで家賃は月2400RM(7.2万円)。ここは木の床です。娘の真由美さん(31歳)と真紀子さん(28歳)とは毎日メールしているようです。英紀さんは週2回はゴルフを楽しむ。シニアは料金は平日で80RM(2400円)。伸代さんは英会話スクール。

 物件を紹介。タンジュン・パーク・コンドミニアム Tanjung Park はホテルのような豪華さ。中は靴を脱いで入ると、白を基調とした部屋で、家具など備えてあって、居住者専用プールもあり、3LDKで月2300RM(7万円)。

 マレーシアの観光ビザは有効期限が3ヶ月、マレーシア移民局 Malaysia Immigration で長期の滞在の申請が必要。マレーシア・セカンド・ホーム・プログラム(リタイアメント・ビザ)があり50歳以上の夫婦の場合、マレーシア国内の銀行に15万RM(450万円)以上の定期預金があるか、月の収入が1万RM(3万円)以上あることがまず条件。マレーシア国籍を持つ保証人が必要だが、移民局公認団体「ロング・ステイ財団」トロピカル・リゾート・ライフスタイル社 Tropical Resort Lifestyle が保証人になってくれる。移住したいという日本人のほとんどがここにお世話になっている。石原彰太郎さんが言うには、このプログラムは日本人のためにできたようなもので、日本人は歓迎されている。この保証人代行サービス(ビザ取得手続き込み)で1500RM(4,5万円)。
 マレーシアでは人差し指で人をさすのは非礼。親指でさすのが礼儀。

 ロングステイ成功の秘訣は「何か新しい事にチャレンジする」ことかもしれない。桂さんは水上バイク1時間50RM(1500円)に挑戦した。乗馬15分40RM(1200円)〜、パラセーリング1回50RM(1500円)もある。

●カナダ・ビクトリア Victoria
 大東めぐみさんが紹介。古きイギリスの文化を色濃く残す町で、花々がきれい。バンクーバーの近くで、年間平均気温は15度で、人口は30万人。町を歩くと車イス利用者が多いことに気がつく。この町はバリアフリーの町と言われている。充実したセカンド・ライフを過ごしたいシニアに大人気。地元TVリポーターのキング・リーさんが案内してくれた。
 三戸紀昭(64歳)・和子さん(57歳)夫婦はビクトリア在住4年。日本では安い車に乗っていたが、今はオープンカーに乗る。4年前に大阪の家を売り、ここに来たそうです。観光ビザ期限の6ヶ月ごとに日本に帰国して更新しているそうです。退職金で買ったローレル・ポイント Laurel Point というコンドミニアム。白の基調の部屋で、2寝室、プール・ビリヤード・サウナなどのレクリエーション設備も完備していて、窓からビクトリアの町が絵ハガキのように見える。値段は1500万円弱。オークベイ・マリーナ Oakbay Marina も近くレジャーも格安で遊べる。 フィッシング・クルーズは6時間貸切で300 Can$ (2.5万円)。
 年金月24万円、支出は食事7万円、交遊費5万円、その他10万円で22万円。奥さんは一軒屋に畳を入れ、茶室にして(改装費40万円)、お茶を教えています。賃料は月950Can$(8万円)、週に2−3度、集まる生徒は20人、ほとんどがカナダ人。好きなことを自由にできるのがいいという。

 シニアを大事にする憩いの場がある。モントレイ・センター Monterey Center は年会費31Can$(2600円)で施設が使える。エクササイズ教室、Oak bay Library に行ってみた。センターからは無料送迎バスの利用が可能。
 老人ホームも充実しており、パークウッド・プレイス Park Wood Place は平均的な老人ホームで健常者100名と要介護者80名が入居している。看護士も24時間体制で常駐している。入居2年目のウクライナ出身のメアリー・ハートウッドさん(75歳)にお部屋を見せてもらった。朝食付きで1LDKで月1650Can$(15万円)〜。ディナーは体調や好みに応じて、好きなものを選べる。気の合う友人と食事ができます。

 コモソン・カレッジ Comosun College という1914年からある大学は10学部、生徒数7800人。根元さい子さん(62歳)はここの英語中級クラスに在学中。学生ビザを取得して来た。観光ビザは6ヶ月毎に日本で更新する必要があるが、学生ビザは1年間有効で、カナダ国内での更新も可能。奥さんの学生ビザがあれば、その家族も滞在が可能。ご主人は根元剛さん(66歳)ビクトリア在住3年。体調を崩したご主人の療養と勉強のために、気候・環境のいいビクトリアに来て、毎日の散歩で健康を取り戻したそうです。

 広瀬早智子(61歳)・清さん(64歳)は定年とともにこの町に来て、4年。日本とカナダ半年ずつの生活。カナダではホーム・パーティをして友達を増やしている。

●タイ・チェンマイ Chiang Mai
 タイ国内で日本人に一番人気がある町。北方のバラと呼ばれる。年間平均気温25.7度、人口160万人、日本人900人。各種手続きを日本語代行サービスしてくれる会社がある。ロングステイ財団サロンのAPC。ランナー総合病院 Lanna Hospital にも日本語表示がある。通訳してくれる日本語カスタマーサービスの山路志乃さんもいる。
 築2年3LDKの大きな家に月の家賃は1万バーツ(2.7万円)、生活費はメイドさん付きで月6万円。齋藤和彦(65歳)・トモさん(59歳)はチェンマイ在住1年。奥さんはピアノを弾いている。

 不動産を紹介。ルンシン・ハウジングの前原藤吾さんは「この2年間で激変している」という。日本人が満足できる物件は4万〜5.5万円くらい。現在チェンマイ郊外は怒涛の新築ラッシュ。そのどれもが日本人の住みやすさを追求したもので、リビングやキッチンが広い。市街地から車で20分で、3寝室の3LDKで月2万バーツ(5.4万円)。20年の長期リースで土地を借りて家を建てるという方法もある。20年リースの土地120坪と建物(3LDK)で700万円。今は日本でインターネットで物件探しもできる。

 インターネットで探して来たという太田公威(61歳)・美鈴さん(59歳)夫妻は、化学関係の会社を早く退職し、チェンマイ在住1ヶ月。現在は貯蓄と年金(月24万円)で生活し、寺院を巡るのが楽しいとか。メイドさんに週1度掃除をしてもらう。2LDKで月7000バーツ(1.9万円)で、NHKも見られる。奥さんは料理好きの田村千代子・松尾静江さんと月に数回タイ料理教室に通う。コック長はデーンさん。今日はパット・サトー・クンソット(海老とサトー豆の炒め物)。現在1ヶ月でヤムウンセン(海老と春雨のサラダ)、リス族の料理の「バラ肉とインゲンの炒め物」、タイ風焼きそば、パット・パックファックトーン(カボチャの炒め物)、トムヤムクンなどの10種類近くの料理をマスターした。屋台に興味しんしんで、ロティというタイ風パンケーキは、卵を包んで焼いて最後にコンデンスミルクをかける。15バーツ(40円)でおいしいそうです。ルワムチョーク市場で買物。「ロット・ダイマイカ」(まけてください)を連発していました。奥さんはタイの人を家に呼んで料理を食べてもらって、味の調節をしている。

 JATSチェンマイ語学学院の有澤剛さんはタイ語は難しいという。犬、馬、来るが、「マー」、「マー」、「マー」だそうです(笑)

●ブルガリア
 広さは日本の3分の1、人口は800万人、平均気温は春〜夏が16度、秋から冬は5度。在住日本人は130人。聖ソフィア像が首都ソフィアのいたるところに見られる。健康で長生きできて、金利で暮らせる国。文字はキリル文字。30日以内の滞在はビザが不要。長期ビザはブルガリアからの推薦状等が必要。現在ロングステイしている日本人は10人ほど。林マヤさんが案内してくれました。
 まずは130店舗がひしめく、ソフィア最大のショッピング・モール「セントラル・ハリ」に行く。通過はレフ(レヴァ)で1Lv=70円。すいか1玉2.38レヴァ(168円)、茄子1kg0.45レヴァ(32円)、トマト1kg1.05レヴァ(73円)、ヨーグルト450g0.51レヴァ(35円)。

 ブルガリアで「はい」は「ダー」で首を横にふり、「いいえ」は「ネ」で縦にふります。他にも違うのは、トイレで紙は流さないということ。掲示板に顔写真がよく貼ってあるが、これは亡くなられた方の写真です。

 夫婦でのブルガリア移住第一号で地元の新聞にも出たのは高田遼(55歳)・さとみさん(54歳)。ソフィア中央駅から電車に乗ってひまわり畑の中を通って、バルカン山脈の麓にあるソフィアの東のシプカ Shipka に向かった。ソフィアからカザンラクまで3時間12分、特急1等車で12.9レヴァ(910円)。ここで車に乗り換えて30分、バラの谷に向かう。ここのバラは、香料用のバラの世界のシェア80%になる。原料となるのはダマスクローズで開花時期は5−6月。250本のバラを使って100mlしか取れない。エッセンシャルオイルはわずか0.5mLで50レヴァ(3500円)。午後8時に到着。
 高田さんはブルガリア在住3年3ヶ月で、元翻訳家。こちらでは働かなくても住んでいけることに気がついた。家具は備え付けの2DKの30坪の賃貸で、庭付き一戸建てで、月8400円。生活費は月3−5万円だそうです。銀行の金利が1年もので7.5%なので、1400万円の預金で利子が年間105万円、生活費が年間60万円なので、年間45万円ずつ増えている。奥さんはとうもろこし、きゅうりなどを作って、味をブルガリアに広めるのが夢だそうです。
 高田さんの紹介でシプカに住み始めたのは、板橋賀津男(76歳)・初枝さん(65歳)でブルガリア在住6ヶ月。1LK約21坪に住み、家賃は180レヴァ(12600円)で、年金が月10万円。唯一の不満はバスタブがないことくらい。こちらは自然に囲まれてこせこせしてないのがいいそうです。村のお祭りも楽しそうでした。

 オーガスタ・スパ・ホテル Augusta Spa Hotel は温泉療法で有名。ブルガリアには550箇所以上の温泉がある。メディカル・チェックしてから入浴する。人それぞれの症状にあわせてマッサージをしてくて、初めて水着を着て湯船に入る。お湯の中に、リラックス効果がある黒松オイルを入れている。料金は26レヴァ(1800円)〜で、神経痛、疲労回復、ストレス解消に効果があるそうです。

 クルンスコ・ハンチェで食べて健康になる。ブルガリアの料理は乳製品が基本。冷製ヨーグルトスープの「タラトール」はハーブがトッピングされている。ギョベチェという壷焼き料理は、野菜と白チーズの煮込み。これにワインとサラダをつけて3人で22.4レヴァ(1550円)。

●コスタリカ
 コスタリカはスペイン語で豊かな海岸という意味。九州と四国をあわせたくらいの面積で、国土の24%は国立公園。地球上の全動植物種の5%が生息し、映画「ジュラシック・パーク」の舞台として一躍有名となった。森の中にはイグアナ、青と赤い鳥ケツアール、ハチドリなどが生息する。首都はサンホセ。人口は33万人で在住日本人は350人。中南米一と言われる治安のよさ。年間平均気温は22度で、公用語はスペイン語。90日以内の滞在はビザが不要。移住ビザ(ペンショナード・システム)は、毎月600ドルの年金を受給していること、1年の内最低4ヶ月はコスタリカに居住することを実現すれば、比較的簡単に移住できる。

 栃木県の加瀬一夫(63歳)・キヨさん(54歳)が移住を計画中。理由は長男の和城(31歳:旅行代理店勤務)・マルセーラさん(27歳)が家族で住んでいて、孫の匠(3歳)とは一度もあったことがないので行ってみることにした。日本とコスタリカに半年ずつ住むのが夢だそうです。和城さんの家は5年前に500万円で購入したもので4LDK。
 中央市場に行ってみた。1コロン=0.25円で、じゃがいも1kg290コロン(73円)、トマト1kg250コロン(63円)。近くの食堂で食べてみた。「カサード」というコスタリカの一般的な定食で、米や豆を基本に、鶏の足のフライとスパゲッティとトマトとポテトチップス。1皿800コロン(200円)。コッテリなので自分で作る方がいいと判断した。スーパー・ソニーに寄ってみて、征露丸、ビオフェルミンなどを発見。サンホセ・シーマ病院も頼りになる。最新機器も揃っていて、旅行者用の保険も効くので心強い。
 ラフティングに挑戦してみた。1回33200コロン(8300円)。奥さんはコスタリカの花々に心を奪われていた。スケッチが昔から好きなので、ずっと描いていたら、孫たちも描きはじめました。那須に比べても気候がいいので楽だそうです。

 物件を紹介。アパルトテル・ラ・サバナ Apartotel La Sabana は静かなプールサイド、キッチン付きの1LDKで1ヶ月約8万円〜。

●マレーシア・ペナン島で本音トーク
 ホテル・パラダイスで7組のご夫婦(加藤、木村、湯沢、石渡、竹丘、木村、大橋)に来てもらって話しをしてもらった。海外に暮らして本当によかったことは物価が安いこと、食事がおいしいこと、メイドさんがいること、しがらみがないこと。
 夫婦関係におきた変化は、一人では何もできないので、二人で一人っていうことがわかったこと。二人の考え方が違うっていうことがよくわかって、お互いを見つめなおして、夫婦はこうやって生きていかないといけないとわかったことだそうです。
 全員ここに来てよかったと言っていました。


テレビ番組「道浪漫」、2002年10月20日は山本太郎さんでカナダ

 フレーザー川に紅鮭が戻ってきた。今年は、ビッグランという4年に1度 の大量の鮭が遡上(そじょう)する年。200万匹。
 バンクーバーから500km上ったフレーザーに紅鮭のふるさとがある。 紅鮭のマークが道路脇にある。それをたどるとアダムス川があり、そこにベ ニザケが真っ赤になってたくさんいた!産卵してから死ぬ。シュースワップ 湖でも。遡上中のサケを捕獲するのは禁止されている。ベニザケの調査をし ていたので手伝った。
 チェイスの街を探索した。おばけカボチャがあった。ハロウィンのディス プレー用だった。畑にはでかいのがゴロゴロ。過去一番大きかったのは 200kgだったという。ハロウィン後は捨てられるのだという。ゴールデ ン・イヤー・ファームではとれたての野菜や果物を販売。パンプキン・パイ も人気。

 今年は4年に1度のベニザケ・フェスティバルが10月25日まで開催さ れている。ベニザケの木彫りがあった。作者はラウンド・ハウス・ギャラリ ーのジョン・ダーニングさん。ギャラリーを開いて12年。ベニザケの木彫 りは425カナダドル(33000円)。

 ネイティブ・カナディアンの人が夜の漁をするというので、つきあう。夜 8時、船のへ先に籠をつけて薪を入れ火をつけて出漁。取れた魚は冬のため にスモークする。スモークするのに適する red willow という木を採る。 イクラ丼を食べられるように用意していて、食べたが、1日醤油につけてお くべきでした。
 気長に3日スモークする。サケは煮て、いくらも煮てパンにのせてから食 べる。

 スェット・ロッジを体験。ネイティブ・アメリカンの秘儀。川沿いのテン トの中で、焼いた石に水をかけて汗を流す。神聖なので儀式中の内部の撮影 はできない。30分汗をかいて、アダムス川で泳ぐが、気温は5度。 山本さんは精神的なものを体験したようです。
 死んだサケはプランクトンを発生させ、それを稚魚たちが食べて大きくな る。無駄にはならない。

 宿泊はクアアウト・ロッジ・アンド・リゾートで大自然を満喫できる閑静 なホテルで1泊75カナダドル(6000円)〜。


テレビ番組「モモコ一家の夏やすみ、笑いと感動カナダ紀行、幼い兄弟の大冒険」

 2002年8月31日放送。
ご主人小林政仁さん、仁一郎君(7歳)、政之助(3歳)との旅。モモコの お腹には次の子が入っているとか。エアーカナダで関西空港から8時間50 分でバンクーバーへ。関西テレビ製作。

●バンクーバー
 人口200万人、トロント、モントリオールに次ぐ第3の都市。海と山の コントラストが印象的。スタンレーパーク、ガスタウン、ロブソン通り。
 グランビル・アイランドの Public Market。レタス1個50円。スモーク サーモン100gC$5.50(440円)。メイプルシロップは500ml C$12(900円)〜。これをプレーンヨーグルトに入れて食べるのが カナダ流とか。
 グランビル・アイランドのシーフードレストラン Bridges でランチ。ロ ブスターのオーブン焼き600gC$35(2800円)。サーモンバーガ ーC$14(1100円)。魚貝類のトマトソースC$18(1400円) はブイヤベースみたいな感じ。
 子供グッズ専門店 TJ's the Kiddies Store に行く。三輪ベビーカーは 14000円。洗面台900円。

●ウィスラー
 車で2時間。有名なスキーの街、カヌー、乗馬もできる。マウンテンバイ クでスキー場を下りてくるのも人気。
 宿泊は Montebello というところのログハウス風コテージを一軒借りた。 6人まで泊まれて34000円(3 bed room, kitchen, living、暖炉付, C$420〜)。バルコニーにはジャグージもあった。2寝室で2万円〜、1寝室で9600円〜もある。
http://www.resortquest.com/
 ベア・ウォッチングに出かける。Bear Viewing & Mountain Ecology Tours のアーサーさんがガイド。大人 C$169 (13500円)、子供 C$159 (12700円)。 現在11の熊の家族が住んでいる。標高1800mに来ると雪も残っていま す。出発して90分、ブラックベアがいた。
 Alpha Lake でにじますのルアーフィッシングに挑戦。クリスさんがガイ ドしてくれた。ウェダースーツを装着して湖に入っていって、ゆっくり投げ てゆっくりひく。Green Lake に移動して挑戦。ヒメマスをゲットしたが、 逃げられた(笑)湖の横で調理した。
 Whistler mountain bike park で仁一郎君がマウンテンバイクに挑戦。 インストラクターのエリックさんが指導。だが、足が地につかないので、許 可がおりなかった。仕方なく、ロッククライミング The Great Wallに挑戦 。インストラクターはボブさん。1日パス大人 C$15 (1200円)、子供C$10( 800円)。レッスン付きC$30(2400円)〜。
 仁一郎君は Cal-Cheak Climbing Area の高さ20mの岩に挑戦して上ま で上がった!
 Blackcomb Mountain Adventure Zone で空中ブランコ Flying Trapeze に 挑戦。1フライト C$10(800円)。地上7mで政之助君がやった!お父さんは 涙ぐんでいました。
 二人の子供だけで買物に行かせる。ほのぼのしました。

●ペンバートン
 車で北上すること30分の農村 Pemberton の観光農園 North Arm Farm でラズベリー狩に挑戦。摘んでいる最中に食べるのは無料。すごく甘いが酢 っぱいのもあるとか。ラズベリー・ピッキングは1kgC$1.75 (140円)。
 このままジャムを作れる。ラズベリー500g、砂糖500gを鍋に入れ て煮ること30分。


テレビ番組「道浪漫」2002年6月16日と7月7日は高嶋ちさ子さん・加羽沢美濃さんでカナダ

 バイオリニストの高嶋ちさ子さんとピアニストの加羽沢美濃さんは漫才コ ンビ。赤毛のアンの物語の舞台はプリンス・エドワード島は、『世界で最も 美しい島』と呼ばれている。

●シャーロットタウン
 ここでは1864年カナダ連邦成立に向けての会議が開かれた。
 自転車に乗って「?」の旗を背負った人が巡回している。巡回観光案内所 というわけです。夏の観光シーズンのサービスだという。

●フレンチリバー
 海辺の可愛い町を紹介してもらった。5−6月にはロブスターの漁が許さ れる。猟師のウィリアム・ピジョンさんのお宅でロブスターをいただく。

●フラットリバー
 シャーロットタウンの東。牧場の中のB&Bを勧めてもらった。装飾品は バイオリンにちなんだもの。オーナーのルパージュさんはバイオリンを作っ ている。バイオリンの宿と呼ばれている。ストラディバリウスの部屋は1泊 朝食付きで65Cドル(5900円)。ここで演奏会。
「フィドゥル・ファーム」というB&B。
 子供たちに声をかけた。ポテト・ソックスという遊びをしている。

●キャベンディッシュ
 島の北にある。モチーフになった場所。グリーン・ゲイブルズはアンが暮 していた家のモデルで、「アンの家」として国の施設として公開されている 「緑の切妻屋根」の家。入場料:大人5Cドル(450円)子供2.5Cドル (225円)。

●パークコーナー
 小さな池がある。アンが「輝く湖水」と名づけた場所。これらは作者の ルーシー・モード・モンゴメリーゆかりの場所。そのほとりにはモンゴメリ の叔母さんの家があった。現在のグリーン・ゲイブルズ博物館。オーナーは パム・キャンベルさん。猫好きだったとか。入館料:大人2.75cドル(250円) 子供0.75cドル(70円)。
 「赤毛のアン」誕生の部屋に入ってみた。ここで書いて1907年出版し た。馬車3Cドル(270円)。湖水の岸辺でアイスクリームを食べてみた。 アンが初めて食べたのが湖水の岸辺だった。ちなみにこの日の気温は5度 だったとか。

●コンフェデレーション・ブリッジ
 5年前に完成。カナダ本土と島を結ぶ橋で13kmで世界最長。ボーデン ・カールトンにあるらしい。通行料は往復で43Cドル。

●モンクトン
 橋を渡って、本土側に1時間で着く場所。ここにマグネティック・ヒルが ある。下り坂を下りたところで車を止めてブレーキをはずすと、車が上に上 がっていく。ボールを置いても登る。本当は先端がのぼりになっていている が、目の錯覚で下りに見えるらしい。一応、ずっと下りにはなっている。
 プティコディアック川では、1日2回朝と夕方に面白い現象が見られる。 川が逆流し始めた。タイダル・ボーアと呼ばれる現象で、世界一干満の差が 激しいのでこういう現象が見られるとか。

●島
 冬は寒いので、キルトは女性が作っていた布。バーナ・バンクスさん宅を 訪問した。壁には作品が飾られている。バーナさんは島の風景を表現した。 日本にも何度か来ているという。
 高嶋さんがアン、加羽沢さんがマシューズのコスチュームで登場して、演 奏をした。

 あなたにもありませんか?思い出の一冊。行ってみましょうよ。その舞台 に。好きな本を携えて。


●ニューファンドランド島。
カナダの一番東に位置し、タイタニック号が沖に沈んでいる。北海道よりも北。


●セント・ジョンズ
 州都セント・ジョンズは世界有数の漁港として栄えてきた。街のシンボル シグナル・ヒルの丘には頂上にあるカボット・タワー。入港する船にシグナ ルを送っていた。
 タイタニック号は1912年4月15日に、ここから584km離れた処 で沈んだ。
 ニューファンドランドは16世紀にイギリス初の植民地になったが、ウォ ーター通りはその時にできた最も古い通り。街でアコーディオンを弾いてい る人がいた。最も有名な曲を演奏してもらった。「イカが地面で踊ってる」 アイルランドからの移民が多く、バッテリー地区は古きよき時代の面影を残 す場所。黄色い家があり、可愛いものが置いてある。手作りの展望台も作っ てある。今年80歳になるアルバート・スパークスさん宅。港がよく見える が誰にでも見せてくれるらしい。
 ざとうくじらが夏前に見られる。沖のししゃもを食べにくるらしい。島の 人は子持ちのメスは捨ててオスのみ食べるとか。

●トリニティ
 セント・ジョンズの北西。おとぎの街。
セント・ポール教会はカンダで最も古い教会の一つで木造。パイプオルガン を弾かせてもらったが、貴重なフイゴを使ったものでした。
 トリニティ・フォークアートは土産物屋さん。手編み製品がある。帽子は 15ドル(1350円)。一人で製作しているというおばあさんに会いに行く。 62歳のヘレン・ゴールドワーシーさん。32年前からやっているらしい。
 宿泊はフィッシャーズ・ロフト・イン。ホテルの前は大西洋。インテリア も自慢で10室。一泊:99ドル(約9000円〜)屋根裏部屋はスィートで144 ドル。夕食は街一番といわれるホテルの食堂。伝統的なパイ料理。アザラシ の肉を使っているという。
 沖には氷山が見える。氷山の通り道になっているという。高さ50m近く になるという氷山が時折見られるという。氷山ウォッチングのボートツアー が出ている。一人55ドル(5000円)。港から1時間で到着。上は白だが、緑や 青色に輝く。氷山の寿命は2〜4年。海の下には大きな氷がある。氷山のか けらを持ち帰られる。氷は1万年以上前に凍りついたものでピュア。


テレビ番組「旅サラダ」2002年6月は及川麻衣さんでカナダ


 エアーカナダで行ったらしい。

●バンクーバー Vancouver
 第3の都市で、海と湖の街。ギャスタウンは発祥の地。街のシンボル蒸気 時計は止まっていた。フォルス・クリーク・フェリーが出ている。2C$ (170円)。可愛い船で12人乗り。ダウンタウンとグランビル・アイラ ンドを結ぶ。昔は倉庫街だったが、今はレストランやショップが並ぶ。中で もパブリック・マーケットにはいろいろなものが並ぶ。
 The Fairmont Waterfront のレストラン「ヘロンズ」で変わった食材を食 べる。「ブリティッシュ・コロンビア州の野菜とガーデン・チューリップの サラダ」が前菜。甘味があっておいしいらしい。「きざみチューリップ添え マグロのレアステーキ」がメイン。チューリップとレモンのクリームタルト がデザート。これは季節限定メニューで39.95C$(3400円)。食 べたい人は来年の5月に!ホテルの上に栽培しているらしい。
 Grouse Mountain にスカイ・ライドで登る。往復17.95C$(150 0円)。10分で雪の残っている展望台に到着した。夜景を見た。綺麗!

●トフィーノ Tofino
 バンクーバー島の西。人口1300人。夏に観光客が来る。ホエール・ ウォッチング。ツアーに参加した。Jamie's Whale Stationで8人乗りくら いのボートで行く。白頭ワシも、ブラックベアも船から見える。見えるポ イントでは野生のラッコやアシカがいる。コククジラが出た!春はメキシコ からアラスカに向かうクジラを見れる。今回は非常に近いところまで来た! クジラの吹く潮が匂うらしい(笑)途中で降りて30分トレッキングして 温泉に!海のすぐ近くにある。約50度のお湯。水着着用で入れる。海が見 える。硫黄の匂いがするらしい。ホエールウォッチング&温泉ツアーは89 C$(7500円)。
 ホテルは遠浅のビーチの隣にある Wickaninnish Inn 。自然との調和を 追求した46室のこじんまりした4つ星ホテル。木のぬくもりを感じさせる 明るいロビー。今回は316号室。暖炉がある。流木のインテリア。ここは コーナールームで1泊380C$(32300円)。バスルームから海を 眺めることができる。
 サンセット・ビーチを散歩した。とても広い。ジョギングや犬と散歩して いる人がいる。


●ウィスラー Whistler
 車でバンクーバーから2時間。5月でもスキーが楽しめる。ウィスラービ レッジではアウトドアやスポーツの店が多い。「ルーツ」は長野オリンピッ クでカナダチームのユニフォームに採用されたブランドの店。レザー・ ジャケット 699C$(59400円)にはアイスホッケーで金メダルを獲得した記念 のマークがある。他にも小物が3000円〜8000円程度?
 宿泊は The Westin Resort Spa。2000年にオープンした最も新しい ホテル。ショッピングモールにもアウトドア系の店が並ぶ。419ある全て の部屋がスィートタイプ。暖炉付き?。1ベッドルームスィートは249-689 C$(21200-58500円)。キッチンも充実している。Avello Spa Health Club でエステ。風水に影響を受けて、影が出ないように配慮されている。ホット ロックマッサージを受けた(85分、220C$、18700円)。背中の下にも、足の 指の間にもはさんでくれる。
 ラフティングに挑戦。インストラクターから簡単な講義があって出発。み んなで漕ぐ。8人乗りくらい。雪解け水で水が多い。139C$ (11800円)。 途中でスタッフの一人が崖を登り、川に飛び込んだ。18kmのコースを 2−3時間かけて下る。
 Blackcom Helicopters でヘリスキーをやりに山頂にいく。必ずガイドが 付いてスキーヤーのレベルに合わせてコースを選んでくれる。575C$(48900 円)。雄大な景色の中を滑った。3kmくらいのコースらしい。

●オカナガン・バレー Okanagan Valley
 ウィスラーの東500km。オカナガン湖を有名にしたのはオゴポゴとい う怪獣。晴天の日が多くブドウ栽培に適する。30以上のワイナリーが点在 している。高台の Mission Hill のワイナリー・ツアー(試飲付き、5C$、 430円)に参加。まずブドウ畑。次いで24000本の赤ワインが眠る貯蔵 庫。
 Old Vines Patio で食事。湖を見ながら食べられる。野菜とハーブの プリオッシュ 8C$(680円)、ホタテとマッシュルーム・トリュフのソースか け 14C$(1190円)。おいしいらしい。エスプレッソ・クリーム・キャラメル 7C$(600円)。


●カルガリー
 カルガリータワーが街のシンボル。高さ190m。ロッキー山脈も見え、 東には大平原が見える。1988年冬季オリンピックが開催されたので、 スキーのジャンプ台が見える。入場料 大人 7.95C$(680円)。
 Canada Olympic Park のジャンプ台に登ってみた。相当高い。横の小さな ジャンプ台では子供達が練習していた。入場料 7C$(600円)。ボブスレーの 会場は映画の舞台になった。雪がないと最高速度90kmのボブスレーに 乗れる。体験ボブスレーは 45C$(3800円)。目線が低いのですごいスピード 感だそうです。

 カウボーイの町でもある。カウ・タウンと呼ばれる。7月にはカルガリー ・スタンピードが開催され、カウボーイに占領される。「アルバータ・ブー ツ」というお店を訪問。Boots ばっかり1万足以上ある。カナダ騎馬警察隊 のブーツもここで作られていて、595C$(50600円)。隣に工場がある。265C$ や495C$や 525C$ のを見せてもらう。
 Ranchmans はカウボーイが集まるパブ。店内にはカントリー・ミュージッ クが流れる。いろっぽいお姉さんたちがいる。Lunch Steak C$4.95 Fish Chips C$8.95と書いてあった。ロデオマシンがあったので挑戦。2C$(170円) 水曜〜土曜のみ。ダンスフロアもある。
 Homeplace Ranch という宿泊施設のある牧場に行った。乗馬や食事を通じ てホストと仲良くなれる。3泊4日(1日3食付き)636C$(54000円)。寝室 は個室になっている。オーナーのマックさんにつれられて乗馬。ミュールジ カなども見れた。カウボーイスタイルの豪快なバーベキュー。

●ヘッド・スマッシュド・イン・バッファロー・ジャンプ
 バッファローの牧場があった。この近くにある断崖は世界文化遺産に登録 されている Head-smashed-in Buffalo Jump。5000年以上昔からバッファ ローの狩が行われていた。崖から落としていたらしい。Interpretive Center はその資料館。入場料大人 8.50C$(720円)。崖の上に出てみた。


●ウォータートン・レイク国立公園 Waterton Lakes
 5月で大吹雪になった。カルガリーの南、アメリカとの国境。とりあえず 宿泊の Kilmorey Lodge に行く。木の優しさを感じる。好きな部屋を見て選 んでからチェックインをする。デラックスツイン 151C$ (12800円)、1ダブ ルベッドは 98C$(8300円)。1キングベッドは 178C$(15100円)。1クィーン ベッドは 113C$(9600円)。デラックス・スィートは 194C$(16500円)。
 吹雪後に湖の向こうに雄大なカナディアン・ロッキーが見える。エルクな ども姿を現した。雪の溶けたウォータートン Waterton Townsite を散策。 アイスクリームを食べている人が多い。ビッグホーン・シープ、ミュール・ シカ、ハチドリなどの野生動物を街の中で見られる。街のキャンプ場にも 可愛いリスがいる。キャメロン滝は雪解けでダイナミック。16億年前の 堆積岩の上を流れ落ちる滝はこの時期が一番迫力があるという。
 Waterton Lakes Golf Course でゴルフをした。プレイフィーは平日は30 C$(2550円)。
 夕食はロッジの人気レストラン「The Lamp Post」。ここで食事するため だけに来る人もいるとか。数々の賞も受賞している。ブラックタイガー、 メープルシロップとウィスキーのソテー 9.85C$(850円)。骨付きエルク、 赤ワインソースかけ 34.95C$(2970円)。思ったほどクセはないらしい。デザ ートはサスカトゥーン・ベリー・パイ 5.95C$(500円)。温かいのと冷たいの とが口の中で混ざる人気デザート。
 早朝にバードウォッチング。湖のまわりにはカナダ・グース、イエロー・ ランプト・ワグナー、白頭ワシ、ハゴロモガラス。このカラスは背中がオレ ンジ色で鳴く時に羽根を広げて可愛い。
 クルージングに参加。ショアライン・クルーズ 24C$(2040円)は国境を越 えてアメリカに入って湖を一周する。山の木々が切り取られた線が見えるが 、これが国境。
 プリンス・オブ・ウェールズ・ホテルは丘の上に立つウォータートンの シンボル。外観は緑が入ったカラフルでロビーは4階まで吹き抜け。今回は 7号室のスィートルーム。シックな雰囲気。レイクサイド・スィートは 799 C$(67900円)でバスタブは女性に人気の猫足。ベランダに出ると目の前は湖 とロッキー山脈。普通の部屋だと32000円程度。オフシーズンだともっ と安い。


テレビ番組「道浪漫」2002年6月16日は高嶋ちさ子さん・加羽沢美濃さんでカナダ

 バイオリニストの高嶋ちさ子さんとピアニストの加羽沢美濃さんは漫才コ ンビ。赤毛のアンの物語の舞台はプリンス・エドワード島は、『世界で最も 美しい島』と呼ばれている。

●シャーロットタウン
 ここでは1864年カナダ連邦成立に向けての会議が開かれた。
 自転車に乗って「?」の旗を背負った人が巡回している。巡回観光案内所 というわけです。夏の観光シーズンのサービスだという。

●フレンチリバー
 海辺の可愛い町を紹介してもらった。5−6月にはロブスターの漁が許さ れる。猟師のウィリアム・ピジョンさんのお宅でロブスターをいただく。

●フラットリバー
 シャーロットタウンの東。牧場の中のB&Bを勧めてもらった。装飾品は バイオリンにちなんだもの。オーナーのルパージュさんはバイオリンを作っ ている。バイオリンの宿と呼ばれている。ストラディバリウスの部屋は1泊 朝食付きで65Cドル(5900円)。ここで演奏会。
「フィドゥル・ファーム」というB&B。
 子供たちに声をかけた。ポテト・ソックスという遊びをしている。

●キャベンディッシュ
 島の北にある。モチーフになった場所。グリーン・ゲイブルズはアンが暮 していた家のモデルで、「アンの家」として国の施設として公開されている 「緑の切妻屋根」の家。入場料:大人5Cドル(450円)子供2.5Cドル (225円)。

●パークコーナー
 小さな池がある。アンが「輝く湖水」と名づけた場所。これらは作者の ルーシー・モード・モンゴメリーゆかりの場所。そのほとりにはモンゴメリ の叔母さんの家があった。現在のグリーン・ゲイブルズ博物館。オーナーは パム・キャンベルさん。猫好きだったとか。入館料:大人2.75cドル(250円) 子供0.75cドル(70円)。
 「赤毛のアン」誕生の部屋に入ってみた。ここで書いて1907年出版し た。馬車3Cドル(270円)。湖水の岸辺でアイスクリームを食べてみた。 アンが初めて食べたのが湖水の岸辺だった。ちなみにこの日の気温は5度 だったとか。

●コンフェデレーション・ブリッジ
 5年前に完成。カナダ本土と島を結ぶ橋で13kmで世界最長。ボーデン ・カールトンにあるらしい。通行料は往復で43Cドル。

●モンクトン
 橋を渡って、本土側に1時間で着く場所。ここにマグネティック・ヒルが ある。下り坂を下りたところで車を止めてブレーキをはずすと、車が上に上 がっていく。ボールを置いても登る。本当は先端がのぼりになっていている が、目の錯覚で下りに見えるらしい。一応、ずっと下りにはなっている。
 プティコディアック川では、1日2回朝と夕方に面白い現象が見られる。 川が逆流し始めた。タイダル・ボーアと呼ばれる現象で、世界一干満の差が 激しいのでこういう現象が見られるとか。

●島
 冬は寒いので、キルトは女性が作っていた布。バーナ・バンクスさん宅を 訪問した。壁には作品が飾られている。バーナさんは島の風景を表現した。 日本にも何度か来ているという。
 高嶋さんがアン、加羽沢さんがマシューズのコスチュームで登場して、演 奏をした。

 あなたにもありませんか?思い出の一冊。行ってみましょうよ。その舞台 に。好きな本を携えて。


テレビ番組「カナダ・メイプル街道を行く、西村由紀江」

 2001年1月上旬?KBS京都製作。

●メイプル街道
 「ヘリテージ・ハイウェイ」はケベック・シティからモントリオールを経 てトロント、ナイアガラ・フォールズに通じる道。紅葉が鮮やかなので、 メイプル街道と日本で言われている。

●ケベック・シティ
 カナダは仏英の領土争いがあった。この街の名前は狭い道路に由来する? 1608年サミュエル・ド・シャンプランが小さな砦を築いた。毛皮貿易の ために1820年頃、要塞シタデルを作った。旧市街のシンボル、ホテル・ シャトーフロントナックがある。北米で唯一のユネスコの世界遺産として 登録された街。
 1759年アブラハム平原で戦いがあり、英が勝ち1763年パリ講和条 約、1774年ケベック法を制定。

●モントリオール
 フランス語圏で、6−7割がフランス語を話す。地下街は巨大。ダルム広 場はモントリオール発祥の地。その周辺には古い建物が多い。世界の女王 マリア聖堂、ノートルダム教会(北米で最大)。6000本のパイプを持つ パイプオルガンがある。

●イースタン・タウンシップス
 モントリオールの南東。紅葉が人気。とてもダイナミックで冬はスキー場 で賑わう。

●アルゴンキン州立公園
 トロントの北東。カナダでも紅葉の穴場である(9月〜10月初旬)。 大小の湖もきれいで、動物飛び出し注意の看板が多い。特に Moose (アメ リカン・ヘラジカ)

●ナイアガラ・オン・ザ・レイク
 1792年イギリス統治時代のオンタリア州州都。街並みを保存すること になっている。ブルゴーニュと同じ緯度でワイン作りも盛ん。アイスワイン がある。冬までつるに残したブドウから造られる。独特の甘味があり、凍っ たまま摘まれる。Hillebrand は名門。ここで食事もする。「カリブのテン ダーロイン・ロースト」、デザートのチョコレート・チーズケーキにアイス ワイン。

●トロント
 人口400万人、18世紀英仏の争いの結果、英領となった。出会いの場 所という意味らしい。到るところで見かけるのはムースの像。2008年の オリンピック誘致のためらしい。今300頭以上あり、ピカチュウ・ムース もいる。
 エンターテインメントが盛んで、劇場は、ニューヨーク、ロンドンに次ぐ 規模。
 Glenn Gould は1955年6月にニューヨークで録音したバッハのゴルト ベルク変奏曲で22歳でデビューした。爆発的に売れた。ロイ・トンプソン ホールに使用したピアノが残っている。真夏でもコートとマフラーと手袋を 着用した。1964年、31歳でコンサート活動を中止してレコードに専念 した。歌いながら弾いたし、腕を振り上げて演奏もした。
 1932年9月25日にトロントで生まれた。母の親類にグリーグがいる とも言われる。手袋の先は切ってあって、ピアノが弾けるようにしていた。 5歳で作曲家を目指し、8歳で音楽学校に入学、14歳でトロントのマーシ ーホールでデビュー。トロントでは、あるアパートに住んでいて、近所付き 合いもしなかったらしい。一人で行動するのが好きだった。感染症をすごく 気にしていた。バッハは数学的なので好んだし、理解できたのだろう。
 CBC(カナダ放送協会)にはグールドの名にちなんでつけられたスタジ オもあり、ここのホールに子供の頃から使っていたピアノが置いてある。 1982年、脳卒中で50歳で死去。マウント・プレザント墓地に眠る。

●ナイアガラ・フォールズ
 1万年以上もの月日を経て作りあげられたナイアガラは「雷のように轟く 水」という意味。


テレビ番組「超過激、オーロラ争奪、爆笑バトル in カナダ」

 2001年3月18日頃放送。山本浩之アナウンサー、カイヤ、渡嘉敷勝男、 久本朋子、陣内智則がオーロラを見るのに挑戦。1人だけ見られるという企画 。2001年は最高のオーロラを観る機会だった。関西テレビ製作。エアーカナダ でバンク−バーに行った。

●バンクーバー
 グランビル・アイランド。1970年代の再開発でオシャレなスポットに 変身した。市場で果物、ベーグルなど物色。ビーズ専門店 Beed Works で、 アクセサリーを作った。C$2.00 (160円)〜。
 The Robster Manでロブスターを物色。1ポンド(450g) C$15.98 (1300円) 〜。買ったら、お湯の中に入れてくれる。20分!食べられる。
 地ビールメーカー The Creek Brewery (The Granville Gland Hotelにあ るらしい?)。特別に試飲させてもらった。

 ホテルはパシフィック・パリセイド・ホテル(ロブソン通り)はブティック スタイル。最上階のペントハウスは特に豪華。総料理長が料理してくれた。 ウエストコースト・シーフード・ポットラッチ、グリルドアトランティック サーモン・メープルバターグレーズ、

 これからクイズやゲームなどをやる。渡嘉敷対カイヤは渡嘉敷の勝ち。 負けたカイヤはスモークサーモンを作って帰国することになった。
 Salmon Villageという店で教えてもらった、MM チャーターの井上正彦さ ん(Vancouver25年) とカイヤはキングサーモンを釣る。1泊させてもらう。 朝6時出航!野生のアザラシ発見!釣り始めるとすぐ釣れたが小さい。カナ ダでは24.5インチ(62cm)以下のキングサーモンは全てリリースすることにな っている。その後釣れない。結局釣れなかったが、仲間が準備してくれた。 Salmon Village の Salmon Smoke House でスモークしてもらう。三枚にお ろし、骨抜きし、塩と黒砂糖で味つけ、冷蔵庫で1晩ねかし、12時間スモ ークし、12時間乾燥させる。

●ウィスラー
 ここでクイズやゲームなどをやる。久本対陣内は久本の勝ち。 負けた陣内はヘリコプターでパトロール隊に体験入隊。
 ウィスラースキーパトロール隊のスノーモビルに乗る。総勢100名。夕 方になったので、みんな残っている人を降りるように案内するのにスキーで 出発。終わるとスノーモビルで食事の場所へ行く。山小屋風の建物。ここは チーズフォンデュで有名な店。
 翌日、スノーケーブ(かまくら)を作る。3時間!リラックスして中で 乾杯!隊員の服をプレゼントしてくれた。

 ホテルはウェスティン・リゾート&スパ。654号室、暖炉付きのすてき な部屋。アヴェロ・スパ、フット・トリートメント、45分C$45 (3600円)。 ホット・ロック・マッサージ 85分 C$220 (17600円)。 エステティシャンは日本人・関尾さん。

●ホワイトホース
 ユーコン準州、バンクーバーから北西へ2700km。飛行機で2時間。 気温零下30度。犬ゾリで有名。
 ここでゲームをやって、渡嘉敷対久本は渡嘉敷の勝ち。タキニ温泉で疲れ を癒した。雪の中の露天風呂。イン・オン・ザ・レイクで休む。この部屋の 目の前に出た!


テレビ番組「旅サラダ」2000年11月は川上麻衣子さんでカナダ東部の旅

 エアーカナダで行ったらしい。

●トロント
 カナダで人口が一番多い都市。「人々が集うところ」という意味。シンボ ルのCNタワーに昇る。553.33m!最初の展望台は350mでエレベ ータで1分(高速!)。エレベータを乗り継いでスカイスポット(447m )へ。オンタリオ湖が海のように見える。下にはスカイドームが見える。超 高層ビルも下に見える。オブザベーション・デッキには床がガラス張りの所 もある。入場料20.75c$(1470円)。

 トロントの観光は2階建ての観光バス。2時間ツアー29c$(2060 円)。1899年にできた旧市庁舎、ホッケーの殿堂など市内のあちこちに ムース(へら鹿)の像が見える。恵まれない子供たちに寄付金を集めるため に326体作ってある。各々にスポンサーがついている。いろんな芸術家が 作っている。コンサート会場の前の池にいるムースは、「ウルフギャング・ アマデウス・ムーツァルト」という名前がついていた。ラジオ局の前のは、 「ラジオ・ムース」、宝石店の前のは「プリンセス・ムースリナ」、他には ポケモンに似た「ポケ・ムース」もいた。

●セント・ジェイコブス
 西へ車で1.5時間。St.Jacobs という村。木曜と土曜に開かれるファー マーズ・マーケットは1日に2万人来るとか。ここにしかないメイプル・シ ロップもある。フタにAMBER と書いてある。「The Fritter Co.」という所 で、輪切りにしたリンゴのフライ「アップル・フリッター」0.6c$( 40円)とホットなアップル・サイダー0.75c$(50円)を食べる。 アップル・フリッターは癖になりそうとか。お砂糖にシナモンがまぶしてあ るらしい。
 泊まったのは、古い大邸宅を改造したヘリテージ・インというタイプの カナダに多くあるホテルで「Jacobstettel Guest House」という。泊まった のは壁紙もセンスのいい、大きな部屋。ソファも机も暖炉もある。1泊朝食 付で1室180c$(12800円)。

●ストラットフォード
 Stratford はイギリス調で、シェークスピアの故郷にちなんで名づけられ た芸術の街。アミレット The Amlet というアートのお店に寄ってみた。 ワイヤージュエリーの店。その場でも作ってもらえる。
 街を流れるエイボン川。3つの劇場で5月〜11月中旬にシェイクスピア をはじめいろんな演劇が上演される。2300人収容の Festival Theatre では日曜日の午前中にバックステージツアーをやっている。5c$(360 円)。この日は「屋根の上のバイオリン弾き」だった。昨夜は違う芝居をや っていたらしい。セットは1日で作るらしい。セットやら衣装から剣から、 アクセサリーまで全部一夜で作るらしい。多い時は140人もかけるとか。
 その夜、Fiddler on the Roof を見た。

●キングストン
 水の要所。オンタリオ湖がセントローレンス川に流れ込むところ。クィー ンズ大学、市庁舎など英国調である。市庁舎の裏でキングストン・マーケッ トも開かれている。カエデのリースがある。35c$(2450円)。ハロ ウィンの時に使うらしい。ヘリテージ・インのホシェラガ・インに宿泊。 19世紀の建物で、23部屋。今回は301号室。可愛い部屋で、1泊朝食 付で1室190c$(13500円)。アンティークの家具を使っている。 リビングもついている。下が水色、上が白の部屋。さらに上の階にベッドル ームもついている(屋根裏かな?)。

●ガナノクエ(サウザン・アイランド)
 船に乗ってサウザン・アイランドに行く。3時間クルーズで大人17c$ (1200円)。セントローレンス川に浮かぶ997個の島。岩だけの島も あわせると1800個。避暑地としても有名。1つの島に1軒の建物という パターンが多い。小さい島で建物付で3000万円くらいらしい。
 100年前に作られたボルド城(アメリカ領)を見学。16世紀の北欧の お城をイメージして作られた。入場料、大人4.25US$。ニューヨーク のホテル王、ジョージ・C・ボルトさんが奥さんのために作ったお城で、完 成まであと半年というところで奥さんが亡くなったので、中止してしまった 建物。1904年には現存の階段もできていなかったという。このお城のい ろんな場所にハートのマークがある。

 サウザン・アイランドドレッシングはボルトさんがボートの中で出したも の。近くの Ship's Gallery に食べにいった。レシピは5人分で、マヨネー ズ0.5カップ、ケチャップ小さじ2.5、レモン汁小さじ1、ビネガー小 さじ2弱、レリッシュ大さじ1、塩こしょう小さじ1。レリッシュという 刻みピクルスを入れるのが特徴。ガーデンサラダ4.95c$(350円)

 スカイデッキの展望台に登った。夕方。入場料大人6.95c$(490 円)、川と島がきれいに見える。その向こうに夕陽が沈む。

●モントリオール
 セントローレンス川に浮かぶ街。五大湖に浮かぶ島、人口300万人で、 カナダ第二の都市。旧市街には北米最大のノートルダム大聖堂、市庁舎など 19世紀に作られた建物がある。シャック・カルチェ広場。オールド・モン トリオールは観光馬車でまわるのが雰囲気が楽しめる。30分、35C$( 2500円)。ニューシティにもクライスト・チャーチ・カテドラルがある 。その横の広場から新旧のビルを見比べると面白い。その間にあるドアを入 るとエスカレーターがあり、降りると教会のしたが地下街の商店街になって いる。プロムナード・ドゥ・ラ・カテドラル。その中のキャンドル専門店の 「クレール・ド・リュヌ」に寄ってみた。漢字で「炎」と書いたロウソクで 10C$(710円)などがあった。

●ロレンシャン高原
 北へ車で2時間。世界で一番紅葉が美しいと言われる。空からも見ること ができる。水上飛行機ツアーで20分42c$(2980円)。すごくきれ いです!黄色が多いが、色とりどりで、絨毯の上にいるような感じがする。 紫色に近いものも、赤も緑もある。

●モン・トランブラン
 中心都市の一つ。冬はスキーの街。可愛い建物がいっぱい。ル・ウェステ ィン・リゾート・トランブランは8月にオープンしたてのリゾートホテル。 暖炉もある。トラディショナル・ルームで1泊222c$(15760円) で暖炉付。今回は、523号室、リビング、キッチンもある。ベランダに 出られる造りで、1ベッドルーム・スィート、1泊300c$(21300 円)。
 ディナーはケベック州はフランス文化圏なので、ケベック風フランス料理 の店、La Forgeラ・フォージュに行く。前菜は子牛の胸腺とヤギのチーズの タルト、13.95C$(1000円)。メインはケベック産子豚のグリル ・リンゴとハチミツのソース、33c$(2340円)。日本人好みのソー スかもしれないと言っていました。デザートはフレッシュ・フルーツとマス カット・アスピック、12.50c$(890円)。

 翌日はトランブラン湖で釣り。釣りガイドはセルジョさんの船で。サーモ ンやマスをルアーで狙うが、ダメ。鏡のような湖面。キャスティングもして みた。
 紅葉のサイクリング・コースでマウンテンバイクを借りる。2時間17c $(500円)。

●ハリファックス
 ノバスコシア州の州都。大西洋に面した港町。のんびりした感じ。19世 紀の雰囲気を残すダウンタウン、坂の多い町である。1750年建築のカナ ダで最初のセントポール英国国教会、オールドタウン・クロックなどがシン ボルでもある。美しい建築。
 港と町を見下ろす場所にハリファックス・シタデル国定史跡がある。19 世紀に大英帝国の軍がフランスから守るためのもので、函館の五稜郭に似て いる。銃も撃つ。すごい音!正午には午砲と言って大砲を撃つ!今回は皆が 期待していたが不発だった!とても珍しいらしくて年に1回あるかないかだ という。入場料3.75〜6can$(シーズンによって異なる)。
 大西洋海洋博物館に行く。ここの港はあのタイタニック号の引き上げ基地 になった。入場料6c$(430円)。引き上げられた品が展示されている。 デッキチェアとか。錫製スプーンとか。ファーストクラス・ラウンジの壁板 まであった。このものはデカプリオが最後に沈んでいく時につかまっていた 板のモデルになったらしい。

●プリンス・エドワード島
 車を北に走らすと、Confederation Bridge というプリンス・エドワード島 へ向かう長さ13kmの橋がある。赤毛のアンの舞台のこの島。穀倉地や森 がパッチワークのように並ぶ。アメリカ人には避暑地でもある。
 ホテルは Dalvay-by-the-seaa ダルベイ・バイ・ザー・シーというすてき なホテルで、ほとんどが木で作られている。ロビーには暖炉がある。今回は 9号室に泊まった。木の壁、木の天井、ピンクのベッドカバーのツイン。1 泊2食付2人まで325c$(23000円)でソファーもある。木のドア を開けるとトイレ・バス。さらにドアを開けるとベランダに出る。

 New Glasgow Lobster Suppers で夕食。教会の運営資金を稼ぐために地元 の奥さんたちが、町の集会場でロブスター料理を出したのが始まりという。 前菜はムール貝食べ放題でバケツ1杯出てきた。ムール貝は別のムール貝の 2枚の貝殻で肉をはさんで取り出して口へもっていくらしい。ロブスター2 ポンド(900g)。溶かしたバターにつけるとおいしい!!あとサラダ、 デザート、飲み物、パンがついて?、2ポンド・コース34.95c$( 2480円)安い!!

 ルーシー・モンゴメリーが書いた赤毛のアンの舞台の Green Gables house に行く。牧歌的。実際にはルーシーの従兄弟が住んでいた家(実際には マシューとマリアが住んでいた家)なのだが、アンはここに貰われてきた。 ガイドのダグさんが説明してくれた。当時のままにしてあった。マシューは 足が悪いので部屋は1階にあった。アンの部屋はなかなか可愛い。白いベッ ドカバー、赤い服、ダイアナに贈ったロウソクもある。
 ここでしか買えないイチゴ水 (Raspherry Cardial) を飲む。1.5c$ (110円)。アンの絵がラベルに描いてあるのを買って飲んだ。アルコー ルは入っていない。シロップの味に近いらしい。

 ケンジントン駅跡。アンが島に着いて、迎えを待っていた時のモデルの駅 だといわれている。可愛い駅でもある。


テレビ番組「地井武男と遠藤久美子の秋色カナダ大自然紀行」

 朝日放送制作、2000年放送。地井武男と遠藤久美子。エアーカナダで大阪から9時間。ブリティッシュ・コロンビア州の大自然を満喫した。

●バンクーバー
 街のいたるところに緑がある。人種が多い。カナダは多くの移民を受け入れてきた。スタンレーパークののどかさの様子が紹介された。
 グランビル・アイランドの市場 Public Market 。野菜、魚、サーモンもある。1キロ20C$くらい?フレーザー川のものやアラスカ産のものがあるという。これからが旬である。フレーザー川の河口に来る。意外に濁っている。鮭はここから1000キロ昇っていくらしい。

●ウェスト・バンクーバー
 橋を渡った先。ロッキーの大自然を描き続けた画家の絵があるという。Buckland Southerst 社。メアリー・サウサーストさんが説明してくれた。その画家はカナディアン・ロッキーに住むデニース・レマスターさん。Monk's というモンク・マックィーンで夕食。湖べり?川べり?

●コロンビア湖の東。
 クランブルックから北へ向かう。コロンビア湖の東にデニースさん宅はある。すれちがう車は少ない。まわりは山また山。デニースさんは湿地の鳥の保護、環境保護の運動をしている。

●フェアモント・ホット・スプリングス
 ここのフェアモント・ロッジに行く。ゴルフ場もある。カナダでは水着で入るプール感覚がほとんど。滝つぼ温泉もある。滝全体が温泉です!ここは眺めがいいし、豪快!
 ヒストリカルバスという先住民が穴を掘って入っていたモノに入る。ここは眺めが凄い!

●エメラルド・レイク
 ヨーホー国立公園のエメラルド・レイク。行く途中で色が変わってくる。遠藤久美子はバンクーバーから直接飛行機で来た。エメラルド・レイクは自家用車は厳禁。バスに乗って移動。息を呑む景色です。空の色と同じ色だと言う。山の形もユニーク。エメラルド・レイク・ロッジに宿泊。部屋一つ一つに暖炉もある。
 朝、湖面から霧が立ち昇っている。カヌーを借りて漕ぎ出す。360度どこを撮っても絵になる!
 エメラルド・レイクから北東へ、タタカウ滝の方へハイキングコースを歩く。タタカウ滝は岩山を100−200m落ちる滝。

●クリアウォーター
 午後から車でドライブ。ロッキー山脈から西へ、カムループスに移動し、アダムス湖右に見て、北のクリアウォーターに向かう。途中、Little Fort General Store (ガソリンスタンドの後ろ)でニジマスを釣ってもよいという許可証 Non Tidal Angling Lisence を購入する。
 乗馬。クリアウォーター・バレー周辺で行う。Helmcken Falls Lodge に宿泊するとアウトドアができる。オーナーのジョイスさんは行かないが、グレンさんとカレンさんが案内役。足でお腹を蹴ると「行け!」手綱を引っ張り「ウォー」と言うと「止まれ!」。
 お昼前に釣り(フライ・フィッシング)をしたが、一匹も釣れない。仕方なく持参した魚をダッチ・オーブンという焼き方で魚にレモンをかけて焼いた。お肉もでかい!塩・胡椒はしていない。
 地元のペルトンさん一家を訪問。森を開き、土地を耕して自給自足を目指しているという。ログハウスを自力で建てている。本格的である。遠藤さんは料理を作る。ミリンがないので、メイプルシロップと白ワインを使って、肉じゃがを作る。まぁまぁの味らしい。鮭はアダムス川が有名だという。

●チェイス
 南へ下った。アダムス湖から流れ出るアダムス川、ネイティブ・カナディアンのシュスワップ族の記念館がある。クアアウト・ロッジに着いた。ここに博物館がある。シュスワップ族のオリバーさんがスモークサーモンの作り方を教えてくれた。サーモンをさばくのに使った道具も多くある。
 リトル・シュスワップ湖が隣。ティーピーという昔の住居(テント)。ここの横で奥さんが鮭を3枚におろした。そして2−3cm毎に皮は残してカットして煙でいぶす。
 スウェット・ロッジというサウナがある。長老のアーニー・フィリップさんが枝で水を焼いた石にかけていく。古代よりけがれた男性の体と心を汗をかくことで浄化する儀式らしい。
 昔は毎年、何百万匹というサーモンが上がってきていたが、今は4年に1度らしい。前回は98年がビッグランだった。
 サーモンがそじょうしてくる場所を教えてもらい、見に行くことにした。今年は少ない年。見えた。苦労した鮭ほど、体が赤くなるらしい。そして、産卵してから死ぬ。死んだのは白と銀色になっていた。


テレビ番組「道浪漫」9月はニューヨーク〜ナイアガラ〜トロント

 熊本マリさんの旅。UAで行ったらしい。

●ニューヨーク
 15年ぶりのニューヨークらしい。3年間学生時代に留学していた。Viva Brasil にて演奏している。牛の彫像が多くいるニューヨーク。マリさんはここで「モーツァルト」というのに興味を持つ。
 ミッドタウンの Milburn ホテル。NY留学中に2年間を過ごした場所。実は当時は家賃40万円のアパートメント型だった。98年に全面改装したらしい。ルームメイトはシルビアさんで、1504号室だった?景色が素晴らしかったそうだ。ブロードウェイを通って、懐かしい通学路。76th から67th のジュリアードまで歩いていた。歩いて15分。ヨーヨーマ、ジェームス・レバインなどを生み出してきているジュリアード。訪問した日は夏休みだった。一番の思い出の練習室に入ってみた。どの部屋にも Steinway Sons のピアノが置いてある。辛い思い出があるらしい。スカル・ラッティのソナタを弾いてみた。
 カーネギーホールの隣接の Russian Tea Room 。昔は指をくわえて通り過ぎていた高級店。超ゴージャス。店のコンセプトはファンタジー版帝政ロシア。マドンナやポール・マッカトニーもご用足し。真中の熊の置物は実は、水槽である。スモークサーモンのパンケーキ$14.ボルシチ$10.75などをいただく。

●AMTRAK
 翌朝、ペンシルバニア駅から11:50発の281号でナイアガラ・フォールズに向かう。列車は自由席で8時間かかる。左側の方が景色がよい。食堂車で紅茶とシナモンパイを買う。左側はハドソン川。マリさんはこれを見ていて「エデンの東」のテーマを思い出すとか。途中下車。

●アルバニー Albany
 ニューヨーク州の州都。中央に州庁舎。120年前に25億円かけて作られた。町並みは静けさと美しさ。カテドラル・オブ・オールセインツに立ちよる。1884年建設。ゴシック調としては、アメリカで5番目に大きい。ストラビンスキーやパデレフスキーも演奏会を開いたという教会。残響が5秒というのが good!
 街一番のB&Bの The State House は6部屋しかなく、いつも予約でいっぱい。1888年建立。シックでエレガントで、部屋は東洋的$150〜。女性彫刻家がアトリエにしていたという部屋に泊まった。

●ナイアガラ
 水の量は毎時2830トン。アメリカ滝とカナダ滝がある。霧の乙女号は5月〜10月下旬まで、$8.25.風の洞窟ツアー Cave of the Winds Trip に参加。靴を履き替える。灰色でタビみたい。黄色のレインコートを借りて着るが、臭いらしい。5月〜10月中旬まで$5.50.エレベータを降りてハリケーンデッキという木の橋を渡る。バケツで頭から水をかけられている状態!
 レインボーブリッジを渡る。国境をまたぐ。アメリカ滝とカナダ滝が見える。今回はカナダ滝の近くでピアノを弾く。滝の水しぶきがかからなくなるまで待つこと2時間。ビナステラの「アルゼンチン舞曲」。

 夜のナイアガラはライトアップしている。ナイアガラ・イルミネーションタワーで働くピーター・ゴードンさんを訪れ、カラリングをさせてもらう。

●ナイアガラ・オン・ザ・レイク
 車で20分、19世紀初頭の街並、イギリス王室の避暑地としても使われた。リーフ・ワイナリーを訪れた。3人で経営。アイス・ワイン C$ 46.75(3400円)。食後に飲むワインで、ブドウの収穫を遅くして冬にして、凍った状態で収穫し、凍った状態で絞る。

●トロント
 238万人のカナダ最大の都市。カナダ国営放送の建物の前にポツンと置かれているベンチに腰掛けたグレン・グールドの銅像がある。変わり者と言われた伝説のピアニスト。グールドが生前住んでいたマンションを訪問。マリさんが15歳の時に、グールドに会ったことがある。その時にもらった言葉を大事にしている。
 このトロントのベンチはトゥーショット用にはいいですよ。
 トロント・プレザント墓地のグールドのお墓を訪ねる。82年10月4日に死亡している。お墓にはバッハの「コールドベルク変奏曲アリア」の譜面が書いてありました。彼にとってかけがえのない曲だったのでしょう。

●トバーモリー
 トロントから北東に250キロと言っていたけど、北西?の港町。ヒューロン湖。ここからグールドがこよなく愛した美しきマニトゥリン島へ。フェリーで2時間。”魂の島”という意味らしい。マニトワリング・ロッジは5つ星のリゾートホテル。きれいなお庭、親子二人で経営しているホテルで、コテージ風。今回は一番人気の部屋。2階のリビングから見る景色は贅沢。1泊 C$145(10500円)。
 翌日山にハイキングに行く。少し高い断崖の上から湖と森が見える。秋になると色づいてきれいとか。ブライダル・ベール・フォールズは薄いカーテンのようなきれいな滝。裏に行ってみると涼しくて、子供たちが泳いでいる。マリさんは持参の安倍川餅を食べる。
 極上のリゾート地である。

●オタワ
 リドー運河。カナダ国立図書館が紹介された。グレン・グールドの遺品も残っている。彼にあてて書いたマリさんの手紙も残っていた。他に手紙だけでも1万通あった。最後にグールドの愛用していたピアノはこの図書館のステージに置いてあった。今でも現役。

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テレビ番組「旅サラダ」99年6月は中島史恵さんでカナダ

 最初はバンクーバーとビクトリア。定番ですね。
●バンクーバー
 まず Gastown ここは発祥の地。蒸気時計は毎時に音楽が蒸気で奏でられる(小学校とかのチャイムと同じメロディ)。Granville Island 最近人気のスポット。公設市場へ。キングサーモン1匹2000円!(長さ40センチくらい?)。また地ビールも。1本160円。試飲ツアーは$7。苦みがないらしい。銘柄は Island Gastownなど。
 珠城大酒楼で飲茶。エビぎょうざ360円(4個入り)。カイラン$6。シューマイ$4。大根ケーキなど。
 キャピラノ釣り橋公園へ。入場料 $9.95。トーテムポールなどもある。ここで2000年用のを作っていた。収録は5月15日らしい(^_^)

●ビクトリア
 バグパイプを吹いている兵隊さんもいる。イギリスから来ている人がとても多く,アンティック・ショップがとても多い。宿泊したのはエンプレス・ホテル。スィートルーム530号室で $585。お馴染みの Butchart Garden 。チューリップが満開。$15.75 の入場料。川の中に噴水も。次にサンケン・ガーデン。高い所から見ると奇麗。
●バンフ
 スキーをしていました。記録が紛失しています。失礼。
●あとケベックとモントリオールだったと思います。資料が紛失しています。失礼。


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